JP3198638B2 - 複数種類の工作物を複数種類の工具により加工する工作機械 - Google Patents

複数種類の工作物を複数種類の工具により加工する工作機械

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのパレットに複数
種類の工作物を取付けて複数種類の工具により加工する
工作機械に関する。
【0002】
【従来技術】従来、1つのパレットに複数種類の工作物
を取付け、そのパレット単位の工作物を複数種類の工具
により工作機械にて加工する場合がある。この場合に
は、作業者がパレットの各工作物の加工の有無に対応し
た外部スイッチを入切し、工作物加工の有効/無効を設
定していた。そして、その設定された外部スイッチの入
切とNC装置のブロックスキップ機能を連動させ、プロ
グラムの実行を制御していた。上記ブロックスキップ機
能とは、外部スイッチが入の場合にその外部スイッチ番
号に対応したプログラム内のブロックを無視して次のブ
ロックに移行することが可能なプログラムスキップ機能
であり、/1,/2,/3,…にて表される。そして、
複数種類の工作物に対し工具に応じた工程の最適化(複
数種類の工作物に対し同一工具にて加工できる部分をま
とめて加工し、加工終了毎に次の工具に交換するという
工程を採ると加工時間が最小となる)を図るために、図
7に示したように、工作物αNo.1,αNo.2,…,βNo.
2,…毎に各工具No.T1,No.T2,…の加工工程に対応
した加工プログラムを抽出し、工具単位の工程プログラ
ムを作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、1つのパレ
ットに取付けられた工作物が複数種類となると、それら
工作物に対応して設定すべき加工有効/無効切換スイッ
チの数が多くなり、設定ミスが発生し易い。又、ブロッ
ク1つについてブロックスキップ機能が必要となるた
め、複数種類のパレットと複数種類の工作物とから決定
される複数のパターン数が多くなり過ぎて対応できな
い。更に、工程の最適化のために、前述のように工作物
単位でなく工具単位のプログラムを作成する必要がある
のでプログラム作成が難しく、工作物が変更された場合
等にはプログラムを全面的に作成し直す必要が生じると
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的とするところは、パレット
に取付けられた複数種類の工作物の複数種類の工具によ
加工に際して、手動の外部スイッチ等をなくして作業
ミスをなくすことができると共に工作物等が変更された
場合に簡単にプログラムの変更ができ、尚且つ、複数種
類の工具による工程の最適化が図られ加工時間が短縮で
きる工作機械を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、1つのパレットに複数種類の工作物を
取付けて複数種類の工具により加工する工作機械におい
て、前記パレット所定位置毎に工作物の取付けの有無
と取付けられる工作物の種類に関するデータを取り込む
ことを指令するデータ取込指令手段と、使用する工具毎
に作成された前記パレットの所定位置に対応する複数種
類の工作物の加工プログラムを前記パレットの所定位置
単位で記憶する加工プログラム記憶手段と、前記データ
取込指令手段にて取り込まれたデータに基づいてパレッ
トの所定位置の工作物の有無を判定する加工有無判定手
段と、前記加工有無判定手段にて工作物の取付け無しと
判定された所定位置の加工プログラムをスキップし、前
記加工有無判定手段にて工作物の取付け有りと判定され
た所定位置の加工プログラム中から前記所定位置に取付
けられた工作物の種類に関するデータ及び現在使用中の
工具と一致する加工プログラムを実行する加工プログラ
ム実行手段と、前記加工プログラム実行手段が実行され
る毎に加工に使用する工具の交換を指令する工具交換指
令手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】データ取込指令手段によりパレットに対応した
所定位置の工作物の取付けの有無や工作物の種類に関す
るデータを取り込むことが指令される。次に、加工有無
判定手段により上記データ取込指令手段にて取り込まれ
データに基づいて、パレットの各所定位置の工作物の
有無が判定される。そして、加工プログラム実行手段に
より、加工有無判定手段にて工作物の取付け無しと判定
された所定位置の加工プログラムをスキップし、加工有
無判定手段にて工作物の取付け有りと判定された所定位
置の加工プログラム中から所定位置に取付けられた工作
物の種類に関するデータ及び現在使用中の工具と一致す
る加 工プログラムを実行する。 この後、工具交換指令手
段により、各工具について加工プログラム実行手段が終
了する毎に、加工に使用する工具の交換が指令される。
即ち、取り込まれたデータによってパレットの所定位置
に取付けられた工作物の有無を判定し、工作物が取り付
けられている位置に対応する加工プログラムの中から、
工作物の種類に応じたプログラムを工具毎に集約して実
行してゆく。 これにより、工作物の取付け位置毎にまと
めてプログラミングされていても、工具毎に集約して加
工が進行し、工程の最適化が図られることになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1において10は数値制御装置であり、この
数値制御装置10には、サーボモータ駆動回路DUX,
DUY,DUZ、シーケンスコントローラ11が図略の
インタフェースを介して接続されている。一方、20は
本発明に係る複数種類の工作物を加工するマシニングセ
ンタ形の工作機械である。この工作機械20は上記構成
の数値制御装置10によって制御され、上記サーボモー
タ駆動回路DUX,DUY,DUZのそれぞれによって
駆動されるサーボモータ21,22,23の回転によっ
て、複数種類の工作物が取付けられたパレットPを支持
するテーブル25と、主軸モータSMによって駆動され
る主軸26を軸架する主軸ヘッド24との間の相対位置
が三次元的に変更される。又、27は複数種類の工具を
保持する工具マガジンであり、図略のマガジン割出装置
と工具交換装置28とによって工具マガジン27内の工
具No.T1,No.T2,…が選択的に主軸26に装着され
て、図2に示されたような、パレットPに取付けられた
複数種類の工作物αNo.1,αNo.2,αNo.3,αNo.4,β
No.1,βNo.2,…の加工が行われる。
【0008】又、シーケンスコントローラ11には、コ
ンピュータ12と主軸モータSMの回転数を制御する主
軸モータ駆動回路15とが接続されている。このコンピ
ュータ12は主として、マイクロプロセッサ(以下、M
PU(MicroProcessing Unit)という)12a、クロッ
ク信号発生回路12b、ROM12c、RAM12d、
固定ディスク12e、インタフェース12f,12g,
12hによって構成され、インタフェース12hにはキ
ーボード13とCRT表示装置14が接続されている。
【0009】コンピュータ12のRAM12dには図3
に示されたようなO1(全体プログラム)及び図4に示
されたようなO10(工作物αNo.1工程No.1加工プログ
ラム)等が記憶されている(加工プログラム記憶手段に
対応する)。加工に先立ち、工作機械20の主軸26に
図略のタッチセンサが装着された後、MPU12aの処
理手順として、図3のO1(全体プログラム)が実行さ
れる。先ず、データ取込指令手段を達成するチェックプ
ログラムが実行される。このチェックプログラムを図5
のフローチャートに基づいて説明する。読み出されるブ
ロックとしては、
【数1】 G301〔Fi〕*X*Y*Z; G301〔Wj〕*X*Y*Z; G301〔Ak〕*X*Y*Z; であり、Fiはチェックするパレット面を示しiはそのN
o.、Wjはチェックする工作物を示しjはそのNo.、Ak
はチェックする工程を示しkはそのNo.、X,Y,Zは
データ取り込み測定点の座標を表している。
【0010】一例として、パレット面No.1の工作物αN
o.1の工程No.1の有無をチェックする場合について以
下、具体的な命令語を設定して述べる。先ず、ステップ
100で、パレット面No.1における工作物の面取付けの有
無がチェックされる。具体的な命令語としては、
【数2】G301〔F1〕*20*150*200; などであり、タッチセンサがパレットPの所定位置であ
る測定点(X=20,Y=150,Z=200)に位置決めされる。
この測定点には認識用のボルトが取り付けられており、
そのボルト取付位置にボルトが有るか否かによりタッチ
センサがオン/オフされる。次にステップ102に移行し
て、測定点(X,Y,Z)におけるタッチセンサの出力
がオンか否かによりデータ取り込みが有るか否かが判定
される。ステップ102でタッチセンサから信号が出力さ
れ、データの取り込みが有ると判定はYESとなり、ステ
ップ104に移行する。ステップ104では、この時の測定点
(X,Y,Z)に面取付け有りとしてF1を“1”にセ
ットする。ここで、上述のステップ102でデータ取り込
みが無い場合には、ステップ106に移行し、この時の測
定点(X,Y,Z)に面取付け無しとしてF1を“0”
にセットする。
【0011】次に、パレット面No.1の工作物αNo.1の有
無がチェックされる。具体的な命令語としては、
【数3】G301〔W1〕*100*150*200; などであり、図5のフローチャートが再び実行され、ス
テップ100で、タッチセンサがパレットPの工作物αNo.
1の位置である測定点(X=100,Y=150,Z=200)に位
置決めされる。この位置決めによりタッチセンサを工作
αNo.1に接触させてオン/オフさせる。次にステップ
102に移行して、測定点(X,Y,Z)におけるタッチ
センサの出力がオンか否かによりデータ取り込みが有る
か否かが判定される。ステップ102でタッチセンサから
信号が出力され、データの取り込みが有ると判定はYES
となり、ステップ104に移行する。ステップ104では、こ
の時の測定点(X,Y,Z)に工作物αNo.1有りとして
1を“1”にセットする。ここで、上述のステップ102
でデータ取り込みが無い場合には、ステップ106に移行
し、この時の測定点(X,Y,Z)に工作物αNo.1無し
としてW1を“0”にセットする。
【0012】次に、パレット面No.1の工作物αNo.1の工
程No.1の有無がチェックされる。具体的な命令語として
は、
【数4】G301〔A1〕*120*180*200; などであり、図5のフローチャートが再び実行され、ス
テップ100で、タッチセンサがパレットPの工作物αNo.
1の工程No.1を行うための位置である測定点(X=120,
Y=180,Z=200)に位置決めされる。これは、工作物α
No.1の工程No.1を行うために必要な前処理(例えば、リ
ーマ加工を行うための下穴加工)が施されているかを確
認するためである。次にステップ102に移行して、測定
点(X,Y,Z)におけるタッチセンサの出力がオンか
否かによりデータ取り込みが有るか否かが判定される。
ステップ102でタッチセンサから信号が出力され、デー
タの取り込みが有ると判定はYESとなり、ステップ104に
移行する。ステップ104では、この時の測定点(X,
Y,Z)に工程No.1有りとしてA1を“1”にセットす
る。ここで、上述のステップ102でデータ取り込みが無
い場合には、ステップ106に移行し、この時の測定点
(X,Y,Z)に工程No.1無しとしてA1を“0”にセ
ットする。
【0013】このようにして、複数のG301命令語が
実行されることで予め設定された必要な測定点における
データ取り込みが次々に実行される。尚、前述した工作
αNo.1と工程No.1の有無の判定を行うタッチセンサの
接触位置はパレット面取付けの判定と同様に専用のボル
ト取付けの有無をタッチセンサの接触によって行っても
良い。その結果、全ての変数Fi,Fi*Wj,Fi*Wj
*Akに“1”又は“0”が設定される。尚、上述した
ように、データ取り込み測定点には、上位の測定点から
順に、即ち、パレット面における工作物の取付けを判定
後、その工作物の工程を判定するというようにタッチセ
ンサを位置決めしデータ取り込みが実行される。従っ
て、タッチセンサはパレット面→工作物→工程というよ
うに順次位置決めされ、上位の測定点でデータの取り込
みが無ければ、以下の測定点への位置決めは無視され
る。
【0014】次に、図3に示されたように、読み出され
るブロックとしては、
【数5】100 G304 *T1*B; であり、タッチセンサは工作機械20の主軸26から外
され、主軸26には工具No.T1が取付けられる。ここ
で、Bはプログラムカウンタであり、次に読み出す命令
語の記憶アドレスを指している。次に、G302命令語
で読み出されるマクロプログラム内で上述のチェックプ
ログラムで得られたデータに基づき、加工有無判定手段
を達成するデータ判定プログラムが実行される。
【0015】命令語G302が読み込まれると、図6に
示されたデータ判定プログラムが実行される。上述のチ
ェックプログラムと同様に、Fiはパレット面を示しi
はそのNo.、Wjは工作物を示しjはそのNo.、Akは工程
を示しkはそのNo.、そして、Bはブロックスキップ指
定を表している。ステップ200では、上述のチェックプ
ログラムで取り込まれた各パレット面Fiへの面取付け
の有無が判定される。ステップ200でFi=1であると、
パレット面Fiには面取付けが有り、ステップ202に移行
する。ステップ202では、パレット面Fiに面取付けされ
た工作物Wjの有無又は命令語G302にWjが含まれて
いないか否かが判定される。ステップ202でWj=1であ
ると、パレット面Fiの所定位置には面取付けされた工
作物Wjが有り、又は命令語G302にWjが含まれてい
ない場合には、ステップ204に移行する。ステップ204で
は、パレット面Fiに面取付けされた工作物Wjにおける
工程 k の有無又は命令語G302に k が含まれていな
いか否かが判定される。ステップ204で k =1である
と、パレット面Fiに面取付けされた工作物Wjに対する
工程 k が有り、ステップ206に移行する。ステップ206
では、ブロックスキップ指定BをB+1とする。このブ
ロックスキップ指定がB+1となると次ブロックが飛ば
される。即ち、次のGOTO命令が読み飛ばされてGO
TO命令の次のブロックが読み込まれる。尚、ステップ
200,202,204の判定がNOの場合には、プログラムカウ
ンタBは変更されない。即ち、次の読出命令語は次のア
ドレスに記憶されたものとなる。
【0016】具体的なブロックとして、先ず、
【数6】1000 G302 F1*B; が読み込まれ、パレット面No.1への面取付けが判定され
る。上述のチェックプログラムでF1=1の場合には、
B=B+1とされるので次々ブロック、
【数7】1100 G302 F1*W1*B; が読み込まれ、パレット面No.1の工作物αNo.1の有無が
判定される。一方、F1=0の場合には、次のGOTO
命令が読み込まれ、そのGOTO命令によりパレット面
No.2に対する加工サイクルの命令語に飛ぶ。上述のブロ
ック1100番で、F1*W1=1となっていると、次々ブロ
ック、
【数8】1110 G302 F1*W1*A1*B; が読み込まれ、パレット面No.1の工作物αNo.1の工程N
o.1の有無が判定される。上述のチェックプログラム
で、F1*W1*A1=1となっていると、パレット面No.
1の工作物αNo.1の工程No.1が有るので、次々の、「工
作物αNo.1工程No.1加工プログラム」が読み込まれる。
【0017】上記「工作物αNo.1工程No.1加工プログラ
ム」は、図4に示されたように、O10にて設定されて
いる。先ず、
【数9】G303 T1*B; が読み込まれる。ここで、現在主軸26に取付けられて
いる工具No.と指定工具No.T1とが一致したときはB=
B+1とされ、次々ブロックが読み出される。又、現在
主軸26に取付けられている工具No.と指定工具No.T1
とが一致しない場合には次のGOTO命令が実行され、
結果として「工具No.T1加工プログラム」がスキップさ
れる。現在主軸26に取付けられた工具No.がT1のとき
は、次々ブロックである「工具No.T1加工プログラム」
が読み出され実行される。尚、以下のブロックは工具N
o.T2等の加工プログラムであるので、この場合には無
視され、図3のO1(全体プログラム)に戻り、以下の
ブロックである、
【数10】1120 G302 F1*W1*A2*B; などが次々に読み込まれ同様に実行される。このように
して工作物αNo.1に対応した工具No.T1による加工が終
了すると、次に、工作物αNo.2に対応した工具No.T1
よる加工というように同一工具のみの工程の加工を行
い、他の工程は無視し、以下工作物αNo.3,αNo.4,β
No.1,βNo.2,…と次々に工具No.T1による加工を実行
する(以上が加工プログラム実行手段に対応する)
【0018】そして、O1(全体プログラム)で、
【数11】10000 G305 100; を読み出すと、上述のブロック、
【数12】100 G304 *T1*B; に戻り、現在主軸26には工具No.T1が取付けられてい
るので、ブロック300番にスキップして、
【数13】300 G304 T1*T2*B; を読み込む(工具交換指令手段に対応する)。即ち、工
具交換として工具No.がT1からT2に交換される。そし
て、上述のブロック、
【数14】1000 G302 F1*B; 以下の処理を繰り返し、加工有無判定と実際の加工プロ
グラムの実行又は加工プログラムのスキップとを繰り返
し、パレット面No.Sまでに取付けられた全工作物の全
工程に対して全ての工具により加工し終わると、
【数15】G306 E9; が読み出され、マクロプログラム終了を確認後、
【数16】M02; を読み出し、本プログラムを終了する。
【0019】上述したように、プログラムが全体プログ
ラムとマクロプログラムなど工作物毎のプログラムから
構成されることにより、プログラム内容が分かりやすく
プログラム作成が簡単となることに加え、プログラム変
更も容易となる。又、工作物単位で工程順にプログラム
を組み込むだけで、後は、同一工具による加工を先に実
行するという加工順序の自動変更がプログラムの修正な
しに容易に行われるという効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明は、加工プログラムをパレットの
所定位置、工作物の種類、使用する工具を単位として加
工プログラム記憶手段に記憶させ、パレットの所定位置
の工作物の有無と所定位置に取付けられている工作物の
種類と現在使用中の工具のデータを取り込み、これらの
データと一致する加工プログラムを実行するようにした
ことから、パレットに対応して取付けられた工作物等の
種々のデータが自動的に取り込まれることにより手動に
よるデータ設定がないので作業ミスがなくなる。そし
て、工作物が取付けられた所定位置の加工プログラムの
中から同じ工具を使用する加工プログラムを集約して実
行するので、加工プログラムのプログラムの順番に関わ
りなく工程の最適化が図られると共に加工時間が短縮さ
れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る複数種類の工
作物を複数種類の工具により加工する工作機械の構成を
示した構成図である。
【図2】同実施例装置で使用されるパレットに複数種類
の工作物が取付けられた状態を示した説明図である。
【図3】同実施例装置で使用されるプログラム構成を示
した説明図である。
【図4】同実施例装置で使用されるプログラム構成を示
した説明図である。
【図5】同実施例装置で使用されているMPUの処理手
順を示したフローチャートである。
【図6】同実施例装置で使用されているMPUの処理手
順を示したフローチャートである。
【図7】従来のプログラム構成を示した説明図である。
【符号の説明】
10…数値制御装置 12…コンピュータ 12a…MPU(マイクロプロセッサ) 12e…固定ディスク 20…工作機械 21,22,23…サーボモータ 25…テーブル SM…主軸モータ P…パレットα No.1,αNo.2,αNo.3αNo.4,βNo.1,βNo.2…工
作物
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−228706(JP,A) 特開 昭63−47039(JP,A) 特開 平3−35962(JP,A) 特開 昭58−82648(JP,A) 特開 昭61−25749(JP,A) 特開 昭61−25748(JP,A) 特開 昭60−135161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/4155 G05B 19/4093

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのパレットに複数種類の工作物を取
    付けて複数種類の工具により加工する工作機械におい
    て、 前記パレット所定位置毎に工作物の取付けの有無と取
    付けられる工作物の種類に関するデータを取り込むこと
    を指令するデータ取込指令手段と、使用する工具毎に作成された前記パレットの所定位置に
    対応する複数種類の工作物の加工プログラムを前記パレ
    ットの所定位置単位で記憶する加工プログラム記憶手段
    と、 前記データ取込指令手段にて取り込まれたデータに基づ
    いてパレットの所定位置の工作物の有無を判定する加工
    有無判定手段と、 前記加工有無判定手段にて工作物の取付け無しと判定さ
    れた所定位置の加工プログラムをスキップし、前記加工
    有無判定手段にて工作物の取付け有りと判定された所定
    位置の加工プログラム中から前記所定位置に取付けられ
    た工作物の種類に関するデータ及び現在使用中の工具と
    一致する加工プログラムを実行する加工プログラム実行
    手段と、 前記加工プログラム実行手段が実行される毎に加工に使
    用する工具の交換を指令する工具交換指令手段と、 を備えたことを特徴とする複数種類の工作物を複数種類
    の工具により加工する工作機械。
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