JP2973770B2 - 数値制御工作機械 - Google Patents
数値制御工作機械Info
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Description
ェックを容易にした数値制御工作機械に関するものであ
る。
CNCと記す)を用いた工作機械(以後、数値制御工作
機械と記す)が普及し、加工分野における自動化、省力
化が推進されている。数値制御工作機械は、CNC、強
電シーケンス回路及び工作機械から構成されている。強
電シーケンス回路は、CNCと工作機械との間にあっ
て、種々の補助的な仕事を行うもので、機械の規模にも
よるが従来は通常200個から300個のリレー回路に
よってつくられていた。数値制御装置(以後、NCと記
す)が配線ロジックNCからCNCに移ったように、強
電シーケンス回路もリレー回路からマイクロプロセッサ
を用いたプログラマブルコントローラ(以後、PCと記
す)が主流になってきた。
Cがある。数百本の工具やオートローダを有し、複雑な
シーケンスと入出力信号を必要とする工作機械では汎用
PCが用いられるが、大部分の工作機械では内蔵型PC
で十分である。旋盤や小型マシニングセンタ用の内蔵型
PCでは、特にPCのために独立したマイクロプロセッ
サを準備せず、CNC用のマイクロプロセッサの余力を
利用してPC機能を発揮せしめることができる。この場
合、PCのための部品点数は極めて少なくて済み、信頼
性、コストともに優れたものが実現できる。
るため、機械側にPCを設置するスペースを取らなくて
済むというメリットも有する。内蔵型PCとCNCとの
間のデータの授受は特別なドライバ/レシーバを必要と
せず、共通バス(あるいはそれ相当)で済むため、PC
に必要な入出力点数は汎用PCを使用する場合に比べて
約半分となる。
設定とか、状態表示やアラームメッセージの表示など
は、CNCの操作盤を利用して行うことができ、他に別
の操作盤を必要としない。図10は、内蔵型PC付きの
CNCを使用したCNC工作機械の概要構成図であり、
図において、10はCNC部、20は工作機械部であ
る。CNC部10は、NC部1、PC部2、入出力回路
3から構成されており、NC部1はオペレータとCNC
工作機械とのマンマシンインターフェースで制御するマ
ンマシン制御部4、M指令,S指令,T指令等の補助指
令を制御する補助指令制御部5、サーボ軸の制御を行う
軸移動制御部6から構成される。
する部分で、図示しないがコンピュータと同様な構造を
もったシーケンス制御装置であり、CPUと、主として
ROM,RAMの半導体メモリからなるプログラム記憶
装置等で構成されている。入出力回路3は機械側とのイ
ンターフェース部分で、ドライバやレシーバで構成され
ており、工作機械部20の機械操作盤12や強電回路1
3、スピンドルアンプ15等に接続される。
工作機械のマンマシンインターフェースの中心となるN
C操作盤11があり、通常CRT装置やテンキー等で構
成され、NC部1のデータをCRT装置上に表示させた
り、テンキーよりデータを入力させたりする。
オペレータがマニュアル操作するためのもの、強電回路
13は機械各部14のアクチュータ等を制御するもの、
スピンドルアンプ15はスピンドルモータ16を制御す
るもの、速度制御ユニット17は18の送りモータを制
御するものである。
加工であるが、この加工を行うための補助的な仕事が多
くある。例えば、加工物の着脱、主軸モータの起動/停
止、切削油のオン/オフ、工具の選択などである。これ
らの補助的な仕事はNC部1から送られてくる補助機能
信号(M指令)、工具選択信号(T指令)などを受けて
PC部2により処理される。
ェースの説明図である。NC部1からBCD2桁のMコ
ード信号(M11〜M28)とコード読取り用信号(以
後、MFと記す)がPC部2に送られ、この送られたコ
ード信号はPC部2によって解読され、必要なアクチュ
ータが、決められたシーケンスで駆動され、指令された
動作が行われる。
と記す)がNC部1に送られる。NC部1はこれによっ
てMFをオフにする。引きつづいてFINをオフ、Mコ
ード信号をオフという順序を経て、次のブロックの指令
に進む。この動作のタイームチャートが図12に示され
る。
物の検査までの流れを示す図である。加工図面100を
見ながら、プログラマ101はNCの加工プログラムを
作成する(ステップ102)。加工プログラムは通常の
EIAフォーマットや近年多用されるようになって来た
CNCに搭載されている自動プログラム、あるいはオフ
ラインのCAM等で作成される。103はこうして作成
されたNC加工プログラムである。
ら、加工プログラム103のチェックを行う(ステップ
104)。これは、近年のCNCにはグラフィック表示
等が可能なものが多いので、加工パスの軌跡を画面上に
表示させるなどして行うことが可能である。加工プログ
ラム103が正しいと思われたら、実際に空切削で工作
機械を動かし、工作機械の動作を確認しながら加工プロ
グラム103のチェックを行う(ステップ105)。正
しく切削できると思われたら、実際にワークを取付け試
し加工を行う(ステップ106)。正しく切削できた場
合には、本格的な切削加工に入り(ステップ107)、
必要に応じて加工物を検査する(ステップ108)。ス
テップ104〜108の各段階において、加工プログラ
ムの不具合が発見された場合、加工プログラム103を
修正し(ステップ109)、ステップ104〜108の
必要な段階から再チェックする。
械は以上のように構成されているので、工作機械を動作
させながら加工プログラムのチェックを行う空切削時等
に、補助指令を全て実行させるか、補助指令ロック機能
により補助指令を全て実行させないかの二通りしか選択
できなかったため、チェックが不十分になるという問題
があった。
なされたものであり、特定の補助指令のみ、指定されて
も実行しないようにすることで加工プログラムのチェッ
クを容易に行える数値制御工作機械を得ることを目的と
する。
めになされたものであり、特定の補助指令のみ補助指令
ロック中でも実行するようにすることで加工プログラム
のチェックを容易に行える数値制御工作機械を得ること
を目的とする。
テストモードを有する数値制御工作機械において、補助
指令のうち前記テストモード時には実行しない任意の補
助指令を指定するテストモード時ロック指定手段と、前
記テストモード時ロック指定手段で指定された内容を記
憶するテストロック記憶手段と、前記テストモード時に
前記テストロック記憶手段の内容を確認して、前記加工
プログラムで指定された補助指令が実行不可のものか否
かを判定し、実行不可の補助指令の場合にはその補助指
令を実行させないようにするとともに、実行可の補助指
令の場合にはその補助指令を出力して実行させる手段と
を備えたものである。
モードを有するとともに、補助指令を全て実行しないよ
うにロックするロック手段とを有する数値制御工作機械
において、前記ロック手段により補助指令を全てロック
している状態にあっても出力して実行を可能とする任意
の補助指令を指定するテストモード時強制出力指定手 段
と、前記テストモード時強制出力指定手段で指定された
内容を記憶する強制出力記憶手段と、前記テストモード
時には前記強制出力記憶手段を確認して、前記加工プロ
グラムで指定された補助指令の実行の可否を判定し、前
記ロック手段により補助指令を全てロックしている状態
であっても、前記テストモード時強制出力指定手段にて
指定された補助指令のみを出力して強制的に実行させる
手段とを備えたものである。
ストモード時に特定の補助指令のみを実行させないよう
にすることで、工作機械を実際に動かしてNC加工プロ
グラムをテストする際、テストの妨げとなるような補助
指令を実行させないため、テストが容易になる。
れば、テストモード時に補助指令ロック状態でも特定の
補助指令のみを実行させることで、工作機械を実際に動
かしてNC加工プログラムをテストする際、必要な加工
動作のみを行わせることが可能となり、テストが容易に
なる。
る。図1はこの発明の一実施例による内蔵型PC付きの
CNCを使用したCNC工作機械の概要構成図である。
図において、1AはNC部、1OAはCNC部、51は
完了待不要の補助指令を指定する完了待不要補助指令指
定部、52は実行する補助指令を登録する実行補助指令
登録部、53は実行補助指令登録部52で登録する実行
補助指令を格納する実行中補助指令記憶部、54は補助
指令が指令された場合に実行中補助指令記憶部53をチ
ェックし、指令された補助指令を実行出来るか否かを判
定する補助指令実行可否判定部、55は実行中の補助指
令の完了を待つことなしに次ブロックを実行出来るか否
かを判定する次ブロック実行可否判定部である。
い補助指令を指定するテストモード時ロック指定手段、
57は前記テストモード時ロック指定手段で指定された
前記補助指令を記憶するテストロック記憶手段、58は
前記テストモード時に前記テストロック記憶手段を確認
し、前記加工プログラムで指定された補助指令の実行の
可否を判定するテストロック判定手段、59は図示しな
い補助指令を実行しないようにロックするロック手段に
より補助指令をロックしている状態にあっても実行を可
能とする補助指令を指定するテストモード時強制出力指
定手段である。
指定手段で指定された前記補助指令を記憶する強制出力
記憶手段、61は前記テストモード時には前記ロック手
段により補助指令をロックしている状態であっても、前
記強制出力記憶手段を確認し、前記加工プログラムで指
定された補助指令の実行の可否を判定する強制出力判定
手段である。また、図10と同一符号のものは同一内容
であり、説明は省略する。
指定を行う画面表示例である。NC操作盤11上の画面
で設定可能である。図において、161がM指令値、1
63は完了待不要のM指令を指定するテーブルである
(以後、「完了待不要」部と記す)。「完了待不要」部
163に「*」が付加されたM指令に関しては、M指令
が実行中であってもM指令の完了を待つことなしに、次
の指令を実行することが出来る。「*」の指定は該当す
るM指令の「完了待不要」部163にカーソルを移動さ
せ、完了待不要で有れば数値の「1」をキーインする。
「1」がキーインされると画面上では「*」のマークが
表示され、該当するM指令が完了待不要のM指令として
指定されたことを示す。完了待が必要のM指令であれ
ば、「0」をキーインすればよい。「0」がキーインさ
れた場合は、画面上では該当部分が空欄となる。
をロックするM指令を指定するテー ブルであり(以後、
「テストロック」部と記す)、「テストロック」部16
4に「*」が付加されたM指令に関してはテスト・モー
ド時にこのM指令が指令されてもM指令の出力を行わな
いようにするものである。「*」の指定は該当するM指
令の「テストロック」部164にカーソルを移動させ、
テスト・モード時にM指令の出力をロックするM指令で
あれば数値の「1」をキーインする。「1」がキーイン
されると画面上では「*」のマークが表示され、該当す
るM指令がテスト・モード時にM指令の出力をロックす
るM指令として指定されたことを示す。テスト・モード
時にM指令の出力をロックしない通常のM指令であれ
ば、「0」をキーインする。「0」がキーインされた場
合は、画面上では該当部分が空欄となる。
令の出力を行うM指令を指定するテーブルであり(以
後、「強制出力」部と記す)、「強制出力」部165に
「*」が付加されたM指令に関しては補助指令ロック時
にもM指令の出力を行うようにするものである。「*」
の指定は該当するM指令の「強制出力」部165にカー
ソルを移動させ、補助指令ロック時にもM指令の出力を
行うM指令であれば数値の「1」をキーインする。
「1」がキーインされると画面上では「*」のマークが
表示され、該当するM指令が補助指令ロック時にもM指
令の出力を行うM指令として指定されたことを示す。補
助指令ロック時にはM指令の出力を行わない通常のM指
令であれば、「0」をキーインする。「0」がキーイン
された場合は、画面上では該当部分が空欄となる。
プログラムの実行動作、特にM指令の実行動作について
説明する。即ち、図3は加工プログラムの加工実行動作
時のM指令の状態を示すテーブルである。このテーブル
150には、PC部2が実行中のM指令値(以後、MD
と記す)151が格納される。このMD151には、P
C部2でM指令を実行している場合には実行中のM指令
が、M指令を実行していない場合には「−1」の値が格
納されている。
M指令の出力処理を示すフローチャートである。M指令
が指令された場合、NC部1では図3で示したMD15
1の値が「−1」か否かをチェックすることでPC部2
においてM指令が実行中であるかどうかを判別する(ス
テップ1201)。M指令がPC部2において実行中で
あれば、PC部2に対して次のM指令を実行させること
はできないため、M指令の出力を未完了として終了する
(ステップ1209)。この場合、M指令が未処理であ
るから次の指令の実行には移らず、後から再度図4に示
すM指令の出力処理を行うことになる。
ば、MD151に指定されたM指令値を格納する(ステ
ップ1202)。次に、M指令値をPC部2へ出力し
(ステップ1203)、MF信号をONする(ステップ
1204)。続いて、M指令の完了待が不要のM指令か
どうかを確認する(ステップ1205)。これは、図2
において、「完了待不要」部163に「*」の指定がな
されているM指令かどうかを判別することである。
次命令実行不許可とする(ステップ1206)。この
「次指令実行不許可」となった場合、次指令の実行はM
指令の完了を待ってから行うものとする。M指令の完了
待が不要なM指令であれば、次命令実行許可とする(ス
テップ1207)。この「次指令実行許可」となった場
合、次指令の実行はM指令の完了を待つことなしに行う
ものとする。M指令のPC部2への出力は完了したた
め、M指令の出力完了として終了する(ステップ120
8)。
るプログラム中で、M指令の処理が必要な場合に起動さ
れる部分であり、図において、M指令の出力が未完了
(ステップ1209)の場合、次の周期で再度図4の処
理が行われ、M指令の出力が完 了(ステップ1208)
となるまで繰り返し実行される。
M指令の完了処理を示すフローチャートである。PC部
2において、指令されたM指令が完了した場合、完了信
号(FIN)がNC部1に対して送られる。これを受け
て、NC部1は以下の処理を行う。まず、PC部2にお
いて実行されているM指令は存在しないので、MD15
1の値を「−1」に設定する(ステップ1301)。次
に、MF信号をOFFにし(ステップ1302)、FI
N信号をOFFにする(ステップ1303)、最後にM
指令BCD出力をOFFにして(ステップ1304)終
了する。
する説明図である。201〜203はNC部1からPC
部2へ出力されようとするM指令値であり、211〜2
17はMD151の値であり、221〜226はPC部
2の内部状態である。いま、Maが指令された場合(2
01)、MD151の値が「−1」であるから(21
1)そのままPC部2へデータを出力し、MD151の
値を「a」に変更する。ここでaはMの指令値とする。
(221)。Maの実行が終了した時点(222)でM
D151の値は「−1」となる(213)。次のM指令
Mbが指令された場合(202)、MD151の値が
「−1」であるから(213)そのままPC部2へデー
タを出力し、MD151の値を「b」に変更する。ここ
でbはMの指令値である。
(223)。次のM指令Mcが指令された場合(20
3)、MD151の値はPC部2がまだMbの実行中で
あるので「b」のままであるので、PC部2へのデータ
出力を中止し、MD151の値が「−1」になるまで待
つ。
D151の値を「−1」とする(224)。これにより
NC部1はM指令McをPC部2へ出力し、MD151
の値を「c」に変更する。ここでcはMの指令値であ
る。PC部2はこれを受けてMcの実行を行う(22
5)。Mcの実行が終了した時点(226)でMD15
1の値を「−1」とする(226)。なお、図7の例に
おいて、Ma,Mb,McはすべてM指令の完了を待た
なくてもよいM指令であるとする。
C部2とのインターフェースそのままの場合を示した
が、近年多くなってきている内蔵型PCの場合には、N
C部1とPC部2とは共通メモリを有して互いにデータ
を交換できるような構造になっているものが多いため、
従来のNC部1とPC部2とのインターフェースをとる
必要が無くなってきている。
C部1とPC部2とがビット単位のデータの送受信しか
行えない場合に必要であり、内蔵型のPCを有するシス
テムで、NC部1とPC部2とが共通メモリを有してお
り、互いに自由にデータを交換できるなら、MD151
だけでM指令の処理が可能である。即ち、M指令値をN
C部1からPC部2へ送る場合には、MD151にM指
令値を設定するだけでよく、PC部2からNC部1へ完
了を通知する場合には、MD151を「−1」にするだ
けでよい。
「−1」になることで確認可能であるし、PC部2はN
C部1からM指令が送られたことをMD151が「−
1」以外の数値になることで確認できる。このような内
蔵型のPCを有するシステムの場合、図6で示したよう
に図4の処理中ステップ1203、1204を省略する
ことが可能となる。
つ必要の無いM指令を画面から設定したが、加工プログ
ラム中でM指令の完了を待つ/待たないの区別を指定す
るよ うにしてもよい。例えば、M指令の完了を待つ必要
のあるM指令は M123; のように大文字の「M]でM指令値を定義し、M指令の
完了を待つ必要のないM指令は m123; のように小文字の「m」でM指令値を定義し、図4及び
図6のステップ1205の判定を、指定されたM指令が
「M」で指令されたか「m」で指令されたかを判別する
ようにすればよい。
く、M指令の完了を待つ必要のあるM指令は M123; のようにM指令値を従来通り「+」の値で定義し、M指
令の完了を待つ必要のないM指令は M−123; のように「−」の値でM指令値を定義するようにしても
よい。この他、加工プログラム中で両者を区分する方法
として、 「M123;」 , 「Mw123;」 のようにM指令の完了を待つ必要のないM指令に小文字
を付加したり、 「M123;」 , 「M$123;」 のようにM指令の完了を待つ必要のないM指令に特殊文
字を付加したりする事も可能である。なおこのように、
完了待不要補助指令指定手段で完了待不要補助指令を区
別指定する代りに、完了待不要補助指令を加工プログラ
ム中で大文字/小文字或は符号の有無等により区別指定
可能とした場合、次指令ブロツク実行可否判定部55
は、加工プログラム中での補助指令の区別指定により完
了待要補助指令と完了待不要補助指令との判定をする。
この実施例における加工時の加工プログラムの実行動
作、特にM指令の実行動 作は、以上説明したように動作
する。
ストする場合の動作について、図1、図2及び図8を用
いて説明する。図8はM指令の出力処理を示すフローチ
ャートである。M指令が指令された場合、テスト・モー
ド時であるかどうかを判別する(ステップ1401)。
このテスト・モードの指定は、NC操作盤11上の選択
スイッチ(図示せず)で行う。
M指令の出力処理を行う(ステップ1403)。テスト
・モード時であれば、指定されたM指令がテスト・モー
ド時にM指令の出力をロックするM指令かどうかを確認
する(ステップ1402)。これは、図2において、
「テストロック」部164に「*」の指定がなされてい
るM指令かどうかを判別することである。テスト・モー
ド時にM指令の出力をロックするM指令であれば、M指
令の出力を行わずに終了する。これは指定されたM指令
を無視したことを意味する。この実施例における数値制
御工作機械は、加工プログラムをテストモードでテスト
する場合、以上説明したように動作する。
しないようにロックするロック手段が動作している状態
でテストする場合の動作について、図1、図2及び図9
を用いて説明する。即ち、図9はM指令の出力処理を示
すフローチャートである。M指令が指令された場合、補
助指令ロック時であるかどうかを判別する(ステップ1
501)。この補助指令ロックの指定は、NC操作盤1
1上の選択スイッチ(図示せず)で行う。
M指令の出力処理を行う(ステップ1503)。補助指
令ロック時であれば、指定されたM指令が補助指令ロッ
ク時にもM指令の出力を行うM指令かどうかを確認する
(ステップ1502)。これ は、図2において、「強制
出力」部165に「*」の指定がなされているM指令か
どうかを判別することである。
指令でなければ、M指令の出力を行わずに終了する。こ
れは指定されたM指令を無視したことを意味する。補助
指令ロック時にM指令の出力を行うM指令であれば、補
助指令ロック時であってもM指令の出力を行う(ステッ
プ1503)。この実施例における数値制御工作機械
は、加工プログラムを、補助指令を実行しないようにロ
ックするロック手段が動作している状態でテストする場
合、以上説明したように動作する。
ば、テスト・モード時には実行させたくないM指令を加
工プログラムを変更することなしに、実行させないよう
にすることが可能となったため、加工プログラムの実機
でのテストが安全にかつ容易に行えるようになる。
れば、補助指令ロック時にも実行させたいM指令を加工
プログラムを変更することなしに、実行させるようにす
ることが可能となったため、加工プログラムの実機動作
の確認が容易に行えるようになる。
CNCを使用したCNC工作機械の概要構成図である。
う画面表示例を示す図である。
すテーブルの説明図である。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
の変形例を示すフローチャートである。
処理を説明する図である。
をテストモードでテストする場合の動作を示すフローチ
ャートである。
を、補助指令を実行しないようにロックするロック手段
が動作している状態でテストする場合の動作を示すフロ
ーチャートである。
NC工作機械の概要図である。
である。
る。
での流れを示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 加工プログラムをテストするテストモー
ドを有する数値制御工作機械において、補助指令のうち
前記テストモード時には実行しない任意の補助指令を指
定するテストモード時ロック指定手段と、前記テストモ
ード時ロック指定手段で指定された内容を記憶するテス
トロック記憶手段と、前記テストモード時に前記テスト
ロック記憶手段の内容を確認して、前記加工プログラム
で指定された補助指令が実行不可のものか否かを判定
し、実行不可の補助指令の場合にはその補助指令を実行
させないようにするとともに、実行可の補助指令の場合
にはその補助指令を出力して実行させる手段とを備えた
ことを特徴とする数値制御工作機械。 - 【請求項2】 加工プログラムのテストモードを有する
とともに、補助指令を全て実行しないようにロックする
ロック手段とを有する数値制御工作機械において、前記
ロック手段により補助指令を全てロックしている状態に
あっても出力して実行を可能とする任意の補助指令を指
定するテストモード時強制出力指定手段と、前記テスト
モード時強制出力指定手段で指定された内容を記憶する
強制出力記憶手段と、前記テストモード時には前記強制
出力記憶手段を確認して、前記加工プログラムで指定さ
れた補助指令の実行の可否を判定し、前記ロック手段に
より補助指令を全てロックしている状態であっても、前
記テストモード時強制出力指定手段にて指定された補助
指令のみを出力して強制的に実行させる手段とを備えた
ことを特徴とする数値制御工作機械。
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