JPS63100640A - 光磁気再生装置 - Google Patents

光磁気再生装置

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Publication number
JPS63100640A
JPS63100640A JP61245235A JP24523586A JPS63100640A JP S63100640 A JPS63100640 A JP S63100640A JP 61245235 A JP61245235 A JP 61245235A JP 24523586 A JP24523586 A JP 24523586A JP S63100640 A JPS63100640 A JP S63100640A
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JP
Japan
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magneto
birefringence
optical
laser beam
light
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Application number
JP61245235A
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English (en)
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Yasuo Otsuka
康男 大塚
Yoshihiro Katase
片瀬 順弘
Toru Sasaki
徹 佐々木
Yukio Fukui
幸夫 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPS63100640A publication Critical patent/JPS63100640A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光a気再生装置に係り、特に光磁気記録媒体
に複屈折が生じた場合にもこれを禰正し、良好な信号が
得られるようにした光磁気再生装置に関するものである
〔従来の技術〕
従来の光磁気再生装置は、第46回応用物理学会学術講
演会、講演予稿果2P−ZF−3(昭60−10)に記
載のように、光磁気記録媒体からの反射レーザ光中の、
ビームスプリッタと検光子のあいだに、位相制御手段が
設けられていた。この位相制御手段によって、ビームス
プリッタおよび光磁気記録媒体等の位相差を補正し、検
光子へ直線偏光のレーザ光を入射させること忙より、Q
1比の向上をはかるものであった。
また、光学ヘッドに位相板を設げたものの例として、他
に特開昭59−129950号があるが、これには位相
板として1/4波長板が用いられ、レーザ光の往復によ
って、偏光方向’k 90’回転させるために用いてい
る。さらに同発明では、この位相板を光軸に対して一定
角度傾けて配置することにより、位相板端面の反射光が
、光源(レーザ)へ戻るのを防止する構成をとっている
さらにこの1/4波長板に関しては、特公昭52−49
48号にて、波長板の構成と位相差の関係が述べられて
いる。同発明には、174波長板の厚み、光学軸の頑き
等を変えた場合の位相変化について記載されているが、
この波長板の具体的な応用については触れていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術のうち、第46回応用物理学会学術講
演会、講演予稿集2P−ZP−5(昭6O−10)では
、位相制御手段が光磁気記録媒体の反射光路の中和のみ
設けられているため、該記録媒体(レーザ光が入射する
際に生ずる位相差については配慮がされておらず、さら
に該記録媒体で位相差を生じ、楕円偏光となったレーザ
光が、ビームスプリッタへ入射することにより生ずる、
ビームスプリッタの偏光特性の変化についても配慮され
ていなかった。
また、上記従来技術の他の2件においては、光磁気記録
媒体の位相差を補正するような配慮はなされておらず、
また光学ヘッドに位相板を用いたものでも、その目的と
する用途は、本発明とは異なるものでありた。
本発明の目的は、光a気記録媒体にレーザ光が入射およ
び反射する際に生じる位相差等の複屈折を、光学ヘッド
に複屈折補正機能をもたせることによって補正し、再生
信号部幅が最大に得られるようにして、C/N比を向上
させることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明では、波長板、また
はパビネ補正器およびツレイエ補正器等を用いた複屈折
補正手段を、レーザ光が光磁気記録媒体に入射および反
射する平行光路中に設け、また、この光磁気記録媒体を
反射または透過したレーザ光の少なくとも一部t!−2
分割し、それぞれを電気信号に変換する差動形の光電変
換系を設け、この差動出力により上記補正手段を制御す
る。
〔作用〕
本発明では、レーザ光中の複屈折を補正して、再生信号
部幅を最大に得るため、差動配置した光電変換系の差動
出力から、バンドパスフィルタを通してDCC光量成分
検出し、これを制御信号として、このDC光量成分の絶
対値が最小となるよう忙、複屈折補正手段を動作させる
ことにより、複屈折補正を行なう。
ここで、複屈折による位相差を補正するには、補正手段
が波長板の場合には、光軸に対する波長板の結晶軸の角
度を変えたり、あるいは補正手段がパビネ補正器または
ツレイエ補正器のときは、複屈折結晶の光軸上の厚みを
変えることによって、光磁気記録媒体の複屈折を補正す
る。
これにより、光磁気記録媒体にレーザ光が入射する際、
複屈折としてレーザ光へ加わるP偏光と8偏光の位相差
がδ。であったとき、補正手段によって、JDという位
相差を与えることによって、総合的忙位相差を180°
の整数倍として補正する。
すなわち先出気記録媒体の記録膜へ入射するレーザ光中
の位相差δINを、 δIN−δp 十a n■n@1 so  (n””Q
 *1 ±2. ・・−)+1>とする。また反射光で
は、入射と同じく記録媒体からレーザ光へは、同符号の
JDの位相差が加わるため、再び補正手段により、δ凰
の位相差を与えることによって、検出系へ入射するレー
ザ光中の位相差δ。u’r δOUT  ””  JD十δBmn*180   (
nmQ、±t±2.・)  121として補正する。
一方、複屈折による方位角、すなわち光a気記録媒体の
結晶軸と、レーザ光の偏光光学軸(直線偏光であるレー
ザ光の偏光方向)とのなす角度を補正するには、補正手
段が波長板の場合には、波長板の結晶軸を、レーザ光の
光軸まわりに回転することにより旋光な発生させる。こ
れによりレーザ光の偏光光学軸を旋光させ、方位角を零
に補正する。
これらの位相差または方位角による複屈折補正の結果、
光磁気記録媒体および検出系へは、常に直線偏光が入射
し、再生信号振幅を最大に得ることができ、C/N比を
向上することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例である光磁気再生装置
を示したものである。本実施例は、検出した再生信号振
幅が最大になるように補正手段を制御し、複屈折(ここ
では位相差を例にとる)を補正するものである。この図
において、1は光反射性の磁気記録膜2、およびカバー
ガラス3を有する光磁気ディスクであり、モータ4によ
って回転する。記録信号の再生は、直線偏光光源である
半導体レーザ5から出るレーザ光が、コリメートレンズ
6により平行光とされ、ビーム整形プリズム7でほぼ円
形の光強反分布に整形されたのち、ビームスプリッタで
ある第1の偏光子8で、一部を反射し、残りを透過する
。このうちの透過レーザ光は、さらに補正手段9(ここ
では位相板)およびミラー10を介して、対物レンズ1
1により集光され、カバーガラス5を透過して記録膜2
上に照射される。このとき、記録膜2に照射されたレー
ザ光は、カー効果によつ【、記f[2の記録部および未
記録部の磁気モーメントの配向状態により偏光面が変化
する。(すなわちカー回転を生じる。)また、この第1
図において、位相板9かも光磁気ディスク1側(紙面の
左側)の部分は、レーザ光の光軸まわりに90°回転し
た状態を示している。
さらにこの記録膜2からの反射光は、再たびカバーガラ
ス3を透過したのち、対物レンズ11で平行光に戻り、
ミラー10および位相板9を介して、第1の偏光子8で
、カー効果による信号成分を含む偏光方向のレーザ光(
本実施例では8偏光)がほぼ全て反射され、これと90
°の位相差のある偏光成分(本実施例ではP偏光)は、
一部反射し残り乞透過される。このS偏光およびP偏光
の反射レーザ光は、さらにビームスプリッタである第2
の偏光子12により、偏光子8と同様にS偏光はほぼ全
てを反射、P偏光は一部を反射、残りを透過する。ここ
で透過したレーザ光は、凸レンズ13で集光され、円柱
レンズ14を介してサーボ用光検出器15に入射する。
このサーボ用光検出器15は、その検出方法に応じて覆
数に分割されており、それらの出力信号を処理して、フ
ォーカス誤差信号およびトラック誤差信号(検出法は省
略)を得て、ディスクL上にレーザ光が正確に位置決め
されるように、対物レンズを制御する。
一方、第2の偏光子12で反射したカー効果による信号
成分を含むレーザ光は、凸レンズ16で集光され、偏光
ビームスプリンタ17に入射して二分岐される。二分岐
されたレーザ光のうち、一方は、第1の光検出器18a
に入射し、また他方は、第2の光検出器18bK入射し
、それぞれ電気信号へ変換される。本実施例では、この
レーザ光を二分岐する手段として偏光ビームスプリッタ
を用いたので、これらの二分岐されたレーザ光のそれぞ
れが、検光子を通過したことくなる。したがって、検光
子17と第1の光検出器18aは、第1の光電変換系1
9を構成し、また検光子17と第2の光検出器18bは
、第2の光電変換系20を構成することになる。
さらにこれらの光検出器18a、18bで検出された信
号は、プリアンプ21および22で増幅され、差動回路
23に入力される。差動回路23では、プリアンプ21
または22により入力された各信号の同位相の成分が差
し引かれ、同時に逆位相の成分が加算されることから、
再生信号のS福は2倍となって出力24される。
次に、この光磁気ディスク1の記録膜2上と第1および
第2の光1変換系19.20にて倹カされる1g号九つ
いて、第2図および第5図を用いて説明する。
第2図は、光伍気ディスク1の記録膜2、および検光子
17に入射するレーザ光が直線偏光である、すなわち複
屈折が零である場合の再生信号を示−したものである。
この図において、101および102は、レーザ光のP
偏光およびS偏光方向、103および104は、第1図
の検光子17&Cおける透過軸を示している。図に示す
よ5に、レーザ光が記録膜2に照射されると、その反射
レーザ光は、記録部と未配置部にて、角度θにおよび−
θ工の偏光面の回転を生ずる。この現象がカー効果であ
り、この回転角θにはカー回転角と呼ばれる。さらに本
実施例では、第1図に示すように差動検出の構成をとっ
ているため、同一振幅の再生信号が得られるように、検
光子17の透過軸103および104は、レーザ光の偏
光方向101および102に対して、約45゜に傾けで
ある。この第2図においては、入射レーザ光がP偏光の
直線偏光であり、これにカー回転が生じ、r!!Lm偏
光105および106となることから。
再生信号は振幅d、およびd、に【検出される。
これらの信号振幅d、およびd、は、第1図における光
検出器18aおよび18bに入射するAC光量成分であ
り、GNDレベルから、DC光量成分C3およびC3だ
けもち上がったレベルで検出される。一方このDC光量
成分は、ディスクとの表面雑音等に起因するノイズ成分
と、レーザ5の発生するノイズなどを含んでいる。しか
し、第2図のように、レーザ光中の複屈折が零の場合に
は、DC光量成分C1およびC!は互いに同じレベルで
あり、且つ同相成分である。よって差動をとることによ
りこれらは差し引かれて相殺されるため、差動出力中に
はこのDC光量成分は含まれず、ノイズレベルも低(お
さえることができる。
次に第5図は、光迅気ディスクとの複屈折が零でなく、
記録膜2および検光子17に入射するレーザ光に、この
複屈折が加わって楕円偏光となった場合の再生信号を示
したものである。この図において、第2図と同一番号を
付したものは、同一部分である。図のように、再生信号
が楕円偏光107および1080J4合は、レーザ光中
の複屈折が零の場合にはP偏の直線偏光であったものが
、位相差により楕円偏光となるために、P偏光成分が減
り、その分、新た[8偏光成分が生じ、また方位角によ
り、信号107および108の中心軸101°がずれる
このため、検出される信号振幅dIおよびd;が、第2
図の直線偏光のときに検出されるAC光量成成分、およ
びd、に比べて小さくなり、キャリアレベルが低下する
。さらにDC光量成分CB’e C@″にレベル差が生
じて、差動後もDC光量成分が残り、これに起因するノ
イズレベルが増加し、C/N比が劣化する。
ここで第2図、第5図に示した、各党電変換系にて検出
されるAC光量PムCは、次の(51式に【与えられる
PAC(θa)−ムC(θa+90°)−s in 2
 #x a s in219a e n @ $ ec
osJ@y*P、、 131 但し、 θa= 検光子透過軸とレーザ光偏光面との角度(通常
は45°) &、・Rs、 :偏光子&12の8偏光反射率Rp、・
Rp、:#      P# δ:カバーガラス50位相差(deg )η:駆Rを除
く、レーザ5より光検出器18aまたは18bまでの光
利用率 P、:レーザ出力(mW ) ここで角度は、第2図、第3図において、時計回りを正
とする。
またDC光量Pncは、次の14)、 +5)式にて与
えられる。
PDC(#JOw((cos191c@sin#a す
417届i11 c o sδ)冨十(sin19x@
cosθa” JII=−一;]1=、)1十(cos
0x*5tna(coaθa@Jルζ丁Re、*5in
2ct−s in#a 、Ir扇@ CO32(り))
・ダ・P・             (4)PDC(
θa+90°)((cosθに@5infla4「i−
E電1acosδ戸+(sinθに@Cogθa II
jR=77]石t°)”+(cos#x@sinδ(−
cosaaユ司];@ s in2α−5inθ3*セ
フ翳@ CO32(り ))・り・P、       
             +5)但し、α:方位角(
deg ) これらの各式より、差動後の各光量を求めると、ACC
光量Ac(θa)とPAC(θa+90°)は逆相であ
るため、差動出力はこれらの和となり(6)式にて与え
られる。
PAC(θa)+PAc(θa+90°)m2*5in
2θK @ s i n 2 #a * f * ! 
a c o sδ”J7”P+5(6)DC光量PDC
(#1)とPDC(θ1+90°)は同相であるため、
差動出力はこれらの差となり、(7)式にて与えられる
PDC(θa)−PDC(θa+90°)&−s i 
n 2 #a @ CO8#K * q、−5U翫@ 
sinδ*5in4C1・り・P*17) したかつ【ディスク1に複屈折がある場合、当然、 δ≠O,α≠0 であるから、(61式よりAC光量が減少し、(7)式
よりDC光量が増加することが証明され、縞3図のよう
な現象を生ずることがわρする。また同時にこれらの式
から、複屈折を補正するには、位相差δまたは方位角α
を、 δmn e too deg  (nmoe±t ±Z
 ・>α ■ 1 書 180deg(#      
      )とすればよいことがわかる。これが本発
明の基本概念である。
この複屈折は、光磁気ディスク10カバーガラス3に、
レーザ光が入射および反射する際に生ずる位相差と方位
角によるものが主であり、カッく−ガラス3の材料とし
て、ポリカーボネート等のプラスチックを用いた場合、
尋に大きな位相差を生じる。
また上記したように、光磁気ディスクLで複屈折が与え
られたことにより、レーザ光が偏光子8へ入射する際に
、すでに項内偏光107および10Bになりており、複
屈折が零の直、縁偏光105および106&C比べて、
P偏光光量が減少し、S偏光光量が増加している。した
かつ【、複屈折を零と仮定して、光検出器15および1
8・、18bで得られるべきP偏光およびS偏光光量か
ら、偏光子8と120P偏光透過率および反射率、S偏
光透@率および反射率を設計すると、結果的に複屈折が
加わった場合には、偏光子8へ入射するレーザ光のP、
8偏光光量が変わるため、上記各光検出器では設計値と
は異なる光量の信号が噴出され、見かけ上、偏光子8お
よび12の偏光特性が変化してしまうごとくなる。
本実施例は、このよう忙光出気再生f装置において多(
の整置をもたらすレーザ光中の位相差を、位相板9によ
り補正することにより、常に第2図に示すような直線偏
光とし、良好な再生信号を得ようとするものである。
そこで、この位相板9につき、より具体的に説明する。
第4図〜第6図は、−例として、結晶軸109が光軸4
1と平行な波長板9を、また8g7図〜、J9図は結晶
軸110が光軸41に斜交する波長板9を、位相板とし
て用いた場合の偏光特性を示したものである。これらの
図において、第1図〜第5図と同一番号を付したものは
、同一部分である。
萬4図に示す波長板9は、光軸41に垂直、才なわち第
5図におい′ce −o’のとき、第6図における位相
差δ−09であるが、P偏光方向101またはS偏光方
向102に角度0傾けると、第6図の42または43の
ごとく、位相差δが変化する。また第7図に示す波長板
9は、第8図のように、頌きθをθ1〜0.のよ5に変
えることにより、第9図の42または43のごとく、位
相差δが変化する。したがって第1図に示すように、こ
れらの位相板9馨、光磁気ディスク1ヘレーザ光が入射
および反射する光路中に設置し、光磁気ディスク上で生
ずるP偏光およびS偏光の位相差にさらに別の位相差乞
与えることにより、総合的な位相差を180°の整数倍
として位相補正がなされ、記録lx2および倹光子17
への入射光を直線偏光とし、良好な再生信号が得られる
ものである。
ここで、第4図〜第9図に示した波長板9は、第6図お
よび第9図に示す位相差δの正負の中心値を、180°
の整数倍に選ぶことが望ましい。またここでは位相板と
して波長板を例に示したが、これ以外の位相制御手段、
例えばパビネ補正器お上びソレイユ補正器、または単に
光弾性効果等を用いた音響光学素子等の位相板を用いて
も、同様な効果を得ることができる。
さらに、補正後の総合的な位相差が1800の奇数倍の
ときには、再生信号の1と0との関係を、電気的または
光学的に反転してもよ(、または1と00定義を反転し
てもよい。
次に、位相、WIJ御方法につき説明する。
第1図において、32は、位相板9を動作させることに
より位相差を生じせしめるアクチュエータ。
25はバンドパスフィルタ、26は位相板駆動回路であ
り、アクチエエータ3−2を駆動すること和より、第4
図〜第9図に示したように、位相板9を傾けて位相補正
を行なう。
これらの動作につき、さらに図面を用いて説明する。第
10図の113は、光電変換系19.20の各出力信号
111°、112°を表わしたもので、それぞれのAC
光量成成分、Iとd、°、およびDC光量成成分、 、
 C,を示している。カバーガラスに複屈折がある場合
は。
第3図および式141.151.17りに示したように
、DC光量成成分、7とCIとの間にレベル差を生ずる
。図の(■)はこのときの差動アンプ23の出力113
であり、光電変換系19と20のDC光量差の上に、増
幅されたAC光量成分があられれている。(ホ)はさら
にバンドパスフィルタ25を通したあとの信号113°
であり、高周波であるAC光景成分と、フォーカシング
、トラッキング等の低周波成分(1享せず)をカットし
、(7)式に示した複屈折により生ずるDC光量成分の
みが抜きとられている。さらにこのDC光量信号113
゛は、カバーガラス3の各部において位相差δ、方位角
αが一様ではないため、ディスク10回転により、時間
とともに変動する。
そこでこの変動に追従して位相差を補正するに4次のよ
うにし【行なわれる。
第11図は、位相差δを変動させたときの、(7)式よ
り求まるDC光量成分C°の差動出力信号113°を示
したものである。図のように、DC光量の差動出力信号
113゛は、レーザ光中の位相差δ−0で差動出力Oを
よぎり、且つ位相差が正または負の場合には極性が異な
り、位相差量に応じて出力が増加することから、この信
号113°を用いて位相補正を行なうことができる。す
なわち、この位相制御信号である差動出力中のDC光量
成分113°が、0になるように位相板駆動回路26に
よりアクチュエータリを制御すれば、レーザ光中の位相
差δを180°の!Ia倍に補正することができる。
このように本発明によれば、光磁気ディスク1の記録膜
2、および検光子17へ入射するレーザ光を直線偏光に
補正するため、再生信号部幅dを最大に得ることができ
、C/N比を向上することができる。さらに偏光子8に
もほぼ直線偏光に補正したレーザ光が入射するため、偏
光子8および12において、所定の偏光特性を得ること
ができる。
また、補正する複屈折の変動周波数が低い場合には、バ
ンドパスフィルタ25を01− ハスフィルタとすれば
よい。
次に、位相板9を駆動させるアクチエエータ32につい
て説明する。
第12図は、このアクチュエータ5−2の一具体例を示
したものであり、また第15図は、編12図のAA断面
である。各図くおいて同一番号を付したものは同一部分
であり、51はプラスチック等の非磁性材料からできて
いるアクチエエータ32全ジング、52および53は、
共に鉄等の磁性材料からできている鉄心であり、52が
内部に永久a石57を含む固定鉄心、53は支持部材5
5により、矢印116方向へ回転する可動鉄心である。
また54は、可動鉄心53の周囲に巻かれたコイル、5
6は、位相板9を可動鉄心53へ固定するための部材で
ある。
このように構成.したことから、固定鉄心52および可
動鉄心53には、図中の破線矢印117に示すような磁
界が発生しており、さらにコイル54には、加部−路2
6および位相板駆動回路29より、谷制御信号に応じた
電流が流されるため、可動鉄心55は矢印116方向へ
回転する。したがって位相板9は、その信号電流によつ
【0方向に傾斜制御され、その結果、位相板9を透過す
るレーザ光に位相差を与えてこれを補正することができ
る。
また、これまでに述べた位相差は、光磁気ディスク1以
外の光学素子、例えば対物レンズ11、ミジ−10,偏
光子&12などにおいても発生する。そこでこの場合も
上述したのと同じ方法で、光磁気ディスク1およびその
他の光学素子の位相差を合わせて、位相板9で位相補正
を行なえば、レーザ光を直−偏光とすることができ、C
/N比を一層向上することができる。
また上記した谷実施例中の補正手段9は、第4図〜第9
図にて説明した波長板であるが、これを荷に8g7図〜
49図に示したような結晶軸110が光軸41に斜交す
る1/2波長板、または光軸41&C直交する1/2彼
長板とし、光軸41に垂直な平面内において、且つ光軸
41まわりに角度φだけ回転して上述した制御を行えば
、ディスク1等の位相差だけでな(、方位角の変動も合
わせて補正することができ、総合的な複屈折補正が可能
となる。この場合、方位角αは(7)式から、 α讃−@1ao  (deg)  (n=Q  出先 
±2. ・>とすれば、制御信号、 I制御方法とも、
上記した位相補正と同様にして、複屈折の補正を行なう
ことができる。
さらに本発明の複屈折補正方法では、(7)式に示すよ
うにθKMOでもよく、したがってレーザ光が記録部以
外の部分(ヘッダ信号、ギャップ、ミラ一部など)を照
射しているときに行なえ、また記録時および消去時にも
、必要に応じて行なうことができる。
なお、本発明は再生信号の改善に関するものであること
から、サーボ検出系は本実施例に限らず、他の方式を用
いてもよい。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明によれば光a気記
録媒体にレーザ光が入射および反射する際に生ずる、P
偏光と8偏光との複屈折を補正することにより、光磁気
記録媒体および検光子に入射するレーザ光をほぼ直線偏
光とし、再生信号振幅が最大忙得られるため、C/N比
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての光磁気再生装置を示
すブロック図、第2図はレーザ光中の複屈折が零で円偏
光をなす場合の再生信号を示した説明図、第3図はレー
ザ光に複屈折が加わって楕円偏光をなす場合の再生信号
を示した説明図、第4図は結晶軸が光軸と平行な波長板
を示す説明図、第5図は第4図の波長板の傾き状況を示
す説明図。 第6図は第4図の波長板の偏光特性を示した特性図、第
7図は結晶軸が光軸に斜交する波長板を示す説明図、第
8図はwXz図の波長板の傾き状況を示す説明図、第9
図は第7図の波長板の偏光特性を示した特性図、第10
図は第1図における光電変換系の出力信号の波形説明図
、第11図は位相差δに対するDC光量成分の差動出力
を示した特性図、第12図はアクチ為二一タの具体例を
示した正面図、第15図は第12図におけるA−A断面
図、である。 符号の説明 1・・・光磁気ディスク、2・・・記録膜、3・−カバ
ーガラス、5・・・半導体レーザ、9・・・複屈折補正
手段、23・・・差動アンプ、25・・・バンドパスフ
ィルタ、26・・・mf&[1jDo“・   、1ヤ
ヤよ71111ゎヵ第 l 図 躬 2 図 第5図 第4図  祐5図 a 躬 9(21 第 to  m 第 12  図 第n図 1/EJ!3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源からの光を或る光路を介して光磁気記録媒体に
    投射し、その同じ光路を介して該媒体から反射してくる
    反射光を検光することにより、その中の雑音成分は同相
    に、信号成分は互いに逆相になるように、二つの光に分
    け、その二つの光をそれぞれ電気信号に変換した後、差
    動増幅器に入力し、その出力として、雑音は互いに打ち
    消し合つて減衰し、信号は和となつて増大した出力を得
    るようにした光磁気再生装置において、 前記光路に配置された複屈折補正手段と、前記差動増幅
    器の出力から雑音を検出する手段と、前記複屈折補正手
    段を駆動、制御し、検出された該雑音出力の値を小さく
    する制御手段と、を具備して成ることを特徴とする光磁
    気再生装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の光磁気再生装置におい
    て、前記差動増幅器の出力から雑音を検出する手段が、
    バンドパスフィルタ又はローパスフィルタから成り、雑
    音出力として差動DC出力を取り出すようにしたことを
    特徴とする光磁気再生装置。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の光磁気再生
    装置において、前記複屈折補正手段は、前記媒体におい
    て発生する複屈折を補正するだけでなく、前記光路を構
    成する諸光学素子において発生する複屈折をも補正する
    ようにしたことを特徴とする光磁気再生装置。
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