JPS63100212A - エンジンのバルブ駆動装置 - Google Patents

エンジンのバルブ駆動装置

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JPS63100212A
JPS63100212A JP61246084A JP24608486A JPS63100212A JP S63100212 A JPS63100212 A JP S63100212A JP 61246084 A JP61246084 A JP 61246084A JP 24608486 A JP24608486 A JP 24608486A JP S63100212 A JPS63100212 A JP S63100212A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はエンジンのバルブ駆動装置に関し、特にエンジ
ン回転数に応じて、吸気弁を駆動するカムを適宜使い分
けるようにしたものに関する。
（従来の技術） 従来、この欅のバルブ駆動装置として、例えば実開昭６
１−５８６０５号公報に開示されるように、各気筒に吸
気弁を２つずつ配置したエンジンにおいて、低速用カム
プロフィルを有する低速用カムの動きを両吸気弁に伝達
する低速用ロッカーアームを配設するとともに、該低速
用ロッカーアームの側方に、高速用カムプロフィルを有
する高速用カムの動きを低速用ロッカーアームに伝達す
る高速用ロッカーアームを配設し、該低速用ロッカーア
ームに、該低速用ロッカーアームと高速用ロッカーアー
ムとを連動状態または非連動状態に切換える油圧式切換
９手段を設け、エンジン低回転時には上記切換手段を非
連動側に切換えて吸気弁を低速用カムにより駆動する一
方、エンジン高回転時には上記切換手段を連動側に切換
えて吸気弁を高速用カムにより駆動し、吸気弁をエンジ
ン回転故に応じた開閉タイミングで開閉するようにした
ものが知られている。
（発明が解決しようとする問題点） ところが、このようなバルブ駆ｖＪ装置では、低速用ロ
ッカーアームの側方に高速用ロッカーアームを配設して
いる関係上、高速用カムと吸気弁とがオフセットしてい
るので、エンジン貴回転時、吸気弁に対してこじり力が
発生して贋動抵抗が増大し、あるいはロッカーシャフト
が偏摩耗するという問題がある。
本発明はかかる点に也みてなされたものであり、その目
的とするところは、？３連用カムから各吸気弁に至るま
での力の伝達絆路を対称にすることにより、吸気弁に対
してこじり力が発生しないようにすることにある。
（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、各気筒
に２つの吸気弁を備えたエンジンをＩｙｌ提とし、これ
に対し、各気筒の２つの吸気弁に対応して２つずつ設け
られ、低速用カムプロフィルを有する低速用カムの動き
を吸気弁に伝達する低速用ロッカーアームと、各気筒の
２つの低速用ロッカーアームの間に１つずつ配設され、
高速用カムプロフィルを有する高速用カムの動きを両側
の各低速用ロッカーアームに伝達する高速用ロッカーア
ームと、各気筒の高速用ロッカーアームに設けられ、高
速用ロッカーアームとその両側の各低速用ロッカーアー
ムとを連動状態又は非連動状態に切換える油圧式切換手
段とを備える構成としたものである。
（作用） 上記の構成により、本発明では、エンジン低回転時には
、低速用ロッカーアームと高速用ロッカーアームとが非
連動状態に切換えられ、低速用カムにより各低速用ロッ
カーアームを介して各吸気弁が駆動される。
一方、エンジン高回転時には、低速用ロッカーアームと
高速用ロッカーアームとが連動状態に切換えられ、高速
用カムにより高速用ロッカーアーム及び各低速用ロッカ
ーアームを介して各吸気弁が駆動される。
この場合、各気筒において、高速用ロッカーアームは２
つの吸気弁に対応する２つの低速用ロッカーアームの間
に配設されているので、高速用カムから各吸気弁に至る
までの力の伝達桂路が対称になり、吸気弁に対してこじ
り力が発生しない。
また、各気筒において各切換手段が共に高速用ロッカー
アームに設けられているので、この切換手段にオイルを
供給するオイル通路の構成が簡単なものになる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図及び第２図は本発明のバルブ駆動装置を３バルブ
方式のエンジンに適用した場合の実施例を示す、１はシ
リンダヘッドであって、該シリンダヘッド１の下方には
複数の気筒が形成されている。該各気筒には、この気筒
に吸気を供給する吸気ボートを開閉する２つの吸気弁２
ａ　、２ｂと、この気筒から排気を排出する排気ボート
を開閉する排気弁３とが配置されている。
また、上記シリンダヘッド１上において、吸気弁２ａ、
２ｂと排気弁３との間にはカム軸４が枢支されている。
該カム軸４には、気筒毎に低速用カムプロフィルを有す
る２つの低速用カム５ａ。
５ｂが設けられているとともに、この２つの低速用カム
５ａ、５ｂの間には高速用プロフィルを有するｉ２連用
カム６が設けられている。上記ｔｓ連用カムプロフィル
は、高速用カム６により吸気弁２ａ、２ｂを駆動した場
合に低速用カム５ａ、５ｂにより吸気弁２ａ、２ｂを駆
動した場合よりも開弁期間が良くなるようまた、リフト
量が大きくなるよう低速用プロフィルよりも全周に亘っ
て形状が大きく形成されたものである。そして、上記一
方の低速用カム５ｂと１！４速用カム６との間には、排
気弁３用のカム７が設けられている。
さらに、上記カム軸４の吸気弁側と排気弁側にはそれぞ
れ吸気弁用のロッカーシャフト８と排気弁用のロッカー
シャフト９が配置されている。そして、この吸気弁用ロ
ッカーシャフト８には、上記低速用カム５ａ、５ｂの動
きをそれぞれ上記吸気弁２ａ、２ｂに伝達する低速用ロ
ッカーアーム１０ａ、１０ｂが、各気筒の２つの吸気弁
２ａ。
２ｂに対しもして２つずつ設けられている。該低速用ｏ
ツカーアーム１０ａ、１０ｂは、その一端を各吸気弁２
ａ、２ｂのステム上に配置せしめ且つその他端を各低速
用カム５ａ　、５ｂ−ヒに配置せしめて枢支されている
。該８低速用ロッカーアーム１Ｑａ、１０ｂの吸気弁側
端部には、バルブラッシュを適正随に維持する油圧式の
ラッシュアジャスタ１１が配置されているとともに、低
速用カム側端部には、低速用カム５ａ　、５ｂとの摺動
抵抗を減らすローラ１２が枢支されでいる。
また、上記吸気弁用ロッカーシャフト８において、各気
筒の２つの低速用ロッカーアーム１０ａ。
１０ｂの間には、上記高速用カム６の動きを両側の各低
速用ロッカーアーム１０ａ、１０ｂに伝達する高速用ロ
ッカーアーム１３が、その一端を高速用カム６上に配置
せしめて枢支されている。該高速用ロッカーシャフト１
３の高速用カム側端部には、高速用カム６との摺動抵抗
を減らすローラ１４が枢支されている。該ローラ１４は
上記低速用ロッカーアーム１０ａ、１０ｂのローラ１２
よりも軸方向長さが長く設定されている。
さらに、上記排気弁用ロッカーシャフト９には、排気弁
用カム７の動きを排気弁３に伝達する排気弁用ロッカー
アーム１５が枢支され、そのカム側端部にもローラ１６
が枢支されている。
そして、上記高速用ロッカーアーム１３には、高速用ロ
ッカーアーム１３とその両側の各低速用ロッカーアーム
１０ａ、１０ｂとを連動状態または非連動状態に切換え
る油圧式の切換手段１７゜１７が配設されている。該各
切換手段１７は、高速用ロッカーアーム１３に形成され
たシリンダ１７ａと、該シリンダ１７ａに嵌挿された切
換ビン１７ｂと、該切換ピン１７ｂによりシリンダ１７
ａ内に形成された油圧室１７Ｃとを備えてなり、該８油
圧室１７ｃは、高速ロッカーアーム１３内及び吸気弁用
ロッカーシャフト８内に形成されたオイル）回路１８を
介してオイルポンプ１つに接続され、該オイル通路１８
にはエンジン回転故に応じて開閉する切換弁２０が介設
されている。一方、各低速用ロッカーアーム１Ｑａ、１
０ｔｌには、上記切換ピン１７ｂが嵌入されるｔｍ合孔
２１が形成されているとともに、該嵌合孔２１にはビン
レシーバ２２がリターンスプリング２３により切換ビン
側に付勢された状態で嵌挿されていて、エンジン低回転
時には、上記切換弁２０が閉じて油圧室１７ｃの油圧が
下り、切換ピン１７ｂがリターンスプリング２３の付勢
力によりシリンダ１７ａ内に没入し、各低速用ロッカー
アーム１０ａ、１０ｂと高速用ロッカーアーム１３とを
非連動状態にする一方、エンジン高回転時には、切換弁
２ｏが問いて油圧室１７ｃの油圧が上り、切換ピン１７
ｂがリターンスプリング２３の付勢力に抗してシリンダ
１７ａから突出して各低速用ロッカーアーム１０ａ、１
０ｂの嵌合孔２１に嵌入し、各低速用ロッカーアーム１
０ａ、１０ｂと高速用ロッカーアーム１３とを連動状態
にするようにしている。
したがって、上記実施例においては、エンジン低回転時
には、低速用ロッカーアーム１０ａ、１ｏｂと高速用ロ
ッカーアーム１３とが非連動状態に切換ねり低速用カム
５ａ、５ｂにより各低速用ロッカーアーム１０ａ、１０
ｂを介して各吸気弁２ａ、２ｂが駆動され、エンジン高
回転時には、低速用ロッカーアーム１０ａ、１０ｂと高
速用ロッカーアーム１３とが連動状態に切換ねり、？：
Ｓ連用カム６により高速用ロッカーアーム１３及び各低
速用ロッカーアーム１０ａ、１０ｂを介して各吸気弁２
ａ、２ｂが駆動されて開弁期間が長くなるので、エンジ
ン低回転域における吹返し、および低回転低負荷時のダ
イリューションガスの低減とエンジン高回転域における
充填効率の向上とが共立し、エンジンの全回転域でトル
クが増大する。
また、高速用ロッカーアーム１３は低速用ロッカーアー
ム１０ａ、１０ｂの間に配設されているので、エンジン
高回転時、高速用カム６がら各吸気弁２８．２ｂに至る
までの力の伝達経路が対称になり、吸気弁２ａ、２ｂに
対してこじり力が発生しない。
さらに、各切換手段１７が共に高速用ロッカーアーム１
３に設けら机ているので、オイル通路１８を共通化して
その構成を簡単にすることができる。
尚、上記実施例では、２つの切換手段１７，１７に対し
同一のオイル通路１８で油圧を供給して再切換手段１７
．１７を同時に切換えたが、各切換手段１７毎に別々の
オイル通路１８を設け、該各オイル通路１８に介設した
切換弁２０の切換え時期を異なえることにより、エンジ
ン中回転域で一方の吸気弁２ａを低速用カム５ａで駆動
し且つ他方の吸気弁２ｂを高速用カム５ｂで駆動するよ
うにしてもよく、このようにすれば、エンジン低回転時
におけるトルク特性線とエンジン高回転時におけるトル
ク特性線とにより形成されるトルクの谷を減少させるこ
とができる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明のエンジンのバルブ駆動装
置によれば、各気筒の２つの吸気弁に対応する２つの低
速用ロッカーアームの間に高速用ロッカーアームを配設
するとともに、低速用ロッカーアームと高速用ロッカー
アームとを連動状態または非３！！肋状態に切換える油
圧式切換手段を高速用ロッカーアームに設けたので、Ｖ
）挟手段のオイル通路の構成を簡単にしながら、高速用
カムから各吸気弁に至るまでの力の伝達経路が対称にな
り、吸気弁に対するこじり力の発生を防止して摺動抵抗
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第１図は平面図、第２図
は側面図である。 ２ａ、２ｂ・・・吸気弁、５ａ、５ｂ・・・低速用カム
、６・・・高速用カム、１０ａ、１０ｂ・・・低速用ロ
ッカーアーム、１３・・・高速用ロッカーアーム、１７
・・・切換手段、１８・・・オイル通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）各気筒に２つの吸気弁を備えたエンジンにおいて
    、各気筒の２つの吸気弁に対応して２つずつ設けられ、
    低速用カムプロフィルを有する低速用カムの動きを吸気
    弁に伝達する低速用ロッカーアームと、各気筒の２つの
    低速用ロッカーアームの間に１つずつ配設され、高速用
    カムプロフィルを有する高速用カムの動きを両側の各低
    速用ロッカーアームに伝達する高速用ロッカーアームと
    、各気筒の高速用ロッカーアームに設けられ、高速用ロ
    ッカーアームとその両側の各低速用ロッカーアームとを
    連動状態又は非連動状態に切換える油圧式切換手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンのバルブ駆動装置。
JP61246084A 1986-09-16 1986-10-16 エンジンのバルブ駆動装置 Expired - Lifetime JPH081125B2 (ja)

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