JPS6299739A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

Info

Publication number
JPS6299739A
JPS6299739A JP23947185A JP23947185A JPS6299739A JP S6299739 A JPS6299739 A JP S6299739A JP 23947185 A JP23947185 A JP 23947185A JP 23947185 A JP23947185 A JP 23947185A JP S6299739 A JPS6299739 A JP S6299739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
distance
measuring device
original
distance measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23947185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Yamakawa
正 山川
Nobuhiro Kasama
笠間 信裕
Tsutomu Watanabe
努 渡辺
Masakazu Hiroi
広井 雅一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP23947185A priority Critical patent/JPS6299739A/ja
Publication of JPS6299739A publication Critical patent/JPS6299739A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複写装置、特に原稿の被写面を上向きにして
複写を行なう複写装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の複写装置は像担持体の上方に原稿台を有し、原稿
はその被写面を下向きにして原稿台に置いて複写する方
式のものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この方式では、例えば、閉じ代を有する
木を複写する場合、見開き頁を複写するごとに、本を引
くり返して頁をめくり、再び引くり返さなければならな
かった。このため、重量のある分厚い本であれば木の反
転と頁めくりに手数がかかって作業性が悪いし、取り扱
いに慎重さが請求される貴重な古文書であれば、反転さ
せているうちに傷みがひどくなり、破損するおそれがあ
った・ また、一般に凹凸のある立体的な原稿をそのまま複写す
ると、その表面の凹凸によって光路長が変わるので、ピ
ントのポケた複写像しか得られなかった。例えば、本を
原稿台の上に下向きにして置いた状態で複写すると、閉
じ代付近の光路長が変わり、焦点深度が浅くなるので、
その部分のピントがポケた複写画像しか得られなかった
。そこで1通常は本を押えつけることによってできるだ
けポケを少なくするようにしているが、このようにすれ
ば木の傷みが大きいので好ましくなかった。
このピントのポケを解決するには、本の被写面を上にし
て被写する方式を採用し、被写面の上にガラス板をのせ
て複写する方法が考えられる。しかし、この方法の場合
は、本の反転は不要になるが、容置を複写するごとにガ
ラス板を持ち上げて頁めくりをしなければならないので
1作業性が悪い。また、ガラス板は、これを本の被写面
に押しつけても、この被写面がガラス板に必ずしも完全
になられないので、その部分の複写画像がポケることが
あるし、あまり強い圧力で押しつけると原稿が傷むおそ
れがあった。
この発明は、このような従来の問題点を解決するために
なされたもので、(1)被写面に凹凸のある原稿でもピ
ントのあった被写画像を得ることができ、かつ、(2)
原稿の操作が簡単で、原稿を傷めるおそれがなく、(3
)どのようなサイズの原稿でも常に美しい複写画像を得
ることができる複写装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するためのf段〕
この発明に係る複写装置は、原稿の被写面を上向きにし
て載置する原稿a首手段と、被写面を露光する原稿照明
手段と、原稿載置手段に載置された原稿の被写面との間
の距離を測定する距離測定手段と、原稿照明手段の光の
被写面による反射光を感光体−ヒに投影する光反射手段
と、距離測定手段の出力によって原稿の結像基準面から
被写面までの距離を@算し、その距離に応じて光反射手
段を移動させて被写面から感光体までの光路長を一定に
保持する制御手段とを有し、かつ、距離測定手段を、原
稿蔵置手段の所定位置に載置した基本となる最小の原稿
の移動方向と直角方向の中央部被写面との間の距離を測
定し得る位置に配設するとともに、原稿載置手段と原稿
照明手段とを相対移動可能に構成したものである。
〔作用〕
(1)原稿の結像基準面から上向きの被写面までの距離
が露光走査前に測定され、その測定値に応じて被写面か
ら感光体までの光路長が一定に保持される。
したがって、被写面に凹凸のある原稿でもピントのあっ
た被写画像を得ることができる。また、原稿が分厚い本
である場合、あるいは古文書である場合などでも、それ
らの被写面にガラス板などをのせて、その凹凸を矯正す
る必要はない、このため、原稿の操作が簡単であるし、
原稿が傷むおそれもない。
(2)また、距Jul測定手段は、基本となる最小の原
稿の中央部被写面との間の距離を測定できる位置に配設
される。したがって、原稿のつきあて基準のいかんを問
わず、どのようなサイズの原稿でも、常に美しい複写画
像が得られる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例の複写装置を示す。
図において、1は原稿で、この実施例では木である。2
は氷見を入れるブックカセット、3はブックカセット2
の可動底板、4は可動底板3を弾性支持する支持バネで
ある0本1は、その被写面fを上向きにして可動底板3
に載置してブックカセット2に入れである。5はこのカ
セット2を載せた移動型の原稿台で、これが実線位置と
鎖線位置の間を往復移動して人工の被写面Fが露光され
るようになっている。この実施例では、上記ブックカセ
ット2とその可動底板3および原稿台5が原稿載置手段
を構成する。6は可動底板3の上方向への動きを規制す
るストッパで、ブックカセット2に設けたものである。
ストッパ6に当接して規制位置にある可動底板3の上面
は結像位置として設定されていて、この位置から後述す
るミラー91.92までの距離はYsと定めである。結
像位置から距@Ysにあるミラー91の位置をミラー基
べ町位置Msとする。上記結像位置をここでは本1の結
像基準面YKという。これに対し、本lの露光走査方向
の位置を決める基準面はブックカセy t・2の端面2
aに設定しである。この基準面を以下位置基準面XKと
いう。
7は距a測定手段、すなわち、距離測定器であって、本
1の読み取りに先立って、距離・測定器7と木1の被写
面fとの間の距離を測定するものである。この測定器7
は超音波を利用したもので公知のものであり、露光部か
らの光の影響を受けない構造になっている。8は原稿照
明手段としての照明ランプで、蛍光燈またはハロゲンラ
ンプである。木lの折り目や凹凸部分に影が生じないよ
うに、照明ランプ8は2木蓮列して配設しである。
ハロゲンランプよりも蛍光燈の力がより面光源に近く、
木lの影が出にくいので、この実施例では蛍光燈を用い
ている。91〜94は1木工の被写面fの反射光をレン
ズ10を通して感光体ドラム11Jzに投影する光反射
手段としてのミラーで、そのうちのミラー91.92は
同時に上下移動可能になっている。11は感光体ドラム
で、その表面は予めコロナ帯電器12で均一に帯電され
ており、ミラー91〜94による投影光によって光の当
たった部分だけ電荷が抜は潜像が形成される。
13はイレーサーで、必要に応じて感光体ドラム11七
の必要とする部分の電荷を取り去るもの。
14はレジストローラで1位置基準面xKt−基準にし
て感光体ドラムll上にトナーによって可視像化された
複写画像の先端と転写紙の先端を一致させるように回転
の開始時期が制御されている。
15は上記潜像を現像する現像器、16は得られた可視
像をカセ、ト17から供給された転写紙(図示せず)に
転写する転写帯電器、18は可視像の転写された転写紙
の搬送ベルト、19は前記可視像を定着する定着ローラ
、20は排紙ローラ、21は排紙トレイである。
第2図は上記複写装置の制御部を示す。
図において、30は制御回路で1本複写若手全体の制御
をする。31は複写指令スイッチ、32は移動型の原稿
台5を往復移動させる駆動部、33は距#測定器7の出
力を演算する演算部で、例えば距離測定器7と禾lの被
写面fとの間の距離の変化率を演算する。距離測定器7
の出力は制御回路30へ入力される。34はミラー91
.92を−1−下に移動させるミラー駆動部である。3
5はメモリで、距離測定器7のデータを記憶し、必要に
応じて制御回路30へ出力する。39で示すブロックは
必要に応じ被写装置内に取り付けられる各種制御部を包
括的に示したもので、同ブロック中、36は現像部のバ
イアス電圧を制御する制御部、37は照明ランプ8の電
圧を制御する制御部、38はイレーサー13の点滅を制
御する制御部である。その他の例としては定着ローラエ
9の温度制御部などが考えられる。
次にこの発明に係る複写装置の動作を第1図。
第2図によって説明する。
原稿台5に載せたブックカセット2に本1を被写面fを
上向きにして載置する。ついで、複写指令スイッチ31
を押すと原稿台5が等速で動き出す。その過程で距#測
定器7と本lの被写面fとの間の距離が距離測定器7に
よって測定され、その測定値は制御回路30へ出力、さ
れ、メモリ35にブックカセットz内での木lの露光走
査方向の位ご情報とともに記録される。また、距離測定
器7と本1との間の距離の測定値は演算部33へ入力さ
れ、この演算部33へは制御回路30から、例えば、原
稿台5が移動を開始してからのクロックパルスにより木
lの露光走査方向の位置情報が入力される。演′H33
では、これらの2つの情報をもとに距離測定器7と木l
の被写面fとの間の距離の変化率が演算されて制御回路
30へ出力され、メモリ35に記録される。
距aδ14定器7による測定値が制御回路30へ入力さ
れて、結像基準面YKより木lの被写面fまでの距離が
Ynであったことがわかると、その距11jiYnの値
に対応する本lの露光走査方向の位置情報がメモリ35
へ入力される。いま、原稿台5の速度をV、距離測定器
7とミラー基準位置Msとの間の距離をxsとし、Xs
/マ時間後における結像基準面YKから感光体ドラム1
1までの露光部をLとすれば、その時点からさらに一定
時間経遇したときは、光路長りがynだけ短くなるため
、感光体ドラム11上に焦点が合わなくなる。
しかし、本複写装置においては短くなった光路長を補正
するために、ミラー91.92が移動する。すなわち、
ミラー91.92はミラー駆動部34によって駆動され
、第1図の鎖線で示す位置へ、つまり、距離Yn/2だ
け上方へ移動して光路長を一定に保つ、このように、距
離測定器7で読み取られた値は一定時間後に、ミラー9
..92のYn/zの変位として表われる。
第3図は距離測定器7によって得られた出力の軌跡とミ
ラーの移動軌跡を示す。
図において、結像基準面YKと本lの被写面fとの間の
距111Ynと時刻Tnで表わした本1の露光走査方向
の位置との関係を表わしたものであり、破線はミラー9
1.92の移動軌跡を表わしている。上記2つの曲線の
関係はいままでの説明から明らかなように、破線で表わ
した曲線を縦軸方向に2倍し、横軸方向へ−xS/マだ
け移動させると実線で表わした曲線と一致する。
第3図は木lを複写対象物とした場合のグラフであるが
、実線で示す曲線上において、時刻Tnに対する距@Y
nの変化率(以下変化率という)が場所によって異なっ
ているのがわかる。特に本1の端部にあたる部分、つま
りT1からT2の間の変化率が大きい、このように変化
率が大きいと、この部分のピントが合った複写画像を感
光体ドラムll上に像を形成するためには、ミラー91
.92を、大きい加速度をもって移動させなければなら
ない、ミラー駆動部34のトルクが小さければ、ミラー
91.92が本1の動きに追随できないし、追随させる
ためには大きなトルクのミラー駆動部34が必要となる
。しかしながら、木工のような原稿においては、特に変
イし率が大きい部分は上述のように端部であり、そこは
複写を必要としない部分である。
このような観点から、本願複写装置においては、次のよ
うな構成を採った。すなわち、変化率がある値以上の場
合は、ミラー91,92を本1の動きに追随させないで
、言い換えれば、光路長を補正するために必要とする大
きい加速度で移動させないで、より小さい加速度で移動
させる構成とした。
第4図は変化率がある値以上の場合のミラー92.92
の移動速度の制御例を示す。
縦軸Ynはミラー91.92の移動量を示し、Yoはミ
ラー基準位?1Msを表わす、横軸Tn(Xn)は本l
の露光走査方向の位置を時刻(位コ2!準面xKの位F
a)で示したものである。x。
は位置基準面XKが距離測定器7の位置にきたときの本
lの位2F、X+は変化率の値をもとにミラー91.9
2の移動を開始させる位置である。
T2は照明ランプ8による露光走査開始位置を示し、T
3まではミラー91.92の移動量はY(で一定である
。T5は実質上の本1の被写面fの先端を示している。
JA軸のTnは、位22基準面XKが距#、測定器7の
位置に達したときをToとし1本1の露光走査方向の位
置Xnに対応させてTOからの時間で示したもである。
実線で示す曲線は、ミラー91.’;  の移動速度を
示し、光路長を一定にすることによって感光体ドラム1
1上に焦点を合わせられる曲線を示している。破線で示
す曲線はミラー91.92の移動開始時刻と速度を示す
いま、演算部33がT5の位置における変化率がある値
以下になったことを@算し、制御回路30がその出力信
号によってミラー駆動部34を制御すると1時刻T1に
ミラー91.92が低加速度でもって移動を開始、時刻
T5でT3なる位置にくる0曲線Aはミラー91.92
をそのホームポジションであるT2の位置から移動を開
始させ、時刻Ta  (Ta <”T5 )のときにT
3の位置まで移動させる例であり、曲線Bはミラー91
 。
96をそのホームポジションであるYoの位置から移動
を開始させ、時刻T5のときにT3の位置まで移動させ
る例を示している。なお、x6〜X7の位置は木1の中
央部分であり、この部分の変化率が大きい場合には、ミ
ラー91+92を曲線Cで示すような小さい加速度で移
動させるようにミラー駆動部34で制御してもよい。
このように大きな変化率を示す部分については、あえて
光路長を一定に保つようなことはしないで、ミラー91
.92の加速度を小さくするように制御すれば、ミラー
駆動部34を小さいトルクのものにできる。
ところで、上述のように、大きい変化率を示す部分につ
いてあえて光路長を一定に保たないようにすれば、その
部分に対応する感光体ドラムll上の領域の露光量が減
少し、その領域にトナーが付看するので、転写紙上に複
写したとき見苦しいものとなる。
これに防止するためには、次の3つの方法が有効である
。0本1の大きい変化率を示す部分を露光操作するとき
、その部分の露光量を多くして感光体ドラムll上の電
荷を消失させる。なお、ここでいう露光量とは、予めオ
ペレータが図示しない露光量つまみ等によって複写前に
設定した量をいう。〈多本1の大きい変化率を示す部分
は、この部分に対応する感光体ドラムll上の領域の現
像バイアス電位を感光体ドラム11の表面電位とほぼ同
じ電位に制御することによって現像しないようにする。
■帯電器12よりも下流側であって、かつ現像器15よ
りも上流側にLEDまたはランプ等の電荷消失用のイレ
ーサー13を配置し、本lの大きい変化率を示す部分に
対応する感光体ドラムll上の領域において、イレーサ
ー13を点燈させて、その部分の電荷を消失させる。第
3図の説明において述べたように、大きい変化率の部分
は本lの端部であり、そこは実質的に複写の不要な領域
である。
また、レジストローラ14の回転開始のタイミングは、
転写紙の先端と感光体ドラム11上の複写画像の先端と
が丁度一致するように、制御されている。したがって、
いま第3図における複写の不要な領域TI、T2を除い
てT、2.T3なる領域を複写しようとしても、領域T
o、T2が複写されるので、領域T2.T3の先端が転
写紙先端よりTo、T2なる領域だけずれた位置に転写
される。このため、領域T2.T3の後端が転写紙1−
に形成されない場合がおこりうる。
このような場合、本複写装置では、大きい変化率の領域
を検知したならば、感光体ドラム11上の複写画像の先
端から上記領域TI、T2分だけ転写紙の先端を遅らせ
るように、レジストローラ14の回転開始のタイミング
を制御回路30で制御し、複写しようとする領域T2.
T3のみの複写かり能になっている。
第3図においてToからT1の間は本1の表紙に対応す
る部分でYnはYlで一定であり、変化率はほぼゼロの
領域である。しかしながら、本複写装置では、T1とT
2の間の変化率が大きいと演算されると、ToからT2
の領域は大きい変化−V、すなわち複写の不要な領域と
して制御されるようになっている。置体的には、移動型
の原稿台5が移動開始してからある一定距離以下では小
さい変化率を示し、その後大きい変化率になったならば
、原稿台5がスタートしてから大きい変化率の終了位置
まで大きい変化率の領域として取扱うよう制御回路30
によって制御されるようになっている。
=・方、本複写装置における距離測定器7は時々刻々本
lの一部分、すなわち、距離測定器7の真ドの被写面f
の小領域との間の距離を測定している。これに対し、ミ
ラー91.92は長尺であり、いずれも結像基準面Yに
と平行であって、本1の移動方向と直交する方向に並列
配置しである。このため、本1の被写面fはミラー91
方向にたてわりに分割され、得られた細長い領域が逐次
感光体ドラム11上に結像されるようになっている。し
たがって、本来ならば、被写面fをたてわりに分割した
細長い領域と距f11測定器7との間の距離の鉛直成分
の平均値を算出し、これを用いてミラー91.92を変
位させるのが望ましい。
しかし、平均値の算出はコストアップをまねくことにな
るので、細長い領域内の−か所の小領域との間の距離を
測定し、その値を代表値として用いるのが実用的である
。そして、この場合、木1の縦方向中央部、第1図で言
えば本1の移動方向と直交する方向における被写面fの
中央部と距#測定器7との間の距離を測定するのが望ま
しい。それは本lを第1図のように置くと、ある持点で
の複写対象領域、すなわち1図面の手前から奥にかけて
の被写面fの細長い領域は結像基準面Yにとほぼ平行と
なり、奥と手前に位置する人工の上端部と下端部の結像
基準面YKからの高さはほぼ等しくなり、前記中央部の
高さが細長い領域の平均の高さとみなせるからである。
勿論、距離測定に超音波等を利用すると、被写面fの測
定対象領域はある程度大きくなる。しかし、本1の端部
を測定対象領域とすると、端部をはずれた領域まで測定
してしまい、誤測定する可能性が大きくなってしまう。
このような意味からも、本lの上下方向中央部を測定す
るのが望ましく、シたがって、距離測定器7は上述した
本1の上下方向中央部の真上に位置させるのがよい、と
くに、静電分離方式を用いた複写装置で、木1のつきあ
て基準を原稿台5、したがって、ブックカセット2の移
動方向と直角の幅方向中央部を通る基準線上にとったも
のにおいては、距#測定器7は前記基準線の真上に位置
するように固定しておけばよい。
第5図は距離δIll定器7の設定位置の第1の態様を
示す。すなわち、同411定器を上記基準線の真上に配
設した複写装置を示す。
この装置は、つきあて基準をブックカセット2の底板3
(結像基準面YK)の中央部を通る基準線4Oa上に設
け、木1をブック力セッl−2に載置する場合は、その
上下方向の中央部を上記つきあて基準に合わせるように
した方式のものである。上記ブックカセット2は、A5
版の木lであれば見開きで斜線領域41に位置するよう
に、またA4版の木lであれば見開きで斜線領域42に
位置するように位置するようにA5版、A4版共用のカ
セットとして形成されている。距離測定器7はブックカ
セット2と照明ランプ8との間であって、基準!ij4
0 aの真上に配設されている。
このように配設すれば、距離測定器7から下した垂線4
3と基準線40aとの交点44の上方における被写面f
と距#測定器7との間の距離を測定できるようになる。
ところが、例えば、第6図のように1分離ペル方式を用
いた複写装置で、原稿のつきあて基準46をブックカセ
ット2のコーナーにとったものにおいては、距#測定器
7を特定の位置に固定すると、距a測定領域が木lの大
きさによってはそのに下方向中央部付近にならない場合
がある。すなわち、この複写装置におけるブックカセッ
ト2は1例えば、複写できる木lの最大サイズをA4版
見開きの大きさとすると、A4版の本lは見開きで斜線
領域42に位置するようにし、A5版の本lは見開きで
斜線領域45に位置するように形成されている。したが
って、第5図の場合と同様に、距離測定器7をブックカ
セット2と照明ランプ8との間であって、基準線40a
の真上に配設すると、A4版の本1においては、その上
下方向中央部で距fil&測定できるが、A5版の本1
においては、その端部で距#測定してしまう、さらに小
ゴな木であれば、測定不可能となってしまう。
第6図は、このような場合に採用する第2の態様を示す
これは木1の端部における距離測定に誤動作がおこらな
いように、つきあて基?I46を通る原稿移動方向の線
47より内側に位置し、かつス(準線40aと平行な基
準線40bの真上に距#測定器7を配設した例である。
勿論、距gi測定器7から下した@線と基?FI線40
bとの交点48はブックカセット2と照明ランプ8との
間に位置する。」−記基準線40bは、一般的には、公
称で最小サイズの本lの上下方向の中央部に設定すれば
よい。
この場合、木1の中央部を常に測定することはできなく
なるのは止むを得ないが、実用上の支障はない。
第7.8図は第3の態様を示す。
これは、第6図の複写装置において、距離測定器7の位
置をブックカセット2の種類に応じて可変できるように
したものである。第7図はその斜視図、第8図は距離測
定器の位置可変機構を示し、第6図と同一部分には同符
号が付しである。
図において、50はコ字形のアームで、その一端には距
#δ11定器7が固定され、他端にはブックカセ・ント
2のガイド部2aに当接するボール状の接触子53が取
り付けである。アーム50は、複写装置本体に固定され
たガイド51にガイドされて移動し、ブックカセット2
と照明ランプ8との間であって、基準線40aの真上に
位置する距gIIN4定器7を、ブックカセット2の結
像基準面YKに平行であって、基準線40aに対し垂直
方向へ移動させるようになっている。距離測定器7は原
稿サイズ指示手段、すなわち、上記ガイド部20aによ
って各サイズに応じた量だけ移動するようになっている
。52は接触子53とガイド部2aのち接を常時保持す
るためのバネである。54は。
つきあて基準46につきあててブックカセット2に載置
した本1の上下方向中央部を通る線で、55はこの線5
4上にあり、かつブックカセット2と照明ランプ8の間
の点56から立ち上げた垂線である。ブックカセット2
の側面で、アーム50の接触子53が出接する側は、下
半のがえぐられ、そこに上記ガイド部2aが形成されて
いる。
このガイド部2aは、例えば、第8図のように、A4版
見開き用のブックカセット2の場合は実線で示したよう
な位置に、A5版見開き用のブックカセット2の場合は
、破線で示したような位置に、A5版見開き用のブック
カセット2の場合は、破線で示したような位置に設けで
ある。そして、いま、A4版ブックカセット2の下半分
の幅をLCA4とし、A5版ブックカセット2の下半分
の幅をLCA5とし、つきあて基準46から基準線40
aまでの距離をLA A 、同じくつきあて基準46か
ら線54までの距離をLA5とすれば、LCA 5 =
LCA4− (LA4−LA 5)(7)関係になって
いる。
このような構成となっているから、A5版見開き用のブ
ックカセット2をセットしたときは、距#J1一定器7
は鎖線位置に移動し、A4版見開き用のブックカセット
2をセットしたときは、距lII&測定器7は実線位置
に移動する。
以上のような距離測定器の位置可変機構をもたせること
により、本lのつぎあて基準ブックカセット2のコーナ
ーであるような複写装置においても、常に木lの上下方
向中央部の被写面fと距離測定器7との間の距離を測定
できるようになる。
第9図は第4の態様を示す、第6図と同符号は同一部分
を示す。
これは複写装置本体に取り付けたプーリ57゜58に張
架したベルト59に距離測定器7を固定し、前記プーリ
57をステッピングモータ60で駆動して前記距離測定
器7を左右、すなわちブックカセット2の移動方向に直
交する方向であって、結像基準面Yにと平行に移動させ
るようにした例である。ステッピングモータ60を反時
計方向へ回転させると、距離測定器7はつきあて基準4
6に近づき、時計方向に回転させると、これから離れる
。距gI測定器7かリミットスイッチ61にふれたとき
はステッピングモータ60が停止するようになっている
。そして、たとえば、つきあて基準4bを距#測定器7
の移動距離を測定するシ(準とすれば、ここから木工の
サイズに応じて、その上下方向の幅の局の距離だけ距離
測定器7を移動させるようになっていて、このときの移
動量に対応するステップだけステッピングモータ60を
時計方向に回転させるようにしである。
図中、ステッピングモータ60のドライバー回路は省略
したが、これは既存の複写装置のズームレンズ移動等に
用いられている技術で容易に実現可能である。すなわち
、リミットスイッチ61の信号を制御回路30に入力し
、この回路30からのステッピングモータ駆動信号をド
ライバー回路を介してステッピングモータに接続すると
いった方法をとればよい。
なお、本lのサイズは、キーで入力してもよいし、一般
の複写装置に用いられている給紙カセットにおける給紙
サイズ信号伝達機構を採用し、これにブックカセット2
に木工のサイズに応じた形状によるサイズ伝達機構を負
荷し、ブックカセット2を装着したときに、サイズに応
じて、距S測定器7を移動させるようにしてもよい。
このような構成にすれば、第7図の場合と同様、本lの
つきあて基準がブックカセット2のコーナーであるよう
な複写装置であっても、常に本lの上下方向上中央部の
被写面fと距離測定器7との間の距離を測定することが
できる。
才だ、上述した距離測定器7の取付構造は、マークリー
ダのそれに応用して原稿の数量を自動的に集計できる。
第10図はその一例を示す、これは本1のつきあて基準
46が第6.7.9図のように、ブックカセット2のコ
ーナーにある場合に、そのつきあて基?Fi4Bの原稿
移動方向の延長線上のマークリーグ62を固定して木l
を読み取るようにした例である0本lのつきあて基準が
ブックカセット2中央部にある場合には、第7,9図の
距離測定器7のように、原稿移動方向に直角な水平方向
に移動できるようにして、各サイズの木1の端を読み取
るようにしてもよい、そして上記いずれの場合も1木工
のページ記入位置などのような本1の端部に識別マーク
を印刷しておけば、各サイズの本1を複写するごとに、
どの本のどページを複写したかを、マークリーダ62で
読み取り、その情報を制御回路30に入力し、制御回路
30にて集計することが可能となる。
このような機構は、中線には、バーコードリーグとして
実現してもよい。そのときには1本1が走査されるので
、バーコード情報は制御回路30に白黒のデジタル信号
シーケンスとして取り込まれ、その長短をデコードする
ことにより複写対象の識別ができるようになる。勿論、
デコード機能まで有したマークリーダを設とし、識別情
−報のみ制御回路30に入れてもかまわない、また、第
1図に記載したように、ミラー91〜94による投影光
の一部を感光体ドラム11の上ではなく。
マークリーダ62に導くようにしてもよい。これはミラ
ー94をハーフミラ−にしても実現できるし、ミラー9
4の蜘を小さくしてミラー91〜93による投影光を通
過させ、これをマークリーダ62に結像させるようにし
ても実現できる。
マークリーダ62の取り付けは、特に木1のつきあて基
準がブックカセット2の中央部にある場合が有利である
。これは、ブックカセット2に木工を設置したとき、そ
の端に付けられた識別マーりの主走査における位置が定
まり、前述のつきあて基準がブックカセット2のコーナ
ーにある複写装置において距g1測定器7の位置を調節
したのと同様にして、マークリーダ62の位置を制御で
きるからである。すなわち、距離測定器7の代りにマー
クリーダ62を取り付け、これを、本1の縦方向中央部
に位置させる代りに本1の端部に位置させるようにすれ
ばよい。たとえば、第8図の例で;↑えば距#LA4.
LA5をそれぞれ可変して木工の端部位置に対応させれ
ばよい。
〔発明の効果〕
以り説明したように、この発明によれば、(1)被写面
を上向きにして原稿台に載せた原稿の結像基準面から前
記被写面までの距離を露光走査前に3一定し、その測定
値に応じて被写面から感光体までの光路長を一定に保持
するようにしたから1次の効果を得ることができる。
■被写面に凹凸のある原稿であっても、ピントのあった
複写画像を得ることができる。
り)原稿が分厚い木などの場合でも、複写面にガラス板
などをのせ、その凹凸を矯正する必要はない。したがっ
て、原稿の操作が簡単で、原稿を傷めるおそれがない。
(2)また、距Ill側定手段を、基本となる最小の原
稿の中央部被写面との間の距離を測定できる位置に配設
したから、原稿のつきあて基準のいかんに拘らず、どの
ようなサイズの原稿でも、常に美しい複写画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である複写装置の断面図、第
2図は第1図の複写装置のFRVB部の構成図、第3図
は実施例における原稿の被写面に対するミラーの移動軌
跡を示すグラフ、第4図は実施例における原稿の被写面
に対するミラーの駆動軌跡を示すグラフ、第5図、第6
図および第7図は第1図の複写装置の距#測定器の取付
構造を示す斜視図、第8図は第7図の要部拡大図、第9
図および第1O図は第1図の複写装置の距離測定器の取
付構造を示す斜視図である。 図中、1は原稿(木)、fは原+41の被写面。 2はブックカセット、5は原稿台、7は距#、測定器、
8は照明ランプ、91〜94はミラー、11は感光体ド
ラム、YKは結像基準面である。 第2図 原稿の藏5面にカ]ろミラーのIpJ勧軌跡とホヅデラ
フ第3図 (Xo)    (XI)   (X2XX3XX4X
X5)          (X6)  (X7)’t
 (x、) 原稿の坂写面1こ71すろミラーの碍動輻跡とホチデウ
フ第6図 第 71XJ 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿の被写面を上向きにして載置する原稿載置手段と、
    被写面を露光する原稿照明手段と、原稿載置手段に載置
    された原稿の被写面との間の距離を測定する距離測定手
    段と、原稿照明手段の光の被写面による反射光を感光体
    上に投影する光反射手段と、距離測定手段の出力によっ
    て原稿の結像基準面から被写面までの距離を演算し、そ
    の距離に応じて光反射手段を移動させて被写面から感光
    体までの光路長を一定に保持する制御手段とを有し、か
    つ、距離測定手段を、原稿載置手段の所定位置に載置し
    た基本となる最小の原稿の移動方向と直角方向の中央部
    被写面との間の距離を測定し得る位置に配設するととも
    に、原稿載置手段と原稿照明手段とを相対移動可能に構
    成した複写装置。
JP23947185A 1985-10-28 1985-10-28 複写装置 Pending JPS6299739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23947185A JPS6299739A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 複写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23947185A JPS6299739A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 複写装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6299739A true JPS6299739A (ja) 1987-05-09

Family

ID=17045261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23947185A Pending JPS6299739A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 複写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6299739A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4739368A (en) Reader-printer apparatus and method for variable length copying of information on a standard sheet length
JPS63249169A (ja) 書類複写機のための画像形成装置
JPS6299739A (ja) 複写装置
JPS6299740A (ja) 複写装置
JPS6299737A (ja) 複写装置
JPS63153250U (ja)
JPS58172644A (ja) 複写機
JPS62123439A (ja) 複写装置
JPS6299770A (ja) 複写装置
JPS6299738A (ja) 複写装置
JP3715667B2 (ja) 情報処理装置
JPS6299768A (ja) 複写装置
JPH0351182Y2 (ja)
JPH0450689Y2 (ja)
JPS6224277A (ja) 複写装置
JPS61121069A (ja) 自動露光装置
JPS5886582A (ja) 電子写真複写装置
EP0488127A2 (en) Full range platemaker optical system
JPS6122332A (ja) 画像記録装置
JPH0792618B2 (ja) 可変倍機能付き複写機
JPS6161112B2 (ja)
JPS6280638A (ja) 投影複写装置
JP2001053932A (ja) 画像読取装置
JPS6221172A (ja) 電子複写機
JPH0736070B2 (ja) 画像投影装置