JPS6299479A - 塗装鋼板の焼付方法 - Google Patents
塗装鋼板の焼付方法Info
- Publication number
- JPS6299479A JPS6299479A JP23941985A JP23941985A JPS6299479A JP S6299479 A JPS6299479 A JP S6299479A JP 23941985 A JP23941985 A JP 23941985A JP 23941985 A JP23941985 A JP 23941985A JP S6299479 A JPS6299479 A JP S6299479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- gas
- steel sheet
- induction heater
- painted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は塗装鋼板の焼付方法に関する。
塗装鋼板の代表的な焼付方式として、ガス加熱方式とイ
ンダクション加熱方式とが知られている。
ンダクション加熱方式とが知られている。
このうら、ガス加熱方式は熱風を塗装面に吹き付けて加
熱するものであるが、次のような問題がある。
熱するものであるが、次のような問題がある。
■熱の伝達機構が塗料外側から鋼板に伝わるため、溶剤
の蒸発過柵においては、ゆっくり加熱しないと塗料中の
溶剤が うまく蒸発できない、このため最近のフロータ−オーブ
ンｌこおいても、溶剤蒸発ゾーンが炉長の１７２以上と
なる等、全体として炉長を長くせざるを得ない。
の蒸発過柵においては、ゆっくり加熱しないと塗料中の
溶剤が うまく蒸発できない、このため最近のフロータ−オーブ
ンｌこおいても、溶剤蒸発ゾーンが炉長の１７２以上と
なる等、全体として炉長を長くせざるを得ない。
■溶剤蒸発−１ｉｓで、あまり熱風の吹き付は速度を大
きくすると、塗装面に風紋が出来るという問題があり、
また加熱速度を速くすると、塗装面にワキが発生し、表
面外観が着しく悪化してし才う、このためガス加熱では
吹き付は速度を抑え、且つ加熱速度を低く抑える必要が
あり、必然的に溶剤蒸発ゾーンが長くなる。
きくすると、塗装面に風紋が出来るという問題があり、
また加熱速度を速くすると、塗装面にワキが発生し、表
面外観が着しく悪化してし才う、このためガス加熱では
吹き付は速度を抑え、且つ加熱速度を低く抑える必要が
あり、必然的に溶剤蒸発ゾーンが長くなる。
■加熱中に蒸発した溶剤は炉内に充満すると爆発等の危
険があり、このためその濃度を爆発限界のＩＡ以下に希
釈する大量の希釈ガス（フレッシュエヤ）を供給スる必
要があるが、この希釈ガスは炉内熱損失を防止するため
加熱してから供給する必要があり、この加熱のため大量
のエネルギーを必要とし、エネルギー原単位が悪い。
険があり、このためその濃度を爆発限界のＩＡ以下に希
釈する大量の希釈ガス（フレッシュエヤ）を供給スる必
要があるが、この希釈ガスは炉内熱損失を防止するため
加熱してから供給する必要があり、この加熱のため大量
のエネルギーを必要とし、エネルギー原単位が悪い。
一方、インダクション加熱方式は、塗料が内側（鋼板側
）から加熱されるものであるため溶剤がスムーズに蒸発
し、蒸発速度を速くできる利点がある。しかし、この方
式ｌども次のような問題がある。
）から加熱されるものであるため溶剤がスムーズに蒸発
し、蒸発速度を速くできる利点がある。しかし、この方
式ｌども次のような問題がある。
■ス） ＩＪツブのエツジ部が過熱され、幅方向に温度
の不均一が出る。
の不均一が出る。
■塗装鋼板の加熱において、材質、板厚、板巾、塗料の
種類によって適切な加熱パターンを選定する必要があり
、操業がガス加熱より非常に複雑となる。
種類によって適切な加熱パターンを選定する必要があり
、操業がガス加熱より非常に複雑となる。
本発明はこのような従来の問題に鑑み、高い焼付処理速
度が得られるとともに、エネルギーＩ！に単位を低く抑
えることができ、しかも操業の複雑化を招くことなく塗
装鋼板を適切ｌこ焼付けることができる方法を提供せん
とするものである。
度が得られるとともに、エネルギーＩ！に単位を低く抑
えることができ、しかも操業の複雑化を招くことなく塗
装鋼板を適切ｌこ焼付けることができる方法を提供せん
とするものである。
このため本発明は、塗装された鋼板をインダクションヒ
ータで加熱して浴剤の大部分を蒸発させた後、ガス加熱
炉−こ導入して塗装焼付するようにしたことをその基本
的特徴とする。
ータで加熱して浴剤の大部分を蒸発させた後、ガス加熱
炉−こ導入して塗装焼付するようにしたことをその基本
的特徴とする。
本発明は、塗装鋼板の加熱を前段のインダクションヒー
ターこよる加熱と、後段のガス加熱炉による加熱とで行
い、前段のインダクションヒータによる加熱を主として
溶剤蒸発のために、また後段のガス加熱炉による加熱を
塗料の焼付（溶融、軟化）のためにそれぞれ利用する。
ターこよる加熱と、後段のガス加熱炉による加熱とで行
い、前段のインダクションヒータによる加熱を主として
溶剤蒸発のために、また後段のガス加熱炉による加熱を
塗料の焼付（溶融、軟化）のためにそれぞれ利用する。
このようにすることにより、インダクションヒータ加熱
により塗膜がその内側（鋼板側）力）ら加熱されるため
溶剤がスムーズに蒸発し、このため短時間基こ浴剤が蒸
発し、また続くガス加熱では溶剤蒸発に対する配イが必
要でないため急速加熱が可能であり、以上のことから従
来のガス加熱方式に較べ炉長の大幅な短縮が可能である
。
により塗膜がその内側（鋼板側）力）ら加熱されるため
溶剤がスムーズに蒸発し、このため短時間基こ浴剤が蒸
発し、また続くガス加熱では溶剤蒸発に対する配イが必
要でないため急速加熱が可能であり、以上のことから従
来のガス加熱方式に較べ炉長の大幅な短縮が可能である
。
加えて、インダクションヒータ加熱は溶剤蒸発だけを目
的として行われるものであるため、塗装焼付をインダク
ションヒータのみで行う方式におけるような加熱パター
ン選択等の煩雑な問題もなく、また幅方向での温度分布
の不均一なども問題とならない。
的として行われるものであるため、塗装焼付をインダク
ションヒータのみで行う方式におけるような加熱パター
ン選択等の煩雑な問題もなく、また幅方向での温度分布
の不均一なども問題とならない。
またガス加熱の段階では既にほとんどの溶剤が蒸発し切
っているため、ガス加熱炉内に希釈ガスを導入する必要
がなく、このため希釈ガス加熱用のエネルギーを節約で
き、加えてインダクションヒータ加熱では、溶剤蒸発に
よる爆発危険を防止するため希釈ガスが供給されるが、
インダクションヒータＩこよる加熱そのものは炉内の熱
損失に影響されないため、雰囲気温度確保のための希釈
ガスの加熱は必要なく、希釈ガスの加熱は蒸発溶剤が冷
えて凝固しない程度で足り、この面でもエネルギー原単
位の低減が図られる。
っているため、ガス加熱炉内に希釈ガスを導入する必要
がなく、このため希釈ガス加熱用のエネルギーを節約で
き、加えてインダクションヒータ加熱では、溶剤蒸発に
よる爆発危険を防止するため希釈ガスが供給されるが、
インダクションヒータＩこよる加熱そのものは炉内の熱
損失に影響されないため、雰囲気温度確保のための希釈
ガスの加熱は必要なく、希釈ガスの加熱は蒸発溶剤が冷
えて凝固しない程度で足り、この面でもエネルギー原単
位の低減が図られる。
第１図は本発明の一実施状況を示すもので、＋１１は鋼
板表面塗装用の塗装ロール、（５）はホールドバックロ
ール、（２）は鋼板裏面塗装用の塗装ロール、（３）は
塗装焼付装置を構成するインダクションヒータ、（４）
は同じくガス加熱炉、（６） （７）はサポートロール
である。
板表面塗装用の塗装ロール、（５）はホールドバックロ
ール、（２）は鋼板裏面塗装用の塗装ロール、（３）は
塗装焼付装置を構成するインダクションヒータ、（４）
は同じくガス加熱炉、（６） （７）はサポートロール
である。
鋼板（Ｂ）はホールドバックロール（５）に巻キ付けら
れた位置で、塗装ロール１１１によりまず表面側が塗装
され、次いでカテナリー曲線（Ｘ）を形成するサポート
ロール（６１（７３間で塗装ロール（２）により裏面側
が塗装される。そして、このような塗装後直ちにインダ
クションヒータ（３）に導入されて加熱され、大部分の
溶剤が蒸発せしめられる。このインダクションヒータ（
３）では、塗料を１ｆｌＯ〜１６０’０ 程度に加熱す
ることにより溶剤はほとんど蒸発する。このインダクシ
ョンヒータ（３）ξこよる加熱は溶剤の蒸発だけを目的
としており、塗料の溶融軟化を顕著に生じさせるような
加熱は行われない、鋼板（８）はインダクションヒータ
（３）からガス加熱炉（４）に直ちに導入され、ここで
塗料を溶融軟化させる本来の塗装焼付がなされる。
れた位置で、塗装ロール１１１によりまず表面側が塗装
され、次いでカテナリー曲線（Ｘ）を形成するサポート
ロール（６１（７３間で塗装ロール（２）により裏面側
が塗装される。そして、このような塗装後直ちにインダ
クションヒータ（３）に導入されて加熱され、大部分の
溶剤が蒸発せしめられる。このインダクションヒータ（
３）では、塗料を１ｆｌＯ〜１６０’０ 程度に加熱す
ることにより溶剤はほとんど蒸発する。このインダクシ
ョンヒータ（３）ξこよる加熱は溶剤の蒸発だけを目的
としており、塗料の溶融軟化を顕著に生じさせるような
加熱は行われない、鋼板（８）はインダクションヒータ
（３）からガス加熱炉（４）に直ちに導入され、ここで
塗料を溶融軟化させる本来の塗装焼付がなされる。
本夾施例では、インダクションヒータ（３）から排出さ
れた蒸発溶剤を燃焼させ、その排ガス顕熱をガス加熱炉
（４）の熱源として利用することにより、エネルギー原
単位の低減を図っている。
れた蒸発溶剤を燃焼させ、その排ガス顕熱をガス加熱炉
（４）の熱源として利用することにより、エネルギー原
単位の低減を図っている。
図１こおいて、（８）は蒸発溶剤の吸引ブロワ、（９）
は溶剤燃焼炉、αＯは炉内の助燃バーナ、０１１は熱交
換器、θ２はガス加熱用ブロワ、 Ｃ１１はガス加熱炉
から加熱用ガスを排気するための排気ブロワである。
は溶剤燃焼炉、αＯは炉内の助燃バーナ、０１１は熱交
換器、θ２はガス加熱用ブロワ、 Ｃ１１はガス加熱炉
から加熱用ガスを排気するための排気ブロワである。
インダクションヒータ（３）内の蒸発溶剤を含むガス（
約２００°（））は、吸引ブロワ（８）で吸引されて配
管０４１＋こより溶剤燃焼炉（９）に導かれ、ここで助
燃バーナ（１（Ｈこより７５０〜８００°０まで昇温せ
しめられ、はぼ完全燃焼する。このようにして昇温した
排ガスは熱交換器ａｔ＋４こおいてガス加熱炉（４）に
供給されるエアと熱交換される。この熱交換によりエア
は３００〜３５０ ’Ｏ程度に昇温し、配管０→により
ガス加熱炉（４）内に熱風として供給され、塗装鋼板（
８）を加熱する。
約２００°（））は、吸引ブロワ（８）で吸引されて配
管０４１＋こより溶剤燃焼炉（９）に導かれ、ここで助
燃バーナ（１（Ｈこより７５０〜８００°０まで昇温せ
しめられ、はぼ完全燃焼する。このようにして昇温した
排ガスは熱交換器ａｔ＋４こおいてガス加熱炉（４）に
供給されるエアと熱交換される。この熱交換によりエア
は３００〜３５０ ’Ｏ程度に昇温し、配管０→により
ガス加熱炉（４）内に熱風として供給され、塗装鋼板（
８）を加熱する。
以上述べた本発明によれば、溶剤蒸発のみを目的とする
インダクションヒータ加熱と、塗料の浴融、軟化という
本来の焼付を目的としたガス加熱との組み合せで塗装鋼
板を処理することにより、加熱速度が速められた効率的
な焼付処理が可能であり、これにより従来のガス加熱方
式に較べ炉長を大幅に短縮させることができる。また、
ガス加熱炉では浴剤の蒸発がないため希釈ガスの導入が
不要であり、該希釈ガス加熱用のエネルギーを節減でき
且つインダクションヒーターこよる加熱は希釈ガス導入
ｌこよる熱損失ζこ影響を受けないため雰囲気温度確保
のための希釈ガスの加熱は必要なく、以上のことからエ
ネルギー原単位の低減を図ることができる効果もある。
インダクションヒータ加熱と、塗料の浴融、軟化という
本来の焼付を目的としたガス加熱との組み合せで塗装鋼
板を処理することにより、加熱速度が速められた効率的
な焼付処理が可能であり、これにより従来のガス加熱方
式に較べ炉長を大幅に短縮させることができる。また、
ガス加熱炉では浴剤の蒸発がないため希釈ガスの導入が
不要であり、該希釈ガス加熱用のエネルギーを節減でき
且つインダクションヒーターこよる加熱は希釈ガス導入
ｌこよる熱損失ζこ影響を受けないため雰囲気温度確保
のための希釈ガスの加熱は必要なく、以上のことからエ
ネルギー原単位の低減を図ることができる効果もある。
第１図は本発明の一実施状況を示す説明図である。
図ζこおいて、（３）はインダクションヒータ、（４）
はガス加熱炉である。
はガス加熱炉である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 塗装鋼板をインダクションヒータで加熱 して溶剤の大部分を蒸発させ、しかる後ガ ス加熱炉に導入して塗装焼付することを特 徴とする塗装鋼板の焼付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23941985A JPS6299479A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 塗装鋼板の焼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23941985A JPS6299479A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 塗装鋼板の焼付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6299479A true JPS6299479A (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=17044491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23941985A Pending JPS6299479A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 塗装鋼板の焼付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6299479A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008120344A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Kenji Kameyama | 荷箱 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP23941985A patent/JPS6299479A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008120344A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Kenji Kameyama | 荷箱 |
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