JPS6298139A - 圧縮機用電動機の負荷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水冷却器を備えた空気調和（以下、空調と
いう）用冷凍装置の冷房運転時に負荷状態に応じて適切
な負荷制御ができるようにした圧縮機用電動機の負荷制
御装置に関する。

〔従来の技術〕

第４図は従来の圧縮機用電動機の負荷制御装置のブロッ
ク図である。この第５図において、冷水温度を検出する
検出器ｌの出力は比較器３に送出するようにしている。

この比較器３は検出器ｌの出力と記憶装置２に格納され
た設定温度とを比較して、負荷制御信号出力部４に送出
するようになっている。

これらの記憶装置２、比較器３、負荷制御信号出力部４
で負荷制御装置５を構成している。なお、記憶装置２に
格納されている設定温度はＴｓ、とＴｓｚがあり、Ｔｓ
、＜Ｔｓ２の関係がある。

次に動作について第５図のフローチャートを併用して説
明する。まず、冷房運転時に、ステップＡで検出器１が
冷水温度Ｔｗを検出して比較器３に出力を送出する。

次いで、ステップＢで負荷制御装置５に収納された記憶
装置２に記憶されている設定値Ｔｓ、と冷水温度ＴＷと
を比較器３で比較し、冷水温度Ｔｗが設定温度Ｔｓ＋よ
り高ければ、ステップＣで、負荷制御信号出力部４より
負荷制御信号を出力し、冷水温度Ｔｗが設定温度Ｔ　ｓ
　１より低ければ、ステップＤで負荷制御信号出力部４
よりの負荷制御信号を解除する。

次いで、ステップＥにおいては、負荷制御信号解除状態
で冷水温度ＴＷが設定温度Ｔｓｚより高くなると、ステ
ップＡからステップＣへと進み、負荷制御信号出力部４
より負荷制御信号を出力し、冷水温度Ｔｗが設定温度Ｔ
ｓｚより低ければ、負荷制御解除状態を継続する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の圧縮機用電動機の負荷制御装置は以上のように、
冷水温度のみで制御していたため、負荷の状態により、
負荷とバランスして負荷制御が作動した状態が続き、冷
水温度が低下しなかったり、また、圧縮機用電動機がオ
ーバロードしなくても、負荷制御する場合があるため、
冷水温度が所定温度まで低下するまでの所要時間が長く
なるなどの問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、負荷に応じて適切な負荷制御ができるとともに、
万一負荷とバランスしても、バランス状態を解除できる
圧縮機用電動機の負荷制御装置を得ることを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る圧縮機用電動機の負荷制御装置は、冷水
温度と外気温度または冷却水温度から演算値を算出する
演算器と、冷水温度を記憶する記憶装置と、負荷制御信
号出力をカウントするカウンタとを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、冷水温度と外気温度または冷却水
温度とから第１の演算値を演算器で演算し、この演算値
と記憶装置に記憶されている冷水温度とを比較器で比較
し、冷水温度が第１の演算値より高い場合には負荷制御
信号出力部より出力する負荷制御信号をカウンタでカウ
ントし、所定値カウントすると、冷水温度と、外気温度
または冷却水温度に関係なく負荷制御信号を解除するよ
うに作用する。

〔実施例〕

以下、この発明の圧縮機用電動機の負荷制御装置の実施
例について図面に基づき説明する。第１図はその一実施
例の構成を示すブロック図である。

この第１図において、第４図と同一部分には同一符号を
付して説明する。

冷水温度を検出する検出器１の出力は記憶装置９と演算
器７に送出するようになっている。この演算器７には、
外気温度を検出する検出器６の検出信号も入力されるよ
うになっている。演算器７は二つの検出器１，６の検出
信号から所定の演算を行って、その演算結果を比較器３
に送出するようになっている。

また、記憶装置９は、検出器１で検出された冷水温度を
記憶するものであり、その記憶内容も比較器３に送出す
るようになっている。比較器３は記憶装置９の記憶内容
と演算器７の演算結果とを比較し、負荷制御信号出力部
４に出力するようになっている。この負荷制御信号出力
部４から負荷制御信号出力をカウンタ８でカウントする
ようになっている。

かくして、負荷制御装置５は、比較器３と、負荷制御信
号出力部４と、演算器７と、カウンタ８と記憶装置９と
により構成されている。

次に、以上のように構成されたこの発明の圧縮機用電動
機の負荷制御装置の動作について、第２図のフローチャ
ートと第３図のグラフとを併用して説明する。

この第３図は演算器７の演算例を示すグラフである。横
軸に冷水温度Ｔｗをとり、右側にスライドすると、温度
が高くなり、また、縦軸は外気温度ＴＡを表わし、上部
にスライドすると、温度が高くなる。また、図中の１０
は負荷制御信号解除用の算式Ｔｃｚ、　　１１は負荷制
御信号出力上限用の算式Ｔｃ、を示す。

次に、第２図のフローチャートにおいて、冷房運転時に
、ステップＡにおいて、検出器１により冷水温度ＴＷ、
ステップＢで検出器６により外気温度ＴＡを検出し、こ
の雨検出器１，６でそれぞれ検出された冷水温度Ｔｗと
外気温度Ｔｓは演算器７に送られ、また、冷水温度ＴＷ
は記憶装置９に記憶される。

次に、ステップＣにおいて、演算器７は冷水温度ＴＷと
外気温度ＴＡとから第３図に示す曲線１１を演算し、Ｔ
ｃ、を算出する。

次に、ステップＤにおいて、記憶装置９に記憶された冷
水温度Ｔｗと演算器７で算出された演算温度Ｔｃ、とを
比較器３で比較する。

この比較の結果、記憶装置９で記憶した冷水温度Ｔｗが
演算温度Ｔｃ、より高い場合には、ステップＥにおいて
、負荷制御信号出力部４゛から負荷制御信号を出力する
。

また、これと同時に、ステップＦにおいて、カウンタま
で時間をカウントし、ステップＧでカウンタ８のカウン
ト値Ｔ４が所定値１０以上となると、冷水温度Ｔｗおよ
び外気温度ＴＡに関係なく、負荷制御信号を解除する。

一方、カウンタ８の値ＴＨが所定値Ｔ０未溝の場合は、
冷水温度Ｔｗが演算値Ｔｃ１よりも低下するまで、負荷
制御信号を出力する。

次いで、ステップＨで負荷制御信号が解除されると、ス
テップＩで検出器１により冷水温度７’ｗを検出して演
算器７に送出するとともに、ステップＪで検出器６によ
り外気温度ＴＡを検出して演算器７に送出する。

これにより、演算器７は冷水温度Ｔｗと外気温度Ｔ＾と
から、第３図に示す曲線１０を演算し、演算温度Ｔｃ、
を演算り、　（ステップＫ）、その算出結果を比較器３
に送出する。

比較器３では、この演算温度Ｔｃｚと記憶装置９に記憶
された冷水温度Ｔｗとを比較する（ステップＬ）。その
比較の結果、冷水温度Ｔｗが演算値Ｔｃｚより低い場合
には、冷水温度Ｔｗが演算値Ｔｃ、より高くなるまで、
負荷制御信号は解除されたままとなる。

なお、上記実施例では、空気調和機において、外気温度
ＴＡと冷水温度Ｔｗを検知する場合を例示したが、水冷
空調機では、冷水温度Ｔｗと冷却水温度を検知すること
により、上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、負荷制御を冷水温度と
外気温度または冷却水温度により制御するようにしたの
で、冷水が所定温度になるまでの時間が外気温度または
冷却水温度により変化し、無駄な制御が省かれ、快適性
がよくなる。

また、カウンタを備えているので、負荷の状態により、
冷水温度が負荷とバランスするのを防止することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の圧縮機用電動機の負荷制御装置の一
実施例の構成を示すブロック図、第２図は同上圧縮機用
電動機の負荷制御装置の動作の流れを示すフローチャー
ト、第３図は同上圧縮機用電動機の負荷制御装置におけ
る演算機の演算式の特性を示すグラフ、第４図は従来の
圧縮機用電動機の負荷制御装置のブロック図、第５図は
第４図の圧縮機用電動機の負荷制御装置の動作の流れを
示すフローチャートである。 １．６・・・検出器、３・・・比較器、４・・・負荷制
御信号出力部、５・・・負荷制御装置、７・・・演算器
、８・・・カウンタ、９・・・記憶装置 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　　大　岩　増　ａ　（外２名）図面の浄書（内
容に変更なし） ｉｓ図 手続補正書動式） 昭和６１年２月ｚｋ日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、凝縮器、絞り装置、水冷却器により形成される
   空気調和用空冷冷凍装置の冷房運転高負荷時における起
   動時の圧縮機用電動機の負荷制御装置において、冷水温
   度を検出する第１の手段と、外気温度または冷却水温度
   を検出する第２の手段と、上記第１の手段と第２の手段
   の検出々力により演算温度値を算出する演算器と、上記
   第２の手段による検出々力を記憶する記憶装置と、この
   記憶装置の記憶内容と上記演算温度と比較器と、この比
   較器の比較結果記憶内容の方が負荷制御信号出力上限用
   の算式による演算温度より高い場合に負荷制御信号を出
   力する負荷制御信号出力部と、この負荷制御信号出力部
   が負荷制御信号を出力すると同時に時間をカウントし所
   定値カウントすると上記負荷制御信号の出力を解除する
   カウンタとを備えてなる圧縮機用電動機の負荷制御装置
   。