JPH07234045A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH07234045A JPH07234045A JP6026510A JP2651094A JPH07234045A JP H07234045 A JPH07234045 A JP H07234045A JP 6026510 A JP6026510 A JP 6026510A JP 2651094 A JP2651094 A JP 2651094A JP H07234045 A JPH07234045 A JP H07234045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- operating frequency
- indoor
- temperature
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ガス抜け時のコンプレッサーの保
護を行なう空気調和機を提供することを目的とする。 【構成】 室内機吹出し空気温度と室内側熱交換器温度
との差異の値をあらかじめ設定された値と比較し制御信
号を出力する比較手段と、この信号を受けてコンプレッ
サー運転周波数を設定するコンプレッサー運転周波数設
定手段を設ける。
護を行なう空気調和機を提供することを目的とする。 【構成】 室内機吹出し空気温度と室内側熱交換器温度
との差異の値をあらかじめ設定された値と比較し制御信
号を出力する比較手段と、この信号を受けてコンプレッ
サー運転周波数を設定するコンプレッサー運転周波数設
定手段を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関するもの
であり、冷凍サイクルからの冷媒ガス抜け状態の運転に
おける焼損からコンプレッサーを保護する制御方式に関
するものである。
であり、冷凍サイクルからの冷媒ガス抜け状態の運転に
おける焼損からコンプレッサーを保護する制御方式に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機ではコンプレッサーの
保護をするために、温度もしくは入力電流に反応する過
負荷継電器をコンプレッサー表面に付加し、コンプレッ
サーの表面温度もしくは入力電流がある一定値を超えた
場合にコンプレッサーの運転を停止する手法をとってい
た。
保護をするために、温度もしくは入力電流に反応する過
負荷継電器をコンプレッサー表面に付加し、コンプレッ
サーの表面温度もしくは入力電流がある一定値を超えた
場合にコンプレッサーの運転を停止する手法をとってい
た。
【０００３】以下、図面を参照しながら上記従来の空気
調和機について説明する。図４は従来のヒートポンプ式
空気調和機における冷凍サイクル図である。
調和機について説明する。図４は従来のヒートポンプ式
空気調和機における冷凍サイクル図である。
【０００４】図に示すように、１はコンプレッサー、２
は四方弁、３は凝縮器（室外側熱交換器）、４は室外側
ファン、５はキャピラリーチューブ、６は蒸発器（室内
側熱交換器）、７は室内側ファン、８はアキュームレー
ター、９はコンプレッサーの過負荷継電装置である。
は四方弁、３は凝縮器（室外側熱交換器）、４は室外側
ファン、５はキャピラリーチューブ、６は蒸発器（室内
側熱交換器）、７は室内側ファン、８はアキュームレー
ター、９はコンプレッサーの過負荷継電装置である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の空気調和機では、以下のような課題があっ
た。
ような構成の空気調和機では、以下のような課題があっ
た。
【０００６】即ち、空気調和機を冷凍サイクルから冷媒
の抜けた状態で運転した場合、一般的に吐出温度、コン
プレッサー内のモーターコイル温度が上昇する。従来の
構成の装置ではコンプレッサー表面においてのみその温
度を検知するため、条件によってはコンプレッサー焼損
から保護しきれない場合があった。また、冷媒ガス抜け
時には入力電流値が低下することがある。このため従来
の過負荷継電器による保護手段では一部の運転状態での
保護にしか対応できていなかった。本発明は、上記課題
を解決しようとなされたもので、室内機吹出し空気温度
と室内側熱交換器温度を常時監視し、冷凍サイクルから
のガス抜け条件下の運転においてもコンプレッサーの保
護を行なうことを目的とする。
の抜けた状態で運転した場合、一般的に吐出温度、コン
プレッサー内のモーターコイル温度が上昇する。従来の
構成の装置ではコンプレッサー表面においてのみその温
度を検知するため、条件によってはコンプレッサー焼損
から保護しきれない場合があった。また、冷媒ガス抜け
時には入力電流値が低下することがある。このため従来
の過負荷継電器による保護手段では一部の運転状態での
保護にしか対応できていなかった。本発明は、上記課題
を解決しようとなされたもので、室内機吹出し空気温度
と室内側熱交換器温度を常時監視し、冷凍サイクルから
のガス抜け条件下の運転においてもコンプレッサーの保
護を行なうことを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の空気調和機は、図１にある手段を有し、室内
機吹出し空気温度と室内側熱交換器温度との差異がある
範囲から逸脱した場合、コンプレッサーの運転周波数の
上限を規制、または運転を停止しコンプレッサーの保護
を行なうと共に、室内機にこの制御内容を表示して空気
調和機の使用者に知らしめる制御を行なうものである。
に本発明の空気調和機は、図１にある手段を有し、室内
機吹出し空気温度と室内側熱交換器温度との差異がある
範囲から逸脱した場合、コンプレッサーの運転周波数の
上限を規制、または運転を停止しコンプレッサーの保護
を行なうと共に、室内機にこの制御内容を表示して空気
調和機の使用者に知らしめる制御を行なうものである。
【０００８】
【作用】本発明は、上記手段により次のような作用を有
する。即ち、室内機吹出し空気温度および室内側熱交換
器温度を常時監視することにより、室内機吹出し空気温
度と室内側熱交換器温度との差異がある範囲から逸脱し
た場合に運転周波数の制限を行ない、コンプレッサーを
保護することができる。
する。即ち、室内機吹出し空気温度および室内側熱交換
器温度を常時監視することにより、室内機吹出し空気温
度と室内側熱交換器温度との差異がある範囲から逸脱し
た場合に運転周波数の制限を行ない、コンプレッサーを
保護することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参考
に説明する。
に説明する。
【００１０】図２は本発明の一実施例における空気調和
機の冷凍サイクルである。図に示すように、１はコンプ
レッサー、２は四方弁、３は凝縮器（室外側熱交換
器）、４は室外側ファン、５はキャピラリーチューブ、
６は蒸発器（室内側熱交換器）、７は室内側ファン、８
はアキュームレーター、９は室内側熱交換器温度センサ
ー、１０は室内機吹出し空気温度センサーである。
機の冷凍サイクルである。図に示すように、１はコンプ
レッサー、２は四方弁、３は凝縮器（室外側熱交換
器）、４は室外側ファン、５はキャピラリーチューブ、
６は蒸発器（室内側熱交換器）、７は室内側ファン、８
はアキュームレーター、９は室内側熱交換器温度センサ
ー、１０は室内機吹出し空気温度センサーである。
【００１１】この冷凍サイクルにおいて、冷房運転時に
はコンプレッサー１から吐出された冷媒は四方弁２、凝
縮器３、キャピラリーチューブ５、蒸発器６、アキュム
レーター８と流れ、コンプレッサー１に吸入される。
はコンプレッサー１から吐出された冷媒は四方弁２、凝
縮器３、キャピラリーチューブ５、蒸発器６、アキュム
レーター８と流れ、コンプレッサー１に吸入される。
【００１２】次に、本発明における制御回路の働きを図
１を用いて説明すると以下のようになる。
１を用いて説明すると以下のようになる。
【００１３】図１において、制御系に取り入れられる情
報は、コンプレッサー運転周波数、室内機吹出し空気温
度、室内側熱交換器温度である。これらの情報はそれぞ
れ、コンプレッサー運転周波数検出手段（ステップ１０
１）、室内機吹出し空気温度検出手段（ステップ１０
４）、室内側熱交換器温度検出手段（ステップ１０５）
から制御系の中に取り込まれ、コンプレッサー運転周波
数はコンプレッサー運転周波数設定値記憶手段（ステッ
プ１０２）により比較され（ステップ１０３）、室内側
熱交換器温度と室内機吹出し空気温度との差異が演算さ
れ（ステップ１０８）、規定値と比較され（ステップ１
０７）、コンプレッサー運転周波数設定手段（ステップ
１１９）、コンプレッサー運転周波数可変手段（ステッ
プ１１０）によりコンプレッサー（ステップ１１１）の
運転周波数を増減させる。
報は、コンプレッサー運転周波数、室内機吹出し空気温
度、室内側熱交換器温度である。これらの情報はそれぞ
れ、コンプレッサー運転周波数検出手段（ステップ１０
１）、室内機吹出し空気温度検出手段（ステップ１０
４）、室内側熱交換器温度検出手段（ステップ１０５）
から制御系の中に取り込まれ、コンプレッサー運転周波
数はコンプレッサー運転周波数設定値記憶手段（ステッ
プ１０２）により比較され（ステップ１０３）、室内側
熱交換器温度と室内機吹出し空気温度との差異が演算さ
れ（ステップ１０８）、規定値と比較され（ステップ１
０７）、コンプレッサー運転周波数設定手段（ステップ
１１９）、コンプレッサー運転周波数可変手段（ステッ
プ１１０）によりコンプレッサー（ステップ１１１）の
運転周波数を増減させる。
【００１４】この制御の流れをフローチャート化したも
のが図３である。まずコンプレッサー周波数ｆ、室内側
熱交換器温度Ｔｉ,室内機吹出し空気温度Ｔａを検出す
る（ステップ２０１〜２０３）。続いてｆの値が規定値
ｆｃ以上か否か判定し（ステップ２０４）、ＴｉとＴａ
との差異の絶対値がＴｃを上回っているか否か判定する
（ステップ２０５）。
のが図３である。まずコンプレッサー周波数ｆ、室内側
熱交換器温度Ｔｉ,室内機吹出し空気温度Ｔａを検出す
る（ステップ２０１〜２０３）。続いてｆの値が規定値
ｆｃ以上か否か判定し（ステップ２０４）、ＴｉとＴａ
との差異の絶対値がＴｃを上回っているか否か判定する
（ステップ２０５）。
【００１５】もし各々の条件を満たしていなければステ
ップ２０１に戻り、満たしていれば即座にコンプレッサ
ーの運転を中止し（ステップ２０６）、同時に室内機に
この制御内容を表示する（ステップ２０７）。この制御
により、冷凍サイクルからのガス抜け状態の運転に対す
るコンプレッサーの保護が可能となる。尚、上記実施例
はセパレート形空気調和機について説明したが、一体形
空気調和機においても同様の効果が期待できる。
ップ２０１に戻り、満たしていれば即座にコンプレッサ
ーの運転を中止し（ステップ２０６）、同時に室内機に
この制御内容を表示する（ステップ２０７）。この制御
により、冷凍サイクルからのガス抜け状態の運転に対す
るコンプレッサーの保護が可能となる。尚、上記実施例
はセパレート形空気調和機について説明したが、一体形
空気調和機においても同様の効果が期待できる。
【００１６】
【発明の効果】以上に示した内容のように本発明は、ヒ
ートポンプ式空気調和機の室内側熱交換器温度および室
内機吹出し空気温度を検出し、この両者の差異値がある
範囲を逸脱した場合、ガス抜け運転と判断しコンプレッ
サーの運転を停止することで冷凍サイクルの保護を行な
うことができる。
ートポンプ式空気調和機の室内側熱交換器温度および室
内機吹出し空気温度を検出し、この両者の差異値がある
範囲を逸脱した場合、ガス抜け運転と判断しコンプレッ
サーの運転を停止することで冷凍サイクルの保護を行な
うことができる。
【図１】本発明の一実施例における空気調和機の制御ブ
ロック図
ロック図
【図２】同空気調和機の冷凍サイクル図
【図３】同空気調和機の制御フローチャート
【図４】従来の空気調和機の冷凍サイクル図
１ コンプレッサー ２ 四方弁 ３ 凝縮器 ４ 室外側ファン ５ キャピラリーチューブ ６ 蒸発器 ７ 室内側ファン ８ アキュームレーター ９ コンプレッサーの過負荷継電装置
Claims (1)
- 【請求項１】室内機吹出し空気の温度を検知する室内機
吹出し空気温度センサーと、室内機吹出し空気温度セン
サーの出力を検出する室内機吹出し空気温度検出手段
と、室内側熱交換器の温度を検知する室内側熱交換器温
度センサーと室内側熱交換器温度センサーの出力を検出
する室内側熱交換器温度検出手段と、室内機吹出し空気
温度と室内側熱交換器温度との差異を求める演算手段
と、この差異の値とあらかじめ設定された値とを比較し
制御信号を出力する比較手段と、この信号を受けてコン
プレッサー運転周波数を設定するコンプレッサー運転周
波数設定手段とコンプレッサー運転周波数を可変するコ
ンプレッサー運転周波数可変装置と、この信号を受けて
室内機にこの制御内容を表示する表示手段を設けた空気
調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6026510A JPH07234045A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6026510A JPH07234045A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07234045A true JPH07234045A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12195482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6026510A Pending JPH07234045A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07234045A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000105033A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-11 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| CN104110774A (zh) * | 2013-08-27 | 2014-10-22 | 广东美的制冷设备有限公司 | 一种空调运行控制方法及装置 |
| WO2015199190A1 (ja) * | 2014-06-27 | 2015-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
| CN108954706A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-12-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、空调器及存储介质 |
| CN112212469A (zh) * | 2020-09-14 | 2021-01-12 | 海信（山东）空调有限公司 | 空调器和控制方法 |
| CN113465097A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-10-01 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 空调器舒适性控制方法、装置及空调器 |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP6026510A patent/JPH07234045A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000105033A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-11 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| CN104110774A (zh) * | 2013-08-27 | 2014-10-22 | 广东美的制冷设备有限公司 | 一种空调运行控制方法及装置 |
| WO2015199190A1 (ja) * | 2014-06-27 | 2015-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
| JP2016011767A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
| CN108954706A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-12-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、空调器及存储介质 |
| CN112212469A (zh) * | 2020-09-14 | 2021-01-12 | 海信（山东）空调有限公司 | 空调器和控制方法 |
| CN113465097A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-10-01 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 空调器舒适性控制方法、装置及空调器 |
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