JPH10203155A - 建設機械のエアコンディショナ - Google Patents

建設機械のエアコンディショナ

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Publication number
JPH10203155A
JPH10203155A JP1527497A JP1527497A JPH10203155A JP H10203155 A JPH10203155 A JP H10203155A JP 1527497 A JP1527497 A JP 1527497A JP 1527497 A JP1527497 A JP 1527497A JP H10203155 A JPH10203155 A JP H10203155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
fan motor
front window
construction machine
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1527497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Takahashi
重明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP1527497A priority Critical patent/JPH10203155A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のエアコンディショナの冷房能力を
制御し、コンデンサの排熱温度が極端に上昇するのを抑
止して、車両のヒートバランスを良好に保持する。 【解決手段】 検出装置18及び19を設けてキャブド
ア及びキャブ前面窓の開閉状態を検出する。キャブドア
またはキャブ前面窓が開放状態のときは、検出装置18
または19がオンになり、演算装置22から駆動装置2
0へ信号を出力して、室内ユニット12のファンモータ
11の回転数を所定回転数に低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械のエアコン
ディショナに関するものであり、特に、冷房能力を制御
してコンデンサの排熱温度の上昇を抑える建設機械のエ
アコンディショナに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】建設機械のエアコンデ
ィショナは、エバポレータ及びファンモータからなる室
内ユニットと、コンデンサ及びコンプレッサとにより構
成されており、キャブ内空気温度が設定温度になるよう
に室内ユニット及びコンプレッサが制御される。しか
し、夏季の冷房運転中に、キャブのドアや前面窓を開放
しているときは、高温、高湿度の外気がキャブ内に流入
するので、キャブ内空気温度が上昇して設定温度を維持
できず、冷房能力を超えた過負荷運転となってコンデン
サの排熱温度が著しく上昇する。このため、前記コンデ
ンサをオイルクーラやラジエター等と同一箇所に設置し
た場合は、コンデンサの排熱によって車両のヒートバラ
ンスに悪影響を及ぼすことになる。
【0003】そこで、建設機械のエアコンディショナの
冷房能力を制御し、コンデンサの排熱温度が極端に上昇
するのを抑止して、車両のヒートバランスを良好に保持
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、エバポレータ及びフ
ァンモータからなる室内ユニットと、コンデンサ及びコ
ンプレッサとにより構成された建設機械のエアコンディ
ショナに於いて、前記ファンモータの回転数を制御する
駆動装置と、キャブドアの開閉状態を検出する検出装置
と、キャブ前面窓の開閉状態を検出する検出装置と、前
記検出装置からの入力信号に基づき、キャブドア及びキ
ャブ前面窓が閉鎖状態であるときは、キャブ内空気温度
が設定温度となるようにファンモータの回転数を制御す
べく前記駆動装置へ信号を出力し、前記キャブドア及び
キャブ前面窓の何れか一方若しくは双方が開放状態であ
るときは、キャブ内空気温度に拘わらずファンモータの
回転数を所定回転数に低下すべく前記駆動装置へ信号を
出力する演算装置とを備えた建設機械のエアコンディシ
ョナを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1に示すように、建設機械のエア
コンディショナはエバポレータ10及びファンモータ1
1からなる室内ユニット12と、コンデンサ13及びコ
ンプレッサ14とにより構成され、温度センサ15にて
測定されるキャブ内空気温度が、コントローラ16の温
度設定部17で設定された温度になるように室内ユニッ
ト12及びコンプレッサ14が制御される。また、キャ
ブドアの開閉状態を検出する検出装置18と、キャブ前
面窓の開閉状態を検出する検出装置19が設けられてい
る。本実施の形態では夫々の検出装置18,19として
スイッチを使用し、キャブドアが閉鎖状態から開放状態
になったときに検出装置18のスイッチがオフからオン
に切り換わり、キャブ前面窓が閉鎖状態から開放状態に
なったときに検出装置19のスイッチがオフからオンに
切り換わる構成となっている。
【0006】一方、前記コントローラ16にはファンモ
ータ11の回転数を制御する駆動装置20と、ROM2
1に記憶されているプログラムを読み込んで実行する演
算装置22とが設けられており、前記温度センサ15の
検出信号及び検出装置18,19のオン・オフ信号がイ
ンターフェイス23を介して演算装置22へ入力され、
この入力信号に基づいて後述するように演算装置22か
ら駆動装置20へ信号を出力する。
【0007】図2のフローチャートに示すように、前記
エアコンディショナの冷房運転が開始されると、前記コ
ントローラ16内の演算装置22は先ず温度設定部17
からの信号入力によりオペレータの設定温度を読み込み
(ステップ1)、温度センサ15の検出信号からキャブ
内空気温度を求める(ステップ2)とともに、検出装置
18及び19のスイッチ信号からキャブドアとキャブ前
面窓の開閉状態を監視する(ステップ3)。
【0008】そして、検出装置18及び19のスイッチ
信号が双方ともにオフであるときは、キャブドアとキャ
ブ前面窓が閉鎖状態であると判別し(ステップ4)、キ
ャブ内空気温度が温度設定部17の設定値となるように
ファンモータ11の回転数を制御すべく、演算装置22
から駆動装置20へ信号を出力する(ステップ5)。即
ち、温度センサ15の検出信号に基づいて通常の冷房運
転が行われる。
【0009】ここで、検出装置18または19のスイッ
チ信号の何れか一方若しくは双方がオンとなったとき
は、キャブドアまたはキャブ前面窓が開放状態であると
判別し(ステップ4)、キャブ内空気温度に拘わらずフ
ァンモータ11の回転数を所定回転数まで低下すべく、
演算装置22から駆動装置20へ信号を出力する(ステ
ップ6)。ファンモータ11の回転数が低速になれば、
冷房負荷が軽減されてコンデンサ13内の冷媒温度が低
下し、コンデンサ13の排熱温度は再び所定温度以下に
なる。
【0010】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では建設機
械のエアコンディショナを冷房運転しているときに、キ
ャブドアまたはキャブ前面窓の開閉状態を夫々検出装置
によって認識し、キャブドアまたはキャブ前面窓が開放
状態になったらファンモータの回転数を低下させるよう
に制御する。然るときは、冷房負荷が軽減されてコンデ
ンサの排熱温度が極端に上昇するのを抑止でき、車両の
ヒートバランスを良好に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】ブロック図。
【図2】制御のフローチャート。
【符号の説明】
10 エバポレータ 11 ファンモータ 12 室内ユニット 13 コンデンサ 14 コンプレッサ 15 温度センサ 16 コントローラ 17 温度設定部 18 検出装置 19 検出装置 20 駆動装置 21 ROM 22 演算装置 23 インターフェイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータ及びファンモータからなる
    室内ユニットと、コンデンサ及びコンプレッサとにより
    構成された建設機械のエアコンディショナに於いて、前
    記ファンモータの回転数を制御する駆動装置と、キャブ
    ドアの開閉状態を検出する検出装置と、キャブ前面窓の
    開閉状態を検出する検出装置と、前記検出装置からの入
    力信号に基づき、キャブドア及びキャブ前面窓が閉鎖状
    態であるときは、キャブ内空気温度が設定温度となるよ
    うにファンモータの回転数を制御すべく前記駆動装置へ
    信号を出力し、前記キャブドア及びキャブ前面窓の何れ
    か一方若しくは双方が開放状態であるときは、キャブ内
    空気温度に拘わらずファンモータの回転数を所定回転数
    に低下すべく前記駆動装置へ信号を出力する演算装置と
    を備えたことを特徴とする建設機械のエアコンディショ
    ナ。
JP1527497A 1997-01-29 1997-01-29 建設機械のエアコンディショナ Pending JPH10203155A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1527497A JPH10203155A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 建設機械のエアコンディショナ

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JP1527497A JPH10203155A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 建設機械のエアコンディショナ

Publications (1)

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JPH10203155A true JPH10203155A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11884289

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JP1527497A Pending JPH10203155A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 建設機械のエアコンディショナ

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JP (1) JPH10203155A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000142080A (ja) * 1998-11-05 2000-05-23 Sanden Corp 建設車両用空調装置
JP2019084926A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 ベバスト サーモアンドコンフォート ジャパン株式会社 車両用空気調和装置及び車両用空気調和装置の制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000142080A (ja) * 1998-11-05 2000-05-23 Sanden Corp 建設車両用空調装置
JP2019084926A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 ベバスト サーモアンドコンフォート ジャパン株式会社 車両用空気調和装置及び車両用空気調和装置の制御方法

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