JPH10203152A - 建設機械のエアコンディショナ - Google Patents
建設機械のエアコンディショナInfo
- Publication number
- JPH10203152A JPH10203152A JP1527297A JP1527297A JPH10203152A JP H10203152 A JPH10203152 A JP H10203152A JP 1527297 A JP1527297 A JP 1527297A JP 1527297 A JP1527297 A JP 1527297A JP H10203152 A JPH10203152 A JP H10203152A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- condenser
- exhaust heat
- air
- construction machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設機械のエアコンディショナの冷房能力を
制御し、コンデンサの排熱温度が極端に上昇するのを抑
止して、車両のヒートバランスを良好に保持する。 【解決手段】 エアコンディショナのコンデンサ13に
測定装置18を設けてコンデンサ13の排熱温度を測定
する。コンデンサ13の排熱温度が所定温度を超えて測
定装置18がオンに切り換わったときは、演算装置22
から駆動装置20へ信号を出力して、コンプレッサ14
のマグネットクラッチ19のオン・オフを所定サイクル
で制御する。
制御し、コンデンサの排熱温度が極端に上昇するのを抑
止して、車両のヒートバランスを良好に保持する。 【解決手段】 エアコンディショナのコンデンサ13に
測定装置18を設けてコンデンサ13の排熱温度を測定
する。コンデンサ13の排熱温度が所定温度を超えて測
定装置18がオンに切り換わったときは、演算装置22
から駆動装置20へ信号を出力して、コンプレッサ14
のマグネットクラッチ19のオン・オフを所定サイクル
で制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械のエアコン
ディショナに関するものであり、特に、冷房能力を制御
してコンデンサの排熱温度の上昇を抑える建設機械のエ
アコンディショナに関するものである。
ディショナに関するものであり、特に、冷房能力を制御
してコンデンサの排熱温度の上昇を抑える建設機械のエ
アコンディショナに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】建設機械のエアコンデ
ィショナは、エバポレータ及びファンモータからなる室
内ユニットと、コンデンサ及びコンプレッサとにより構
成されており、キャブ内空気温度が設定温度になるよう
に室内ユニット及びコンプレッサが制御される。しか
し、夏季の冷房運転中に、キャブのドアや前面窓を開放
しているときは、高温、高湿度の外気がキャブ内に流入
するので、キャブ内空気温度が上昇して設定温度を維持
できず、冷房能力を超えた過負荷運転となってコンデン
サの排熱温度が著しく上昇する。このため、前記コンデ
ンサをオイルクーラやラジエター等と同一箇所に設置し
た場合は、コンデンサの排熱によって車両のヒートバラ
ンスに悪影響を及ぼすことになる。
ィショナは、エバポレータ及びファンモータからなる室
内ユニットと、コンデンサ及びコンプレッサとにより構
成されており、キャブ内空気温度が設定温度になるよう
に室内ユニット及びコンプレッサが制御される。しか
し、夏季の冷房運転中に、キャブのドアや前面窓を開放
しているときは、高温、高湿度の外気がキャブ内に流入
するので、キャブ内空気温度が上昇して設定温度を維持
できず、冷房能力を超えた過負荷運転となってコンデン
サの排熱温度が著しく上昇する。このため、前記コンデ
ンサをオイルクーラやラジエター等と同一箇所に設置し
た場合は、コンデンサの排熱によって車両のヒートバラ
ンスに悪影響を及ぼすことになる。
【0003】そこで、建設機械のエアコンディショナの
冷房能力を制御し、コンデンサの排熱温度が極端に上昇
するのを抑止して、車両のヒートバランスを良好に保持
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
冷房能力を制御し、コンデンサの排熱温度が極端に上昇
するのを抑止して、車両のヒートバランスを良好に保持
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、エバポレータ及びフ
ァンモータからなる室内ユニットと、コンデンサ及びコ
ンプレッサとにより構成された建設機械のエアコンディ
ショナに於いて、前記コンプレッサのマグネットクラッ
チをオン・オフする駆動装置と、コンデンサの排熱温度
を測定する測定装置と、該測定装置からの入力信号に基
づき、前記コンデンサの排熱温度が所定温度以下である
ときは、キャブ内空気温度が設定温度となるように前記
マグネットクラッチをオン・オフ制御すべく前記駆動装
置へ信号を出力し、前記コンデンサの排熱温度が所定温
度を超えたときは、キャブ内空気温度に拘わらず前記マ
グネットクラッチのオン・オフを所定サイクルで制御す
べく前記駆動装置へ信号を出力する演算装置とを備えた
建設機械のエアコンディショナを提供するものである。
するために提案されたものであり、エバポレータ及びフ
ァンモータからなる室内ユニットと、コンデンサ及びコ
ンプレッサとにより構成された建設機械のエアコンディ
ショナに於いて、前記コンプレッサのマグネットクラッ
チをオン・オフする駆動装置と、コンデンサの排熱温度
を測定する測定装置と、該測定装置からの入力信号に基
づき、前記コンデンサの排熱温度が所定温度以下である
ときは、キャブ内空気温度が設定温度となるように前記
マグネットクラッチをオン・オフ制御すべく前記駆動装
置へ信号を出力し、前記コンデンサの排熱温度が所定温
度を超えたときは、キャブ内空気温度に拘わらず前記マ
グネットクラッチのオン・オフを所定サイクルで制御す
べく前記駆動装置へ信号を出力する演算装置とを備えた
建設機械のエアコンディショナを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1に示すように、建設機械のエア
コンディショナはエバポレータ10及びファンモータ1
1からなる室内ユニット12と、コンデンサ13及びコ
ンプレッサ14とにより構成され、温度センサ15にて
測定されるキャブ内空気温度が、コントローラ16の温
度設定部17で設定された温度になるように室内ユニッ
ト12及びコンプレッサ14が制御される。また、コン
デンサ13には排熱温度を測定する測定装置18が設け
られている。本実施の形態では測定装置18として温度
スイッチを使用し、所定温度を超えたときに該温度スイ
ッチがオフからオンに切り換わる構成となっている。
に従って詳述する。図1に示すように、建設機械のエア
コンディショナはエバポレータ10及びファンモータ1
1からなる室内ユニット12と、コンデンサ13及びコ
ンプレッサ14とにより構成され、温度センサ15にて
測定されるキャブ内空気温度が、コントローラ16の温
度設定部17で設定された温度になるように室内ユニッ
ト12及びコンプレッサ14が制御される。また、コン
デンサ13には排熱温度を測定する測定装置18が設け
られている。本実施の形態では測定装置18として温度
スイッチを使用し、所定温度を超えたときに該温度スイ
ッチがオフからオンに切り換わる構成となっている。
【0006】一方、前記コントローラ16にはコンプレ
ッサ14のマグネットクラッチ19をオン・オフ制御す
る駆動装置20と、ROM21に記憶されているプログ
ラムを読み込んで実行する演算装置22とが設けられて
おり、前記温度センサ15の検出信号及び測定装置18
のオン・オフ信号がインターフェイス23を介して演算
装置22へ入力され、この入力信号に基づいて後述する
ように演算装置22から駆動装置20へ信号を出力す
る。
ッサ14のマグネットクラッチ19をオン・オフ制御す
る駆動装置20と、ROM21に記憶されているプログ
ラムを読み込んで実行する演算装置22とが設けられて
おり、前記温度センサ15の検出信号及び測定装置18
のオン・オフ信号がインターフェイス23を介して演算
装置22へ入力され、この入力信号に基づいて後述する
ように演算装置22から駆動装置20へ信号を出力す
る。
【0007】図2のフローチャートに示すように、前記
エアコンディショナの冷房運転が開始されると、前記コ
ントローラ16内の演算装置22は先ず温度設定部17
からの信号入力によりオペレータの設定温度を読み込み
(ステップ1)、温度センサ15の検出信号からキャブ
内空気温度を求める(ステップ2)とともに、測定装置
18のスイッチ信号から前記コンデンサ13の排熱温度
を監視する(ステップ3)。
エアコンディショナの冷房運転が開始されると、前記コ
ントローラ16内の演算装置22は先ず温度設定部17
からの信号入力によりオペレータの設定温度を読み込み
(ステップ1)、温度センサ15の検出信号からキャブ
内空気温度を求める(ステップ2)とともに、測定装置
18のスイッチ信号から前記コンデンサ13の排熱温度
を監視する(ステップ3)。
【0008】そして、測定装置18のスイッチ信号がオ
フであるときは、前記コンデンサ13の排熱温度が所定
温度以下であると判別し(ステップ4)、キャブ内空気
温度が温度設定部17の設定値となるように前記マグネ
ットクラッチ19をオン・オフ制御すべく、演算装置2
2から駆動装置20へ信号を出力する(ステップ5)。
即ち、温度センサ15の検出信号に基づいて通常の冷房
運転が行われる。
フであるときは、前記コンデンサ13の排熱温度が所定
温度以下であると判別し(ステップ4)、キャブ内空気
温度が温度設定部17の設定値となるように前記マグネ
ットクラッチ19をオン・オフ制御すべく、演算装置2
2から駆動装置20へ信号を出力する(ステップ5)。
即ち、温度センサ15の検出信号に基づいて通常の冷房
運転が行われる。
【0009】ここで、測定装置18のスイッチ信号がオ
ンとなったときは、前記コンデンサ13の排熱温度が所
定温度を超えたと判別し(ステップ4)、キャブ内空気
温度に拘わらず前記マグネットクラッチ19を所定サイ
クルでオン・オフ制御すべく、演算装置22から駆動装
置20へ信号を出力する(ステップ6)。マグネットク
ラッチ19を所定サイクルでオン・オフすることによ
り、コンプレッサ14が一定間隔で作動と休止を繰り返
すため、冷房負荷が軽減されてコンデンサ13の排熱温
度は再び所定温度以下になる。
ンとなったときは、前記コンデンサ13の排熱温度が所
定温度を超えたと判別し(ステップ4)、キャブ内空気
温度に拘わらず前記マグネットクラッチ19を所定サイ
クルでオン・オフ制御すべく、演算装置22から駆動装
置20へ信号を出力する(ステップ6)。マグネットク
ラッチ19を所定サイクルでオン・オフすることによ
り、コンプレッサ14が一定間隔で作動と休止を繰り返
すため、冷房負荷が軽減されてコンデンサ13の排熱温
度は再び所定温度以下になる。
【0010】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では建設機
械のエアコンディショナを冷房運転しているときに、コ
ンデンサの排熱温度が所定温度を超えたらコンプレッサ
のマグネットクラッチを所定サイクルでオン・オフする
ように制御する。然るときは、冷房負荷が軽減されてコ
ンデンサの排熱温度が極端に上昇するのを抑止でき、車
両のヒートバランスを良好に保持することができる。
械のエアコンディショナを冷房運転しているときに、コ
ンデンサの排熱温度が所定温度を超えたらコンプレッサ
のマグネットクラッチを所定サイクルでオン・オフする
ように制御する。然るときは、冷房負荷が軽減されてコ
ンデンサの排熱温度が極端に上昇するのを抑止でき、車
両のヒートバランスを良好に保持することができる。
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】ブロック図。
【図2】制御のフローチャート。
10 エバポレータ 11 ファンモータ 12 室内ユニット 13 コンデンサ 14 コンプレッサ 15 温度センサ 16 コントローラ 17 温度設定部 18 測定装置 19 マグネットクラッチ 20 駆動装置 21 ROM 22 演算装置 23 インターフェイス
Claims (1)
- 【請求項1】 エバポレータ及びファンモータからなる
室内ユニットと、コンデンサ及びコンプレッサとにより
構成された建設機械のエアコンディショナに於いて、前
記コンプレッサのマグネットクラッチをオン・オフする
駆動装置と、コンデンサの排熱温度を測定する測定装置
と、該測定装置からの入力信号に基づき、前記コンデン
サの排熱温度が所定温度以下であるときは、キャブ内空
気温度が設定温度となるように前記マグネットクラッチ
をオン・オフ制御すべく前記駆動装置へ信号を出力し、
前記コンデンサの排熱温度が所定温度を超えたときは、
キャブ内空気温度に拘わらず前記マグネットクラッチの
オン・オフを所定サイクルで制御すべく前記駆動装置へ
信号を出力する演算装置とを備えたことを特徴とする建
設機械のエアコンディショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527297A JPH10203152A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 建設機械のエアコンディショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527297A JPH10203152A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 建設機械のエアコンディショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10203152A true JPH10203152A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11884236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1527297A Pending JPH10203152A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 建設機械のエアコンディショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10203152A (ja) |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP1527297A patent/JPH10203152A/ja active Pending
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