JPH0769071B2 - 空気調和機の周波数制御装置 - Google Patents
空気調和機の周波数制御装置Info
- Publication number
- JPH0769071B2 JPH0769071B2 JP62292318A JP29231887A JPH0769071B2 JP H0769071 B2 JPH0769071 B2 JP H0769071B2 JP 62292318 A JP62292318 A JP 62292318A JP 29231887 A JP29231887 A JP 29231887A JP H0769071 B2 JPH0769071 B2 JP H0769071B2
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- JP
- Japan
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- frequency
- speed
- air conditioner
- changing
- compressor
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は圧縮機の回転速度を制御する周波数制御装置
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来、この種の周波数変換器を設け圧縮機モータに対す
る供給電源の周波数を変換して、圧縮機を能力制御すべ
く成した空気調和機は、第５図に示すように周波数の上
昇速度と下降速度が一定の変化速度で行なわれている。
る供給電源の周波数を変換して、圧縮機を能力制御すべ
く成した空気調和機は、第５図に示すように周波数の上
昇速度と下降速度が一定の変化速度で行なわれている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記のような周波数変換器を設けた空気調
和機は以下のような問題点があった。
和機は以下のような問題点があった。
暖房運転時の立ち上げ特性および冷房運転時の立ち下げ
特性を良くするために、周波数変化速度を早く設定して
おくと、立ち上げ、立ち下げ特性は良くなるが、室外の
負荷が大きい時に、室内が設定温度に到達し、周波数が
下降する場合は、周波数の下降速度が早すぎ、負荷に相
当し圧縮機を駆動するトルクが不足するために圧縮機の
モータ電流波形がひずみ保護装置が働く。またトルク不
足のために圧縮機が大きく振動し異常音発生および接続
配管の破損をまねく。逆に周波数変化速度を遅くすると
過負荷時における圧縮機のトルク不足については問題な
いが、冷房時の立ち下げ、暖房時の立ち上げ特性が悪く
なるという問題を有している。
特性を良くするために、周波数変化速度を早く設定して
おくと、立ち上げ、立ち下げ特性は良くなるが、室外の
負荷が大きい時に、室内が設定温度に到達し、周波数が
下降する場合は、周波数の下降速度が早すぎ、負荷に相
当し圧縮機を駆動するトルクが不足するために圧縮機の
モータ電流波形がひずみ保護装置が働く。またトルク不
足のために圧縮機が大きく振動し異常音発生および接続
配管の破損をまねく。逆に周波数変化速度を遅くすると
過負荷時における圧縮機のトルク不足については問題な
いが、冷房時の立ち下げ、暖房時の立ち上げ特性が悪く
なるという問題を有している。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するために本発明は、室内サー
モ設定温度Toを記憶する設定温度記憶手段と、室温T1を
検出する検出手段と、設定温度Toと室温T1を比較判定す
る比較判定手段と、この出力信号によって周波数を変更
する周波数変更手段と、周波数変化の下降速度を上昇速
度よりも遅く制御する周波数変化速度変更手段とより構
成したものである。
モ設定温度Toを記憶する設定温度記憶手段と、室温T1を
検出する検出手段と、設定温度Toと室温T1を比較判定す
る比較判定手段と、この出力信号によって周波数を変更
する周波数変更手段と、周波数変化の下降速度を上昇速
度よりも遅く制御する周波数変化速度変更手段とより構
成したものである。
作用 上記構成により本発明の空気調和機の周波数制御装置
は、圧縮機の周波数の上昇速度は早く行ない、圧縮機の
周波数下降速度を上昇速度よりも遅く制御することによ
って、暖房運転時の立ち上げ特性および冷房運転時の立
ち下げ特性が良くかつ過負荷時等における周波数下降時
のモータのトルク不足を補うことができる。
は、圧縮機の周波数の上昇速度は早く行ない、圧縮機の
周波数下降速度を上昇速度よりも遅く制御することによ
って、暖房運転時の立ち上げ特性および冷房運転時の立
ち下げ特性が良くかつ過負荷時等における周波数下降時
のモータのトルク不足を補うことができる。
実施例 以下、本発明の空気調和機の周波数制御装置の一実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
第１図は本実施例の空気調和機の周波数制御装置の回路
図を示すものである。
図を示すものである。
第１図において、１はマイクロコンピュータ（以下LSI1
と称す）、２はパワートランジスタ装置、３は室温検出
回路、４は三相の能力制御圧縮機、５は電源、ヒュー
ズ、ノイズフィルタ、ダイオードブリッジ等を含む電源
装置である。
と称す）、２はパワートランジスタ装置、３は室温検出
回路、４は三相の能力制御圧縮機、５は電源、ヒュー
ズ、ノイズフィルタ、ダイオードブリッジ等を含む電源
装置である。
以上のように構成された空気調和機の周波数制御装置に
ついて、以下第１図〜第４図を用いてその動作を説明す
る。
ついて、以下第１図〜第４図を用いてその動作を説明す
る。
まず第２図は同制御装置を機能実現手段で表現したブロ
ック図で、第１図で示すLSI1に内蔵されている室内の設
定温度を記憶している記憶回路が第２図の設定温度記憶
手段に相当し、室温検出回路３が第２図の室温検出手段
に相当し、設定温度と室温検出回路にて検出した温度と
を比較判定するLSI1内蔵の演算回路が第２図の比較判定
手段に相当し、設定温度と検出温度の比較演算結果に対
し周波数を変更するLSI1内蔵の制御回路が第２図の周波
数変更手段に相当し、設定温度と検出温度の比較演算結
果に対し周波数の変化速度を変更するLSI1内蔵の制御回
路が第２図の周波数変化速度変更手段に相当している。
ック図で、第１図で示すLSI1に内蔵されている室内の設
定温度を記憶している記憶回路が第２図の設定温度記憶
手段に相当し、室温検出回路３が第２図の室温検出手段
に相当し、設定温度と室温検出回路にて検出した温度と
を比較判定するLSI1内蔵の演算回路が第２図の比較判定
手段に相当し、設定温度と検出温度の比較演算結果に対
し周波数を変更するLSI1内蔵の制御回路が第２図の周波
数変更手段に相当し、設定温度と検出温度の比較演算結
果に対し周波数の変化速度を変更するLSI1内蔵の制御回
路が第２図の周波数変化速度変更手段に相当している。
第３図は動制御装置の動作の流れを示すフローチャート
で、最初に室内にサーモ温度Toを設定し、次に室内温度
T1を読み込み、空気調和機の運転が冷房か暖房かを判断
し、前記設定温度Toと室内温度T1を比較・判定を行い、
例えば暖房時の場合は、To≦T1の時には周波数下降速度
をU2に設定し周波数を下降させる出力を出し、パワート
ランジスタ装置２により圧縮機４を駆動する。またTo＞
T1の時には周波数上昇速度をU1に設定し周波数を上昇さ
せる出力を出し、パワートランジスタ装置２より圧縮機
４を駆動する。
で、最初に室内にサーモ温度Toを設定し、次に室内温度
T1を読み込み、空気調和機の運転が冷房か暖房かを判断
し、前記設定温度Toと室内温度T1を比較・判定を行い、
例えば暖房時の場合は、To≦T1の時には周波数下降速度
をU2に設定し周波数を下降させる出力を出し、パワート
ランジスタ装置２により圧縮機４を駆動する。またTo＞
T1の時には周波数上昇速度をU1に設定し周波数を上昇さ
せる出力を出し、パワートランジスタ装置２より圧縮機
４を駆動する。
第４図は同制御装置の周波数変化速度の特性について示
しており、周波数０からf1までの上昇速度|f1−0/t1|と
f1から０までの下降速度 が異なることを特徴としている。
しており、周波数０からf1までの上昇速度|f1−0/t1|と
f1から０までの下降速度 が異なることを特徴としている。
以上のように本実施例によれば、周波数の上昇速度を速
く行なうことにより、冷房時の立ち下がり特性、暖房時
の立ち上げ特性が良くなる。また周波数の下降速度を上
昇速度よりも遅く制御することにより負荷に対する圧縮
機のトルク不足が改善されモータ電流の波形ひずみが改
善されるため保護装置の動作がなくなり連続して圧縮機
を運転するため快適性が向上される。またトルク不足に
よって圧縮機が大きく振動することも改善され、異常音
の発生等を押さえることができる。
く行なうことにより、冷房時の立ち下がり特性、暖房時
の立ち上げ特性が良くなる。また周波数の下降速度を上
昇速度よりも遅く制御することにより負荷に対する圧縮
機のトルク不足が改善されモータ電流の波形ひずみが改
善されるため保護装置の動作がなくなり連続して圧縮機
を運転するため快適性が向上される。またトルク不足に
よって圧縮機が大きく振動することも改善され、異常音
の発生等を押さえることができる。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、周波数変化の
下降速度を上昇速度よりも遅く制御することによって、
冷房時の立ち下がり特性、暖房時の立ち上がり特性がよ
く、また、室内の温度が設定温度に到達し、周波数が下
降する場合は、トルク不足に伴う圧縮機モータ電流の波
形ひずみが改善され、保護装置の動作がなく快適性が向
上され、かつトルク不足により圧縮機の異常振動が低減
され、騒音の低減および配管振動低減される。
下降速度を上昇速度よりも遅く制御することによって、
冷房時の立ち下がり特性、暖房時の立ち上がり特性がよ
く、また、室内の温度が設定温度に到達し、周波数が下
降する場合は、トルク不足に伴う圧縮機モータ電流の波
形ひずみが改善され、保護装置の動作がなく快適性が向
上され、かつトルク不足により圧縮機の異常振動が低減
され、騒音の低減および配管振動低減される。
第１図は本発明の一実施例における空気調和機の周波数
制御装置の電気回路図、第２図は同制御装置を機能実現
手段で表現したブロック図、第３図は同制御装置のフロ
ーチャート、第４図は同制御装置の周波数変化速度の特
性図、第５図は、従来の周波数変化速度の特性図であ
る。 １……マイクロコンピュータ、３……室温検出回路。
制御装置の電気回路図、第２図は同制御装置を機能実現
手段で表現したブロック図、第３図は同制御装置のフロ
ーチャート、第４図は同制御装置の周波数変化速度の特
性図、第５図は、従来の周波数変化速度の特性図であ
る。 １……マイクロコンピュータ、３……室温検出回路。
Claims (1)
- 【請求項１】室内サーモ設定温度Toを記憶する設定温度
記憶手段と、室温T1を検出する検出手段と、前記設定温
度Toと前記室温T1を比較判定する比較判定手段と、この
比較判定手段にて判断された出力信号によって周波数を
変更する周波数変更手段と、前記周波数変化の下降速度
を上昇速度よりも遅く制御する周波数変化速度変更手段
より構成した空気調和機の周波数制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62292318A JPH0769071B2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 空気調和機の周波数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62292318A JPH0769071B2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 空気調和機の周波数制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134148A JPH01134148A (ja) | 1989-05-26 |
| JPH0769071B2 true JPH0769071B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17780223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62292318A Expired - Lifetime JPH0769071B2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 空気調和機の周波数制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769071B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2907898B2 (ja) * | 1989-11-08 | 1999-06-21 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機 |
| US7602514B2 (en) | 2004-03-01 | 2009-10-13 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Estimating the time to print a document |
| CN111023434B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-08-20 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种空调器的运行控制方法、系统、空调器及存储介质 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59131845A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-28 | Toshiba Corp | 空気調和機の圧縮機制御方法 |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP62292318A patent/JPH0769071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134148A (ja) | 1989-05-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070726 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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