JPS6297723A - 密閉缶の製缶方法 - Google Patents

密閉缶の製缶方法

Info

Publication number
JPS6297723A
JPS6297723A JP60236840A JP23684085A JPS6297723A JP S6297723 A JPS6297723 A JP S6297723A JP 60236840 A JP60236840 A JP 60236840A JP 23684085 A JP23684085 A JP 23684085A JP S6297723 A JPS6297723 A JP S6297723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate product
plate
metal plates
sealed
putting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60236840A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriya Minamiura
南浦 守哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP60236840A priority Critical patent/JPS6297723A/ja
Publication of JPS6297723A publication Critical patent/JPS6297723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は密閉缶を任意の形状に能率良く製造できる特殊
な製缶方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば、第4図は円形密閉缶の代表的な従来の製造方法
を示しており、そこでは長方形状の金属板1を丸く曲成
彫加工し1両端縁を溶接、接着。
ハゼ止めなどにより一体結着して缶胴2を得る。
次いで別に成形した底蓋3と上蓋4とを缶胴2の上下に
巻締め等によりそれぞれ結合する工程を経ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる従来の製缶方法では1缶胴2.底蓋3゜上蓋4の
三者をそれぞれ別々に成形する工程と。
これらを結合する工程とを要する。
そのため1石油缶のように規格化されて極めて大量に生
産される密閉缶の場合には、それ程問題にはならないが
、そこまでには至らない量のしかも特殊形状の密閉缶の
製造に際しては量産性が悪いところに最大の欠点があっ
た。また、金属板材の歩留りも悪いところに問題があっ
た。
前出の密閉缶において2缶胴2と底蓋3とを1枚の金属
板で深絞り加工により一体成形することは可能である。
しかし、その場合も該缶胴2と別に成形した上蓋4と結
合する工程が依然として残されている。
〔発明の目的〕
本発明はかかる従来の製缶方法の欠点を解消するために
提案されたものである。
本発明の目的は、比較的小型の、しかも特殊形状の密閉
缶を能率良く量産できる製缶方法を提(J’することに
ある。
本発明の他の目的は、金属板材から材料の金属板が歩留
り良く採れるようにして製造コストの低減化にも貢献し
得る製缶方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、中間製品が嵩張らないものと
して搬送、保管に便利な製缶方法を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明に係る製缶方法の原理を概略的に示す工
程図であり、これによれば同一形状の2枚−組の金属板
11・12を重ね合わせて両者の周端縁を揃え、その周
端縁どうしを全周にわたって溶接ないしは接着する。一
方の金属板12には予め適所に通口13を明けておく。
かくして得た中間製品Aを分割構造の成形金型14に入
れ5両金属板11・12の合わせ面間に前記通口13を
介して加圧流体15を圧入し、中間製品Aを成形金型1
4の内面形状に膨出形成することを内容とする。   
゛ 〔発明の効果〕 以上のようにした本発明方法によれば、同一形状に形成
した2枚の金属板11・12を素材として用意するだけ
でよい。しかも、これらの金属板11・12にはこの段
階で従来例のように中間製品として成形することを要さ
ず、単なる平板状のままでよい。したがって、金属板材
からこれら金属板11・12を得る工程も量産性に適い
1歩留りも良いものにできる。
次に1両金属板11・12はその周端縁を揃えて全周に
わたって溶接ないし接着することにより。
中間製品Aを得る。この工程も頗る容易に行える。
そして、中間製品Aは扁平状態のままだから嵩張らず、
中間製品Aの状態で保管したり、搬送するのに極めて便
利である。
最後に中間製品Aを成形金型14に入れ9両金属Jil
t・12の合わせ面間に前記通口13を介して加圧流体
15を圧入するだけで1両金属板11・12が成形金型
14の内面形状に合致する形状に一種の深絞り加工にも
類して成形し得るものとした。したがって、成形金型1
4の内面形状を選ぶだけで任意形状の密閉缶が量産でき
る。通口13は前記加圧流体15の出し入れ用として製
缶時に機能するが、製缶後は内容物の出し入れ口となり
、この点でも無駄がない。
〔実施例1〕 第2図は本発明方法の第1実施例を示す。
図において、11・12はそれぞれ同一形状の円形に形
成された金属板である。これら各金属板11・12は板
厚が0.1〜0.15鶴で、−側面に防錆性(および内
容物に対する耐蝕性など)を有する内面処理層16がメ
ッキ等でそれぞれ形成され、他側面に印刷層17がそれ
ぞれ形成されている。金属板11・12は金属板材から
所定形状に打ち抜かれるが、その金属板材に予め内面処
理層16と印刷層17とが形成されている。多くは上下
の金属板11と12とで印刷層17が異なっているので
、その場合は別々の金属板材から金属板11と12とを
打ち抜くことになる。尤も、所定形状にした両金属板1
1・12に後から内面処理層16と印刷層17とをそれ
ぞれ形成することもある。
2枚−組の金属板11・12は一方に通口13が透設さ
れている。図では下側の金属板12に通口13.を金属
板材から打ち抜く際に同時に形成するものとした。金属
板12にした後に通口13を形成することもある。
両金属板11・12を内面処理層16・16がそれぞれ
接合するように重ね合わせ1両者の周端縁を揃えて該周
端縁どうしを溶接する。具体的にはターンテーブル19
上に両金属板11・12を重合状態で置き2回転させな
がらレーザー溶接機20からレーザービームを両金属板
11・12の周端縁に照射して溶接する。なお、抵抗溶
接法により両者を溶接することにしてもよいし、接着剤
を用いて接着してもよい。実際には前述の内面処理層1
6が介在するので、レーザービーム溶接が最も好ましい
か(して金属板11・12が一体結合した扁平な中間製
品Aを得る。この中間製品Aを一旦プレス加工し1周縁
部21を残して断面半円形に一次成形する。
次に一次成形後の中間製品Aを成形金型14に入れる。
この成形金型14は上下二分割構造であって上金型14
aと下金型14bのそれぞれの内面形状が半円形状に形
成されている。中間製品Aはこの上下金型14a・14
b間に前記水平周縁部21が挟着固定される状態で入れ
る。このとき。
断面半円形状に一次成形済の中間製品Aは下金型14b
の内面に下側金属板12の外表面が正しく合致する状態
で嵌り込み、下金型14bには前記通口13と対応する
位置に可視性を有する加圧流体供給管22の挿通孔23
を設けである。
下金型14bに前述の要領で中間製品Aを入れ。
加圧流体供給管22の先端を前記挿通孔23を介して前
記通口13に連結し、下金型14bに上金型14aを合
わせて中間製品Aの周縁部21を挟着固定する。そして
加圧流体供給源25から前記供給管221通孔13を介
して両金属板11・12の合わせ歯間に加圧流体15を
工大充填する。
通常は液体を充填圧15〜30kg/crA程度に設定
して圧入する。金属板11・12の板厚が薄いときは圧
搾空気を圧入してもよい。
両金属板11・12間に加圧流体15を圧入すると、下
側金属板12は下金型14bの内面に押し付けられ、上
側金属板11が上金型14aの内面に沿うよう膨張変形
して行き、最終的に両金属板11−12がそれぞれ上下
金型14a・14bの内面形状に合致するよう二次成形
される。
因に、成形金型14に入れる前段階で中間製品Aを断面
半円形に一次成形してあると、二次成形時における通口
13と加圧流体供給管22との連結が容易になるととも
に、特に上側金属板11の膨張変形がよりスムーズに行
えることになる。
最後に、加圧流体15を加圧流体供給源25に還流し、
加圧流体供給管22の先端を前記通孔13から外し、成
形金型14を上下に割って製品密閉缶入゛を成形金型1
4から取り出す。
かくして得られた製品密閉缶A”は中間に環状の周縁部
21が残って上下対称形状の円形に仕上がる。前記通口
13はそのまま出し入れ口となり。
例えばゴム性のシール蓋26が着脱自在に取り付けられ
る。又は9図示省略したが通口13に口金を溶接その他
で外側に突出するよう付設し、該口金にキャップが着脱
できるものとする。
〔その他の実施例〕
実施例1では両金属板11・12の周縁を溶接して得た
中間製品Aをプレス加工で断面半円形に一次成形するも
のとしたが、この−吹成形工程は省略できる。
更に具体的には第3図に示すごとく一方の金属板11の
周縁部を他方の金属板12の周縁部を包み込むようにコ
字形状に折り曲げたのち、溶接ないし接着する。これに
よれば、!!品後の周縁部21に両金冗板11・12の
端面が露出せず、美観上好ましいものとなって有利であ
る。
その他、金属板11・12の形状および成形金型14の
形状を変更することにより1密閉缶の外観形状は各種の
ものに変更でき、もちろん上下非対称にもし得ること言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の原理を概略的に説明する工程図、
第2図は本発明方法の実施形態を模式的に示す工程図、
第3図は本発明方法を具体的に実施したときの要部の拡
大縦断面図である。 第4図は従来の密閉缶の製缶方法を模式的に示す工程図
である。 11・12・・・金属板。 13・・・・・・通孔。 14・・・・・・成形金型。 14a・・・・・上金型。 14b・・・・・下金型。 15・・・・・・加圧流体。 21・・・・・・周縁部。 22・・・・・・加圧流体供給管。 23・・・・・・挿通孔。 25・・・・・・加圧流体供給源。 A・・・・・・・中間製品。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方に予め通口13を形成してある同一形状の2
    枚の金属板11・12の周端縁を揃えて重ね合わせ、両
    金属板11・12の周端縁どうしを全周にわたって溶接
    ないし接着して中間製品Aをつくり、この中間製品Aを
    分割構造の成形金型14内に入れて両金属板11・12
    の合わせ面間に加圧流体15を圧入することにより、中
    間製品Aを成形金型14の内面形状に合致するように膨
    出成形して密閉缶を得る製缶方法。
JP60236840A 1985-10-23 1985-10-23 密閉缶の製缶方法 Pending JPS6297723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60236840A JPS6297723A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 密閉缶の製缶方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60236840A JPS6297723A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 密閉缶の製缶方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6297723A true JPS6297723A (ja) 1987-05-07

Family

ID=17006567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60236840A Pending JPS6297723A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 密閉缶の製缶方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6297723A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026646A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Nissan Motor Co Ltd 液圧成形方法および液圧成形装置
CN102172664A (zh) * 2010-12-31 2011-09-07 吉林大学 薄壁复杂弯管的柔性制造方法
CN102284587A (zh) * 2011-04-21 2011-12-21 上海板换机械设备有限公司 热辐射板板对的鼓胀成型加工工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026646A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Nissan Motor Co Ltd 液圧成形方法および液圧成形装置
CN102172664A (zh) * 2010-12-31 2011-09-07 吉林大学 薄壁复杂弯管的柔性制造方法
CN102284587A (zh) * 2011-04-21 2011-12-21 上海板换机械设备有限公司 热辐射板板对的鼓胀成型加工工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3340580B2 (ja) 中空容器の製造方法及び中空容器
US4581003A (en) Method for manufacturing an angled and cylindrical container
JP4163508B2 (ja) 拡散防止型密閉樹脂容器の製造方法および装置
EP2810896A1 (en) Funnel part and method for manufacturing packaging container using funnel part
US20170327268A1 (en) Method and device for the manufacture of a can with a tear-open lid and can with a tear-open lid
JPS60244528A (ja) 平らな裁断片から容器を製作する方法及び装置
US6070786A (en) Method of producing and utilizing deformable workpieces for high-pressure forming and products formed thereby
JPS6297723A (ja) 密閉缶の製缶方法
US9840344B2 (en) Method and device for production of can with fold lines
US4046306A (en) Composite end panel for can or similar container
JPS62193907A (ja) 容器のシール装置
JP4514073B2 (ja) 識別マーク付き缶蓋の成形方法
JPS62158663A (ja) 封緘蓋付チューブ容器の製造方法
JPH0242569Y2 (ja)
JPS62295625A (ja) 金属製魔法瓶とその製造方法
JPH03162239A (ja) 極めて平滑な密封継目を有する流動性充填物用パック容器およびその製造方法ならびに製造装置
JPH10296788A (ja) 複合容器の製造方法
JP2556377Y2 (ja) 注出口栓付容器
JPH0747182B2 (ja) ネックイン接着缶胴の製造方法
JPH0270335A (ja) 金属蓋およびその製造方法
JPS5852918Y2 (ja) 密封容器の底部密封用ボトムシ−ラ−
JPH0741007B2 (ja) 金属製魔法瓶の製造方法
JP3308591B2 (ja) 押出しチューブ容器及びその製造方法
JPH0366223B2 (ja)
JPS59158219A (ja) 巻締め式の複合容器の製造方法