JPS62158663A - 封緘蓋付チューブ容器の製造方法 - Google Patents
封緘蓋付チューブ容器の製造方法Info
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- JPS62158663A JPS62158663A JP60290977A JP29097785A JPS62158663A JP S62158663 A JPS62158663 A JP S62158663A JP 60290977 A JP60290977 A JP 60290977A JP 29097785 A JP29097785 A JP 29097785A JP S62158663 A JPS62158663 A JP S62158663A
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- Japan
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- mandrel
- sheet
- head
- tube
- gas barrier
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Tubes (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■産 土の１用へ里
この発明は、風緘蓋付チューブ容器に関し、特にラミネ
ートチューブ容器の頭部のガスバリヤ−性、内容物の保
存性、保香性に優れた風緘蓋付チューブ容器及びその製
造方法に関する。
ートチューブ容器の頭部のガスバリヤ−性、内容物の保
存性、保香性に優れた風緘蓋付チューブ容器及びその製
造方法に関する。
蛮従米少茨酉
従来、チューブ容器の利用が拡大するに伴い、高いガス
バリヤ−性を有するチューブ容器が要求されることが多
くなった。この要求を満たすべくアルミニウム箔等の金
属層を利用した多層シートで胴部を形成すると共に、ラ
ミネートチューブの頭部内にも胴部と同様な金属層を使
用した多層シートを接合した風緘蓋付チューブが開発さ
れ、以前から知られている。
バリヤ−性を有するチューブ容器が要求されることが多
くなった。この要求を満たすべくアルミニウム箔等の金
属層を利用した多層シートで胴部を形成すると共に、ラ
ミネートチューブの頭部内にも胴部と同様な金属層を使
用した多層シートを接合した風緘蓋付チューブが開発さ
れ、以前から知られている。
第１３図は口部５０の上端面に、内部に金属層を有する
封緘蓋５１を溶着した従来のラミネートチューブ容器の
頭部５２を示した拡大断面図であり、第１４図は肩部６
０内面に、封緘蓋６１と一体となったアルミニウム箔等
の金属層を有するガス遮断性シート６２を溶着した従来
のラミネートチューブの頭部６３を示した拡大断面図で
ある。
封緘蓋５１を溶着した従来のラミネートチューブ容器の
頭部５２を示した拡大断面図であり、第１４図は肩部６
０内面に、封緘蓋６１と一体となったアルミニウム箔等
の金属層を有するガス遮断性シート６２を溶着した従来
のラミネートチューブの頭部６３を示した拡大断面図で
ある。
又、従来の風緘蓋付チューブ容器の製造方法としては、
例えば第１５図（ａ）および（ｂ）に示すような製造方
法がある。第１５図中、７０はアルミニウム等の金属層
である。金属層７０は薄板のプレス成形成いはインパク
ト成形等の手法により漏斗状に成形され、次にこの漏斗
状の金属層７０が金型内に固定される。そして、この漏
斗状の金属層７０が金型の一部としてインサート成形に
より内層７１が形成され成形品７２を得る。その後この
成形品７２を封緘１ｉ７０ａを上方にして、マンドレル
（図示せず）上に載置する。次に上方から成形金型（図
示せず）を被せ、インサート成形により外層７３を成形
してラミネートチューブの頭部７４を成形する。したが
って、この製造方法によると、ラミネートチューブの頭
部７４は２回のインサート成形によって造られる。
例えば第１５図（ａ）および（ｂ）に示すような製造方
法がある。第１５図中、７０はアルミニウム等の金属層
である。金属層７０は薄板のプレス成形成いはインパク
ト成形等の手法により漏斗状に成形され、次にこの漏斗
状の金属層７０が金型内に固定される。そして、この漏
斗状の金属層７０が金型の一部としてインサート成形に
より内層７１が形成され成形品７２を得る。その後この
成形品７２を封緘１ｉ７０ａを上方にして、マンドレル
（図示せず）上に載置する。次に上方から成形金型（図
示せず）を被せ、インサート成形により外層７３を成形
してラミネートチューブの頭部７４を成形する。したが
って、この製造方法によると、ラミネートチューブの頭
部７４は２回のインサート成形によって造られる。
■ ■が ２ しようとする５ 占
しかしながら、このような従来の風緘蓋付チューブ容器
及びその製造方法においては、以下に述べるような問題
点があった。
及びその製造方法においては、以下に述べるような問題
点があった。
第１３図に示す風緘蓋付チューブ容器においては、ラミ
ネートチューブの胴部５３、肩部５４及び口部５０の開
口部５０ａ上端からのガス透過は防止できるが、口部５
０の円筒部５０ｂからのガス透過は防止できないという
問題点があり、ラミネートチューブの頭部５２のバリヤ
ー性は不十分であった。又、第１４図に示す風緘蓋付チ
ューブ容器においては、封緘Ｍ６１を開口する場合は、
工具６４等を用いて封緘蓋６１を穿孔しなければならな
いが、この穿孔作業時に封［ｉ６１が工具６４によって
上から押圧されると、封［１ｉ６１の肉厚は薄く剛性が
ないためこの押圧力で、封緘蓋６１が肩部６０内面から
剥れ、下方で撓み穿孔作業が困難になるという問題点が
あった。
ネートチューブの胴部５３、肩部５４及び口部５０の開
口部５０ａ上端からのガス透過は防止できるが、口部５
０の円筒部５０ｂからのガス透過は防止できないという
問題点があり、ラミネートチューブの頭部５２のバリヤ
ー性は不十分であった。又、第１４図に示す風緘蓋付チ
ューブ容器においては、封緘Ｍ６１を開口する場合は、
工具６４等を用いて封緘蓋６１を穿孔しなければならな
いが、この穿孔作業時に封［ｉ６１が工具６４によって
上から押圧されると、封［１ｉ６１の肉厚は薄く剛性が
ないためこの押圧力で、封緘蓋６１が肩部６０内面から
剥れ、下方で撓み穿孔作業が困難になるという問題点が
あった。
又、第１５図に示す風緘蓋付チューブ容器の製造方法に
おいては、金属層７０をプレス成形成いはインパクト成
形する手間を要するだけでな（、インサート成形を２回
行なう必要があり、製造コストが高くなるという問題点
があった。
おいては、金属層７０をプレス成形成いはインパクト成
形する手間を要するだけでな（、インサート成形を２回
行なう必要があり、製造コストが高くなるという問題点
があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ラミネートチューブ容器の頭部のバリヤー性
が完全で、かつ穿孔時に封緘蓋が肩部の内面から剥れて
撓むようなことがなく、穿孔が容易かつ確実に行える風
緘蓋付チューブ容器を提供すると共に、製造において手
間がかからずかつ製造コストの安い風緘蓋付チューブ容
器の製造方法を提供することを目的とする。
たもので、ラミネートチューブ容器の頭部のバリヤー性
が完全で、かつ穿孔時に封緘蓋が肩部の内面から剥れて
撓むようなことがなく、穿孔が容易かつ確実に行える風
緘蓋付チューブ容器を提供すると共に、製造において手
間がかからずかつ製造コストの安い風緘蓋付チューブ容
器の製造方法を提供することを目的とする。
■目・を達Ｊするための 段
この目的を達成するため、この発明はガス遮断性の金属
層を存する多層シートを円筒上に丸めてラミネートチュ
ーブの胴部１を形成し、該胴部先端１ａを口部２及び肩
部３が合成樹脂にて一体成形されるラミネートチューブ
の頭部４に溶着し、前記口部２の開口部２ａを封緘蓋部
５が閉鎖し、かつ前記肩部内面３ａには円錐壁部６が接
合されるように、前記頭部４内には、下面にドーナツ形
状の環状打抜きシート８が溶着されたガス遮断性シート
７が埋設されたことを特徴とするものであり、その製造
方法は、下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８を溶
着したガス遮断性シート７を、その凹所８ａがマンドレ
ル９の先端凸部９ａに挿入されるようにマンドレル９上
に載置し、マンドレル９の外周にはラミネートチューブ
の胴部１を挿入し、次に頭部成形金型１０をマンドレル
９上に下降して、頭部成形金型１０とマンドレル９とで
前記ガス遮断性シート７を挟着すると共に、前記ラミネ
ートチューブの胴部先端１ａを内側に湾曲せしめ、その
後前記頭部成形金型１０によりインサート成形して、胴
部先端１ａと前記ガス遮断性シート７をラミネートチュ
ーブの頭部４内に埋設することを特徴としている。さら
に、他の製造方法は下面にドーナツ形状の環状打抜きシ
ート８を溶着したガス遮断性シート７を截頭円錐形状に
折曲し、次に該ガス遮断性シート７を、その凹所８ａが
マンドレル９の先端凸部９ａに挿入され、かつ環状打抜
きシート８がマンドレル９の肩部９ｂに当接されるよう
にマンドレル９上に載置し、その後頭部成形金型１０を
下降して、頭部成形金型１０とマンドレル９とで前記ガ
ス遮断性シート７を挟着すると共に、インサート成形に
より前記ガス遮断性シート７をラミネートチューブの頭
部４内に埋設し、次に前記胴部先端１ａを頭部４の外周
に高周波等の方法で溶着したことを特徴とするものであ
る。
層を存する多層シートを円筒上に丸めてラミネートチュ
ーブの胴部１を形成し、該胴部先端１ａを口部２及び肩
部３が合成樹脂にて一体成形されるラミネートチューブ
の頭部４に溶着し、前記口部２の開口部２ａを封緘蓋部
５が閉鎖し、かつ前記肩部内面３ａには円錐壁部６が接
合されるように、前記頭部４内には、下面にドーナツ形
状の環状打抜きシート８が溶着されたガス遮断性シート
７が埋設されたことを特徴とするものであり、その製造
方法は、下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８を溶
着したガス遮断性シート７を、その凹所８ａがマンドレ
ル９の先端凸部９ａに挿入されるようにマンドレル９上
に載置し、マンドレル９の外周にはラミネートチューブ
の胴部１を挿入し、次に頭部成形金型１０をマンドレル
９上に下降して、頭部成形金型１０とマンドレル９とで
前記ガス遮断性シート７を挟着すると共に、前記ラミネ
ートチューブの胴部先端１ａを内側に湾曲せしめ、その
後前記頭部成形金型１０によりインサート成形して、胴
部先端１ａと前記ガス遮断性シート７をラミネートチュ
ーブの頭部４内に埋設することを特徴としている。さら
に、他の製造方法は下面にドーナツ形状の環状打抜きシ
ート８を溶着したガス遮断性シート７を截頭円錐形状に
折曲し、次に該ガス遮断性シート７を、その凹所８ａが
マンドレル９の先端凸部９ａに挿入され、かつ環状打抜
きシート８がマンドレル９の肩部９ｂに当接されるよう
にマンドレル９上に載置し、その後頭部成形金型１０を
下降して、頭部成形金型１０とマンドレル９とで前記ガ
ス遮断性シート７を挟着すると共に、インサート成形に
より前記ガス遮断性シート７をラミネートチューブの頭
部４内に埋設し、次に前記胴部先端１ａを頭部４の外周
に高周波等の方法で溶着したことを特徴とするものであ
る。
）立里
以上のような構成をもった、この発明の作用について説
明する。この発明は、ガス遮断性シート７の円錐壁部６
の下面に、ドーナツ形状の環状打抜きシート８が溶着さ
れているが、この環状打抜きシート８の厚みはガス遮断
性シート７の肉厚の約３倍であるから、環状打抜きシー
ト８を溶着したガス遮断性シート７の曲げ剛性は頗る大
きくなる。したがって、工具等によってガス遮断性シー
ト７の封緘蓋部５を上方から押圧しても、ガス遮断性シ
ート７の円錐壁部６は肩部３内面から剥れ下方で撓む虞
れはなくなる。
明する。この発明は、ガス遮断性シート７の円錐壁部６
の下面に、ドーナツ形状の環状打抜きシート８が溶着さ
れているが、この環状打抜きシート８の厚みはガス遮断
性シート７の肉厚の約３倍であるから、環状打抜きシー
ト８を溶着したガス遮断性シート７の曲げ剛性は頗る大
きくなる。したがって、工具等によってガス遮断性シー
ト７の封緘蓋部５を上方から押圧しても、ガス遮断性シ
ート７の円錐壁部６は肩部３内面から剥れ下方で撓む虞
れはなくなる。
第５図〜第７図に示す風緘蓋付チューブ容器の製造方法
にお゛いては、封緘蓋部５がマンドレル９の先端凸部９
ａと頭部成形金型１ｏの凸部１０ａとで堅固に挟着・固
定されるから、インサート成形の際にガス遮断性シート
７が射出圧で位置ずれを起こすのを防止できる。又、こ
の実施例の製造方法においては、第７図に示すインサー
ト成形時の射出圧で、ガス遮断性シート７の円錐壁部６
は下方に折曲げられ、ガス遮断性シート７は截頭円錐形
状に形成され、ラミネートチューブの頭部４内に埋設さ
れる。
にお゛いては、封緘蓋部５がマンドレル９の先端凸部９
ａと頭部成形金型１ｏの凸部１０ａとで堅固に挟着・固
定されるから、インサート成形の際にガス遮断性シート
７が射出圧で位置ずれを起こすのを防止できる。又、こ
の実施例の製造方法においては、第７図に示すインサー
ト成形時の射出圧で、ガス遮断性シート７の円錐壁部６
は下方に折曲げられ、ガス遮断性シート７は截頭円錐形
状に形成され、ラミネートチューブの頭部４内に埋設さ
れる。
さらに、第８図〜第１２図における風緘蓋付チューブ容
器の製造方法においては、第８図に示すように、ガス遮
断性シート８は予め金型により截頭円錐形状に折曲され
、この折曲されたガス遮断性シート８の円錐壁部６の下
面がマンドレル９の肩部９ｂに隙間なく当接する。した
がって、第５図〜第７図に示す製造方法とは異なり、マ
ンｉルル９の肩部９ｂと環状打抜きシート８の下面との
間には、インサート成形による合成樹脂は入り込まない
。
器の製造方法においては、第８図に示すように、ガス遮
断性シート８は予め金型により截頭円錐形状に折曲され
、この折曲されたガス遮断性シート８の円錐壁部６の下
面がマンドレル９の肩部９ｂに隙間なく当接する。した
がって、第５図〜第７図に示す製造方法とは異なり、マ
ンｉルル９の肩部９ｂと環状打抜きシート８の下面との
間には、インサート成形による合成樹脂は入り込まない
。
豊叉隻±
次に、この発明を図面に基づいて説明する。
第１図及び第２図は、この発明に係る風緘蓋付チューブ
容器の一実施例を示した拡大断面図である。第１図にお
いて、１はラミネートチューブの胴部であり、この胴部
１はガス遮断性の金属層（例えばアル乍ニウム等）を有
する多層シートを円筒状に丸めて、ヒートシールしたも
のである。
容器の一実施例を示した拡大断面図である。第１図にお
いて、１はラミネートチューブの胴部であり、この胴部
１はガス遮断性の金属層（例えばアル乍ニウム等）を有
する多層シートを円筒状に丸めて、ヒートシールしたも
のである。
この胴部先端１ａは、口部２及び肩部３が合成樹脂にて
一体成形されるラミネートチューブの頭部４の外周面に
インサート成形により接合されるか、或はインサート成
形により頭部４を形成した後に、ヒートシール、高周波
溶着等の方法で溶着されている。この頭部４内面には、
下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８が溶着された
ガス遮断性シート７が埋設されている。そして、このガ
ス遮断性シート７は口部２の開口部２ａを封緘蓋部５が
閉鎖し、かつ肩部３の内面には円錐壁部６の上面が溶着
されるように頭部４内に溶着される。さらに、環状打抜
きシート８の下面には、インサート成形時に形成される
シート挟着部４ａが形成されており、ガス遮断性シート
７は頭部４内に略埋設されている。
一体成形されるラミネートチューブの頭部４の外周面に
インサート成形により接合されるか、或はインサート成
形により頭部４を形成した後に、ヒートシール、高周波
溶着等の方法で溶着されている。この頭部４内面には、
下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８が溶着された
ガス遮断性シート７が埋設されている。そして、このガ
ス遮断性シート７は口部２の開口部２ａを封緘蓋部５が
閉鎖し、かつ肩部３の内面には円錐壁部６の上面が溶着
されるように頭部４内に溶着される。さらに、環状打抜
きシート８の下面には、インサート成形時に形成される
シート挟着部４ａが形成されており、ガス遮断性シート
７は頭部４内に略埋設されている。
第２図は、ガス遮断性シート７の構成の一実施例を示し
たものである。このガス遮断性シート７は第２図に示す
実施例では上面？ ａ 、下面７Ｃがポリオレフィン系
樹脂、中間層７ｂがアルミニウム等の金属層の３層構造
から構成され、又このガス遮断性シート７は中央部に口
部２の開口部２ａを閉鎖する封緘蓋部５と、その両側に
上面が肩部３の内面に溶着される円錐壁部６とから構成
されている。さらに、ガス遮断性シート７の下面には、
環状打抜きシート８がヒートシール等の方法で溶着され
ている。そして、封緘蓋部５の下面には、環状打抜きシ
ート８が溶着されない部分として、凹所８ａが形成され
ている。なお、封緘蓋部５及び円錐壁部６の肉圧は０．
１ ｍｍ〜０．５ ｍｍ程度、環状打抜きシートの肉圧
は０．３ｍｍ〜１．５ｍｍ程度が適する。
たものである。このガス遮断性シート７は第２図に示す
実施例では上面？ ａ 、下面７Ｃがポリオレフィン系
樹脂、中間層７ｂがアルミニウム等の金属層の３層構造
から構成され、又このガス遮断性シート７は中央部に口
部２の開口部２ａを閉鎖する封緘蓋部５と、その両側に
上面が肩部３の内面に溶着される円錐壁部６とから構成
されている。さらに、ガス遮断性シート７の下面には、
環状打抜きシート８がヒートシール等の方法で溶着され
ている。そして、封緘蓋部５の下面には、環状打抜きシ
ート８が溶着されない部分として、凹所８ａが形成され
ている。なお、封緘蓋部５及び円錐壁部６の肉圧は０．
１ ｍｍ〜０．５ ｍｍ程度、環状打抜きシートの肉圧
は０．３ｍｍ〜１．５ｍｍ程度が適する。
第３図及び第４図は、この発明に係る風緘蓋付チューブ
容器の他の実施例を示した拡大断面図である。第３図に
示す実施例の構成と第１図に示す実施例の構成との相違
は、製造方法の相違によって生じるものである。すなわ
ち、第１図に示す実施例の場合は、インサート成形時に
、充填される合成樹脂が環状打抜きシート８の下側に入
り込むため、環状打抜きシート８の下面に、シート挟着
部４ａが形成されるものである。これに対し、第３図に
示す他の実施例の場合は、製造時にマンドレル９の肩部
９ｂに環状打抜きシート８が密着・当接するためシート
挟着部４ａは形成されない。
容器の他の実施例を示した拡大断面図である。第３図に
示す実施例の構成と第１図に示す実施例の構成との相違
は、製造方法の相違によって生じるものである。すなわ
ち、第１図に示す実施例の場合は、インサート成形時に
、充填される合成樹脂が環状打抜きシート８の下側に入
り込むため、環状打抜きシート８の下面に、シート挟着
部４ａが形成されるものである。これに対し、第３図に
示す他の実施例の場合は、製造時にマンドレル９の肩部
９ｂに環状打抜きシート８が密着・当接するためシート
挟着部４ａは形成されない。
第４図はガス遮断性シート７の下面にドーナツ形状の環
状打抜きシート８を溶着した後、金型で折曲して截頭円
錐形状に形成した実施例を示した断面図である。
状打抜きシート８を溶着した後、金型で折曲して截頭円
錐形状に形成した実施例を示した断面図である。
第５図〜第７図は、この発明に係る風緘蓋付チューブ容
器の製造方法の一実施例を示した断面図である。第５図
は′、下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８を溶着
したガス遮断性シート７を、その凹所８ａがマンドレル
９の先端凸部９ａに挿入されるように、マンドレル９上
に載置された図面である。このガス遮断性シート７は折
曲せずに水平状態でマンドレル９の先端凸部９ａに挿入
され固定される。この凹所８ａの内径及びマンドレル９
の先端凸部９ａの外径は、口部２の開口部２ａの内径と
略同径に形成されている。第６図は頭部成形金型１０を
マンドレル９上に下降させている状態の図面であり、ガ
ス遮断性シート７は頭部成形金型１０の凸部１０ａとマ
ンドレル９の先端凸部９ａとで堅固に挟着され固定され
る。下降と同時に、胴部先端１ａは頭部成形金型１０の
湾曲部１０ｂに沿って、内側に湾曲せしめられる。第７
図は頭部成形金型１０によりインサート成形を行ない、
ガス遮断性シート７の円錐壁部６及び胴部先端１ａがラ
ミネートチューブの頭部４内に埋設された状態の断面図
である。頭部成形金型１０内に充填された合成樹脂は、
ガス遮断性シート７の上面のみならず、環状打抜きシー
ト８の下面にも充填され、シート挟着部４ａが形成され
る。したがって、この製造方法によれば、ガス遮断性シ
ート７はインサート成形によって頭部４内に略埋設され
る。
器の製造方法の一実施例を示した断面図である。第５図
は′、下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８を溶着
したガス遮断性シート７を、その凹所８ａがマンドレル
９の先端凸部９ａに挿入されるように、マンドレル９上
に載置された図面である。このガス遮断性シート７は折
曲せずに水平状態でマンドレル９の先端凸部９ａに挿入
され固定される。この凹所８ａの内径及びマンドレル９
の先端凸部９ａの外径は、口部２の開口部２ａの内径と
略同径に形成されている。第６図は頭部成形金型１０を
マンドレル９上に下降させている状態の図面であり、ガ
ス遮断性シート７は頭部成形金型１０の凸部１０ａとマ
ンドレル９の先端凸部９ａとで堅固に挟着され固定され
る。下降と同時に、胴部先端１ａは頭部成形金型１０の
湾曲部１０ｂに沿って、内側に湾曲せしめられる。第７
図は頭部成形金型１０によりインサート成形を行ない、
ガス遮断性シート７の円錐壁部６及び胴部先端１ａがラ
ミネートチューブの頭部４内に埋設された状態の断面図
である。頭部成形金型１０内に充填された合成樹脂は、
ガス遮断性シート７の上面のみならず、環状打抜きシー
ト８の下面にも充填され、シート挟着部４ａが形成され
る。したがって、この製造方法によれば、ガス遮断性シ
ート７はインサート成形によって頭部４内に略埋設され
る。
第８図〜第１２図は、この発明に係る風緘蓋付チューブ
容器の他の製造方法の一実施例を示した断面図である。
容器の他の製造方法の一実施例を示した断面図である。
第８図は下面にドーナツ形状の環状打抜きシート８を溶
着したガス遮断性シート７を金型により適宜に截頭円錐
形状に折曲したものを、マンドレル９の先端凸部９ａに
挿入する状態を示した断面図である。環状打抜きシート
８の凹所８ａはマンドレル９の先端凸部９ａに挿入され
環状打抜きシート８は堅固に固定されると共に、遮断性
シート７の円錐壁部６の下面はマンドレル９の肩部９ｂ
に密着して当接する。第９図は頭部成形金型１０により
合成樹脂を射出成形している状態を示した断面図である
。第１０図はインサート成形により、ガス遮断性シート
７の円錐壁部６が埋設されると共に、ラミネートチュー
ブの頭部４が成形された断面図である。第１）図はマン
ドレル９の外周に胴部１が挿入された断面図である。
着したガス遮断性シート７を金型により適宜に截頭円錐
形状に折曲したものを、マンドレル９の先端凸部９ａに
挿入する状態を示した断面図である。環状打抜きシート
８の凹所８ａはマンドレル９の先端凸部９ａに挿入され
環状打抜きシート８は堅固に固定されると共に、遮断性
シート７の円錐壁部６の下面はマンドレル９の肩部９ｂ
に密着して当接する。第９図は頭部成形金型１０により
合成樹脂を射出成形している状態を示した断面図である
。第１０図はインサート成形により、ガス遮断性シート
７の円錐壁部６が埋設されると共に、ラミネートチュー
ブの頭部４が成形された断面図である。第１）図はマン
ドレル９の外周に胴部１が挿入された断面図である。
第１２図は高周波溶着により、ラミネートチューブの頭
部４外周面に胴部先端１ａが溶着された場合の断面図で
ある。溶着の方法としては、他に超音波溶着、回転摩擦
溶着、ヒートシール等の方法を用いることができる。
部４外周面に胴部先端１ａが溶着された場合の断面図で
ある。溶着の方法としては、他に超音波溶着、回転摩擦
溶着、ヒートシール等の方法を用いることができる。
豊伏果
以上説明してきたように、この発明によればラミネート
チューブの頭部のバリヤー性が完全で、しかも口部の穿
孔時に封緘蓋が肩部の内面から剥れて撓むようなことが
ないから、穿孔が頗る容易である。又、この発明に係る
製造方法においては従来のようにインサート成形を２回
行なう必要がないから、製造において手間がかからず、
かつ製造コストが安くなる。さらにこの発明の製造方法
の特有の効果として、ガス遮断性シートをマンドレルの
先端凸部と頭部成形金型の凸部とで堅固に挟着した後、
インサート成形するので、インサート成形の際にガス遮
断性シートが射出成形の圧力によりずれた状態で埋設さ
れる虞れはない。
チューブの頭部のバリヤー性が完全で、しかも口部の穿
孔時に封緘蓋が肩部の内面から剥れて撓むようなことが
ないから、穿孔が頗る容易である。又、この発明に係る
製造方法においては従来のようにインサート成形を２回
行なう必要がないから、製造において手間がかからず、
かつ製造コストが安くなる。さらにこの発明の製造方法
の特有の効果として、ガス遮断性シートをマンドレルの
先端凸部と頭部成形金型の凸部とで堅固に挟着した後、
インサート成形するので、インサート成形の際にガス遮
断性シートが射出成形の圧力によりずれた状態で埋設さ
れる虞れはない。
第１図〜第１２図は、この発明に係る発明の一実施例を
示したもので、第１図は、この発明に係る風緘蓋付チュ
ーブ容器の拡大断面図、第２図はこの発明に係るガス遮
断性シートの拡大断面図、第３図は、この発明に係る他
の風緘蓋付チューブ容器の拡大断面図、第４図は、この
発明に係るガス遮断性シートを折曲した場合の拡大断面
図、第５図〜第７図は、この発明に係る風緘蓋付チュー
ブ容器の製造方法を示した断面図、第８図〜第１２図は
、この発明に係る他の風緘蓋付チューブ容器の製造方法
を示した断面図、第１３図及び第１４図は、従来の風緘
蓋付チューブ容器を示した拡大断面図、第１５図は従来
の封鍼蓋付チューブ容器の製造方法を示した図面である
。 １・・・胴部、 １ａ・・・胴部先端 ２・・・口部、 ２ａ・・・開口部 ３・・・肩部、 ４・・・・頭部 ５・・・封緘蓋部、 ６・・・円錐壁部７・・・ガス遮
断性シート ８・・・環状打抜きシート、 ８ａ・・・凹所９・・・
マンドレル、 ９ａ・・・先端凸部１０・・・頭部成形
金型 出願人 武内プレス工業株式会社 第６図
示したもので、第１図は、この発明に係る風緘蓋付チュ
ーブ容器の拡大断面図、第２図はこの発明に係るガス遮
断性シートの拡大断面図、第３図は、この発明に係る他
の風緘蓋付チューブ容器の拡大断面図、第４図は、この
発明に係るガス遮断性シートを折曲した場合の拡大断面
図、第５図〜第７図は、この発明に係る風緘蓋付チュー
ブ容器の製造方法を示した断面図、第８図〜第１２図は
、この発明に係る他の風緘蓋付チューブ容器の製造方法
を示した断面図、第１３図及び第１４図は、従来の風緘
蓋付チューブ容器を示した拡大断面図、第１５図は従来
の封鍼蓋付チューブ容器の製造方法を示した図面である
。 １・・・胴部、 １ａ・・・胴部先端 ２・・・口部、 ２ａ・・・開口部 ３・・・肩部、 ４・・・・頭部 ５・・・封緘蓋部、 ６・・・円錐壁部７・・・ガス遮
断性シート ８・・・環状打抜きシート、 ８ａ・・・凹所９・・・
マンドレル、 ９ａ・・・先端凸部１０・・・頭部成形
金型 出願人 武内プレス工業株式会社 第６図
Claims (4)
- （１）ガス遮断性の金属層を有する多層シートを円筒状
に丸めてラミネートチューブの胴部を形成し、該胴部先
端を口部及び肩部が合成樹脂にて一体成形されるラミネ
ートチューブの頭部に溶着し、前記口部の開口部を封緘
蓋部が閉鎖し、かつ前記肩部内面には円錐壁部が接合さ
れるように、前記頭部内には、下面にドーナツ形状の環
状打抜きシートが溶着されたガス遮断性シートが埋設さ
れたことを特徴とする封緘蓋付チューブ容器。 - （２）前記ガス遮断性シートは、少なくとも１つの金属
層と少なくとも１つの合成樹脂層とから構成されること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の風緘蓋付チュ
ーブ容器。 - （３）下面にドーナツ形状の環状打抜きシートを溶着し
たガス遮断性シートを、その凹所がマンドレルの先端凸
部に挿入されるようにマンドレル上に載置し、マンドレ
ルの外周にはラミネートチューブの胴部を挿入し、次に
頭部成形金型をマンドレル上に下降して頭部成形金型と
マンドレルとで前記ガス遮断性シートを挟着すると共に
、前記ラミネートチューブの胴部先端を内側に湾曲せし
め、その後前記頭部成形金型によりインサート成形して
、胴部先端と前記ガス遮断性シートをラミネートチュー
ブの頭部内に埋設することを特徴とする封緘蓋付チュー
ブ容器の製造方法。 - （４）下面にドーナツ形状の環状打抜きシートを溶着し
たガス遮断性シートを、截頭円錐形状に折曲し、次に該
ガス遮断性シートを、その凹所がマンドレルの先端凸部
に挿入され、かつ環状打抜きシートがマンドレルの肩部
に当接されるようにマンドレル上に載置し、その後頭部
成形金型を下降して、頭部成形金型とマンドレルとで前
記ガス遮断性シートを挟着すると共に、インサート成形
により前記ガス遮断性シートをラミネートチューブの頭
部内に埋設し、次に胴部先端を頭部の外周に高周波溶着
等の方法で溶着したことを特徴とする封緘蓋付チューブ
容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290977A JPS62158663A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 封緘蓋付チューブ容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290977A JPS62158663A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 封緘蓋付チューブ容器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62158663A true JPS62158663A (ja) | 1987-07-14 |
| JPH0476869B2 JPH0476869B2 (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=17762871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60290977A Granted JPS62158663A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 封緘蓋付チューブ容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62158663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0432947U (ja) * | 1990-07-12 | 1992-03-17 | ||
| JP2009279832A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | 閉鎖膜付チューブ容器の製造方法 |
| JP2020121748A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 凸版印刷株式会社 | チューブ容器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58134862A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-11 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製チユ−ブ容器とその成形方法 |
| JPS59121345U (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-15 | 凸版印刷株式会社 | 押出チユ−ブ容器 |
| JPS6252143U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-04-01 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58178873A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-19 | Sogo Jidosha Anzen Kogai Gijutsu Kenkyu Kumiai | 内燃機関の点火時期制御装置 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60290977A patent/JPS62158663A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58134862A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-11 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製チユ−ブ容器とその成形方法 |
| JPS59121345U (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-15 | 凸版印刷株式会社 | 押出チユ−ブ容器 |
| JPS6252143U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-04-01 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0432947U (ja) * | 1990-07-12 | 1992-03-17 | ||
| JP2009279832A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | 閉鎖膜付チューブ容器の製造方法 |
| JP2020121748A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 凸版印刷株式会社 | チューブ容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0476869B2 (ja) | 1992-12-04 |
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