JP2020121748A - チューブ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴部上端や口栓内面を覆うフィルムなどの積層フィルム端部を容器内部へ入れず、かつ、上記、胴部上端と口栓内面を覆うフィルムとが、高い融着を得たチューブ容器を得る。【解決手段】柔軟性のある胴部(2)と、口栓(3)とからなり、押圧して内容物を注出可能とするチューブ容器(1)において、口栓は、筒状の注出口(31)と、注出口下端の周縁から外側に展開するフランジ(32)と、注出口内側の下面を含むフランジ内面を覆う被覆フィルム(4)と、を有し、前記被覆フィルムは、フランジ内面の周縁から垂下し、胴部は、口栓近傍において、内面が外側を向いて反り返り、反り返った胴部先端に、前記フランジ内面の周縁から垂下した被覆フィルム内面を融着してなる事を特徴とするチューブ容器。【選択図】図2

Description

本発明は、練り歯磨きなどの液体や、粉体、粒体、を内容物として収納し、柔軟性のある容器胴部を有し、押圧して内容物を注出する事も、固体や粒体を振り出す事もできるチューブ容器に関する。
練り歯磨き、バター、マヨネーズ、ケチャップ、接着剤などの高粘度の液体を内容物として収納するチューブ容器は、柔軟性のある容器胴部を有し、押圧して内容物を注出するチューブ容器を使用してきた。これらは、主に断面が円形の異形押し出しチューブを切断してネックを融着したり、積層シートを丸めて両端を背シールして胴部を形成しそれにネックを溶着したりしたチューブ容器や、薄肉の軟質ブロー成形によるチューブ容器などからなり、多くの食品、非食品分野で使用されている。
ネックを成形する方法としては、射出成形、圧縮成形などの方法が採用され、成形と同時に胴部に融着する方法と、成形したネックを別工程で融着する方法が知られている。
しかし、それらのネックは、胴部の端面に融着しようとすると、融着面積が少なく、強度不足となり、注出時にネックが胴部から外れるなどの問題が生じていた。
この問題に対し、例えば、特許文献1では、
先端領域に先端に向うほど径小となったテーパー面を有すると共に、長手方向に欠設する平坦面を有し、該平坦面が延在する部分には前記テーパー面は形成されていないマンドレルと、奥から開口部に向けて広がるテーパー面を設けた熱接着型とを用いて、接着剤類収容パウチを製造する接着剤類収容パウチの製造法であって、アルミニウム箔の両面に熱可塑性合成樹脂膜を層着したガスバリア性シートを丸め、幅方向両端部のオーバーラップ部分を、前記マンドレルの前記平坦面上に位置させた状態で、熱接着して筒体を作製する一方、アルミニウム箔の両面に熱可塑性合成樹脂膜を層着したガスバリア性円板の天壁に吐出用筒部を有する合成樹脂製台座を接着した天蓋を作製し、該天蓋の天壁下部に周側壁を成形するとともに該周側壁を筒体の上部に嵌合し、その後に熱接着工程を行なうものであり、前記熱接着工程は、前記オーバーラップ部分が前記マンドレルの前記平坦面上に位置されている状態で、前記熱接着型とマンドレルを相対移動させることで前記テーパー面同士を押圧して周側壁内面と筒体上部外面の相接する熱可塑性合成樹脂膜を加熱する第1工程と、前記オーバーラップ部分をマンドレルの周方向に移動させ、前記オーバーラップ部分が前記マンドレルにおける前記平坦面以外の面上に位置している状態で、前記熱接着型と前記マンドレルを相対移動させることで前記テーパー面同士を再度押圧し、前記オーバーラップ部分の上端部分と周側壁内面の熱可塑性合成樹脂膜を熱接着する第2工程とで行われることを特徴とする接着剤類収容パウチの製造法を提案している。
しかし、胴部となる筒体の上部が、天蓋の天壁下部の周側壁に嵌合し、熱接着するが、筒体の上端が容器内側に入り込んだ状態で融着しているので、内容物によっては、層間剥離を起こしたり、バリア性が低下したりしやすい。
また、筒体と天蓋との融着が、周側壁で行われるので、融着する面に対して、垂直に加圧できず、強い融着を得ることができず、押出しの加圧や変形に耐えられない、などの問題があった。
特許第5144134号公報
そこで、胴部上端や口栓内面を覆うフィルムなどの積層フィルム端部を容器内部へ入れず、かつ、上記、胴部上端と口栓内面を覆うフィルムとが、高い融着を得たチューブ容器を得ることが、本発明の課題である。
本発明のチューブ容器は、
柔軟性のある胴部と、口栓とからなり、押圧して内容物を注出可能とするチューブ容器において、
口栓は、筒状の注出口と、注出口下端の周縁から外側に展開するフランジと、注出口内側の下面を含むフランジ内面を覆う被覆フィルムと、を有し、
前記被覆フィルムは、フランジ内面の周縁から垂下し、
胴部は、口栓近傍において、内面が外側を向いて反り返り、
反り返った胴部の先端に、前記フランジ内面の周縁から垂下した被覆フィルム内面を融着してなる事を特徴とするチューブ容器である。
本発明のチューブ容器は、口栓内側を覆う被覆フィルムがフランジ内面の周縁から垂下して、胴部先端の内面が外側に反り返った胴部先端に融着するので、口栓と胴部とが広い面積で融着し、確実な融着を得るので、丈夫な容器を得ることができる。
高い強度を得られる。また、胴部先端の端面や被覆フィルムの端面が容器内部に入らないので、層間剥離を起こしたり、バリア性を低下したりすることがない。
本発明のチューブ容器で、ヒンジキャップを打栓した状態の一部破断正面図と、そのヒンジキャップを開口した側面側から見た縦断面図である。 本発明のチューブ容器で、その詳細を示す縦断面図である。 本発明のチューブ容器で、口栓に、被覆フィルムと胴部を融着する工程を示す断面図である。 本発明のチューブ容器で、内容物を最後まで注出した状態を示す縦断面図である。 本発明のチューブ容器で、閉鎖部を開封する一例と、その開封工程を示す縦断面図である。
以下、本発明のチューブ容器の実施形態例について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一例を示すチューブ容器1で、図1−1にヒンジキャップを打栓した状態の正面図、図1−2に、ヒンジキャップを開口した側面側から見た縦断面図を示した。本発明のチューブ容器1は、薄肉で可撓性が高く柔軟性を有する筒状の胴部2と、胴部2の一端に融着し剛性を有する口栓3と、口栓3に螺合あるいは打栓によって嵌合するキャップ5と、からできている。
筒状の胴部2は、一端に口栓3を融着し、他端では、胴部2が押し潰されて、内面の胴部シーラント層同士が融着した底シール部22を形成している。
図2は、本発明のチューブ容器で、その詳細を示す縦断面図である。
本発明に使用する胴部2は、少なくとも最内層に胴部シーラント層23を有した筒状のシートから形成されている。
胴部は異形押出し成形法によりパイプ状に押出したチューブであってもよいし、長方形、あるいは正方形のフィルムの左右両端を一部重ね合わせて筒状にし、その合わせた端部近傍を融着した胴部であってもかまわない。
胴部2の外層24は、ポリエチレンテレフタレートなどのような、シール性のない層であってもかまわない。この為、強度が高く、傷つき難い外表面や、光沢が高く、汚れが付着しにくい表面とすることができる。
また、口栓3は、筒状の注出口31と、注出口31下端の周縁から外側に広がるフランジ32と、フランジ32内面を覆う被覆フィルム4と、から構成されている。
注出口31外側には、キャップ5と螺合させるネジ部や、打栓用の嵌合リングなどを設ける。図1には、打栓用の嵌合リングを設けた例を示した。
口栓3のフランジ32は、注出口31内側の下面を含むフランジ内面321が、被覆フィルム4で覆われている。
さらに、被覆フィルム4は、フランジ内面の周縁から垂下し、下方に伸びている。
上記被覆フィルム4は、少なくとも表裏を熱可塑性樹脂層から構成されるフィルムで、キャップ5開口後、被覆フィルム4の注出口31内側周縁で、破断して、開口することができる。この時、開口しやすいように、注出口31周縁の融着端内側に被覆フィルム脆弱線42を設けておくことが好ましい。また、中間層にバリア層を含んでいても良い。
注出口31周縁の融着端内側の被覆フィルム脆弱線42は、レーザー光を走査して部分的に薄肉化した被覆フィルム脆弱線42であっても良いし、ビク刃などで半抜きの切れ目を入れた被覆フィルム脆弱線42であってもかまわない。
拡大図で示すように、胴部2は、口栓近傍において、内面が外側を向いて反り返り、反り返った胴部2先端に、前記フランジ内面の周縁から垂下した被覆フィルム4内面を融着した口栓融着部21を形成している。
図3は、本発明のチューブ容器において、口栓3に、被覆フィルム4と胴部2を融着する工程を示す断面図である。
図3−1は、口栓3単体の断面図で、筒状の注出口31下端周縁からフランジ32が外側に広がっている。
フランジ内面321は、平面状になって、突起は無く、中央に筒状の注出口部分が開孔している以外、平坦な水平面となっている。
フランジ内面321が平面で、突起がない形状であれば、開孔部分は、破断可能な閉鎖板で覆われた口栓3であっても、かまわない。
図3−2は、口栓3のフランジ内面321に、被覆フィルム4を融着する工程である。被覆フィルム4は、少なくとも表裏を熱可塑性樹脂層から構成されている。
また、フランジ内面321は、平面状になって、突起は無く、中央に筒状の注出口部分が開孔しているだけなので、フランジ内面321に、被覆フィルム4を容易に融着することができる。
フランジ内面321に融着した被覆フィルム4は、フランジ外側周縁から外側に、さらに広がって被覆フィルム外縁部41を形成している。
図3−3は、口栓3のフランジ周縁から外側に広がった被覆フィルム外縁部41に対し、胴部先端をフランジ状に押し広げた胴フランジ25を形成し、被覆フィルム外縁部41と胴フランジ23とを融着した状態を示す工程である。
胴フランジ23は胴部先端をフランジ状に押し広げているので、胴部シーラント層23が上面側に向き、被覆フィルム外縁部41内側のシーラント面に融着可能となる。
胴部2端部内側の胴フランジ23が水平に折り曲げられ、フランジ外縁からさらに外側へ水平に広がった被覆フィルム外縁部41に胴フランジ23のシーラント層が押し当てられる。
このことによって、上治具63で加えられた上面側被覆フィルム4が、下治具64で支えられた胴フランジ23に、垂直に加圧可能となるので、チューブ容器を押圧などによって変形させても、剥離しにくい高い強度を有する融着が可能となる。
図3−4は、被覆フィルム外縁部41と胴フランジ23とを融着した口栓融着部21を、融着してまだ外縁周辺が軟化した状態の内に、外側上方から、押し曲げ治具61を押し下げ、胴部先端の内面が外側を向いて反り返った状態にプレスで変形させる工程である。押し曲げ治具61先端には曲面Rを施しておくと良い。曲面によって、胴部内部の内保持治具62と押し曲げ治具61との隙間で、無理なく押し込められる様に変形させることができる。
ここで、被覆フィルム4の端面はチューブ容器1の外側に位置し、かつ、胴フランジ23の先端端部もチューブ容器1の外側になるので、被覆フィルム4と胴部2の端部は、収納する内容物に接触しないように収納することができる。この為、内容物によってフィルムが層間剥離を起こしたりすることがなく、確実に保存性能を発揮することができる。
図4は、本発明のチューブ容器で、内容物を最後まで注出した状態を示す縦断面図である。
底シール部22側から押圧して内容物を注出すると、内容物7が減少するに連れて、胴部の前側と後側が当接していく。本発明のチューブ容器は、フランジ内面321が、平面状になっていて、突起は無く、中央に筒状の注出口31下端が開孔している以外、平坦な水平面となっている。この為、内容物7が胴部内部からなくなるまで、完全に胴部2を押し潰し、前側と後側とを密着させるまで、注出が可能になっている。
胴部2の上方がフランジ内面321の被覆フィルム4に当接するまで、内容物は注出可能であるが、この時、胴部2を押し曲げて、垂直の位置(イ)から水平位置(ロ)まで折り曲げることによって、内容物7を最後まで注出しやすくなる。
図5は、本発明のチューブ容器で、閉鎖部を開封する一例と、その開封工程を示す縦断面図である。
図5−1は、閉鎖板33を口栓3に設けた例で、注出口31の下端周縁を脆弱線331で囲まれた閉鎖板33で閉鎖された口栓3としている。
閉鎖板33は、その周縁内側に設けた支柱333を介してプルリング332を有したプルトップに形成されている。
この時、内面に融着する被覆フィルム4の、上記閉鎖板33周縁の形状に合わせ、被覆フィルム4にも、被覆フィルム脆弱線42が設けられていることが望ましい。
閉鎖板33周縁の脆弱線331は、金型で形成されるが、被覆フィルム脆弱線42は、レーザー光を走査したり、ビク刃などで半抜きしたりして加工できる。
図5−2と図5−3は、閉鎖板33を設けた口栓3を開封する工程を示す断面図である。
図5−2は、プルリング332に指先を挿入して引っ掛け、支柱333根元の脆弱線331を引き裂く工程を示す図である。
支柱333が、閉鎖板33の端部に設けられているので、引き裂く力がそこに集中させることができるので、閉鎖板33周縁の脆弱線331を引き裂くきっかけになり、そこから徐々に脆弱線331に沿って、閉鎖板33の周縁を口栓から引き裂いて、図5−3のように開封させることができる。
本発明の容器に使用する胴部は、400μm以下、好ましくは300μm未満の薄肉で
軟らかな胴部とし、最内層にシーラント層を用いる。
実施形態例として、胴部は、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、などの単体の押出しチューブであってもかまわないが、内側から低密度ポリエチレン(厚み30μm)/接着剤/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(厚み25μm)/接着剤/低密度ポリエチレン(厚み60μm)の総厚115μmのように、非常に薄い構成であっても良い。
また、内側から低密度ポリエチレン/接着剤/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/接着剤/低密度ポリエチレンの構成や、
低密度ポリエチレン/接着剤/二軸延伸ポリアミドフィルム/接着剤/低密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン/接着剤/二軸延伸ポリアミドフィルム/接着剤/低密度ポリエチレン/アルミニウム箔/低密度ポリエチレン、
また、低密度ポリエチレン/アルミニウム箔/低密度ポリエチレン/二軸延伸ポリアミドフィルム/接着剤/2軸延伸ポリエチレンテレフタレートのように、最外層に非融着性の樹脂フィルムを用いても良い。この場合、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートや二軸延伸ポリアミドフィルムなどの厚みはできるだけ薄くすると、加工しやすい胴部とすることができる。
さらに、アルミニウム箔単体の表裏に低密度ポリエチレンを貼り合わせた積層フィルムであれば、折り曲げ性が高く、加工しやすい胴部とすることができる。
胴部は以上の構成とし、これらをドライラミネーション機やエクストルーダーラミネーション機でフィルムを貼り合せて胴部用の積層フィルムとする。
このような積層フィルムは、薄くてもバリア性が高い胴部が得られ、長方形のシート形状にして、筒状に丸め、左右両端を表裏で重ね合わせて融着したラミネートチューブの胴部とする。
さらに、内側から低密度ポリエチレン/無水マレイン酸変性低密度ポリエチレン/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/無水マレイン酸変性低密度ポリエチレン/低密度ポリエチレン、の構成や、
低密度ポリエチレン/無水マレイン酸変性低密度ポリエチレン/ポリアミド/無水マレイン酸変性低密度ポリエチレン/低密度ポリエチレン、といった構成で、共押し出しの異形押出機で、直接チューブ形状に成形した胴部であってもかまわないし、このような構成の共押し出しインフレーション成形機で押し出したフィルムをラミネートチューブに成形してもかまわない。
口栓は、胴部に使用するシーラント層と融着しやすい素材で、かつ、ヒンジキャップのキャップ本体に嵌合する剛性や柔軟性も有する樹脂を使用し、射出成形金型と射出成形機を使用して成形する。
スパウトの射出成形に使用する樹脂としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体などが使用できる。
口栓3の下面、周縁、周縁近傍の上面を覆う被覆フィルム4は、表裏に融着性の高い樹脂からなるフィルムである。直鎖状低密度ポリエチレン単体フィルムのような単層であってもかまわないが、中間層としてバリア層を設けても良い。
バリア性の高いフィルムとしては、低密度ポリエチレン/接着剤/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/接着剤/低密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン/接着剤/二軸延伸ポリアミドフィルム/接着剤/低密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン/アルミニウム箔/低密度ポリエチレン、
などの構成が考えられる。
特にアルミニウム箔を使用した積層フィルムは、可撓性が高く、折り曲げるなどの加工が
しやすい。
本発明の容器は、以上のようなもので、柔軟性の高い胴部と、内面が平滑な平面からなるフラットな口栓とそれに被覆する被覆フィルムを組み合わせたことによって、胴部と口栓との融着強度を高くし、かつ、排出性の高いチューブ容器を得ることができる。
特に、バリア性の高いフィルムを貼り合せても、フィルム端面は外側にあって、内容物側に露出することが無いので、保存性能の高い容器とすることができるなど、本発明のメリットは大きい。
1・・・・・・・・チューブ容器
2・・・・・・・・胴部
21・・・・・・・口栓融着部
22・・・・・・・底シール部
23・・・・・・・シーラント層
24・・・・・・・外層
25・・・・・・・胴フランジ
3・・・・・・・・口栓
31・・・・・・・注出口
32・・・・・・・フランジ
321・・・・・・フランジ内面
33・・・・・・・閉鎖板
331・・・・・・脆弱線
332・・・・・・プルリング
333・・・・・・支柱
4・・・・・・・・被覆フィルム
41・・・・・・・被覆フィルム外縁部
42・・・・・・・被覆フィルム脆弱線
5・・・・・・・・キャップ
61・・・・・・・押し上げ治具
62・・・・・・・内保持治具
63・・・・・・・上治具
64・・・・・・・下治具
7・・・・・・・・内容物

Claims (3)

  1. 柔軟性のある胴部と、口栓とからなり、押圧して内容物を注出可能とするチューブ容器において、
    口栓は、筒状の注出口と、注出口下端の周縁から外側に広がるフランジと、注出口内側の下面を含むフランジ内面を覆う被覆フィルムと、を有し、
    前記被覆フィルムは、フランジ内面の周縁から垂下し、
    胴部は、口栓近傍において、内面が外側を向いて反り返り、
    反り返った胴部の先端に、前記フランジ内面の周縁から垂下した被覆フィルム内面を融着してなる事を特徴とするチューブ容器。
  2. 注出口下端に、容易に開封可能な閉鎖板を有する事を特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  3. 被覆フィルムが、バリア層を有することを特徴とする請求項1、又は2に記載のチューブ容器。
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