JPS6296579A - 光デイスクメモリ用光硬化性接着剤 - Google Patents
光デイスクメモリ用光硬化性接着剤Info
- Publication number
- JPS6296579A JPS6296579A JP60236481A JP23648185A JPS6296579A JP S6296579 A JPS6296579 A JP S6296579A JP 60236481 A JP60236481 A JP 60236481A JP 23648185 A JP23648185 A JP 23648185A JP S6296579 A JPS6296579 A JP S6296579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- butadiene
- resin
- adhesive
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光ディスクメモリ用光硬化性接着剤であり、両
面型エアサンドインチ光ディスクメモリの2枚のディス
クの内周および外周を接着するための光硬化性接着剤で
ある。
面型エアサンドインチ光ディスクメモリの2枚のディス
クの内周および外周を接着するための光硬化性接着剤で
ある。
光ディスクメモリはポリメチルメタクリレート(以下P
MMAという)樹脂またはガラスにTe−5e膜又は有
機染料等の記録材料薄膜を蒸着又は塗布し封止用スペー
サーを介して2枚のディスクを蒸着膜面を内側に向けて
空気層を設けて、はり合わせることにより製造される。
MMAという)樹脂またはガラスにTe−5e膜又は有
機染料等の記録材料薄膜を蒸着又は塗布し封止用スペー
サーを介して2枚のディスクを蒸着膜面を内側に向けて
空気層を設けて、はり合わせることにより製造される。
この接着には2液型工ポキシ系接着剤が使用されるが硬
化に長時間を要するために製造ラインの連続化ができな
いこと、および接着治具の使用効率が低いなどの欠点が
ある。
化に長時間を要するために製造ラインの連続化ができな
いこと、および接着治具の使用効率が低いなどの欠点が
ある。
この欠点を解決する目的で、光硬化性接着剤の適用が種
々検討されている。例えば、アクリコイル基又はメタク
リロイル基を含有するモノマーを光開始剤の光照射によ
り発生するラジカルで重合硬化させるアクリル系の光硬
化性接着剤を使用した場合、空気接触面において光照射
によるラジカル重合が酸素により阻害され、この結果残
留したアクリル系モノマーがディスク基板のPMMAに
拡散し、レーザーによる読み取り時に加わる熱の影響で
情報を記憶した小穴(以下ピットという)を変形させる
ことが判明した。又、ガラス基板を用いた場合にはこの
不良は顕著ではないが、ガラスに対する接着性が低く、
特に耐湿接着力が不足し接着部分が剥離するなどの、欠
点がある。
々検討されている。例えば、アクリコイル基又はメタク
リロイル基を含有するモノマーを光開始剤の光照射によ
り発生するラジカルで重合硬化させるアクリル系の光硬
化性接着剤を使用した場合、空気接触面において光照射
によるラジカル重合が酸素により阻害され、この結果残
留したアクリル系モノマーがディスク基板のPMMAに
拡散し、レーザーによる読み取り時に加わる熱の影響で
情報を記憶した小穴(以下ピットという)を変形させる
ことが判明した。又、ガラス基板を用いた場合にはこの
不良は顕著ではないが、ガラスに対する接着性が低く、
特に耐湿接着力が不足し接着部分が剥離するなどの、欠
点がある。
又、チオールエン系或いはエポキシの光カチオン重合系
接着剤が検討されたが、接着力が不充分であった。
接着剤が検討されたが、接着力が不充分であった。
一方、エポキシの光カチオン重合組成物が特公昭52−
14277号、特公昭52−14278号或いは特公昭
52−14279号公報に記載されている。
14277号、特公昭52−14278号或いは特公昭
52−14279号公報に記載されている。
本発明者らの検討によると、これら文献の実施例に記載
された組成物を光ディスクメモリ用接着剤として使用し
た場合、硬化物のガラス転移点、Tgが低くバリヤー性
が不足しディスク中に結露し、又、耐湿接着強度が低い
欠点を有していた。更に、可撓性エポキシであるポリエ
チレングリコール、ジクリシジルエーテル或いは、耐熱
性エポキシであるP−キシリレンジアミンテトラグリシ
ジルアミンなどのグリシジルアミン型エポキシ樹脂は、
芳香族オニウム塩を配合して紫外線を照射しても硬化物
は得られなかった。
された組成物を光ディスクメモリ用接着剤として使用し
た場合、硬化物のガラス転移点、Tgが低くバリヤー性
が不足しディスク中に結露し、又、耐湿接着強度が低い
欠点を有していた。更に、可撓性エポキシであるポリエ
チレングリコール、ジクリシジルエーテル或いは、耐熱
性エポキシであるP−キシリレンジアミンテトラグリシ
ジルアミンなどのグリシジルアミン型エポキシ樹脂は、
芳香族オニウム塩を配合して紫外線を照射しても硬化物
は得られなかった。
本発明は、硬化が早く、ビットの変形による読み取り再
現性の低下がなく、且つ、強靭な接着強度及び耐湿性を
有する光ディスクメモリ用光硬化性接着剤を提供するも
のである。
現性の低下がなく、且つ、強靭な接着強度及び耐湿性を
有する光ディスクメモリ用光硬化性接着剤を提供するも
のである。
本発明は、ブタジェンホモポリマー又はブタジェンコポ
リマーを主鎖骨格となし、分子末端及び/又は側鎖にエ
ポキシ基を1分子中に少なくとも平均1.5個有するブ
タジェン系樹脂(以下ブタジェン系樹脂(A>という)
と、エポキシ樹脂(以下エポキシ樹脂(B)という)及
び光感知性芳香族オニウム塩(以下オニウム塩(C)と
いう)を含有してなる光ディスクメモリ用光硬化性接着
剤である。
リマーを主鎖骨格となし、分子末端及び/又は側鎖にエ
ポキシ基を1分子中に少なくとも平均1.5個有するブ
タジェン系樹脂(以下ブタジェン系樹脂(A>という)
と、エポキシ樹脂(以下エポキシ樹脂(B)という)及
び光感知性芳香族オニウム塩(以下オニウム塩(C)と
いう)を含有してなる光ディスクメモリ用光硬化性接着
剤である。
本発明で用いられるブタジェン系樹脂(A)とは、
a)ブタジェンホモポリマー又はブタジェンコポリマー
(以下ブタジェン系ポリマーという)を有機過酸化物で
処理し構成単位中の二重結合をエポキシ化して得られた
エポキシ化ポリブタジェン、例えば、1.2−ポリブタ
ジェンを過酢酸で処理して得られるエポキシ化ポリブタ
ジェンBF−1000、B F −2000(アデカア
ーガス側商品)などが挙げられる。
(以下ブタジェン系ポリマーという)を有機過酸化物で
処理し構成単位中の二重結合をエポキシ化して得られた
エポキシ化ポリブタジェン、例えば、1.2−ポリブタ
ジェンを過酢酸で処理して得られるエポキシ化ポリブタ
ジェンBF−1000、B F −2000(アデカア
ーガス側商品)などが挙げられる。
b)重合時のテロメリ化によって分子末端にエポキシ基
を導入された末端エポキシ化ブタジェン系ポリマー、 例えば、ブタジェン単独或いはこれと共重合性を有する
ペンクジエン、ヘキサジエン、イソプレンft ト(7
) 他のモノマー類の混合物をナトリウム、リチウムな
どのアルカリ金属触媒の存在下で低温においてリビング
アニオン重合を行って得られる反応中間体(リビングポ
リマー)を、一般式〔ただし、Xはハロゲン原子、mは
0以上の整数、Rは水素原子又はC1〜c4のアルキル
基を示す〕 で示されるハロゲン化アルキレンオキサイド、例えば、
エピクロルヒドリンで処理し、重合体鎖末端にエポキシ
基を導入して得られた末端エポキシ化ブタジェン系ポリ
マー。
を導入された末端エポキシ化ブタジェン系ポリマー、 例えば、ブタジェン単独或いはこれと共重合性を有する
ペンクジエン、ヘキサジエン、イソプレンft ト(7
) 他のモノマー類の混合物をナトリウム、リチウムな
どのアルカリ金属触媒の存在下で低温においてリビング
アニオン重合を行って得られる反応中間体(リビングポ
リマー)を、一般式〔ただし、Xはハロゲン原子、mは
0以上の整数、Rは水素原子又はC1〜c4のアルキル
基を示す〕 で示されるハロゲン化アルキレンオキサイド、例えば、
エピクロルヒドリンで処理し、重合体鎖末端にエポキシ
基を導入して得られた末端エポキシ化ブタジェン系ポリ
マー。
C)分子中にカルボキシル基を有するブタジェン系ポリ
マーとエポキシ樹脂とをエステル化反応して得られるポ
リブタジェン変性エポキシ樹脂、例えば、特開昭55−
137125号公報記載の方法で得られた日本曹達−の
商品エボキシンE P B −12、同EPB−13、
同EPB−14、同EPB−17、同EPB−25、同
EPB−27、同E P B−42、同EPB−44:
東部化成−の商品エボトートYR−102、同YR−2
07、ニーシーアール■の商品ACRエポキシR−13
09、同X−1363、同X−1374などが使用可能
である。ブタジェン系樹脂(A)は、単独或いは2種以
上の混合系で使用され、その使用量はブタジェン系樹脂
(A)とエポキシ樹脂(B)の総量に対して、10〜7
0重量%になるように配合され、好ましくは20〜60
重量%である。
マーとエポキシ樹脂とをエステル化反応して得られるポ
リブタジェン変性エポキシ樹脂、例えば、特開昭55−
137125号公報記載の方法で得られた日本曹達−の
商品エボキシンE P B −12、同EPB−13、
同EPB−14、同EPB−17、同EPB−25、同
EPB−27、同E P B−42、同EPB−44:
東部化成−の商品エボトートYR−102、同YR−2
07、ニーシーアール■の商品ACRエポキシR−13
09、同X−1363、同X−1374などが使用可能
である。ブタジェン系樹脂(A)は、単独或いは2種以
上の混合系で使用され、その使用量はブタジェン系樹脂
(A)とエポキシ樹脂(B)の総量に対して、10〜7
0重量%になるように配合され、好ましくは20〜60
重量%である。
ブタジェン系樹脂(A)が70重量%を越えると、組成
物中の可撓性成分の量が過大となり硬化物のTgが著し
く低下しバリヤー性゛が不足する。一方、10重量%よ
り少ない場合には逆に応力緩和成分の低下から硬化時に
硬化物にクラ・ツクが発生したり、被着体界面での接着
不良を起こすため好ましくない。
物中の可撓性成分の量が過大となり硬化物のTgが著し
く低下しバリヤー性゛が不足する。一方、10重量%よ
り少ない場合には逆に応力緩和成分の低下から硬化時に
硬化物にクラ・ツクが発生したり、被着体界面での接着
不良を起こすため好ましくない。
本発明で用いられるエポキシ樹脂(B)とは、脂環型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、
或いは水素添加ビスフェノールA型エポキシ樹脂が列挙
できる。具体的には次の通りである。
ポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、
或いは水素添加ビスフェノールA型エポキシ樹脂が列挙
できる。具体的には次の通りである。
i)脂環型エポキシ樹脂、例えば、
ユニオンカーバイドコーポレーション
(U、C,C,)の商品E RL−4221、同428
9、同4234、同4205、同4299、U V R
−6100;チバガイギー社の商品CY−179、同C
Y−178、同CY−180、同CY−175;チッソ
■の商品CX−221、同CX −289、同CX−2
06、同CX−301、同CX−313ii)ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、例えば、 油化シェルエポキシ■の商品エピコート827、同82
8、同834、同836、同1001、同1004、同
1007゜ チバガイギー社の商品アラルダイトCY−252、同C
Y−250、同G Y−260、同GY−280、同6
071、同6084、同6097 。
9、同4234、同4205、同4299、U V R
−6100;チバガイギー社の商品CY−179、同C
Y−178、同CY−180、同CY−175;チッソ
■の商品CX−221、同CX −289、同CX−2
06、同CX−301、同CX−313ii)ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、例えば、 油化シェルエポキシ■の商品エピコート827、同82
8、同834、同836、同1001、同1004、同
1007゜ チバガイギー社の商品アラルダイトCY−252、同C
Y−250、同G Y−260、同GY−280、同6
071、同6084、同6097 。
ダウ・ケミカル社の商品DER330、同331、同3
37、同661、同664;大日本インキ化学工業−の
商品エビクロン800、同1010、同1000、同3
010 :東部化成−の商品エボトートYD−128、
同Y D−134、同Y D −8125iii )ビ
スフェノールF型樹脂、例えば、油化シェルエポキシ側
の商品エピコート807; 東部化成−の商品エボトートY D F−170;大日
本インキ化学工業−の商品エビクロン830、同831 iv)ノボラック型エポキシ樹脂、例えば、油化シェル
エポキシ■の商品エピコート152、同154; ダウ・ケミカル社の商品D E N−431、同438
、同439: チバガイギー社の商品EPN−1138、E CN −
1235; 大日本インキ化学工業−の商品エビクロンN−740、
同N−680、同N−695、同N−565、同N−5
77 ■)水素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテル樹
脂、例えば、 旭電化工業側の商品アデカレジンEP−4080、 などが使用できる。
37、同661、同664;大日本インキ化学工業−の
商品エビクロン800、同1010、同1000、同3
010 :東部化成−の商品エボトートYD−128、
同Y D−134、同Y D −8125iii )ビ
スフェノールF型樹脂、例えば、油化シェルエポキシ側
の商品エピコート807; 東部化成−の商品エボトートY D F−170;大日
本インキ化学工業−の商品エビクロン830、同831 iv)ノボラック型エポキシ樹脂、例えば、油化シェル
エポキシ■の商品エピコート152、同154; ダウ・ケミカル社の商品D E N−431、同438
、同439: チバガイギー社の商品EPN−1138、E CN −
1235; 大日本インキ化学工業−の商品エビクロンN−740、
同N−680、同N−695、同N−565、同N−5
77 ■)水素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテル樹
脂、例えば、 旭電化工業側の商品アデカレジンEP−4080、 などが使用できる。
これらのエポキシ樹脂(B)は単独で使用してもよく、
又、2種以上の混合系で使用してもよい。このエポキシ
樹脂(B)の使用量はブタジェン系樹脂(A)とエポキ
シ樹脂(B)との総量に対して、30〜90重量%にな
るように配合され、好ましくは40〜80重量%である
。エポキシ樹脂(B)は硬度の大なTgの高い硬化物を
与え、又、芳香族オニウム塩による硬化に際し、硬化性
が特に優れており短時間で硬化が行われるが、硬化物が
脆く体冷熱衝撃性に劣るなどの欠点を持つために前述の
使用量範囲が設定される。
又、2種以上の混合系で使用してもよい。このエポキシ
樹脂(B)の使用量はブタジェン系樹脂(A)とエポキ
シ樹脂(B)との総量に対して、30〜90重量%にな
るように配合され、好ましくは40〜80重量%である
。エポキシ樹脂(B)は硬度の大なTgの高い硬化物を
与え、又、芳香族オニウム塩による硬化に際し、硬化性
が特に優れており短時間で硬化が行われるが、硬化物が
脆く体冷熱衝撃性に劣るなどの欠点を持つために前述の
使用量範囲が設定される。
本発明に使用されるオニウム塩(C)としては、特公昭
52−14277号公報に示される第■a族元素の芳香
族オニウム塩、特公昭52−14278号公報に示され
る第Via族元素の芳香族オニウム塩及び特公昭52−
14279号公報に示される第Va族元素の芳香族オニ
ウム塩が使用できる。
52−14277号公報に示される第■a族元素の芳香
族オニウム塩、特公昭52−14278号公報に示され
る第Via族元素の芳香族オニウム塩及び特公昭52−
14279号公報に示される第Va族元素の芳香族オニ
ウム塩が使用できる。
さらに具体的には、例えば、
テトラフルオロホウ酸トリフェニルフェナシルホスホニ
ウム、 ヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウム
、 テトラフルオロホウ酸ジフェニルヨードニウムなどが使
用可能である。
ウム、 ヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウム
、 テトラフルオロホウ酸ジフェニルヨードニウムなどが使
用可能である。
これらオニウム塩(C)は紫外線などの光照射によりル
イス酸を放出しこれがエポキシのカチオン重合を開始さ
せるものである。
イス酸を放出しこれがエポキシのカチオン重合を開始さ
せるものである。
オニウム塩(C)の使用量はブタジェン系樹脂(A)と
エポキシ樹脂(B)との総量100重量部に対し、0.
5〜10重量部であり、好ましくは2〜5重量部である
。オニウム塩(C)の添加が0゜5重量部未満の場合、
活性エネルギー線による硬化が不足し、硬化物のTgが
低くバリアー性が不足する。一方、添加が範囲の10重
量部より多い場合、芳香族オニウム塩自体の光吸収が大
となり接着剤の厚さが厚いときには内部における芳香族
オニウム塩の光分解が不充分となって硬化不良が生ずる
。
エポキシ樹脂(B)との総量100重量部に対し、0.
5〜10重量部であり、好ましくは2〜5重量部である
。オニウム塩(C)の添加が0゜5重量部未満の場合、
活性エネルギー線による硬化が不足し、硬化物のTgが
低くバリアー性が不足する。一方、添加が範囲の10重
量部より多い場合、芳香族オニウム塩自体の光吸収が大
となり接着剤の厚さが厚いときには内部における芳香族
オニウム塩の光分解が不充分となって硬化不良が生ずる
。
ブタジェン系樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)成分との
混合物に対してオニウム塩(C)の相溶性が不足する場
合は、オニウム塩(C)を適当なン容7Fl、例えばア
セトニトリル、プロピレンカーボネート、セロソルブ類
に溶解して用いることができる。
混合物に対してオニウム塩(C)の相溶性が不足する場
合は、オニウム塩(C)を適当なン容7Fl、例えばア
セトニトリル、プロピレンカーボネート、セロソルブ類
に溶解して用いることができる。
本発明に係る樹脂組成物には、組成物の粘度を低下させ
るため、或いは反応性を調整するために分子中にエポキ
シ基を1個以上存する反応性希釈剤を配合することがで
きる。ここで言う反応性希釈剤としては、例えばブチル
グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−
エチルへキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル、p−ブチルフェニルグリシジルエーテル、
グリセリングリシジルエーテル、ネオペンチルグリコー
ルグリシジルエーテルなどが使用可能である。
るため、或いは反応性を調整するために分子中にエポキ
シ基を1個以上存する反応性希釈剤を配合することがで
きる。ここで言う反応性希釈剤としては、例えばブチル
グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−
エチルへキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル、p−ブチルフェニルグリシジルエーテル、
グリセリングリシジルエーテル、ネオペンチルグリコー
ルグリシジルエーテルなどが使用可能である。
反応性希釈剤の配合量は本発明の目的である接着性を1
員なわない範囲で使用されるが、好ましくはブタジェン
系樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)との総量100重景
部に対して20重量部以内である。
員なわない範囲で使用されるが、好ましくはブタジェン
系樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)との総量100重景
部に対して20重量部以内である。
本発明の接着剤には、物性の改質あるいは用途などの必
要に応じて種々の改質添加剤を配合することができる。
要に応じて種々の改質添加剤を配合することができる。
例えば、接着性及び耐湿性を向上させるためのシリコー
ン系或いはチタネート系、その他のカンプリング剤;ス
クリーン印刷性を付与するための無定形微粉末シリカ例
えばアエロジル(日本アエロジル社の商品)、微粉末ベ
ントナイト例えば、ベントンなどのチクソトロピンク性
付与剤;フッ素系界面活性剤例えばフロラードなどのレ
ベリング剤;水酸化アルミニウム、水酸化バリウムなど
の体質顔料;さらに石油樹脂、ロジン、ナイロン、アク
リル樹脂などの改良高分子@IJ質を配合することもで
きる。
ン系或いはチタネート系、その他のカンプリング剤;ス
クリーン印刷性を付与するための無定形微粉末シリカ例
えばアエロジル(日本アエロジル社の商品)、微粉末ベ
ントナイト例えば、ベントンなどのチクソトロピンク性
付与剤;フッ素系界面活性剤例えばフロラードなどのレ
ベリング剤;水酸化アルミニウム、水酸化バリウムなど
の体質顔料;さらに石油樹脂、ロジン、ナイロン、アク
リル樹脂などの改良高分子@IJ質を配合することもで
きる。
本発明の接着剤を硬化させるには、波長200〜500
nmの紫外線が有効である。この線源としては、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプが例示され
る。
nmの紫外線が有効である。この線源としては、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプが例示され
る。
なお、本発明による接着剤は、接着性、耐冷熱サイクル
性、可撓性などに優れており、かつ速硬化性であるため
に光ディスクメモリ用のみでなく、他にガラス、プラス
チックなどの光透過性のある材料との接着剤としても使
用可能である。
性、可撓性などに優れており、かつ速硬化性であるため
に光ディスクメモリ用のみでなく、他にガラス、プラス
チックなどの光透過性のある材料との接着剤としても使
用可能である。
本発明の接着剤は、光ディスクメモリの製造方法に用い
られ、具体的例をあげると次の通りである。ランダムア
クセス方式のディスクは、キャスティング又は精密射出
成形によって溝を形成したドーナツツ形の厚さ約2鶴の
プラスチック性基板を作製される。この基板用材料とし
てはポリカーボネート又はPMMAが使用される。順次
書き込み方式のディスクは特に溝を形成しないドーナッ
ツ形の厚さ約1.5flの強化ガラス板にTe −Se
膜または有機染料などの記録材料薄膜を、ドーナツツ形
の片面にその面の内周および外周の接着に用いる部分を
除いて蒸着または塗布する。このドーナッツ形基板の内
周及び外周の接着部分に本発明の接着剤を塗布する。こ
の塗布方法としては、種々の方法が可能であるが、定速
吐出機を用いる方法及びスクリーン印刷にて行う方法な
どが有用である。接着剤塗布基板に、接着部の形をした
大小2つのスペーサーをのせもう1枚の接着剤塗布基板
を、それぞれ蒸着面が内側を向くように圧着し、治具で
固定する。スペーサーは通常厚みが約1mmt幅が約2
龍であり、材料は基板の材料と同質のものが使用される
。
られ、具体的例をあげると次の通りである。ランダムア
クセス方式のディスクは、キャスティング又は精密射出
成形によって溝を形成したドーナツツ形の厚さ約2鶴の
プラスチック性基板を作製される。この基板用材料とし
てはポリカーボネート又はPMMAが使用される。順次
書き込み方式のディスクは特に溝を形成しないドーナッ
ツ形の厚さ約1.5flの強化ガラス板にTe −Se
膜または有機染料などの記録材料薄膜を、ドーナツツ形
の片面にその面の内周および外周の接着に用いる部分を
除いて蒸着または塗布する。このドーナッツ形基板の内
周及び外周の接着部分に本発明の接着剤を塗布する。こ
の塗布方法としては、種々の方法が可能であるが、定速
吐出機を用いる方法及びスクリーン印刷にて行う方法な
どが有用である。接着剤塗布基板に、接着部の形をした
大小2つのスペーサーをのせもう1枚の接着剤塗布基板
を、それぞれ蒸着面が内側を向くように圧着し、治具で
固定する。スペーサーは通常厚みが約1mmt幅が約2
龍であり、材料は基板の材料と同質のものが使用される
。
次に治具で固定されたスペーサーを介した2枚の基板に
対し、基板の片面の上から光照射を行い接着剤を硬化さ
せる。
対し、基板の片面の上から光照射を行い接着剤を硬化さ
せる。
光源としては、高圧水銀灯、超高圧水銀灯又はメタルハ
ライドランプなどが使用可能である。
ライドランプなどが使用可能である。
また光照射量は、例えば、波長365nmにいて500
〜5000mJが適当である。又この光照射は10〜8
0℃で実施される。
〜5000mJが適当である。又この光照射は10〜8
0℃で実施される。
本発明の接着剤は、前述の光照射の後ただちに充分な初
期接着強度を示し、製造された光ディスクを固定治具か
らはずしてもなんらその位置精度に問題を生じないが、
さらに高い接着強度および耐湿接着強度を得るためには
光照射後のアフターキュアーを実施することが可能であ
る。このアフターキュアーはすでに接着剤の光硬度の終
了した光ディスクを固定治具からはずした状態で行うこ
とが可能であり、80〜120℃にて0.5〜2時間が
適当である。
期接着強度を示し、製造された光ディスクを固定治具か
らはずしてもなんらその位置精度に問題を生じないが、
さらに高い接着強度および耐湿接着強度を得るためには
光照射後のアフターキュアーを実施することが可能であ
る。このアフターキュアーはすでに接着剤の光硬度の終
了した光ディスクを固定治具からはずした状態で行うこ
とが可能であり、80〜120℃にて0.5〜2時間が
適当である。
次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの例のみに限定されるものではない。なお
、例中の部は重量部である。
発明はこれらの例のみに限定されるものではない。なお
、例中の部は重量部である。
実施例1
アニオンリビング法により製造された分子量約1500
の1,2−ポリブタジェンを過酢酸によって処理して得
られたブタジェン系樹脂(A)であるエポキシオキシラ
ン酸素含量7,7%のエポキシ化1.2−ポリブタジェ
ンB F −1000(アデカアーガス■の商品)50
部とエポキシ(B)である脂環型エポキシ樹脂E RL
−4221(U、C,C,社商品)50部をよく混合
する。次いで、オニウム塩(C)であるヘキサフルオロ
アンチモン酸トリフェニルスルホニウム(プロピレンカ
ーボネート50%?容液)4部、アエロジル#380
(日本アエロジル■の商品)2部を加えてよ(混練し
、本発明の接着剤〔1〕を得た。
の1,2−ポリブタジェンを過酢酸によって処理して得
られたブタジェン系樹脂(A)であるエポキシオキシラ
ン酸素含量7,7%のエポキシ化1.2−ポリブタジェ
ンB F −1000(アデカアーガス■の商品)50
部とエポキシ(B)である脂環型エポキシ樹脂E RL
−4221(U、C,C,社商品)50部をよく混合
する。次いで、オニウム塩(C)であるヘキサフルオロ
アンチモン酸トリフェニルスルホニウム(プロピレンカ
ーボネート50%?容液)4部、アエロジル#380
(日本アエロジル■の商品)2部を加えてよ(混練し
、本発明の接着剤〔1〕を得た。
実施例2
1.2−ジフェニルベンゼン46部を溶解したテトラヒ
ドロフランs、ooo部にナトリウム分散体46部を加
えて一60℃に保持し、これにブタジェン886部を2
時間かけて滴下し、滴下終了後更に一60℃で1時間保
った。次いで、これにエピクロルヒドリン185部を滴
下してよく混合した。このものを等容の水で2回洗った
後、テトラヒドロフランを減圧にて留去して数平均分子
量1370エポキシオキシラン酸素含率2.01%の末
端エポキシ化ポリブタジェンを存するブタジェン系樹脂
(A)を得た。
ドロフランs、ooo部にナトリウム分散体46部を加
えて一60℃に保持し、これにブタジェン886部を2
時間かけて滴下し、滴下終了後更に一60℃で1時間保
った。次いで、これにエピクロルヒドリン185部を滴
下してよく混合した。このものを等容の水で2回洗った
後、テトラヒドロフランを減圧にて留去して数平均分子
量1370エポキシオキシラン酸素含率2.01%の末
端エポキシ化ポリブタジェンを存するブタジェン系樹脂
(A)を得た。
次に、該ブタジェン系樹脂(A)30部とエポキシ樹脂
(B)である脂環型エポキシ樹脂ERL−4299(U
、C,C,社商品)70部、オニウム塩(C)としてテ
トラフルオロホウ酸トリフェニルフェナシルホスホニウ
ム(プロピレンカーボネート50%溶液)5部、エポキ
シ基を存するシランカップリング剤KBM−403(信
越シリコーン−〇商品)1.5部、アエロジル1380
2部をよ(混練して本発明の接着剤〔2〕を得た。
(B)である脂環型エポキシ樹脂ERL−4299(U
、C,C,社商品)70部、オニウム塩(C)としてテ
トラフルオロホウ酸トリフェニルフェナシルホスホニウ
ム(プロピレンカーボネート50%溶液)5部、エポキ
シ基を存するシランカップリング剤KBM−403(信
越シリコーン−〇商品)1.5部、アエロジル1380
2部をよ(混練して本発明の接着剤〔2〕を得た。
実施例3
ブタジェン系樹脂(A)として、アニオンリビング法に
より製造された分子末端にカルボキシル基を有する1、
2−ポリブタジェンとエポキシ樹脂を反応して得られた
ポリブタジェン変性エポキシ樹脂N15soエポキシE
PB−27(日本曹達側商品)20部、エポキシ樹脂(
B)として、ノボラック型エポキシ樹脂であるEOCN
−103CF3本化本化薬品商品10部及びビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂であるエボ)−トYD8125(
東部化成■商品) 70部、及び3官能アクリレートで
あるATMP(新中村化学■商品)10部をよく混合す
る。次いでヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルス
ルホニウム(プロピレンカーボネート50%溶液)10
部およびアニコジル#3202部を加えよく混練して本
発明の接着剤〔3〕を得た。
より製造された分子末端にカルボキシル基を有する1、
2−ポリブタジェンとエポキシ樹脂を反応して得られた
ポリブタジェン変性エポキシ樹脂N15soエポキシE
PB−27(日本曹達側商品)20部、エポキシ樹脂(
B)として、ノボラック型エポキシ樹脂であるEOCN
−103CF3本化本化薬品商品10部及びビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂であるエボ)−トYD8125(
東部化成■商品) 70部、及び3官能アクリレートで
あるATMP(新中村化学■商品)10部をよく混合す
る。次いでヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルス
ルホニウム(プロピレンカーボネート50%溶液)10
部およびアニコジル#3202部を加えよく混練して本
発明の接着剤〔3〕を得た。
比較例1
3官能アクリレートであるATMP50部、ネオペンケ
ルグリコールジアクリレート50部とベンジンジメトキ
シエチルかタール1部、アエロジル#3802部をよく
混練してアクリル系光ラジカル重合型接着剤〔4〕を得
た。
ルグリコールジアクリレート50部とベンジンジメトキ
シエチルかタール1部、アエロジル#3802部をよく
混練してアクリル系光ラジカル重合型接着剤〔4〕を得
た。
比較例2
脂環族エポキシ樹脂U V R−6100(U、C,C
,社商品)60部と可撓性付与エポキシ樹脂UVR−6
351(U、C,C,社商品) 40部、およびヘキサ
フルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウム(プロ
ピレンカーボネート50%溶液)8部、KBM−403
1部、アエロジル#3802部をよく混練して、エポキ
シ光カチオン重合型光硬化性接着剤〔5〕を得た。
,社商品)60部と可撓性付与エポキシ樹脂UVR−6
351(U、C,C,社商品) 40部、およびヘキサ
フルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウム(プロ
ピレンカーボネート50%溶液)8部、KBM−403
1部、アエロジル#3802部をよく混練して、エポキ
シ光カチオン重合型光硬化性接着剤〔5〕を得た。
以上の実施例1〜3および比較例1〜2で得られた接着
剤[1)〜〔5〕の硬化特性を後記の方法で測定し、そ
の結果を第1表にした。又、PMMA基板にTe −S
e膜を蒸着したディスクの内周及び外周に接着剤を塗布
しスペーサーを介して圧着した。これを圧着状態のまま
高圧水銀灯(80W/cm)を用いて10cfllの距
離から所定時間光照射し接着剤を硬化させて光ディスク
メモリを作製した。
剤[1)〜〔5〕の硬化特性を後記の方法で測定し、そ
の結果を第1表にした。又、PMMA基板にTe −S
e膜を蒸着したディスクの内周及び外周に接着剤を塗布
しスペーサーを介して圧着した。これを圧着状態のまま
高圧水銀灯(80W/cm)を用いて10cfllの距
離から所定時間光照射し接着剤を硬化させて光ディスク
メモリを作製した。
このように作製して得られた光ディスクメモリの読み取
り再現性、高温耐久性などの性能試験を行いその結果を
第2表に示した。
り再現性、高温耐久性などの性能試験を行いその結果を
第2表に示した。
〈硬化特性測定さ
接着剤をJ I 5−G−3303ブリキ板上に6m1
lのドクターブレードを用いて塗布し高圧水銀灯(80
W/am)を用いて10cI11の距離から光照射して
硬化を行った。次いで、これら接着剤硬化物の鉛筆硬度
及び剥離塗膜を動的粘弾性測定機レオパイブロンDDV
−II[−EA (東洋ボールドウィン製)によって変
位0.025mm、周波数3511erz 、昇温速度
2℃/minで動的粘弾性を測定して得たTgおよび架
橋点間分子量を測定した。
lのドクターブレードを用いて塗布し高圧水銀灯(80
W/am)を用いて10cI11の距離から光照射して
硬化を行った。次いで、これら接着剤硬化物の鉛筆硬度
及び剥離塗膜を動的粘弾性測定機レオパイブロンDDV
−II[−EA (東洋ボールドウィン製)によって変
位0.025mm、周波数3511erz 、昇温速度
2℃/minで動的粘弾性を測定して得たTgおよび架
橋点間分子量を測定した。
く接着強度測定〉
巾20fl、長さ50m、厚さ1.1flのソーダガラ
ステストピースを洗浄、乾燥の後に長さ方向のはしから
2fiの部分に接着剤を塗布し、もう1枚のガラスをラ
ップ長211となる様に重ね合わせ圧着状態のまま光照
射を行って、シングルラップジヨイント検体を作製する
。
ステストピースを洗浄、乾燥の後に長さ方向のはしから
2fiの部分に接着剤を塗布し、もう1枚のガラスをラ
ップ長211となる様に重ね合わせ圧着状態のまま光照
射を行って、シングルラップジヨイント検体を作製する
。
これを所定の経時条件下に置いた後に、曲げ弾性率測定
方法に準じ、定速変型試験機、テンシロンUTM−1(
東洋ボールドウィン■製)曲げ弾性率アタッチメントを
用いて下方支持距離50鶴圧縮速度6璽m/minにて
シングルラップジヨイントのラップ部を押し下げて、破
壊させ最大強度を求めた。
方法に準じ、定速変型試験機、テンシロンUTM−1(
東洋ボールドウィン■製)曲げ弾性率アタッチメントを
用いて下方支持距離50鶴圧縮速度6璽m/minにて
シングルラップジヨイントのラップ部を押し下げて、破
壊させ最大強度を求めた。
ラップ長、検体中による面積補正を行い接着強度とする
。
。
本発明の光ディスクメモリ用光硬化性接着剤は、光照射
により速やかに硬化して強靭な接着力などの良好な特性
を有するものであり、また2液型工ポキシ系接着剤に比
べて著しく長時間6ボソトライフを有する。
により速やかに硬化して強靭な接着力などの良好な特性
を有するものであり、また2液型工ポキシ系接着剤に比
べて著しく長時間6ボソトライフを有する。
又、本接着剤の採用により、従来技術の2液型工ポキシ
系接着剤の使用に比較して極めて短時間に接着硬化が終
了し、製造された光ディスクメモリは良好な耐冷熱サイ
クル性、耐湿性および読みとり再現性を有するものであ
る。
系接着剤の使用に比較して極めて短時間に接着硬化が終
了し、製造された光ディスクメモリは良好な耐冷熱サイ
クル性、耐湿性および読みとり再現性を有するものであ
る。
したがって、本発明の接着剤の採用により光ディスクメ
モリ製造方法は従来の工法に比較してその適用範囲が大
きく、又、その製造工程は大幅に短縮されることは明白
である。
モリ製造方法は従来の工法に比較してその適用範囲が大
きく、又、その製造工程は大幅に短縮されることは明白
である。
Claims (3)
- (1)ブタジエンホモポリマー又はブタジエンコポリマ
ーを主鎖骨格となし、分子末端及び/又は側鎖にエポキ
シ基を1分子中に少なくとも平均1.5個有するブタジ
エン系樹脂(A)、エポキシ樹脂(B)、及び光感知性
芳香族オニウム塩(C)を含有してなる光ディスクメモ
リ用光硬化性接着剤。 - (2)エポキシ樹脂(B)が、脂環型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂又は水素添加ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂である特許請求の範囲第
1項記載の光ディスクメモリ用光硬化性接着剤。 - (3)ブタジエン系樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)と
の配合比率がブタジエン系樹脂(A)10〜70重量%
、エポキシ樹脂(B)90〜30重量%であり、オニウ
ム塩(C)がブタジエン系樹脂(A)とエポキシ樹脂(
B)との総量100重量部に対して0.5〜10重量部
である特許請求の範囲第1項記載の光ディスクメモリ用
光硬化性接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236481A JPS6296579A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 光デイスクメモリ用光硬化性接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236481A JPS6296579A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 光デイスクメモリ用光硬化性接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296579A true JPS6296579A (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=17001368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60236481A Pending JPS6296579A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 光デイスクメモリ用光硬化性接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296579A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238480A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Fsk Corp | 光硬化型接着剤形成用組成物およぴ接着剤組成物 |
JPH0433913A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-05 | Nippon Kayaku Co Ltd | エポキシ樹脂硬化物の製造方法及びその硬化物 |
WO1998031765A1 (fr) * | 1997-01-20 | 1998-07-23 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Composition adhesive et ses applications |
JP2006008729A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 光硬化性樹脂組成物とその硬化体の製造方法 |
JP2006070151A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Three Bond Co Ltd | 光硬化性組成物 |
WO2008152833A1 (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-18 | Omron Corporation | 硬化性組成物および光学デバイス |
JP2012082261A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Kaneka Corp | 光硬化性組成物およびその硬化物 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60236481A patent/JPS6296579A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238480A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Fsk Corp | 光硬化型接着剤形成用組成物およぴ接着剤組成物 |
JPH0433913A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-05 | Nippon Kayaku Co Ltd | エポキシ樹脂硬化物の製造方法及びその硬化物 |
WO1998031765A1 (fr) * | 1997-01-20 | 1998-07-23 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Composition adhesive et ses applications |
JP2006008729A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 光硬化性樹脂組成物とその硬化体の製造方法 |
JP2006070151A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Three Bond Co Ltd | 光硬化性組成物 |
JP4725706B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2011-07-13 | 株式会社スリーボンド | 光硬化性組成物 |
WO2008152833A1 (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-18 | Omron Corporation | 硬化性組成物および光学デバイス |
JP2008308588A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Omron Corp | 硬化性組成物および光学デバイス |
JP2012082261A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Kaneka Corp | 光硬化性組成物およびその硬化物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7914641B2 (en) | Sealing material for flat panel display | |
JP3982499B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP3921493B2 (ja) | 液晶シール剤およびそれを用いた液晶表示セル | |
JP2004061925A (ja) | 液晶シール剤およびそれを用いた液晶表示セル | |
KR20140023196A (ko) | 편광판용 접착제, 이를 포함하는 편광판 및 이를 포함하는 디스플레이 장치 | |
JP2009098187A (ja) | 光学部品用接着剤 | |
JPS6217729A (ja) | 液晶封止用セルの製造方法 | |
JP2011111598A (ja) | タッチパネル用光硬化性樹脂組成物及びタッチパネル | |
JPS6296579A (ja) | 光デイスクメモリ用光硬化性接着剤 | |
WO2005014686A1 (ja) | 光硬化型樹脂組成物及びそれを用いたフラットパネルディスプレイ用シール剤 | |
JP4937410B2 (ja) | 色素増感型太陽電池用封止剤及び色素増感型太陽電池 | |
JP2010197692A (ja) | 光学部材用光硬化性樹脂組成物、接着剤、及び、タッチパネル | |
KR101882549B1 (ko) | 편광판용 접착제 조성물, 이로부터 제조된 편광판용 접착필름, 이를 포함하는 편광판 및 이를 포함하는 광학표시장치 | |
JPS61136563A (ja) | 光硬化型接着性組成物とそれを用いて被着体を接着する方法 | |
JP2008308589A (ja) | 硬化性組成物およびこれを用いた光学デバイス | |
JPS61231022A (ja) | 封着用光硬化性組成物 | |
KR100748149B1 (ko) | 광양이온 중합성 수지 조성물 및 광디스크 표면 보호용재료 | |
JPS6051770A (ja) | 光学用接着剤 | |
JPS6151024A (ja) | 封着用光硬化性樹脂組成物 | |
JPS61174221A (ja) | 光硬化性組成物 | |
JP2006106385A (ja) | 液晶表示装置用硬化性組成物 | |
JPH04266985A (ja) | 光硬化性接着組成物 | |
JPS6176521A (ja) | 封着用光硬化性樹脂組成物 | |
JPH1060382A (ja) | ウレタン系感圧性接着剤組成物 | |
JP2005187636A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、表示素子用接着剤、接着方法および表示素子 |