JPS6296489A - テトラオキソ化合物、その製法及びこれを含有する中枢神経系活性剤 - Google Patents

テトラオキソ化合物、その製法及びこれを含有する中枢神経系活性剤

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JPS6296489A
JPS6296489A JP61194120A JP19412086A JPS6296489A JP S6296489 A JPS6296489 A JP S6296489A JP 61194120 A JP61194120 A JP 61194120A JP 19412086 A JP19412086 A JP 19412086A JP S6296489 A JPS6296489 A JP S6296489A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規のテトラオキソ化合物、その製法、テト
ラオキソ化合物及びその製薬学的に許容性の酸付加塩を
含有する薬剤に関する。
この新規の構造型の化合物の薬物学的作用に関しては従
来何ら公知ではない。
従来の技術 本発明によるテトラオキソ化合物、2,4゜6.8−テ
トラオキソ−3,7−ゾアずビシクロ−(3,3,1)
−ノナン並びにその6,7及び/又は9−位にアルキル
基又はフェニル基によって、又は9−位にアルキレン基
によって置換された誘導体の基本骨格はすでに公知であ
る。これについては例えばヘルライン (H′6rlein )著、ヨーロピアン ジャーナル
オブ メディカル ケミストリイ(Eur、 J。
Med、 Chem、 )  1977.301〜5、
ヘルライン等著(H’6rlein at al )、
ヒエミッシェベリツヒテ(Chem、 Ber、 ) 
 110 (I977)、3894以降、エルヴアイン
等著(Mc Elvainet、 al ) 、ジャー
ナル オグ ず アメリカンケミカル ソサエティ(J
、 Amer、 Chem、 Soc、)(I958)
80.3915以降、西ドイツ国特許公開公報(DE−
O8)第2658558号明細書、同(DE−O8)第
3234697号明細書が参照される。
発明が解決しようとするl′I!jm点本発明の課題は
、有利な薬物学的作用を有する新規のテトラオキソ化合
物を得ることである。
更に本発明の課題は、薬物学的に有効な新規のテトラオ
キソ化合物の製造のための]L要な中間生成物である新
規のテトラオキソ化合物を得ることである。この課題は
本発明により解明される。
間組点を解決するための手段 本発明は一般式(■): 〔式中R1はアルキル基、アルケニル基又はフェニル基
又はシクロアルキル基によって置換されたアルキル基を
衣わし R2及びR3は相互に無関係でアルキル基又は
フェニル基を弄わすが又は−緒になってアルキレン基を
表わし、がっWは(CH2)n−0であり、かつQはa
)It換可能な離脱基Xであるか、父はb) Z−R’
であり、この除Zは1−ピペラジニル基であり、かっR
4は4−位における水素原子、フェニル基、置換された
フェニル基、N−ヘテロアリール基又は置換されたN−
ヘテロアリール基を衣わす〕の新規化合物並びにその塩
及び酸付加塩に関する。
有利な変体では置換基R1は1〜12、殊に1〜7個の
炭素原子を有する。
R1がアルキル基を表わす限り、分枝鎖釜ひに非分枝鎖
のアルキル基が′N賛である。非分枝鎖のアルキル基は
メチル−、エチル−1n−プロぎルー、n−ブチル−1
n−ペンチル−1n−へキシル−又はn−へブチル基で
ある。分枝鎖のアルキル基はイソプロピル−1第二プチ
ル−(すなわち2−メチルブチルー)、6−メチルブチ
ル−12,2−ジメチルゾロビル−,2−メチルペンチ
ル−及び6,3−ジメチルブチル基である。
R1がアルケニル基である限り、同様に分枝鎖並ひに非
分枝鎖の、殊に非分枝鎖のアルケニル基が亜要である。
非分枝鎖のアルケニル基はアリル−(すなわち2−7″
ロペニル基)、2−フチニル−13−ブテニル−12−
ペンテニル−16−ペンテニル−14−ペンテニル基で
ある。分枝鎖のアルケニル基は例えは2−メチル−2−
ニア″′ロペニル基である。
もう1つの変体においては  R1はフェニル基又はシ
クロ−アルキル基を包會しても良い。
この際シクロアルキル基は殊に6〜6個のC−原子を含
有する。シクロアルキル基又はフェニル基は1〜6個の
C−原子、妹に1〜6個のC−原子を有するアルキレン
鎖を介してそれぞハのN −原子と結合l−でいる。か
かる基の例はシクロプロピル−、シクロブチル−、シク
ロペンチル−、シクロヘキシル基であり、これらは殊に
メチレン基を介してそれぞれのN−原子と結合している
R2及びR3が有利な変体においてアルキル基、特に非
分枝鎖のアルキル基である限り、R1に関して挙げられ
た記載が相応してあてはまる。
R2及びR3は有利にそれぞれ1〜7、特に1〜4個の
炭素原子を含有する。
R2及びR3は原則的に同一か又は違ったものであって
良い。R2とR3とは同一のものであることが有利であ
る。
R2== R3に関する特例は、R2とR3とが一絽に
なってアルキレン鎖=(CH2)m−を形成することで
ある。この際mは殊に6〜6、特に6〜5の値である。
式(I)による化合物の亜群は、基WがQ= Xの(C
H2)n−Q f:衆わすものである。
化合物のこの群は薬物学的に有効なテトラオキソ化合物
の製造のための重要な中間体である。
次からは簡素化のためにテトラオキソ基を′T″で示す
、すなわち式(I)については一般形T−Wで表わし、
従って化合物の前記の亜群は式(Ia) : T−(CH2)n−X        (Ia)を有す
る。
アルキレン鎖に関する係数りは殊に2〜10、特に2〜
乙の値である。
置換可能な離脱基、特にアミンによって置換可能な離脱
基はXで衣わされる。殊にXは/%ロデン原子、特に塩
素原子又は臭素原子、又はトシレート−、メシレート−
、スルフェート−1又はホスフェート−基を衣わす。
化合物のもう1つの亜群は、式中Wが (CH2)n−Z−Hを表わすもの、すなわち(Ib)
m:T−(a■(2)n−z−H(Ib) の化合物である。T及びnに関しては前記のことが適宜
にあてはまる:Zは前記のものである。
これらの化合物は薬物学的に有効なテトラオキソ化合物
の製造のためのU?な中間体である。
化合物のも51つの亜群は、式中Wが (CH2)n−z−R6を衣わすものであり、この除R
6は水素原子以外のR4のSiI記の意味を有する。
すなわち、これらの化合物は一般式(Ic) :T−(
CH2)n−Z−R’       (Ic )に相応
する。これらの化合物はl要な薬物学的特性を有する。
式(IC)においてT、n、Z及びR6は前H己のもの
であり、この際R6は特にフェニル基、置換されたフェ
ニル基、N−ヘテロアリール基、置換されたN−ヘテロ
アリール基であり、かつこの際N−ヘテロアリール基は
2−父は4−ピリジル基、2−ピリミジル基又は2−ピ
ラジニル基から選択される。
R6に関する置換されたフェニル基としては、特にim
置換基ム要である。この際置換基は特に、アルキル基、
有利に2−アルキル基、例えば2−メチル基、2−エチ
ル基、又は6−アルキル基、例えば6−メチル基、6−
エチル基、又Fi4−アルキル基、例えは4−メチル基
、4−エチル基、又はアルコキシ基、有利に2−アルコ
キシ基、例えば2−メトキシ基、2−エトキシ基、又は
ノ・ロゲン原子、有利に2−ノーロゲン原子、例えば2
−クロル、2−フルオル又は6−ハロゲン原子、例えは
6−クロル又は4−ハロゲン原子、例えは4−クロル、
4−フルオル、ヒドロキシ、2−ヒドロキシ又はニトロ
基、有利に2−二トロ基、又はシアン基、有利に2−シ
アン基、又はトリフルオルメチル基、有利に6−トリフ
ルオルメチル基である。
2随換フエニル基としては、特に2,6−ジアルキル基
、例えば2,6−ジメチル基、2゜6−ジエチル基又は
6,4−ジヒドロキシ基、6.4−ジアルコキシ基、6
,4−メチレンジオキシ基、6,4−エチレンジオキシ
基、6−ドリフルオルー4−ノ10rン基、特に6−ド
リフルオルー4−クロル基が挙げられる。
lk、換されたN−ヘテロアリール基としては、特に1
置換基が重要であり、例えば2−ピリジルに対しては:
アルキル基、有利に5−アルキル基、例えば5−メチル
基、5−エチル基又は4−アルキル基、例えば4−メチ
ル基、4−エチル基又はニトロ基、有利に5−二トロ基
又はハロゲン原子、有利に5−ハロゲン原子、例えば5
−クロル又はアルコキシ基、有利に6−アルコキシ基、
例えば6−メトキシ基、6−エトキシ基が1要である。
一般式(Ic)を有するこれらの群から特に有利な化合
物は、置換基の次の組合せを有するものである。
場合によりシフロア  a)アルキル基  場合により
置換さルキル基によって&   b)アルキレン基 れ
たフェニル置換されたアルキル基  C)アリール基(
フェニル)−アル  a)アルキル基  場合により置
換さキル基b)アルキレン基 れたフェニル基C)アリ
ール基 アルケニル基    a)アルキル基  場合により置
換さb)アルキレン基 れたフェニル基 C)アリール基 場合によりシフロア a)アルキル基  場合により置
換さルキル基によって置 b)アルキレン基 hた2−
又は4−換されたアルキル基 C)アリール基  ピリ
ジル基(フェニル)−アル a)アルキル基  場合に
より置換さキル基       b)アルキレン基 れ
た2−又は4−C)アリール基  ビリゾル基 アルケニル基    a)アルキル基  場合により置
換さb)アルキレン基 わた2−又は4− C)アリール基  ピリジル基 場合によりシフロア a)アルキル基  場合により置
換さルキル基によってk  b)アルキレン基 れた2
−ピリミジル換されたアルキル基 C)アリール基  
基又は2−ピラジニル基 (フェニル)−アル 8)アルキル基 場合により置換
さキル基       b)アルキレン基 れた2−ピ
リミジC)アリール基  ル基又は2−ピラ ジニル基 アルケニル基    a)アルキル基  場合により置
換さb)アルキレン基 ねた2−ピリミジ C)アリール基  ル基又は2−ピラ ジニル基 一般式(Ia)及び(Ib)の化合物についても、R1
並びにR2及びR3に関して同様に有利な置換基組合せ
が適宜にあてはまる。
本発明は化合物(I)の塩及び酸付加塩も包含する。
この除塩は、例えば(lb)型の化合物と特にナトリウ
ム又はリチウムとの真の塩又は芳香族における塩形成能
力を有するに挽茶とで形成されている塩、例えばフェル
レート−塩を意味する。
酸付加塩は、塩基性化合物(I)と酸との自体公知の反
応により得られる。 (Tc)型の化合物と製薬学的に
適当な酸との酸付加塩が特に有利である。
製薬学的に使用可能な酸付加塩としては、例えば無機又
は有機酸の水溶性及び水に不齢性の塩、例えは塩酸塩、
臭化水素酸塩、沃化水素酸塩、燐酸塩、硝酸塩、硫酸塩
、過塩素酸塩、酪酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩、安
息香酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、スルホサリチル酸
塩、マレイン酸塩、ラウリン酸塩、フマル酸塩、コハク
酸塩、シュウ酸塩、陶石酸塩、ステアリン酸塩、)シレ
ート(p−)ルオールスルホネート)、2−ヒドロキシ
−6−ナフトニート、6−ヒドロキシ−2−ナフトニー
ト、メシレート(メタンスルホネート)、ナフタリンス
ルホネートが適当である。
本発明は、式(Ic)の少なくとも1椎の化合物又はそ
の製薬学的に使用可能な酸付加塩を含有する薬剤並ひに
かかる薬剤の製法にも関し、この方法においては前記の
化合物全不活性の、製薬学的に適当な賦形剤と411合
させ、かつ自体公知の方法でがレヌス製剤に変える。か
かる調剤は、例えは経口投与のための錠剤、糖衣錠、カ
プセル、粉末、顆粒、水性及び油性懸濁液、乳化液、シ
ロップ又は浴液、1白腸投与のため生薬又は腸管外投与
のための殺菌注射用懸1@液又は溶液であって良い。
更に本発明は式(I)のテトラオキソ化合物の製法に関
し、この方法は、式(I)の化合物を適当な反応条件下
で、一般式(■): Y−R”          (II)〔式中Y及びR
5は次のものである: a)  WがHである限り、 al)Yは置換可能な離脱基Xであり、かつR5は(C
H2)n、 Qであり、又は R2) nが4である場合には り、この際R6は水素原子以外のR′の意味を有するか
、又は b)  wが(CH2)n−x  である限り、yld
HでありかつR5はZ−R’であるか、又は c)  Wが(CH2)n−Z−Hである限り、Yは求
核的に置換可能な離脱基■、殊に弗素原子、塩素原子又
は臭素原子であり  R5は活性化されたフェニル基又
は場合により置換されたN−ヘテロアリール基であり、
この際X、0XR4、n及びZは前記のものである〕 の化合物と反応させることを特徴とする。
変法aLb)及びC)の前記の一般的実施態様は、式中
Wが前置の如く基(CH2)n−Qを表わす式(I)の
化合物の単一の製法であり、これは一般式T −H(I
d) 、(Ia)又は(Ib)の化合物を式(I1)の
適当な中間生成物と反応に不活性の溶剤中で反応させる
ことを特徴とする。
出発化合物として使用されるT −H(ld)型の化合
物は一部分はすでに前記の文献から公知であるか、もし
くは、それが新規である限り、公知方法に類似して製造
することができる。同様に(II)型の構成要素もすで
に公知であるか、もしくは公知の方法に依り容易に合成
され得る。
b)及びC)法は、二級アミンのアルキル化による三級
アミンの製造の際に使用する反応条件下で慣例的に実施
される。すなわち、適当な中間生成物T−H(ld)、
(Ia)又は(Ib) k (II)と不活性の反応媒
体中で、約20°C〜約200°Cの温度で、酸結合剤
として使用可能である塩基の存在で反応させることによ
って、一般式CI)の化合物が得られる。使用可能な無
機及び有機の酸結合塩基はt−アミン、有利にトリエチ
ルアミン、アルカリ金属−及びアルカリ土類金践−炭酸
塩、−1炭酸地又は−水素化物であり、この際炭酸す)
 IJウム又は炭酸カリウムが特に有利である。゛不活
性の反応媒体”の表示は、実際に反応に影響しない各陽
性又は中性の溶剤又は希釈剤がこれに該当する。この点
に関してジメチルホルムアミドが特に最も有利な溶剤で
あり、この際反応は適当な方法で還流視度で実施される
変法C)においては、前記の如<、(Ib)型の化合物
e (II)型の化合物と反応させる。(II)型の化
合物としては、この変法においては、置換された芳香族
化合物が解され、これは部分記号Yとして置換可能な、
特に求核的に置換可能な離脱基Vを有する。有利な離脱
基■はノ・ロゲン原子、例えば弗素原子、塩素原子、臭
素原子である。部分記号R5はこの変法においては活性
化されたフェニル基又は置換されたN−ヘテロアリール
基である。活性化されたフェニル基はオルト位及び/又
はバラ位に電気用性基で置換されているフェニル基を衣
わす。
本発明による化合物の満足しうる収率は、反応時間約2
〜24時間で得られる。式(I)の生成物は、標準溶液
、例えばアセトニトリル、イソゾロパノール、メタノー
ル、エタノール等からの結晶法により、又はその他の各
慣用法、例えばシリカゲルカラム又はAl2O3の使用
下に溶離剤として酢酸エステル、ヘキサン又はアルカノ
ール、例えばメタノール及びエタノールの混合物を用い
るクロマドグシフイーによって得ることができる。
変法a)においては、式(Id)のイミドの塩、殊にア
ルカリ金属塩がアルキル化される。この反応の実施のた
めに、慣用的な実験室法、例えばガブリエル合成の際の
アルキル化のために使用されるような方法を使用する。
この場合には例えば反応成分を・不活性の反応媒体中で
50°C〜200℃の温度で合一させる。ドルオール、
キジロール及び/又はジメチルホルムアミドが反応の実
施のための特に有利な溶剤であるが、反応又は反応成分
を不利に影響しないその他の溶剤も使用することができ
る。ジオキサン、ペンゾール、アセトン、アセトニトリ
ル、n−ブ属水素化物、例えば水素化ナトリウム、アル
カリ金属アルコラード、例えばナトリウムエトキシド、
アルカリ金属アミド、例えばナトリウムアミド、アルカ
リ金属塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、アルカリ余端炭酸塩、例えは炭酸ナトリウム又は炭酸
カリウムと、適当な溶剤中で反応させることにより、一
般式(ICI)Ω化合物のアルカリ金属塩が製造される
式(Iv)のアルカリ金属塩を前もって別に製造するこ
とは必要なく、これはその場で装造することができる。
変法a)のもう1つの実施態様におい℃は、適当な中間
体T−H(Ia)、(Ia)又は(Ib) l■)と不
活性の反応媒体中で約り0℃〜約200℃の温度で、酸
結合剤として使用可能である塩基の存在で反応させる。
使用可能な有機性の酸結合塩基はt−アミン、有利にト
リエチルアミンである。
変法a1)においては、アルキル化剤として(I[)型
の相応する化合物を使用する。この方法の変法a2)に
おいては、nが4である場会には、アルキル化剤として
、8−位に相応して置換された8−アゾ−5−アゾニア
スピロ(4,5)デカン塩、すなわち構造: の陽イオンを有する化合物を使用し、この際陰イオンと
しては常用の塩残基、特にプロミドが重要である。
本発明による化合物(Ic)は重要な薬物学的特性を有
する。すなわちこれは中枢神経系に作用する。
本発明による化合物(Ic)で哺乳動物(ヒト及び動物
)を処置することができる。このために、処置すべき哺
乳動物に一般式(IC)の化合物又はその製薬学的に許
容性の酸付加塩の治療的に有効な散を全身的に投与する
。有効な投与量は約0.01〜40■/体mkgであり
、この際投与は、いかなる作用を達成したいか、いかな
る投与方法を選択するか、及びいかなる化合物を使用す
るかに依る。有利な投与範囲は1日当り約0.5〜1.
5〜/kll/であり、分割服用髪で投与する。全身的
投与とは、経口、直腸及び腸管外(すなわち筋肉内、静
脈内及び皮下)投与と解する。1本発明による化合物を
経口投与する場合には、一般に、より少ない陽性外投与
量で達成されると同じ効果を達成するために、より多量
の作用物質を使用することが必要である。本発明による
化合物を、その際有害な又は不所望な副作用が惹起され
ずに、有効な効果をもたらすような蹟度で適用するのが
有利である。
lc式の化合物及びその薬物学的に認容性の酸付加塩は
、有用な薬物学的特性を有する。特に、これらは、中枢
神経系活性及び好適な社交性に影暫する慣性を有し、抗
精神病、抗抑うつ作用及び不安解消作用成分を包含する
有利な抗柄神病作用特性及び低い毒性を示す。
これら化合物の鞘神薬物学的特性は、動物での次の薬物
学的標準試験で証明される。
祭物学的試験法の詳細。
試験結果を示す次の衣で、10式の多くの化合物は合成
例と関連している。
1、 最少毒性投与絃の測定 体120〜25gの雄マウスに経口及び皮下で試験物質
300rn9/kli’の最大投与被を適用する。
動物を毒性症状に関して6時間注意深く観察する。適用
に引続く24時間の間に、すべての症状及び死亡を記録
する。副作用も同様に観察し、記録する。死亡及び強い
毒性症状が観察される際には、他のマウスには名るしく
少ない投与量を適用する。死亡又は強い毒性症状を生じ
る最少投与量を最少毒性投与欝とする。
2、 ラッテにおけるCAR−試験法での抗精神病特性
の評価 化合物の抗精神病特性を証明するために、うツテにおけ
る条件回避応答(conditj、onedavoid
ans response )に対する抑制作用を示す
このCAR−試験は、カパルデイ(Capaldi )
等による実験法[R0D0Meyers発行、Meth
odsin Psychobiology 、 Aca
、demie Press 、 NewYork71〜
74頁参照〕の変法で実施する。
1個の孔を有する壁で2個の区画に分けられている完全
自動ワン−ウェイ・シャトル・ボックス(one−wa
y 5hazzle boxes )を用いる。このボ
ックスの床は電気刺激を与えることのできる不錆鋼製の
格子である。このボックスの天井にはランプ及びブず一
雑音を出すスピーカーが備えられている。第1の当初区
画内での電気刺激をさけるために動物は安全な第2の区
画に渡ることができる。
この試験法の間に、動物を当初区画に入れ、同時に、警
告信号(=条件刺激)としての光とスピーカーのスイッ
チを入れる。この警告信号で動物が安全区画に渡ると、
これはCARとみなされ、自動的に記録される。動物が
5秒以内に安全区画に渡らない場合には、床格子からの
電気ショック(非条件刺激)を付加的に15秒まで与え
る。電気ショックの存在時に動物が安全区画に渡る場合
には、これを非条件回避応答(= UER)とみなす。
動物が安全区画に渡ったら直ちに刺激は自動的に切られ
る。
この試験のために、体1140〜210gの雌ウィスタ
ーラッテを用いる。これらを前日に20試験セツシヨン
でfil練し、CARを示すような動物のみをこの薬品
実験に使用する。
4匹の動物群をこの試験化合物の各々の投与蓋に対して
用い、動物を試験状態に各々15回配置し、最後の10
試験の平均値を計算にとり入れる。
試験化合物を、試験前1時間に、2チタイロース(zy
lose )  溶液の1 omz、、’1c17の1
中で経口適用する。対照群にはタイロース溶液のみを与
える。50チでCARを低下させ、即ち50チ回避遮断
を生じさせる投与量を測定する(=EDboAB)。更
に、50%でUERを低下サセ、即ち50チ逃避遮断を
生じさせる投与量を測定する( =FD50FB )。
結果を天衣に示す。
これら化合物は好適なAB/EB比を示す。
6、 抗抑うつ特性の評価 化合物の抗抑うつ特性を証明するために、閾値以下の投
与蓋の5−ヒドロキシトリプトファ・ン(−5−HTP
 )の中枢作用への増大効果を有することが示される。
この作用は抗抑うつ剤の典型である。このために、コル
ネ(Corns ) 等による変形法(Br、 J、 
pharmacol、 20 r 106〜120頁参
照)を用いて、化合物のマウスの首振り症状を起こさせ
る能力を、5− HTPの閾値下投与鈑と関連させて測
定する。
体に20〜30gを有する雄NME(I−マウスを用い
る。試験化合物の適用前60分に、動物に2チタイロー
ス溶液の10m1/に9の量中に済かしたMAO−抑制
剤パルヤライン(pargyline )25m97に
9を皮下注射する。動物20匹の群をこの試験化合物の
各投与量に対して用いる。試験化合物を、2%タイロー
ス溶液101d/kl?の量中で経口により適用する。
30分後に、2%タイロース溶1ict虹/に9の量中
の5− HTP501n9/に9を皮下注射し、各動物
を個別的にケース内に入れる。対照動物の1群には、バ
ルギライン注射、5− HTP注射及び2%クイロース
溶液(経口)のみを与える。
試験化合物の適用後60分(= 5− HTP注射後6
0分)に、首振り症状が起るか起らないかをチェックす
るために、動物を120秒間観察する。
ED5oは、首振り症状を示す動物の数が対照群と比べ
て50%増加する投与蓋として定義される。結果を天衣
に示す。
4、 不安解消特性の評価 化合物の不安解消特性の評価のために、デビツドソン(
Davidson )等による変法(The Benz
ocliazspines 、 Rava、n Pre
ss NewYork  1973,327〜345頁
参照)を用い、この際、化合物が衝撃葛藤状態にいるラ
ッテの挙動を変える能力を検査する。
葛藤状態を作るために次の実験法を用いる:この試験を
、電、気をかけることのできる格子床、ラッテにより押
されるべきレバー、自動的餌箱及び2種の光源を備えた
スキナー・ボックス(5kinner boxes )
中で実施する。体1180〜300gを有する雌ウィス
ターラッテを用いる。試験前に、動物を、レバーを押す
ことにより食物を得るようにI11練し、この際、異な
る条件の2相が変動する。この2相は、異なる光で区別
され七いる。1相では、第10番目のレバー押しの後に
一定割合で餌が与えられるが、餌ペレットと共に電気シ
ョックによる刺撤が与えられる(=FR10)。他の相
では、報酬餌が、電気衝撃なしに得られるが、レバーを
押しても、かなりまれにのみ、かつ変動性の時間でのみ
(平均間隔60秒)、餌ペレットが与えられる(V13
0)。各47分の航行セツションの間に7■30相(各
600秒)が、6FR10相(各120秒)と交替する
。試験のために、各動物を、連続4日間、1日1回、同
じ時間に47分間の試験に供する。1.2及び6日には
試験開始前60分に、2%タイロース俗液液101/k
l?を経口適用する。4日目に、これらに、タイロース
溶液中の試験化合物を適用する。各動物に対し、レバー
押し応答をする数を衝撃FRl 0相及び不衝撃■16
0相で別々に毎日記録する。各動物に関し、最初の6日
の結果からの平均値を対照値として採用する。第48目
の結果を、これら対照イ的と比較する。不衝撃相及び衝
撃相に関するレバー押しの数の著るしい変化を起こさせ
る最少投与景を、最少有効k(−MEDup及び)AE
、p)と決定する。Ytj隼相での増加作用は試験化合
物の不安解消作用に基づく。
不衝撃相での作用低下は、化合物の鎮静作用の指標であ
る。天衣に示されている試験結果から化合物が、好適な
低いMEDpp/ MEDu、、比を示しこれは公知の
ジアセ゛バムのそれよりかなり低い。
前記の薬物学的作用に基づき、10式の化合物及びその
薬物学的に&’fl性の酸付加塩は、中枢神経系の疾病
及び機能障害の治療及び予防薬として有用である。
新規化合物の製法を次の実施例につき詳説するが、本発
明はこれに限定するものではない。
実施例 例1 変法a1):化合物(Ia)への化合物(Id)の変換 変法人) ジメチルホルムアミド200m1=中のテトラオキソ化
合物(Id) 0.1モル、1.ω−ジブロムアルカン
0.1モル及びトリエチルアミン0.12モルより成る
浴液を室温で一夜反応させる。反応中に生成した沈殿を
濾別する。浴剤の溜去後に残留する残渣を塩化メチレン
中に入れ、水で数回洗浄する。有機相をMg5O,上で
乾燥させ、乾燥剤を濾別し、かつ清液を濃縮する。
この方法で生成した油状物はそれ以上のhaなしに直接
更に反応させることができる。
変法B) ジメチルホルムアミド200m/中のテトラオキソ化合
物(Id) 0.1モル、1.ω−ジブロムアルカン0
.15モル及び炭酸カリウム0.25モルより成る混合
物を一夜還流加熱する。溶剤の溜去後、残留する残漬を
水及び塩化メチレン中に入れる。有機相の分離後、水相
を史に塩化メチレンで2回後洗浄する。合一シた有機抽
出物をMgSO4上で乾燥させる。乾燥剤を濾別し、前
記の如く、式(Ia)の油状生成物が得られる。
この方法により例えば表1に変法a1A )もしくはa
lB)と共に挙げた化合物が製造されている。
例2 変法、2):化合物(Ic)への化合物(Ia)の変換
テトラオキソ化合物(Id)  0.1モル、8−(ア
リールもしくはヘテロアリール)−8−アナ−5−7ソ
ニアスビロー(4,5)−デカンプロミド0.1モル及
び炭酸ナトリウム0.12モル(あ) をジメチルホルムアミド500mA中で24時間還流加
熱する。溶剤の溜去後、残留する残渣を水中に入れ、か
つ10チの苛性ソーダ水溶液でアルカリ性化する。水相
を塩化メチレンで数回抽出する。合一した有機抽出物を
硫酸マグネシウム上で乾燥させ、かつ乾燥剤を濾別した
後に易揮発性分を溜去する。
必賛な場合には、それ以上の精製のために酢酸エステル
−ヘキサン−混合物を用いる珪酸ゲル又は酸化アルミニ
ウムのカラムクロマトグラフィーを行なうことができる
。しかしながら所望の化合物が結晶で生じる場合には、
それ以上の精製のためには簡単な再結晶工程で十分であ
る。
一般式(Id)の化合物は製薬学的に許容性の酸との反
応によりこの化合物の塩に変換することができる。
この方法により例えば表6において変法f12)と共に
挙げた化合物が製造されている二例6 変法b):化合物(Tb)への化合物(Ia)の変換化
合物(Ia) 0.1モル、無水ピペラジン1モル及び
トリエチルアミン0.125モルをジメチルホルムアミ
ド2001rLIV中で一夜室温で反応させる。装入物
を真空中で濃縮し、残渣を水及び塩化メチレンの間に分
配させる。有機相を分離する。乾燥剤の濾別後、有機浴
剤を真空中濃縮して油状物が得られ、これを引続きエタ
ノール中に浴かし、かつエタノール性の塩酸と反応させ
る。この方法により製造した化合物は変法b)と共に表
2に挙げである。
例4 変法b):化合物(Ic)への化合物(Ia)の変換変
法A) 化合物(Ia) 0.1モル、化合物(It) 0.1
モル及びトリエチルアミン0.125モルよりなる混合
物を、ジメチルホルムアミド200祷中で一夜反応させ
る。反応中に沈殿が生じた場合にはこれを濾別する。澄
明な溶液を乾燥する1で凝縮する。残留する残渣を水及
び塩化メチレンの間で分配する。有機相を分離し、水で
2回洗浄し、かつMgSO4上で乾燥させる。乾燥剤の
濾別後、有機溶液を濃縮する。
必要な場合には、それ以上の17T4製のために、酢酸
エステル−へキサン−混合物を用いる珪酸ゲル又は酸化
アルミニウムのカラムクロマトグラフィーにかけること
ができる。しかしながら所望の化合物が結晶で生成する
場合には、それ以上の′S製には簡単な再結晶工程で十
分である。
変法B) ジメチルホルムアミド25[1mA中の化合物(Ia)
 0.1モル、化合物(If) 0.1モル及び炭酸カ
リウム0.25モルよりなる混合物を一夜還流加熱する
。浴剤の溜去後、残iを水及び塩化メチレンの間で分配
させ、変法AK記載した如く更に後処理する。
この両方の方法により、例えは衣6中に変法bA)もし
くはbB)下に挙げた化合物が製造されている。
例5 変法a1):化合物(IC)への化合物(Id)の変換
化合物(Ia) 0.1モル、化合物(II) 0.1
モル及び炭酸ナトリウム0.12モルの混合物をジメチ
ルホルムアミド600祷中で7時間還流加熱する。溶剤
の溜去後、残留する残渣を水で取り込み、かつ10q6
の苛性ソーダ水溶液でアルカリ性にする。水相を塩化メ
チレンで数回抽出する。合一した有機抽出物’i Mg
5O,上で乾燥した後に、易揮発性成分を溜去する。
残留する油状物をイソプロパツール中に俗かし、かつイ
ソプロパツール中に溶かした塩酸を混合させる。
この方法により、例えば衆6中に変法a1C)と共に挙
げた化合物が製造されている。
例6 変法c):化合物(Ic)への化合物(Ib)の変換例
えば(Tb)型の化合物として化合物隘2101 (塩
基) 0.05モル、例えば(II)型の化合物として
2−クロルピリミジン0.05モル及び炭酸カリウム0
.1モルよりなる混合物をアセトニトリル200IIl
l中で一夜還流加熱する。
溶剤の溜去後、残留する残渣を水及び塩化メチレンの間
に分配させる。有機相を分離し、MgSO4上で乾燥す
る。乾燥剤の濾別後、有機溶液を真空中濃縮する。残留
する油状物をエタノール中に溶かし、エタノール性塩酸
を混ぜる。
単離した塩(化合物3304)は2.1当量のH(J’
e含有L、216〜218°cで融解する。
この方法に依り、表6中で、変法C)下に挙げた化合物
が製造された。
例7−錠剤 組成: 作用物質1’l&13209         20部
とうもろこし澱粉          31乳糖   
           55部コリトン(Kollid
on) 25部5部ステアリン酸マグネシウム    
 2部合計              116部製法
: 作用物質をとうもろこし澱粉及び微粉末の乳糖と共に混
合機中で混合する。生成する混合物を、インプロパツー
ル中のポリビニルピロリ)1ン(コリトン25、BAS
F社)の20%の溶液で十分に湿潤させる。必要な場合
にはそれ以上のイソゾロパノールを添加する。湿潤した
顆粒を2 mxのふるいを通過させ、乾燥台上で40°
Cで乾燥させ、引続き1間のふるい(フレヴイットーマ
シン(Frevizt、−Maschine ))を通
過させる。顆粒をステアリン酸マグネシウム及び水素添
加のヒマシ油と混合した後に、各錠剤が作用物質20〜
を含有するように、錠剤116■を打錠する。
例8−カプセル剤 組成: 作用物質N113209         20部とう
もろこし澱粉          20部製法: 作用物質をとうもろこし澱粉及び微粉末乳糖と混合機中
で混合する。生成した混合物をイソプロパツール中のポ
リビニルピロリドン(コリトン25)の20チ溶液で十
分に湿潤させる。
湿潤した顆粒を1.6關のふるい(フレヴイット)を通
過させ、乾燥台上で40°Cで乾燥させ、引続き1訂の
ふるい(フレヴイット)を通過させる。顆粒をステアリ
ン酸マグネシウム及び珪酸ニーロケゞル(エーロゾル(
Aerosil ) 200、Degussa社)と混
合し、そねがらそのっど90〜を自動カシセル機により
大きさ4の硬質ゼラチンカプセル中に充填し、従って各
カプセルは作用物質20m7を含有する。
例9−アンプル剤 組成(Iアンプル当り) 作用物質遅3209         57V塩化ナト
リウム          16mノ注射用水    
      余輩2.om7+製法: 塩化ナトリウムを注射用水中に溶かし、こねに作用物質
を添加し、攪拌下で浴かす。十分な注射用水を最終容量
にまで満たす。装入物を膜濾過器0.25μを通過させ
る。褐色ガラスアンプル中にそれぞれ2.15mJを充
填し、これを溶閉する。121℃で60分間水蒸気で殺
菌する。
注射耐液2mlは作用物質5〜を含有する。
次の衣においてはすでに前記した記号のほかに、次の略
語を使用する。
B−塩基、S−塩、ph =フェニル、py =ピリジ
ル、Pm=ピリミジル、Pz=ピラジニル、ch=シク
ロヘキシル。すなわち例えば置換基2−メトキシフェニ
ルはPh−2−OCH3として、かつ4−メチル−2−
ピリジルは2−Py−4−CH3として光示される。
−/′″− +             1          
 13133   I  n−C4Hg     l 
CH3l  CH31Ph−2−CI        
+  3   1  B:   88−90     
 1  bAl1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1はアルキル基、アルケニル基又はフェニル
    基又はシクロアルキル基によつて置換されたアルキル基
    を表わし、R^2及びR^3は相互に無関係でアルキル
    基又はフェニル基を表わすか、又は一緒になつてアルキ
    レン基を表わし、Wは(CH_2)_n−Qであり、か
    つQはa)置換可能な離脱基Xであるか、又はb)Z−
    R^4であり、この際Zは1−ピペラジニル基を表わし
    、かつR^4は4−位における水素原子、フェニル基、
    置換されたフェニル基、N−ヘテロアリール基又は置換
    されたN−ヘテロアリール基を表わす〕のテトラオキソ
    化合物並びにその塩及び酸付加塩。 2、式中R^1は1〜12、殊に1〜7個のC−原子を
    含有する、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、式中R^1は非分枝鎖のアルキル基又はアルケニル
    基を表わす、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の化
    合物。 4、式中R^1は分枝鎖のアルキル基又はアルケニル基
    を表わす、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の化合
    物。 5、式中R^1は1〜6個のC−原子を有するアルキレ
    ン基を介してN−原子と結合しているフェニル基又はシ
    クロアルキル基を表わす、特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の化合物。 6、式中シクロアルキル基は3〜6個のC−原子を有す
    る、特許請求の範囲第5項記載の化合物。 7、式中R^2及び/又はR^3は1〜7、殊に1〜4
    個のC−原子を有するアルキル基を表わす、特許請求の
    範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載の化合
    物。 8、式中R^2及び/又はR^3は非分枝鎖のアルキル
    基を表わす、特許請求の範囲第7項記載の化合物。 9 式中R^2とR^3とは一緒になつて、mが3〜6
    であるアルキレン鎖−(CH_2)_m−を表わす、特
    許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記
    載の化合物。 10、式中R^2及びR^3は同じものである、特許請
    求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載の
    化合物。 11、式中アルキレン鎖−(CH_2)_m−は2〜1
    0個のC−原子を含有する、特許請求の範囲第1項から
    第10項までのいずれか1項に記載の化合物。 12、式中Xはハロゲン原子、特に塩素原子又は臭素原
    子、又はトシレート基、メシレート基、スルフェート基
    又はホスフェート基である、特許請求の範囲第1項から
    第11項までのいずれか1項に記載の化合物。 13、式中R^4はフェニル基、置換されたフェニル基
    、N−ヘテロアリール基又は置換されたN−ヘテロアリ
    ール基を表わし、この際N−ヘテロアリール基は2−又
    は4−ピリジル基、2−ピリミジル基又は2−ピラジニ
    ル基から選択されている、特許請求の範囲第1項から第
    11項までのいずれか1項に記載の化合物。 14、式中R^4は1置換されたフェニル基を表わす、
    特許請求の範囲第13項記載の化合物。 15、式中R^1はn−ブチル基を表わし、かつR^2
    及びR^3はメチル基を表わす、特許請求の範囲第13
    項又は第14項に記載の化合物。 16、式中R^4は水素原子である、特許請求の範囲第
    1項から第11項までのいずれか1項に記載の化合物。 I7、式中Qは置換可能な離脱基Xである、特許請求の
    範囲第1項から第12項までのいずれか1項に記載の化
    合物。 18、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1はアルキル基、アルケニル基又はフェニル
    基又はシクロアルキル基によつて置換されたアルキル基
    を表わし、R^2及びR^3は相互に無関係でアルキル
    基又はフェニル基を表わすか、又は一緒になつてアルキ
    レン基を表わし、Wは(CH_2)_n−Qであり、か
    つQはa)置換可能な離脱基Xであり、又はb)Z−R
    ^4基であり、この際Zは1−ピペラジニル基であり、
    かつR^4は4−位における水素原子、フェニル基、置
    換されたフェニル基、N−ヘテロアリール基又は置換さ
    れたN−ヘテロアリール基を表わす〕のテトラオキソ化
    合物並びにその塩及び酸付加塩を製造するために、式(
    I )の化合物を適当な反応条件下で一般式(II):Y
    −R^5(II) 〔式中Y及びR^5は、 a)WがHである限り、 a1)Yは置換可能な離脱基Xであり、かつR^5は(
    CH_2)_n−Qであるか、又はa2)nが4である
    場合には、 Yは▲数式、化学式、表等があります▼であり、かつR
    ^5はR^6で あり、この際R^6は水素原子以外のR^4の意味を表
    わすか、又は b)Wが(CH_2)_n−Xである限り、YはHであ
    り、かつR^5はZ−R^4であるか、又はc)Wが(
    CH_2)_n−Z−Hである限り、Yは求核的に置換
    可能な離脱基Vであり、R^6は活性化されたフェニル
    基又は場合により置換 されたN−ヘテロアリール基であり、この 際X、Q、R^4、n及びZは前記のものである〕の化
    合物と反応させることを特徴と するテトラオキソ化合物の製法。 19、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1はアルキル基、アルケニル基又はフェニル
    基又はシクロアルキル基によつて置換されたアルキル基
    を表わし、R^2及びR^3は相互に無関係でアルキル
    基又はフェニル基を表わすか、又は一緒になつてアルキ
    レン基を表わし、Wは(CH_2)_n−Qであり、か
    つQはa)置換可能な離脱基Xであり、又はb)Z−R
    ^4であり、この際Zは1−ピペラジニル基であり、か
    つR^4は4−位における水素原子、フェニル基、置換
    されたフェニル基、N−ヘテロアリール基又は置換され
    たN−ヘテロアリール基を表わす〕のテトラオキソ化合
    物を少なくとも1種を含有する中枢神経系活性剤。
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