JPS6295580A - パ−ソナルコンピユ−タの表示回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明はパーソナルコンピュータの表示回路に関し、特
にグラフィックディスプレイ用の表示回路を有するパー
ソナルコンピュータにおいて高い解像度の表示画像を得
ることができるようにしたものである。

Ｂ発明の概要 本発明は、パーソナルコンピュータの表示回路において
、インターレース方式の画素情報でなるディジタル画像
信号の同期信号のタイミングでメモリに書き込んだ後、
当該メモリからノンインターレース方式でかつ上記同期
信号の２倍の水平同期周波数の同期信号のタイミングで
読み出すことにより、フリッカを低減させたグラフィッ
ク画像を得るようにしたものである。

Ｃ従来の技術 従来、パーソナルコンピュータのうち、統−規格の機種
（以下これをＭＳＸ、ＭＳＸＩ、ＭＳＸ２と呼ぶ）のも
のは、統一規格に適合する構成の表示回路が用いられて
おり、グラフィックディスプレイ用表示回路として、第
３図に示す構成のものが用いられている。

第３図において、１は全体としてパーソナルコンピュー
タ統一規格ＭＳｘのパーソナルコンピュータを示し、中
央処理ユニット（以下ＣＰＵと呼ぶ）２がプログラムメ
モリ３のデータに基づいてコマンドを表示回路４に出力
する。

表示回路４は、ＣＰＵ２のコマンドを画像データ処理回
路５において受けて、これに応じてＲＡＭ構成の画像デ
ータメモリ６の内容を更新し、また画像データメモリ６
のデータを用いてＣＰＵ２のコマンドに応じてディジタ
ル画像出力Ｓ１及び同期信号５ＹＮＣＩを作成してモニ
タ７Ａに出力する。

この種の統一規格のパーソナルコンピュータは、標準テ
レビジョン方式のビデオ信号を表示できるテレビジョン
セットを接続できるように、ディジタル画像信号Ｓ１の
フォーマットが限定され、水平同期周波数ｆＨが１５．
７５　　（ｋｔｌｚ　〕、垂直同期周波数ｆｖが６０　
（Ｈｚ）の同期信号５ＹＮＣ１を用いて走査線数５２５
ラインのインターレース方式で表示できるようになされ
ている。

すなわちパーソナルコンピュータ統一規格ＭＳＸ１にお
いては、モニタ７Ａは５２５ラインの走査線のうちの４
００ラインを有効走査線（第２図の破線で示す範囲）と
して利用し、フリッカ防止のために隣り合う２本の走査
線（すなわち偶数フィールド及び奇数フィールドの走査
線）に同じ画素情報を表示することにより、４００ライ
ンの走査線を用いて２００ライン分の画像情報を表示す
るようになされていた。

かくするにつき第２図に示すように、モニタ７Ａの画面
上の隣り合う２本の偶数フィールドと奇数フィールドの
走査線ＬＩＡとＬＩＢＳＬ２ＡとＬ２Ｂ、・・・・・・
を利用して、それぞれ１ライン分の画像情報を表示して
いた。

ところが、パーソナルコンピュータの使用目的によって
は、垂直方向の解像度が２００ラインでは不足して良好
なキャラクタ表示やグラフィックス表示を得ることがで
きないために、解像度を向上させたい要求がある。

かかる要求に答えるための統一規格ＭＳＸ２のモニタ７
Ａは、４００ラインの走査線に４００ライン分の画像情
報を割り当てるようになされている。

このようにする場合、従来のパーソナルコンピュータに
おいては、これらの表示態様に対応して水平同期周波数
ｆ、が１５．７５　　（ｋＨｚ　）　、垂直同期周波数
ｆｖが６０　（Ｈｚ）の同期信号を用いて、インターレ
ース方式でモニタ７Ａを駆動するように、ディジタル画
像信号Ｓ１及び同期信号５ＹＮＣＩを送出するようにな
されていた。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところが、このようなディジタル画像信号Ｓ１を用いて
小さな文字等のキャラクタを表示すると、各画素が１フ
ィールド周期すなわち１／３０　（ｓｅｃ　）ごとに点
滅するために、キャラクタを判読し難くなることを避は
得ない。

この点滅は、表示対象が動画であれば実際上視覚的に問
題とならないが、静止画、文字表示等では激しいフリッ
カとして知覚されるようになる。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来のパ
ーソナルコンピュータにおけるフリッカの問題を有効に
解決し得るようにしたパーソナルコンピュータの表示回
路を提案しようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、インタ
ーレース方式の画素情報でなるディジタル画像信号Ｓ１
及びこのディジタル画像信号Ｓ１の同期信号５ＹＮＣ１
を発生する画像データ処理回路５と、メモリ１２と、デ
ィジタル画像信号Ｓ１の画素情報を同期信号５ＹＮＣＩ
のタイミングでメモリ１２に書き込む入力制御回路１１
と、メモリ１２に書き込まれた画素情報をノンインター
レース方式でかつ同期信号５ＹＮＣＩの２倍の水平同期
周波数ｆイの同期周波数５ＹＮＣ２のタイミングで読み
出すことにより、モニタ７Ｂに対するディジタル画像信
号Ｓ２を送出する出力制御回路１３とを設けるようにす
る。

Ｆ作用 インターレース方式の画素情報でなるディジタル画像信
号Ｓ１と当該ディジタル画像信号Ｓ１の同期信号５ＹＮ
ＣＩのタイミングでメモリ１に書き込んだ後、当該メモ
リ１２からノンインターレース方式でかつ同期信号５Ｙ
ＮＣＩの２倍の水平同期周波数ｒｌ（の同期周波数５Ｙ
ＮＣ２のタイミングで読み出すことによって、ノンイン
ターレース方式の画素情報でなるディジタル画像信号Ｓ
２を得る。

かくして、表示画像を構成する画素は、１／６０　（ｓ
ｅｃ　）で点滅するようになるので、フリッカを抑制し
得、その結果高い解像度の表示画像を得ることができる
パーソナルコンピュータの表示回路９を実現し得る。

Ｇ実施例 以下、図面について、本発明の一実施例について詳述す
る。

第３図との対応部分に同一符号を符して示す第１図にお
いて、パーソナルコンピュータ８の表示回路９は、従来
の画像データメモリ６及び画像データ処理回路５に加え
て、ディジタル画像信号Ｓ１及び同期信号５ＹＮＣＩの
モニタ７Ａへの出力側に選択回路１０を介挿し、選択回
路１０を通じて入力制御回路１１にディジタル画像信号
Ｓ１及び同期信号５ＹＮＣＩを切り換え得るようになさ
れている。

入力制御回路１１は、画像データ処理回路５から得られ
るディジタル画像信号Ｓ１及び同期信号５ＹＮＣＩ　（
水平同期周波数ｆ　Ｈ−１５，７５（ｋＨｚ〕、垂直同
期周波数ｆ　ｖ　＝６０　（）Ｉｚ）　、インターレー
ス方式）を１フイ一ルド分づつ順次受けたとき、１フレ
一ム分の各ラインの画素データをフレームメモリ１２に
書き込む。

フレームメモリ１２に書き込まれたディジタル画像信号
Ｓ１の画素情報は、出力制御回路１３によってノンイン
ターレース方式で、しかも水平同期周波数ｆＨが、同期
信号５ＹＮＣＩの２倍の同期信号５ＹＮＣ２（水平同期
周波数ｆ　Ｈ＝３１．５　（ｋｌｌｚ　）　、垂直同期
周波数ｆ　ｖ　＝６０　（Ｈｚ）　）で読み出される。

出力制御回路１３は、さらに読み出した画素情報からな
るディジタル画像信号Ｓ２及びディジタル画像信号Ｓ２
のタイミングを表す同期信号５ＹＮＣ２をモニタ７Ｂに
送出する。

以上の構成において、従来の場合と同様に、インターレ
ース方式のディジタル画像信号Ｓ１及び同期信号５ＹＮ
ＣＩを出力したい場合には、選択回路１０を切換端子１
０ａ側に切り換える。このときパーソナルコンピュータ
８は、画像データ処理回路５から得られるインターレー
ス方式のディジタル画像信号Ｓ１を、水平同期周波数ｆ
ｎ＝１５．７５　　（ｋｌ（ｚ　）　、垂直同期周波数
ｆ　ｖ　＝６０　（Ｉｌｚ）でモニタ７Ａに送出し、こ
れにより、モニタ７Ａ上にインターレース方式の画像が
得られる。

これにたいして、ノンインターレース方式のディジタル
画像信号Ｓ２及び同期信号５ＹＮＣ２を得たい場合には
、選択回路１０を切換端子１０ｂ側に切り換える。この
とき、画像データ処理回路５から得られるインターレー
ス方式のディジタル画像信号Ｓ１の各画素情報は、一旦
、フレームメモリ１２に書き込まれた後、走査線ＬＩＡ
、ＬＩＢ、Ｌ２Ａ、Ｌ２Ｂ・・・・・・Ｌ１９９Ａ、Ｌ
Ｌ９９Ｂ。

Ｌ２００Ａ、Ｌ２００Ｂの順序で順次読み出され（第２
図）、ディジタル画像信号Ｓ２としてパーソナルコンピ
ュータ８からモニタ７Ｂに送出される。

かくしてモニタ７Ｂには、出力制御回路１３から得られ
るノンインターレース方式の画像情報からなるディジタ
ル画像信号Ｓ２が、同期信号５ＹＮＣ２と共に、水平同
期周波数ｆ　ｓ　＝３１．５　（ｋＨｚ〕、垂直同期周
波数ｆ　ｖ　＝６０　（Ｈｚ）　、ノンインターレース
方式で供給され、これによりモニタ７Ｂ上にノンインタ
ーレース方式の画像が得られる。

上述の実施例によれば、４００ラインの高解像度の画像
をノンインターレース方式で表示することができ、各画
素を１／６０　（ｓｅｃ　）の周期の点滅サイクルで表
示することができる。従って従来のインターレース方式
の場合の周期１／３０　（ｓｅｃ　）を半分にすること
ができることにより、実用上フリッカを大幅に改善し得
るパーソナルコンピュータの表示回路を実現し得る。

なお、上述の実施例では、フレームメモリ１２を用いた
が、これに代え、例えば複数のＩＨメモリ及び当該メモ
リの切換回路を設けるようにしても同様の効果をえるこ
とができ、フレームメモリ１２の構成としてはその他種
々のものを適用し得る。

また、当該フレームメモリ１２は必ずしも標準テレビジ
ョン方式の走査線５２５ライン分の記憶容量を有する通
常のフレームメモリである必要はなく、当該パーソナル
コンピュータの画ｓ情ａを表示する走査線数（本実施例
では４００ライン）に相当する記憶容量をもったメモリ
を用いれば良い。

Ｈ発明の効果 以上のように本発明によれば、表示画像のフリッカを格
段的に改善し得るようにモニタを駆動し得るパーソナル
コンピュータの表示回路を容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるパーソナルコンピュータの一実施
例を示すブロック図、第２図はモニタの表示画像を示す
路線図、第３図は従来のパーソナルコンピュータを示す
ブロック図である。 ２・・・・・・中央処理ユニット、５・・・・・・画像
データ処理回路、６・・・・・・画像データメモリ、７
Ａ、７Ｂ・・・・・・モニタ、１１・・・・・・入力制
御回路、１２・・・・・・フレームメモリ、１３・・・
・・・出力制御回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）インターレース方式の画素情報でなるディジタル
   画像信号及び上記ディジタル画像信号の同期信号を発生
   する画像データ処理回路と、 （ｂ）メモリと、 （ｃ）上記ディジタル画像信号の画素情報を上記同期信
   号のタイミングで上記メモリに書き込む入力制御回路と
   、 （ｄ）上記メモリに書き込まれた画素情報を、ノンイン
   ターレース方式で、かつ上記同期信号の２倍の水平同期
   周波数の同期信号のタイミングで読み出すことにより、
   モニタに対するディジタル画像信号を送出する出力制御
   回路と を具えることを特徴とするパーソナルコンピュータの表
   示回路。