JPS6295525A - 感光性樹脂組成物およびそれを用いるパタ−ンの作製方法 - Google Patents

感光性樹脂組成物およびそれを用いるパタ−ンの作製方法

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JPS6295525A
JPS6295525A JP60237126A JP23712685A JPS6295525A JP S6295525 A JPS6295525 A JP S6295525A JP 60237126 A JP60237126 A JP 60237126A JP 23712685 A JP23712685 A JP 23712685A JP S6295525 A JPS6295525 A JP S6295525A
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photosensitive resin
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喜弘 川月
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/038Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
    • G03F7/0388Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable with ethylenic or acetylenic bands in the side chains of the photopolymer

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (−CH2−C+           I0OR2 (B)  非置換または置換基を有する芳香族アルデヒ
ドおよび芳香族ケトンよシ選択される化合物の一種また
は二種以上を含有する感光性樹脂組成物。
2)  (A)の共重合体が非共役な二重結合を2個以
上有する鎖状若しくは環状テルペンアルコールのアクリ
ル、浚またはメタクリル酸のエステルとアクリル酸また
はメタクリル酸のアルキルエステルとの共重合体である
特許請求の範囲第1項記載の感光性樹脂組成物。
3)に)の共重合体が、ゲラニルメタクリレート、ネリ
ルメタクリレート、イソゲラニルメタクリレート、ファ
ルネソルメタクリレート、ゲラニルゲラニルメタクリレ
ートのうち、1つないしはそれ4)  (B)の化合物
が、ベンズアルデヒド、ベンゾ7二ノン、3−ベンゾイ
ルベンゾフェノンtりld3゜物。
5)イ(ト)一般式Iの構造単位を$モル優以上含む重
合体又は共重合体、および (−CH2−C+1 〇〇OR2 、式中、 R1は水素原子または炭素数1〜4の但)非
置換または置換基を有する芳香族アルデヒドおよび芳香
族ケトンより選択される化合物の一槌または二種以上を
含有する感光性樹脂組成物よね薄膜を形成する工程、(
ロ)上記薄膜に選択的に紫外線を照射する工程、 ぐ9(B)の化合物を除去する工、程 を順次行なうことを特徴とするノくターンの作製方法。
(6)(B)の化合物を特徴とする特許請求の範囲第5
項記載のパターンの作製方法^ (7)除去する手段が減圧及び/または加熱下に行なわ
れる特許請求の範囲第6項記載のノくタ一本発明は屈折
率差とレリーフ構造を併せもつノ(ターンの形成に適し
た感光性樹脂組成物、およびそれを用いたパターンの作
製方法に関する。
〔従来の技術〕
従来知られている感光性樹脂の多くに、感光基をもつ化
合物と高分子化合物から成るものや、感光基をもつ高分
子化合物であり、その多くは光によっての架憫反応や高
分子の崩壊反応を利用し光により露光部が離溶化または
易溶化することを利用し、溶剤を用いて、非露光部また
は、露光部を除去するなどの方法によシレリー7ノくタ
ーンを作製していた。また特殊な感光性樹脂の例として
、2−ナフタレンチオールをドープしたメタクリル酸メ
チルとメタクリル酸グリシジルとの共重合体の誘導体を
用いたフォトロッキング法が知られている( W J、
TomLison他Applied ・Physics
 Lettera、第26巻第6号第303〜306頁
、1975年)。この方法は比較的(4発性の、よp高
い屈折率を有する物質をドープした樹脂から塗膜を形成
し、次いで紫外線を照射し、露光部のドープ物質を“ロ
ッキングし、続いて末露光部のドープ物質を蒸発除去す
ることによシ露光部と非露光部とに屈折率差を有するパ
ターンを形成する方法である。この報告によれば露光部
では末露光部に比べてFA厚が約10%増加すると報告
されている。
〔発明が解決すべき問題点〕
前者の通常の感光性樹脂は屈折率差を設けることを目的
としていないので得られるレリーフッくターンにおける
屈折率差はほとんどないか、あっても極めて小さい。ま
た後者のフォトロッキング法に採用される感光性樹脂も
露光部分と非露光部分の屈折率差及び凹凸部分の厚み変
化の値が十分でない。加入て、感光性樹脂を各種プラス
チック性の光学素子として婚利用する場合は高い透明性
が要求される。また職感光性樹脂組成物は光照射によシ
早い応答速度を示し、且つ鮮明なパターンが形成される
ことが要求される。
本発明の目的は、屈折率の変化と同時に0表面レリーフ
構造を生じさせる新規°な感光性樹脂組成物、特に露光
部分の屈折率が非露光部分の屈折率より高く、シかも、
露光部分が非露光部分よりも厚みの増加する、即ち凸な
構造となシ、且つ反応速度が早く、且つ鮮明なパターン
を描ける感光性樹脂組成物を提供することにある。また
本発明の他の目的は、前記の感光性樹脂組成物を用いる
屈折率差とレリーフ構造をあわせもつパターンの作製方
法を提供することにある。そして本発明の別の目的は光
学的透明性に優れたパターンを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記の目的に鑑みて装量検討したところ、
エステルのアルコール残基に光反応性の非共役型二重結
合を2個以上有するアクリル酸又はメタクリル酸エステ
ル系重合体又は共重合体と芳香族ケトン又は芳香族アル
デヒドよりなる感光性樹脂組成物は光反応性が高いこと
を見い出した。
更に該感光性組成物は選択的に紫外線を照射後、未反応
の芳香族ケトン又は芳香族アルデヒドを除去することに
より露光部分と非露光部分との間で大きな屈折率差と凹
凸差が得られることを見い出した。
即ち本発明の第1の発明は感光性樹脂組成物に関し 四 一般式Iの構造単位を2゛モルチ以上含む重合体又
は共重合体(以下単にポリマーAという)、および ■ (−CH2−C+1 蕾 0OR2 ■)非置換または置換基を有する芳香族アルデヒドおよ
び芳香族ケトンより選択される化合物(以下単に化合物
(ロ)という)の一種または二種以上を含有することを
特徴とする。
また、本発明の第2の発明は上記感光性樹脂組成物を用
いたパターンの作製方法であり、(イ)上記感光性樹脂
組成物より薄膜を形成する工程、 (ロ)上記薄膜に選択的に紫外線を照射する工程、(ハ
)化合物(B)を除去する工程 を順次行なうことを特徴とする。
本発明の組成物におけるポリマー(5)はエステルのア
ルコール残基内に互いに非共役の二重結合を2個以上有
する構造単位を含む。該構造単位は通常2モルチ以上で
あり、好ましくは5モルチ以上である。エステル基に結
合した互いに非共役の二重結合はその三重環エネルギー
が75〜85d1モルの範囲にあり、光励起によυ本発
明の組成物における化合物Φ)との反応性が極めて高い
。互いに共役した二重結合は三重環エネルギーが本発明
の組成物における化合物向の三重環エネルギー(64〜
74d1モルの範囲にある)よシも低いため光反応よシ
も光励起エネルギーの移動が優先して起こり、光反応が
生起しない。
上記ポリマー(へ)は一般式(1)の構造を有せばその
製法は特に問わない。即ち、アクリル酸又はメタクリル
酸を含む重合体を用い、分子内に非共役の二重結合を2
個以上有するアルコール、例えばゲラニオール等のテル
ペン系アルコールと反応させること(高分子エステル化
反応)によシ得ることができる。しかるに、一般式(1
)に対応するアクリル酸誘導体の単独重合又は他のコモ
ノマーとの共重合によって入手したポリマーは特に好適
に用いられる。このようなアクリル酸誘導体としては、
ゲラニルメタクリレート、ゲラニルアクリレート、ネリ
ルメタクリレート、ネリルアクリレート、イソゲラニル
メタクリレート、イソゲラニルアクリレート、ラバンジ
ュリルメタクリレート、ラバンジュリルアクリレート、
6−メチルゲラニルメタクリレート、6−メチルゲラニ
ルアクリレート、1−メチルゲラニルメタクリレート、
1−メチルゲラニルアクリレート、6−エチルゲラニル
メタクリレート、6−エチルゲラニルアクリレート、ペ
リリルメタクリレート、ペリリルアクリレート等の非共
役な二重結合を2個有する鎖状若しくは環状テルペン系
アルコールとアクリル酸又はメタクリル酸とのエステル
、ファルネソルメタクリレート、ファルネソルアクリレ
ート、ゲラニルゲラニルメタクリレート、7ラニルゲラ
ニルアクリレート、β−7クロゲラニルゲラニルメタク
リレート、β−シクロゲラニルゲラニルアクリレート等
の非共役二重結合を3個以上有する鎖状若しくは環状テ
ルペン系アルコールとアクリル酸又はメタクリル酸との
エステルが好適な例として挙げられる。共重合に付され
るコモノマーとしては上述のアクリル酸エステル誘導体
と共重合するモノマーであればよく、例えば、メタクリ
ル酸;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
アミル、メタクリル酸シクロヘキシル等のメタクリル酸
アルキルエステル;アクリル酸ニアクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸シクロヘキシル等のアクリル酸アルキル
エステル、メタクリル酸アミド、アクリル酸アミド、ス
チレ/:α−メチルスチレン等の置換スチレンが例示さ
れる。これらのコモノマーはフッ素で置換されていても
よい。
前述のアルコール残基中に炭素−炭素二重結合を残存さ
せるようなポリマーの合成は、アクリル酸誘導体モノマ
ーのアルコール残基の炭素−炭素二重結合にシス、もし
くはトランスに2つめ、るいは3つ以上のアルキル基が
置換している場合は一般にラジカル重合またはアニオン
重合で合成でき、炭素−炭素二重結合がビニル基、又は
ビニリデン基を構成する場合にはアニオン重合によって
容易に合成しうる。重合の際に、上記炭素−炭素二重結
合が副反応によシ若干賀化する場合もめルうるがポリマ
ー(5)においては二重結合は実質的に共重合に関与し
てないのがよい。ポリマー四の分子量には特に制限はな
いが、一般に数平均分子量で1000〜100万の範囲
にある。ポリマー(ホ)中の構造単位(1)は七ツマ一
単位で5モルチ以上において、化合物(B)との反応に
よシ顕著な性質変化が観測される。
次に本発明の組成物における化合物(B)としては非ホ
僕マたはtiti型のベンズアルデヒド、ベンゾフェノ
ン筺たはそれらの誘導体が例示され、一般式で表現する
と次の■またはm式で示される。
(但し式(n)または(2)においてXl−Xsは水素
原子、炭素数1〜7のアルキル基、炭素数1〜7のアル
コキシ基、アリルオキシ基、またはノ・ロゲン原子を表
わし、 X7〜Xtoは水素原子またはノ・ロゲン原子
を表わす。またnは0または整数を示す)上式において
好ましい化合物はXl−Xtoは水素でアリ、弐■にお
いてnが1又は2の化合物であるO 化合物の)の好適な例としては、ベンゾフェノン:3−
または4−メチルベンゾフェノン、3または4−メトキ
シベンゾフェノン、3.3−または4゜4′−ジメチル
ベンゾフェノン、3,3または4,4−ジメトキシベン
ゾフェノン、2.3、または4−クロルベンゾフェノン
、3,4.5−1リメチルペンゾフエノン、3,4.5
−トリメトキシベンゾフェノン等の置換ヘンシフエノン
類、3−ベンゾイルベンゾフェノン:3−(34たは4
−メチルペンシイ→。
−3′またハ4′メチルベンゾフェノン、a−(aまた
は4−メトキシベンゾイル)−3′または4′メチルベ
ンゾフエノン、3.3−ジベンゾイルベンゾフェノン等
の置換3−ベンゾイルベンゾフェノンIAsベンズアル
デヒド:3tたは4−メチルベンズアルデヒド、3iた
は4−メトキシベンズアルデヒド、3,4ジメチルベン
ズアルデヒド、3.4−ジメトキシベンズアルデヒド等
の置換ベンズアルデヒド類が挙げられる。これらの化合
*φ)はカルボニル基に対してオルソ位にメチル基、エ
チル基、インプロピル基等の置換基を有さないので、光
照射による分子内水素引き抜き等の副反応が少ない利点
を有する。本発明ではベンズアルデヒド、ベンゾフェノ
ン、3−ベンゾイルベンゾフェノン、3゜3′−ジベン
ゾイルベンゾフェノンが感光性、合成の容易さ等からl
待に好ましく、また3−ベンゾイルベンゾフェノン、3
,3−ジベンゾイルベンゾフェノンが、感光性、屈折率
差およびレリーフ構造の生成等から特に好ましい化合物
に)である。
本発明の組成物は前述のポリマー(5)と化合物(B)
の組み合わせからなる感光性樹脂組成物であり、この組
成物に例えば300〜420−の光を照射することで(
ト)と(B)が反応し、性質が変化する。本発明におけ
る(5)と(B)の光化学反応は次式のようなバf ル
/ ・ヒュツヒ(Paterno−Bijchi )反
応が主反応である。
(式中phはフェニル基、R,R’、W′、Rutおよ
びR″″は水素原子または置換基を示す) 従って化合物の)の三重環エネルギーが、ポリマー(5
)の三重環エネルギーよりも低いことが必要である。ま
た化合物向の励起三重項状聾は一般にn!r*性が強い
ことが要求され、ππ性の強い化合物は好ましくない。
また、本発明で用いられるポリマーに)はアルコール残
基中に反応する二重結合を2つ以上含んでいるため、ア
ルコール残基中に炭素−炭素二重結合が1つのものに比
べ、反応性が大きく、反応初期でも大きな屈折率変化と
、大きなレリーフ構造を達成できるという利点を有する
仄に本発明の組成物を用いるパターン形成法の一タリに
ついて述べる。
ポリマー四と化合物CB)とを溶解する溶媒に両者を溶
解し、キャスティング法、バーコード法、スピンコード
法等の一般的な方法で塗膜が形成される。該塗膜は必要
に応じて減圧下或は加熱することにより溶剤を除去し本
発明の組成物の膜となる。
載脱はフィルムであっても木版上に形成された薄膜であ
ってもよい。膜形成法は所望の膜の厚さ、または膜の形
態によって、種々の方法が選ばれる。
一般にI7い場合にはキャスティング法、薄い場合には
バーコード法、またはスピンコード法が選ばれるがこれ
ら以外の方法でもかまわない。ポリマー込)と化合物0
)の割合は、特にd:限定されないが一般に貞Sk比で
10;1から1:10の範囲内で任欽に選択される。ポ
リマー(5)中の非共役二重結合を有するアルコール残
基に対して化合物(fl)はモル比で10:1〜1:2
0の範囲内で任意に選択され、好ましくは5:1〜1:
10の範囲内である0 露光は300〜420 nmの光が用いられる。たとえ
ば高圧水銀ランス超高圧水銀ランプ、歯ガスレーザー、
He−Cdガスレーザー等が適宜用いられる。また露光
方法はフォトマスクを用いる方法、二光束干渉露光法、
レーザービームを直接照射する方法等があシ適宜用いら
れる。
本発明は上述の膜を露光後、化合物(B)を任意の方法
で除去することによシ得られる。例えば減圧または常圧
下で0℃〜120℃で処理することにより、非露光部の
化合物0及び未反志の化合物向を除去することによシ所
望の形状の屈折率差とレリーフ構造を合わせもつ光学的
に透明な鮮明なパターンを作製できる。本発明のパター
ン作成方法によれば露光部の屈折率が非露光部の屈折率
よシも大きく、シかも露光部が非露光部よシも厚みの厚
い凸な構造となるという特長をもっている。たとえば、
低伝搬損失な先導波路や、回折格子等を任意の形状に作
製できる。本発明者らは屈折率差とレリーフ構造をコン
トロールする方法を検討した結果、本発明の組成物では
それらは(1)本発明の組成物中のポリマー(5)の割
合と、その(ト)中の一般式(1)で示される構造単位
の割合及び化合物0の割合、(2)露光時間0)または
それらの組合せによって任意にコントロールすることが
可能であることを見出した。
一般的に組成物中の化合物向としてフェニル環の数の多
い化合物を用いたときや、ポリマー(ト)中の非共役二
重結合が多いものを用いたときに屈折率差は大きくなる
。また、レリーフ構造の深さは化合物の)のポリマー(
へ)に対する割合が多くなると大きくなる。さらに反応
時間は長ければよシ多く反応するので屈折率差、レリー
フ構造の深さともに大きくなる。しかしながら、これら
の条件は、組成物中のポリマーに)や化合物0の組成や
、組成物の膜厚等から適宜選ばなければならないことは
いうまでもない。
本発明の組成物は露光後の光学的透明性が極めて良好で
あるので種々の光学素子製造の材料として利用できる。
本発明の組成物は屈折率差とレリーフ構造を同時に大き
くつけることが可能であるので、先導波路、回折格子、
グレーティングレンズ、フレネルレンズ、ホログラムレ
ンズ、光分岐回路ジオデシックレンズ、ルネブルグレン
ズ等に利用できる0 〔実施例〕 合成例1 試験管にゲラニルメタクリレート4t、メチルメタクリ
レート5f1アゾビスイソブチロニトリル8Hiおよび
ジオキサン25fをN2置換して仕込み、封管して55
〜60℃のウォーターパス中で24時間加熱した。後、
アセトン50mA’に反応液をあけ200 weのメタ
ノールで生成ボリマーヲ沈澱させた。生成ポリマーを乾
燥すると5.0?得られた。このポリマーの組成をNM
Rで観察すると、ゲラニルメタクリレートのアルコール
残基の炭素−炭素二重結合部の水素が5.5〜5. g
 ppmに見られゲラニルメタクリレート:メチルメタ
クリレート=1:3.1(モル比)の共重合体であるこ
とが確認された。またこのポリマーの分子量はゲ、ルノ
く一ミエーションクロマトグラフィー法で測定すると数
平均分子量で25万であつ九。
実施例1 合成例1のポリマー1部、3−ベンゾイルベンゾフェノ
ン1部からなる組成物をベンゼンに済解し、基板上にス
ピンコードして約1.1μmの薄膜を形成した。この薄
膜を70℃で1時間ベーキングして、クロムフォトマス
クを通して250Wの超高圧水銀ランプで3分間露光し
た。露光後フォトマスクをはずし、真空乾燥器で95℃
、 0,2.、&で3時間アフターベークしパターンを
形成させた。
放冷後、この薄膜と基板との密着性は良好で、 He−
Neレーザーを用いたプリズムカップリング法で屈折率
を測定し、二光束干渉顕微鏡で膜厚とレリーフの深さを
測定した。これらの結果を第1表に示した。露光部と非
露光部は凹凸差と屈折率差を有する鮮明なパターンとし
て描けていた。
比較例1 実施例1において合成例1のポリマーのかわシにプレニ
ルメタクリレート/メチルメタクリレ−)=1/3(モ
ル比)からなる共重合体を用いて同様の操作を行った。
屈折率及びレリーフの深さを測定し結果を第1衣に示し
た。
第     1     表 実施例2 露光時間を0〜30分間の間で種々変化させる以外は実
施例1と同様にしてパターンを形成させた。結果を第1
図及び第2図に示した。
実施例3〜7 合成例1のポリマー(5)とカルボニル基が1つである
櫨々の化合物(B)の重量比で1:0.8の組成物から
なる0、7〜2.0IJmの薄膜を基板上に作製し、超
高圧水銀ランプ(250W)で18分露光した。
露光後、非露光部と未反応部の(B)を除去し、実施例
1と同様の方法で屈折率とレリーフ構造を測定した。こ
れらの結果を第2表に示す。
以下余白 実施例8〜14 合成例1の方法と同様にして各種組成のボ1ツマ−(5
)を合成し、化合物(B)として3−ベンゾイルベンゾ
フェノンを用いて実施列3〜7と同様の方法で、露光等
の操作を行い屈折率とし1ノーフ構造を測定した。これ
らの結果を第3表に示す。
以下余白 実施例15 合成例1のポリマー1部、3−ベンゾイルベンゾフェノ
ン1部からなる組成物を厚さ約1.0μmで基板上に形
成しi o 11mのラインアンドスペースのフォトマ
スクを通してm%光時間を18分とした以外は実施例1
と同様の操作を行って、透過型位相格子を作製した。こ
の位相格子は膜厚0,97μm1屈折率1.555の凸
部と膜厚0.62μm1  屈折率1.511の凹部よ
りなる形態屈折率双変調型位相格子であり、He−Ne
v−ザー(0,6328μm) で回折効率を測定する
と0次光強度は0.293で±1次光強度は0.293
であった。この結果は形態屈折率双変調型位相格子の理
論値と良く一致し、鮮明なパターンが描かれていること
が確認された。この位相格子は3分割光分波器として使
用できる。
実施例16 合成列1のポリマー1部、ベンゾフェノン0.5部から
なる組成物を厚さ約1μmで、ガラス基板上に形成し%
l@50μmの線状パターンを有するフォトマスクを通
して実施例1と同様の操作を行い、薄膜光導波路を作製
した。この薄膜光導波路は、He −Ne−レーザーの
TEモードでシングルモードであり、伝搬損失はQ、4
dB/cxと良好であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば所望の屈折率差とレリーフ構造をもつパ
ターンを短い時間で作製できる感光性樹脂組成物が提供
される。また、本発明の感光性樹脂組成物は高感度で光
照射後未反応部分を除去することによυ露光部分の屈折
率が非露光部分の屈折率より顕著に高く、シかも該露光
部分の厚みが非露光部分の厚みより*著に増大した鮮明
なパターンが描けるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の感光性樹脂の効果を示す図
であシ、第1図は露光時間と露光部と非露光部の屈折率
差を示し、第2図は露光時間と露光部と非露光部の厚み
の差(レリーフの深さの差)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(A)一般式 I の構造単位を2モル%以上含む重
    合体又は共重合体、および ▲数式、化学式、表等があります▼  I (式中、R_1は水素原子または炭素数1〜4のアルキ
    ル基であり、R_2は光反応性の非共役型二重結合を2
    個以上有する置換基である。 (B)非置換または置換基を有する芳香族アルデヒドお
    よび芳香族ケトンより選択される化合物の一種または二
    種以上を含有する感光性樹脂組成物。 2)(A)の共重合体が非共役な二重結合を2個以上有
    する鎖状若しくは環状テルペンアルコールのアクリル酸
    またはメタクリル酸のエステルとアクリル酸またはメタ
    クリル酸のアルキルエステルとの共重合体である特許請
    求の範囲第1項記載の感光性樹脂組成物。 3)(A)の共重合体が、ゲラニルメタクリレート、ネ
    リルメタクリレート、イソゲラニルメタクリレート、フ
    アルネソルメタクリレート、ゲラニルゲラニルメタクリ
    レートのうち、1つないしはそれ以上とメチルメタクリ
    レートとの共重合体である特許請求の範囲第1項記載の
    感光性樹脂組成物。 4)(B)の化合物が、ベンズアルデヒド、ベンゾフェ
    ノン、3−ベンゾイルベンゾフェノンまたは3,3′−
    ジベンゾイルベンゾフェノンである特許請求の範囲第1
    項、第2項又は第3項記載の感光性樹脂組成物。 5)イ(A)一般式 I の構造単位を、モル%以上含む
    重合体又は共重合体、および ▲数式、化学式、表等があります▼  I (式中、R_1は水素原子または炭素数1〜4のアルキ
    ル基であり、R_2は光反応性の非共役型二重結合を2
    個以上有する置換基で ある。) (B)非置換または置換基を有する芳香族アルデヒドお
    よび芳香族ケトンより選択され る化合物の一種または二種以上を含有する 感光性樹脂組成物より薄膜を形成する工程、 (ロ)上記薄膜に選択的に紫外線を照射する工程、 (ハ)(B)の化合物を除去する工程 を順次行なうことを特徴とするパターンの作製方法。 (6)(B)の化合物を蒸発除去する特許請求の範囲第
    5項記載のパターンの作製方法。 (7)除去する手段が減圧及び/または加熱下に行なわ
    れる特許請求の範囲第6項記載のパターンの作製方法。
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