JPH0315070A - 感光性樹脂組成物、それを用いたパターンおよびパターン作製法 - Google Patents

感光性樹脂組成物、それを用いたパターンおよびパターン作製法

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JPH0315070A
JPH0315070A JP13228689A JP13228689A JPH0315070A JP H0315070 A JPH0315070 A JP H0315070A JP 13228689 A JP13228689 A JP 13228689A JP 13228689 A JP13228689 A JP 13228689A JP H0315070 A JPH0315070 A JP H0315070A
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JP
Japan
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group
hydrogen atom
methacrylate
structural unit
resin composition
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Application number
JP13228689A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawatsuki
喜弘 川月
Mutsuji Watanabe
渡辺 陸司
Shiro Osada
長田 司郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野コ 本発明は大きな屈折率差と凹凸差とを有するパターンを
与える感光性樹脂組成物、そ乙を用いたパターンおよび
パターン作製法に関する。
[従宋の技術〕 従来、感光性樹.指の露光部では栗矯反応や分子の崩壊
反応つく生起し、その露光部が難溶化または男溶化する
ことから、溶剤を用いて該露光部または非露光部の竪光
性樹指を除去する方法[従来注(+)i によりレリー
フパターンを作製していた。
また、樹脂に該樹脂より高い屈折率を有する比較的揮発
性の光反応性物質をドーブしてなる感光性樹脂組代物よ
り薄膜を形成し、ついで該薄膜に紫外線を唄射し、露光
部のドーブ物質をロッキングし、非露光部のトープ物貫
を朶発除去ナるこ辷により、露光部と非露尤部とに駐折
率差を有するバターノを形成する方1去、いわゆるフォ
トロノキングl去[従来庄(2)]か知与れている[ア
ブライド・フイジクス・レターズ(Applied P
hysicsLetters)、第26巻、第6号、第
303〜306頁( 1975年)参〇,iq ]。こ
の方,・去によれば、露光部では非露光部に比べて膜厚
が約lO%増jJ0することが報告されている。
さらに、エステルのアルコール浅基にi 反応性の二重
結合を有するアクリル酸またはメタクリル酸エステル系
重合体または共重合体と芳香族ケトンまたは芳香族アル
デヒドとからtエる感光性四指組或物より薄膜を形代し
、ついで該3膜に紫外線を照射し、ついで未反応の該芳
香族ケトンまたは芳香族アルデヒドを除去することによ
り露光部と非露光部との間に屈折率差と凹凸差とを併せ
らっパターンの作製方法[従来法(3)]が知られてい
る(特開昭62 − 95525号公報および特開昭6
295526号公報参■a)。
[発明か解決しようとする課題] 従来法(1)により作製したσ光性樹,指のレリーフパ
ターンにおいては露光部と非露光部との屈折率箆はほと
んどないか極めて小さい。従来法(2)により作うνし
たパターンは露光部と非露光部との屈折率差および凹凸
部分の厚み変化か十分ではない 従来法(3)によれ(fp光性樹脂組成物における露光
部が非露光部よりも高い屈折率を灯し、かつ厚みか大き
い鮮明なパターンつく作製できるが、得られたパターン
の耐有機溶剤性および耐熱性が必ずしも十分ではない。
本発明の1つの目的は露光部が非露光部よりも屈折率が
高く、かつ厚みが大きい表面レリーフ構造を有し、銅有
機溶剤性および嗣熱性に優れた形状安定性の高いパター
ンを与える感光性樹脂組成物を提供することにある。本
発明の池の1つの目的は[光性樹脂組成物を用いた上記
のパターンを作製する方法を提洪することにある。本発
明の池の1つの目的は該感光性樹脂組成物により作製さ
れてなるパターンを提1共することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記のlっの目的は、下記一般式で示
される構漬単位(1)を2〜99モル%、構造単位([
1)をO〜97モル%、および構造単位(III)を1
〜98モル%有する重合体(A)と、置換基を有してい
てちよい芳香族アルデヒドおよび芳香族ケトノからなる
肝より)Kばれる化含物(B)とからなる感光性樹脂組
成物を提供することにより達戊される。
構造屯位([) X ( 1 )     +CH2− C′+−COO−Y [式中、X′は水素原子またはアルキル基を表し、Y1
はノクロアルケニル基または下記一般式で示される基を
表す。ここでZ’は2価の炭化水素基を表し、R1、R
1およびR3はそれぞど.水素原子、アルキル基または
アルケニル基を表す。1構漬単は(■). }1 Y” [式中、X2は水素原子またはアルキル基を表し、yt
はフエニル基、アルコキノヵルボニル基またはカルバモ
イル基を表し、構造単位(II)における水素原子はフ
ッ素原子によって置換されていてもよい。] 構造単α(II[) [式中、x3は水素原子またはアルキル基を表し、2′
は2価の炭化水素基を表し、R4、R5およびR6はそ
れぞれ水素原子またはアルキル基を表す。コ本発明に用
いられる盛光性樹脂組戊物を構収する重合体( A )
は構戊単泣(+)を5〜98モル%含み、構戊単tit
(III)を2〜95モル%含む場合が好ましい。
上記の!I漬単α(1)におけるXIおよび購造単α(
[)におけるX3かそれぞれ表すアルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロビル基、イソブロビル基、ブ
チル基などの炭素数が4以下の低級アルキル基が好まし
い。また構造単α(1)におけろR1、R″およびR3
ならびに構造単a(m)におけるR4、R5およびR″
がそれぞれ表すアルキル基は分岐または任意の置換基を
有していてもよく、メチル基、エチル基、プロビル基、
イソブロビル基、ブチル基、アミル基、ヘキノル基、ヘ
プチル基、オクチル基などの炭素数が8以下の低級アル
キル基か好ましい。上記のR I  R fおよびR3
がそれぞれ表すアルケニル基は2−ブテニル基、3−メ
チル−2ーブテニル基、3−ペンテニル基、4−メチル
−3−ベノテニル基が好ましい。構造単in(1 )に
おけるZ1および構造単位(III)におけるZ″がそ
れぞれ表す2価の炭化水素基としては炭素数が2〜8の
分岐を有してもよいアルキレン基が好ましい。構造単位
(+)におけるY1の好適例として、アリル基2−ブテ
ニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2プロベニル基
:2−へブテニル基、3−へプテニル基、4−へプテニ
ル基、2−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−2−
プテニル基、2−エチル−2ブロベニル基、2−メチル
−3−ブテニル基、1.2ノメチル−2−プロペニル基
;2−へキセニル基、3−へキセニル基、4−ヘキセニ
ル基、5−へキセニル基、1.1−ジメチル−2−ブテ
ニル基、12ノメチル−2−ブテニル基、1.3−ジメ
チル−2一ブテニル基、2.3一ノメチル−2−ブテニ
ル基、3メチル−2−ヘブテニル基、2−メチル−2−
ヘブテニル基,2−メチル−2−ンクロへキセニル基、
3−メチル−2−シクロヘキセニル基、ゲラニル基、イ
ソゲラニル基、ネリル基、ラバンノユリル基、6−メチ
ルゲラニル基、l−メチルゲラニル基、6一エチルゲラ
ニル基、ベリリル基、ファル不ソル基、ゲラニルゲラニ
ル基、β−シクロゲラニルゲライル基などを挙げること
ができる。
また構造単位(III)における基 しては、2.3−エボキシプaピル基、2.3−エボキ
シブチル基、3.4−エボキシブチル基、2.3−エボ
キン−2−メチルプロピル基、2−メチル−23−エボ
キシブチル基、3−メチル−23−エポキンブチル基、
2,3−エボキンヘプチル基、5.6−エボキシヘプチ
ル基、3−メチル−2.3−エボキシプチル基、4−メ
チル−2.3−エボキノヘプチル基、4ーメチル−56
−エボキシへブチル基などが挙げられる。
重合体(入)はα位がアルキル基によって置換されてい
てもよいアクリル酸またはそのエステルの単独重合また
は構造単位(II)を形戎するコモノマーとの共重合に
より重合体を得、ついで該重合体と基Y1を有するアル
コールおよび基Y1を有するアルコールとを反応させる
か、または構造単位([)を形成するアクリル酸誘導体
と購造単泣([[[)を形成するアクリル酸誘導体との
共重合またはこれらのアクリル酸誘導体と上記コモノマ
ーとの共重合により製造することができる。
構造単位(+)を形戊するアクリル酸誘導体としては、
アリルメタクリレート、アリルアクリレート、2(まr
こは3)一ブテニルメタクリレート、2(または3)一
ブテニルアクリレート、2−メチル−2−プロペニルメ
タクリレート、2−メチル−2プロベニルアクリレート
、2(または3まr二は4)へプテニルメタクリレート
、2(まrこは3まfこは4)一へブテニルアクリレー
ト、2−メチル−2(または3)一ブテニルメタクリレ
ート、2−メチル−2(または3)一ブテニルアクリレ
ート、2エチル−2−プロペニルメタクリレート、2−
エチルー2−プロペニルアクリレート、1.2−ジメチ
ル−2−プロペニルメタクリレート、1.2−ジメチル
2−プロペニルアクリレート、2(または3または4ま
たは5)一へキセニルメタクリレート、2(または3ま
たは4または5)一へキセニルアクリレート、1.1(
または1.2または1.3または2.3)ジメチル−2
−ブテニルメタクリレート、1.1(または1,2また
は1.3または2,3)一ジメチル−2〜ブテニルアク
リレート、2(または3)一メチル−2一へブテニルメ
タクリレート、2(または3)一メチル−2−ヘブテニ
ルアクリレートなどのアルコール残基か鎖伏になってい
るアクリル酸誘導体2(または3)一メチル−2−7ク
ロヘキセニルメタクリレート、2(または3)一メチル
−2−ソクロヘキセニルアクリレートなどのアルコール
残基が環状になっているアクリル酸誘導体;ゲラニルメ
タクリレート、ゲラニルアクリレート、ネリルメタクリ
レート、ネリルアクリレート、イソゲラニルメタクリレ
ート、イノゲラニルアクリレート、ラバンノユリルメタ
クリレート、ラパンノユリルアクリレート、6−メチル
ゲラニルメタクリレート、6−メチルゲラニルアクリレ
ート、l−メチルゲラニルメタクリレート、l−メチル
ゲラニルアクリレート、6−エチルゲラニルメタクリレ
ート、6−エチルゲラニルアクリレート、ペリリルメタ
クリレート、ペリリルアクリレート等の非共役二重結合
を2個有する鎖状または環状テルペン系アルフールとア
クリル酸またはメタクリル酸とのエステル:ファルネソ
ルメタクリレート、ファルネソルアクリレート、ゲラニ
ルゲラニルメタクリレゲラニルゲラニルメタクリレート
等の非共役二重結合を3個以上有する鎖状または環状テ
ルペン系アルコールとアクリル酸またはメタクリル酸と
のエステルが挙げられる。これ与の中で、アリルメタク
リレート、2−メチル−2−プロペニルメタクリレート
、2−プテニルメタクリレート、2−メチル−2−ブテ
ニルメタクリレート、2−へキセニルメタクリレート、
3−へキセニルメタクリレート、ゲラニルメタクリレー
トが、原料となるアルコールの人手のし易さ、エステル
合威のし易さの点から好ましい。
また構造単位(I[I)を形戊するアクリル酸誘導体と
しては、2.3−エボキノプ口ビルメタクリレート、2
.3−エボキノプロビルアクリレート、2.3エボキシ
ブチルメタクリレート、2.3−エポキシブチルアクリ
レート、34−エボキシブチルメタクリレート、3,4
−エボキシブチルアクリレート、2−メチル−2.3−
エボキンプロビルメタクリレート、2−メチル−2.3
−エボキンプロビルアクリレート、2,3−エボキシへ
プチルメタクリレート、5.6−エボキノへプチルメタ
クリレート、23−エボキノへプチルアクリレート、5
.6−エボキンへプチルアクリレート、2(または3)
一メチル2.3−エボキノブチルメタクリレート、2(
または3)一メチル−2.3−エボキノブチルアクリレ
ート、4−メチル−2.3−エボキンへプチルメタクリ
レート、4−メチル−5.6−エボキシへプチルメタク
リレート、4−メチル−2.3−エボキンへプチルアク
リレート、4−メチル−5.6−エボキシへプチルアク
リレートが挙げられる。これらの中で、2.3一エボキ
ノブロビルメタクリレート、2.3−エボキノブチルメ
タクリレート、3.4−エボキシブチルメタクリレート
がエステルの合成のし易さの点から好ましい。
構造単In(#)を形成するコモノマーとしてはメタク
リル酸:メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロビル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸ペンチル、メタクリル酸ヘキンル、メタクリル酸アミ
ル、メタクリル酸シクロヘキンルなどのメタクリル酸ア
ルキルエステル:アクリル酸,アクリル酸メチル、アク
リル酸エチリル酸アミル、アクリル酸ンクロヘキシルな
どのアクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アミド
、アクリル酸アミド、スチレン、α−メチルスチレンな
どの置換スチレンなどが挙げられる。構漬単位(■)に
おける水素原子はフッ素原子によってR換されていてら
よい。
重合体(A)はゲルパーミエーンヨンクロマトグラフイ
により求めた敗平均分子量が1.000〜1,000.
000の範囲にあるものである。重合体(A)の数平均
分子量はLH.QH〜BoO,000の範囲にあること
が好ましい。
化合物(B)としては例えば置換基を有してもよいベン
ズアルデヒド、ヘンゾフエノンまたはその誘導体が挙げ
られ、具体的には下記の一般式(IV)、一般式(V)
または一般式(Vl)で示されろ。
[式中、x4、x5、X′、x7、X−XXi, XI
O、X目およびX口はそれぞれ水素原子、炭素数7以下
のアルキル基もしくはアルフキシ基、またはハロゲン原
子を表し、XI3、X+4、x1!l%XIll、x”
a よびx”はそれぞれ水素原子またはハロゲン原子を
表す。nは0,1または2である。] 好ましい化合物(B)としてはペンゾフェノン:3(ま
たは4)一メチルベンゾフェ/ン、3(または4)一メ
トキンベン/フエノン、3.3’ (または44゜)一
ジメチルベンゾフエノン、3.3’(t?:は4,4゛
)一ジメトキシベンゾフェ/ン、2.3(または2.4
)一クロルベンゾフエノン、3,4.5−トリメトキシ
ベンゾフエメンなどの置換ペンンフェノン、3−ペンゾ
イルベンゾフェノン.3(または4)メチルベンゾイル
ー3′(または4゜)一メチルベンゾフエノノ、3(ま
たは4)一メトキンベンゾイル−3 (または4′)一
メトキシベンゾフェ/ン、3.3−ジベンゾイルベンゾ
フェ/ン、1.3.5− }リベンゾイルベンゾフエノ
ンなどのメタ置喚型ノペンゾフエノン、ベンズアルデヒ
ド;3(または4)メチルベンズアルデヒド、3(また
は4)一メトキシベンズアルデヒド、3.4−ジメチル
ベンズアルデヒド、3.4−qメトキ7ベンズアルデヒ
ドなどの置換ベンズアルデヒドを挙げることができる。
これらの中でベンズアルデヒド、ペンゾフエノン、3−
ペンソイルベンゾフエノン、3.3’−’;ベンゾイル
ベンゾフエノンおよび1,3.5−1リベンゾイルベン
ゼンが合成のし易さから好ましく、また特に3−ペンゾ
イルベンゾフエノンおよヒ+,3,s−トノヘンゾイル
ベンゼンが、先反応性が良好であり、露光部と非露光部
との凹凸差および厄折率差を大きくすることが可能であ
り、作製されたパターンの耐溶剤性および耐熱性が高い
点で、特に好ましい。
重合体(A)と化合物(B)との組戊割合は10 1〜
l10(重量比)の範囲が好ましい。重合体(A)が有
する構造単位(1)と化合物(B)との割合は10〜1
:20(モル比)の範囲であり、好ましくは5:1〜l
 10(モル比)の範囲である。
本発明によれば、上記の他の1つの目的は、下記の(イ
)、(0および(ハ)の工程からなる上記感光性樹脂組
成物を用いたパターン作製法を提供することにより達成
される。
(イ)上記の曝光性樹脂組戊物からなる薄膜を形成する
工程。
(0薄膜に所望のパターンに応じて部分的に紫外線を照
射する工程。
(ハ)薄膜から未反応の化合物(B)を除去する工程。
上記(イ)工程では重合体(A)と化合物(B)とを溶
解する廖媒に両者を溶解し、キャスティング法、バーコ
ート法、スビンコート法などによって薄膜を形成する。
必要に応じて、躊膜を威圧処理または加,熱処理するこ
とにより該薄膜から溶剤を除去する。薄膜の形或法は所
望の珂膜の厚さの程度または形態によって還択される。
一般に厚さか大きい場合には、キャスティング法、小さ
い場合にはバーコート法またはスピンコート法か採用さ
れる。
(イ)工程に続<(0)工程では、浦膜に所望のパター
ンに応じて部分的に波長が200〜450nyの紫外線
をpG射する。光源には高圧水銀ランプ、N,ガスレ一
ザ、He−Cdレーザなどが用いられる。所望のパター
ンを形戊する方注としてフォトマスクを用いるマスク露
光法、二光束干渉露光法、レーザビーム直接描画庄など
が採用される。
(0工程に続く(ハ)工程における未反応の化合物(B
)の除去は、通常減圧下または常圧下で熱処理すること
により行う。熱処理の温度としては50〜100℃の範
囲であるのが好ましい。これによって所望の屈折率垂と
凹凸羞を有するバターノ金得る。
本発明のパターン作製法では、上記(ハ)の工程の次に
、所望のバター7が形戊されたC光性樹脂組戎物の薄膜
の全面に紫外線を照射する(二)工程を設けてもよく、
この工程により耐有賎溶剤性および1副熱性はさらに向
上する。紫外線の強度としては10〜40wf/ ca
a”、波長としては200〜450nm、紫外線照射の
時間としては30秒間〜5分間が好ましい。また、(ハ
)工程の次あるいは必要に応じて(二)工程の次に、(
ハ)工程の熱処理温度よりち高馬の熱処理を施す(ネ)
工程を設けても、上記パターンの耐有機溶剤性が向上す
る。この場合、1副,物性は汗しく向上する。(ネ)工
程の鴇処理は105〜230℃の範囲の温度でl5分間
〜40時間行うことが好適な結果を与える。150〜2
00゜Cの範囲の温度でi〜5時間熱処理するか、11
0〜140゜Cの範囲の.A度で10〜25時間^処理
することがより坪適である。
なお、上記の感光性樹指組校物からなる薄膜に所望のパ
ターンに応じて部分的に紫外線を胆射したのち、溶剤に
浸責することによっても所望の屯折率差と凹凸差とを存
するパターンを得ることができる。
上記の慎光性樹指祖戎物を用いろと、例えば光導波路、
回折格子、グレーティングレノズ、フレネルレンズ、ホ
ログラムレンズなどのパターンを作製することかできる
。それらのパターンは光学的透明性、耐有機,容剤性お
よび耐熱性に極めてすぐれている。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実奄例1 試GWに2−ブテニルメタクリレート26g、2.3エ
ポキンプロビルメタクリレート26g、メチルメタクリ
レート38g1アゾヒスイソプチロニトリル’IQmg
およびジオキサン300gをll.置IIして仕込み、
封管して55〜60℃のウォーターバス中で24時間加
熱し重合した。その後、1i2のメタノール中へ反応岐
をあけ、生成した重合体(A)を沈澱させ、乾燥させる
と50g得られた。この重合体(A)の組成比をN M
 Rで測定すると、2−ブテニルメタクリレート 23
−エボキノブロピ・ルメタクリレート:メチルメタクリ
レート−1:l:2(モル比)の共重合体であることが
確認されfこ。またこのポリマーの分子量はゲルパーミ
エーションクロマトグラフイー,去で測定すると敢平均
分子量が220.000であった。上記重合体(A)1
郎と、1,3.5−トリヘンゾイルベンゼン08部とか
らなる感光性樹脂組岐物をトルエンに溶解し、ガラス基
板上にスビンコート俵によって薄膜(厚さ1.5μ1)
を形成した。
この薄膜を6 0 ’Cで30分間熱処理の後、20μ
all期のラインアンドスペースを有するフォトマスク
を通して25mW/cm’の紫外線を5分間照射した。
照射後フォトマスクをはずし、真空乾燥機中で98℃、
Q.2a+III}Igの条件でl7時間熱処理し、未
反応の化合物(B)を除去して、屈折率差と凹凸差とを
有する回折格子のパターンを作製した。この回折格子の
回折効率は波長か780nmの光に対してl2%であっ
た。回折格子をメチルメタクリレートの飽和蒸気中に5
0℃でl00時間放置したか回折効率は変化しなかった
。これより、回折格子の形状および屈折率が変化しない
ことを判定した。また、この回折格子をIH℃で2時間
加熱したが回折効率は変化しなかっfこ。
実施例2〜IO 実施例lにおけろと同様の方法で、第1表に示す重合体
(A)および化合物(B)からなる枢光性樹脂組成物を
作り、回折格子のパターンを作製した。
各実施例において作製した回折格子をメチルメタクリレ
ート飽和蒸気中に50℃で【00時間放置したが、回折
効率はいずれら変化しなかった。また、回折烙子を18
0℃で2時間加鳩したが、回折効率は変化しなかった。
なお第1表において、部は重量部を示す。
以下余白 −923 実施例1 試験管にゲラニルメタクリレート39g、2.3−エボ
キンプロピルメタクリレート26g1メチルメタクリレ
ート38g,アゾビスイソブチロニトリル90IIlg
およびジオキサン300gをN,置換して仕込み、封管
して55〜60℃のウォーターバス中で24時間加熱し
重合した。その後、lQのメタノール中へ反応液をあけ
、生威した重合体( A )を沈澱させ、乾燥させろと
45g得られた。この重合体(入)の組成比をNMRで
測定すると、ゲラニルメタクリレート:2.3−エボキ
シプ口ビルメタクリレート.メチルメタクリレート=l
:l ・2(モル比)の共重合体であることか確認され
た。またこのボリマーの分子量はゲルパーミエーション
クロマトグラフイー法で測定すると数平均分子量が19
0.000であった。上記重合体(^)1部と、l 3
 5− トリヘンゾイルベンゼン0.8部とからなる感
光性樹脂組成物をトルエンに溶解し、ガラス基板上にス
ピンコート法によって薄@(厚さ1.5B)を形成した
。このigI膜を60’Cで30分間熱処理の後、20
μ国周期のラインアンドスペースを有するフォトマスク
を通して25@W/am’の紫外線を5分間照射した。
,照射後フォトマスクをはずし、真空乾燥機中で98℃
、0.2mmHgの条件で17時間熱処理し、未反応の
化合物(B)を除去して、屈折率差と凹凸差とを有する
回折格子のパターンを作製した。この回折格子の回折効
率は波長が780nmの光に対して12%であった。
回折格子をメチルメタクリレートの飽和蒸気中に50℃
でIQQ時間放置したか、回折効率は変化しなかった。
また、この回折格子を180°Cで2時間加熱したが、
同様に回折効率は変化しなかった。
比較例 2−ブテニルメタクリレート.メチルメタクリレート=
1 ・3(モル比)の共重合体1部と、3ーペンゾイル
ベンゾフエノン0.8部とからなる感光性樹脂組成物を
用いて、実施例lと同様の方法で回折格子を作製した。
この回折格子をメチルメタクリレートの飽和蒸気中に7
0°Cで放置すると、4時間後にはパターンが膨潤し、
回折格子の回折効率か変化した。また、この回折洛子を
180℃で2時間加熟ずるとパターンが変形し、回折効
率が変化した。
[発明の効果コ 本発明によれば、感光性樹脂の露光部が非露光部よりし
屈折率が高く、かつ厚みが大きい表面レリーフ構造を有
し、耐有機溶剤性におよび耐熱性優れたパターンを与え
る感光性樹脂組成物が得られる。また該感光性樹脂組成
物を用いた上記のパターンを作製する方法および該感光
性樹脂組収物により作製されてなるパターンが得られる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で示される構造単位(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X^1は水素原子またはアルキル基を表し、Y
    ^1はシクロアルケニル基または下記一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼ で示される基を表す。ここでZ^1は2価の炭化水素基
    を表し、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ水素原
    子、アルキル基またはアルケニル基を表す。] を2〜99モル%、下記一般式で示される構造単位(I
    I) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X^2は水素原子またはアルキル基を表し、Y
    ^2はフェニル基、アルコキシカルボニル基またはカル
    バモイル基を表し、構造単位(II)における水素原子は
    フッ素原子によつて置換されていてもよい。] を0〜97モル%、および下記一般式で示される構造単
    位(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X^3は水素原子またはアルキル基を表し、Z
    ^3は2価の炭化水素基を表し、R^4、R^5および
    R^6はそれぞれ水素原子またはアルキル基を表す。]
    を1〜98モル%有する重合体(A)と、置換基を有し
    ていてもよい芳香族アルデヒドおよび芳香族ケトンから
    なる群より選ばれる化合物(B)とからなる感光性樹脂
    組成物。 2、請求項1記載の感光性樹脂組成物により作製されて
    なることを特徴とするパターン。3、(イ)下記一般式
    で示される構造単位(I)▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ [式中、X^1は水素原子またはアルキル基を表し、Y
    ^1はシクロアルケニル基または下記一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼ で示される基を表す。ここでZ^1は2価の炭化水素基
    を表し、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ水素原
    子、アルキル基またはアルケニル基を表す。] を2〜99モル%、下記一般式で示される構造単位(I
    I) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X^2は水素原子またはアルキル基を表し、Y
    ^2はフェニル基、アルコキシカルボニル基またはカル
    バモイル基を表し、構造単位(II)における水素原子は
    フッ素原子によつて置換されていてもよい。] を0〜97モル%、および下記一般式で示される構造単
    位(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X^3は水素原子またはアルキル基を表し、Z
    ^2は2価の炭化水素基を表し、R^4、R^5および
    R^6はそれぞれ水素原子またはアルキル基を表す。]
    を1〜98モル%有する重合体(A)と、置換基を有し
    ていてもよい芳香族アルデヒドおよび芳香族ケトンから
    なる群より選ばれる化合物(B)とからなる感光性樹脂
    組成物の薄膜を形成する工程、 (ロ)薄膜に所望のパターンに応じて部分的に紫外線を
    照射する工程、および (八)薄膜から未反応の化合物(B)を除去する工程、
    を設けてなることを特徴とするパターン作製法。
JP13228689A 1989-03-08 1989-05-24 感光性樹脂組成物、それを用いたパターンおよびパターン作製法 Pending JPH0315070A (ja)

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