JPH04316540A - オレフィン性不飽和を含む置換基をもつベンゾエート - Google Patents

オレフィン性不飽和を含む置換基をもつベンゾエート

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JPH04316540A
JPH04316540A JP3204048A JP20404891A JPH04316540A JP H04316540 A JPH04316540 A JP H04316540A JP 3204048 A JP3204048 A JP 3204048A JP 20404891 A JP20404891 A JP 20404891A JP H04316540 A JPH04316540 A JP H04316540A
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group
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carbon atoms
hydrogen atom
acid
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JP3204048A
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Alfred Steinmann
スタインマン アルフレッド
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Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオレフィン性不飽和をも
つ置換基を含む新規なベンゾエート、該ベンゾエートで
製造されたポリマー、該新規ポリマーを含むポジ型、放
射線感受性組成物、及び化学放射線に暴露されて酸を形
成する基質に関する。
【0002】ポジ型、放射線感受性組成物、及びフォト
レジストとしてのその用途は業界で公知である。紫外線
領域での高感受性に加えて、そのようなフォトレジスト
は現像しやすく、良好な耐エッチング性を持つ。
【0003】
【従来の技術】水溶性有機化合物からなり、特殊な酸−
分解性結合を持つポジ型フォトレジスト組成物、及び化
学放射線に暴露されて酸を形成する化合物は例えば、米
国特許第3779778号に開示されている。これらの
フォトレジスト組成物は強アルカリ溶液中で現像のみさ
れ、熱安定性は少ない。
【0004】欧州特許第0254853号に開示された
ポジ型フォトレジスト組成物は暴露および現像の後、高
い熱安定性のイメージを与えるが、それらの光安定性は
かなり少なく、強アルカリ水溶液中で現像のみされうる
【0005】
【課題を解決するための手段】オレフィン性不飽和をも
つ置換基を含むベンゾエートから製造されるポリマーが
放射線感受性、ポジ型組成物に対して有効に使用されう
ることが見いだされた。それらから得られたフォトレジ
ストは化学線に対する感受性を増強し、暴露後、かなり
穏やかな現像条件、例えば、1重量%水性NaHCO3
 溶液のようなかなり弱アルカリ媒体中で現像されうる
。 サブミクロン分解(submicron resolu
tion)での層が製造され、そのためフォトレジスト
は半導体の製造に使用される。さらに、本発明のフォト
レジストから得られた構造は優れた熱安定性をもつ。
【0006】特に、本発明はオレフィン性不飽和置換基
を含み、次式I
【化7】 (R1 及びR2 がそれぞれ互いに独立して水素原子
、炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニル基
を表わし、R3 が水素原子、メチル基またはハロゲン
原子を表わし、R4 が水素原子またはメチル基を表わ
し、R5 が炭素原子数1ないし4のアルキル基または
炭素原子数6ないし12のアリール基を表わし、そして
R6 及びR7 がそれぞれ互いに独立して水素原子、
炭素原子数1ないし4のアルキル基または炭素原子数6
ないし12のアリール基を表わし、そしてR5 及びR
7 が一緒になって、未置換または炭素原子数1ないし
4のアルキル基で、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基で、炭素原子数6ないし12のアリール基で、または
炭素原子数6ないし12のアリールオキシ基で置換され
たエチレン、プロピレンまたはブチレン官能基を表わす
)で表される化合物からなるベンゾエートに関する。
【0007】式Iにおいては、R1 及びR2 が好ま
しくは、それぞれ互いに独立して水素原子、又は炭素原
子数1ないし4のアルキル基を表わし、R3 が水素原
子、又はメチル基を表わし、そして環のオレフィン性不
飽和基はカルボニルオキシ基に対してパラ位にあり、R
4 が水素原子またはメチル基を表わし、R5 が炭素
原子数1ないし4のアルキル基を表わし、そしてR6 
及びR7 がそれぞれ互いに独立して水素原子、炭素原
子数1ないし4のアルキル基を表わし、そしてR5 及
びR7 が一緒になって、未置換または炭素原子数1な
いし4のアルキル基で、炭素原子数1ないし4のアルコ
キシ基で、またはフェノキシ基で置換されたエチレン、
プロピレンまたはブチレン官能基を表わす。
【0008】さらに特に式Iにおいては、R1 、R2
 、R3 及びR4 がそれぞれ互いに独立して水素原
子、又はメチル基を表わし、そして環のオレフィン性不
飽和基はカルボニルオキシ基に対してパラ位にあり、R
5 がメチル基を表わし、そしてR6 及びR7 がそ
れぞれ互いに独立して水素原子またはメチル基を表わし
、そしてR5 及びR7 が一緒になって、未置換また
はメチル基で置換されたエチレンまたはプロピレン官能
基を表わす。
【0009】いかなるアルキル置換基R1 、R2 、
R5 、R6 またはR7 は分枝状もしくは好ましく
は直鎖でもよく、代表的にはメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、及びn−ブチル基である
。ハロゲン原子としてのR3 は好ましくは、塩素原子
または臭素原子である。
【0010】炭素原子数6ないし12のアリール基は、
未置換または、1若しくはそれ以上の置換基をもつフェ
ニル基、ビフェニル基、またはナフチル基のそれぞれで
ある。適当な置換基はハロゲン原子、好ましくは塩素原
子若しくは臭素原子、またはニトロ基でありうる。適当
な置換されたアリール基の代表例はo−クロロフェニル
基、o−ニトロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル
基、及び2−クロロナフチル基である。
【0011】炭素原子数1ないし4のアルコキシ置換基
は、メトキシ基、エトキシ基またはn−プロポキシ基が
適当であり、炭素原子数6ないし12のアリールオキシ
置換基は、フェノキシ基およびナフトキシ基である。特
に好ましい式Iの化合物は、4−ビニル安息香酸のテト
ラヒドロピラン−2−イルおよびテトラヒドロフラン−
2−イルエステルである。
【0012】式Iの化合物は、次式II
【化8】 (R1 、R2 及びR3 が式Iの定義と同じ意味を
表わす)で表される化合物を次式III
【化9】 (R4 、R5 、R6 及びR7 が式Iの定義と同
じ意味を表わす)で表される化合物で酸媒体中、式Iの
化合物に反応させることにより製造されうる。
【0013】式IIの化合物は例えば、西ドイツ特許第
3641099号で公知であり、幾つかは市販品として
入手できる。式IIの化合物の代表例は4−または2−
ビニル安息香酸、4−(1’−クロロ)−ビニル安息香
酸、4−イソプロペニル安息香酸及び4−イソブテニル
安息香酸である。
【0014】式IIIの化合物もまた公知であり、幾つ
かは市販品として入手できる。式IIIの化合物におい
て、R5 、R6 及びR7 はそれぞれ互いに独立し
て炭素原子数1ないし4のアルキル基または炭素原子数
6ないし12のアリール基を表わすとき、これらの化合
物はメチルイソブテニルエーテル、フェニルイソブテニ
ルエーテル、メチルスチリルエーテル、メチルビニルエ
ーテルまたはエチルビニルエーテルでありうる。
【0015】式IIIにおいてR5 及びR7 が一緒
になってアルキレン官能基であるとき、該化合物は2,
3−ジヒドロピラン、2,3−ジヒドロフランまたは2
,3,4,5−テトラヒドロオキセピンである。式II
IにおいてR5 及びR7 が一緒になってアルコキシ
置換されたアルキレン官能基であるとき、該化合物は2
−メトキシ−3,4−ジヒドロピランであり、市販品と
して入手できる(例  Fluka Chemie)。
【0016】反応溶液の酸媒体は、濃塩酸または濃硫酸
の数滴を反応溶液に添加することにより製造されうる。 式IIで表される化合物と式IIIで表される化合物の
反応は好ましくは、不活性ガス環境、特に窒素下で、約
25〜80℃の範囲の少し高められた温度で行われる。
【0017】最初に記載したように、式Iの化合物はオ
レフィン性不飽和を含むコモノマーが存在してもしなく
ても重合するとき、放射線感受性および耐熱安定材料と
して使用されうる有益な単量体である。
【0018】本発明はまた、ゲル透過クロマトグラフィ
により測定された分子量(Mw)103 ないし106
 をもち、ポリマーに存在する構造単位の全量に基づき
、次式IV
【化10】 で表わされる繰り返し構造単位を100ないし5モル%
、及び次式V
【化11】 〔R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及
びR7 が式Iの定義と同じ意味を表わし、R8 及び
R9 がそれぞれ互いに独立して水素原子、未置換の炭
素原子数1ないし4のアルキル基または、ハロゲン原子
、シアノ基またはニトロ基によって置換された炭素原子
数1ないし4のアルキル基を表わすか、または未置換フ
ェニル基またはナフチル基、またはそれぞれハロゲン原
子、若しくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基によ
って置換されたフェニル基またはナフチル基、ヒドロキ
シル基、シアノ基またはニトロ基を表わし、そしてR1
0及びR11がそれぞれ互いに独立して水素原子または
ハロゲン原子、未置換の炭素原子数1ないし12のアル
キル基または、ハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基
によって置換された炭素原子数1ないし12のアルキル
基、未置換フェニル基、ナフチル基若しくはベンジル基
、又はそれぞれハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基
またはニトロ基によって、または炭素原子数1ないし4
のアルキル基または炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基によって置換されたフェニル基、ナフチル基若しくは
ベンジル基を表わすか、または−OR12,−COOR
13および−COR14(R12及びR13がそれぞれ
互いに独立して水素原子、未置換の炭素原子数1ないし
12のアルキル基または、ハロゲン原子、シアノ基また
はニトロ基によって置換された炭素原子数1ないし12
のアルキル基、未置換フェニル基若しくはナフチル基、
またはそれぞれハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基
によって置換されたフェニル基若しくはナフチル基、炭
素原子数1ないし4のアルキル基または炭素原子数1な
いし4のアルコキシ基を表わし、そしてR14がR12
と同じ意味を表わし、また次式
【化12】 (R15及びR16が互いに独立してR12と同じ意味
を表わす)で表される基を表わすか、またはR10及び
R11が一緒になって次式
【化13】 (R17が水素原子または未置換またはヒドロキシ置換
されたフェニル基を表わす)で表される官能基を表わす
〕で表される繰り返し構造単位を95ないし0モル%含
むポリマーに関する。
【0019】本発明のポリマーは好ましくは、分子量(
Mw)5000ないし500,000、もっとも好まし
くは20,000ないし150,000をもつ。本発明
のポリマーはさらに好ましくは、式IVで表される繰り
返し構造単位を100ないし20モル%、もっとも好ま
しくは100ないし50モル%、および式Vで表される
繰り返し構造単位を80ないし0モル%、もっとも好ま
しくは50ないし0モル%含む。
【0020】式IVで表される繰り返し構造単位におい
て、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 
及びR7 が式Iの定義と同じ意味を表わすのが好まし
い。式Vで表される繰り返し構造単位中のアルキル基と
してR8 、R9 、R10及びR11は直鎖または分
枝状鎖、好ましくは直鎖アルキル基である。
【0021】ハロゲン原子置換基は弗素原子、塩素原子
、臭素原子または沃素原子であり、好ましくは塩素原子
、または臭素原子である。未置換または置換されたアル
キル基はメチル基、エチル基、2−クロロエチル基、2
−ニトロエチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−ペン
チル基、イソアミル基、n−ヘキシル基、2−エチルヘ
キシル基、n−デシル基、6−ニトロヘキシル基または
9−ブロモノニル基である。
【0022】置換されたフェニル基またはナフチル基の
代表例はo−,m−またはp−クロロフェニル基、o−
,m−またはp−トリル基、キシリル基、2−ニトロフ
ェニル基またはα−クロロナフチル基である。
【0023】式Vで表される繰り返し構造単位において
は、R8 、R9 及びR10は好ましくは、それぞれ
互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし6のアル
キル基またはフェニル基を表わし、R11は好ましくは
ハロゲン原子、フェニル基またはベンジル基、または−
OR12,−COOR13および−COR14〔R12
、R13及びR14がそれぞれ互いに独立して水素原子
、炭素原子数1ないし6のアルキル基またはフェニル基
を表わし、R14がまた次式
【化14】 (R16及びR17が互いに独立してR12と同じ意味
を表わすのが好ましい)で表される官能基を表わす〕で
表される群から選ばれた官能基である。
【0024】本発明のポリマーは、95モル%まで、好
ましくは80モル%まで、もっとも好ましくは50モル
%までの量でその中に存在する式Iの化合物または、式
Iの化合物と次式Va
【化15】 (R8 、R9 、R10及びR11が式Vの定義と同
じ意味を表わす)で表される化合物の混合物を公知の方
法でラジカル重合させることによって製造されうる。
【0025】ラジカル重合は異なる技術、例えば、「S
.Sandler 及びW.Karo著、”Polym
er Synthesis” 、1〜3巻、1968年
、Academic Press社, ニューヨーク」
に記載された技術により行われる。慣用の重合法の代表
例は塊状重合、または溶媒重合、乳化重合、懸濁重合ま
たは沈降重合である。
【0026】式Vの化合物は公知であり、幾つかは市販
品として入手できる。エチレンまたはプロピレンのよう
なオレフィンに加えて、ビニル化合物は特に、式Vの化
合物の例として記載されうる。そのような単量体の例は
スチレン型、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、
ρ−メチルスチレンまたはρ−ヒドロキシフェニルスチ
レン、アクリル酸、メチルアクリレート、アクリルアミ
ド、相当するメタクリル化合物、マレイン酸、メチルマ
レート、マレイミドまたはρ−ヒドロキシフェニルマレ
イミドを含むα,β−不飽和酸およびそれらのエステル
またはアミド、塩化ビニル、弗化ビニル、塩化ビニリデ
ンまたは弗化ビニリデンのようなハロゲン含有ビニル化
合物、及び酢酸ビニルまたはビニルエーテルのようなビ
ニルエステル、例えば、メチルビニルエーテルまたはブ
チルビニルエーテルである。
【0027】他の適当な化合物の例はアリルクロライド
、アリルブロマイドまたはアリルシアナイドのようなア
リル化合物である。重合は通常、フリーラジカル重合の
慣用な開始剤のひとつによって開始される。これらは熱
開始剤、例えば、アゾ化合物、代表的にはアゾイソブチ
ロニトリル(AIBN)またはベンゾイルパーオキサイ
ドのようなパーオキサイド、または鉄(III)アセチ
ルアセトネート、ベンゾイン及びベンゾイルパーオキサ
イドの混合物のようなレドックス開始剤系、またはベン
ゾインまたはベンジルメチルケタールのような光化学的
遊離ラジカル形成体を含む。
【0028】重合は溶液中で好ましくは行われる。反応
温度は通常、10ないし200℃、好ましくは40ない
し150℃、最も好ましくは40ないし100℃である
【0029】存在するいかなる溶媒も反応条件下で、不
活性でなければならない。適当な溶媒は芳香族炭化水素
、塩素化炭化水素、ケトンおよびエーテルを含む。その
ような溶媒の代表例はベンゼン、トルエン、キシレン、
エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン、エチレンクロ
ライド、プロピレンクロライド、メチレンクロライド、
クロロホルム、メチルエチルケトン、アセトン、シクロ
ヘキサノン、ジエチルエーテルまたはテトラヒドロフラ
ンである。
【0030】最初に記載したように、本発明のポリマー
は酸に対してかなり良好な高感受性をもつポジ型フォト
レジストのための有益な材料であり、酸を発生する光開
始剤と一緒に、放射線感受性組成物を形成する。酸に対
する新規ポリマーの感受性は層の厚さが例えば、30μ
mと多くても持続する。さらに、新規ポリマーの酸分割
によって得られる化合物は塩基に可溶である。対照的に
、新規ポリマーは塩基にかなり安定であるため、暴露さ
れた領域と暴露されていない領域の良好な相違はフォト
レジストにおいて得られる。
【0031】従って、本発明は成分a)及びb)の全量
に基づいて、 a)ポリマーに存在する繰り返し構造単位の全量に基づ
いて、式IVで表される繰り返し構造単位を100ない
し5モル%および式Vで表される繰り返し構造単位を9
5ないし0モル%含むポリマーを85ないし99重量%
、及びb)化学線放射に暴露されて酸を形成する基質を
1ないし15重量%を含むポジ型、放射線感受性組成物
に関する。
【0032】放射線感受性組成物は好ましくは、成分a
)を90ないし99重量%、特に95ないし98重量%
、そして成分b)を1ないし10重量%、特に2ないし
5重量%含み、そして成分a)は好ましくは、式IVで
表される繰り返し構造単位を100ないし20モル%、
特に100ないし50モル%、そして式Vで表される繰
り返し構造単位を80ないし0モル%、特に50ないし
0モル%含む。
【0033】多数の化合物が、光の暴露で酸を形成また
は溶離する放射線感受性成分b)として公知である。こ
れらの化合物は例えば、ジアゾ法に使用されるジアゾニ
ウム塩、公知のポジ型コピー組成物で使用されるo−キ
ノン−ジアジド、または照射によりハロゲン化水素を形
成するハロゲン化合物を含む。このタイプの化合物は例
えば、米国特許第3515552号、第3536489
号または第3779778号、及びドイツ特許第271
8259号、第2243621号または第261084
2号に開示されている。
【0034】本発明の組成物の特に適当な放射線感受性
成分b)はヨードニウムまたはスルホニウム塩の群から
選ばれた光開始剤である。そのような化合物は例えば、
”UV−Curing,Science and Te
chnology” (編集:S.P.Pappas,
Technology Marketing Corp
.,642 Westover Road,Stanf
ord,Connecticut,USA)に記載され
ている。スルホキソニウム塩はまた放射線感受性化合物
として使用されうる。そのような塩は例えば、欧州特許
第35969号または第44274号及び第54509
号に開示されている。低い紫外線範囲で吸収する脂肪族
スルホキソニウム塩の製造が特に記載される。
【0035】化学線で照射されるとき、スルホン酸を生
じるこれらの化合物を使用することができる。そのよう
な化合物はそれ自体公知であり、例えば、英国特許第2
120263号、欧州特許第84515号、第3751
2号または第58638号、そして米国特許第4258
121号または第4371605号に記載される。
【0036】塩が放射線感受性、酸放出成分b)として
使用されるとき、該塩は好ましくは有機溶媒に可溶であ
る。もっとも好ましくは、これらの塩は錯体酸(com
plex acids)、例えば、弗化水素ホウ酸(h
ydrofluoroboric acid)、ヘキサ
フルオロホスホン酸(hexafluorophosp
honic acid)、ヘキサフルオロヒ酸(hex
afluoroarsenic acid)またはヘキ
サフルオロアンチモン酸(hexafluoroant
imonic acid)との生成物である。
【0037】結合剤c)はまた、新規な放射線感受性組
成物に添加されうる。光感受性組成物が液体または低粘
度混合物のとき、結合剤を添加することは特に有益であ
る。この場合、新規なポリマーは慣用の溶液阻害剤とし
て作用する。暴露により、塩基に可溶なポリマー性化合
物は、酸触媒される加水分解によりポリマーから形成さ
れる。
【0038】結合剤c)の量は、成分a),b)及びc
)の全量に基づいて30〜90重量%、好ましくは60
〜90重量%である。結合剤の選択はそれらに要求され
る使用分野および特性、例えば、水性アルカリ溶媒系中
の現像能力、または基質への接着力に従って行われる。
【0039】適当な結合剤c)の例は、アルデヒド、好
ましくはアセトアルデヒドまたはホルムアルデヒド、特
にホルムアルデヒドから誘導されたノボラックであり、
そしてフェノールである。この結合剤のフェノール成分
は好ましくはフェノールそれ自体、または例えば、1ま
たは2個の塩素原子によって置換されたハロゲン化フェ
ノール、好ましくはp−クロロフェノールか、または1
または2個の炭素原子数1ないし9のアルキル基によっ
て置換されたフェノール、例えば、o−,m−またはp
−クレゾール、キシレノール、p−第三ブチルフェノー
ルまたはp−ノニルフェノールである。しかし、好まし
いノボラックのフェノール成分はp−フェニルフェノー
ル、レゾルシノール、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
メタンまたは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパンである。
【0040】これらのノボラックのフェノール性ヒドロ
キシ基の幾つかは、例えば、クロロ酢酸、イソシアネー
ト、エポキサイドまたは無水カルボン酸との反応によっ
て変成されうる。他の適当な結合剤の例は無水マレイン
酸とスチレンまたはビニルエーテルまたは1−アルケン
とのコポリマーである。
【0041】使用される他の適当な結合剤は、アクリレ
ート及びメタクリレートのホモポリマー及びコポリマー
、例えば、メチルメタクリレート/エチルアクリレート
/メタクリル酸のコポリマー、ポリ(アルキルメタクリ
レート)またはポリ(アルキルアクリレート)<アルキ
ル基は炭素原子数1ないし20のもの>である。
【0042】好ましくは、使用される結合剤はアルカリ
可溶基質、例えば、ノボラック(上記のように変成され
うる)、無水マレイン酸とスチレンまたはビニルエーテ
ルまたは1−アルケンのコポリマー、並びにアクリル酸
またはメタクリル酸とエチレン性不飽和酸、例えば、メ
タクリル酸またはアクリル酸とのエステルコポリマーで
ある。
【0043】さらに他の補助樹脂は、ポジ型系において
慣用なこれらのアルカリ可溶結合剤に添加されうる。こ
れらの補助樹脂の代表例はビニルポリマー、例えば、ポ
リビニルアセテート、ポリアクリレート、ポリ(アルキ
ルメタクリレート)またはポリ(アルキルアクリレート
)<アルキル基は炭素原子数1ないし20のアルキル基
>、ポリビニルエーテルまたはポリビニルピロリドンで
ある。しかし一般に、アルカリ可溶結合剤の量に基づい
て20重量%以上のこれらの補助樹脂は添加されない。
【0044】本発明の組成物は他の慣用の変成剤、例え
ば、安定剤、顔料、染料、充填剤、接着促進剤、水平化
剤、湿潤剤及び可塑剤を含みうる。適用するため、組成
物は適当な溶媒に溶解される。
【0045】本発明の組成物はコーティング剤としてす
べての種類の基質、例えば、木材、織物、紙、セラミッ
クス、ガラス、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリオレフィンまたはセルロースアセテートのよ
うなプラスチック材料に好ましくはフィルムの形態で、
そしてAl,Cu,Ni,Fe,Zn,MgまたはCo
のような金属およびSiまたはSiO2 に優れた安定
性を持ち、イメージ−ワイズ暴露(image−wis
e exposure)によりイメージを作るのが望ま
しい。さらに本発明はコートされた基質に関する。
【0046】コートされた基質の製造は例えば、組成物
の溶液または懸濁液を作ることによって行われる。溶媒
の選択および濃度は主に、組成物の性質およびコーティ
ング方法に依存する。溶液は常に基質に対して公知のコ
ーティング方法、例えば、回転コーティング(whir
l coating)、浸漬、ナイフ塗布(docto
r coating)、流し塗り、はけ塗り、噴霧及び
リバースローラーコーティングにより適用される。光感
受性層を臨時の可とう性担体(temporary f
lexible support)に適用でき、次いで
最終基質、例えば、銅クラッド回路板に積層法による塗
膜の移動(coat transfer)によりコート
されうる。
【0047】付加物(層の厚さ)及び基質の性質は、望
ましい使用次第である。本発明の組成物の特に有利な点
は、それらが層の厚さを広範囲に変えても使用できるこ
とである。この厚さの範囲は約0.5μmから100μ
mの値からなる。ナフトキノンイアジドに基づいた慣用
のポジ型系で、10μm以上の層厚さはもはや使用でき
ない。
【0048】本発明の組成物の可能な用途は、電子工学
分野〔ガルバノレジスト(galvanoresist
)、放電レジスト(discharge resist
)、溶媒レジスト(solvent resist)〕
、オフセット板またはスクリーン印刷版のような印刷板
の製造、モールドエッチングにおけるフォトレジストと
して、または集積回路の製造におけるマイクロレジスト
としてである。
【0049】コートされた基質の加工のために可能な基
質および条件は、それぞれに応じて異なる。ポリエステ
ル、セルロースアセテートまたはプラスチックコートさ
れた紙から作られたシートは、代表的に情報の写真記録
に使用される。特に、処理されたアルミニウムはオフセ
ット版に使用され、銅クラッド積層体は印刷回路の製造
に使用され、そしてシリコンウエーハーは集積回路の製
造に使用される。写真材料およびオフセット印刷版の層
の厚さは約0.5μmないし10μmであり、印刷回路
の層の厚さは1ないし約100μmである。
【0050】基質をコートした後、溶媒は通常乾燥する
ことにより除去され、基質上にフォトレジストの層を得
る。慣用の方法で材料をイメージ−ワイズ暴露した後、
フォトレジストの暴露された領域は現像液で洗い流され
る。
【0051】現像液の選択はフォトレジストのタイプ、
特に使用される結合剤または光分解生成物の性質に依存
する。現像液は、有機溶媒またはそれらの混合物を添加
しうつ塩基の水溶液からなる。
【0052】特に好ましい現像液は、ナフトキノンジア
ジド/ノボラックレジストの現像に使用される水性アル
カリ溶液である。これらは特に、アルカリ金属のケイ酸
塩、リン酸塩及び水酸化物、またはテトラアルキルアン
モニウム化合物の水溶液を含む。これらの溶液はさらに
少量の湿潤剤および/または有機溶媒を含む。
【0053】代表的な有機溶媒は、水と混和でき、現像
液に添加できるもの、例えば、2−エトキシエタノール
またはアセトン、並びにそのような溶媒の2またはそれ
以上の混合物である。”予測されたパターンにおける化
学放射線の暴露”という表現は、予測されたパターン、
例えば、クロムマスクまたは写真の透明度を含むフォト
マスクを通した暴露、並びにイメージを作るためにコー
トされた表面の表面上を論理的制御によって移動するレ
ーザービームに対する暴露を意味すると理解される。
【0054】本発明の組成物の光感受性は一般に紫外線
領域(約250m)から約600nmに広がり、かなり
広い範囲である。それゆえ、適当な光源は多数の広範囲
に変化するタイプからなる。部分的な光源ならびに反射
板ランプの配列が適当である。例は炭素アーク、キセノ
ンアーク、ハロゲン原子で不純物を添加されうる水銀蒸
気ランプ(mercury vapour lamps
)〔金属ハライドランプ〕、蛍光ランプ、アルゴングロ
ーランプ、電子フラッシュランプ及び写真用フラッドラ
ンプである。
【0055】ランプとイメージ材料の距離は、ランプの
用途およびタイプに依存し、例えば、2cmないし15
0cmに実質的に変化できる。特に適当な光源はレーザ
ー光源、例えば、アルゴン鉄レーザーまたはクリプトン
鉄レーザーである。このタイプの暴露で、光高分子層を
接触しているフォトマスクは、レーザービームが直接層
に書き込むとき、もはや必要ない。本発明の組成物の高
感受性はここでかなり有効であり、かなり低い強度で高
書き込み速度を可能にする。この方法は電子工学産業の
ための印刷回路、リトグラフ用オフセット板、又はレリ
ーフ印刷板ならびに写真イメージ記録材料を製造するの
に使用されうる。
【0056】それゆえ、本発明はまた、新規な組成物で
製造される印刷版、印刷回路、集積回路または銀−遊離
写真フィルムに関する。
【0057】
【実施例】
実施例1:4−ビニル安息香酸のテトラヒドロピラン−
2−イル  エステルの製造方法 20g(135ミリモル)の4−ビニル安息香酸および
22.7g(270ミリモル)の3,4−ジヒドロ−2
H−ピランをマグネチックスターラを備え付けた100
mlの丸底フラスコに入れる。懸濁液に4滴の濃塩酸を
添加し、反応混合物を窒素下、40℃で攪拌する。40
分後、透明な溶液を得る。この溶液をさらに40分攪拌
し、次いで氷で冷やした2N水酸化ナトリウム溶液に注
ぐ。
【0058】ジエチルエーテルで2回抽出した後、エー
テル層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。エー
テルをロータリーエバポレーターで除去し、結果として
生じた液体をn−ヘキサンに溶解する。溶液を活性炭で
処理し、ろ過し、そして溶媒をロータリーエバポレータ
ーで除去する。その後、透明無色な液体を高圧下で乾燥
する。 収量:27.5g(理論値の88%)。基質は蒸留され
ない。 元素分析(微量分析): 計算値:C=72.39%    H=6.94%実験
値:C=72.41%    H=7.23%1H−N
MRスペクトル(CDCl3) は4−ビニル安息香酸
のテトラヒドロピラン−2−イル  エステルの構造に
一致する。
【0059】実施例2:4−イソプロペニル安息香酸の
テトラピラン−2−イル  エステルの製造方法5g(
31ミリモル)の4−イソプロペニル安息香酸および5
.2g(62ミリモ1)の3,4−ジヒドロ−2H−ピ
ランをマグネチックスターラを備え付けた25mlの丸
底フラスコに入れる。懸濁液に2滴の濃塩酸を添加し、
反応混合物を窒素下、40℃で攪拌する。20分かけて
懸濁液は溶液になる。60分後、溶液を氷で冷やした2
N水酸化ナトリウム溶液に注ぐ。
【0060】50mlのエーテルで抽出した後、有機層
を塩化ナトリウムで飽和した水で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、ろ過し、蒸発によって濃縮する。少し茶色
の液体をシリカゲル/クロロホルムでクロマトグラフィ
する。 収量:2.7g(理論値の36%)。 微量分析: 計算値:C=73.15%    H=7.37%実験
値:C=73.20%    H=7.59%1H−N
MRスペクトル(CDCl3) は4−イソプロペニル
安息香酸のテトラヒドロピラン−2−イル  エステル
の構造に一致する。
【0061】実施例3:4−ビニル安息香酸のテトラフ
ラン−2−イル  エステルの製造方法24g(162
ミリモル)の4−ビニル安息香酸および28.4g(4
05ミリモル)の2,3−ジヒドロフランをマグネチッ
クスターラを備え付けた100mlの丸底フラスコに入
れる。懸濁液に3滴の濃塩酸を添加し、反応混合物を窒
素下、40℃で攪拌する。1分かけて懸濁液は溶液にな
る。30分後、溶液を氷で冷やした1N水酸化ナトリウ
ム溶液に注ぐ。
【0062】ジエチルエーテルで2回抽出した後、結合
させた有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
エーテルをロータリーエバポレーターで除去する。得ら
れた透明な液体を150℃/0.03mbarで沸騰さ
せる。 収量:28.6g(理論値の81%)。 微量分析: 計算値:C=71.54%    H=6.47%実験
値:C=71.51%    H=6.60%1H−N
MRスペクトル(CDCl3) は4−ビニル安息香酸
のテトラヒドロフラン−2−イル  エステルの構造に
一致する。
【0063】実施例4:4−ビニル安息香酸の1−メト
キシイソブチル  エステルの製造方法1−メトキシイ
ソブテンをH.Bohme 及びH.Bentler 
著、Chem.Ber.1959,89,1464−1
468に記載の方法に従って製造し、充填されたカラム
で常圧下、蒸留され、70℃の沸点を持つ液体を得る。 ガスクロマトグラフィによる分析は98%の純度を持つ
生成物を示す。収量は30%である。 微量分析: 計算値:C=69.7%    H=11.7%実験値
:C=68.6%    H=11.2%1H−NMR
スペクトル(CDCl3) は1−メトキシイソブテン
の構造に一致する。
【0064】15g(100ミリモル)の4−ビニル安
息香酸を17.2g(200ミリモル)の1−メトキシ
イソブテンに懸濁させる。この懸濁液に、5滴の濃塩酸
を添加し、反応混合物を40℃で7時間攪拌する。得ら
れた透明な溶液をジエチルエーテルで希釈し、水性Na
HCO3 で2回抽出する。エーテル層をNa2 SO
4 で乾燥し、次いでろ過し、蒸発によって濃縮する。 残渣を125℃/0.065mbarで蒸留させ、透明
な液体の形態で6gの4−ビニル安息香酸の1−メトキ
シイソブチルエステルを得る。 微量分析: 計算値:C=71.7%    H=7.7%実験値:
C=71.1%    H=7.9%1H−NMRスペ
クトル(CDCl3) は4−ビニル安息香酸の1−メ
トキシイソブチルエステルの構造に一致する。
【0065】実施例5:ポリ(4−ビニル安息香酸)の
テトラヒドロピラン−2−イル  エステルの製造方法
8g(34ミリモル)の4−ビニル安息香酸のテトラヒ
ドロピラン−2−イルエステル、57mg(1モル%)
のアゾイソブチロニトリル(AIBN)及び32mlの
トルエンをマグネチックスターラーを備え付けた50m
lのアンプルに入れる。溶液を−78℃で2度ガス抜き
し、アンプルを高圧下で溶融し、重合を70℃で12時
間行う。粘性溶液をメタノールに注ぐとポリマーが沈澱
する。該ポリマーを分離し、乾燥し、そして60mlの
塩化メチレンに溶解する。溶液を800mlのメタノー
ルに滴下し、沈澱したポリマーを分離する。白色ポリマ
ーを高圧下、40℃で乾燥する。 収量:5.8g(理論値の72%)。 テトラヒドロフラン(THF)中、ゲル浸透クロマトグ
ラフィ(GPC)により測定された分子量:Mw:63
000Mn:34000Mw/Mn=1.85微量分析
: 計算値:C=72.39%    H=6.94%実験
値:C=72.24%    H=7.10%
【006
6】実施例6:4−ビニル安息香酸のテトラヒドロフラ
ン−2−イルエステルの単独重合10g(46ミリモル
)の4−ビニル安息香酸のテトラヒドロフラン−2−イ
ルエステル、75mg(1モル%)のAIBN、及び4
3mlのトルエンをマグネチックスターラーを備え付け
た100mlの丸底フラスコに入れる。溶液を−78℃
で2度ガス抜きし、アルゴンでおおう。重合を70℃で
16時間行う。粘性溶液をn−ヘキサンに滴下すると白
色ポリマーが沈澱する。該ポリマーを分離し、100m
lの塩化メチレンに溶解する。 溶液を1.3lのn−ヘキサンに滴下し、ポリマーを分
離し、0.03mbar/40℃で乾燥する。 収量:4.6g(理論値の46%)。 GPC(THF):Mw:37000Mn:11000
Mw/Mn=3.36 微量分析: 計算値:C=71.54%    H=6.47%実験
値:C=71.24%    H=6.52%
【006
7】応用実施例 実施例A 4gのポリ(4−ビニル安息香酸)のテトラヒドロピラ
ン−2−イル  エステルおよび0.2gのチオフェノ
キシフェニルジフェニルスルホニウム  ヘキサフルオ
ロアルセネートを40gのシクロペンタノンに溶解する
。溶液を0.5ミクロンのフィルターにろ過し、シリコ
ンウエハーに適用する。均質なフィルムは2500rp
mで回転コーティング(whirl coating)
によってシリコンウエハー上に製造される。フィルムの
厚さは1.2ミクロンである。フィルムはマスク(ma
sk)及び308nm波長の光で幅の狭いバンドフィル
ターを通して暴露される。暴露エネルギーは4〜5mJ
/cm2 を必要とする。暴露後、レジストフィルムを
ホットプレート上で110℃、1時間加熱し、次いで2
2℃で2分間現像する。暴露領域をこの現像液で洗い流
すため、レジストは陽性である。レジストフィルムを脱
イオン水ですすぎ、90℃で乾燥する。走査電子顕微鏡
による分析は、レジストが0.5ミクロンの構造を分解
し、該構造はほとんど90℃の端勾配度(edge s
teepness)を持つ。
【0068】実施例B 4gのポリ(4−ビニル安息香酸)のテトラヒドロフラ
ン−2−イル  エステルおよび0.2gのチオフェノ
キシフェニルジフェニルスルホニウム  ヘキサフルオ
ロアルセネートを20gのシクロペンタノンに溶解する
。溶液を0.5ミクロンのフィルターにろ過し、シリコ
ンウエハーに適用する。均質なフィルムは2500rp
mで回転コーティング(whirl coating)
によってシリコンウエハー上に製造される。フィルムは
90℃で2分間乾燥される。フィルムの厚さは1ミクロ
ンである。フィルムは暴露され、実施例Aのように現像
される。308nmで4mJ/cm2 の暴露エネルギ
ーは、サブミクロンの構造を分解するのに十分である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オレフィン性不飽和置換基を含み、次
    式I 【化1】 (R1 及びR2 がそれぞれ互いに独立して水素原子
    、炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニル基
    を表わし、R3 が水素原子、メチル基またはハロゲン
    原子を表わし、R4 が水素原子またはメチル基を表わ
    し、R5 が炭素原子数1ないし4のアルキル基または
    炭素原子数6ないし12のアリール基を表わし、そして
    R6 及びR7 がそれぞれ互いに独立して水素原子、
    炭素原子数1ないし4のアルキル基または炭素原子数6
    ないし12のアリール基を表わし、そしてR5 及びR
    7 が一緒になって、未置換または炭素原子数1ないし
    4のアルキル基で、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
    基で、炭素原子数6ないし12のアリール基で、または
    炭素原子数6ないし12のアリールオキシ基で置換され
    たエチレン、プロピレンまたはブチレン官能基を表わす
    )で表される化合物からなるベンゾエート。
  2. 【請求項2】  R1 及びR2 がそれぞれ互いに独
    立して水素原子、又は炭素原子数1ないし4のアルキル
    基を表わし、R3 が水素原子、又はメチル基を表わし
    、そして環のオレフィン性不飽和基はカルボニルオキシ
    基に対してパラ位にあり、R4 が水素原子またはメチ
    ル基を表わし、R5 が炭素原子数1ないし4のアルキ
    ル基を表わし、R6及びR7 がそれぞれ互いに独立し
    て水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わ
    し、そしてR5 及びR7 が一緒になって、未置換ま
    たは炭素原子数1ないし4のアルキル基で、炭素原子数
    1ないし4のアルコキシ基で、またはフェノキシ基で置
    換されたエチレン、プロピレンまたはブチレン官能基を
    表わす請求項1記載の式Iのベンゾエート。
  3. 【請求項3】  R1 、R2 、R3 及びR4がそ
    れぞれ互いに独立して水素原子、又はメチル基を表わし
    、そして環のオレフィン性不飽和基はカルボニルオキシ
    基に対してパラ位にあり、R5 がメチル基を表わし、
    そしてR6 及びR7 がそれぞれ互いに独立して水素
    原子またはメチル基を表わし、そしてR5 及びR7 
    が一緒になって、未置換またはメチル基で置換されたエ
    チレンまたはプロピレン官能基を表わす請求項1記載の
    式Iの化合物。
  4. 【請求項4】  4−ビニル安息香酸のテトラヒドロピ
    ラン−2−イルおよびテトラヒドロフラン−2−イルエ
    ステル、4−イソプロペニル安息香酸のテトラヒドロピ
    ラン−2−イルエステル及び4−ビニル安息香酸の1−
    メトキシイソブチルエステルから選ばれた請求項1記載
    の式Iの化合物。
  5. 【請求項5】  次式II 【化2】 (R1 、R2 及びR3 が式Iの定義と同じ意味を
    表わす)で表される化合物を次式III 【化3】 (R4 、R5 、R6 及びR7 が式Iの定義と同
    じ意味を表わす)で表される化合物で酸媒体中、式Iの
    化合物に反応させることからなる請求項1記載の式Iの
    化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】  ゲル透過クロマトグラフィにより測定
    された分子量(Mw)103 ないし106 をもち、
    ポリマーに存在する構造単位の全量に基づき、次式IV
    【化4】 で表わされる繰り返し構造単位を100ないし5モル%
    、及び次式V 【化5】 〔R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及
    びR7 が式Iの定義と同じ意味を表わし、R8 及び
    R2 がそれぞれ互いに独立して水素原子、未置換の炭
    素原子数1ないし4のアルキル基または、ハロゲン原子
    、シアノ基またはニトロ基によって置換された炭素原子
    数1ないし4のアルキル基を表わすか、または未置換フ
    ェニル基またはナフチル基、またはそれぞれハロゲン原
    子若しくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基によっ
    て置換されたフェニル基またはナフチル基、ヒドロキシ
    ル基、シアノ基またはニトロ基を表わし、そしてR10
    及びR11がそれぞれ互いに独立して水素原子またはハ
    ロゲン原子、未置換の炭素原子数1ないし12のアルキ
    ル基または、ハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基に
    よって置換された炭素原子数1ないし12のアルキル基
    、未置換フェニル基、ナフチル基若しくはベンジル基、
    又はそれぞれハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基ま
    たはニトロ基によって、または炭素原子数1ないし4の
    アルキル基または炭素原子数1ないし4のアルコキシ基
    によって置換されたフェニル基、ナフチル基若しくはベ
    ンジル基を表わすか、または−OR12,−COOR1
    3および−COR14(R12及びR13がそれぞれ互
    いに独立して水素原子、未置換の炭素原子数1ないし1
    2のアルキル基または、ハロゲン原子、シアノ基または
    ニトロ基によって置換された炭素原子数1ないし12の
    アルキル基、未置換フェニル基若しくはナフチル基、ま
    たはそれぞれハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基に
    よって置換されたフェニル基若しくはナフチル基、炭素
    原子数1ないし4のアルキル基または炭素原子数1ない
    し4のアルコキシ基を表わし、そしてR14がR12と
    同じ意味を表わし、また次式【化6】 (R15及びR16が互いに独立してR12と同じ意味
    を表わす)で表される官能基を表わす〕で表される繰り
    返し構造単位を95ないし0モル%含むポリマー。
  7. 【請求項7】  式IVで表される繰り返し構造単位を
    100ないし20モル%および式Vで表される繰り返し
    構造単位を80ないし0モル%含む請求項6記載のポリ
    マー。
  8. 【請求項8】  以下の成分a)及びb)の全量に基づ
    いて、 a)ポリマーに存在する構造単位の全量に基づいて、式
    IVで表される繰り返し構造単位を100ないし5モル
    %および式Vで表される繰り返し構造単位を95ないし
    0モル%含む請求項6記載のポリマーを85ないし99
    重量%、及びb)化学線放射に暴露されて酸を形成する
    基質を1ないし15重量%を含むポジ型(positi
    ve−working) 、放射線感受性組成物。
  9. 【請求項9】  a)式IVで表される繰り返し構造単
    位を100ないし20モル%および式Vで表される繰り
    返し構造単位を80ないし0モル%含むポリマーを90
    ないし99重量%、及び b)化学線放射に暴露されて酸を形成する基質を1ない
    し10重量%を含む請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】  請求項8記載の組成物で製造された
    印刷版、印刷回路、集積回路または銀−遊離写真用フィ
    ルム。
JP3204048A 1990-07-18 1991-07-18 オレフィン性不飽和を含む置換基をもつベンゾエート Pending JPH04316540A (ja)

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