JPS629497Y2 - - Google Patents

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JPS629497Y2
JPS629497Y2 JP9719581U JP9719581U JPS629497Y2 JP S629497 Y2 JPS629497 Y2 JP S629497Y2 JP 9719581 U JP9719581 U JP 9719581U JP 9719581 U JP9719581 U JP 9719581U JP S629497 Y2 JPS629497 Y2 JP S629497Y2
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JP
Japan
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lid
evaporator
refrigerant conduit
storage body
hinge
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JP9719581U
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English (en)
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JPS582581U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用、家庭用等に供せられる小型
で持運びの容易な冷蔵庫、特に庫体に上向きの出
入口を設けた冷蔵庫に関する。
従来、この種冷蔵庫として庫体の外側面に圧縮
−凝縮ユニツトを配設し、そのユニツトの圧縮機
および凝縮器に接続される蒸発器を庫体の内側面
に配設したものが知られているが、側方から冷却
する構成であるから冷却効率の点で問題がある。
そこで、蒸発器を庫体内の上部に配設し、冷却効
率の向上を図るようにしたものもあるが、蒸発器
が片持ち状に支持されているため車両の振動等に
より蒸発器支持部が損傷するおそれがあり、また
物を出入れする際蒸発器を取除かなければならず
面倒である。
本考案は上記に鑑み、蒸発器を庫体の上向き出
入口を開閉する蓋体に設けて冷却効率を向上させ
ると共に物の出入れを容易にし、また蒸発器の取
付構造を強固にし、さらに圧縮−凝縮ユニツトと
蒸発器を接続する冷媒導管の耐久性を向上させ
た、前記冷蔵庫を提供することを目的とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、1は上向きの出入口2をもつた庫体
で、その側壁および底壁の内部にはウレタンフオ
ーム等の断熱材が充填されている。庫体1の外側
面には圧縮機3、凝縮器(図示せず)を備えた圧
縮−凝縮ユニツト4が着脱自在に設けられてい
る。その着脱構造は図示例においては、圧縮−凝
縮ユニツト4のハウジング5上部側方に突設され
た一対のピン支承部6の下面を庫体1の上面に係
合させて上記ユニツト4の位置決めを行い、ハウ
ジング5両外側面に各一対設けた係止環7を庫体
1の両外側面に各一対設けた係止金具8にそれぞ
れ係脱自在に係止させたもので、これにより庫体
1のみをアイスクーラとして携帯し得る。
圧縮−凝縮ユニツト4の両ピン支承部6間に、
庫体1の出入口2を開閉する蓋体9の一端面に突
設された中空取付部10が嵌込まれ、その取付部
10を貫通するヒンジピン11が両ピン支承部6
に抜止め的に支承される。而して両ピン支承部
6、取付部10およびヒンジピン11により、蓋
体9のヒンジ12が構成される。
蓋体9の内部にはウレタンフオーム等の断熱材
が充填されており、またその内面には四角形の蒸
発器13が4隅を固定ねじ14により取付けられ
ている。蓋体9の取付部10内にはヒンジピン1
1の軸線と同心状にコイル状冷媒導管15が配設
され、その冷媒導管15の両端部は取付部10を
貫通すると共にその一端は蓋体9の内面に突出し
て固定部材16により蓋体9の内面に固定され、
またその他端はハウジング5内に突入して固定部
材17によりハウジング5の側壁に固定される。
冷媒導管15は外側の吸込管18と、その内部
に通した毛細管19とよりなり、靭性に富んだス
テンレス鋼管等より構成される。その吸込管18
の一端は蒸発器13の冷媒通路20の出口側に、
また他端は圧縮機3の吸引管21にそれぞれ接続
される。一方毛細管19の一端は図示しない凝縮
器に、また他端は蒸発器13の冷媒通路20の入
口側にそれぞれ接続される。圧縮機3の吐出管2
2は凝縮器に接続される。
蓋体9の取付部10において、冷媒導管15の
圧縮機3側端部の貫通孔23は長孔に形成され、
蓋体9の開閉時冷媒導管15と取付部10とが干
渉しないようになつており、また蓋体9を閉じた
とき、冷媒導管15のコイル部分は縮径するよう
に撓み、一方蓋体9を開いたときコイル部分は拡
径するように撓むので、蓋体9の開閉が極めてス
ムーズに行われる。この場合コイル部分がヒンジ
ピン11の軸線と同心状に配設されているので、
その拡径および縮径量、即ち変形量が極めて少な
く、冷媒導管15の耐久性を向上させる上に有利
である。
上記蓋体9の開閉時冷媒導管15の両端部がそ
れぞれ蓋体9およびハウジング5に固定されてい
るので、冷媒導管15と圧縮機3の吸引管21お
よび凝縮器との接続部および冷媒導管15と蒸発
器13の冷媒通路20との接続部に引張力や圧縮
力が作用することがない。なお、冷媒導管15の
コイル部分の拡径傾向のばね性により蓋体9を開
放位置に保持させることもできる。なお、24,
25は蓋体9および庫体1にそれぞれ設けられた
係止金具および係止環である。
以上のように本考案によれば、上向きの出入口
2をもつた庫体1に、その出入口2を開閉する蓋
体9をヒンジ12を介して設け、庫体1の外側面
に圧縮−凝縮ユニツト4を配設し、蓋体9に蒸発
器13を設け、ユニツト4の圧縮機3および凝縮
器と蒸発器13とを接続する可撓性冷媒導管15
をヒンジ12の近傍に配設したので、庫体1内の
上部より冷気を降下させて冷却効率を向上させる
ことができ、また物の出入れが容易で、さらに蒸
発器13を蓋体9に強固に取付けて、自動車の走
行中における振動等に対して十分な取付強度を得
ることができ、さらにまた蓋体9の開閉時可撓性
冷媒導管15がヒンジ12近傍に配設されている
関係より冷媒導管15の変形が少なく、したがつ
て冷媒導管15の耐久性を向上させることができ
る。
また冷媒導管15をコイル状に形成し、その冷
媒導管15をヒンジピン11の軸線と同心状に配
設すると、蓋体9の開閉をコイル部分の拡径およ
び縮径により無理なく許容し、またコイル部分の
変形が極めて少ないので冷媒導管15の耐久性を
一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の要部を切欠いた斜視
図である。 1……庫体、2……出入口、3……圧縮機、4
……圧縮−凝縮ユニツト、9……蓋体、11……
ヒンジピン、12……ヒンジ、13……蒸発器、
15……冷媒導管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上向きの出入口2をもつた庫体1に、その出
    入口2を開閉する蓋体9をヒンジ12を介して
    設け、前記庫体1の外側面に圧縮−凝縮ユニツ
    ト4を配設し、前記蓋体9に蒸発器13を設
    け、前記ユニツト4の圧縮機3および凝縮器と
    前記蒸発器13とを接続する可撓性冷媒導管1
    5を前記ヒンジ12の近傍に配設してなる冷蔵
    庫。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のものに
    おいて、前記冷媒導管15をコイル状に形成
    し、その冷媒導管15をヒンジピン11の軸線
    と同心状に配設してなる、冷蔵庫。
JP9719581U 1981-06-29 1981-06-29 冷蔵庫 Granted JPS582581U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9719581U JPS582581U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 冷蔵庫

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JP9719581U JPS582581U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 冷蔵庫

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Publication Number Publication Date
JPS582581U JPS582581U (ja) 1983-01-08
JPS629497Y2 true JPS629497Y2 (ja) 1987-03-05

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ID=29892012

Family Applications (1)

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JP9719581U Granted JPS582581U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 冷蔵庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0119023Y2 (ja) * 1985-04-08 1989-06-02

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Publication number Publication date
JPS582581U (ja) 1983-01-08

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