JPH0119023Y2 - - Google Patents

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JPH0119023Y2
JPH0119023Y2 JP1985051092U JP5109285U JPH0119023Y2 JP H0119023 Y2 JPH0119023 Y2 JP H0119023Y2 JP 1985051092 U JP1985051092 U JP 1985051092U JP 5109285 U JP5109285 U JP 5109285U JP H0119023 Y2 JPH0119023 Y2 JP H0119023Y2
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は簡易形保冷庫に関し、特に、上部開放
形の収納庫のみを本体部から離脱させ、他の場所
に移送し、再び、本体部内に装着出来るようにす
ると共に、収納庫と本体部との接続構造の新規な
改良に関するものである。
b 従来の技術 従来、用いられてた冷蔵庫は、収納庫と機械室
とが一体となつて本体部を構成しているのが一般
的であり、極く希なケースとして、車載用又はレ
ジヤー用として収納庫を分離させる構成が用いら
れている。
すなわち、特開昭56−117066号公報、特開昭59
−12277号公報及び実開昭59−9277号公報に開示
されているが、その中で代表的な構成について述
べると、第3図及び第4図に示される通りであ
る。
すなわち、第3図に示す従来構成において、圧
縮機1等を有する機械室2内には、断熱材3で形
成された冷却室4が設けられ、この冷却室4内に
は前記機械室2に接続された冷却器5及びフアン
6が設けられている。
前記冷却室4には、断熱材3で形成された収納
庫7が接合して着脱自在に設けられ、この収納庫
7の上部には蓋8が開閉自在に設けられている。
さらに、前記収納庫7の側壁9及び前記冷却室4
の側壁10には、互いに位置が対応すると共に、
互いに連通する各一対の連結孔11,12が形成
され、これらの各連結孔11,12内には、円筒
状をなすダクト13が嵌合して設けられている。
冷却室4の冷気がダクト13を通つて格納庫7に
至り、格納庫7内を冷却して冷却室4内に戻る、
いわゆる冷気循環型である。
さらに、第4図に示す従来構成において、圧縮
機1等を有する機械室2には、断熱材3で形成さ
れた収納庫7が接合して着脱自在に設けられ、こ
の収納庫7の上部には蓋8が開閉自在に設けられ
ている。
前記収納庫7内には、前記機械室2に接続され
た接続管14に連結された冷却器5が配設されて
いる。このタイプはいわゆる投入れ型である。
さらに、この投入れ型を改良し、収納庫7の蓋
に冷却器5を配設したものも知られている(実開
昭58−2581号公報参照)。
c 本考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前述のような従来構成において
は、種々の問題点が存在した。すなわち、第3図
で示す冷気循環型の場合、被冷却物を収納庫内に
収容した場合に、被冷却物が連結孔を塞ぐことが
あり、冷気の循環が妨げられて被冷却物が冷却さ
れないことがあつた。このような事態を回避する
ためには、構造が複雑となると共に、取扱上の困
難性も増すことになつていた。
又、収納庫と機械室とを分離させた場合、各連
結孔内に断熱性を有する栓を設けなければなら
ず、その作業がわずらわしく、栓の保管等も不便
なものであつた。
さらに、第4図で示す投入れ型の場合、接続管
の配管経路を収納庫又は蓋のいずれかに設けなけ
ればならず、その部分の密閉及び断熱を施さなけ
ればならないので、コストアツプとなつていた。
又、接続管を介して冷却器5が接続されているた
め、収納庫と冷凍ユニツトを分離させる場合に
は、蓋を開けた後、冷却器5を上方に持ち上げな
ければならないと共に、被冷却物を1度外に出し
た後、冷却器をセツトしなければならず、極めて
不便なものであつた。さらに、収納庫内の被冷却
物と冷却器の距離が近くなり易いために、直接接
触しないように構成するのが困難であるばかりで
なく、冷気の循環が行なわれないために、被冷却
物が均一に冷却されなかつた。
従つて、第3図及び第4図に示される従来構成
において共通の問題点としては、以下の通りであ
る。
すなわち、冷気循環型のものにあつては、収納
庫に設ける連通孔の措置が未だ確立しておらず、
投入れ型のものにあつては、収納庫に対する冷却
器とその接続管の取扱いの煩わしさと冷気循環の
ないために生ずる冷却むらである。
d 問題点を解決するための手段 本考案は、以上のような欠点を速やかに除去す
るための極めて効果的な手段を提供することを目
的とするものであり、この目的を達成するための
この考案の要旨とするところは、圧縮機等からな
る機械室を有する本体部と、圧縮機等からなる機
械室を有する本体部と、この本体部に着脱自在で
かつその上部に第1開口部を有する収納庫と、前
記第1開口部に連通する第2開口部を有する蓋
と、この蓋内に配設され前記機械室に接続された
冷却器と、この冷却器と前記収納庫との間におい
て第1開口部の一部を覆うように前記本体部に形
成された棚状の突出部材とを備え、冷却器が突出
部材の鉛直上方の範囲に配設されている簡易形保
冷庫である。
e 作用 冷却器と収納庫との間において収納庫の第1開
口部の一部を覆うように本体部に棚状の突出部材
を形成し、この突出部材の鉛直上方の範囲に冷却
器が配設されているので、冷却器からの冷気は棚
状の突出部材の先端から第1開口部を通つて収納
庫内へ循環する経路を形成し、収納庫内の被冷却
物を均一にかつ効率よく冷却する。また、収納庫
と本体部の接合部の間隙は突出部材によつて覆わ
れており、冷気が突出部材の先端を回つてその裏
面を流れることはないので、収納庫と本体部の接
合部の間隙に冷気の入ることがなく、したがつ
て、本体部の側壁に露が付着するなどの問題も発
生しない。さらに、突出部材は収納庫の開口部の
対辺部分に荷重がかかつた際の支持部の役割を果
たすとともに、冷却器の除霜時の露受皿としての
機能を兼ねることができる。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による簡易形保冷庫の
好適な実施例について詳細に説明する。
尚、従来例と同一もしくは同等の部分について
は、同一符号を用いて説明する。
第1図及び第2図において、圧縮機1及びフア
ンモータ1a等からなる機械室2を有する本体部
2aは、第2図で示される側面形状がほぼL字形
をなしており、立ち上り部2bがほぼ直立した状
態で形成されている。
前記本体部2aの段部2c上には、第1開口部
7aを有し、上部開放形に形成されると共に、全
体が断熱材3によつて箱形に構成された収納庫7
が着脱自在に設けられている。
前記立ち上がり部2bの上部には、断熱部材2
dが設けられている。前記収納庫7の上部には、
前記第1開口部7aと連通すると共にほぼ同一形
状の第2開口部8aを有する蓋8が開閉自在に設
けられ、この蓋8の一端は、蝶番8bにより軸支
されている。
前記断熱部材2dには、前記収納庫7の第1開
口部7aの一部を覆うように延長された突出部材
16が一体に形成されており、この突出部材16
の先端部16aは上方に突出し、この突出部材1
6自体の上面は皿状をなすと共に露受皿16bの
作用を構成している。
尚、前記突出部材16は前記断熱部材2dと一
体に形成した構成に限らず、例えば、図面には示
していないが、別体に構成された突出部材16を
前記断熱部材2dに一体状に取付けた場合、又、
断熱部材2dと関係なく独立して突出部材16が
本体部2aに設けられた場合等も同等の作用効果
を得ることが出来る。
さらに、前記蓋8は断熱材3からなると共に、
この蓋8内の冷却室4には、図示しない取付部材
を介して冷却器5が配設されており、この冷却器
5は前記立ち上り部2b内に配設された配管14
を介して前記機械室2の圧縮機1に接続されてい
る。
前記突出部材16の鉛直上方の範囲内に前記冷
却器5が配設されており、前記冷却器5の除霜時
の露は前記露受皿16bで受けることが出来ると
共に、冷却器5からの冷気は、この突出部材16
を迂回して矢印Aで示すように収納庫7内に送り
込まれる構成である。
前記収納庫7の上端に形成された第1位置決め
段部7bは、前記蓋8の下端に形成された第2位
置決め段部7cと互いに当接可能に構成されてお
り、前記収納庫7は前記本体部2aの段部2c上
に保持される構成である。
以上のような構成において、本発明による簡易
形保冷庫を作動させる場合について説明すると、
蓋8を開け収納庫7を取り出し、収納庫7内に被
冷却物15を収納した後、再び、蓋8を開けて収
納庫7を本体部2aの段部2c上に載置し、蓋8
を閉めると冷却可能な状態となる。
次に、図示しない電源を入れると、前記機械室
2に設けられた圧縮機1等を含む冷凍回路(図示
せず)が作動を開始し、冷却器5が冷え始める。
この冷却器の周りの空気が冷却されると、冷却さ
れた冷気は突出部材16によつて案内され、矢印
Aの経路を経て収納庫7内に流れる。この場合、
前記突出部材16により、収納庫7の側壁7dと
本体部2aとの間隙17には冷気は殆んど流れ
ず、側壁7dに露が付着することも殆んど防止す
ることが出来る。
従つて、この冷たい空気の侵入によつて収納庫
7内の暖かい空気は上昇し、順次、自然対流によ
り収納庫7内が冷却され、収納庫7内の被冷却物
15が冷却されると共に保冷される。
前述のように冷却又は保冷された状態におい
て、収納庫7内の被冷却物15を出し入れする場
合は、蓋8を開けることによつて容易に行うこと
が出来る。この場合、各開口部7a及び8aが上
方位置に配設されていることにより、冷気は蓋8
内から逃げにくい構造となつている。
さらに、前述のように構成された収納庫7の使
用方法として、保冷車で食品をユーザーに配達す
る場合、被冷却物15を収納した収納庫7を保冷
車でユーザーに配達し、収納庫7ごとユーザーの
保冷庫に収容させ、ユーザーはこの収納庫7内の
被冷却物15を使用し、残つた場合は、収納庫7
ごと保冷車に戻すことが出来、収納庫7内の被冷
却物15は常に冷却されたままの状態でユーザー
から保冷車に、又は、その逆のルートに移送させ
ることが出来るものである。
尚、本実施例においては、蓋8を開けなければ
収納庫7が取り出せない構成について述べたが、
蓋8が本体部2aに固定して設けられ、収納庫7
は図示しない密合可能なガイドレールを介して水
平方向に摺動して着脱自在とした構成、蓋8は本
体部2aに開閉自在に設けられ、収納庫7は蓋8
を閉状態のまま、図示しない密合可能なガイドレ
ールを介して水平方向に摺動して着脱自在とした
構成、及び蓋を単に載置した構成とした場合も、
前述と同様な効果を奏することが可能である。
さらに、前記収納庫7を本体部2aに装着した
場合には、収納庫7の一端は、機械室2と突出部
材16とによつて挾持された状態となり、収納庫
7の装着状態が極めて安定し、収納庫7の側壁7
dに対向する側壁7eに矢印Bで示すような荷重
がかかつたとしても、前記側壁7dは上方に浮き
上がることはなく、被冷却物15が外に飛び出す
ような事故は発生しない。又、被冷却物15を収
納庫7に出し入れする場合、冷却器5は突出部材
16の鉛直上方の範囲内であり、全体の奥行寸法
を縮めることに寄与していると共に、被冷却物は
極めて容易に出し入れが出来る。
g 考案の効果 本考案による簡易形保冷庫は、以上のような構
成と作用とを備えているため、次のような種々の
効果が得られる。
冷却器からの冷気を突出部材により案内して循
環させることができるので、収納庫内の被冷却物
を効率的にむらなく均一に冷却することができ、
また、収納庫に冷気循環のための連通孔などに設
ける必要がなく、収納庫の取扱いがきわめて容易
である。 さらに、突出部材は収納庫の第1開口
部の対辺部分に荷重がかかつた際の支持部の役割
を果たすとともに、露受皿としての機能を兼ねる
ことができるので、高機能にかかわらず全体の構
成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による簡易形保冷庫
を示すためのもので、第1図は全体構成を示す斜
視図、第2図は第1図のA−A線による断面図、
第3図及び第4図は従来構成を示す断面図であ
る。 1……圧縮機、2……機械室、2a……本体
部、2b……立ち上り部、2c……段部、5……
冷却器、7……収納庫、7a……第1開口部、8
……蓋、8a……第2開口部、14……配管、1
6……突出部材、16b……露受皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1等からなる機械室2を有する本体部2
    aと、この本体部2aに着脱自在でかつその上部
    に第1開口部7aを有する収納庫7と、前記第1
    開口部7aに連通する第2開口部8aを有する蓋
    8と、この蓋8内に配設され前記機械室2に接続
    された冷却器5と、この冷却器5と前記収納庫7
    との間において第1開口部7aの一部を覆うよう
    に前記本体部2aに形成された棚状の突出部材1
    6とを備え、前記冷却器5が前記突出部材16の
    鉛直上方の範囲に配設されていることを特徴とす
    る簡易形保冷庫。
JP1985051092U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0119023Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582581B2 (ja) * 1981-06-23 1983-01-17 日本タングステン株式会社 耐摩耗、耐食性を有する摺動材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582581U (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 澤藤電機株式会社 冷蔵庫

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS582581B2 (ja) * 1981-06-23 1983-01-17 日本タングステン株式会社 耐摩耗、耐食性を有する摺動材料

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