JP2989488B2 - 天吊型冷却装置 - Google Patents

天吊型冷却装置

Info

Publication number
JP2989488B2
JP2989488B2 JP21490594A JP21490594A JP2989488B2 JP 2989488 B2 JP2989488 B2 JP 2989488B2 JP 21490594 A JP21490594 A JP 21490594A JP 21490594 A JP21490594 A JP 21490594A JP 2989488 B2 JP2989488 B2 JP 2989488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
ceiling
cooling device
evaporator
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21490594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0875339A (ja
Inventor
昭二 久保田
久永 梶田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP21490594A priority Critical patent/JP2989488B2/ja
Publication of JPH0875339A publication Critical patent/JPH0875339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989488B2 publication Critical patent/JP2989488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば大型冷凍・冷蔵
倉庫等の天井に吊り下げられる天吊型冷却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より冷凍・冷蔵倉庫やプレハブ冷蔵
庫等においては、例えば特公昭63−13117号公報
(F25D19/00)に示されるような天吊型冷却装
置を天井或いは天壁に吊り下げ、それに取り付けられた
蒸発器と熱交換した冷気を送風機により吐出して庫内を
所定の温度(冷凍・冷蔵)に冷却している。特に、前記
公報では複数の金属製被吊具に蒸発器を取り付けると共
に、この蒸発器のフィン群と同数設けられた複数の送風
機は、それぞれ支持部材を介して外被となる外面板の背
壁に固着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、近年の低温物
流の活発化に伴い、冷凍・冷蔵倉庫等も大型化して来て
おり、冷気の到達距離を延長するため、天吊型冷却装置
の送風機も大型のものが使用されるようになって来た。
しかしながら、従来の構造では送風機を比較的厚みの薄
い外面板に固着していたため、固定強度を確保できなく
なる問題があった。
【0004】また、送風機は外面板の背壁に取り付けら
れ、前側の蒸発器方向に空気を吹き出す構造であったた
め、前方から送風機のメンテナンスを行うことができ
ず、送風機のプロペラが故障した場合等には、外面板か
ら送風機を取り外して修理しなければならなかった。更
に、通常蒸発器の管板(前記公報では仕切体と称してい
る)は位置が安定していないため、前記公報の如く管板
に被吊具を固定するのみの構造であると、複数の被吊具
の位置(間隔)も安定しなくなり、これを矯正しながら
組み立てることになるため、組立作業性が悪化する問題
もあった。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、装置全体の強度を向上す
ることによって送風機等の大型化に対処できると共に、
メンテナンス及び組立作業性を向上させた天吊型冷却装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の天吊型冷却装置
は、所定間隔で設けられた複数の吊具に蒸発器と複数の
送風機を取り付け、蒸発器と熱交換した冷気を送風機に
て吐出するものであって、蒸発器を吊具の下側後部に取
り付け、各吊具にはそれらの下側前部に前側支持板とこ
の前側支持板と蒸発器との間に位置して両者に固定され
る上側連結具をそれぞれ取り付け、これら上側連結具間
に渡って支持台を取り付けると共に、各吊具間に位置す
る支持台にはそれぞれ送風機を取り付けるための複数の
送風機取付具を設けたものである。
【0007】請求項2の発明の天吊型冷却装置は、上記
に加えて各前側支持板の上下前端部に、複数の前側支持
板間に渡る固定具をそれぞれ取り付けると共に、各固定
具と前側支持板には各送風機の前方に位置するファンケ
ースを着脱可能に取り付けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、吊具の下側前後に前側支持板
と蒸発器をそれぞれ取り付け、それらの間に位置して両
者に固定された上側連結具間に渡って取り付けられた支
持台に、各吊具間に位置して送風機取付具を設けたの
で、装置全体の強度、及び、送風機の取付強度を従来よ
りも著しく向上させることができる。従って、大型の送
風機を使用することが可能となり、大型の冷凍・冷蔵倉
庫等に好適な天吊型冷却装置を提供することが可能とな
る。
【0009】特に請求項2の発明によれば、これに加え
て各前側支持板の上下前端部間に渡る固定具を取り付け
たので、この固定具によって前側支持板を介し、吊具の
位置を矯正し、確定することが可能となり、組立作業性
が著しく向上する。また、送風機は各吊具間に位置し、
従って、各前側支持板間に位置しており、各固定具と前
側支持板には送風機の前方に位置するファンケースを着
脱可能に取り付けたので、このファンケースを取り外し
て送風機のメンテナンスを前方から行うことが可能とな
る。従って、天吊型冷却装置の保守・点検作業性を著し
く向上させることができるようになるものである。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の天吊型冷却装置1の正面図、図2は
天吊型冷却装置1の平面図、図3は天吊型冷却装置1の
縦断側面図、図4は天吊型冷却装置1の内部構造を示す
斜視図である。天吊型冷却装置1は例えば大型の冷凍・
冷蔵倉庫の天井に吊り下げられ、庫内を所定の冷凍若し
くは冷蔵温度に冷却するために用いられるものであり、
所謂プレートフィン型の横長の蒸発器2と、三台の比較
的大型の軸流型送風機3・・と、前記天井に固着される
比較的厚肉鋼板製の四本の吊具4・・・と、鋼板製の前
側支持板5・・・、上側連結具6・・・、下側連結具7
・・・、支持台8、送風機取付具9、ファンケース10
・・及びドレンパン11等から構成されている。
【0011】前記蒸発器2は図4に示す如く複数枚のア
ルミニウム製フィン16・・と、フィン16・・の左右
両側及び複数枚のフィン16・・を三分割する位置に設
けられた比較的厚肉鋼板製の四枚の管板17・・・と、
各フィン16・・・及び管板17・・・に直交する蛇行
状の金属製冷媒配管18(図3)とにより構成されてお
り、係る蒸発器2の前後面にはそれぞれ除霜ヒータ1
9、19が取り付けられている。この蒸発器2は庫外に
設置された図示しない圧縮機や凝縮器、減圧装置等と共
に周知の冷凍サイクルを構成し、圧縮機から吐出され、
凝縮器にて凝縮されて減圧装置にて減圧された冷媒が流
入して蒸発することにより、冷却作用を発揮する。
【0012】一方、前記吊具4は蒸発器2の各管板17
・・・の上側にそれぞれ螺子止めされる。この状態で蒸
発器2は、各吊具4・・・の下側後部に配置されると共
に、前記前側支持板5は、各吊具4の下側前部に螺子止
めされる。また、前記上側連結具6は、各吊具4・・の
下側において前側支持板5と蒸発器2の管板17間に位
置し、吊具4、前側支持板5及び管板17にそれぞれ螺
子止めされている。更に、下側連結具7は、前側支持板
5と蒸発器2の管板17の下端間に位置して前側支持板
5及び管板17にそれぞれ螺子止めされている。
【0013】前記支持台8は、天吊型冷却装置1の略全
幅に渡る寸法を有した断面略コ字状の金具であり、コの
字の開放端を上に向けた状態でその上端前後を、各上側
連結具6・・間に渡ってそれら(上側連結具6・・)に
螺子止めされている。前記各送風機取付具9は略U字状
を呈しており、各吊具4間、即ち、各前側支持板5間に
位置して支持台8の下面に螺子止めされている。
【0014】前記各送風機3は電動機3Aとこの電動機
3Aから突出した軸3Cに取り付けられたアルミニウム
製のプロペラ3Bとから成り、このプロペラ3Bを前側
とした状態で電動機3Aが各送風機取付具9にそれぞれ
保持させる。このように、本発明では吊具4の下側前後
に前側支持板5・・と蒸発器2をそれぞれ取り付け、そ
れらの間に位置して両者に固定された上側連結具6・・
間に渡って取り付けられた支持台8に送風機取付具9・
・を設けたので、装置全体の強度、及び、送風機3の取
付強度を従来よりも著しく向上させることができる。従
って、大型の送風機3を使用することが可能となり、大
型の冷凍・冷蔵倉庫等に好適なものとなる。
【0015】この送風機3は運転して後方の蒸発器2と
熱交換した冷気を前方に吐出するものである。各送風機
3は前側支持板5、5間にそれぞれ位置しており、従っ
て、この状態で少なくともプロペラ3Bの前方は開放し
ている。そして、前記各前側支持板5・・・の上下前端
部には、天吊型冷却装置1の略全幅に渡る寸法を有した
L型金具から成る固定具21、22が、各前側支持板5
・・間に渡ってそれぞれ螺子止めされている。ここで、
蒸発器2はフィン16・・及び管板17・・を冷媒配管
18に順次嵌合して行って製造するものであるため、管
板17・・の位置は正確とならず安定し難い。従って、
この管板17に取り付けられる吊具4及びそれに取り付
けられる前側支持板5の位置も不安定なものとなるが、
上述の如く各前側支持板5・・にはそれらに渡って固定
具21、22が取り付けられているので、前側支持板5
を介して吊具4の位置を矯正し、確定することができ
る。従って、組立作業性が著しく向上する。
【0016】前記ファンケース10は送風機3の台数分
用意され、各送風機3の前方に位置して、上記固定具2
1、22及び前側支持板5に着脱可能に螺子止めされ
る。このファンケース10の中央には円形の吹出口24
が形成されており、この吹出口24の前面側にはガード
25がそれぞれ取り付けられている。蒸発器2と熱交換
して冷却された冷気は各送風機3から吐出され、この吹
出口24より庫内に吹き出される。そして、送風機3の
メンテナンスを行う場合には、前面のファンケース10
を取り外す。これによって、送風機3のプロペラ3Bは
前方に露出することになるので、修理や交換等を前方か
ら行うことが可能となり、従って、天吊型冷却装置1の
保守・点検作業性が著しく向上する。
【0017】一方、前記ドレンパン11は天吊型冷却装
置1の下面に位置しており、後端をヒンジ27にて天吊
型冷却装置1の後面に回動自在に枢支され、前端は固定
具22に着脱可能に螺子止めされている。そして、ドレ
ンパン11が目詰まりを起こした場合等には、前端の螺
子を外してヒンジ27を中心として回動させ、その前端
を下方に低く傾斜させる。これによって、ドレンパン1
1の内面は露出するので、掃除等を楽に行うことができ
る。
【0018】尚、実施例では三台の送風機を備えたもの
について説明したが、それに限らず、冷凍・冷蔵倉庫や
プレハブ冷蔵庫の規模に応じた種々の大きさの天吊型冷
却装置に本発明は有効である。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、吊具
の下側前後に前側支持板と蒸発器をそれぞれ取り付け、
それらの間に位置して両者に固定された上側連結具間に
渡って取り付けられた支持台に、各吊具間に位置して送
風機取付具を設けたので、装置全体の強度、及び、送風
機の取付強度を従来よりも著しく向上させることができ
る。従って、大型の送風機を使用することが可能とな
り、大型の冷凍・冷蔵倉庫等に好適な天吊型冷却装置を
提供することが可能となるものである。
【0020】特に請求項2の発明によれば、これに加え
て各前側支持板の上下前端部間に渡る固定具を取り付け
たので、この固定具によって前側支持板を介し、吊具の
位置を矯正し、確定することが可能となり、組立作業性
が著しく向上する。また、送風機は各吊具間に位置し、
従って、各前側支持板間に位置しており、各固定具と前
側支持板には送風機の前方に位置するファンケースを着
脱可能に取り付けたので、このファンケースを取り外し
て送風機のメンテナンスを前方から行うことが可能とな
る。従って、天吊型冷却装置の保守・点検作業性を著し
く向上させることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の天吊型冷却装置の正面図である。
【図2】本発明の天吊型冷却装置の平面図である。
【図3】本発明の天吊型冷却装置の縦断側面図である。
【図4】本発明の天吊型冷却装置の内部構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 天吊型冷却装置 2 蒸発器 3 送風機 4 吊具 5 前側支持板 6 上側連結具 7 下側連結具 8 支持台 9 送風機取付具 10 ファンケース 21、22 固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 19/00 F25D 17/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で設けられた複数の吊具に蒸発
    器と複数の送風機を取り付け、前記蒸発器と熱交換した
    冷気を前記送風機にて吐出する天吊型冷却装置におい
    て、前記蒸発器を前記吊具の下側後部に取り付け、各吊
    具にはそれらの下側前部に前側支持板とこの前側支持板
    と前記蒸発器との間に位置して両者に固定される上側連
    結具をそれぞれ取り付け、これら上側連結具間に渡って
    支持台を取り付けると共に、前記各吊具間に位置する前
    支持台にはそれぞれ前記送風機を取り付けるための複
    数の送風機取付具を設けたことを特徴とする天吊型冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 各前側支持板の上下前端部には、複数の
    前側支持板間に渡る固定具をそれぞれ取り付けると共
    に、各固定具と前側支持板には各送風機の前方に位置す
    るファンケースを着脱可能に取り付けたことを特徴とす
    る請求項1の天吊型冷却装置。
JP21490594A 1994-09-08 1994-09-08 天吊型冷却装置 Expired - Lifetime JP2989488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21490594A JP2989488B2 (ja) 1994-09-08 1994-09-08 天吊型冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21490594A JP2989488B2 (ja) 1994-09-08 1994-09-08 天吊型冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0875339A JPH0875339A (ja) 1996-03-19
JP2989488B2 true JP2989488B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=16663511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21490594A Expired - Lifetime JP2989488B2 (ja) 1994-09-08 1994-09-08 天吊型冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2989488B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4632605B2 (ja) * 2001-09-28 2011-02-16 三洋電機株式会社 冷却ユニット
JP5524459B2 (ja) * 2008-07-22 2014-06-18 パナソニックヘルスケア株式会社 冷凍装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0875339A (ja) 1996-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013122351A (ja) ヒータ及びそれを備えた冷凍装置の室外ユニット
EP2652420A2 (en) Evaporator
KR20010024623A (ko) 창문형 실내 공조 장치
US20140110088A1 (en) Evaporator with Service Clip Configurations
JP2989488B2 (ja) 天吊型冷却装置
AU757784B2 (en) Air conditioner
JP2019124374A (ja) 熱交換ユニット及びその製造方法
US4874040A (en) Universal heat exchanger
KR20180038015A (ko) 실외기
JPH11173591A (ja) 空気調和装置の室内機
JPH0650568A (ja) 空気調和機
JPH0429303Y2 (ja)
KR20100084402A (ko) 공기조화기
JPH08285329A (ja) 空気調和機
JPH073225Y2 (ja) 空冷式冷凍装置の室外機
WO2020157959A1 (ja) 底面パネル及び空気調和装置の室外機
JPH0718906Y2 (ja) 一体形空気調和機
WO2019107121A1 (ja) 冷凍サイクル装置の製造方法及び冷凍サイクル装置
KR200252544Y1 (ko) 평행흐름식 콘덴서 장착구조
JP4693314B2 (ja) 冷却ユニット
JP2714321B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JPH0454156B2 (ja)
JP4632605B2 (ja) 冷却ユニット
KR100293705B1 (ko) 천정형공기조화기의모터취부장치
JPS61197923A (ja) 天井埋込型空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 13