JPS5838949Y2 - 冷凍装置における感温筒の取付装置 - Google Patents

冷凍装置における感温筒の取付装置

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JPS5838949Y2
JPS5838949Y2 JP1915079U JP1915079U JPS5838949Y2 JP S5838949 Y2 JPS5838949 Y2 JP S5838949Y2 JP 1915079 U JP1915079 U JP 1915079U JP 1915079 U JP1915079 U JP 1915079U JP S5838949 Y2 JPS5838949 Y2 JP S5838949Y2
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JP
Japan
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tube
temperature
joint
suction pipe
temperature sensing
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JP1915079U
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JPS55119664U (ja
Inventor
雅行 青野
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、冷凍装置の吸入管に感温膨張弁の感温筒を
取付けるための取付装置に関する。
一般に海上コンテナなどの冷凍装置は、冷凍室に通じる
断熱室内に蒸発器を収納し、断熱室外の機械室に圧縮機
、膨張弁及び凝縮器などを備え、この圧縮機からの吐出
冷媒を凝縮器で液化し、液冷媒を前記膨張弁を経て蒸発
器に送り、該蒸発器により冷凍室内の空気を冷却すべく
している。
また前記冷凍装置においては、前記蒸発器がら圧縮機に
至る吸入管の途中に、前記膨張弁の感温筒を取付け、該
感温筒により圧縮機に至る冷媒温度を検出して、この冷
媒温度と冷媒圧力とにより過熱度を検出し、この過熱度
に応じて前記膨張弁により蒸発器に送る冷媒量を制御す
べくしている。
所で前記感温筒の取付位置として、従来では該感温筒を
前記断熱室内の蒸発器近くの吸入管に取付ける、方法と
、断熱室外における前記吸入管に取付ける方法とが知ら
れている。
ところが前記感温筒を断熱室内に取付ける場合には、感
温筒が外部温度により影響を受けない利点を有する反面
感温筒又はその部品を交換するようなとき、断熱室の断
熱材一部を破って取出す必要があるなど、そのサービス
性に問題が有った。
また感温筒を断熱室外に取付ける場合は、前記場合とは
逆にサービス性は良好となるが、感温筒が外部温度の影
響を受け、膨張弁による冷媒の制御が不正確となる問題
を生じる。
そこで後者の場合には、前記感温筒を吸入管内に挿入し
て、外部温度の影響を受けに<<シたいわゆる挿入ポケ
ット方式が採用されている。
即ち、第3図に示すごとく、両側を開口a、bし、かつ
該開口部a、l)の中間に直角状の開口部Cを一体形成
してなる継手dを用い、この継手dの2つの開口部a、
Cにそれぞれ吸入管e、eを直角状に連結すると共に、
前記継手dの他の開口部すから感温筒fを挿入ポケット
gを介して継手d内に挿入させるようにしている。
然し乍ら、この挿入ポケット方式では、吸入管が継手を
介して直角状に屈曲されるため、感温筒の吸入管に対す
る設置個所が限定される問題点を有していたのである。
本考案は以上のごとき問題点を解決すべく考案したもの
で、感温筒を外部温度の影響を受けることなく、シかも
サービス性良好に取付けることができると共に、前記し
たごとく感温筒の設置個所が限定されることなく、該感
温筒を任意個所に設置可能となし、また感温筒の感度を
高めたことに特徴がある。
さらに詳しくは、前記吸入管に接続可能とした接続部を
もつ直管状の継手本体と、該本体の中間部からほぼ水平
方向に突出する支持管とを備えた継手を設けて、該継手
を前記吸入管の途中に介装する一方、一端を開口し他端
を盲状とした挿入管を形成して、該挿入管を前記盲状端
部が前記継手本体内に位置するごとく前記継手の支持管
に支持すると共に前記挿入管の開口側部を前記支持管に
密封状に固定し、前記挿入管の開口側部から前記感温筒
を着脱自由に挿入し、かつ前記感温筒の下部と挿入管と
の間に弾機を介装し、前記感温筒を前記挿入管に押上げ
状に支持したことを特徴とするものである。
次に本考案の実施例を図面によって説明する。
先ず第1図はコンテナ冷凍装置を示し、該図中1は本体
ケーシングで、該ケーシング1の一側上半部に断熱室2
を、またこの断熱室2の側方に冷凍室3をそれぞれ形成
し、前記断熱室2の上下部を連通路4,5を介して前記
冷凍室3に連通させると共に、前記断熱室2と冷凍室3
の外周部には、断熱材6を覆被して、断熱構造となして
いる。
そして前記断熱室2の上部に、ファン7を設置すると共
に、断熱室2のほぼ中央部には蒸発器8を架設している
また前記ケーシング1における断熱室2の下方には、機
械室9を形成しており、この機械室9内には圧縮機10
、凝縮器11及び感温膨張弁12並びに図示していない
が受液器、アキュムレータなどの冷凍機器を設ける。
この圧縮機10の冷媒吐出側に、前記凝縮器11.膨張
弁12及び蒸発器8を冷媒配管13を介して接続し、ま
た圧縮機10の冷媒吸入側を前記蒸発器8に吸入管14
を介して接続し、冷媒循環路を形成している。
尚、前記冷媒配管13及び吸入管14は、前記断熱室2
を覆う断熱材6の一部に形成した開口部15を介して、
機械室9から断熱室2内に挿通させ前記蒸発器8と連通
させている。
また前記機械室9側に位置する吸入管14には、前記膨
張弁12にキャピラリ管16を介して連通させた感温筒
17を取付け、該感温筒17により前記吸入管14を通
る冷媒温度を検出して、過熱度に応じ前記膨張弁12の
開度を調整し圧縮機1に吸入する吸入ガスの過熱度を制
御すべくしている。
しかして本考案は以上のごとき冷凍装置において、前記
膨張弁12の感温筒17を次のごとくして吸入管14に
取付けるべくしたのである。
即ち、第2図に詳しく示すごとく、上下に前記吸入管1
4に接続可能とした接続部18 a 、18 bをもつ
直管状の継手本体18 Cと、該本体18 Cのほぼ中
間部からほぼ水平方向に突出する支持管18dとを備え
た概略T形状の継手18を形成し、該継手18の各接続
部18 a 、18 bに、前記吸入管14の途中を2
分してその各端部を接続すべくなす。
また一端を開口し、かつ他物を盲状に閉塞してなる挿入
管19を形成し、該挿入管19をその盲状端部が前記継
手本体18 C内に位置すべく、前記継手18の支持管
18dに挿入し、この支持管18dと挿入管19との間
をロウ付けなどの固定手段で気密状に固定する。
そして前記挿入管19内に、その開口側から前記した感
温筒17を、着脱自由に奥内方にまで挿入し、かつ感温
筒17の下部と前記挿入管19との間に板バネのごとき
弾機20を介装して、感温筒17の上部周面が挿入管1
9の上部内周面に接触すべく、感温筒17を押上げ状に
支持すべくしたのである。
前記感温筒17を挿入管19の上部内周面に弾機20を
介して接触させるべくしたことにより、前記継手18の
上部から下方に流通する冷媒温度を挿入管19の壁部を
介して直接検出し、正確な温度が検出で゛きるので゛あ
る。
また前記感温筒17は、挿入管19内に水平状に、しか
も弾機20により押上げ状に支持するのであり、これに
より前記挿入管19内に外部から侵入する空気或は挿入
管19内に残存していた空気継手18内を流通する冷媒
により冷却されて、空気中の蒸気が水滴となって挿入管
19内に貯溜し、氷結したとき、感温筒17が破損する
のを防止するのである。
また前記挿入管19の開口側には、ゴム製等の栓体21
を取付けて挿入管19内を閉鎖する。
図中22は前記継手18及び吸入管14の外周囲を覆う
べく設けた断熱材である。
前記継手18の継手本体18 Cは、前記水平方向に延
びる支持管18dに対し、第2図に示したごとく、その
本体上部が支持管18d側に若干傾倒すべく傾斜させる
ことが望ましく、これにより継手本体18 C内を上方
から下方へと流通する冷媒に対する前記挿入管19、つ
まり感温筒17上部の接触面積が大となり、感温筒17
の冷媒温度感知能力が向上されるので゛ある。
尚、本考案は、この点を限定するものではなく、前記継
手本体18 Cは支持管18dに対して直角その他任意
の角度となすことができ、また継手本体18 Cを水平
状にすることもできる。
以上説明したごとく本考案は、膨張弁の感温筒を継手を
介して吸入管内にのぞませて取付けるため、冷凍装置の
外部温度により影響を受けることがないのであす、シか
も前記継手は直管状継手本体の中間部に水平状の支持管
を設けて形成し、この継手本体の両端に吸入管を接続す
ると共に、支持管に感温筒を支持すべくしたから、従来
のごとく感温筒の設置により吸入管が直角に屈曲したり
することなく、吸入管は直線状となして感温筒の取付け
ができ、従って感温筒の設置個所を任意に設定できて、
感温筒を冷凍装置の機械室のごとく狭い空間に取付ける
場合に、非常に便利となる。
また本考案では、感温筒を挿入管内に弾機を介して水平
かつ押上げ状に支持すべくしたから、挿入管内に水滴が
生じてこれが氷結しても、感温筒は接触することなく、
この氷により影響を受けることがないのであり、しかも
感温筒を弾機を介して挿入管の内周上壁面に接触させる
ことにより、吸入管内の冷媒温度を正確に検出でき、こ
れらによって感温筒の感度を向上させ得るとともに、膨
張弁の交換サービスも容易にできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施する冷凍装置の一部の断面図、第
2図は本考案装置の拡大断面図、第3図は従来例を示す
断面図である。 12・・・・・・膨張弁、14・・・・・・吸入管、1
7・・・・・・感温筒、18・・・・・・継手、18
a 、18 b・・・・・・接続部、18 C・・・・
・・継手本体、18d・・・・・・支持管、19・・・
・・・挿入管、20・・・・・・弾機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍装置における吸入管に感温膨張弁の感温筒を取付け
    る取付装置であって、前記吸入管に接続可能とした接続
    部をもつ直管状の継手本体と、該本体の中間部からほぼ
    水平方向に突出する支持管とを備えた継手を設けて、該
    継手を前記吸入管の途中に介装する一方、一端を開口し
    他端を盲状とした挿入管を形成して、該挿入管を前記盲
    状端部が前記継手本体内に位置するごとく前記継手の支
    持管に支持すると共に前記挿入管の開口側部を前記支持
    管に密封状に固定し、前記挿入管の開口側部から前記感
    温筒を着脱自由に挿入し、がっ前記感温筒の下部と挿入
    管との間に弾機を介装し、前記感温筒を前記挿入管に押
    上げ状に支持したことを特徴とする冷凍装置における感
    温筒の取付装置。
JP1915079U 1979-02-17 1979-02-17 冷凍装置における感温筒の取付装置 Expired JPS5838949Y2 (ja)

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JPS55119664U JPS55119664U (ja) 1980-08-25
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WO2008078369A1 (ja) * 2006-12-25 2008-07-03 Orion Machinery Company Limited 冷凍サイクル用物理量検出装置

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JPS5815178U (ja) * 1981-07-23 1983-01-29 三菱重工業株式会社 蒸発器温度検出器
WO2009093282A1 (ja) * 2008-01-24 2009-07-30 Ubukata Industries Co., Ltd. 冷媒センサの取付構造および冷媒センサの取付方法

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JPWO2008078369A1 (ja) * 2006-12-25 2010-04-15 オリオン機械株式会社 冷凍サイクル用物理量検出装置

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