JPH089590Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH089590Y2
JPH089590Y2 JP3747490U JP3747490U JPH089590Y2 JP H089590 Y2 JPH089590 Y2 JP H089590Y2 JP 3747490 U JP3747490 U JP 3747490U JP 3747490 U JP3747490 U JP 3747490U JP H089590 Y2 JPH089590 Y2 JP H089590Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
insulating material
heat insulating
refrigerator
connecting pipe
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3747490U
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English (en)
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JPH03129875U (ja
Inventor
賢二 石原
敏和 荒川
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は除霜排水ホースを冷蔵庫本体の断熱材中に埋
設する冷蔵庫に関するものである。
従来の技術 冷却器を冷凍室奥面に縦方向に設置した、冷蔵庫の一
般的な除霜排水経路は、実開昭62-12482号公報に示され
るようなものであるが、近年、各棚に専用の冷気吐出孔
を設けたダイレクトフロー方式が主流となりつつあり、
冷蔵庫奥面に設置されるコントロールパネル(温度調節
装置)は年々大型化し、従来、冷蔵室内に露出してい
た、除霜排水経路はコントロールパネルによって完全に
覆われることとなっている。
以下図面を参照しながら従来例について説明する。
第3図〜第4図は従来の冷蔵庫の除霜排水経路を示す
ものである。1は冷蔵庫本体である。2は外箱、3は内
箱で、両箱の間にはウレタン断熱材4が充填され、冷蔵
庫本体1を形成している。5は内箱3を冷凍室6,冷蔵室
7に区画する中仕切部である。8は冷凍室6の背面に取
付られた冷却器で、9は冷却器8から滴下する除霜水を
受ける除霜水受皿である。10は前記除霜水受皿9と一体
に形成した排水パイプで、前記中仕切部5を貫通し、冷
蔵室7にその下端が突出している。11は冷蔵室7背面の
ウレタン断熱材4内に埋設される除霜排水ホースで、上
端は冷蔵室7内に開口し、下端は外箱2の底面に開口し
ている。12は前記排水パイプ10と除霜排水ホース11とを
連結する連結パイプである。13は冷蔵室7の温度調節を
行なうコントロールパネルで、断熱材14,前面パネル15,
ダンパー装置(図示せず)とよりなり、連結パイプ12を
冷蔵室7内の空気から遮断し、断熱しているものであ
る。
以上のように構成された冷蔵庫で、冷却器8からの除
霜水は除霜水受皿9から中仕切部5を貫通する排水パイ
プ10,連結パイプ12,除霜排水ホース11を経由して庫外へ
排出される。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、連結パイプ12は
コントロールパネル13の断熱材14で冷蔵室7内の空気か
ら遮断され断熱される為、冷蔵庫の運転が止まった時除
霜水受皿9の排水パイプ10から降下して来る冷気と、除
霜排水ホース11から侵入して来た暖湿気とが合流、連結
パイプ12の内部に着霜が生じても、これを融解する熱源
がなく最悪の場合は、連結パイプ12内が凍結し、庫外経
路への排水が出来ないという課題を有していた。
この様な課題を解決する為に連結パイプ12の前面に位
置するコントロールパネル13の断熱材14,前面パネル15
に開口を設けると有効であるが除霜排水ホース11より、
庫内に侵入する暖湿気によりコントロールパネル13の前
面あるいは、中仕切部5の天面に結露するという新たな
課題も生じて来る。又、前記の開口部より直接連結パイ
プ12が見え、見栄えが悪いという課題もあった。
本考案は上記課題を鑑み、除霜水受皿から降下する冷
気と、除霜排水ホースから流入する暖湿気の合流による
連結パイプの霜詰まり、あるいは凍結を防止すると共
に、庫外暖湿気流入に伴う結露問題に対応し、外観上も
見栄えを損なわない冷蔵庫を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案の冷蔵庫は、連結パ
イプを収納する、コントロールパネルの前面パネルに空
気対流孔を設けるとともに、前記空気対流孔を連結パイ
プの下方に位置せしめたものである。
作用 本考案は上記した構成によって、冷却器で冷却された
冷気が除霜水受皿の、排水パイプより連結パイプ内へ流
入して来ても、連結パイプは対流孔から冷蔵室空気対流
により加熱され昇温する為、凍結が防止できるものであ
る。
実施例 以下本考案の一実施例の冷蔵庫について図面を参照し
ながら説明するが、従来と同一構成については同一番号
を付して、その詳細な説明は省略する。
第1図〜第2図において、16は冷蔵室7の温度調節を
行なうコントロールパネルであり、前面パネル17と、断
熱材18とより構成され、温度調節機能を有するダンパー
装置(図示せず)は断熱材18にて覆われている。19はそ
れぞれコントロールパネル16の前面パネル17に設けた空
気対流孔であり、連結パイプ12より下方の位置に設けて
いる。
以上の様に構成された冷蔵庫で冷却器8からの除霜水
は、除霜水受皿9から中仕切部5を貫通する排水パイプ
10,連結パイプ12,除霜排水ホース11を経由して庫外に排
水される。以上の様に本実施例によれば冷蔵庫の運転が
止まった時、除霜水受皿9の排水パイプ10から冷気が連
結パイプ12内へ降下して来ても連結パイプ12は空気対流
孔19から流入して来る比較的温度の高い冷蔵室7の空気
により加熱され昇温し、凍結が防止出来ることとなる。
又、除霜排水ホース11より庫外から流入してきた暖湿気
は、対流孔19が連結パイプ12より下方にある為、対流孔
19より冷蔵室7側へ流れにくくなり、中仕切部5の天面
の結露も発生しにくくなる。
考案の効果 以上の様に本考案は、直結パイプを収納する、コント
ロールパネルの前面パネルに空気対流孔を設けるととも
に、前記空気対流孔を連結パイプの下方に位置せしめて
いる為に、 (1) 連結パイプを、冷蔵室内の空気で加温すること
が出来、凍結を防止出来る。
(2) 除霜排水ホースから流入して来る暖湿気によ
る、名仕切部天面の結露を防止出来る。
(3) 対流孔があっても、連結パイプが直接見えず、
外観を損なわない。
という効果があり、簡単な構成で実用上の効果大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における冷蔵庫の断面図、第
2図は同冷蔵庫の断面図、第3図は従来の冷蔵庫の要部
断面図、第4図は同冷蔵庫の断面図である。 2……内箱、3……外箱、4……ウレタン断熱材、5…
…中仕切部、8……冷却器、9……除霜水受皿、10……
パイプ、11……除霜排水ホース、12……連結パイプ、16
……コントロールパネル、17……前面パネル、18……断
熱材、19……空気対流孔、20……空洞部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内箱と外箱と前記両箱間に充填されるウレ
    タン断熱材と前記内箱を上下にそれぞれ冷凍室,冷蔵室
    に区画する中仕切部と、前記冷凍室の奥面に設置される
    冷却器と、前記冷却器の下方に設置される除霜水受皿
    と、前記除霜水受皿と一体に形成した排水パイプと、前
    記冷蔵室背面のウレタン断熱材中に埋設され下端を前記
    外箱底面に開口し、他端を冷蔵室内に開口する除霜排水
    ホースと、前記排水パイプとを連結する連結パイプと、
    前記連結パイプの前面に、その内部に風路を形成し前面
    パネルと断熱材及びダンパー装置とよりなるコントロー
    ルパネルとを備え、前記コントロールパネルの連結パイ
    プ収納部の前面パネルに空気対流孔を設けるとともに、
    前記対流孔を前記連結パイプの下方に位置せしめたこと
    を特徴とする冷蔵庫。
JP3747490U 1990-04-06 1990-04-06 冷蔵庫 Expired - Lifetime JPH089590Y2 (ja)

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JP3747490U JPH089590Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 冷蔵庫

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Publication Number Publication Date
JPH03129875U JPH03129875U (ja) 1991-12-26
JPH089590Y2 true JPH089590Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31544618

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