JP2001330363A - 冷却貯蔵庫等の排水構造 - Google Patents

冷却貯蔵庫等の排水構造

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JP2001330363A
JP2001330363A JP2000148380A JP2000148380A JP2001330363A JP 2001330363 A JP2001330363 A JP 2001330363A JP 2000148380 A JP2000148380 A JP 2000148380A JP 2000148380 A JP2000148380 A JP 2000148380A JP 2001330363 A JP2001330363 A JP 2001330363A
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drain pipe
refrigerator
drain
elastic packing
pipe
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JP2000148380A
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Katsuyuki Tanaka
克幸 田中
Takuya Yamazaki
拓也 山崎
Junichi Tozaki
淳一 戸崎
Masaki Kasugai
正樹 春日井
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/146Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水口部を気密に封止する作業が簡単に行え
る安価な冷却貯蔵庫等の排水構造を提供する。 【解決手段】 ドレンパイプ23の先端部23aを挿嵌
させるとともに、排水口28を気密に塞ぐ弾性パッキン
25を、フランジ付エルボ27のフランジ27bに密着
させる。弾性パッキンに、巻装したヒーター線とともに
ドレンパイプを挿嵌させる筒部を一体成形するととも
に、該筒部に庫壁に取り付ける際の見当となる突起を設
けて、弾性パッキンを正確に取り付けできるようにして
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却貯蔵庫等の排
水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫や冷凍庫の冷却器の除霜水は、受
皿で受けドレンパイプにより、庫外に排水している。冷
却運転時に扉が開閉や、冷却運転による庫内空気の収縮
・膨張により庫内が負圧になると、外気が排水口を通り
庫内に逆流して、該排水口周辺に外気中に含まれる水分
が結露したり凍り付いたりする場合がある。これを防止
するため排水口部を気密に封止する構造として、実開昭
56−164490号公報に、冷蔵庫等のパイプ貫通構
造が開示されている。この冷蔵庫等のパイプ貫通構造
は、内箱と外箱間に断熱材を充填した庫壁に貫通孔を形
成し、該貫通孔の孔縁をなす内箱及び外箱に柔軟性材料
の連通管を係合するとともに、該連通管に排水パイプを
挿通したものであり、連通管の両端には排水パイプの外
径よりも小さい内径のヒレが設けられ、さらに一端のヒ
レに排水パイプの外径より大きな内径の袋状部が設けら
れている。
【0003】また、実開昭57−61483号公報に、
冷凍・冷蔵ショーケースの排水パイプ継手が開示されて
いる。この排水パイプ継手はゴム等の弾性体からなり、
断熱壁に設けられた貫通孔に挿入したとき、該断熱壁の
内壁及び外壁にそれぞれ密着する2個の外周フランジ
と、前記貫通孔に挿入されるドレンパイプの外周に密着
する1個以上の内周フランジとを設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
56−164490号公報の冷蔵庫等のパイプ貫通構造
に用いられる連通管は、両端に排水パイプの外径よりも
小さい内径のヒレを設け、さらに一端のヒレに排水パイ
プの外径より大きな内径の袋状部を設けたもので、構成
が複雑であり部品単価が高価となる。また、この連結管
を庫壁に形成した貫通孔の孔縁をなす内箱及び外箱に係
合させて取り付けるとともに、排水パイプを挿通する作
業は熟練度の低い作業者にとって容易ではない。
【0005】また、実開昭57−61483号公報の冷
凍・冷蔵ショーケースの排水パイプ継手は、断熱壁の内
壁及び外壁にそれぞれ密着する2個の外周フランジと、
前記貫通孔に挿入されるドレンパイプの外周に密着する
1個以上の内周フランジを設けたもので、上記連通管と
同様部品単価が高価となる。また、外周にヒーター線を
巻装した排水管を挿通する際には、外周フランジが外壁
及び内壁に密着し、内周フランジが潰れないようにする
とともに、排水管の外周に密着するように注意を払って
作業を行う必要があり、熟練度の低い作業者にとって容
易ではない。本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、排水口を気密に封止する作業が簡単に行
える安価な冷却貯蔵庫等の排水構造を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された本発明の冷却貯蔵庫等の排水構
造は、冷却器からの除霜水を受けるために配設された受
皿にドレンパイプを設け、該ドレンパイプの先端を庫壁
に形成した排水口に挿入して、前記除霜水を庫外に排水
するようにした冷却貯蔵庫等の排水構造において、前記
ドレンパイプの先端を挿嵌させた弾性パッキンを、前記
庫壁に密着させて前記排水口を気密に塞いだことを特徴
とする。
【0007】また、請求項2に記載された本発明の冷却
貯蔵庫等の排水構造は、請求項1に記載の構成におい
て、前記ドレンパイプの外周にヒーター線を巻装し、さ
らに前記弾性パッキンに筒部を一体成形して、該筒部に
ヒーター線とともに前記ドレンパイプを挿嵌させたこと
を特徴とする。
【0008】請求項3に記載された本発明の冷却貯蔵庫
等の排水構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成に
おいて、前記弾性パッキンに、前記庫壁に取り付ける際
の見当となる突起を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の冷却貯蔵庫等
の排水構造によれば、ドレンパイプの先端を挿嵌させた
弾性パッキンを、庫壁に密着させて排水口を気密に塞い
だから、冷却運転時に扉が開閉や、冷却運転による庫内
空気の収縮・膨張により庫内が負圧になっても、外気が
排水口を通り庫内に逆流することがない。従って、排水
口周辺に外気中に含まれる水分が結露したり凍り付いた
りするのを防止できる。ドレンパイプの先端を挿嵌させ
た弾性パッキンを庫壁に密着させるだけであるから、構
成が簡単となり安価であるとともに、熟練度の低い作業
者でも取り付け作業を簡単に行える。
【0010】請求項2に記載の冷却貯蔵庫等の排水構造
によれば、ドレンパイプの外周にヒーター線を巻装し、
弾性パッキンに筒部を一体成形して該筒部にヒーター線
とともにドレンパイプを挿嵌させたから、ヒーター線か
らの放熱が筒部によって妨げられ、ドレンパイプに凍結
する氷を迅速かつ確実に溶かして庫外に排水できる。
【0011】請求項3に記載の冷却貯蔵庫等の排水構造
によれば、弾性パッキンに、庫壁に取り付ける際の見当
となる突起を設けたから、取り付け作業を手探りで行う
場合でも、弾性パッキンを正確に取り付けることができ
るとともに、検査ラインに於いて、所定の位置に正確に
取り付けられているかを目視で確認できる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本
発明を適用した冷蔵庫1の断面図である。冷蔵庫1は、
冷蔵室2を構成する内箱3と外箱4との間に断熱材5を
充填し、正面開口6を塞ぐ開閉扉7を取り付けるととも
に、天井部8に設けた冷却器取り付け用の角穴9に冷却
器10と庫内ファンモータ11を配設し、さらに該角穴
9を密閉する機械室12を設置して、該機械室12に冷
凍サイクルを構成するコンプレッサ13等を設置したも
のである。
【0013】図2に示すように冷蔵室2内に配設された
冷却器10の下面には、冷却ダクト21が配設されてい
る。冷却ダクト21には、冷却器10の除霜水を受ける
受皿22が設置されている。該受皿22にはドレンパイ
プ23が溶接されている。該ドレンパイプ23の外周に
は、ヒーター線24が巻装されている。そして、ドレン
パイプ23の斜めにカットされた先端部23aを、図3
に示す弾性パッキン25の挿嵌孔26に挿嵌させる。弾
性パッキン25は、弾力性及び密着性に優れたゴム製、
シリコンゴム製若しくは軟質塩化ビニール製のものを用
いる。
【0014】また、冷蔵室2の背面壁2aにはフランジ
付エルボ27が設置されている。フランジ付エルボ27
は、該背面壁2aに開口する排水口28を形成するもの
で、下端の連結管部27aには背面壁2a内に配設され
て外箱4の底面に開口する排水パイプ29が連結されて
いる。上記弾性パッキン25に挿嵌したドレンパイプ2
3の先端部23aは、排水口28に挿入される。そし
て、弾性パッキン25をフランジ付エルボ27のフラン
ジ27bに密着させて排水口28を気密に塞ぐ。
【0015】上記に説明したように、ドレンパイプ23
の先端部23aを挿嵌させるとともに、排水口28を気
密に塞ぐ弾性パッキン25を、フランジ付エルボ27の
フランジ27bに密着させたから、冷蔵庫1の冷却運転
時に開閉扉7が開閉される際や、冷却運転による空気の
収縮・膨張により冷蔵室2内が負圧になっても、外気が
排水口28を通り冷蔵室2内に逆流することがない。従
って、排水口28の周辺に逆流する外気中に含まれる水
分が結露したり凍り付いたりするのを防止できる。ドレ
ンパイプ23の先端部23aを挿嵌させた弾性パッキン
25を、排水口28を形成するフランジ付エルボ27の
フランジ27bに密着させるだけであるから、構成が簡
単であり安価であるとともに、熟練度の低い作業者でも
取り付け作業を簡単に行える。
【0016】(第2実施形態)本発明の第2実施形態
は、ドレンパイプ23を挿嵌する弾性パッキンの形状を
変更したものである。図4及び図5に示すように弾性パ
ッキン31は、ゴム製、シリコンゴム製若しくは軟質塩
化ビニール製であって、フランジ付エルボ27のフラン
ジ27bに密着させて排水口28を気密に塞ぐラッパ形
状部32と、ドレンパイプ23を挿嵌する筒部33とを
一体成形したものである。筒部33の中心には、ラッパ
形状部32に連通する挿嵌孔34が形成されている。
【0017】筒部33はラッパ形状部32に対して、ド
レンパイプ23の取り付け角度に略合致する傾きを設け
て形成されている。そして、筒部33の先端面には、弾
性パッキン31の取り付け時の上下を示す「UP」、
「LO」の文字35が径方向に表示されている。さら
に、該文字35が形成された位置に対応する筒部33の
外周部には、取り付け作業時の見当となる突起36,3
7が一体成形されている。
【0018】上記弾性パッキン31は、図6に示すよう
に挿嵌孔34に巻装したヒーター線24とともにドレン
パイプ23を挿嵌する。そして、ドレンパイプ23の先
端部23aを、フランジ付エルボ27により形成される
排水口28に挿入し、筒部33の先端部が斜め上向きと
なるように弾性パッキン35の上下を目視若しくは手探
りで確認し、ラッパ形状部32をフランジ付エルボ27
のフランジ27bに密着させ排水口28を気密に塞ぐ。
【0019】上記説明で明らかなように、弾性パッキン
31は、ヒーター線24とともにドレンパイプ23を挿
嵌したから、ヒーター線24からの放熱が筒部33によ
って妨げられ、ドレンパイプ23に凍結する氷を迅速か
つ確実に溶かして庫外に排水できる。また、弾性パッキ
ン31により排水口28を気密に塞いでいるから、冷却
運転時等に冷蔵室2内が負圧になっても、外気が排水口
28を通り冷蔵室2内に逆流することがなく、排水口2
8の周辺に外気中に含まれる水分が結露したり凍り付い
たりするのを防止できる。
【0020】また、弾性キャップ31の取り付け時の上
下は、直接視認できる場合には筒部33の端面に表示し
た文字35若しくは筒部33の外周に形成した突起3
6,37により確認でき、手探りで作業する場合は、筒
部33の外周に形成した突起36,37により確認でき
るから、弾性キャップ31の取り付け作業を正確に行う
ことができる。この場合、突起36,37の形状を異な
らせたり、何れか一方の突起のみを形成したりして上下
を手探りで判別できるようにしてもよい。尚、上記構成
の排水構造は、冷蔵庫や冷凍庫の他に冷蔵ショーケース
及び冷凍ショーケース等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した冷蔵庫の断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】第1実施形態に係る弾性パッキンの正面図であ
る。
【図4】第2実施形態に係る弾性パッキンの正面図であ
る。
【図5】同、断面図である。
【図6】要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1...冷蔵庫 2...冷蔵室 2a...背面壁 10...冷却器 22...受皿 23...ドレンパイプ 23a...先端部 24...ヒーター線 25,31...弾性パッキン 26,34...挿嵌孔 27...フランジ付エルボ 27b...フランジ 28...排水口 32...ラッパ形状部 33...筒部 35...文字 36,37...突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸崎 淳一 豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ電機株 式会社内 (72)発明者 春日井 正樹 豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ電機株 式会社内 Fターム(参考) 3L048 AA01 AA09 BA01 BC01 BD02 CA02 CB03 CB06 CC06 CC07 CD01 CE05 CE09 DA02 FA01 GA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器からの除霜水を受けるために配設
    された受皿にドレンパイプを設け、該ドレンパイプの先
    端を庫壁に形成した排水口に挿入して、前記除霜水を庫
    外に排水するようにした冷却貯蔵庫等の排水構造におい
    て、前記ドレンパイプの先端を挿嵌させた弾性パッキン
    を、前記庫壁に密着させて前記排水口を気密に塞いだこ
    とを特徴とする冷却貯蔵庫等の排水構造。
  2. 【請求項2】 前記ドレンパイプの外周にヒーター線を
    巻装し、さらに前記弾性パッキンに筒部を一体成形し
    て、該筒部にヒーター線とともに前記ドレンパイプを挿
    嵌させたことを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵庫
    等の排水構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性パッキンに、前記庫壁に取り付
    ける際の見当となる突起を設けたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫等の排水構造。
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