JP2007132563A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2007132563A
JP2007132563A JP2005324612A JP2005324612A JP2007132563A JP 2007132563 A JP2007132563 A JP 2007132563A JP 2005324612 A JP2005324612 A JP 2005324612A JP 2005324612 A JP2005324612 A JP 2005324612A JP 2007132563 A JP2007132563 A JP 2007132563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
refrigerator
heater
compartment
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005324612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4575281B2 (ja
Inventor
Isahiro Yoshioka
功博 吉岡
Tsutomu Sakuma
勉 佐久間
Yoshifumi Noguchi
好文 野口
Kazuhisa Taniguchi
一寿 谷口
Katsuhisa Tensho
勝久 天生
Norihiro Kikuchi
宣博 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Marketing Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005324612A priority Critical patent/JP4575281B2/ja
Priority to TW95140661A priority patent/TWI319804B/zh
Priority to CNB2006101463379A priority patent/CN100533015C/zh
Publication of JP2007132563A publication Critical patent/JP2007132563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4575281B2 publication Critical patent/JP4575281B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Defrosting Systems (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

【課題】冷蔵室冷却用の蒸発器に付いた霜を確実に取り除くことができる冷蔵庫を提供することである。
【解決手段】冷蔵室を冷却する第1の蒸発器10と冷凍室を冷却する第2の蒸発器14とを有して冷蔵室と冷凍室を交互に冷却する冷却運転を行う冷蔵庫1において、第1の蒸発器10に付着した霜を取り除くヒータ22と、冷凍室の冷却運転時に冷蔵室に冷気を循環させるとともに、ヒータ22が第1の蒸発器10を加熱する際にも駆動して第1の蒸発器10に付着した霜を取り除く第1の冷却ファン11とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷蔵室の冷却に冷却ファンを用いる冷蔵庫に関する。
近年冷蔵室冷却用の蒸発器(以下、「第1の蒸発器」という。)と冷凍室冷却用の蒸発器(以下、「第2の蒸発器」という。)とを備え、切替弁を用いて冷蔵庫内の冷蔵室と冷凍室に冷媒を循環させる冷凍サイクルをもち、冷蔵室と冷凍室とを交互に冷却する冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このように冷蔵室と冷凍室を交互に冷却することで、各蒸発器の蒸発温度を比較的高く設定することが可能となるため、冷凍サイクルの効率を良くすることができるとともに、省電力運転を行うことも可能となる。
この冷蔵庫においては、冷凍室を冷却しているときに、冷蔵用冷気循環ファンを回転させることで、第1の蒸発器に付着した霜を昇華させて除霜を行うとともに、その水分により冷蔵室内の湿度を高く維持するように構成している。この冷蔵用冷気循環ファンは、第1の蒸発器の除霜が完了したと見做せる所定温度、例えば3℃以上になるまで連続して回転し、冷凍室を冷却する際には必ず除霜を完了させるようになっており、この除霜が終了しなければ冷蔵室の冷却に移行しないようになっている。
特開2002−303474号公報
しかしながら、例えば、冬場など冷蔵庫の据え付け場所が低温の場合には、冷蔵用冷気循環ファンの回転により第1の蒸発器の除霜を行っても、温度上昇が鈍いため、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に移行するまでに長時間要してしまい、冷蔵室の温度が上昇してしまう恐れがあった。また、第1の蒸発器を比較的温度の低い第2の蒸発器や冷凍室と近接して配設されている形態においては、特に、第1の蒸発器の温度上昇が鈍くなるため、さらに冷蔵室への冷却が遅延して、冷蔵室が温度上昇し易くなり、貯蔵している食品に悪影響を及ぼす恐れがあった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、冷蔵室冷却用の蒸発器に付いた霜を確実に取り除くことができる冷蔵庫を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、冷蔵室を冷却する第1の蒸発器と冷凍室を冷却する第2の蒸発器とを有して冷蔵室と冷凍室を交互に冷却する冷却運転を行う冷蔵庫において、第1の蒸発器に付着した霜を取り除くヒータと、冷凍室の冷却運転時に冷蔵室に冷気を循環させるとともに、ヒータが第1の蒸発器を加熱する際にも駆動して第1の蒸発器に付着した霜を取り除く冷却ファンとを備える。
本発明によれば、冷蔵室冷却用の蒸発器に付いた霜を確実に取り除くことができる冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1の概略断面図であり、向かって左側が冷蔵庫1の前面、向かって右側が背面になる。図1に示すように、冷蔵庫1は鉄板製の外箱2とプラスチック製の内箱3と、これらの間に発泡充填された、例えばウレタンフォームからなる断熱材4とから構成されている。冷蔵庫1内には、上から順に冷蔵貯蔵室5、切替室6、野菜室7、冷凍貯蔵室8が設けられている。なお、切替室6の隣(図1においては切替室の手前側)には製氷室(図示せず)が冷蔵庫1の前面から見て右横に並ぶように設けられている。また、冷蔵貯蔵室5と切替室6との間、切替室6と野菜室7との間、野菜室7と冷凍貯蔵室8との間は、それぞれ断熱仕切壁9a、9bによって仕切られている。
野菜室7の背後には、第1の蒸発器10が、切替室6の背後には冷蔵室内に冷気を循環させる冷蔵室用冷気循環ファン(以下、「第1の冷却ファン」という。)11が配置されている。第1の冷却ファン11が駆動されると、第1の蒸発器10により冷却された冷気が、矢印で示すように、冷蔵貯蔵室5の背後に設けられている第1の送風ダクト12を介して冷蔵貯蔵室5内にくまなく供給され、さらに第2の送風ダクト13を介して野菜室7に供給される。これにより、冷蔵貯蔵室5及び野菜室7が冷却される構成とされている。
第1の蒸発器10の背後には、断熱仕切壁9cに仕切られてさらに第2の蒸発器14が設けられている。第2の蒸発器14により冷却された冷気は、図1では図示されていない冷凍室用冷気循環ファン(以下、「第2の冷却ファン」という。)35により、矢印で示すように、冷凍貯蔵室8及び図示しない製氷室に供給される。
冷蔵貯蔵室5内の温度は、冷蔵貯蔵室5の壁面に設けられた冷蔵室センサ15により検出される。冷凍貯蔵室8内の温度は、冷凍貯蔵室8の壁面に設けられた冷凍室センサ16により検出される。これら検出された温度は、図示しない制御部に送信されて、冷蔵庫1の温度制御に利用される。なお、野菜室7の背面に設けられたVセンサ17は、野菜室7内の温度を検知し、野菜室7内が設定温度、ここでは例えば、5℃に維持されるように、図示しない底面ヒータの通電制御を行うようになっている。
冷蔵庫1の底部には、機械室18が形成されており、その内部には、圧縮機19、除霜水を受けて蒸発させる蒸発皿20等が配設されている。この蒸発皿20にて蒸発させるための除霜水は、第1の蒸発器10と第2の蒸発器14から蒸発皿20に向けて設けられている樋21a、排水ホース21bを介して集められる。
第1の蒸発器10と野菜室7との間には、第1の蒸発器10を加熱することで第1の蒸発器10に付着した霜を溶融して取り除くヒータ(以下、「Rヒータ」という。)22、ここではアルミ箔ヒータが設けられている。第1の蒸発器10により循環された空気は野菜室7を循環し、第1の蒸発器10の下方となる上流側から上方となる下流側への流れる。このとき、このRヒータ22によって空気が加温されて第1の蒸発器10の上流側から下流側へと流れるため、第1の蒸発器10の除霜は促進される。第1の蒸発器10の上部には冷蔵除霜センサ23(以下、「RDセンサ」という。)を設けており、この第1の蒸発器10の配管温度を検出するようになっている。
また、樋21aには、樋21aの裏面に樋用ヒータ24a、ここではアルミ箔ヒータを設けており、また、排水ホース21bには、排水ホース21bを囲むように排水ホース用ヒータ24b、ここではアルミ箔ヒータを巻回させており樋21aと排水ホース21bを通る除霜水が凍らないようにされている。なお、前記Rヒータ22はパイプヒータ、或いはガラス管ヒータ等、いずれの種類のヒータであっても良い。
図2は、本発明の実施の形態における冷蔵庫1の冷凍サイクル30を示す図である。図2に示すように、圧縮機19、凝縮器31、切替弁32、冷蔵室用キャピラリチューブ33、第1の蒸発器10、第1の冷却ファン11、冷凍室用キャピラリチューブ34、第2の蒸発器14、第2の冷却ファン35、アキュームレータ36、逆止弁37が順次接続されて冷凍サイクル30が構成されている。
この構成によれば、切替弁32により冷蔵室用キャピラリチューブ33、第1の蒸発器10を経由する冷蔵室の冷却運転と、冷凍室用キャピラリチューブ34、第2の蒸発器14、アキュームレータ36、逆止弁37を経由する冷凍室の冷却運転とに切り替えられ、冷蔵貯蔵室5等の冷蔵室系統と、冷凍貯蔵室8等の冷凍室系統との2つの系統を交互に冷却するように構成している。
図3は、本発明の実施の形態の冷蔵庫1における除霜の流れを示すフローチャートである。まず冷蔵室の除霜の大まかな流れを図3を用いて説明する。なお、ここで冷蔵室とは冷蔵貯蔵室5または野菜室7を含むものであり、冷凍室とは、切替室6または冷凍貯蔵室8を含むものである。
図3に示すように、第1の蒸発器10に付着した霜を取り除くためには、まず冷蔵室の冷却運転から冷凍室の冷却運転に移行したか否かが判断される(ST1)。この判断は、例えば、冷凍室が−18℃以上になったか、或いは、冷蔵室の冷却が20分以上行われてたか否か、等の条件により行われる。
図4は、上から冷蔵室センサ(以下、「Rセンサ」という。)15の検出温度、RDセンサ23の検出温度、冷凍室センサ(以下、「Fせンサ」という。)16の検出温度の動き及び、第1の冷却ファン11及びRヒータ22のON及びOFFを示すタイムチャートである。なお、各センサが検出した温度は、各センサの項目の中で上方が高温、下方が低温であることを示している。例えば、RDセンサ23の項において、最左欄は温度が下降していることを示している。
また、図4においては、向かって左から右に向けて時間が経過していることを示している。点線の縦軸で区切られる部分(A、B、C、D)は、冷蔵室の冷却運転時間或いは冷凍室の冷却運転時間を示しており、例えば、図4ではBの部分は冷凍室について冷却運転が行われていることを示している。
一方、Rセンサの欄に描かれている横軸の点線αは、Rヒータ22の通電開始温度が、冷蔵室の冷却運転が開始されるRon温度と現時点での冷蔵室内の温度(Rセンサ15の検出温度)との差を示している。この差は例えば、0.5℃に設定されており、この温度を超えると後述のようにRヒータ22に通電される。なお、この時点を示す縦軸の二重線をaとする。RDセンサ23の欄に描かれている横軸の一点鎖線βは3℃を示す線である。この3℃は除霜が終了したと見做せる温度であり、Rヒータ22をOFFする条件として設定されているものである。
図4に示すように、Aの欄においてRセンサ15及びRDセンサ23の検出温度が下降しているのは、冷蔵室を冷却する運転が行われていることを示し、一方、この状態では冷凍室の冷却運転は行われていないので、Fセンサ16は冷凍室内の温度が上昇していることを示している。冷蔵室の冷却運転の際には、第1の冷却ファン11がONとなり第1の蒸発器10からの冷気を冷蔵室に循環させることで冷蔵室の冷却を行う。
上述したような冷凍室の冷却運転への移行条件を満たすと、第1の冷却ファン11は低速運転に切り替わり、冷凍室の冷却運転へが始まる(ST2)。ここに言う低速運転とは、例えば通常の回転数が1900rpmである場合に、例えば1600から1700rpmに回転数を落として運転される状態を指す。このように冷凍室の冷却運転時でも第1の冷却ファン11が運転されることにより、図4の矢印γで表わされるように第1の蒸発器10に付着した霜を昇華させて、併せて冷蔵室の湿度を高めることが可能となる(「うるおい運転」)。この状態では、Fセンサ16に示されているように冷凍室内の温度は徐々に低下していき、一方冷蔵室内の温度が次第に上昇する様子をRセンサ15及びRDセンサ23が検出する。なお、図4以下、便宜上「第1の冷却ファン11」を「Rファン」と記載する。
次に、第1の冷却ファン11が20分以上低速運転を行ったか否かを判断する(ST3)。この判断基準となる20分は、第1の蒸発器10の除霜に最低限必要な時間である。20分経過していなければ引き続き第1の冷却ファン11が低速で運転される。20分経過した場合は、冷蔵室の冷却運転が開始されるRon温度(例えば、4℃)と現時点での冷蔵室内の温度(Rセンサ15の検出温度)との差が、Rヒータ22の通電開始温度(例えば、0.5℃)よりも大きいか否かを判断する(ST4)。この時点でRon温度とRセンサ15との差がRヒータ22の通電開始温度よりも大きい場合、すなわち冷蔵室内の温度が低い場合には、第1の冷却ファンを回転させても熱交換させる空気温度が低いため第1の蒸発器10の温度上昇が鈍くなり、冷蔵室の冷却運転への移行に長時間要してしまう恐れがある。そこで、Rヒータ22をONさせることで第1の蒸発器10を加熱し、除霜を促進させる(ST5)。すなわち、図4の最下段に記載されているRヒータ22のタイムチャートを見ると、二重線aの部分を境にRヒータ22がONされている。この場合、冷凍室の冷却運転当初からRヒータ22をONさせないことにより、不用意に冷蔵室の温度が上昇することを防止することができる。また、温度上昇が鈍化するときは、外気温度が低く比較的冷蔵室内の温度が例えば、1℃以上に上昇してからであるため、所定時間後にRヒータ22に通電することで、効果的に蒸発器を加温することができると共に、消費電力を低減させることができる。
さらに、RDセンサ23の検出温度が3℃以上となった場合には、除霜が完了したと見做して(ST6)、Rヒータ22をOFFにする(ST7)。図4における点線bがその判断がなされる時点を示すものである。つまり、Rヒータ22は二重線aと点線bとの間の時間ΔだけONされていることになる。そして、この時間Δの間だけRヒータ22がONされることで、冷蔵除霜センサであるRDセンサ23が検出する温度は急激に高くなり、点線bを越えた付近で3℃を超えることになり、第1の蒸発器10に付着した霜は確実に昇華される。
RDセンサ23の検出温度が3℃以上に達すると、冷凍室の冷却運転から冷蔵室の冷却運転に移行したか否かが判断される(ST8)。この判断は、例えば、冷蔵室の冷却運転が開始されるRon温度となっているか、或いは、冷凍庫内の冷却が40分以上行われているか否か、等の条件により行われる。冷蔵室の冷却運転に移行したと判断された場合には、これまで低速運転されていた第1の冷却ファン11は通常運転に戻り(ST9)、再び冷蔵室の冷却運転が行われる。このようにして冷蔵室の冷却運転と冷凍室の冷却運転が交互に繰り返される。
一方、冷蔵室の冷却運転に移行していないと判断された場合には、第1の冷却ファン11をさらに所定時間(例えば、1分間)低速で運転させる(ST10)。これは、所定時間第1の冷却ファンを回転させることで、余熱を分散させて蒸発器の温度を均一にさせるためである。。但し、所定時間が経過していない間も冷蔵室の冷却運転の要求があれば、冷蔵室の冷却を優先させる。所定の時間経過後は、これ以上第1の冷却ファンを回転させる必要はないため、第1の冷却ファン11を停止して(ST11)、再度冷蔵室の冷却運転に移行したか否かが判断される(ST12)。判断の基準はステップ8の場合と同様である。冷蔵室の冷却運転に移行したと判断された場合には、これまで低速運転されていた第1の冷却ファン11は通常運転に戻る(ST9)。
図5は、冷凍室の冷却運転中の冷蔵室に、例えば熱い料理がそのまま入れられ、冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合の各センサの温度変化及び第1の冷却ファン11、RヒータのON、OFFを示すタイムチャートである。
例えば、図5に示すcの時点で冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合、Rセンサ15が反応し、Rヒータ22がONされる。この場合、Rセンサ15が検出した冷蔵室内の温度の変化にRDセンサ23の検出温度が追随していないことがわかる。但し、Rヒータ22がONされ、かつ、第1の冷却ファン11が運転を継続していることで第1の蒸発器10に付着している霜は早期に昇華し、RDセンサ23の温度が3℃以上となると、これまでの冷凍室の冷却運転から冷蔵室の冷却運転に移行する。このようにすることで、冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合であっても早期に冷蔵室の冷却運転に移行することができるというきめ細かな対応が可能となり、冷蔵庫内に保存されている食品等の劣化を防ぐことができる。
図6は、第1の冷却ファン11が低速運転(「うるおい運転」)された直後に扉5aが開閉されたり、或いは、例えば熱い料理がそのまま入れられ、冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合の各センサの温度変化及び第1の冷却ファン11、RヒータのON、OFFを示すタイムチャートである。
この場合、冷蔵室内の温度が上昇してしまうことから、その後のRセンサ15、RDセンサ23が検出する温度上昇を考慮してRヒータ22のON時間を短縮させる必要がある。そこで、Rヒータ22がONされるタイミングを遅らせて(Rヒータ22の通電を待機させて)、その後短時間のみRヒータ22を通電させることで、図3に示すフローチャートにおけるステップ4ないしステップ7までを短時間で終了させることが可能となる。このようにすることで、冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合であっても早期に冷蔵室の冷却運転に移行することができるというきめ細かな対応が可能となり、冷蔵庫内に保存されている食品等の劣化を防ぐことができる。
図7は、例えば冷蔵庫1の外部環境が低室温にあることで、Rセンサ15が検出する冷蔵室内の温度がなかなか上昇しない場合の各センサの温度変化及び第1の冷却ファン11、RヒータのON、OFFを示すタイムチャートである。
この場合、Rセンサ15が検出する冷蔵室内の温度が上昇しにくい状態にあると、RDセンサ23の温度上昇も緩慢になり、第1の蒸発器10に霜が多く付着することから第1の蒸発器10の冷却性能が低下する可能性がある。そこで、所定の時間(例えば、180分)というように時間を区切って冷凍室の冷却運転から冷蔵室の冷却運転に移行することとしたものである。図3に示すフローチャートにおけるRヒータ22の通電開始温度が、冷蔵室の冷却運転が開始されるRon温度と現時点での冷蔵室内の温度(Rセンサ15の検出温度)との差よりも大きいかの判断(ST4)時点では、未だ冷蔵室の冷却運転が開始されるRon温度と現時点での冷蔵室内の温度との差よりもRヒータ22の通電開始温度の方が小さいことから、さらに所定の時間(例えば、180分)を経過したか否かを判断した上で(ST13)、経過していた場合には強制的にRヒータ22をONする。
このようにすることで、冷蔵室冷却用の蒸発器(第1の蒸発器)10や樋21に付いた霜を確実に取り除くことができる冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の概略断面図である。 本発明の実施の形態における冷蔵庫の冷凍サイクルを示す図である。 本発明の実施の形態の冷蔵庫における除霜の流れを示すフローチャートである。 各センサの検出温度の動き及び、第1の冷却ファン及びRヒータのON及びOFFを示すタイムチャートである。 冷凍室の冷却運転中の冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合の各センサの温度変化及び第1の冷却ファン、RヒータのON、OFFを示すタイムチャートである。 第1の冷却ファンが低速運転された直後に冷蔵室内の温度が急激に上昇した場合の各センサの温度変化及び第1の冷却ファン、RヒータのON、OFFを示すタイムチャートである。 冷蔵室内の温度が上昇しにくい状態にある場合の各センサの温度変化及び第1の冷却ファン、RヒータのON、OFFを示すタイムチャートである。
符号の説明
1 冷蔵庫
10 第1の蒸発器
11 第1の冷却ファン
15 冷蔵室センサ(Rセンサ)
16 冷凍室センサ(Fセンサ)
22 Rヒータ
23 RDセンサ



Claims (8)

  1. 冷蔵室を冷却する第1の蒸発器と冷凍室を冷却する第2の蒸発器とを有して冷蔵室と冷凍室を交互に冷却する冷却運転を行う冷蔵庫において、
    前記第1の蒸発器に付着した霜を取り除くヒータと、
    冷凍室の冷却運転時に冷蔵室に冷気を循環させるとともに、前記ヒータが前記第1の蒸発器を加熱する際にも駆動して前記第1の蒸発器に付着した霜を取り除く冷蔵室用冷気循環ファンと、
    を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵室用冷気循環ファンは、冷蔵室の冷却運転時の駆動と、冷凍室の冷却運転時に冷蔵室に冷気を循環させる場合の駆動及び前記ヒータが前記第1の蒸発器を加熱する場合の駆動とで回転数が異なることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ヒータは、前記冷凍室の冷却運転後所定の時間が経過した後にONされることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の冷蔵庫。
  4. 前記ヒータは、前記第1の蒸発器が特定の温度となった場合にOFFされることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記ヒータは、所定の時間経過後OFFされることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記冷蔵室用冷気循環ファンは、前記ヒータがOFFされた後も駆動されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記ヒータがONされたときに、前記第1の蒸発器及び前記第1の蒸発器から出た除霜水が通る樋を加熱する樋ヒータを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記ヒータがONされたときに、前記第1の蒸発器及び前記第1の蒸発器から出た除霜水が通る排水ホースを加熱する排水ホースヒータを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の冷蔵庫。




JP2005324612A 2005-11-09 2005-11-09 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4575281B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324612A JP4575281B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 冷蔵庫
TW95140661A TWI319804B (en) 2005-11-09 2006-11-03 Refrigerator
CNB2006101463379A CN100533015C (zh) 2005-11-09 2006-11-09 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324612A JP4575281B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007132563A true JP2007132563A (ja) 2007-05-31
JP4575281B2 JP4575281B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=38082496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005324612A Expired - Fee Related JP4575281B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4575281B2 (ja)
CN (1) CN100533015C (ja)
TW (1) TWI319804B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008281A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2011002228A (ja) * 2010-10-04 2011-01-06 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
CN104792089A (zh) * 2015-04-30 2015-07-22 合肥华凌股份有限公司 冰箱
JP2016075464A (ja) * 2014-04-17 2016-05-12 株式会社東芝 冷蔵庫

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102135359A (zh) * 2011-04-01 2011-07-27 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 用于风冷冰箱的提高箱内湿度的方法、风冷冰箱
CN103851851B (zh) * 2013-11-07 2016-09-07 海信(山东)冰箱有限公司 一种带有加湿功能的风冷冰箱及其控制方法
CN111609634A (zh) * 2019-02-26 2020-09-01 青岛海尔股份有限公司 风冷冰箱及其除霜控制方法
CN113375404B (zh) * 2021-06-24 2022-05-10 合肥美菱物联科技有限公司 一种冰箱化霜控制方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0882469A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Fuji Electric Co Ltd 冷気循環式ショーケースの除霜装置および除霜方法
JPH11311473A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Toshiba Corp 冷蔵庫の制御方法
JP2000088439A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2000146397A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2001330363A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫等の排水構造
JP2002115946A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2004183998A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Toshiba Corp 冷蔵庫

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0882469A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Fuji Electric Co Ltd 冷気循環式ショーケースの除霜装置および除霜方法
JPH11311473A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Toshiba Corp 冷蔵庫の制御方法
JP2000088439A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2000146397A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2001330363A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫等の排水構造
JP2002115946A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2004183998A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Toshiba Corp 冷蔵庫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008281A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2011002228A (ja) * 2010-10-04 2011-01-06 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2016075464A (ja) * 2014-04-17 2016-05-12 株式会社東芝 冷蔵庫
CN104792089A (zh) * 2015-04-30 2015-07-22 合肥华凌股份有限公司 冰箱
CN104792089B (zh) * 2015-04-30 2017-07-18 合肥华凌股份有限公司 冰箱

Also Published As

Publication number Publication date
TWI319804B (en) 2010-01-21
TW200722695A (en) 2007-06-16
CN1963350A (zh) 2007-05-16
JP4575281B2 (ja) 2010-11-04
CN100533015C (zh) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4575281B2 (ja) 冷蔵庫
EP2354736B1 (en) Control method of refrigerator
JP2008070015A (ja) 冷蔵庫
JP5178771B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
WO2014002357A1 (ja) 冷蔵庫
JP5393283B2 (ja) 冷蔵庫
JP5105276B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005337613A (ja) 冷蔵庫
JP2005331239A (ja) 冷蔵庫
JP2006226615A (ja) 冷蔵庫
JPH11304344A (ja) 冷蔵庫
JP2004003867A (ja) 冷蔵庫
JP2006090663A (ja) 冷蔵庫
JP5031045B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP5380214B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008070014A (ja) 冷蔵庫
JP2007132571A (ja) 冷蔵庫
JP3874941B2 (ja) 冷蔵庫
JP2009097814A (ja) 冷蔵庫
JP2008039370A (ja) 冷蔵庫
JP3483764B2 (ja) 冷蔵庫
JP4928720B2 (ja) 冷蔵庫
JP2001272147A (ja) 冷蔵庫
JP2002031464A (ja) 冷凍冷蔵庫、冷凍冷蔵庫の急速製氷制御方法
JP4011314B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4575281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees