JPS629328A - スプロケツト係止装置 - Google Patents

スプロケツト係止装置

Info

Publication number
JPS629328A
JPS629328A JP14962085A JP14962085A JPS629328A JP S629328 A JPS629328 A JP S629328A JP 14962085 A JP14962085 A JP 14962085A JP 14962085 A JP14962085 A JP 14962085A JP S629328 A JPS629328 A JP S629328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
sprocket
film
spool
rotates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14962085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0654370B2 (ja
Inventor
Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
Tatsuo Takanashi
高梨 立男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP60149620A priority Critical patent/JPH0654370B2/ja
Publication of JPS629328A publication Critical patent/JPS629328A/ja
Publication of JPH0654370B2 publication Critical patent/JPH0654370B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、スプロケット係止装置、更に詳しくは、フィ
ルムの巻上をスプールドライブにしたカメラのスプロケ
ット係止装置に関する。
[従来の技術] 従来のスプールドライブ方式のカメラの概略は、第3図
に示すように構成されている。即ち、プラスチックス等
からなるカメラ本体5工の前面には撮影レンズ52が配
設されていて、この撮影レンズ52の左やや上方にはパ
トローネ53が装填されるようになっている。このパト
ローネ53の、上記撮影レンズ52を介して対応する位
置にはスプール軸54が配設されていて、このスプール
軸54にフィルム55が巻き上げられていくようになっ
ている。そして、このフィルム55の画面に対応した位
置には、カメラの背面蓋56に取り付けられた圧板57
が設けられていて、上記フィルム56を撮影レンズ方向
に押し付け、フィルムの平面度を保つようになっている
つまり、本来スプールドライブ方式のカメラにあっては
、フィルムの巻き上げをスプールを回転させることによ
り行なうので、フィルムのパーフォレーションにスプロ
ケットを係合してフィルムを巻き上げるためのスプロケ
ットは必要としない。
しかし、上述のようなスプールドライブ方式のカメラで
あっても駒数計等を駆動するためにスプロケットを用い
ることがある。このようなスプロケットの用い方をした
カメラが特開昭59−77426号公報に提案されてい
るが、このカメラはスプロケットに四部を設け、フィル
ムの1駒送りが行なわれると、巻き上げレバーがスプロ
ケットの上記四部に係合し、スプロケットの回動を阻止
するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで上記提案においては、上述のスプロケットの係
止を解除するための手段として、シャッタの作動完了後
移動する部材を用いている。即ち、シャッタユニット等
により駆動されるシャッタの作動完了後移動する部材が
必要となってしまう。
そのため、スプロケットの係止解除のための機構が複雑
になってしまうという問題点があった。
[問題点を解決するための手段および作用コ本発明は上
記問題点を解決するために、フィルム移送により回動さ
れるスプロケットに連動して回転し、その一部に係合部
を有する回転部材と、この回転部材の回転を禁止するよ
う上記係合部を係止する係止部材と、モータにより駆動
される太陽ギアーと、この太陽ギアーと噛合し、遊星ギ
アー機構を形成する遊星ギアーと、この遊星ギアーの公
転により駆動され、スプールに駆動力を伝える伝達ギア
ー列と、上記遊理ギアーの自転により駆動され、上記係
止部材の係止を解除する係止解除部材と、 を具備し、上記遊星ギアーの公転時にはフィルム巻き上
げを行ない、同じく自転時にはスプロケットの係止解除
をするようにしたことを特徴とするものである。
[実 施 例コ 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。第
1図は、本発明の一実施例を示すスプロケット係止装置
の分解斜視図である。図示のように、8個のスプロケッ
トを有する板状のスプロケットホイール1の下面には、
このホイール1と一体にやや厚さのある周面カムIAが
形成され、この周面カムIAの下面側には円板IBが取
り付けられている。上記周面カムIAの作動カム面の断
面形状は、第2図(A)に示すように、略円形をしてい
て、作動カム面の一部にスリバチ型をした四部1aが形
成されている。この凹部1aの底部1dは、同底部1d
の中心を通る半径に対し略直角になっており、一方の斜
面1eと他方の斜面1gとを比べると、上記斜面1eの
方がやや長く、この斜面1eの先端は第2の斜面1fの
一端へと連なっている。そして、この第2の斜面trの
他端は上記周面カムIAの作動カム面へと連なっていて
、第2図(A)において反時計方向に徐々に半径が小さ
くなり、やがて上記他方の斜面1gの一端へと連なって
いる。そして、上記凹部1aには次に述べるロック板2
のロック部2aが係合するようになっている。
第1図に示すように、上記円板IBの下面側には、この
円板IBとほぼ同じ大きさをした円形のプリント基板3
1がこの円板IBと同軸に取り付けられていて、このプ
リント基板31の下面には扇形をした導体パターン31
aが形成されている。
上記プリント基板31の下方であって、導体パターン3
1aに対向する位置には板ばねからなる2枚の接片32
,33が配設されている。そして、これら接片32,3
3の一端は上記導体パターン31aに同時に摺接するよ
うになっており、他端は図示しない制御回路部へと接続
されると共に、カメラ本体に固定されている。即ち、上
記スプロケットホイール1の回転によって、ある時には
導体パターン31aを介して接片32と33とがオンに
なり、またある時にはこれら接片32と33とは非導通
部に接触するので、この接片32と33とはオフになる
ように構成されている。
第1図に示すように、上記スプロケットホイール1の下
方には、上述のロック板2が配設されている。このロッ
ク板2は、第2図(A)に示すように細長い板よりなっ
ていて、その中心部はカメラ本体に固定された支軸2d
に回動するように取り(1けられている。このロック板
2の一腕の先端部は左方に台形状に延び出していてロッ
ク部2aを形成しており、このロック部2aは上記周面
カムIAの凹部1aと係合するようになっている。
L記ロック板2の中央やや上方(第2図(A)において
)の左側縁は舌片状に下方(第1図でみて)に折り曲げ
られて曲げ部2bを形成しており、この曲げ部2bは次
に述べる内歯ギアー7の上面に設けた突起部7aが回転
してきたときに、この突起部7aと係合するように配設
されている。
上記ロック板2の細腕の先端部下面には小型のローラー
3が同ロック板2に植設された軸に回転自在に取り付け
られていて、このローラー3は、第2図(D)に示すよ
うに上記内歯ギアー7に設けた突起部7aが回転してき
たときに、この突起部7aと係合するようになっている
上述のようにロック板2は支軸2dを中心に回動するよ
うに取り付けられていて、この支軸2dにトーションス
プリング4の捩り部が巻回されている。このトーション
スプリング4の一端は、カメラ本体に固定されているピ
ン4aに係止されており、他端は上記ロック板2の中央
部やや下方の左側面で係止されている。即ち、上記ロッ
ク板2はトーションスプリング4によって反時計方向に
回動付勢されている。
第1図に示すように、上記ロック板2の下方には大径の
内歯ギアー7が歯面を下方に向けて配設されている。こ
の内歯ギアー7の中心には軸受が圧入されていて、次に
述べるギアー1の軸部9aが上記軸受に嵌合するように
なっている。上記内歯ギアー7の上面の外周部近くには
円弧状をした突起部7aが形成されている。
上記内歯ギアー7の左上方には細長い円筒状の駆動モー
タ5が出力軸を下方に向けて配設されていて、この出力
軸にはビニオン6が固定されている。このピニオン6の
右方には、ギアー8が配設されていて、このギアー8と
一体且つ同軸に小径の上記ギアー9が配設され、これら
ギアー8と9との中間には上記軸部9aが形成されてい
る。
上記ギアー9の下方には、このギアー9と同軸に上記内
歯ギアー7の内径よりやや小さい円板11が配設されて
いる。この円板11の上面であって、その外周近くには
3本の支軸11Aa。
11Ab、11Acが正三角形の頂点に配置するように
植設されていて、これら支軸11Aa。
11Ab、11Acには、同一の直径を有する小径の遊
星ギアー10a、10b、10cがそれぞれ回転自在に
取り付けられている。そして、これらギアー10a、1
0b、10cは上記ギアー9と夫々噛み合うと同時に、
上記内歯ギアー7とも噛み合うようになっている。上記
円板11の中心下面には、同円板11と同軸にギアー1
1aが固定されており、このギアー11aの下面には軸
部11bが形成されている。そして、上記ギアー8と9
とllaとは互いに同軸上に配設されている。
即ち、上記内歯ギアー7とギアー9と遊星ギアー10a
、10b、10cとは遊星ギアー機構を構成しており、
上記ギアー9が太陽ギアーに相当し、上記ギアー10a
〜10cは遊星ギアーに相当する。
上記ギアー11aの軸部11bは、遊星アーム12に設
けられた孔12aに圧入固定されていて、同ギアー11
aは、次に述べる遊星アームギアー13と噛合するよう
になっている。上記遊星アーム12は卵形をした板から
なっていて、基端部には上記孔12aが形成されており
、先端部には軸12bが植設されている。そして、この
軸12bに上記遊星アームギアー13が回転自在に支持
され、上述のように上記ギアー11aと噛み合っている
。このように構成することによって、前記駆動モータ5
の正逆回転により上記遊星アーム12は矢印F(反時計
方向)又は矢印G(時計方向)で示す方向に回動され、
遊星アームギアー13が切り換えられて巻上系ギアー列
70又は巻戻系ギアー列80とそれぞれ噛み合うように
なっている。
上記巻上系ギアー列70の構成は、先ずアイドルギアー
14と大径のギアー15とか噛み合っている。このギア
ー15と小径のギアー16とは同軸上に固定されていて
、2段ギアーとなっており、カメラ本体に固定された軸
35に嵌入されており、この軸35は楕円形をしたアー
ム20の基端部にも嵌入されている。即ち、このアーム
20は、上記軸35を中心として矢印り又はEの方向に
回動できるようになっている。
上記アーム20の中央上面には軸20aが植設されてお
り、この軸20aに大径のギアー17と小径のギアー1
8とが一体になった2段ギアーが回転自在に嵌入されて
いる。上記アーム20の先端部には軸20bが植設され
ており、この軸20bには、上面に次に述べるスプール
の下端部が固定されているギアー19が回転自在に嵌入
されている。そして、上記小径のギアー16と大径のギ
アー17とが噛み合い、小径のギアー18とギアー19
とが噛み合っている。
上記スプール21は細長い円筒状をしており、先端中央
から係合ピン21bが上方に延び出している。このスプ
ール21の上端部外周面の適宜の位置にはスプール爪2
1aが形成されていて、このスプール爪21aはフィル
ム29のパーフォレーション29aに係合するようにな
っている。そして、上記係合ピン21bは、カメラ本体
23に形成された円弧状のガイド溝23aに嵌入されて
いる。即ち、上記スプール21にフィルム29が巻き上
げられ、同スプール21が巻き太りしていったときにも
、前記巻上系ギアー列70のアーム20における軸35
を中心とする回動(半径Rの回動)と、上記ガイド溝2
3aに沿っての係合ピン21bの摺動とが相俟って、こ
のスプール21の軸を中心としてフィルム巻き上げ力(
スムーズに行なうことができるようになっている。
上記スプール21の左方には、前記スプロケットホイー
ル1が配設されていて、フィルム29の下側のパーフォ
レーション29aとスプロケットとが係合するように配
置されている。そして、このスプロケットホイール1の
右斜上のフィルム29上のところが画面30に相当する
ようになっている。
上記スプロケットホイール1の左斜上にはパトローネ2
8がフィルム出入口28aを右方に向けて配設されてい
て、ここからフィルム29が引き出され、上記スプール
21に巻き上げられるようになっている。
前記遊星アーム12が矢印G方向に回動したときには、
巻戻系ギアー列80のギアーと前記遊星アームギアー1
3とが噛合するようになる。このギアー24には小径の
ギアー25が一体に形成されて2段ギアーとなりており
、このギアー25は大径のギアー26に噛み合っている
。そして、このギアー26の上面には断面形状が小判型
をしたフォーク27が取り付けられていて、パトローネ
28の係合孔(図示されず)にこのフォーク27が挿入
されるようになっている。
次に、以上のように構成されているスプロケット係止装
置の動作を述べる。
第1図は、フィルム29がカメラ本体に装填され、フィ
ルムの巻き上げを待っている状態である。
この状態から撮影準備(通常はフィルムの空送り3コマ
)が行なわれフィルム29はスプール21に巻き取られ
、シャツタレリーズを待つことになる。
さて、上述の状態では、第2図(A)に示すようにスプ
ロケットホイール1のスプロケットは、フィルム29の
パーフォレーション29aに嵌入し、ロック板2のロッ
ク部2aは周面カムIAに形成された凹部1aに係合し
てシャツタレリーズを待っている。やがてシャツタレリ
ーズが行なわれフィルムに露光がなされた後に、フィル
ムが巻き上げられるには、第1図において駆動モータ5
が時計方向(矢印Aで示す)に回転して、ギアー8と9
とを反時計方向に回転させる。すると、上記ギアー9と
噛合している3個の遊星ギアー10a。
10b、10cは自転および公転させられるので、円板
11は時計方向に回動する。従って、上記ギアー10a
〜10cと噛合している内歯ギアー7も時計方向(矢印
Bで示す方向)に回動するので、同ギアー7の上面に形
成されている突起部7aも矢印B方向に回動する(第2
図(A)参照)。やがて、上記内歯ギアー7の矢印B方
向への回動が進むと、上記突起部7aはロック板2の曲
げ部2bと衝突し、トーションスプリング4の抗力によ
り上記内歯ギアー7の時計方向回動が阻止される。この
阻止により上記遊星ギアー10a〜10cの回転が停止
するので、上記モータ5の回転力は全て円板11、即ち
この円板11に固定されているギアー118に伝達され
、このギアー11aを反時計方向に回転させる。従って
、遊星アームギアー13か時計方向回転しながら、遊星
アーム12は反時計方向(第1図では矢印Fで示す)に
回動させられ、同ギアー13は巻上系ギアー列70のア
イドルギアー14と噛合する。
この噛合により上記遊星アームギアー13の回転は順次
、アイドルギアー14、大径ギアー15、このギアー1
5と一体になりでいる小径のギアー16、大径のギアー
17、このギアー17と一体になっている小径のギアー
18、ギアー19と伝達され、このギアー19を時計方
向に回転させようとする。即ち、スプール21も時計方
向(矢印Cで示す)に回動させられて、フィルム29を
巻き上げようとするが、同フィルム29のパーフォレー
ション29aはスプロケットホイール1のスプロケット
と噛み合っているので同ホイール1を従動させようとす
る。
この従動させようとする当初は、第2図(A)に示すよ
うに、ロック板20口ツク部2aの下側面(第2図(A
)において)が周面カムIAの凹部1aの斜面1gと当
接しているが、さらに上記スプール21がフィルム29
を巻き上げようとすると、スプロケットホイール1は時
計方向に微回動し、第2図(B)に示すように上記凹部
1aの斜面1eとロック部2aの上側面とが当接する。
この状態では上記スプロケットホイール1は完全に回動
を止められるので、円板11は回転をすることができな
くなる。従って、内歯ギアー7の突起部7aに力が集中
するので同突起部7aはロック板2の曲げ部2bを時計
方向に押動する。すると、上記ロック部2aの上角部が
斜面1eを越えると上記スプロケットホイールlは若干
回転し、第2図(C)に示すように斜面1fとロック部
2aの上角部が当接すると共に、上記突起部7aが曲げ
部2bを押しのけて時計方向に回動する。すると、第2
図(D)に示すように上記突起部7aはローラー3と当
接するのて内歯ギアー7の回動が止まり、上記モータ5
の駆動力は巻上系ギアー列70に伝達され、フィルム2
9がスプール21に巻かれ始め、第2図(D)に示すよ
うにフィルム29は矢印H方向へと進んでいく。
このフィルム29のH方向への進行によってスプロケッ
トホイール1は同フィルム29に従動し、この従動によ
り上記ホイール1と一体になっている基板31も時計方
向に回動するので、当初導通パターン31aに接触して
オンになっていた接片32と33とは、結果的にこのオ
ン状態を断たれオフになる。
このようにしてフィルム29が巻き上げられ、やがてス
プロケットの8個分だけスプロケットホイール1が回転
すると、再びロック板2のロック部2aが周面カムの凹
部1aに落ち込む(即ち、第2図(A)の状態になる)
。同時に、上記導通パターン31aは接片32と33と
をオンにさせるので、このオン状態を図示しない制御回
路部が検知し、上記モータ5にブレーキをかける信号を
出し、1コマ分のフィルム巻き上げが完了する。
即ち、再び第2図(A)に示すようにスプロケットホイ
ール1はロック板2によって係止され、結果的にフィル
ムのズレは、周面カムの凹部1aとロック板のロック部
2aとの遊嵌骨のみになる。
以上の繰り返しによりフィルムは順次巻き上げられてい
く。
一方、フィルムの巻き戻しの場合には、上記制御回路部
から駆動モータ5の逆回転電流が供給されるので、同モ
ータ5は逆回転(第1図において反時計方向回転)する
。すると、出力軸に固定されたピニオン6、ギアー8と
9、ギアー11aを介して遊星アームギアー13は反時
計方向に回転して遊星アーム12を第1図に示す矢印G
方向(時計方向)に回動させる。すると、a星アームギ
アー13はアイドルギアー14から離れ、巻戻系ギアー
列80のギアー24と噛合する。よって、ギアー24.
25.26を介してフォーク27を反時計方向に回転さ
せるので、フィルム29はパトローネ28に巻き戻され
ることとなる。そして、この巻き戻しに伴なってスプロ
ケットホイール1は巻き上げ時とは逆方向(即ち、第1
図において反時計方向)に回転する。但し、上記遊星ア
ームギアー13がギアー24と噛み合う前に、内歯ギア
ー7の突起部7aは第2図(A)に示す矢印■方向に回
転し、ロック板2が第2図(D)に示す状態にある場合
にはローラー3の符号3aに示す位置に突き当たるので
、内歯ギアー7の回転は止まり、駆動モータ5の回転力
は上述のようにピニオン6、ギアー8と9と11a、遊
星アームギアー13を介してギアー24に伝達されフィ
ルムの巻き戻しに入る。
以上のように、スプロケットホイール1が巻き戻し方向
に従動されると、第2図(D)に示されているように、
ロック板2のロック部2aは周面カムIAの作動カム面
に当接したままで上記ホイール1は回転する。やがて、
上記ロック板2のロック部2aは、再度周面カムIAの
凹部1aに落ち込むが、周面カムIAの傾斜面1gが上
記ロック部2aを押し出すので、上記ロック板2は時計
方向に回動され、上記凹部1aより退避する。従って、
スプロケットホイール1の回転が阻害されることはない
。以上の動作がフィルム巻き戻し時には繰り返し行なわ
れる。
[発明の効果] 本発明によれば、フィルムを巻き上げないときには係止
部材でスプロケットホイールに係止をかけ、巻き上げを
行なう際にはモータ自身の力によって上記係止を外す機
構となっているので、例えばシャッタユニット等の駆動
力を関連部材を用いて係止を解除するようにしておらず
、解除機構を簡単に構成することができる。従って、量
産性、コスト性に寄与することが大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のスプロケット係止装置を
示す分解斜視図、 第2図(A) 、 (B) 、 (C) 、 (D)は
、上記第1図に示すスプロケット係止装置の要部の動作
を示す拡大平面図、 第3図は、従来のスプールドライブ方式のカメラを示す
断面図である。 1・・・・・・・・・スプロケットホイール(スプロケ
ット)IA・・・・・・周面カム(回転部材)2・・・
・・・・・・ロック板(係止部材)5・・・・・・・・
・駆動モータ 7・・・・・・・・・内歯ギアー (係止解除部材)7
a・・・・・・突起部(/l ) 9・・・・・・・・・ギアー(太陽ギアー)LOa、l
Ob、10c・・・・・・・・・遊星ギアー12・・・
・・・遊星アーム 13・・・・・・遊星アームギアー(伝達ギアー列)7
0・・・・・・巻上系ギアー列 (l/)カ2図 CD)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィルム移送により回動されるスプロケットに連動して
    回転し、その一部に係合部を有する回転部材と、 この回転部材の回転を禁止するよう上記係合部を係止す
    る係止部材と、 モータにより駆動される太陽ギアーと、 この太陽ギアーと噛合し、遊星ギアー機構を形成する遊
    星ギアーと、 この遊星ギアーの公転により駆動され、スプールに駆動
    力を伝える伝達ギアー列と、 上記遊星ギアーの自転により駆動され、上記係止部材の
    係止を解除する係止解除部材と、 を具備したことを特徴とするスプロケット係止装置。
JP60149620A 1985-07-08 1985-07-08 スプロケツト係止装置 Expired - Lifetime JPH0654370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60149620A JPH0654370B2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 スプロケツト係止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60149620A JPH0654370B2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 スプロケツト係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629328A true JPS629328A (ja) 1987-01-17
JPH0654370B2 JPH0654370B2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=15479195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60149620A Expired - Lifetime JPH0654370B2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 スプロケツト係止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0654370B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332023A (en) * 1976-09-07 1978-03-25 Asahi Optical Co Ltd Motor drive unit for camera
JPS53109623A (en) * 1977-03-07 1978-09-25 Olympus Optical Co Ltd Driving mechanism of motor drive device for cameras
JPS5977426A (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 Canon Inc カメラの空送り装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332023A (en) * 1976-09-07 1978-03-25 Asahi Optical Co Ltd Motor drive unit for camera
JPS53109623A (en) * 1977-03-07 1978-09-25 Olympus Optical Co Ltd Driving mechanism of motor drive device for cameras
JPS5977426A (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 Canon Inc カメラの空送り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0654370B2 (ja) 1994-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577054B2 (ja) ストロボを内蔵するカメラ
JPH1152462A (ja) カメラおよびそれに用いる巻き上げ−巻き戻し装置
JPS629328A (ja) スプロケツト係止装置
JPH0267535A (ja) カメラ及びフィルム送り装置
US5842067A (en) Film winder unit and camera
US6059464A (en) Camera
JPH0267534A (ja) カメラのフイルム給送装置
US5628040A (en) Film transfer device used in a camera
JPH0423228Y2 (ja)
JPH0423229Y2 (ja)
JPS628035Y2 (ja)
JPH11133491A (ja) カメラ用手動駆動装置制御システム
JPH0233224Y2 (ja)
JPS6257977B2 (ja)
JPH0731227Y2 (ja) カメラ
JPH0629935B2 (ja) 自動巻上カメラ
JP3589418B2 (ja) フィルム一体型カメラ
JPH0234676Y2 (ja)
JPH0233225Y2 (ja)
JPH0467174B2 (ja)
JPS629327A (ja) フイルム自動巻上巻戻カメラ
JPS60122928A (ja) サイレントクラツチ
JPH09292651A (ja) フィルム給送機構
JPS62187332A (ja) カメラのフイルム巻取装置のクラツチ機構
JPH11149116A (ja) カメラのフィルム巻戻し機構