JPS629318Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629318Y2 JPS629318Y2 JP1983079402U JP7940283U JPS629318Y2 JP S629318 Y2 JPS629318 Y2 JP S629318Y2 JP 1983079402 U JP1983079402 U JP 1983079402U JP 7940283 U JP7940283 U JP 7940283U JP S629318 Y2 JPS629318 Y2 JP S629318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- furnace
- zone
- hearth
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 38
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 13
- 238000002791 soaking Methods 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、パイプ、特に、アツプセツト付パイ
プ用ウオーキングビーム炉に関するものである。
プ用ウオーキングビーム炉に関するものである。
一般に、アツプセツト付パイプを、ウオーキン
グビーム炉で加熱する場合、必要炉長はアツプセ
ツト部の加熱に要する時間で決定されるため、管
体部に着目した場合には炉長が長過ぎて、パイプ
の在炉時間が長くスケールの発生も増加する。す
なわち、重量が数％のアツプセツト部のために炉
も大きくなり、スケール量も増え、燃料原単位も
増加する。
グビーム炉で加熱する場合、必要炉長はアツプセ
ツト部の加熱に要する時間で決定されるため、管
体部に着目した場合には炉長が長過ぎて、パイプ
の在炉時間が長くスケールの発生も増加する。す
なわち、重量が数％のアツプセツト部のために炉
も大きくなり、スケール量も増え、燃料原単位も
増加する。
したがつて、本出願人は、特開昭55−94442号
公報にて、前記欠点を除去したアツプセツト付パ
イプの熱処理炉を提案した。
公報にて、前記欠点を除去したアツプセツト付パ
イプの熱処理炉を提案した。
しかしながら、操炉中においては、処理材（冷
材）が連続して炉内に装入される関係上、加熱帯
の上部帯域と下部帯域とで、温度差（約150℃）
が生じるため、アツプセツト部の噴流加熱あるい
は、パイプの回転加熱を採用しても十分な均一加
熱が行なわれず、加熱初期に、加熱曲りが生じ易
いという欠点があつた。
材）が連続して炉内に装入される関係上、加熱帯
の上部帯域と下部帯域とで、温度差（約150℃）
が生じるため、アツプセツト部の噴流加熱あるい
は、パイプの回転加熱を採用しても十分な均一加
熱が行なわれず、加熱初期に、加熱曲りが生じ易
いという欠点があつた。
本考案は、前記欠点を除去するためになされた
もので、熱風吹付式アツプセツト部加熱装置にお
ける高温ガス（炉気）吸引用開口部を、加熱帯炉
床の炉巾方向中間部に配設するとともに、前記加
熱帯炉床を均熱帯炉床より低位置とし、パイプの
下面側（下部帯域）により多くの高温炉気を流入
させるようにし、下部帯域と上部帯域との温度差
を解消してパイプの均一加熱を行なわしめるパイ
プ用ウオーキングビーム炉を提供することを目的
とする。
もので、熱風吹付式アツプセツト部加熱装置にお
ける高温ガス（炉気）吸引用開口部を、加熱帯炉
床の炉巾方向中間部に配設するとともに、前記加
熱帯炉床を均熱帯炉床より低位置とし、パイプの
下面側（下部帯域）により多くの高温炉気を流入
させるようにし、下部帯域と上部帯域との温度差
を解消してパイプの均一加熱を行なわしめるパイ
プ用ウオーキングビーム炉を提供することを目的
とする。
つぎに、本考案を一実施例である図面にしたが
つて説明する。
つて説明する。
図において、１はウオーキングビーム炉を示
し、２は加熱帯、３は均熱帯、４はバーナで、ア
ツプセツト５ａを有するパイプ（鋼管）５はウオ
ーキングビーム（図では固定ビームのみを示す）
６により搬送されつつ加熱され、図示しない公知
の抽出手段により抽出される。なお、７は煙道で
ある。
し、２は加熱帯、３は均熱帯、４はバーナで、ア
ツプセツト５ａを有するパイプ（鋼管）５はウオ
ーキングビーム（図では固定ビームのみを示す）
６により搬送されつつ加熱され、図示しない公知
の抽出手段により抽出される。なお、７は煙道で
ある。
そして、加熱帯２には熱風吹付式アツプセツト
部加熱装置８が設置してある。このアツプセツト
部加熱装置８は、上方に熱風を吹出す吹出孔９ａ
を有する熱風吹付ノズルヘツダ９と、加熱帯２の
高温炉気を前記熱風吹付ノズルヘツダ９に供給す
る循環フアン１１および追焚バーナ１２を有する
ダクト１０とからなる。
部加熱装置８が設置してある。このアツプセツト
部加熱装置８は、上方に熱風を吹出す吹出孔９ａ
を有する熱風吹付ノズルヘツダ９と、加熱帯２の
高温炉気を前記熱風吹付ノズルヘツダ９に供給す
る循環フアン１１および追焚バーナ１２を有する
ダクト１０とからなる。
前記熱風吹付ノズルヘツダ９は加熱帯２の両側
壁近傍の所定位置で、かつ搬送されるパイプ５の
アツプセツト部５ａの通過位置下方に、少なくと
も１本ずつ炉長方向に適宜手段で設けてある。そ
して、前記ダクト１０の吸引開口部１３は、加熱
帯２の炉床２ａの炉巾方向中間部に多数分散して
設けてある。
壁近傍の所定位置で、かつ搬送されるパイプ５の
アツプセツト部５ａの通過位置下方に、少なくと
も１本ずつ炉長方向に適宜手段で設けてある。そ
して、前記ダクト１０の吸引開口部１３は、加熱
帯２の炉床２ａの炉巾方向中間部に多数分散して
設けてある。
また、加熱帯２の炉床２ａは、均熱帯３からの
炉気が加熱帯２の下部帯域２Ａへより流れ易くす
るため、均熱帯３の炉床３ａより低くしてある。
炉気が加熱帯２の下部帯域２Ａへより流れ易くす
るため、均熱帯３の炉床３ａより低くしてある。
したがつて、炉内に装入されたアツプセツト付
パイプ５は、加熱帯２において、パイプ５のアツ
プセツト部５ａが熱風吹付ノズルヘツダ９から吹
出す高温ガスにより加熱されるため、アツプセツ
ト部５ａ以外の管体部の加熱時間とほぼ等しい加
熱時間で昇温されるとともに、パイプ５の下面側
が炉床２ａの炉巾方向中間部に設けた吸引開口部
１３への炉気流れにより均熱帯の高温炉気が多量
にパイプ下方の炉床（下部帯域２Ａ）に至ること
になるため、下部帯域２Ａは十分に昇温し、上部
帯域２Ｂとの温度差が生じず、パイプ５の上面側
と下面側とがほぼ同一温度に加熱され、パイプ５
の加熱初期の曲りが生じにくいものである。
パイプ５は、加熱帯２において、パイプ５のアツ
プセツト部５ａが熱風吹付ノズルヘツダ９から吹
出す高温ガスにより加熱されるため、アツプセツ
ト部５ａ以外の管体部の加熱時間とほぼ等しい加
熱時間で昇温されるとともに、パイプ５の下面側
が炉床２ａの炉巾方向中間部に設けた吸引開口部
１３への炉気流れにより均熱帯の高温炉気が多量
にパイプ下方の炉床（下部帯域２Ａ）に至ること
になるため、下部帯域２Ａは十分に昇温し、上部
帯域２Ｂとの温度差が生じず、パイプ５の上面側
と下面側とがほぼ同一温度に加熱され、パイプ５
の加熱初期の曲りが生じにくいものである。
なお、前記実施例では、熱風吹付ノズルヘツダ
９をパイプ５の下方に設置したが、上方であつて
も上下に設けてもよい。また、追焚バーナ１２は
必ずしも必要でないとともに、熱風吹付ノズルヘ
ツダ９の吹出孔９ａは孔に限らずスリツトでもよ
く、かつ、熱風吹付ノズルヘツダ９の形式も、前
記特開昭55−94442号公報のように、パイプ５の
軸方向に延びるように設けたものでもよい。
９をパイプ５の下方に設置したが、上方であつて
も上下に設けてもよい。また、追焚バーナ１２は
必ずしも必要でないとともに、熱風吹付ノズルヘ
ツダ９の吹出孔９ａは孔に限らずスリツトでもよ
く、かつ、熱風吹付ノズルヘツダ９の形式も、前
記特開昭55−94442号公報のように、パイプ５の
軸方向に延びるように設けたものでもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案にかかる
パイプ用ウオーキングビーム炉によれば、アツプ
セツト部加熱装置の炉気吸引用開口を、加熱帯炉
床の炉巾方向中間部に配設するとともに、前記加
熱帯炉床を均熱帯炉床より低位置としてある。し
たがつて、均熱帯からの炉気が加熱帯の下部帯域
に大量に流れる結果、下部帯域と上部帯域との温
度差がなくなり、パイプの上下面での不均一加熱
が防止され、パイプの加熱初期における加熱曲り
が防止される。
パイプ用ウオーキングビーム炉によれば、アツプ
セツト部加熱装置の炉気吸引用開口を、加熱帯炉
床の炉巾方向中間部に配設するとともに、前記加
熱帯炉床を均熱帯炉床より低位置としてある。し
たがつて、均熱帯からの炉気が加熱帯の下部帯域
に大量に流れる結果、下部帯域と上部帯域との温
度差がなくなり、パイプの上下面での不均一加熱
が防止され、パイプの加熱初期における加熱曲り
が防止される。
第１図は本考案におけるパイプ用ウオーキング
ビーム炉の要部縦断面図で、第２図は第１図の
−線断面図である。 ２……加熱帯、４……バーナ、６……ウオーキ
ングビーム、８……アツプセツト部加熱装置、９
……熱風吹付ノズルヘツダ、９ａ……吹出孔、１
０……ダクト、１１……循環フアン、１３……炉
気吸引用開口部。
ビーム炉の要部縦断面図で、第２図は第１図の
−線断面図である。 ２……加熱帯、４……バーナ、６……ウオーキ
ングビーム、８……アツプセツト部加熱装置、９
……熱風吹付ノズルヘツダ、９ａ……吹出孔、１
０……ダクト、１１……循環フアン、１３……炉
気吸引用開口部。
Claims (1)
- 加熱帯に熱風吹付式アツプセツト部加熱装置を
備えたパイプ用ウオーキングビーム炉において、
前記アツプセツト部加熱装置の炉気吸引用開口部
を加熱帯炉床の炉巾方向中間部に配設するととも
に、前記加熱帯炉床を均熱帯炉床より低位置とし
たことを特徴とするパイプ用ウオーキングビーム
炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7940283U JPS59185264U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | パイプ用ウオ−キングビ−ム炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7940283U JPS59185264U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | パイプ用ウオ−キングビ−ム炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59185264U JPS59185264U (ja) | 1984-12-08 |
| JPS629318Y2 true JPS629318Y2 (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=30209408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7940283U Granted JPS59185264U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | パイプ用ウオ−キングビ−ム炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59185264U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5594442A (en) * | 1979-01-10 | 1980-07-17 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | Heat treating furnace of upset pipe |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7940283U patent/JPS59185264U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5594442A (en) * | 1979-01-10 | 1980-07-17 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | Heat treating furnace of upset pipe |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59185264U (ja) | 1984-12-08 |
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