JPS629130Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS629130Y2
JPS629130Y2 JP6298281U JP6298281U JPS629130Y2 JP S629130 Y2 JPS629130 Y2 JP S629130Y2 JP 6298281 U JP6298281 U JP 6298281U JP 6298281 U JP6298281 U JP 6298281U JP S629130 Y2 JPS629130 Y2 JP S629130Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butterfly
mounting frame
duct
ventilation
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6298281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57174208U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6298281U priority Critical patent/JPS629130Y2/ja
Publication of JPS57174208U publication Critical patent/JPS57174208U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS629130Y2 publication Critical patent/JPS629130Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、通風ダクト本体にゴム製等のバタ
フライが取付けられている自動車用通風ダクトに
関する。
この明細書では、第6図に示すようなワゴン型
自動車に装着される通風ダクトを例に採り説明す
るがこれに限られるものではない。
〈従来の技術〉 従来の通風ダクトは、例えば第4図に示すよう
に、エルボ形のダクト本体1の車外側通風口2と
対面する位置に設けられ、ダクト本体1と一体的
に形成されたバタフライ取付枠3にゴム製等のバ
タフライ4を、かしめピン3a及び当て板5を用
いて熱かしめにより取り付けたものであつた。
そして、この通風ダクトの第6図A−A線にお
ける装着断面図は第5図に示すようなものとな
る。図例中、6はオーナメント,7は車体板金,
8は内張りである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ここで、洗車等の際、バタフライ4が車外側通
風口2に面しているため、矢印方向の高圧水を受
けて車内に水が浸入するおそれがあつた。このと
き、車外側通風口2と対面しない位置にバタフラ
イ4を装着すればよいが、熱かしめの作業性の観
点から困難とされていた。
即ち、バタフライ取付け枠3を車外側通風口2
と対面しない位置に形成した場合、図例では車外
側通風口2から上方へ回り込んだ面にバタフライ
取付け枠3が位置することになり、該バタフライ
取付け枠3に対して車外側通風口2側からバタフ
ライ4及び当て板5をかしめピン3aを介してセ
ツトし、熱かしめすることは、セツト作業を含め
て熱かしめ作業を盲的に行なうこととなり、作業
性が悪い。
また、オーナメント6とバタフライ4の取付位
置の間隔が狭いため、バタフライ4の揺動角度が
制限され通風量が小さかつた。このとき、バタフ
ライ4を車内側に寄せて取付ければよいが、前述
の熱かしめの作業性の観点から、また、内張り8
の関係で車外側通風口2方向の奥行きが制限さ
れ、バタフライの揺動角度を大きく設計すること
は困難であつた。
〈考案の目的〉 この考案は、上記にかんがみて、洗車の際、水
が車内へ浸入するおそれが少なく、かつ、通風量
も大きくすることのできる自動車用通風ダクトを
提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案の要旨は、バタフライが熱かしめによ
り取付けられた別体のバタフライ取付枠が、ダク
ト本体にレール部材を介して装着されており、バ
タフライ取付枠の装着位置は、ダクト本体の車外
側通風口と対面せず、かつバタフライの揺動方向
がバタフライ取付枠を含む平面に対して垂直方向
となる位置である自動車用通風ダクトにある。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を、図例に基づいて
説明する。
第1〜3図に示すように、ダクト本体11とバ
タフライ取付枠13とは別体に形成されている。
ダクト本体11の車内側通風口19は、車外側
通風口12方向の一側から斜め方向上方に伸びる
壁体で形成されている。また、ダクト本体11の
車外側通風口12方向の一側に、即ち車外側通風
口12と対面しない位置に、一対のレール部材2
1が形成されている。このレール部材は凹状であ
るが凸状であつてもよい。
一方、バタフライ取付け枠13に突設された複
数本のかしめピン13aを、バタフライ14及び
当て板15にそれぞれかしめピン13aに対応し
て形成されたピン孔14a,15aに嵌込ませる
ことにより、バタフライ取付け枠13にバタフラ
イ14及び当て板15をセツトし、当て板15か
らのかしめピン13aの突出部を熱かしめするこ
とにより、バタフライ14をバタフライ取付け枠
13に取り付ける。
こうして、バタフライ14が取り付けられたバ
タフライ取付け枠13は、バタフライ14取付け
側が車外側通風口12側となるように(第1図で
はバタフライ取付け枠13を反転させた状態
で)、レール部材21の凹溝21aに上方から差
し込むことにより、ダクト本体11に装着する
(第2・3図参照)。この、バタフライ14が取り
付けられた通風ダクトは、図に示すように、車体
板金7にオーナメント16とともに装着する。
なお、第1図において、従来の如く、バタフラ
イ取付け枠13が一体化されたダクト本体11に
バタフライ14を取り付けようとすると、バタフ
ライ取付け枠13に対して車外側通風口12側か
らバタフライ4及び当て板5をかしめピン3aを
介してセツトし、熱かしめしなければならず、セ
ツト作業を含めて熱かしめ作業を盲的に行なうこ
ととなり作業性が悪い。
〈考案の作用・効果〉 この考案の自動車用通風ダクトは、上記のよう
な構成なので下記のような作用効果を奏する。
(a) 第2図に示すように、車外側通風口12と対
面しない位置にバタフライ14が装着されてい
るので、洗車等の際、バタフライ14が矢印方
向からの高圧水の直撃を受けることがなく、車
内への水の浸入のおそれが少ない。
(b) 第2図に示すように、バタフライ14の揺動
方向がバタフライ取付枠を含む平面に対して垂
直方向となるものとされているので、バタフラ
イ14の揺動方向が車体板金7(内張り8)と
垂直方向となる場合がなく、バタフライ14の
揺動角度を第3図に示すように大きくでき、ダ
クトの通風量を大きくすることができる。
(c) ダクト本体11とバタフライ取付枠13とを
別体に形成したため、予めバタフライ14を熱
かしめによりバタフライ取付枠13に取り付け
ることができ、従来のような熱かしめ作業が困
難となることがない。
(d) また、バタフライ14が取付けられたバタフ
ライ取付枠13をダクト本体11に形成したレ
ール部材21に挿入するだけで装着できるの
で、任意の位置、即ち車内への水の浸入のおそ
れが少なく、かつ通風量が大きな位置でダクト
本体11にレール部材21を形成すればよく、
バタフライ取付枠13が他の車種と共用できる
とともに、ダクト本体11の設計の自由度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の通風ダクトの一実施例を示
す分解斜視図、第2図は第1図の通風ダクトの装
着態様断面図(第6図のA−A線における)、第
3図は第2図の−線拡大断面図、第4図は従
来の通風ダクトの一例を示す分解斜視図、第5図
は第4図の通風ダクトの装着態様断面図(第6図
のA−A線における)、第6図は通風ダクトの装
着部位説明用のワゴン型自動車の側面図である。 1,11……ダクト本体、3,13……バタフ
ライ、3a,13a……かしめピン、4,14…
…バタフライ、5,15……当て板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダクト本体にバタフライが取付けられている自
    動車用通風ダクトにおいて、 バタフライが熱かしめにより取り付けられた別
    体のバタフライ取付枠が、ダクト本体にレール部
    材を介して装着されており、 前記バタフライ取付枠の装着位置は、前記ダク
    ト本体の車外側通風口と対面せず、かつ前記バタ
    フライの揺動方向が前記バタフライ取付枠を含む
    平面に対して垂直方向となる位置である、 ことを特徴とする自動車用通風ダクト。
JP6298281U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS629130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6298281U JPS629130Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6298281U JPS629130Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174208U JPS57174208U (ja) 1982-11-02
JPS629130Y2 true JPS629130Y2 (ja) 1987-03-03

Family

ID=29859122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6298281U Expired JPS629130Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS629130Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57174208U (ja) 1982-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS629130Y2 (ja)
JP3723034B2 (ja) 自動車用ドアトリムのスイッチパネル取付け構造
JP4050061B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPS646044B2 (ja)
JPS6017411Y2 (ja) ピラトリムの取付構造
JPS6141613Y2 (ja)
JP3698475B2 (ja) メータフード取付構造
JP2606084Y2 (ja) ピラートリムの取付構造
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JPH09240444A (ja) パーキングブレーキカバーの取付構造
JPS5851084Y2 (ja) 自動車用ル−ムミラ−
JPH0542692Y2 (ja)
JP3057931B2 (ja) ハイマウントストップランプの取付構造
JP3627270B2 (ja) トラクタのオーナメントマーク取付構造
JPH0640036Y2 (ja) フロントバンパの取付構造
JPH0214499Y2 (ja)
JPH068933Y2 (ja) フロントバンパ構造
JPH0114495Y2 (ja)
JPH0576972U (ja) オーバーフェンダーの取付構造
JPS624013Y2 (ja)
JPH0311330Y2 (ja)
JPH0453330Y2 (ja)
JPS63184520A (ja) 自動車用ウインドモ−ル
JPH04292233A (ja) 据置型ボックススピーカ
JPH0313421Y2 (ja)