JPS6291249A - 籾摺機の脱ふ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は一対の脱桴ロールにより籾を玄米と籾殻に分離
して取出す籾摺機の脱桴制御装置に関する。

「従来の技術」 従来、特願昭５９−２３２１８１号明細書に示す如く、
発光素子と受光素子からなる光電センサを備え、脱桴ロ
ールに対する籾供給の有無をそのセンサにより検出し、
脱桴率制御を自動的に開始又は停止させる技術を開発し
た。

「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、脱桴ロールを通過する少量の籾をも検
出し、空摺り等の不具合があると共に。

脱桴ロール下方では籾殻が多−〈検出精度の向上を容易
に図り得す、また脱桴ロール上方では籾を供給制御する
シャッタを取付けるから、そのシャッタ等の組立加工寸
法誤差などにより籾の検出動作が不安定になり易く、籾
検出動作を安定して得難い等の問題があった。

「問題点を解決するための手段」 然るに１本発明は、一対の脱桴ロール並びにこのロール
間に籾を供給制御するシャッタを備えると共に、前記ロ
ールの脱桴率を調節する脱桴調節部材を設けた籾摺機に
おいて、前記シャッタとロール間で対向させて発光部材
と太陽電池を夫々設け、その発光部材と太陽電池により
籾検出装置を構成し、その籾検出装置の籾検出に基づい
て脱桴調節部材の自動制御を開始可能に構成したことを
特徴とするものである。

「作　用」 従って、前記発光部材からの光と前記シャッタ外方から
の光とを前記太陽電池により感知し得、脱桴ロールに対
する籾供給量が不足したとき、脱桴ロールに至る籾通路
の一部が籾で塞がれている状態でも、外部からの光を太
陽電池で感知して脱桴率自動制御を停止させ得、従来に
比べて籾量検出精度を向上させて作業終了時のロール閉
込みによる砕米及び肌ずれ米の発生などを防止し得るも
のである。

「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は籾摺部の拡大断面図、第２図は籾摺機の全体図
、第３図は同断面図である６図中（１）は籾摺部であり
、（２）は籾を投入する供給ホッパー、（３）　（４）
は該ホッパー（２）下部に対設する一対の脱桴ロール、
（５）は前記ホッパー（２）下部を開閉するシャッタ、
（６）は前記各ロール（３）（４）を手動操作によって
緊急開動する展開レバー、（７）は前記ロール（３）　
（４）を接離調節する脱桴調節部材である脱桴率モータ
ヤある。

図中（８）は前記籾摺部（１）を上載する風選部であり
、玄米取出し樋（９）及び玄米コンベア（１０）と、前
記樋（９）に落下する玄米から小米を取除く唐箕（１１
）と、その小米を機外に搬出する小米取出し樋（１２）
及び小米コンベア（１３）と、穀粒飛散板（１４）及び
流穀板（１５）を介して前記脱桴ロール（３）　（４）
下方に臨ませて摺落し米（玄米と籾）を受取る摺落し米
取出し樋（１８）及び摺落し米コンベア（１７）と、前
記摺落し米から分離した枇を受取る批取出し樋（１８）
及び批コンベア（１９）と、前記摺落し米から分離した
籾殻を機外に放出する吸排塵ファン（２０）とを備える
。

図中（２１）は前記風選部（８）に上載して籾摺部（１
）に並設する選別部であり、第４図にも示す如く。

一方向に連続回転させて玄米と籾を分離する上部及び下
部選別筒（２２）　（２３）と、前記６筒（２２）（２
３）を回転自在に夫々支持させる支承ロール（２４）・
・・（２５）・・・と、上部選別筒（２２）の一端外側
に設ける混合米供給タンク（２６）と、上部選別筒（２
２）に内挿する供給コンベア（２７）及び再選粒コンベ
ア（２８）及び玄米受コンベア（２９）と、下部選別筒
（２３）に内挿する玄米受コンベア（３０）と、上下の
玄米受コンベア（２９）（３０）間に設けてこれらを直
列接続する米選機（３１）と、上部選別筒（２２）の籾
排出端をホッパー（２）に連通させるシュー）　（３２
）と、再選粒コンベア（２８）を下部選別筒（２３）に
連通させるシュート（３３）と、下部選別筒（２３）の
混合米排出端を摺落し米取出し樋（１Ｂ）に連通させる
シュート（３４）と、玄米受コンベア（３０）を玄米取
出し樋（９）に連通させるシュート（３５）とを備える
。

そして前記玄米コンベア（ｌＯ）に下端側を連通させる
玄米揚上コンベア（３６）と、前記摺落し米コンベア（
１７）に下端側を連通させる選別米揚上コンベア（３７
）とを本機外側に沿わせて立設させると共に、前記供給
タンク（２Ｂ）に其の選別米揚上コンベア（３７）上端
を接続パイプ（３８）によって連通させ、前記籾摺部（
１）からの摺落し米と前記選別筒（２３）からの返り混
合米を合流させて供給タンク（２Ｂ）に投入するように
構成している。

また前記供給タンク（２６）に上端側を連通させるオー
バーフロー＊　（３９）を設け、供給ホッパー（２）上
面に臨ませる前記オーバーフロー樋（３９）の下端開口
に開閉、弁（４０）を取付け、供給タンク（２６）内の
余分な混合米をオーバーフロー樋（３９）を介して供給
ホッパー（２）に戻すと共に、その供給ホッパー（２）
に戻る混合米量の増加に比例して前記開閉弁（４０）が
開動するように構成している。

さらに前記籾摺部（１）、風選部（８）及び選別部（２
１）を駆動する籾摺モータ（４１）を備え、前記脱桴ロ
ール（３）（４）を籾摺モータ（４１）によって駆動す
るように構成している。

第５図は籾摺部（１）の説明図であり、支軸（４２）（
４３）に夫々軸支する各脱桴ロール（３０４）を籾摺ケ
ース（４４）に対向して内設させ、各支軸（４２）（４
３）に伝動ギヤ（４５）　（４６）を軸支させると共に
、前記籾摺ケース（４４）にギヤケース（４７）を設け
、前記ギャ（４５）（４８）をそのケース（４７）に内
設させる。また動力軸（４８）　（４９）を介して前記
ケース（４７）内に駆動ギヤ（５０）（５１）を軸支し
、各ギヤ（４５）（４Ｂ）及び（５０）（５１）を常時
噛合させると共に、一方の前記脱桴ロール（４）の支軸
（４３）を間隙調節リンク（５２）中間に軸支させ１　
そのリンク（５２）一端を一方の前記動力軸（４９）と
同一軸芯上に支持する。そして前記脱桴率モータ（７）
にギヤ（５３）　（５４）を介して連動連結する間隙調
節シャフト（５５）を備え、前記リンク（５２）他端に
軸受部材（５Ｂ）を介してそのシャツ）（５５）一端の
ネジ部（５５ａ）を螺着連結させ、前記モータ（７）の
正逆転制御により籾を投入する各ロール（３）（４）の
籾摺間隙（５７）を自動的に拡大縮小調節すると共に、
前記シャツ）　（５５）他端に脱桴率調節ハンドル（５
８）を取付け、前記ハンドル（５Ｂ）の回転操作により
籾摺間隙（５７）を手動で拡大縮小調節するように構成
している。

また前記脱袢ａ−ル（３）　（４）上方でシャッタ（５
）下方に設けて供給ホッパー（２）からの籾を各ロール
（３）（４）間に落下させる繰出ロール（５９）と、そ
の繰出ロール（５９）から落下させる籾量を調節する供
給弁（６０）と、該弁（６０）の開閉動作と連動させて
脱桴ロール（３）（４）に供給する籾量を検出するポテ
ンショメータ型供給量センナ（８１）を備え、その供給
弁（８０）と前記開閉弁（４０）とをワイヤ（８２）な
どにより連動連結し、前記開閉弁（４ｏ）の開動に比例
して供給弁（６０）を閉動させ、常時一定量の混合米を
選別部（２１）に送給するように脱桴ロール（３）（４
）に供給する籾量を自動的に調節するように構成してい
る。

さらに第１図及び第５図に示す如く、前記シャッタ（５
）と脱桴ロール（３）　（４）の間で供給弁（８０）よ
り上方の籾摺ケース（４４）内壁面に発光ダイオードな
どの発光部材（８３）を固設すると共に、その発光部材
（６３）と対向する籾摺ケース（４０内壁面に太陽前記
発光部材（８３）の光と前記シャッタ（５）外方からの
光を太陽電池（６４）に感知させ、前記各党の少なくと
もいずれか一方の入射により太陽電池（８４）から籾不
足出力を得るように構成している。

第６図に示す如く、前記籾摺モータ（４１）の駆動負荷
変化を検出する負荷センナである変流器（６Ｂ）と、前
記脱桴ロール（３）（４）の脱桴率を初期設定する基準
脱桴重設定器（６７）とを備え、前記脱桴ロール（３）
（４）の駆動負荷変化に比例する前記モータ（４１）の
電源（Ｒ，Ｓ、↑）の電流変化を変流器（６Ｂ）により
検出し、脱桴ロール（３）　（４）の籾摺間隙（５７）
変化並びに籾供給量変化による脱桴率の変化を変流器（
６Ｂ）の負荷電流出力に基づいて検出するように構成し
ている。

また前記供給量センサ（６１）並びに変流器（６６）を
差動アンプ（６日）にバッファ（＋３９）（７０）を介
して入力接続し、前記センサ（６１）出力と変流器（６
６）出力との差を前記アンプ（６８〕から出力し、前記
センサ（６１）出力に基づいて前記変流器（６６）出力
を補正すると共に、前記アンプ（６８）出力と基準脱秤
率設足器（６７）出力とを比較して前記モータ（４１）
の負荷電流変化に基づく脱桴率変化を判断する脱ｎ率調
節コンパレータ（７１）（７２）を備え、また前記設定
器（６７）の基準電源入力側を供給量センサ（６１）に
バッファ（６８）を介して接続させ、脱桴ロール（３０
４）に供給する籾量変化により基準脱桴率を補正し、脱
桴ロール（３）　（４）の籾供給量変化に係わりなく籾
摺負荷変化に基づいてコンパレータ（７１）（７２）に
より脱桴率の高低変化を検出するように構成している。

さらに前記コンノ（レータ（７１０７２）出力と供給量
センサ（６１）出力とを比較する不感帯設定コンパレー
タ（７３）（７４）を備え、前記センナ（Ｂ１）出力に
基づいて脱桴率の不感帯出力域をそのコンパレータ（７
３）（７４）により判断し、基準脱桴率に対する脱桴率
制御値である脱桴率調節コンパレータ（７１）　（７２
）出力の不感帯幅を前記センサ（６１）出力により補正
し、脱桴ロール（３）（４）の籾供給量変化に係わりな
く基準脱桴率を中心とした脱桴率制御の不感帯幅を略一
定に保つように構成している。

一方、前記脱桴率モータ（７）に正逆転用リレースイッ
チ（７５）　（７Ｂ）を介して駆動電源を印加制御する
開動及び閉動リレー（７７）　（７８）を備え、各リレ
ー（７７）　（７８）にドライバ（７！９）　（８０）
を介して前記不感帯設定コンパレータ（７３）　（７４
）を出力接続すると共に、脱桴率制御を自動態様に切換
える自動スイッチ（８１）を備え、そのスイッチ（８１
）に前記各リレー（７７）　（７８）を並列接続し、前
記コンパレータ（７３）（７４）出力に基づいて各リレ
ー（７７）　（７８）を作動制御し、前記モータ（７）
を正逆転させて籾摺間隙（５７）を拡大縮小調節し、脱
桴ロール（３）　（４）の脱桴率を略一定に保つように
構成している。

また高説浮率表示器（８２）及び低脱袢率表示器（８３
）を前記各リレー（７７）　（７８）に並列に夫々接続
すると共に、前記不感帯設定コンパレータ（７３）　（
７４）出力がオフのときにこれを検出して適正脱桴率表
示器（８４）をオンにするドライバ（８５）　（８Ｂ）
を設ける一方、前記自動スイッチ（８１）のオン動作を
表示する自動表示器（８７）を備え、前記各表示器（８
２）　（８３）（８４）（８７）を自動スイッチ（８１
）に夫々接続させ、自動制御時にだけ脱桴状態を表示す
る各表示器（８２）（８３）（８４）を作動させるよう
に構成している。

次いで、過大負荷検出コンパレータ（８８）並びに過小
負荷検出コンパレータ（８９）を備え、各コンパレータ
（８８）（８９）にバッファ　（７０）（９０）を介し
て変流器（６Ｂ）を入力接続し、過大負荷検出コンパレ
ータ（８８）をドライバ（７９）を介して開動リレー（
７７）に接続させ、籾摺モータ（４１）の駆動負荷が設
定範囲以上に過大になったとき、そのコンパレータ（８
８）出力に基づいて開動リレー（７７）を作動させ、脱
桴ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）を拡大すると
共に、過小負荷検出コンパレータ（８３）をドライバ（
８０）を介して閉動リレー（７８）に接続させ、籾摺モ
ータ（４１）の駆動負荷が設定範囲以下の籾摺開始時な
どにおいて、そのコンパレータ（８９）出力に基づいて
閉動リレー（７８）を作動させ、脱桴ロール（３）（４
）の籾摺間隙（５７）を縮小させ、適正な前記モータ（
４１）の駆動負荷範囲内で不感帯設定コンパレータ（７
１）　（７４）出力に基づく脱桴率制御を行うように構
成している。

更に前記各コンパレータ（７３）　（７４）及び（８８
）　（８９）とドライバ（７９）　（ｇｏ）との間に接
続して開動及び閉動リレー（７？）　（７８）制御を規
制する脱桴自動制御ドライバ（８１）を備え、脱桴ロー
ル（３）（４）に供給する籾量が設定以下に減少したと
きに出力を生じる籾摺量コンパレータ（θ２）並びにオ
フ遅延回路（９３）を介して前記太陽電池（８０をその
ドライバ（３１）に接続させ、脱桴ロール（３）（４）
に供給する籾の量が不足する籾摺終了時などにおいて、
各コンパレータ（７３）（７４）及び（８８）　（８９
）出力に基づく各リレー（７７）（７Ｂ）制御を中止さ
せるもので、第３図のようにホッパー（２）に内股する
シュー）　（３２）に太陽電池（９４）を取付けると共
に、各太陽電池（８４）（９４）を並列に設け、ホッパ
ー（２）内の籾減少により太陽電池（９０が外部光を受
けたときにも、前記各リレー（７７）（７８）制御を中
止させるように構成している。

本発明は上記の如く構成しており、前記籾摺モータ（４
１）にこの電源（Ｒ，Ｓ、Ｔ）を印加し、また自動スイ
ッチ（８１）をオン操作すると共に、供給ホッパー（２
）に籾を投入して籾摺作業を開始するもので、その作業
開始時、脱桴ロール（３）（４）下方に落下する摺落し
米量が少ないので、籾摺モータ（４１）の駆動負荷も小
さく、変流器（８Ｂ）の過小負荷出力により過小負荷検
出コンパレータ（８９）が作動し、そのコンパレータ（
８８）出力に基づいて閉動リレー（７８）が連続的に励
磁され、該リレー（７８）のリレースイッチ（７Ｂ）を
介して脱桴率モータ（７）を作動して籾摺間隙（５７）
を縮小°する。

そして変流器（ｊｅ）によって検出する籾摺モータ（４
１）の駆動負荷が設定以上に上昇したとき、変流器（８
６）出力と基準脱桴率設定器（８７）出力とを脱桴率２
ｊ！１１！ｉコンパレータ（７１）（７２）により比較
し、前記モータ（４１）負荷が設定以上のとき、各コン
パレータ（７１）（７３）及びドライバ（７９）を介し
て開動リレー（７７）を励磁作動し、脱桴率モータ（７
）を開動して籾摺間隙（５７）を拡大する一方、前記モ
ータ（４１）負荷が設定以下のとき、各コンパレータ（
７２Ｎ７４）及びドライバ（８０）を介して閉動リレー
（７８）を励磁作動し、脱桴率モータ（７）を閉動して
籾摺間隙（５７）を縮小するものである。

さらに上記選別部（２１）の選別筒（２３）からシュー
ト（３０を介して取出される返り混合米が増加し、その
返り混合米と籾摺部（１）からの摺落し米を合流させて
投入する供給タンク（２Ｂ）内部の混合米が増えると、
前記タンク（２６）内の余分な混合米がオーバーフロー
樋（３９）から供給ホッパ−（２）に戻るもので、その
樋（３９）からホッパー（２）に戻る混合米量の増加（
減少）に比例して開閉弁（４０）を開動（閉動）し、そ
の開閉弁（４０）と連動して供給弁（６０）を閉動（開
動）させて脱桴ロール（３）　（４）に供給する籾量を
減少（増加）させ１選別部（２１）内部の混合米量を略
一定に保つものであるが、第７図に示す如く、脱桴ロー
ル（３）　（４）の籾供給量が変化した場合、基準脱桴
率に対し籾摺モータ（４１）の駆動負荷が変化すると同
時に、基準脱桴率を中心とした脱桴率制御の不感帯幅（
Ｘ）に対して前記モータ（４１）の負荷＋１　（Ａ）（
Ｂ）　（Ｌ：）が変化する。

そこで、前記脱桴ロール（３）（４）に供給する籾量を
供給量センサ（６りにより検出し、そのセンサ（６１）
出力に基づいて変流器（６６）出力を差動アンプ（６８
）により補正し、また脱桴率調節コンパレータ（７１）
（７２）に印加する基準脱桴重設定器（６７）出力を前
記センサ（８１）出力により補正するもので、供給量セ
ンサ（６１）の籾供給量出力により補正した変流器（６
Ｂ）のモータ（４１）負荷出力と設定器（８７）の基準
脱桴率出力とを前記各コンパレータ（７１）（７２）に
より比較し、標準籾供給量と略同−の状態で前記モータ
（４１）負荷変化に基づいて脱桴事変化を検出し、脱桴
ロール（３）（４）の籾供給量変化に係わりなく、上記
した標準時と同様に各コンパレータ（７１）　（７２）
から高または低脱欅率出力を得る。

また前記供給量センサ（Ｂ１）の籾供給量出力に基づい
て不感帯設定コンパレータ（７３）　（７４）の出力不
感帯を補正し、脱桴ロール（３）（４）の籾供給量変化
に係わりなく、脱桴率モータ（７）の制御不感帯を略一
定に保ち、脱桴ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）
制御誤差を基準脱桴率に対して略一定に保つものである
。

さらに前記供給量センサ（８１）の補正動作などにより
、脱桴ロール（３）（４）に供給される籾量が異常に増
加し、籾摺モータ（４りの駆動負荷が設定以上に大きく
なると、変流器（６６）の過大負荷出力により過大負荷
検出コンパレータ（８８）が作動し、そのコンパレータ
（８８）出力に基づいて開動リレー（７７）が連続的に
励磁され、脱桴率モータ（７）を開動して籾摺間隙（５
７）を拡大するもので、一定範囲の前記モータ（４１）
負荷変化により上記した脱桴率制御を行うものである。

また籾摺作業終了時など前記ホッパー（２）に対する籾
の供給が途切れたとき、ホッパー（５）から流下する少
量の籾によって太陽電池（８４）に対する発光部材（８
３）の照射光が遮断されていても、シャッタ（５）外方
からの外部光を太陽電池（８０が受けると共に、ホッパ
ー（２）の籾減少によりこれに内設した太陽電池（９４
）も外部光を受け、前記各太陽電池（８４）（９４）の
少なくともいずれか一方の外部光検出により、コンパレ
ータ（８２）を介して一定時間経過後にドライバ（８１
）を作動させ、前記各リレー（７７）（７８）による脱
桴率自動制御を自動的に停止させるものである。

「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、一対の脱桴ロ
ール（３）（４）並びにこのロール（３）　（４）間に
籾を供給制御するシャ７り（５）を備えると共に、前記
ロール（３）（４）の脱桴率を調節する脱桴率モータ（
７）などの脱桴調節部材を設けた籾摺機において、前記
シャッタ（５）とロール（３）　（４）間で対向させて
発光部材（８３）と太陽電池（６０を夫々設け、その発
光部材（Ｂ３）と太陽電池（８０により籾検出装置（Ｂ
５）を構成し、その籾検出装置（６５）の籾検出に基づ
いて脱桴調節部材（７）の自動制御を開始可能に構成し
たもので、前記発光部材（８３）からの光と前記シャッ
タ（５）外方からの光とを前記太陽電池（８４）により
感知でき、脱桴ロール（３）（４）に対する籾供給量が
不足したとき、脱桴ロール（３）　（４）に至る籾通路
の一部が籾で塞がれている状態でも、外部からの光を太
陽電池（６０で感知して脱桴率自動制御を停止させるこ
とができ、従来に比べて籾量検出精度を向上させて作業
終了時のロール（３）（４）閉込みによる砕米及び肌ず
れ米の発生などを防止↑き、従来よりも簡便な取扱い操
作で安全に籾摺作業を行うことができる等の効果を奏す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す籾摺部の拡大断面図、
第２図は籾摺機の全体図、第３図は同断面正面図、第４
図は拡大断面側面図、第５図は籾摺部の説明図、第６図
は籾摺制御回路図、第７図は負荷センサ出力＃＆図であ
る。 （３）（４）・・・脱欅ロール （５）　・・・　　　　　シ　　　ャ　　　ッ　　　タ
（７）・・・　　脱桴率モータ（説欅調節部材）（６３
）・・・　受光部材 （６４）・・・　太陽電池 （Ｂ５）・・・　籾検出装置 出願人　　　ヤンマー農機株式会社 （ほか１名） 宵　ＩＱ 乙 第　４−　凹 素　５　口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対の脱■ロール並びにこのロール間に籾を供給制御す
   るシャッタを備えると共に、前記ロールの脱■率を調節
   する脱■調節部材を設けた籾摺機において、前記シャッ
   タとロール間で対向させて発光部材と太陽電池を夫々設
   け、その発光部材と太陽電池により籾検出装置を構成し
   、その籾検出装置の籾検出に基づいて脱■調節部材の自
   動制御を開始可能に構成したことを特徴とする籾摺機の
   脱■制御装置。