JPH10230172A - 籾摺選別装置における自動制御方法 - Google Patents

籾摺選別装置における自動制御方法

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JPH10230172A
JPH10230172A JP4848697A JP4848697A JPH10230172A JP H10230172 A JPH10230172 A JP H10230172A JP 4848697 A JP4848697 A JP 4848697A JP 4848697 A JP4848697 A JP 4848697A JP H10230172 A JPH10230172 A JP H10230172A
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rice
roll
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JP4848697A
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Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Eiji Ito
栄二 伊藤
Fumio Hayakawa
文雄 早川
Tsuneyoshi Goto
恒義 後藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 完全な籾摺方法を得る。 【構成】 所望の位置にブザー81を設け、前記作業最
大電流値Emaxと前記作業最小電流値Eminの差が例えば作
業平均電流値Eaveの10%以上になったときは前記ブザ
ー81により異常を報知するようにした籾摺選別装置に
おける自動制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、籾摺選別装置における
自動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、公知の、特公昭63−15026号
公報には、供給ホッパーに投入した籾米を一対の籾摺ロ
ールで籾摺するものにおいて、籾摺開始に当り、副軸ロ
ールを主軸ロールに向けて自動的に接合させ、その接合
を主電動機の無負荷電流値との比較で知り、その後タイ
マーで1mm開いて初期設定をなす装置について記載され
ている。また、別に公知の、特開昭58−114742
号公報には、籾供給弁の開度を検出できるようにしてお
き、籾供給弁の開度に応じた理論上の脱ぷ率に基づく電
流値を定め、また籾供給弁の開度に応じた実際の脱ぷ率
の電流値を検出し、実際の電流値が理論上の電流値より
逸脱するときは、ロール間隙を自動調節するものについ
て記載されている。また、前記とは別に図1の籾摺選別
装置も公知である。図1において、Aは籾摺風選部、B
は揺動選別部で、籾摺風選部Aは上部に左右一対のゴム
ロールaを軸架し、ゴムロールaの下方に籾ガラを風選
する風選部bを形成する。揺動選別部Bには、選別板c
を5〜6段位多段に重架した選別装置dを設け、籾摺風
選部Aの後方にはバケットエレベーターeを設けて混合
米を揚穀し、バケットエレベーターeの排出口に貯留タ
ンクfを設け、分配装置gを経て各段の揺動選別板cに
均等分配されるようにする。前記籾摺風選部Aの上方に
は供給ホッパーhが設けられ、供給ホッパーhに籾米を
供給すると、ゴムロールaで籾摺され、風選部bで風選
された籾ガラはブロアーiで吹送され、籾摺されたもの
はバケットエレベーターeにより揚穀されて貯留タンク
fに流入し、分配装置gより選別装置dに供給される。
選別装置dでは、揺動により、籾米と、混合米と、玄米
とに分離され、玄米は仕上米として仕上米スロワーjで
取出され、混合米はバケットエレベーターeに戻されて
再選別され、籾米は供給ホッパーhに戻されて再び籾摺
りされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の、特公昭6
3−15026号公報に記載された籾摺装置の自動制御
は、終始決められたロール間隔で籾摺するようにしてい
るから、品種品質による籾摺の強弱には対応できない。
また、公知の、特開昭58−114742号公報に記載
されたものは、品種品質の相違による脱ぷ率の相違は、
電流値では検出できない点に問題がある。よって、本願
は、摺出し籾の状態によりいったん目視による手動調節
をして、その後自動調節するようにしたものである。ま
た、例えば、装置の部品が籾摺ロールに供給されたりす
るとか、相当太い縄が供給されたりするとか、ホッパー
が詰まって原料供給が途切れることがあり、そのとき
は、ロール間隙を異常に広げたり、接近させたりする。
これをそのままにしておくと、仕上米に籾米を混入させ
る。
【0004】
【発明の目的】完全な、自動制御にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、供給
ホッパーに投入した籾米を一対の籾摺ロールにより籾摺
し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワーにより吸引排出し、風
選された籾玄米の混合米は揺動選別板で籾米と玄米と混
合米とに分離し、籾米は前記供給ホッパーに戻して再籾
摺し、混合米は前記揺動選別板に戻して再選別し、玄米
は仕上米として取出す籾摺選別装置において、籾摺作業
を開始するにあたり、ロール間隙調節モータ63により
籾摺ロール33、34の間隙を開いて無負荷状態の籾摺
ロール用モータ74の電流値aを測定し、ついでロール
間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙
を狭めて籾摺ロール用モータ74の電流値bを測定し、
電流値aと電流値bとを対比して電流値a<電流値bに
なれば籾摺ロール33、34接触と判断し、ついでロー
ル間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間
隙を所定分だけ広げて初期設定し、この状態で籾米を供
給して籾摺作業を開始し、選別板9上に混合米が供給さ
れたら玄米巾と籾米巾を目視で測定して玄米巾が多いと
判断されたときは前記ロール間隙調節モータ63により
籾摺ロール33、34の間隙を広げ、目視で籾米巾が多
いと判断されたときは前記ロール間隙調節モータ63に
より籾摺ロール33、34の間隙を狭め、目視による籾
摺ロール間隙の調節を終了したら一定時間籾摺ロール用
モータ74の電流値を測定して初期最大電流値Cmaxと初
期最小電流値Cminと初期平均電流値Caveを測定し、前記
初期最大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminの差が例えば
前記初期平均電流値Caveの10%以内のときその初期平
均電流値Caveを比較基準電流値Dとして設定し、その
後、所定間隔時間を置いて一定時間籾摺ロール用モータ
74の電流値を測定して作業最大電流値Emaxと作業最小
電流値Eminと作業平均電流値Eaveを測定し、該作業最大
電流値Emaxと作業最小電流値Eminの差が例えば作業平均
電流値Eaveの10%以内のときの作業平均電流値Eaveと
比較基準電流値Dを比較し、作業平均電流値Eave<比較
基準電流値Dのときは籾摺ロールを近接させ、作業平均
電流値Eave>比較基準電流値Dのときは籾摺ロールを離
間させ、所望の位置にブザー81を設け、前記作業最大
電流値Emaxと前記作業最小電流値Eminの差が例えば作業
平均電流値Eaveの10%以上になったときは前記ブザー
81により異常を報知するようにした籾摺選別装置にお
ける自動制御方法としたものである。また、請求項1に
おいて、作業平均電流値Eave<比較基準電流値D×0.
95のときは籾摺ロールを近接させ、作業平均電流値Ea
ve>比較基準電流値D×1.05のときは籾摺ロールを
離間させるようにした籾摺選別装置における自動制御方
法としたものである。また、請求項1において、前記ブ
ザー81は、ブザーOFFのスイッチ82を操作する
か、籾摺ロール用モータ74の電流値がゼロのときか、
供給シャッターを閉じて供給シャッター検出スイッチ7
9をOFFにしたときか、ロール間隙自動調節スイッチ
80をONにしたときのいずれかによりOFFになるよ
うにした籾摺選別装置における自動制御方法としたもの
である。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、図
2において、1は籾摺部、2は揺動選別部であり、籾摺
部1も揺動選別部2も正面四角箱形状にデザインされ、
籾摺部1の方が揺動選別部2方よりも稍高く、籾摺部1
側の左側部に籾ガラ排出ブロワー3を設け、揺動選別部
2側の右側部に仕上米スロワー4を設ける。籾摺部1の
後方には混合米バケットエレベーター5を設け、混合米
バケットエレベーター5の排出部には固定貯留タンク6
を設ける。
【0007】前記揺動選別部2内に設けてある揺動選別
装置7は、図3、図4のように、上部に分配装置8を、
その下部に数段の重積した選別板9群を設け、選別板9
は台枠10に揺動支杆11で支持され(図3)、カム輪
12がモータ13で回転すると左右に揺動するように形
成されている。前記選別板9は前後方向の流出角度は一
定であるが、左右方向の分布角度は選別状態に応じて調
節自在に形成され、第1調節モータ14で回転するネジ
杆15により左側の軸着部16を中心に右側を上下動さ
せると左右傾斜が変更される。この調節は、透視窓17
(図2)から選別状態を見てスイッチ18を操作して行
なう。前記分配装置8は図4のように、その底板19は
階段状に形成されて揺動で穀粒は右側に移動するように
し、移動方向の突当部には各段の選別板9に至る分割口
20が形成されている。
【0008】前記選別板9はいずれも前側は低く後側は
高く前後方向に傾斜しており、前側には第1仕切板21
と第2仕切板22が設けられ、第1仕切板21より右側
は玄米排出部23となり、第1仕切板21と第2仕切板
22の間が混合米排出部24となり、第2仕切板22よ
り左側が籾米排出部25となり、図4のように、第1仕
切板21は第2調節モータ26で回転するネジ杆27に
より、第2仕切板22は第3調節モータ28で回転する
ネジ杆29により左右方向に自由に移動する構造であ
る。
【0009】次に前記籾摺部1の構成について述べる。
正面形状四角箱状に形成した籾摺部1は、最上部に供給
ホッパー30が設けられ、供給ホッパー30の底板31
は右側の揺動選別部2側に至る程低く形成されて右側に
片寄った位置に供給口32が形成され、供給口32の下
部に一対の籾摺ロール33、34が設けられる。籾摺ロ
ール33、34のうち高さの低い右側の籾摺ロール34
は固定ロールで回転はするが固定である。高さの高い左
側の籾摺ロール33は可動ロールであって、固定ロール
に対して遠近自在に設けられる。
【0010】前記籾摺ロール33、34の下方位置には
左側が高くなる風選路35が設けられ、風選路35の左
側の下部に軸心が前後方向である翼車36を有する籾ガ
ラ排出ブロワー3が設けられる。37は風選路35の傾
斜底板であり、傾斜底板37の右端には混合米受樋38
が設けられ、混合米受樋38上には、後方に混合米を搬
送するコンベア39が設けられ、コンベア39の排出部
は混合米バケットエレベーター5の下端に連結される。
40は前記翼車36に至る籾ガラ受樋あり、混合米受
樋38と籾ガラ受樋40の間には2番受樋41が設けら
れ、2番受樋41上には2番コンベア42が設けられ、
2番コンベア42には2番スロワー43が取付けられ
る。
【0011】2番スロワー43は、混合米受樋38の上
部に設けられた戻し籾受樋44に連絡されるが、その跳
揚筒45の中途には、図6のように切替弁46を介して
取出樋47が設けられ、切替弁46を実線の位置に切替
えると2番物は取出樋47を介して機外に取出される。
【0012】前記揺動選別部2の選別板9の排出側の下
部には、玄米取出口48と混合米取出口49と、籾米取
出口50が設けられ、玄米取出口48と混合米取出口4
9の下部には左右方向の一軸反対螺旋の仕上米螺旋51
と混合米螺旋52が設けられて、玄米取出口48からの
玄米を搬送する右側の仕上米螺旋51は翼車53を有す
る前記仕上米スロワー4に連結され、混合米取出口49
からの混合米を搬送する混合米螺旋52は前記混合米受
樋38上に臨むように連結される。前記籾米取出口50
は前記戻し籾受樋44に臨むように連結され、前記戻し
籾受樋44に集った戻し籾は、戻しスロワー54で前記
供給ホッパー30に戻されて再処理される。
【0013】図2において、60は固定貯留タンク6の
前後両側に設けた点検窓であり、点検窓60により混合
米の留り具合を見て籾摺量を調節する。
【0014】図7は供給ホッパー30と籾摺ロール3
3、34の拡大図の一例であり、供給ホッパー30の側
部には戻し室61が形成され、供給ホッパー30と戻し
室61の間には切替弁62が設けられ、切替弁62を一
方に切替えると供給ホッパー30より穀粒が供給され、
切替弁62を他方に切替えると戻し室61より穀粒が供
給される。また、籾摺ロール33の支持腕65aに設け
たコマ65には、ロール間隙調節モータ63により回転
する螺杆64を螺合し、ロール間隙調節モータ63を正
逆回転させるとロール間隙が調節される。
【0015】図8は籾摺部1の断面図であり、最上部に
前記供給ホッパー30を、供給ホッパー30の下部に前
記籾摺ロール33、34を有する籾摺室67を、該籾摺
室67の下部に風選室68を夫々形成し、前記供給ホッ
パー30と前記籾摺室67と前記風選室68とを後壁7
2と前壁73で包囲して略四角形状の籾摺部1とし、前
記籾摺室67と前記後壁72の間には籾摺駆動室69
を、前記風選室68と前記後壁72との間には伝導室7
1を、前記風選室68と前記前壁73との間には戻し装
置室70を形成する。74は籾摺ロール用モータ、78
は供給シャッターである。
【0016】図11において、75は籾摺ロール用モー
タ74の運転スイッチ、76は同停止スイッチ、77は
「広」を押すと広げ、「狭」を押すとせばめるロール間
隙調節モータ63を微回転させる微動スイッチ(寸動ス
イッチ)、79は供給シャッター78の近傍に設けられ
供給シャッター78を開放するとこれを検出してオンに
なる供給シャッター検出スイッチ、80は押圧時のみオ
ンになるロール間隙自動調節スイッチ、81はブザー、
82はブザーOFFスイッチ、83は制御用スイッチ盤
である。
【0017】しかして、図9において、籾摺ロール用モ
ータ74の運転スイッチ75をオンにし(ステップ
2)、供給ホッパー30が閉じていることを検出スイッ
チ79が検出し(ステップ3)、このときロール間隙自
動調節スイッチ80を手動で押すと(ステップ4)、所
定時間だけロール間隙調節モータ63が正転方向に通電
されてロール間隙が広がり、籾摺ロール33、34は無
負荷状態で回転する。このときの籾摺ロール用モータ7
4の無負荷電流aを測定(ステップ6)してCPUに記
憶させる。ついで、ステップ7で自動的に籾摺ロール用
モータ74を互いのロールが接触する方向に逆転させ
る。籾摺ロールが接触したかどうかは、逆転中の籾摺ロ
ール用モータ74の電流値bと前記無負荷電流値aとを
比較することで検出でき、籾摺ロール33、34が互い
に接触すると、籾摺ロール用モータ74の電流値bは接
触抵抗により大きくなるから、a<bがNOのときは図9
のステップ7に戻して逆転を継続させ、a<bがYES に
なったら、タイマーで所定時間(例えば約1.2 秒)だけ
ロール間隙調節モータ63を自動的に正転させて、いっ
たん接触した籾摺ロール33、34の間隔を約0.8 mmに
広げて、初期設定を完了する(ステップ10)。
【0018】ついで、供給ホッパー30の供給シャッタ
ー78を手動で開き(ステップ11)籾摺を開始する
が、籾摺ロール33、34の間隔は前記のように約0.8
mmに初期設定されていても、品種品質の相違で例えば乾
燥の強い籾米のときは良く籾摺されるが、乾燥の悪い籾
米のときはあまり籾摺されない。そこで、目視による手
動微調節するために選別板9上に流出した混合米を見
て、籾摺が強いときは図11の微動スイッチ77の上部
の「広」側を押してロール間隙調節モータ63により籾
摺ロール間隔を初期設定より広げ、籾摺が弱いときは微
動スイッチ77の下部の「狭」側を押して籾摺ロール間
隔を初期設定より狭める。微動スイッチ77による調節
では、1回押すとロール間隙が約0.2mm ずつ調節され
る。
【0019】以上により目視による手動微調整が終了し
たら、ロール間隙を自動で調節するために、再度、ロー
ル間隙自動調節スイッチ80を押す。すると、図10の
フローのように、自動的に設定される。即ち、手動によ
り、ロール間隙自動調節スイッチ80が押されると、ま
ず3分間に亘り2秒間隔で90回、籾摺ロール用モータ
74の電流値を測定して、その3分間の初期平均電流値
Caveと、初期最大電流値Cmaxと、初期最小電流値Cminを
求める(ステップ15)。このとき、初期平均電流値Ca
veと、初期最大電流値Cmaxと、初期最小電流値Cminの関
係において、求められた初期最大電流値Cmaxと初期最小
電流値Cminの差が、初期平均電流値Caveの10%を越え
るときは(ステップ16)、まだ運転が安定していない
ことになるから測定をやり直し、初期最大電流値Cmaxと
初期最小電流値Cminの差が初期平均電流値Caveの10%
以内になるまでこれを繰り返す。
【0020】なお、ステップ15、16は2秒間隔ごと
の並行処理とする。即ち、最初の3分間の測定を開始し
たら、その2秒後に次の3分間の測定を開始し、この要
領で次々に電流測定を開始し、初期最大電流値Cmaxと初
期最小電流値Cminの差が初期平均電流値Caveの10%以
内となって電流が安定したら、そのときの平均電流値Ca
veを比較基準電流値Dとして設定する(ステップ1
7)。
【0021】その後の自動運転中は、作業中の籾摺ロー
ル用モータ74の電流値を3分間に亘り測定して、その
作業最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminと作業平均電
流値Eaveを求め(ステップ18)、作業最大電流値Emax
と作業最小電流値Eminの差が作業平均電流値Eaveの10
%以内のときの作業平均電流値Eaveと前記比較基準電流
値Dを比較し(ステップ20)、作業平均電流値Eave<
比較基準電流値D×0.95のときはロール間隙調節モ
ータ63を0.15秒作動させて籾摺ロールを0.1mm 近接さ
せ(ステップ22)、反対に作業平均電流値Eave>比較
基準電流値D×1.05のときは籾摺ロールを0.1mm 離
間させる(ステップ24)。なお、機械的トラブルが発
生して、前記作業平均電流値Eaveが比較基準電流値Dの
10%以上になったときは、これをそのまま放置する
と、仕上米中に籾米が混入するようになるので、直ちに
運転を停止させるようブザー81により異常を報知す
る。
【0022】また、ステップ18〜ステップ25の処理
は、30秒間隔の並行処理とし、3分間に亘る電流測定
(ステップ18)は、30秒ごとに測定を開始する。
【0023】
【作用】次に作用を述べる。 (一般的籾摺作用)供給ホッパー30に籾米を投入し、
供給ホッパー30の供給シャッター78を開くと籾摺ロ
ール33、34により籾摺され、籾ガラは風選室68内
の風選路35で吸引されて籾ガラ排出ブロワー3により
放出され、風選された混合米は混合米受樋38に落下し
てコンベア39で後送され、混合米バケットエレベータ
ー5の下端に供給されて揚穀され、固定貯留タンク6に
貯留される。
【0024】しかして、固定貯留タンク6の開閉シャッ
ターを適宜開くと、混合米は固定貯留タンク6より分配
装置8に供給され、分配装置8の底板19の振動で分割
口20に移動し、分割口20で分けられて各段の選別板
9に供給される。選別板9はモータ13で回転するカム
輪12により左右側に揺動するが、選別板9の板面には
図において右側に揺り寄せうる多数の揺寄突起が形成さ
れているから、比重の重い玄米は図において右側に移動
し比重の軽い籾米はその反動で左側に移動し、中央には
分離されない混合米が分布する。右側の玄米排出部23
に集合した玄米は玄米取出口48に落下し、仕上米螺旋
51で右方に移送されて仕上米スロワー4の翼車53で
跳上げられて取出される。
【0025】前記選別板9の選別状態は、透視窓17よ
り見ることが出来るが、もし、玄米排出部23側に穀物
が片寄り過ぎるときは、左右の傾斜が足りないのである
からスイッチ18を操作して図3の第1調節モータ14
に通電し、ネジ杆15を回転させて選別板9の右側を高
くし、その反対のときは第1調節モータ14を逆転させ
て選別板9の右側を低くする。また、仕上米スロワー4
で取出される玄米中に若干の籾米が混入するようなとき
は、第1仕切板21の位置が左に寄り過ぎているのであ
るから、第2調節モータ26に通電してネジ杆27を回
転させて第1仕切板21を右に移動させる。
【0026】上記選別で、混合米取出口49より落下し
た混合米は混合米螺旋52で左に移動させ、混合米受樋
38に集めて混合米バケットエレベーター5により揚穀
する。又、籾米取出口50に取出された籾米は戻し籾受
樋44に集められ、戻しスロワー54で供給ホッパー3
0に戻され、再度籾摺される。
【0027】(本発明独自の作用)図9と図10は、本
発明の籾摺ロール間隙制御フローを、図11はスイッチ
盤83を示している。しかして、図9において、籾摺ロ
ール用モータ74の運転スイッチ75をオンにし(ステ
ップ2)、供給ホッパー30が閉じていることを検出ス
イッチ79が検出し(ステップ3)、このときロール間
隙自動調節スイッチ80を手動で押すと(ステップ
4)、所定時間だけロール間隙調節モータ63が正転方
向に通電されてロール間隙が広がり、籾摺ロール33、
34は無負荷状態で回転する。このときの籾摺ロール用
モータ74の無負荷電流aを測定(ステップ6)してC
PUに記憶させる。ついで、CPUの作用によりステッ
プ7で自動的に籾摺ロール用モータ74を互いのロール
が接触する方向に逆転させる。籾摺ロールの接触は、逆
転中の籾摺ロール用モータ74の電流値bと前記無負荷
電流値aとを比較することで検出でき、籾摺ロール3
3、34が互いに接触すると、籾摺ロール用モータ74
の電流値bは接触抵抗により大きくなるから、a<bが
NOのときは図9のステップ7に戻して逆転を継続させ、
a<bがYES になったら、タイマーで所定時間(例えば
約1.2 秒)だけロール間隙調節モータ63を自動的に正
転させて、いったん接触した籾摺ロール33、34の間
隔を約0.8 mmに広げて、初期設定を完了する(ステップ
10)。
【0028】ついで、供給ホッパー30の供給シャッタ
ー78を手動で開き(ステップ11)、籾摺ロール3
3、34で籾摺するが、籾摺ロール33、34の間隔は
前記のように約0.8 mmに初期設定されているので、品種
品質の相違で例えば乾燥の強い籾米のときは良く籾摺さ
れるが、乾燥の悪い籾米のときはあまり籾摺されない。
そこで、目視による手動微調節するために選別板9上に
流出した混合米を見て、籾摺が強いときは図11の微動
スイッチ77の上部を押してロール間隙調節モータ63
により籾摺ロール間隔を初期設定より広げ、籾摺が弱い
ときは微動スイッチ77の下部を押して籾摺ロール間隔
を初期設定より狭める。微動スイッチ77は1回押すと
ロール間隙は約0.2mm ずつ調節される。
【0029】以上により目視による手動微調整が終了し
たら、ロール間隙を自動で調節するために、再度、ロー
ル間隙自動調節スイッチ80を押す。すると、図10の
フローのように、自動的に設定される。即ち、手動によ
り、ロール間隙自動調節スイッチ80が押されると、ま
ず3分間に亘り2秒間隔で90回、籾摺ロール用モータ
74の電流値を測定して、その3分間の初期平均電流値
Caveと、初期最大電流値Cmaxと、初期最小電流値Cminを
求める(ステップ15)。求めた初期最大電流値Cmaxと
初期最小電流値Cminの差が、前記初期平均電流値Caveの
10%を越えるときは(ステップ16)、自動運転の初
期で、まだ運転が安定していないことになるから測定を
やり直し、初期最大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminの
差が初期平均電流値Caveの10%以内になるまでこれを
繰り返す。
【0030】なお、ステップ15、16は2秒間隔ごと
の並行処理とする。即ち、最初の3分間の測定を開始し
たら、その2秒後に次の3分間の測定を開始し、この要
領で次々に電流測定を開始し、初期最大電流値Cmaxと初
期最小電流値Cminの差が初期平均電流値Caveの10%以
内となって電流が安定したら、そのときの平均電流値Ca
veを比較基準電流値Dとして設定する(ステップ1
7)。
【0031】その後の自動運転中は、作業中の籾摺ロー
ル用モータ74の電流値を3分間に亘り測定して、その
作業最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminと作業平均電
流値Eaveを求め(ステップ18)、作業最大電流値Emax
と作業最小電流値Eminの差が作業平均電流値Eaveの10
%以内のときの作業平均電流値Eaveと前記比較基準電流
値Dを比較し(ステップ20)、作業平均電流値Eave<
比較基準電流値D×0.95のときはロール間隙調節モ
ータ63を0.15秒作動させて籾摺ロールを0.1mm 近接さ
せ(ステップ22)、反対に作業平均電流値Eave>比較
基準電流値D×1.05のときは籾摺ロールを0.1mm 離
間させる(ステップ24)。なお、機械的トラブルが発
生して、前記作業平均電流値Eaveが比較基準電流値Dの
10%以上になったときは、これをそのまま放置する
と、仕上米中に籾米が混入するようになるので、直ちに
対策を講じるようブザー81により異常を報知する。前
記ブザー81は、ブザーOFFのスイッチ82を操作す
るか、籾摺ロール用モータ74の電流値がゼロのとき
か、供給シャッターを閉じて供給シャッター検出スイッ
チ79をOFFにしたときか、ロール間隙自動調節スイ
ッチ80をONにしたときのいずれかによりOFFにな
る。
【0032】なお、ステップ18〜ステップ25の処理
は、30秒間隔の並行処理とし、3分間に亘る電流測定
(ステップ18)は、30秒ごとに測定を開始する。ま
た、自動運転中に再度ロール間隙自動調節スイッチ80
が押されたら、ロール間隙の自動調節はストップさせる
(ステップ26)。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明は、供給ホッパー
30に投入した籾米を一対の籾摺ロール33、34によ
り籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワー3により吸引排
出し、風選された籾玄米の混合米は揺動選別板9で籾米
と玄米と混合米とに分離し、籾米は前記供給ホッパー3
0に戻して再籾摺し、混合米は前記揺動選別板9に戻し
て再選別し、玄米は仕上米として取出す籾摺選別装置に
おいて、籾摺作業を開始するにあたり、ロール間隙調節
モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を開いて
無負荷状態の籾摺ロール用モータ74の電流値aを測定
し、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺ロール
33、34の間隙を狭めて籾摺ロール用モータ74の電
流値bを測定し、電流値aと電流値bとを対比して電流
値a<電流値bになれば籾摺ロール33、34接触と判
断し、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺ロー
ル33、34の間隙を所定分だけ広げて初期設定し、こ
の状態で籾米を供給して籾摺作業を開始し、選別板9上
に混合米が供給されたら玄米巾と籾米巾を目視で測定し
て玄米巾が多いと判断されたときは前記ロール間隙調節
モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を広げ、
目視で籾米巾が多いと判断されたときは前記ロール間隙
調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を狭
め、目視による籾摺ロール間隙の調節を終了したら一定
時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して初期最
大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminと初期平均電流値Ca
veを測定し、前記初期最大電流値Cmaxと初期最小電流値
Cminの差が例えば前記初期平均電流値Caveの10%以内
のときその初期平均電流値Caveを比較基準電流値Dとし
て設定し、その後、所定間隔時間を置いて一定時間籾摺
ロール用モータ74の電流値を測定して作業最大電流値
Emaxと作業最小電流値Eminと作業平均電流値Eaveを測定
し、該作業最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminの差が
例えば作業平均電流値Eaveの10%以内のときの作業平
均電流値Eaveと比較基準電流値Dを比較し、作業平均電
流値Eave<比較基準電流値Dのときは籾摺ロールを近接
させ、作業平均電流値Eave>比較基準電流値Dのときは
籾摺ロールを離間させ、所望の位置にブザー81を設
け、前記作業最大電流値Emaxと前記作業最小電流値Emin
の差が例えば作業平均電流値Eaveの10%以上になった
ときは前記ブザー81により異常を報知するようにした
籾摺選別装置における自動制御方法としたから、 イ.籾摺作業を開始するにあたり、手動操作で供給シャ
ッター78を閉じて籾米を供給せず空運転の状態で籾摺
ロール用モータ74に通電して籾摺ロール33、34を
回転させ、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺
ロール33、34の間隙を自動的に開き、そのときの籾
摺ロール用モータ74の電流値aを自動的に測定し、つ
いでロール間隙調節モータ63により籾摺ロール33、
34の間隙を自動的にせばめて籾摺ロール用モータ74
の電流値bを自動的に測定し、前記電流値aと電流値b
とを対比して電流値a<電流値bとなれば、籾摺ロール
33、34接触と判断し、ついでロール間隙調節モータ
63により籾摺ロール33、34の間隙を自動的に僅か
に広げて初期設定するから初期設定が容易にできる。 ロ.初期設定後、籾米を手動で供給して籾摺を開始し、
籾摺開始により選別板9上に混合米が供給され分離した
ら玄米と籾米の巾を目視で測定して玄米が多いと判断さ
れたときは手動で微動スイッチ77を操作してロール間
隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を
広げ、目視で籾米が多いと判断されたときは手動で微動
スイッチ77を操作してロール間隙調節モータ63によ
り籾摺ロール33、34の間隙をせばめるから、完全な
再調節が容易にできる。 ハ.手動の微動調節が終了したらロール間隙自動調節ス
イッチ80を押して自動調節とし、自動調節では、一定
時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して初期最
大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminと初期平均電流値Ca
veを求め、該初期最大電流値Cmaxと初期最小電流値Cmin
の差が前記初期平均電流値Caveの10%以内のときその
初期平均電流値Caveを比較基準電流値Dとして設定し、
その後、所定間隔時間を置いて一定時間籾摺ロール用モ
ータ74の電流値を測定して作業最大電流値Emaxと作業
最小電流値Eminと作業平均電流値Eaveを測定し、該作業
最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminの差が作業平均電
流値Eaveの10%以内のときの作業平均電流値Eaveと比
較基準電流値Dを比較し、作業平均電流値Eave<比較基
準電流値D×0.95のときは籾摺ロールを近接させ、
作業平均電流値Eave>比較基準電流値D×0.95のと
きは籾摺ロールを離間させるから、自動制御が正確簡単
に行なえる。 ニ、機械的トラブルが発生して、前記作業平均電流値Ea
veが比較基準電流値Dの10%以上になったときは、こ
れをそのまま放置すると、仕上米中に籾米が混入するよ
うになるので、直ちに対策を講じるようブザー81によ
り異常を報知するので、速やかに対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行例の正面図。
【図2】本願の正面図。
【図3】本願の揺動選別部内の正面図。
【図4】同一部縦断正面図。
【図5】2番スロワーと戻しスロワーを表した正面図。
【図6】2番スロワーの断面図。
【図7】ロール開閉装置の正面図。
【図8】籾摺部の縦断側面図。
【図9】籾摺フロー図。
【図10】籾摺フロー図。
【図11】スイッチの正面図。
【符号の説明】
1…籾摺部、2…揺動選別部、3…籾ガラ排出ブロワ
ー、4…仕上米スロワー、5…混合米バケットエレベー
ター、6…固定貯留タンク、7…揺動選別装置、8…分
配装置、9…選別板、10…台枠、11…揺動支杆、1
2…カム輪、13…モータ、14…第1調節モータ、1
5…ネジ杆、16…軸着部、17…透視窓、18…スイ
ッチ、19…底板、20…分割口、21…第1仕切板、
22…第2仕切板、23…玄米排出部、24…混合米排
出部、25…籾米排出部、26…第2調節モータ、27
…ネジ杆、28…第3調節モータ、29…ネジ杆、30
…供給ホッパー、31…底板、32…供給口、33…籾
摺ロール、34…籾摺ロール、35…風選路、36…翼
車、37…傾斜底板、38…混合米受樋、39…コンベ
ア、40…籾ガラ受樋、41…2番受樋、42…2番コ
ンベア、43…2番スロワー、44…戻し籾受樋、45
…跳揚筒、46…切替弁、47…取出樋、48…玄米取
出口、49…混合米取出口、50…籾米取出口、51…
仕上米螺旋、52…混合米螺旋、53…翼車、54…戻
しスロワー、60…点検窓、61…戻し室、62…切替
弁、63…ロール間隙調節モータ、64…螺杆、65…
コマ、65a…支持腕、67…籾摺室、68…風選室、
69…籾摺駆動室、70…戻し装置室、71…伝導室、
72…後壁、73…前壁、74…籾摺ロール用モータ、
75…運転スイッチ、76…停止スイッチ、77…微動
スイッチ、78…供給シャッター、79…供給シャッタ
ー検出スイッチ、80…ロール間隙自動調節スイッチ、
81…ブザー、82…ブザーOFFスイッチ、83…制
御用スイッチ盤。
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、供給
ホッパーに投入した籾米を一対の籾摺ロールにより籾摺
し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワーにより吸引排出し、風
選された籾玄米の混合米は揺動選別板で籾米と玄米と混
合米とに分離し、籾米は前記供給ホッパーに戻して再籾
摺し、混合米は前記揺動選別板に戻して再選別し、玄米
は仕上米として取出す籾摺選別装置において、籾摺作業
を開始するにあたり、ロール間隙調節モータ63により
籾摺ロール33、34の間隙を開いて無負荷状態の籾摺
ロール用モータ74の電流値aを測定し、ついでロール
間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙
を狭めて籾摺ロール用モータ74の電流値bを測定し、
電流値aと電流値bとを対比して電流値a<電流値bに
なれば籾摺ロール33、34接触と判断し、ついでロー
ル間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間
隙を所定分だけ広げて初期設定し、この状態で籾米を供
給して籾摺作業を開始し、選別板9上に混合米が供給さ
れたら玄米巾と籾米巾を目視で測定して玄米巾が多いと
判断されたときは前記ロール間隙調節モータ63により
籾摺ロール33、34の間隙を広げ、目視で籾米巾が多
いと判断されたときは前記ロール間隙調節モータ63に
より籾摺ロール33、34の間隙を狭め、目視による籾
摺ロール間隙の調節を終了したら一定時間籾摺ロール用
モータ74の電流値を測定して初期最大電流値Cmax
と初期最小電流値Cminと初期平均電流値Caveを
測定し、前記初期最大電流値Cmaxと初期最小電流値
Cminの差が例えば前記初期平均電流値Caveの1
0%以内のときその初期平均電流値Caveを比較基準
電流値Dとして設定し、その後、所定間隔時間を置いて
一定時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して作
業最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminと作業
平均電流値Eaveを測定し、該作業最大電流値Ema
xと作業最小電流値Eminの差が例えば作業平均電流
値Eaveの10%以内のときの作業平均電流値Eav
eと比較基準電流値Dを比較し、作業平均電流値Eav
e<比較基準電流値Dのときは籾摺ロールを近接させ、
作業平均電流値Eave>比較基準電流値Dのときは籾
摺ロールを離間させ、所望の位置にブザー81を設け、
前記作業平均電流値Eaveが比較基準電流値Dの10
%以上になったときは前記ブザー81により異常を報知
するようにした籾摺選別装置における自動制御方法とし
たものである。また、請求項1において、作業平均電流
値Eave<比較基準電流値D×0.95のときは籾摺
ロールを近接させ、作業平均電流値Eave>比較基準
電流値D×1.05のときは籾摺ロールを離間させるよ
うにした籾摺選別装置における自動制御方法としたもの
である。また、請求項1において、前記ブザー81は、
ブザーOFFのスイッチ82を操作するか、籾摺ロール
用モータ74の電流値がゼロのときか、供給シャッター
を閉じて供給シャッター検出スイッチ79をOFFにし
たときか、ロール間隙自動調節スイッチ80をONにし
たときのいずれかによりOFFになるようにした籾摺選
別装置における自動制御方法としたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明は、供給ホッパー
30に投入した籾米を一対の籾摺ロール33、34によ
り籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワー3により吸引排
出し、風選された籾玄米の混合米は揺動選別板9で籾米
と玄米と混合米とに分離し、籾米は前記供給ホッパー3
0に戻して再籾摺し、混合米は前記揺動選別板9に戻し
て再選別し、玄米は仕上米として取出す籾摺選別装置に
おいて、籾摺作業を開始するにあたり、ロール間隙調節
モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を開いて
無負荷状態の籾摺ロール用モータ74の電流値aを測定
し、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺ロール
33、34の間隙を狭めて籾摺ロール用モータ74の電
流値bを測定し、電流値aと電流値bとを対比して電流
値a<電流値bになれば籾摺ロール33、34接触と判
断し、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺ロー
ル33、34の間隙を所定分だけ広げて初期設定し、こ
の状態で籾米を供給して籾摺作業を開始し、選別板9上
に混合米が供給されたら玄米巾と籾米巾を目視で測定し
て玄米巾が多いと判断されたときは前記ロール間隙調節
モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を広げ、
目視で籾米巾が多いと判断されたときは前記ロール間隙
調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を狭
め、目視による籾摺ロール間隙の調節を終了したら一定
時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して初期最
大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminと初期平均
電流値Caveを測定し、前記初期最大電流値Cmax
と初期最小電流値Cminの差が例えば前記初期平均電
流値Caveの10%以内のときその初期平均電流値C
aveを比較基準電流値Dとして設定し、その後、所定
間隔時間を置いて一定時間籾摺ロール用モータ74の電
流値を測定して作業最大電流値Emaxと作業最小電流
値Eminと作業平均電流値Eaveを測定し、該作業
最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminの差が例
えば作業平均電流値Eaveの10%以内のときの作業
平均電流値Eaveと比較基準電流値Dを比較し、作業
平均電流値Eave<比較基準電流値Dのときは籾摺ロ
ールを近接させ、作業平均電流値Eave>比較基準電
流値Dのときは籾摺ロールを離間させ、所望の位置にブ
ザー81を設け、前記作業平均電流値Eaveが比較基
準電流値Dの10%以上になったときは前記ブザー81
により異常を報知するようにした籾摺選別装置における
自動制御方法としたから、 イ.籾摺作業を開始するにあたり、手動操作で供給シャ
ッター78を閉じて籾米を供給せず空運転の状態で籾摺
ロール用モータ74に通電して籾摺ロール33、34を
回転させ、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺
ロール33、34の間隙を自動的に開き、そのときの籾
摺ロール用モータ74の電流値aを自動的に測定し、つ
いでロール間隙調節モータ63により籾摺ロール33、
34の間隙を自動的にせばめて籾摺ロール用モータ74
の電流値bを自動的に測定し、前記電流値aと電流値b
とを対比して電流値a<電流値bとなれば、籾摺ロール
33、34接触と判断し、ついでロール間隙調節モータ
63により籾摺ロール33、34の間隙を自動的に僅か
に広げて初期設定するから初期設定が容易にできる。 ロ.初期設定後、籾米を手動で供給して籾摺を開始し、
籾摺開始により選別板9上に混合米が供給され分離した
ら玄米と籾米の巾を目視で測定して玄米が多いと判断さ
れたときは手動で微動スイッチ77を操作してロール間
隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を
広げ、目視で籾米が多いと判断されたときは手動で微動
スイッチ77を操作してロール間隙調節モータ63によ
り籾摺ロール33、34の間隙をせばめるから、完全な
再調節が容易にできる。 ハ.手動の微動調節が終了したらロール間隙自動調節ス
イッチ80を押して自動調節とし、自動調節では、一定
時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して初期最
大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminと初期平均
電流値Caveを求め、該初期最大電流値Cmaxと初
期最小電流値Cminの差が前記初期平均電流値Cav
eの10%以内のときその初期平均電流値Caveを比
較基準電流値Dとして設定し、その後、所定間隔時間を
置いて一定時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定
して作業最大電流値Emaxと作業最小電流値Emin
と作業平均電流値Eaveを測定し、該作業最大電流値
Emaxと作業最小電流値Eminの差が作業平均電流
値Eaveの10%以内のときの作業平均電流値Eav
eと比較基準電流値Dを比較し、作業平均電流値Eav
e<比較基準電流値D×0.95のときは籾摺ロールを
近接させ、作業平均電流値Eave>比較基準電流値D
×0.95のときは籾摺ロールを離間させるから、自動
制御が正確簡単に行なえる。 ニ、機械的トラブルが発生して、前記作業平均電流値E
aveが比較基準電流値Dの10%以上になったとき
は、これをそのまま放置すると、仕上米中に籾米が混入
するようになるので、直ちに対策を講じるようブザー8
1により異常を報知するので、速やかに対処できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 恒義 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ホッパーに投入した籾米を一対の籾
    摺ロールにより籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワーに
    より吸引排出し、風選された籾玄米の混合米は揺動選別
    板で籾米と玄米と混合米とに分離し、籾米は前記供給ホ
    ッパーに戻して再籾摺し、混合米は前記揺動選別板に戻
    して再選別し、玄米は仕上米として取出す籾摺選別装置
    において、籾摺作業を開始するにあたり、ロール間隙調
    節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を開い
    て無負荷状態の籾摺ロール用モータ74の電流値aを測
    定し、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺ロー
    ル33、34の間隙を狭めて籾摺ロール用モータ74の
    電流値bを測定し、電流値aと電流値bとを対比して電
    流値a<電流値bになれば籾摺ロール33、34接触と
    判断し、ついでロール間隙調節モータ63により籾摺ロ
    ール33、34の間隙を所定分だけ広げて初期設定し、
    この状態で籾米を供給して籾摺作業を開始し、選別板9
    上に混合米が供給されたら玄米巾と籾米巾を目視で測定
    して玄米巾が多いと判断されたときは前記ロール間隙調
    節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙を広
    げ、目視で籾米巾が多いと判断されたときは前記ロール
    間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間隙
    を狭め、目視による籾摺ロール間隙の調節を終了したら
    一定時間籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して初
    期最大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminと初期平均電流
    値Caveを測定し、前記初期最大電流値Cmaxと初期最小電
    流値Cminの差が例えば前記初期平均電流値Caveの10%
    以内のときその初期平均電流値Caveを比較基準電流値D
    として設定し、その後、所定間隔時間を置いて一定時間
    籾摺ロール用モータ74の電流値を測定して作業最大電
    流値Emaxと作業最小電流値Eminと作業平均電流値Eaveを
    測定し、該作業最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminの
    差が例えば作業平均電流値Eaveの10%以内のときの作
    業平均電流値Eaveと比較基準電流値Dを比較し、作業平
    均電流値Eave<比較基準電流値Dのときは籾摺ロールを
    近接させ、作業平均電流値Eave>比較基準電流値Dのと
    きは籾摺ロールを離間させ、所望の位置にブザー81を
    設け、前記作業最大電流値Emaxと前記作業最小電流値Em
    inの差が例えば作業平均電流値Eaveの10%以上になっ
    たときは前記ブザー81により異常を報知するようにし
    た籾摺選別装置における自動制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、作業平均電流値Eave
    <比較基準電流値D×0.95のときは籾摺ロールを近
    接させ、作業平均電流値Eave>比較基準電流値D×1.
    05のときは籾摺ロールを離間させるようにした籾摺選
    別装置における自動制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ブザー81は、
    ブザーOFFのスイッチ82を操作するか、籾摺ロール
    用モータ74の電流値がゼロのときか、供給シャッター
    を閉じて供給シャッター検出スイッチ79をOFFにし
    たときか、ロール間隙自動調節スイッチ80をONにし
    たときのいずれかによりOFFになるようにした籾摺選
    別装置における自動制御方法。
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