JPS61111148A - 籾摺機の脱ふ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野Ｊ 本発明は一対の脱げロールにより籾を玄米と籾殻に分離
して取出す籾摺機の脱桴制御装置に関する。

「従来の技術」 従来１例えば特開昭５８−１１４７４２号公報に示す如
く、一対の脱桴ロールを駆動する籾摺モータの駆動負荷
変化を検出する負荷センサを備え、前記負荷センサ出力
に基づいて脱桴調Ｉ！ｉ部材を制御して脱桴率を略一定
に保つ技術があった。

また例、えば特公昭５１−１６２０号公報に示す如く、
脱桴ロールの摺落し米がなくなったときに脱桴調節部材
の自動制御を自動的に中断させる技術があった。

「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、脱桴ロールの籾供給量に比例して変化
する籾摺モータの駆動負荷を補正し、そのモータ負荷に
基づいて脱桴率変化を検出して脱桴半制御を自動的に行
うと共に、脱桴ロールの摺落し米がなくなったときにそ
の脱桴半制御を中断することができたが、脱桴半制御を
連続して行う連続制御状態では、籾摺作業開始時に適正
な脱桴ロールの籾摺間隙を速やかに得られるのに対し、
１Ｍ摺作業途中に脱桴調節部材がハンチング作動し易い
問題があると共に、脱＃率制御を一定時間毎に行う間欠
制御状態では、籾摺作業途中の脱桴半制御を安定良く得
られるのに対し、籾摺作業開始時に籾供給量が変化し易
いので、脱桴ロールの籾摺間隙の初期設定時間が長くな
る問題があった。

「問題を解決するための手段」 然るに１本発明は、脱桴ロールからの摺落し米を検出開
始時にａ統制用状態で脱桴Ｘｇ１節部材の自動制御を開
始中る一方、その摺落し米を検出開始後で一部時間経ｉ
Ｍ後に間欠制御状態で脱桴ｙＪ節部材を自動制御可能に
自動的にνＪ換えるように構成したものである。

「作　用」 従って、籾摺作業開始時に＋！続制御状態で脱桴半制御
を行うことにより、適正な脱桴ロールの籾摺間隙を速や
かに得られ、短い初期設定時間で籾摺損失を減少し得る
と共に、籾摺作業途中に間欠制御状態で脱桴半制御を行
うことにより、脱桴調節部材の脱桴半制御動作を安定良
く得られ、特に前記の連続制御状態と間欠制御状態の切
換を自動的に行うことにより、従来に比べてその切換手
間などを省けて取扱い操作の簡略化を容易に図り得。

また装置全体を簡潔な構造にして低コスト化も図り得る
ものである。

「実施例Ｊ 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は籾摺制御回路図、第２図は籾摺機の全体図、第
３図は同断面図である。図中（１）は籾摺部であり、（
２）は籾を投入する供給ホッパー、（３）（４）は該宇
ンパー（２）下部に対設する一対の脱（ツロール、（５
）は前記ホッパー（２）下部を開閉するシャッタ、（８
）は前記各ロール（３）　（４）を手動操作によって緊
急開動する展開レバー、（７）は前記ロール（３）（４
）を接離調節する脱桴調節部材である脱桴率モータであ
る。

図中（８）は前記籾摺部（１）を上載する風選部であり
、玄米取出し樋（９−）及び玄米コンベア（１０）と。

前記樋（３）に落下する玄米から小米を取除く唐箕　　
　　　　　［（１１）と、その小米を機外に搬出する小
米取出し樋（１２）及び小米コンベア（１３）と、穀粒
飛散板（１４）及び流穀板（１５）を介して前記脱桴ロ
ール（３）（４）下方に臨ませて摺落し米（玄米と籾）
を受取る摺落し米取出し樋（１６）及び摺落し米コンベ
ア（１７）と、前記摺落し米から分離した批を蔓取る枇
取出し樋（＋８）及び批コンベア（１９）と、前記摺落
し米から分離した籾殻を機外に放出する吸排塵ファン（
２０）とを備える。

図中（２１）は前記風選部（８）に上載して籾摺部（＋
）に並設する選別部であり、第４図にも示す如く、一方
向に連続回転させて玄米と籾を分離する上部及び下部選
別筒（２２）（２３）と、前記６筒（２２）（２３）を
回転自在に夫々支持させる支承ロール（２４）・・・（
２５）・・・と、下部選別筒（２２）の一端外側に設け
る混合米供給タンク（２６）と、上部選別筒（２２）に
内挿する供給コンベア（２７）及び再選粒コンベア（２
８）及び玄米受コンベア（２８）と、下部選別筒（２３
）に内挿する玄米受コンベア（３０）と、上下の玄米受
コンヘア（２９）（３０）間に設けてこれらを直列接続
する米選機（３１）と　土部選別筒（２２）の籾排出端
をホッパー（２）にａ通させるシュート（３２）と、再
選粒コンベア（２８）を下部選別筒（２３）に連通させ
るシｓ　−ト（３３）と、下部選別筒（２３）の混合米
排出端を摺落し米取出し樋（１６）に直通させるシュー
ト（３４）と、玄米受コンベア（３０）を玄米取出し樋
（３）に連通させるシュート（３５）とを備える。

そして前記玄米コンベア（１０）に下端側をｉ！！通さ
せる玄米揚上コンベア（３θ）と、前記摺落し米コンベ
ア（１７）に下端側を連通させる選別米揚上コンベア（
３７）とを本機外側に沿わせて立設させると共に。

前記供給タンク（２Ｂ）に其の選別未揚上コンベア（３
７）上端を接続パイプ（３８）によって！ＩＬ通させ、
前記籾摺部（１）からの摺落し米と前記選別筒（２３）
からの返り混合米を合流させて供給タンク（２８）ｊ二
投入するように構成している。

また前記供給タンク（２６）に上端側を′ａ通させるオ
ーバーフロー樋（３９）を設け、供給ホツノ＜　−（２
）上面に臨ませる前記オーバーフロー樋（３９）の下端
開口に開閉弁（４０）を取付け、供給タンク（２６）内
の余分な混合米をオーへ−フロー樋（３８）を介して供
給ホンバー（２）に戻すと共に　その供給ホ、　、＜、
−（２）に戻る混合米量の増加に比例して前記開閉弁（
４０）が開動するように構成している。

さらに前記籾摺部（１）、風選部（８）及び選別部（２
１）を駆動する籾摺モータ（４Ｉ）を備え、前記脱桴ロ
ール（３）（４）を籾摺モータ（４１）によって駆動す
るように構成している。

第５図は籾摺部（１）の説明図であり、支軸（４２）（
４３）に夫々軸支する６税げロール（３）（４）を籾摺
ケース（４４）に対向して内設させ、各支軸（４２）（
４３）に伝動ギヤ（４５）（４８）を軸支させると共に
、前記籾摺ケース（４４）にギヤケース（４７）を設け
、前記ギヤ（４５）（４Ｂ）をそのケース（４７）に内
設させる。また動力軸（４８）（４９）を介して前記ケ
ース（４７）内に駆動ギヤ（５０）（５１）を軸支し、
各ギヤ（４５）（４Ｂ）及び（５０）（５１）を常時噛
合させると共に、一方の前記脱桴ロール（４）の支軸（
４３）を間隙調節リンク（５２）中間に軸支させ　その
リンク（５２）一端を一方の前記動力軸（４９）と同一
軸芯上に支持する。そして前記脱桴１＝モータ（７）に
ギヤ（５３）（５４）を介して連動連結する間隙調節シ
ャツｈ　（５５）を備え、前記リンク（５２〕他端に軸
受部材（５６）を介してそのシャ７　ト（５５）　一端
のネジ部（５５ａ）を帽着連結させ、前記モータ（７）
の正逆転制御により籾を投入する各コール（３）（４）
の籾摺間隙（５７）を自動的に拡大縮小調節すると共に
　前記ンヤフ）　（５５）他端に脱Ｉ？率調節ハンドル
（５８）を取付け、前記ハンドル（５８）の回転操作に
より籾摺間隙（５７）を手動で拡大縮小調節するように
構成している。

また前記脱桴ロール（３）（４）上方でシヤツク（５）
下方に設けて供給ホンパー（２）からの籾を各ロール（
３）（４）間に落下させる繰出ロール（５８）と、その
繰出ロール（５９）から落下させる籾量を調節する供給
弁（ＳＯ）と、該弁（６０）め開閉動作と連動させて脱
桴ロール（］）　（４）に供給する籾量を検出するボテ
／ショメータ型供給量センサ（８１）を備え、その供給
弁（６０）と前記開閉弁（４０）とをワイヤ（６２）な
どにより連動連結し、前記開閉弁（４０）の開動に比例
して供給弁（６０）を閉動させ、常時一定量の混合米を
選別部（２工）に送給するように脱クロール（３）（４
）に供給する籾量を自動的に調節するように構成してい
さらに前記脱ｆ１０−ル（３）（４）の下方で籾摺ケー
ス（４４）に対向状に配設する発光素子（６３）及び受
光妻子（６４）からなる光導電型の摺落し米センサ（８
５）を備え、前記ロール（３）（４）下方に落下する摺
落し米量を前記センサ（６５）により検出するように構
成している。

第１図に示す如く、前記籾摺モータ（４１）の駆動負荷
変化を検出する負荷センサである変流器（６６）と、＠
記脱クロール（３）（４）の脱桴率を初期設定する基準
脱桴率設定器（６７）とを備え、前記脱桴ロール（３）
（４）の駆動負荷変化に比例する前記モータ（４１）の
電源（Ｒ，Ｓ、Ｔ）の電流変化を変流器（６６）により
検出し、脱桴ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）変
化並びに籾供給量変化による脱！￥率の変化を変流器（
６６）の負荷電流出力に基づいて検出するように構成し
ている。

また前記供給量センサ（８１）並びに変流器（６８）を
差動アンプ（６８）に７へソファ（ｅａ）（７０）を介
して入力接続し、前記センサ（６１）出力と変流器（８
Ｂ）出力との差を前記アンプ（８８）から出力し、前記
セ／す（６１）出力に基づいて前記変流器（６６）出力
を補正すると共に、前記アンプ（６８）出力と基準説Ｐ
！率設定器（８７）出力とを比較して前記モータ（４１
）の負荷電流変化に基づく脱ｆ！！’率変化を判断する
脱桴率謂節コンパレータ（７１）（７２）を備え、また
前記設定器（８７）の基準電源入力側を供給量センサ（
６１）に八ツファ（６９）を介して接続させ、脱桴ロー
ル（３０４）に供給する籾量変化により基準脱桴率を補
正し、脱桴ロール（３）（４）の籾供給量変化に係わり
なく籾摺負荷変化に基づいてコンパレータ（７１）（７
２）ニより脱桴率の高低変化を検出するように構成して
いる。

さらに前記コンパレータ（７１）（７２）出力と供給量
センサ（６１）出力とを比較する不感帯設定コンパレー
タ（７３）（７４）を備え、前記センサ（６１）出力に
基づいて脱桴率の不感帯出力域をそのコンパレータ（７
３）（７４）により判断し、基準脱桴率に対する説浮率
制漏値である脱桴率調節コノパレータ（７１）（７２）
出力の不感帯幅を前記センサ（６Ｉ）出力により補正し
、脱桴ロール（３）（４）の籾供給量変化に係わりなぐ
）ふ準脱欅率を中心とした脱桴半制御の不感帯幅を略一
定に保つように構成している。

−力　前記脱桴率モータ（７）に正逆転用リレースイッ
チ（７５）（７８）を介して駆動電源を印加制御する開
動及び閉動リレー（７７）　（７８）を備え、各リレー
（７７）（７８）にトライ／＜　（７９）　（８０）を
介して前記不感帯設定コンパレータ（７３）（７４）を
出力接続すると共に、脱（γ半制御を自動態様に切換え
る自動スイフチ（８１）を備え　そのスイフチ（８１）
に前記各リレー（７７）（７８）を並列接続し　前記コ
ンパレータ（７３）（７４）出力に基づいて各リレー（
７７）（７ａ）を作動制御し、前記モータ（７）を正逆
転させて籾摺間隙（５７）を拡大縮小ｍ節し、説浮ロー
ル（３）（４）の脱桴率を略一定に保つように構成して
いる。

また高脱伴率表示器（８２）及び低脱ｆア率表示器（８
３）を前記各リレー（７７）（７８）に並列に夫々接続
すると兵に、前記不感帯設定コンパレータ（７３）　（
７４）出力がオフのときにこれを検出して適正脱桴率表
示器（８４）をオンにするドライバ（８５）　（８Ｇ）
を設ける一方　前記自動スイッチ（８１）のオン動作を
表示する自動表示器（８７）を備え　前記各表示器（８
２）　（８３）（８４）（８７）を自動スイッチ（８１
）に夫々接続させ、自動制御時にだけ脱桴状態を表示す
る各表示器（８２）（８３）（８４）を作動させるよう
に構成している。

次いで　過大負荷検出コンパレータ（８８）並びに　　
、過小負荷検出コンパレータ（８９）を備え、各コノノ
くレータ（８８）（８９）にバッファ（７０）（９０）
を介して変流器（６６）を入力接続し、過大負荷検出コ
ンパレータ（８８）をトライバ（７９）を介して開動リ
レー（７７）に接続させ　籾摺モータ（４１）の駆動負
荷が設定範囲以上に過大になったとき、そのコンパレー
タ（８８）出力に基づいて開動リレー（７７）を作動さ
せ、脱桴ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）を拡大
すると共に、過小負荷検出コンパレータ（８８）をドラ
イ、＜（８０）を介して閉動リレー（７日）に接続させ
、籾摺モータ（４Ｉ）の駆動負荷が設定範囲以下の籾摺
開始時などにおいて、そのコンパレータ（８８）出力に
基づいて閉動リレー（７８）を作動させ、脱桴ロール（
３）（４）の籾摺　　　　　　　１間隙（５７）を縮小
させ、適正な前記モータ（４１）の駆動負荷範囲内で不
感帯設定コンパレータ（７３）（７４）出力に基づく［
虎ｆ？率制御を行うように構成している。

更に前記各コンパレータ（７３）（７４）及び（８８）
（ａｓ）とドライバ（７９）（８０）との間に接続して
開動及び閉動リレー（７７）（７８）制御を規制する脱
桴制御ドライバ（９１）を備え　そのドライバ（９１）
に摺落し米センサ（６５）を接続させ、説浮ロール（３
）（４）下方に落下する摺落し米量か不充分な籾摺開始
時などにおいて、各コンパレータ（７３）　（７４）及
び（８８）　（ｓｓ）出力に基づいて各リレー（７７）
　（７８）を連続的に励磁作動させると共に　放電時間
調節器（９２）を有するＣＲ型オノ遅延回路（９３）と
１間欠的に一定時間毎に出力を生じるタイマ（９４）と
を備え、直利に設けた前記遅延回路（８３）及びタイマ
（９４）を介して前記ドライバ（９１）に摺落し米セン
サ（６５）を接続させ、脱桴ロール（３）（４）下方に
落下する摺落し米量が設定以上に増加したとき、遅延回
路（３３）によって設定した一定時間後にタイマ（９４
）を作動させ、そのタイマ（９４）の一定時間毎の間欠
出力により脱け制御ドライ、＜（’９１）をオンオフ制
御し、各コンパレータ（７３）（７４）及び（８８）（
８９）出力に基づいて前記各リレー　（７７）　（７８
）を一定時間毎に間欠的に励磁作動させる一方、前記放
電時間調節器（８２）により前記遅延回路（８３）のリ
セット動作を遅らせ、摺落し米の瞬間的な途切れ等によ
りタイマ（８４）動作が中断されるの゛を防ぐものであ
り、籾摺作業開始時並びに一定時間以上摺落し米が減少
したとき、脱桴率モータ（７）を連続制御すると共に、
摺落し米量が一定以上のときは前記モータ（７）を一定
時間毎に間欠制御するように構成している。

本発明は上記の如く構成しており、前記籾摺モータ（４
１）にこの電＠　（Ｒ，Ｓ、Ｔ）を印加し、また自動ス
イフチ（８１）をオン操作すると共に、供給ホッパー（
２）に籾を投入して籾摺作業を開始するもので。

その作業開始時、脱桴ロール（３）（４）下方に落下す
る摺落し米量が少ないので、摺落し米センサ（６５）を
介して脱桴制御トライバ（８１）をオフ維持すると共に
、籾摺モータ（４１）の駆動負荷も小さく、変流！ｆ：
（８８）の過小負荷出力により過小負荷検出コンパレー
タ（８８）が作動し、そのコンパレータ（８９）出力に
Ｊｌ（づいて閉動リレー（７８）が連続的に励磁され、
該リレー（７８）のリレースイッチ（７６）を介して脱
桴率モータ（７）を作動して籾摺間隙（５７）を縮小す
る。

そして変流器（６６）によって検出する籾摺モータ（４
１）の駆動負荷が設定以上に上昇したとき、変流器（６
６）出力と基準脱げ半殺定器（６７）出力とを脱桴率調
節コンパレータ（７１）（７２）により比較し、前記モ
ータ（４１）負荷か設定以上のとき、各コンパレータ（
７１）（７３）及びトライバ（７９）を介して開動リレ
ー（７７）を励磁作動し、脱桴率モータ（７）を開動じ
て籾摺間隙（５７）を拡大する一方、前記モータ（４１
）負荷が設定以下のとき、各コンパレータ（７２）（７
４）及びトライバ（８０）を介して閉動リレー（７８）
を励磁作動し、脱桴率モータ（７）を閉動して籾摺間隙
（５７）を縮小するもので、摺落し未センサ（６５）に
より検出する脱桴ロール（３）（４）下方の摺落し米量
が少ないとき、Ｉ！！続制面制御り脱桴率モータ（７）
を開閉作動していたが、前記センサ（６５）により検出
するｆ　　　　　　　　　摺落し米量が設定以上に増加
したとき、オン遅延回路（３３）により一定時間遅らせ
てタイマ（９４）を作動させ、前記タイマ（８４）出力
に基づいて脱桴制御ドライバ（９１）を一定時間毎にオ
ンオフ制御し、一定時間毎の間欠制御により脱桴率モー
タ（７）を一定時間だけ制御する。

さらに上記選別部（２１）の選別筒（２３）からシュー
）　（３４）を介して取出される返り混合米が増加し。

その返り混合米と籾摺部（１）からの摺落し米を合流さ
せて投入する供給タンク（２Ｂ）内部の混合米が増える
と、前記タンク（２６）内の余分な混合米がオーバーフ
ロー樋（３９）から供給ホッパー（２）に戻るもので、
その樋（３９）からポツパー（２）に戻る混合米量の増
加（減少）に比例して開閉弁（４０）を開動（閉動）し
、その開閉弁（４０）と連動して供給弁（６０）を閉動
（開動）させて脱桴ロール（３）（４）に供給する籾量
を減少（増加）させ、選別部（２１）内部の混合米量を
略一定に保つものであるが、第６図に示す如く、脱桴ロ
ール（３）（４）の籾供給量が変化した場合、基準脱桴
率に対し籾摺モータ（４１）の駆動負荷が変化すると同
時に、基準脱桴率を中心とした脱桴率制御の不感帯幅（
Ｘ）に対して前記モータ（４１）の負荷幅（Ａ）（Ｂ）
　（Ｃ：）が変化する。

そこで、前記脱桴ロール（３）（４）に供給する籾量を
供給量センサ（６１）により検出し、そのセンサ（６１
）出力に基づいて変流器（６８）出力を差動アンプ（８
８）により補正し、また脱ｆｆ１ｉ調節コンパレータ（
７１）（７２）に印加する基準説＃率設定器（６７）出
力を前記センサ（６１）出力により補正するもので、供
給層センサ（８１）の籾供給量出力により補正した変流
器（６６）のモータ（４１）負荷出力と設定器（６７）
の基準脱桴率出力とを前記各コンパレータ（７１）（７
２）により比較し、標準籾供給量と略同−の状態で前記
モータ（４１）負荷変化に基づいて脱桴事変化を検出し
。

脱桴ロール（３）（４）の籾供給量変化に係わりなく。

上記した標準時と同様に各コンパレータ（７１）（７２
）から高または低脱ｆツ率出力を得る。

また前記供給量センサ（６１）の籾供給量出力に基づい
て不感帯設定コンパレータ（７３）（７４）の出力不感
帯を補正し、脱クロール（３）（４）の籾供給量変化に
係わりなく、脱桴率モータ（７）の制御不感帯を略一定
に保ち、脱桴ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）制
御誤差を基準脱桴率に対して略一定に保つものである。

さらに前記供給量センサ（８１）の補正動作などにより
、脱桴ロール（３）（４）に供給される籾量が異常に増
加し、籾摺モータ（４１）の駆動負荷が設定以上に大き
くなると、変流器（６８）の過大負荷出力により過大負
荷検出コンパレータ（８８）が作動し、そのコンパレー
タ（８８）出力に基づいて開動リレー（７７）が連続的
に励磁され、脱桴率モータ（７）を開動して籾摺間隙（
５７）を拡大するもので、一定範囲の前記モータ（４１
）負荷変化により上記した脱桴半制御を行うものである
。

更に第７図は他の実施例を示す籾摺制御回路の部分図で
あり、上記摺落し米センサ（６５）に代えてリミットス
イッチ型シャッタセンサ（３５）を備えたもので、供給
ホッパー（２）下部のシャッタ（５）の開閉により脱桴
ロールの摺落し米の有無を前記シャ、タセンサ（９５）
で検出し、前記シャッタ（５）の開動によりシャッタセ
ンサ（３５）を介して摺落し米を検出したとき、一定時
開運れてオンデレー型初期設定タイマ（９６）から出力
が生じ、そのタイマ（９Ｂ）の遅延出力により制御切換
リレー（８７）を励磁させると共に、変流器（６６）の
負荷出力に基づいた開動及び閉動リレー（７７）　（７
８）制御を規制する脱桴制御ドライバ（ａｌ）にこの電
源を前記リレー（９７）の常閉スイッチ（９７ａ）を介
して印加し、前記シャッタ（５）を開動じて籾摺作又を
開始したとき、前記シャンタセンサ（９句により摺落し
米を検出開始して常閉スイッチ（９７ａ）を介して連続
制御状態にドライバ（８１）を保持し、税Ｐ１．率モー
タ（７）の連続した脱桴率制御により脱桴ロール（３）
（４）の籾摺間隙（５７）を初期調節する。一方、シャ
ッタセンサ（３５）により摺落し米検出開始後で、一定
時間経過後に前記タイマ（３Ｂ）を介してリレー（８７
）を励磁させると共に、間欠的に一定時間毎に出力を生
じるタイマ（９４）を介して前記リレー（３７）の常開
スイッチ（８７ｂ）を前記ドライバ（８１）に接続させ
、前記リレー　（９７）の励磁により常開スイッチ（９
７ｂ）を介して−タイマ（川を作動し、そのタイマ（９
４）の一定時間毎の間欠出力により前記ドライバ（９１
）をオンオフ制御し、開動及び閉動リレー（７７）（７
８）を一定時間毎に制御作動し、摺落し米検出開始後で
一定時間経過後に脱り率モータ（７）を一定時間毎に間
欠制御状態で作動させ、籾摺作業途中において脱千７０
−ル（３）（４）の籾摺間隙（５７）を一定時間毎に調
節するものである。

更に第８図は他の実施例を示す籾摺制御回路の部分図で
あり、第７図と同様のシャンタセンサ（３５）にオン遅
延回路（９８）を介して初期動作リレー（９９）を接続
し、そのリレー（９９）の常閉スイッチ（９９ａ）を介
して前記センサ（Ｓ５）にランチリレー（１００）のセ
ントコイル（１０１）を接続させると共に。

前記セットコイル（’ｌ　Ｏｌ　）の励磁によりオンに
なるリレースイッチ（１０２）のセット端子を脱桴制御
ドライ／＜（９１）に接続し、シャッタ（５）の開動に
よりシャッタセンサ（９５）を介してラッチリレー（１
００）のセットコイル（＋０１）を一時的に励磁させ、
前記ドライバ（ａｌ）を連続制御状態に維持し、上記実
施例と同様に脱桴率モータ（７）の連続した脱桴率ＩＩ
御により脱桴ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）を
初期調節する。また脱げ半制御範囲設定器（１０４）（
１０５）を有する間欠制御コンパレータ（１０８）（１
０７）を備え、各コンパレータ（１０８）（１０７）に
八ッファ（７０）を介して変流器（８６）を接続し、オ
アゲー）　（１０８）及びノットゲート（＋０９）を介
して各コンパレータ（＋０８）（１０７）をラッチリレ
ー（１００）のリセットコイル（＋１０）に接続させる
と共に、前記リセットコイル（１１０）の励磁によりオ
ンになるリレースイッチ（１０２）のリセット端子（Ｉ
ＩＩ）をタイマ（３４）を介して前記ドライバ（９１）
に接続し、変流器（６Ｂ）出力が脱桴制御ドライに変化
することにより、上記実施例と同様にタイマ（８４）出
力に基づいて脱ｆｆｌ率モータ（７）を一定時間毎に間
欠制御状態で作動させ、籾摺作業途中において一定の脱
桴率範囲（一定幅のモータ（４１）負荷変化）内で脱桴
ロール（３）（４）の籾摺間隙（５７）を一定時間毎に
調節する。さらに前記オアゲート（１０８）をセットコ
イル（ｌｏｔ）に接続させ、籾摺作業途中において脱桴
半制御範囲外に変流器（６６）からのモータ（４１）負
荷出力が著しく変化することにより、各コンパレータ（
１０８）　（＋０７）出力に基づいてセントコイル（＋
０１）を励磁し、ｆＡ摺作業の途中でもタイマ（９４）
による間欠制御を中出し、上記の作業開始時と同様の連
続制御状態に切換えるものである。

更に第９図は第１図の変形例を示す籾摺制御回路の部分
図であり、第１図に示す自動スイッチ（８１）と連動さ
せる初期入力切換スイッチ（＋１２）を備え１手動切換
操作で自動スイッチ（８１）をオン操作時に一時的にオ
ン作動させる前記スイッチ（１１２）の初期入力端子（
＋１３）を介して変流器（６Ｂ）を差動アンプ（６８）
に入力接続させ、良好な応答性を要求される初期の籾摺
間隙（５７）制御を行わせると共に、籾摺間隙（５７）
初期設定後に手動切換操作でオン作動させる前記スイッ
チ（＋１２）の自動入力端子（１１４）とローパスフィ
ルター（１１５）を介して変流器（６６）を差動アンプ
（６８）に入力接続させ、籾摺間隙（５７）制御途中に
おいて変流器（θ８）出力をローパスフィルター（１１
５）により平滑して出力し、籾摺作業途中での制御動作
を安定させるもので、籾摺作業開始初期の脱桴ロール（
３）（４）接触音が小さくなると共に、前記ロール（３
）（４）の摩耗などを減少し得るものである。

「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、一対の脱ｆγ
ロール（３）（４）を駆動する籾摺モータ（４１）と。

前記籾摺モータ（４１）の駆動負荷変化を検出する変流
器（６６）などの負荷センサとを備え、前記脱桴ロール
（３）（４）の籾摺間隙（５７）を調節する脱桴率モー
タ（７）などの脱げ調節部材を前記負荷センサ（８６）
出力に基づいて制御する脱桴制御装置において、脱クロ
ール（３）（４）からの摺落し米を検出開始時に直続制
御状態で脱桴調節部材〔７〕の自動制御を開始する一方
、その摺落し米を検出開始後で一定時間経過後に間欠制
御状態で脱げ調節部材（７）を自動制御可能に自動的に
切換えるように構成したもので、籾摺作業開始時に連続
制御状態で脱桴率制御を行うことにより、適正な脱桴ロ
ール（３）（４）の籾摺間隙（５７）を速やかに得るこ
とができ、短い初−期設定時間で籾摺損失を減少できる
と共に、籾摺作業途中に間欠制御状態で脱桴率制御を行
うことにより、脱桴調節部材（７）の脱桴半制御動作を
安定良く得ることができ、特に前記の連続制御状態と間
欠制御状態の切換を自動的に行うことにより、従来に比
べてその切換手間などを省けて取扱い操作の簡略化を容
易に図ることができ、また装置全体を簡潔な構造にして
低コスト化も容易に図ることができる等の効果を奏する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す籾摺制御回路図、第２
図は籾摺機の全体し、第３図は同断面正面図、第４図は
拡大断面側面図、第５図は籾摺部の説明図、第６図は負
荷センサ出力線図、第７図は他の実施例を示す籾摺制御
回路の部分図、第８図は同部分図、第９図は第１図の変
形例を示す籾摺ｉｖ＋御回路の部分図である。 （３）（４）・・・　脱桴ロール （７）・・・　　脱桴率モータ（脱桴調節部材）（４１
）・・・　　籾摺モータ （５７）・・・　籾摺間隙 （６１）・・・　　供給量センサ （６６）・・・　　変流器（負荷センサ）ヤ／マー農機
株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対の脱■ロールを駆動する籾摺モータと、前記籾摺モ
   ータの駆動負荷変化を検出する負荷センサとを備え、前
   記脱■ロールの籾摺間隙を調節する脱■調節部材を前記
   負荷センサ出力に基づいて制御する脱■制御装置におい
   て、前記脱■ロールからの摺落し米を検出開始時に連続
   制御状態で脱■調節部材の自動制御を開始する一方、そ
   の摺落し米を検出開始後で一定時間経過後に間欠制御状
   態で脱■調節部材を自動制御可能に自動的に切換えるよ
   うに構成したことを特徴とする籾摺機の脱■制御装置。