JPS6138635A - 籾摺機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は脱桴ロールにより籾を脱桴する籾摺機に関する
。

「従来の技術」 従来、籾摺部からの摺落し混合米などを検出する脱桴出
力センサを備え、その混合米における玄米（または籾）
の混合割合変化に基づいて脱桴率調節部材を作動させ、
脱桴ロールの籾摺間隙（または脱桴圧）を調節して脱桴
率を略一定に保つ技術が開発された。

また前記脱桴ロールの籾摺量を検出する籾摺量センサを
備え、脱桴ロールに供給する籾の量を増減調節し、脱桴
率を略一定に保つ技術が開発された。

「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、脱桴出力センサによる脱桴率調節、ま
たは籾摺量センサによる脱桴率調節をそれぞれ各別に行
っていた。そのため脱桴率センサ出力において、脱桴ロ
ールの実際の籾摺間隙（脱桴圧）が適正であっても、籾
摺量が過小のときは脱桴率が過大となり易く、籾摺間隙
（脱桴圧）を必要以上に開動（下降）させるだけであり
、籾摺作業能率の向上を容易に図り得ない一方、籾摺量
が過大のときは脱桴率が過小となり易く、籾摺間隙（脱
桴圧）を必要以上に閉動（上昇）させるから、肌ずれ米
及び屑米を発生する危険性があった。

また籾摺量センサ出力においても、実際の籾摺間隙（脱
桴圧）が適正であっても、脱桴率が過大のときは籾摺量
が過小になり易いと共に、脱桴率が過小のときは籾摺量
が過大になり易く、前記と同様に作業能率並びに安全上
の問題があった。

「問題を解決するための手段」 然るに、本発明は、脱桴率センサ並びに脱桴率調節部材
と、籾摺量センサ並びに籾摺量調節部材を備え、一対の
脱桴ロールからの摺落し米の脱桴率を検出する脱桴率セ
ンサ出力が過大のときで、籾摺量を検出する籾摺量セン
サ出力が過小のときは、前記脱桴率調節部材を停止維持
した状態で、前記籾摺量調節部材だけを作動して籾摺量
を増加可能に構成したものである。

「作　用」 従って、前記脱桴率センサ出力が過大となっても籾摺量
センサ出力が過小のとき、脱桴ロールに供給する籾を増
加するだけで脱桴率出力を適正に得られ、肌ずれ米及び
屑米を発生させることなく籾摺作業能率を容易に向上し
得、従来よりも機能的にして安全に取扱えるものである
。

「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は脱桴率出力回路図、第２図は全体の断面正面図
である。図中（１）は籾摺部であり、（２）は籾を投入
するホッパー、（３）　（４）は該ホッパー（２）下部
に対設する一対の脱桴ロール、（５）は前記ホッパー（
２）下部を開閉するシャッター、（８）は前記各ロール
（３）（４）を手動操作によって緊急開動する展開レバ
ー、（７）は前記ロール（３）（４）間隙を調節する脱
桴率調節部材である脱桴率モータであり、籾を連続的に
脱桴するように構成している。

図中（８）は前記籾摺部（１）を上載する風選部であり
、該風選部（８）を形成する機筺（９）と、玄米取出し
樋（１０）及び玄米コンベア（１１）と、前記樋（９）
に落下する玄米から分離した小米を機外に搬出する小米
取出シュー）　（１２）及び小米受入器（１３）と、穀
粒飛散板（１４）及び流穀板（１５）を介して前記脱桴
ロール（３）　（４）下方に臨ませて摺落し米（玄米と
籾）を受取る摺落し米取出し樋（１Ｂ）及び摺落し米コ
ンベア（１７）と、前記摺落し米から分離した枇を受取
る枇取出シュート（１８）及び枇受入器（１８）と、前
記摺落し米から分離した籾殻を機外に放出する吸排塵フ
ァン（２０）とを備え、摺落し米から籾殻を分離するよ
うに構成している。

図中（２１）は前記風選部（８）に上載して籾摺部（１
）に並設する選別部であり、第３図にも示す如く、一方
向に連続回転させて玄米と籾を分離する選別筒（２２）
と、前記筒（２２）を回転自在に夫々支持させる支承ロ
ール（２３ａ）・・・を介してその筒（２２）を一方向
に回転駆動する選別モータ（２３）と、選別筒（２２）
に内挿する供給樋（２４）および供給コンベア（２５）
と、これらに並設する玄米受樋（２Ｂ）および玄米受コ
ンベア（２７）と、前記選別筒（２２）内部でこの選別
終端に設ける籾種上げ羽根（２８）・・・と、その羽！
ｌ１（２８）・・・によって掬上げた籾をホッパー（２
）に送出するシュート（２９）と、玄米受コンベア（２
７）終端を玄米取出し樋（ｌＯ）に連通させるシュート
（３０）とを備え、玄米から籾を分離して夫々取出すよ
うに構成している。

そして前記玄米コンベア（１０）に下端側を連通させる
玄米揚上スロア（３１）と、前記摺落し米コンベア（１
７）に下端側を連通させて上端側を供給コンベア（２５
）送り始端に臨ませる摺落し米揚上スロア（３２）とを
機筺（８）外側に沿わせて立設すると共に、前記各部（
１）（８）　（２１）を駆動する籾摺選別モータ（３３
）を配設する。また第３図において、図中（３４）は玄
米受樋（２６）への玄米受入量を調節する仕切板、（３
５）は前記仕切板（３４）を角度調節する仕切板モータ
、（３６）は選別筒（２２）の混合米量を検出して前記
モータ（３５）を作動出力する混合米量センサである。

さらに図中（３７）は前記選別部（２）に上載する選粒
部であり、多数の選粒孔（３８ａ）・・・を有する選粒
筒（３８）と、核部（３８）を一方向に傾斜させて軸支
する支軸（３９）と、その支軸（３９）を介して選粒筒
（３８）を連続回転させる選粒モータ（４０）と、前記
選粒筒（３８）の傾斜上端側開口に臨ませる供給タンク
（４１）と、前記選粒筒（３８）の傾斜下端側開口に臨
ませて核部（３８）からの玄米（整粒）を受取る選別シ
ュー）　（４２）と、前記選粒孔（３７）・・・から漏
下する未熟粒（青米）および屑粒を受ける屑粒シュー）
　（４３）を備え、前記タンク（４０）を介して選粒筒
（３８）の傾斜上端側からこの内部に玄米などの未選粒
を投入する一方、前記選粒筒（３８）の傾斜下端開口か
ら玄米を流下させ、その選粒筒（３８）内部を移動途中
に選粒孔（３７）・・・を介して未熟粒（屑粒を含む）
を漏下させ、玄米から屑米を分離してこれらを取出すも
ので、前記選粒部（３６）の機外側に設けた玄米取出タ
ンク（４４）に前記選別シュー）　（４２）により玄米
（整粒）を送出するように構成している。

第４図は籾摺部（１）の説明図であり、支軸（４５）（
４６）に夫々軸支する各脱桴ロール（３）（４）を籾摺
ケース（４７）に対向して内設させ、各支軸（４５）　
（４Ｂ）に伝動ギヤ（４８）　（４９）を軸支させると
共に、前記籾摺ケース（４７）にギヤケース（５０）を
設け、前記ギヤ（４８）（４９）をそのケース（５０）
に内設させる。また動力軸（５１）（５２）を介して前
記ケース（５０）内に駆動ギヤ（５３）　（５４）を軸
支し、各ギヤ（ａｓ）（４９）及び（５３）（５４）を
常時噛合させると共に、一方の前記脱桴ロール（４）の
支軸（４Ｂ）を間隙調節リンク（５５）中間に軸支させ
、そのリンク（５５）一端を一方の前記動力軸（５２）
と同一軸芯上に支持する。そして前記脱桴率モータ（７
）にギヤ（５６）　（５７）を介して連動連結する間隙
調節シャフト（５８）を備え、前記リンク（５５）他端
に軸受部材（５９）を介してそのシャフト（５９）一端
のネジ部（５９ａ）を螺着連結させ、前記モータ（７）
の正逆転出力により籾を投入する各ロール（３）（４）
の籾摺間隙（６０）を拡大縮小調節すると共に、前記軸
受部材（５９）によって切換える最大開動リミットスイ
ッチ（６１）を設け、前記モータ（７）による間隙調節
リンク（５５）の最大開方向動作を前記スイッチ（６１
）によって検出するように構成している。

第４図において、前記ギヤケース（５０）に取付けて脱
桴ロール（３）（４）が当接したときのこの駆動音変化
を検出する初期間隙設定部材（接触センサ）であるマイ
クロフォン（６２）を備えるもので、油等の通過を阻止
して空気だけ通過させるメツシュシー　）　（Ｅ１３）
を前記マイクロフォン（６２）の感音部に取付け１．前
記ギヤケース（５０）にそのマイクロフォン（６２）を
内設し、脱桴ロール（３）（４）の当接によって変化す
る駆動ギヤ（５３）（５４）噛合音をマイクロフォン（
６２）によって感知させ、前記モータ（７）による間隙
調節リンク（５５）の最小閉方向動作を前記マイクロフ
ォン（６２）によって検出するように構成している。

また第４図において、脱桴ロール（３）（４）上方でシ
ャッタ（５）下方に設けて供給ホッパー（２）からの籾
を各ロール（３）（４）間に落下させる繰出ロール（６
４）と、その繰出ロール（６４）から落下させる籾量を
調節する供給弁（６５）と、該弁（６５）を開閉作動す
る籾摺量モータ（６６）とを備え、前記モータ（６６）
出力により籾摺量を変更自在に構成している。さらに供
給弁（６５）下方に設けて前記ホッパー（２）から脱桴
ロール（３）（４）に落下する籾量を検出する圧電半導
体製の感圧型籾摺量センサ（８７）を備え、ポツパー（
２）からの籾量をそのセンサ（８７）により検出するよ
うに構成している。

第１図に示す如く、前記脱桴ロール（３）　（４）に供
給する籾を検出する脱伴率センサである籾センサ（６８
）と、前記選別部（２１）から取出す玄米を検出する脱
桴率センサである玄米センサ（Ｂ８）と、前記選別部（
２１）に供給する籾と玄米の摺落し混合米を検出する脱
桴率センサである混合米センナ（７０）とを備えると共
に、第２図に示す如く、ホッパー（２）と脱桴ロール（
３）（４）の間に前記籾センサ（６８）を設け、また選
別筒（２２）に混合米を搬入する供給樋（２４）の送り
終端落下口に前記混合米センサ（７０）を設け、また玄
米樋（２６）送り終端から選別部（３６）出口に至る間
の選別シュー１−　（４２）落下口に前記玄米センサ（
６９）を設けるものであり、圧電半導体素子を用いた衝
撃感知型構造、または受板及びポテンショメータ等を用
いた重量計測型構造により、前記各センサ（８８）　（
１３９）　（７０）を形成する一方、籾及び玄米及び混
合米の略一定量の衝撃力（または重量）を各センサ（８
８）　（８９）　（７０）によって検出するように構成
している。

ざらに上記マイクロフォン（６２）の駆動ギヤ（５３）
（５４）音入力を判別して脱桴ロール（３）（４）当接
時の駆動音を検出するバンドパスフィルタ（７１）と、
各部に電源（７２）を印加させるメインスイッチ（７３
）と、上記脱桴率モータ（７）を手動操作によって正逆
転させる手動調節スイッチ（７４）と、自動及び手動調
節に切換える自動スイッチ（７５）と、脱桴ロール（３
）（４）の籾摺間隙（６０）を緊急開動する展開レバ飄
（６）操作を検出させる籾摺中断スイッチ（７Ｂ）と、
上記ホッパー（２）下部のシャッタ（５）を開操作した
ときにこれを検出するシャッタスイッチ（７７）とを設
ける。そしてマイクロコンピュータによって構成する脱
桴出力回路（７８）を備え、前記各スイッチ（７３）　
（７４）　（７５）　（７Ｂ）　（７７）を前記出力回
路（７８）に接続させると共に、前記脱桴率モータ（７
）をドライブ回路（７９）を介して前記出力回路（７８
）に接続させる。

また前記籾センサ（６８）によって検出した籾が脱桴ロ
ール（３）　（４）を通過して混合米センサ（７ｏ）に
至る移動時間だけ混合米センサ（７ｏ）の検出時期を遅
らせる遅延回路（８０）と、前記籾センサ（６８）の籾
が玄米センサ（６８）に至る移動時間だけ玄米センサ（
６９）の検出時期を遅らせる遅延回路（８１）とを備え
、籾センサ（８８）からの籾が移動するのに必要な時間
だけ遅らせて混合米及び玄米センサ（＄９）　（７０）
をオン作動させ、前記各センサ（Ｈ）　（＋１１１１）
　（７０）により同一の籾（または玄米）を検出するよ
うに構成している。

さらに前記玄米センサ（８９）の単位時間当りの出力平
均値（Ｇ）と、籾センサ（６８）の単位時間当りの出力
平均値（Ｍ）との差（Ｅ−Ｍ）を演算するオペアンプ等
の出力差検出回路（８２）と、脱桴率基準値を初期設定
する脱桴率基準設定器（８３）とを備え、その設定器（
８３）を介して前記検出回路（８２）を、また混合米セ
ンサ（７０）を前記出力回路（７８）に夫々入力接続し
、前記設定器（８３）を介して入力する基準脱桴率と、
混合米センサ（７０）の出力平均値（に）である実説浮
率との差を前記出力回路（７８）により判断し、それら
各脱桴率の差に基づいてこれをなくすように脱桴率モー
タ（７）を作動出力するように構成している。

さらに前記籾摺量モータ（６８）をドライブ回路（８４
）を介して脱桴出力回路（７８）に接続すると共に。

脱桴ロール（３）（４）に供給する基準籾摺量を初期設
定する籾摺量設定器（８５）を備え、その籾摺量設定器
（８５）並びに前記籾摺量センサ（８７）を脱桴出力回
路（７８）に入力接続し、籾摺量センサ（６７）出方に
基づいて籾摺量モータ（８Ｂ）を作動出力し、脱桴ロー
ル（３）（４）に供給する籾量を調節するように構成し
ているものである。

本発明は上記の如く構成しており、第５図のフローチャ
ートに示す通り、メインスイッチ（７３）をオン操作し
て脱桴率モータ（７）にょる籾摺間隙（６０）出力を開
始し、脱桴率基準設定器（８３）操作により脱桴率基準
値（りを初期設定する。そして自動スイッチ（７５）の
オフ操作により、手動調節スイッチ（７４）により脱桴
率モータ（７）を作動させる脱桴率手動調節を行うと共
に、前記自動スイッチ（７５）のオン操作により、展開
レバー（６）が開動しているときは作業中止警報を生じ
る一方、そのし゛バー（６）が閉状態のとき、前記モー
タ（７）が作動して脱桴ロール（３）（４）の籾摺間隙
（８ｏ）を閉じ、前記ロール（３）（４）の接触をマイ
ンロフォン（６２）により感知させ、その閉動を中止し
、次いで前記モータ（７）を逆転作動させて予め設定し
た初期間隙まで籾摺間隙（８０）を開ける。然る後、シ
ャッタ（５）を−操作し、ホッパー（２）の籾を脱桴ロ
ール（３）（４）に供給することにより、脱桴率基準設
定器（８３）の脱桴率基準値（ｘ）が入力され、籾セン
サ（６８）の検出を開始して設定回数検出後にこの出力
平均値（Ｇ）を算出する。また籾センサ（６８）により
検出した籾が脱桴ロール（３）　（４）を通過して混合
米センサ（７０）に到達するのに必要な時間（ＴＭ）だ
け待った後、混合米センサ（７０）の検出を開始して設
定回数検出後にこの出力平均値（Ｋ）を算出する。また
前記と同様に籾センサ（６８）からの籾が玄米センサ（
６９）に到達するのに必要な時間（ＴＫ）だけ待った後
、玄米センサ（６８）の検出を開始して設定回数検出後
にこの出力平均値（Ｇ）を算出する。そして玄米センサ
（６８）と籾センサ（８８）の出力差（Ｇ−Ｍ）に基づ
いて基準脱桴率（ＧＭ＝　（ｃ−Ｍ）／ｘ）を算出し、
混合米センサ（７ｏ）出力に基づく実説浮率（Ｋ）がそ
の基準脱桴率（ＧＭ）よりも高い（Ｋ＞ＧＭ）か、また
は低い（Ｋ＜ＧＭ）かを判断すると共に、籾摺量センサ
（６７）出力に基づく籾摺量（Ｓ）と、籾摺置設定器（
８５）の基準籾摺量（ＳＮ）とを比較し、そのセンサ（
６７）の出力値（Ｓ）が基準籾摺量（ＳＮ）よりも高い
（Ｓ　＞　Ｓ　Ｍ）か、または低い（Ｓ＜ＳＭ）かを判
断する。

そして実脱桴率（Ｋ）が基準脱桴率（ＧＭ）より高くて
過大になった場合、籾摺量（Ｓ）が過小のときに籾摺間
隙（８０）を開くことにより脱桴率（Ｋ）が急激に低下
する危険性があるから、供給弁（８５）を開いて籾摺量
（Ｓ）を増して脱桴率（Ｋ）を下げる一方、籾摺量（Ｓ
）が適正なときは単に狭すぎるだけの籾摺間隙（８０）
を小幅に開くと共に、籾摺量（Ｓ）が過大のときは安全
のために供給弁（Ｂ５）を閉じた後に籾摺間隙（６０）
を大幅に開いて肌ずれ等を防ぐもので、脱桴率（Ｋ）が
過大のときであっても、籾摺量（Ｓ）が過小のときは、
脱桴率モータ（７）を停止維持した状態で、籾摺量モー
タ（６６）だけを作動して籾摺量（Ｓ）を増加させ、脱
桴率（Ｋ）を低くする。

さらに実脱桴率（Ｋ）が基準脱桴率（ＧＭ）より低くて
過小になった場合、籾摺量（Ｓ）が過大のときに籾摺間
隙（６０）を閉じることにより脱桴率（Ｋ）が急激に上
昇する危険性があるから、供給弁（Ｂ５）を閉じて籾摺
量（Ｓ）を減して脱桴率（Ｋ）を上げる一方、籾摺量（
Ｓ）が適正なときは単に広すぎるだけの籾摺間隙（６０
）を小幅に閉じると共に、籾摺量（Ｓ）が過小のときは
、脱桴ロール（３）　（４）の摩耗または間隙（６０）
を開きすぎであるから、供給弁（８５）を開いた後に籾
摺間隙（６０）を大幅に閉じる。

また実脱桴率（Ｋ）が適正である場合、籾摺量（Ｓ）が
過小のときは供給弁（８５）を開くと共に、籾摺量（Ｓ
）が過大のときは供給弁（６５）を閉じ、籾摺量（Ｓ）
の増減により脱桴率（Ｋ）を低下または上昇させて基準
脱桴率（ＧＭ）に近づけるものである。

なお、上記実施例において、籾摺量センサ（６７）を供
給弁（６５）下方に配設したが、該センサ（８７）に代
え、混合米量センサ（３６）の選別量出力に基づいて籾
摺量モータ（６６）を出力しても良く、また前記供給弁
（８５）の開度を検出するセンサを設けて前記モータ（
６６）を出力することも容易に行えるものである。

「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、一対の脱桴ロ
ール（３）（４）の籾摺間隙を調節する脱桴率モータ（
７）などの脱桴率調節部材と、前記脱桴ロール（３）（
４）の籾摺量を調節する籾摺量モータ（６６）などの籾
摺量調節部材とを備えた籾摺機において、前記脱桴ロー
ル（３）（４）からの摺落し米の脱桴率を検出する籾セ
ンサ（８８）及び玄米センサ（６８）及び混合米センサ
（７０）などの脱桴率センサ出力が過大のときで、籾摺
量を検出する籾摺量センサ（８７）出力が過小のときは
、前記脱桴率調節部材（７）を停止維持した状態で、前
記籾摺量調節部材（６Ｂ）だけを作動して籾摺量を増加
可能に構成したもので、前記脱桴率センサ（８Ｂ）　（
８９）　（７Ｇ）出力が過大となっても籾摺量センサ（
８７）出力が過小のとき、脱桴ロール（３）　（４）に
供給する籾を増加するだけで脱桴率出力を適正に得るこ
とができ、肌ずれ米及び屑米を発生させることａ＜籾摺
作業能率を容易に向上させることができ、従来よりも機
能的にして安全に取扱うことができる等の効果を奏する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す脱桴率出力回路図１、
第２図は全体の断面正面図、第３図は部分断面側面図、
第４図は籾摺部の説明図、第５図は脱桴率出力のフロー
チャートである。 （３）　（４）・・・　脱桴ロール （７）・・・　　脱桴率モータ（脱桴率調節部材）（６
６）・・・　　籾摺量モータ（籾摺量調節部材）（６７
）・・・　　籾摺量センサ （６８）・・・　　籾センサ（脱桴率センサ）（Ｂ８）
・・・　　玄米センサ（脱桴率センサ）（７０）・・・
　　混合米センサ（脱桴率センサ）出願人　　　ヤンマ
ー農機株式会社 第　３　閃 第　４　凶

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対の脱■ロールの籾摺間隙を調節する脱■率調節部材
   と、前記脱■ロールの籾摺量を調節する籾摺量調節部材
   とを備えた籾摺機において、前記脱■ロールからの摺落
   し米の脱■率を検出する脱■率センサ出力が過大のとき
   で、籾摺量を検出する籾摺量センサ出力が過小のときは
   、前記脱■率調節部材を停止維持した状態で、前記籾摺
   量調節部材だけを作動して籾摺量を増加可能に構成した
   ことを特徴とする籾摺機。