JPS6291205A - 擬似移動層における特定成分の分離方法 - Google Patents

擬似移動層における特定成分の分離方法

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JPS6291205A
JPS6291205A JP22880685A JP22880685A JPS6291205A JP S6291205 A JPS6291205 A JP S6291205A JP 22880685 A JP22880685 A JP 22880685A JP 22880685 A JP22880685 A JP 22880685A JP S6291205 A JPS6291205 A JP S6291205A
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JP
Japan
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adsorption tower
component
liq
adsorption
liquid
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JP22880685A
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Kenji Hashimoto
健治 橋本
Shuji Adachi
修二 安達
Masaharu Horie
堀江 正治
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Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は原液中に含まれる2成分以上の成分中の特定成
分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した多
数の吸着塔を、直列かつ無端に連結した擬似移動層に関
するものであり、たとえばアミノ酸と塩類の混合液から
のアミノ酸の分離、タンパク質と塩類の混合液からのタ
ンパク質の分離、糖類と塩類の混合液からの糖類の分離
等に用いることができる。
〈従来の技術〉 従来からイオン交換樹脂、ゼオライト等の吸着剤を用い
て、当該吸着剤に対する吸着性能の差を利用してクロマ
トグラフィーの手法により各種の成分を分離することが
行われている。
当該クロマトグラフィーの手法を用いる分離には吸着剤
を移動させない固定層式と吸着剤を移動させる連続層式
とがあるが、前者は回分式プロセスであって、分離効率
が悪い、分離した成分の濃度が薄い、必要とする装置が
大型となるなどの欠点を有している。一方後者は前者の
欠点を解決することができるが、吸着剤を均等に移動さ
せることが困難であり、さらに吸着剤の破砕などの問題
が生ずる。
したがって近年になって、吸着剤自体は移動させないで
液の入口および出口部分を順に変えることにより、あた
かも吸着剤が移動したと同様の効果をもたらすいわゆる
擬似移動層方式が提案された。
従来の当該擬似移動層の原理を、原液中のA成分とB成
分とを分離する場合を例にして以下に説明する。
第3図は原液中のB成分よりA成分の方が吸着力の強い
吸着剤を充填したC0〜C16からなる16塔の吸着塔
群を直列に連結するとともに、R後段の吸着塔CI6と
最前段の吸着塔C1とを配管で連結して無端連結の吸着
塔群を形成した従来の擬似移動層における定常状態のあ
る時点の各成分の吸着帯の形成状態を示した図面である
。なお装置的には各塔間も配管で連結するが、弁も含め
て省略しである。
従来の擬似移動層は吸着剤を移動する変わりに、原液の
流入位置、B成分の含有量の多い換言すればA成分の含
有量の少ないラフィネート液の流出位置、溶離液の流入
位置、A成分の含有量の多いプロダクト液の流出位置を
、吸着剤を移動させて行うと同じ移動速度で、液の流れ
の下流側に順次繰り下げて行うものであり、このような
操作によりA成分の吸着帯およびB成分の吸着帯が液の
流れの下流側に移動する。したがって液中のA成分の濃
度の高い部分にプロダクト液の流出位置が合致するよう
に、また液中のB成分の濃度が高い部分にラフィネート
液の流出位置が合致するように操作することにより、A
成分とB成分の連続的な分離が可能となるのである。
なお第1区画はA成分の吸着ゾーンであり、第2区画は
B成分の吸着ゾーンであり、第3区画はA成分の溶離ゾ
ーンであり、第4区画はB成分の溶離ゾーンである。す
なわち第1区画の最前列で原液を流入し、A成分を吸着
するとともに第1区画の最後列で溶離されたB成分(ラ
フィネート液)を取り出し、第3区画の最前列で溶離液
を流入し、吸着剤に吸着されているA成分を溶離し、第
3区画の最後列で溶離されたA成分(プロダクト液)を
取り出すものである。したがって従来の擬似移動層は第
1〜第4の四つの帯域に分割され(第3図では一つの区
画が4塔よりなる)、夫々の機能を果たし、各法の流入
および流出をロータリー弁あるいは各基に付設した弁に
よって液の流れの下流側に順次移動させてA成分とB成
分の分離を行うのである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが従来から行われている擬似移動層は、たとえば
果IJ!(A成分)とブドウ糖(B成分)の混合液から
両者を分離するように、A成分もB成分も共に濃度の高
い液の製品として回収する場合に用いられており、その
ために両成分の吸着ゾーンと溶離ゾーンをそれぞれ存す
る前述の四つの区画を必要としていた。
しかしながらたとえばアミノ酸と塩類の混合液からアミ
ノ酸を分離する場合のように、一方の成分(アミノ酸)
のみを製品として回収し、他方の成分く塩類)を濃度の
高い製品として回収する必要のない時に従来の擬似移動
層を適用すると、全く必要でない塩類を吸着するための
区画を有することとなり、工業装置として不合理である
本発明は2成分以上の成分を含む原液中の特定の成分の
みを製品として回収する場合のかかる従来の擬似移動層
における不合理を解決するものである。
〈問題点を解決する手段〉 本発明の目的は、基本的にはラフィネート液の流出位置
と溶離液の流入位置との間の吸着塔群(第3図における
第2区画)を削減するとともに、ラフィネート液を流出
する吸着塔とその直後に位置する吸着塔を連結する配管
に付設した遮断弁を閉じることによって実質的に液の流
れを遮断した状態で、その直後の吸着塔に溶離液を流入
することによって達成できる。
すなわち本発明は原液中に含まれる2成分以上の成分中
の特定成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充
填した多数の吸着塔を、遮断弁を有する配管で直列に連
結するとともに、最後部の吸着塔と最前部の吸着塔も遮
断弁を有する配管で連結することによって無端に連結し
た吸着塔群を形成し、当該吸着塔群を下流側に向かって
第1区画、第2区画、第3区画に分割し、第1区画の最
前列に位置する吸着塔の入口から原液を流入するととも
に、第1区画の最後列に位置する吸着塔の出口から前記
特定成分の含有量の少ないラフィネート液を流出させ、
さらに第2区画の最前列に位置する吸着塔の入口から溶
離液を流入するとともに、第2区画の最後列に位置する
吸着塔の出口から前記特定成分の含有量の多いプロダク
ト液を流出させ、かつ第1区画におけるラフィネート液
を流出させる吸着塔と第2区画における溶離液を流入す
る吸着塔とを連結する配管に有する遮断弁を、前述した
各法の流入および流出をしている間のみ閉じ、また前述
した原液の流入位置、ラフィネート液の流出位置、溶離
液の流入位置、プロダクト液の流出位置を一塔づつ下流
側に繰り下げるとともに、前述した閉じるべき遮断弁の
位置も各法の流入および流出の位置の繰り下げに応じて
順に繰り下げることを特徴とする擬似移動層における特
定成分の分離方法に関するものである。
〈作用〉 以下に本発明の操作を原液中に含まれるA成分とB成分
の分離を例にして図面を用いて詳しく説明する。
第1図は本発明に用いる吸着塔群のフローを示す説明図
であり、吸着塔C1からC+Zの12塔の吸着塔を遮断
弁V1〜V 11を有する配管で直列に連結するととも
に、最後部の吸着塔CI2と最前部の吸着塔C,も遮断
弁VIzを有する配管で連結することによって、無端連
結の吸着塔群を形成し、また各遮断弁■1〜Vlzの前
後に液の出入管を接続し、当該出入管にそれぞれ弁DV
い弁FV、・・・・・・・・・弁DV、□、弁FV+z
を付設する。
なお各吸着塔には原液中に含まれるA成分とB成分のう
ちA成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤が充填
されているものとする。
また第2図は本発明の擬似移動層の定常状態におけるあ
る時点の各成分の吸着帯の形成状態を示した説明図であ
る。
本発明においては各吸着塔01〜01□群を三つに区画
して擬似移動層を形成するものであり、第1区画は吸着
塔01〜C4で形成され、第2区画は吸着塔05〜C8
で形成され、第3区画は吸着塔C1〜C1□で形成され
る。
吸着塔CI塔の入口から弁FV、□を介して原液を流入
する。原液中のA成分およびB成分の混合成分は液の流
れにより下方向に進行するとともに、A成分は吸着剤に
選択的に吸着され、一方B成分はほとんど吸着されず下
流に進行し、弁Dv4よりB成分液、換言すればA成分
の含有量の少ないラフィネート液を流出させる。
前述したラフィネート液の流出と同時に後述するごとく
プロダクト液の流出も行う。
すなわち吸着塔C4と05の間にある遮断弁V4のみを
閉じ、吸着塔C4からの液が吸着塔C5に流入しないよ
うな状態下で、弁FV、より溶離液を流入する。当該溶
離液の流入により吸着剤に吸着したA成分は溶離され下
方向に流れ、同時にA成分の吸着帯は下方向に進行する
。溶離されたA成分の含有量の多いプロダクト液を吸着
塔C8の下部の弁DVllから流出する。なお溶離液の
余剰分はA成分を更に溶離しながら下方向に流す。−力
筒3区画ではA成分はほとんど溶離されず、A成分の吸
着帯は下方向に移動しながら遮断弁■1□を経て第1区
画の吸着塔C0塔に流入する。
ある一定の時間積運転を一旦停止し、原液の流入点を弁
FV、に、ラフィネート液の流出点を弁DV、に、また
閉じるべき遮断弁を■、に、かつ溶離液の流入点を弁F
V、に、プロダクト液の流出点をDv、に切り替えるこ
とにより、次の操作に移る。
答弁の切り替えは自動弁を用いることによりほぼ瞬時に
行うことができ、ある時間毎に前述の切り替え操作を順
次下流側に繰り下げるのである。
このような操作により第1区画、第2区画、第3区画は
順に下流側に移動し、あたかも移動層で操作が行われる
と同様な運転が可能となりA成分の濃度の高いプロダク
ト液を連続的に取り出すことができる。
以上の説明においては各区画を吸着塔4塔で区分したが
、吸着帯の長さ、溶離の難易等により各区画の塔数を変
える必要がある。また原液中に含まれる成分としては2
成分に限らず多成分でも差し支えなく、要は吸着剤に対
する吸着力の相違がある2グループをプロダクト液とラ
フ1ネート液に分離する際に用いることができる。
このように本発明においては従来の擬似移動層における
第2区画に相当する部分を削除しているので、得られる
ラフィネート液は溶離液によって希釈される。しかしな
がらプロダクト液のン農度は従来の擬似移動層の場合と
全く同様となる。したがって本発明は吸着剤に吸着され
易い一方の成分のみを回収し、吸着剤に吸着され難い他
方の成分は回収する必要のない場合に応用することがで
き、たとえばアミノ酸と塩類の混合液からのアミノ酸の
回収、タンパク質と塩類の混合液からのタンパク質の回
収、$7!!頚と塩類の混合液からのIJm 類の回収
等に応用することができる。
く効果〉 以上説明したごとく本発明は原液中に含まれる2成分以
上の成分中の特定成分に対して選択的吸着能力を有する
吸着剤を用いて、擬似移動層の手法により特定成分を回
収する際に従来の擬似移動層と比して要する吸着塔の数
を削減することができ、工業装置の設備費を従来のもの
より廉価とすることができる。
以下に本発明の効果をより明確とするために実施例を説
明する。
実施例=1 〔アミノ酸水溶液の脱塩〕内径1.5■、
長さ17.5 cmの吸着塔12本(CいC2、・・・
・・・・・・、C1□)のそれぞれの末端を次の吸着塔
の頂部に遮断弁を介して配管で無端連結し、各遮断弁の
上流側には流出管を分枝して連通し、下流側には流入管
を分枝して連通した実験装置を用いた。なお各吸着塔に
はアンバーライト(登録商標)XAD−1を充填した。
吸着塔C,の頂部から流入管を用いて原液としてフェニ
ルアラニンと塩化ナトリウムの混合液を導入し、吸着塔
c4の末尾からは流出管を用いて・吸着性に乏しい塩化
ナトリウム液(ラフィネート液)を取り出し、吸着塔C
5の頂部からは流入管を用いて溶離液としての水を導入
し、吸着塔C8の末尾からは流出管ヲ用いて吸着性に冨
むフェルアラニン液(プロダクト液)を取り出した。な
お吸着塔C4と吸着塔C3の間の遮断弁を閉じて液の流
れを遮断した。
あらかじめ定めた時間を経過した後、原液の流入口を吸
着塔C1から吸着塔C2へ、ラフィネート?(1゜の流
出口を吸着塔C4から吸着塔C3へ、水流入口を吸着塔
C2から吸着塔C6へ、プロダクト液の流出口を吸着塔
C6から吸着塔C1へ移動させるとともに閉じるべき遮
断弁も吸着塔C1と吸着塔C6の間にある遮断弁とした
以下同様に液の出入口は順次液の流れ方向に沿って移動
するが、これらの液の出入口の切り換えはロータリーバ
ルブによって行った。溶離液、原液の供給とプロダクト
液の抜き出しの3ケ所に定量ポンプを用いたが、塔間に
は循環ポンプは用いなかった。
原液組成、運転条件を下に記す。
移動周期         ;12.04m1n溶離液
(水)流入N     ;4.10mJ/minプロダ
クト液流出量    ;2.33原液流入量     
   ;1.40   〃ラフィネート液流出量   
、 3.17液出入口の位置に対しての装置内の両成分
の濃度分布が定常になったときのプロダクト液中のフェ
ニルアラニン濃度は0.060 m o II / I
I、塩化ナトリウム濃度は0.005 m o 1 /
 1以下、またラフィネート液のフェニルアラニン濃度
は0.001m o l / l以下、塩化ナトリウム
は0.615m。
1/Itであった。
実施例−2〔蔗糖水溶液の脱塩〕 使用装置は実施例−1と同じである。吸着塔に充填した
吸着剤は強酸性カチオン交換樹脂アンバーライト(登録
商標)XT−1016のNa型である。
原液は蔗糖濃度0.63 m o II / A、塩化
ナトリウム濃度2.56 m o l / 1の混合液
である。
運転方法も実施例−1と同様に、吸着塔4本で1区画を
形成させる3区画方式で、運転条件は下の通りで分離を
行った。
移動周期        ; 10. Om i n溶
離液(水)流入量   ;2.15mf/min蔗糖液
(プロダクト液)流出量 ;0.60   〃 原液流入量       ;0.40  〃塩化ナトリ
ウム液(ラフィネート液)流出量;1.95   〃 定常状態になったときの流出液の成分は次の通りであっ
た。
プロダクト液 蔗’/IN       0.40 m o j! /
 1塩化ナトリウム 0.04 m o 1 / ll
以下ラフィネート液 蔗$7!       0.01 m o Il / 
l以下塩化ナトリウム 0.52 m o l / 1
比較例〔アミノ酸水溶液の脱塩〕 実施例−1に対応して、従来の4区画を有する擬似移動
層を用いてアミノ酸水溶液の脱塩を行った。
すなわち内径1.5cn、長さ17.5anの吸着塔1
6本(C1、C2、・・・・・・・・・、C16)のそ
れぞれの末端を次の吸着塔の頂部に配管で無端連結し、
各配管には出入管を分枝して連通した実験装置を用いた
。なお各吸着塔にはアンバーライト(登録商標)XAD
−1を充填した。吸着塔C+の頂部から出入管を用いて
吸着性に乏しい塩化ナトリウム液(ラフィネート液)を
取り出し、吸着塔C1の頂部からは出入管を用いて溶離
液としての水を導入し、吸着塔C1□の末尾からは出入
管を用いて吸着性に冨むフェルアラニン液(プロダクト
液)を取り出した。あらかじめ定めた時間を経過した後
、原液の流入口を吸着塔C1から吸着塔C2へ、ラフィ
ネート液の流出口を吸着塔C4から吸着塔C1へ、水流
入口を吸着塔C7から吸着塔C1゜へ、プロダクト液の
流出口を吸着塔CI□から吸着塔C13へ移動させた。
以下同様に液の出入口は順次液の流れ方向に沿って移動
するが、これらの液の出入口の切り換えはロータリーバ
ルブによって行った。溶離液、原液の供給とプロダクト
液の抜き出しの3ケ所に定量ポンプを用いたが、塔間に
は循環ポンプは用いなかった。
原液組成、運転条件を下に記す。
移動周期         ;12.04m1n溶離液
(水)流入量    ; 2.99 m l / m 
i nプロダクト液流出量    ;2.33   〃
原液流入量        ;1.40   〃ラフィ
ネート液流出量   ;2.06   〃液出入口の位
置に対しての装置内の両成分の濃度分布が定常になった
ときのプロダクト液中のフェニルアラニン濃度は0.0
60 m o l / II、塩化ナトリウム濃度は0
.005 m o 1 / 1以下、またラフィネート
液のフェニルアラニン濃度は0.001m o l /
 1以下、塩化ナトリウムは0.950m。
1/1であった。
以上のように実施例−1と比較例とではプロダクト液の
組成は全く同様であり、アミノ酸と塩類の混合液から、
特定の成分すなわちアミノ酸のみを分離する場合は、本
発明の分離方式の有効性が立証された。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図ともに本発明の実施態様を示す図面で、
第1図は本発明の擬似移動層に用いる吸着塔群のフロー
を示す説明図であり、第2図は本発明の擬似移動層の定
常状態におけるある時点の各成分の吸着帯の形成状態を
示した説明図である。 第3図は従来の擬似移動層の定常状態におけるある時点
の各成分の吸着帯の形成状態を示した説明図である。 C;吸着塔      V;遮断弁 Dv;弁     F■;弁 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原液中に含まれる2成分以上の成分中の特定成分に対し
    て選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した多数の吸着
    塔を、遮断弁を有する配管で直列に連結するとともに、
    最後部の吸着塔と最前部の吸着塔も遮断弁を有する配管
    で連結することによって無端に連結した吸着塔群を形成
    し、当該吸着塔群を下流側に向かって第1区画、第2区
    画、第3区画に分割し、第1区画の最前列に位置する吸
    着塔の入口から原液を流入するとともに、第1区画の最
    後列に位置する吸着塔の出口から前記特定成分の含有量
    の少ないラフィネート液を流出させ、さらに第2区画の
    最前列に位置する吸着塔の入口から溶離液を流入すると
    ともに、第2区画の最後列に位置する吸着塔の出口から
    前記特定成分の含有量の多いプロダクト液を流出させ、
    かつ第1区画におけるラフィネート液を流出させる吸着
    塔と第2区画における溶離液を流入する吸着塔とを連結
    する配管に有する遮断弁を、前述した各液の流入および
    流出をしている間のみ閉じ、また前述した原液の流入位
    置、ラフィネート液の流出位置、溶離液の流入位置、プ
    ロダクト液の流出位置を一塔づつ下流側に繰り下げると
    ともに、前述した閉じるべき遮断弁の位置も各液の流入
    および流出の位置の繰り下げに応じて順に繰り下げるこ
    とを特徴とする擬似移動層における特定成分の分離方法
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