JPS6290721A - 映像信号再生装置をコンピユ−タに接続するためのインタ−フエイス - Google Patents

映像信号再生装置をコンピユ−タに接続するためのインタ−フエイス

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JPS6290721A
JPS6290721A JP22890685A JP22890685A JPS6290721A JP S6290721 A JPS6290721 A JP S6290721A JP 22890685 A JP22890685 A JP 22890685A JP 22890685 A JP22890685 A JP 22890685A JP S6290721 A JPS6290721 A JP S6290721A
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JP
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signal
video signal
computer
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magnetic head
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JP22890685A
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English (en)
Inventor
Nobuo Minoura
信夫 箕浦
Kazuo Nakadai
中台 加津男
Satoru Iwamatsu
岩松 哲
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 磁気ヘッドを所定のトラック上に位置決めするために磁
気ヘッドを移送し、その移送が終了して磁気ヘッドがト
ラック上に正しく位置したときにトラッキング終了信号
(たとえば、垂直帰線消去期間内の少なくとも一部の時
間帯において、カラー・バースト信号の付与を禁止する
ためのバースト・ゲート信号)を発生する映像信号再生
装置をコンピュータに接続するために用いられるインタ
ーフェイスであり、トラッキング終了信号の発生を検出
したときに、コンピュータのとシイ信号をレディ信号に
切替え、映像信号再生装置とコンピュータとの同期運転
を可能とした。
目   次 (1)発明の背景 (2)発明の概要 (2,1)発明の目的 (2,2)発明の構成と効果 (3)実施例の説明 (3,1)システム全体の構成 (3,2)映像信号再生装置およびテレビジョン・シス
テムの電気的構成 (3,3)映像信号再生装置の動作 (3,4)コントロール・コードの構成(3,5)イン
ターフェイスの構成と動作(3,6)コンピュータにお
ける処理 (1)発明の背景 この発明は、とくにパーソナル・コンピュータと呼ばれ
ているような小型のコンピュータによって映像信号再生
装置を制御する場合に不可欠な要素となる。映像信号再
生装置をコンピュータに接続するためのインターフェイ
スに関する。
最近、固体撮像索子や撮像管等の撮像ディバイスと、記
録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディス
クを用いた記録装置とを組み合せ、被写体を電子的に撮
影してその静止画像を磁気ディスクに記録し1画像の再
生は別途に設けられた映像信号再生装置を含むテレビジ
ョン・システムやプリンタなどで行なう電子スチル・カ
メラ・システムが開発されている。また1通常のフィル
ムや印画紙などの可視記録媒体に記録された静止画像を
撮影して磁気ディスクに記録する映像磁気記録システム
、および磁気ディスク上から映像信号を読出してこれを
テレビジョン等に写し出す映像信号再生装置を含む映像
再生システムも実現されている。
このような映像信号再生装置については種々の応用か考
えられている。
その1つは、各種製品、半製品等の製造、生産ラインに
おける工程指示媒体としての応用である。従来の製造、
生産ラインには、各工程ごとに、その工程で行なうべき
作業内容、注意点その他の事項を記載した工程指示書が
配布される。同一ラインであっても、そこで加工される
製品の種類、仕様等に変更があると作業内容等も変わる
ので、工程指示書は各工程の作業内容が変わるごとに差
しかえられていた。
映像信号再生装置およびこれに接続されたテレビジョン
・システムは工程指示書に代わるものとして脚光をあび
ている。工程指示書に記載されていた事項がテレビジョ
ン上の画像にとってかわられる。すなわち、映像信号再
生装置に装填される磁気ディスクには、数多くの作業内
容をそれぞれ表現した画像を発生する映像信号がトラッ
クごとにあらかじめ記録されている。そして1作業内容
が変わるごとにテレビジョン上に表示すべき画像を記録
したトラックを指定してそれに対応する作業指示を表示
させる。
ライン上の各工程ごとに1セツトの映像信号再生装置と
テレビジョン・システムとが配置される。そして、すべ
ての映像信号再生装置は中央のコンピュータによって集
中的に制御される。
もう1つの応用は、テレビジョンに表示される画像の背
景を映像信号再生装置を用いて任意に変更することであ
る。表示画像が背景と何らかの動画とから構成されてい
るとする。動画はコンピュータを備えたテレビジョン・
システムで発生する。このようなシステムに映像信号再
生装置を接続すると、それに装填された磁気ディスクに
あらかじめ記録されている多数の背景のうちの1つが再
生され、その映像信号がテレビジョン・システムで発生
する動画の映像信号と加算される。このことにより、映
像信号再生装置で再生された背景画像をもつ動画がテレ
ビジョンに表示される。
映像信号再生装置で再生される背景画像を変えることに
よりテレビジョン上に表示されている画像の背景を変え
ることが可能となる。
いずれにしても、映像信号再生装置の種々の応用を展開
するためには、コンピュータに接続可能とすることが不
可欠である。そのためには、コンビニ〜りと同期をとる
ための手段、すなわちインターフェイスが必要となる。
(2)発明の概要 (2,1)発明の目的 この発明は、映像信号再生装置という特殊な端末機をコ
ンピュータと接続可能とするためのインターフェイスを
提供することを目的とする。
(2,2)発明の構成と効果 この発明によるインターフェイスによってコンピュータ
と接続される映像信号再生装置は次のような構成である
。すなわち、この映像信号再生装置は、映像信号が記録
された磁気記録媒体(以下磁気ディスクという)のトラ
ックから映像信号を読取る磁気ヘッド、磁気ヘッドの読
取信号を処理して標準テレビジョン信号を出力する映像
信号処理回路、指令に応じて磁気ヘッドを所定のトラッ
ク上に移送する磁気ヘッド移送機構、および磁気ヘッド
の移送が終了して磁気ヘッドがトラック上に正しく位置
したときにトラッキング終了信号を発生する手段を備え
ている。
映像信号再生装置の最も重要な機能はもちろん1磁気デ
イスク上の記録から標準テレビジョン映像信号を再生し
て出力することである。しかしながら、映像信号再生装
置に関する上述のような種々の応用を考える上では、所
望の映像信号を再生させるために磁気ディスク上の所望
のトラックをコンピュータによってアクセスできること
がきわめて重要となる。したがって、コンピュータの映
像信号再生装置に対する命令は、磁気ヘッドの順送り、
逆送り、リセット等を含むアクセス命令となる。
しかしながら、この命令は任意の時点に送出すればよい
というものではなく、映像信号再生装置が命令の受入れ
可能な状態のときに出力する必要があり、コンピュータ
は映像信号再生装置の状態を知らなければならない。
そこで、この発明による映像信号再生装置をコンピュー
タに接続するためのインターフェイスは、コンピュータ
からの命令信号を解読して映像信号再生装置のためのそ
れに対応する指令信号を発生する制御信号発生手段、お
よび映像信号再生装置で発生するトラッキング終了信号
を検出して、命令受入可能であることを表わすステータ
ス信号をコンピュータに送出する手段を備えている。
トラッキング終了信号は、磁気ディスクのトラック−ア
クセスが終了して磁気ヘッドがトラック上に正しく位置
決めされたときに発生する。したがって、このトラッキ
ング終了信号が発生したときには映像信号再生装置では
磁気ヘッドの移送(後述するトラッキング)が完了して
いるのであるから、磁気ヘッドの移送のためのコンピュ
ータからの次の指令を受入れることができる状態にある
この発明によるインターフェイスによると、トラッキン
グ終了信号の検出によってコンピュータへ所定のステー
タス信号(たとえばレディ信号またはビジィ信号)を送
出しているからコンピュータはこれによって映像信号再
生装置の状態すなわち1次の命令を送ることが可能であ
るかどうかを認識することができる。このようにして、
映像信号再生装置とコンピュータとの同期運転が達成さ
れる。
この発明によるインターフェイスはまた。上記制御信号
発生手段を備えているから、コンピュータの命令が映像
信号再生装置の制御に適した信号に変換され、適切な制
御が可能となる。
上記トラッキング終了信号として、この発明の好ましい
実施態様ではバースト・ゲート信号が用いられている。
したがって、バースト・ゲート信号について簡単にその
概要を説明しておくことはを用である。
カラー・バースト信号は、受像機側でこの信号を基準位
相として色復調できるようにするために水平同明信号の
バック・ポーチに挿入ないしは重畳される信号である。
従来の映像信号再生装置においては、磁気ヘッドの読取
信号を処理して標準カラー・テレビジョン信号(たとえ
ばNTSCフォーマットの複合カラー映像信号)を出力
する上記の映像信号処理回路(エンコーダ)において、
出力される映像信号中に、垂直帰線消去期間を除いて、
このカラー・バースト信号が重畳されていた。垂直帰線
消去期間においてカラー・バースト信号を重畳しないこ
とは擬色の発生を抑圧するためであり、これは規格によ
り定められている。したがって、従来の装置においては
2 カラー・バースト信号の重畳を禁止するためのバー
スト・ゲート信号が制御装置から垂直帰線消去期間にお
いて発生し映像信号処理回路に与えられている。
映像信号再生装置における順送りまたは逆送りにおいて
、磁気ヘッドを所定のトラック上の中心に位置させるた
めに、磁気ヘッドの読取信号のエンベロープ検波出力に
基づいてトラックの中心をサーチするトラッキング制御
が行なわれる。このトラッキング制御中も2通常はテレ
ビジョンまたはモニタ上に映像を出力させるようにして
いる。
しかしながら、出願人が検討したところによると、トラ
ッキング制御中においてもバースト・ゲート信号を発生
してカラー・バーストの重畳を禁止すると色信号の処理
が充分に立上がらずに色みだれを起してしまうことがわ
かった。そこで出願人は、磁気ヘッドの順送りおよび逆
送り制御中(トラッキング制御中も含む)においてはバ
ースト・ゲート信号を映像信号処理回路に与えない方式
を案出した(特願昭59−135154)。この改良さ
れた映像信号再生装置では、磁気ヘッドがトラックの中
心に正しく位置している(オン・トラック)ときにのみ
、垂直帰線消去期間内においてバースト・ゲート信号が
発生している(すなわち制御装置から映像信号処理回路
に与えられている)。逆にいえば、順送りおよび逆送り
制御中はこのバースト・ゲート信号が発生していない。
バースト・ゲート信号が発生しているかどうかを検知す
ることにより、磁気ヘッドがオン・トラックしているか
または移送中にあるかを判定することができる。したが
って、トラッキング終了信号としてこのようなバースト
・ゲート信号を利用することが可能となる。
(3)実施例の説明 (3,1)システム全体の構成 第1図は、映像信号再生装置の応用例のシステム全体の
構成を示している。このシステムは、たとえば上述の生
産ライン上の各工程における作業内容等を表示するため
のものである。
映像信号再生装置10とテレビジョン・システム40と
の組が、複数組ここでは16組設けられている。装置1
0には、 No、0−No、15まで装置No、が割当
てられている。これらの装置組は、中央のコンピュータ
たとえば、いわゆるパーソナル・コンピュータと呼ばれ
るような小型のコンピュータ1に、それぞれインターフ
ェイス50を介してバス・ラインにより接続されている
。あらゆる種類のパーソナル・コンピュータにはプリン
タを接続するための端子、いわゆるセントロニクス出力
端子と呼ばれるものが設けられているので、この端子を
装置組接続のために用いることが好ましい。そうするこ
とによって、映像信号再生装置を制御するためのコンピ
ュータ側のプログラムも簡単となる。
後に詳述するように、インターフェイス50から装置1
0へは各種の制御信号(順送り、逆送りおよびリセット
信号)が、装置IOからインターフェイス50へはバー
スト・ゲート信号がそれぞれ送られる。装置10から出
力される標章テレビジョン映像信号は、インターフェイ
ス50に一旦与えられ、インターフェイス50からテレ
ビジョン・システム40に供給される。これは後述する
画像ミュート制御のためである。
(3,2)映像信号再生装置およびテレビジョン・シス
テムの電気的構成 第2図は、映像信号再生装置10およびテレビジョン・
システム40の電気的構成を示している。
第3図は、映像信号再生装置10の動作を示すタイミン
グ・チャートである。
映像信号再生装置は、磁気ディスクに記録された映像信
号を再生する装置である。磁気ディスクには曵数(たと
えば50)本のトラック(たとえばトラック・ピッチ 
100μm)が同心円状に設けられており、各トラック
に1フイールドまたは1フレ一ム分のFM変調されたカ
ラー映像信号(輝度信号、クロマ信号等を含む)が磁気
記録されている。これらの映像信号を読取るための磁気
再生ヘッドは磁気ディスクの半径方向に移動自在であり
、指定されたトランクをアクセスして回転している磁気
ディスクからそのトラックの映像信号を読取る。
映像信号再生装置10に設けられている制御装置30は
、順送りスイッチ16.逆送りスイッチ17を含む各種
スイッチの状態の読取り処理、後述するトラッキング制
御を含む順送りおよび逆送り処理。
映像信号再生の制御、警告処理等を行なうもので、中央
処理装置、好ましくはマイクロプロセッサ(以下CPU
という)、そのプログラムおよび必要なデータを記憶す
るメモリ、ならびに周辺の各素子1回路、装置等との間
のインターフェイスから構成されている。また制御装置
30には、磁気ヘッドの位置すなわちトラックNo、を
計数するカウンタCNが設けられている。カウンタCN
としてはメモリの所定エリアを用いてもよい。
磁気ヘッド12を磁気ディスク11の外側から内側に向
って1トラック分だけ送る指令を入力するための順送り
スイッチ1B、  これとは反対方向に磁気ヘッド12
を送るための逆送りスイッチ17.装置に設けられた開
閉自在のパケットが閉じてロックされていることを検出
するロード・スイッチ、閉じたパケット内に磁気ディス
ク11が収められていることを検出するバック・スイッ
チ、後述するホーム・ポジション・スイッチ(いずれも
図示路)。
その他のスイッチは制御装置30に接続され、そのオン
、オフ状態がキースキャン争ルーチンにおいて読取られ
る。警告表示灯(図示路)も設けられ、所定の条件のと
きに制御装置30の表示指令により点灯される。
制御装置30の端子Hは、キー・スキャン・パルスを出
力するためのもので、これは第3図に示すタイミングで
磁気ディスク11の1回転ごとに1個出力される。この
端子Hには、逆流防止用ダイオード28.27を介して
それぞれ上述の順送りスイッチ16および逆送りスイッ
チ17が接続されている。これらのスイッチ16および
17は制御装置30の入力端子A1およびA2にそれぞ
れ接続されている。キー・スチャン・パルスが出力され
たときに、もしスイッチ16がオンであれば端子A1か
このパルスのパルス巾の時間たけハイ・レベルとなるの
で、制御装置30は順送りスイッチ16がオンとなった
ことを認識する。スイッチ17がオンとなったときには
、入力端子A2にパルスが現われる。
この入力端子A2はリセット信号入力用としても用いら
れ、この端子A2がロウ・レベルとなると、制御装置3
0はリセット信号が入力したことを認識する。これらの
端子AI、A2は通常はフローティング状態にある。
端子Hおよび入力端子AI、A2は、インターフェイス
50に接続するために映像信号再生装置1.0に設けら
れたコネクタたとえばソケット39Aの端子H,Al、
A2にも接続されている。
磁気ディスク11は、それがパケット内に収められかつ
このパケットが閉じてロックされているときには、ディ
スク・モータ21のスピンドルに装着されている。この
磁気ディスク11の磁気記録面に接する状態で磁気再生
ヘッド12が磁気ディスク11の半径方向に移動自在に
配置されている。また磁気ディスク■1のコアには、こ
のコアに設けられた磁性体を検出して磁気ディスク11
の1回転ごとに1個のパルス(第3図にPGで示されて
いる)を発生する位相検出器13が接している。
ディスク・モータ21にはその回転数に比例する周波数
の信号を発生する周波数発生器22が設けられ、その出
力周波数信号がサーボ制御回路23にフィード・バック
される。また1位相検出器13からの検出パルスPGも
サーボ制御回路23および制御装置30に入力する。基
準クロック・パルス発生器24は、磁気ディスク11に
記録されているラスク走査映像信号のフィールド周波数
と同じ60Hzの基準信号を発生しこれをサーボ制御回
路23に送るとともに、制御装置30には高速の、たと
えば3.58MHzのクロック・パルスを供給する。
サーボ制御回路23はこれらの入力信号に基づいζディ
スク・モータ21を一定回転数、たとえば3、[100
r、p、+n、で定速回転するように制御する。また、
制御装置30からの指令に応じてモータ21の起動、停
止を行なう。
磁気ヘッド12は、ステップ・モータ14を含む移送駆
動装置によって磁気ディスク1[の径方向に移動自在に
支持されかつ同方向に移送制御される。
磁気ヘッド12の移送のためのステップ・モータ14の
制御については後述するが、このステップ・モータ14
には駆動回路15によって4相A、A、B。
Bの駆動パルスが与えられる。ステップ・モータ14の
回転方向によって磁気ヘッド12の移送方向が定まり、
かつ磁気ヘッド12の移送距離はその回転角に比例する
。たとえばステップ・モータのシフト・パルス(上記駆
動パルスの位相変化ごとに発生すると仮想されたもの)
1パルス当たりこのモータは約30″回転し、これによ
って磁気ヘッド12が約8.4μm移送される。したが
って、12個のシフト・パルスによってほぼ1トラツク
(100μm)の移送が行なわれる。
磁気ヘッド12は位置決めされた位置において磁気ディ
スク11上のトラックに記録されている映像信号を読取
る。この実施例では、磁気ディスク11は3,600r
、p、m、で定速回転するので、1回転1/60秒ごと
に1トラツク分の映像信号、すなわち1フイールドのF
M変調映像信号が磁気ヘッド12から再生されることに
なる。これは、復調されることによってNTSC方式な
どの標準カラー・テレビジョン方式と両立する。
磁気ヘッド12の再生出力は前置増幅器31を経て映像
信号処理回路34およびエンベロープ検波回路32に送
られる。映像信号処理回路34は、磁気ヘッド12で読
出された映像信号を信号処理し、たとえばNTSCフォ
ーマットの複合カラー映像信号として出力するものであ
る。映像信号処理回路34は更に詳しくは、輝度信号処
理回路34A1色信号処理回路34Bおよびこれらの出
力を合成する合成回路34Cから構成されている。
輝度信号処理回路34Aは、磁気ヘッド12によって再
生された映像信号のうちの輝度成分および同期信号成分
をNTSCフォーマットに適合させるためのものである
。この回路34Aはまた。映像信号から垂直同期信号V
SYNCを抽出し、これを制御装置40に供給するとと
もに、制御装置30から信号MUTEを受けたときに映
像信号の走査期間を空白信号とし、ミューティング操作
を行なう。垂直同期信号VSYNCのタイミングは第3
図に示されており、ここには水平同期信号も示されてい
る。
色信号処理回路34Bは、映像信号のうちの色信号成分
を復調すると共に、平衡変調およびカラー・バーストの
重畳を行なってNTSCフォーマットに適合させるため
の回路である。この回路34Bには、制御装置30から
垂直帰線消去信号BLKおよびバースト・ゲート信号B
Gが与えられている。そしてこの回路34Bは、バース
ト・ゲート信号BGに応じて、複合カラー映像信号にカ
ラー・バースト信号を重畳することの禁止および許容の
制御を行なう。
すなわち、磁気ヘッド12が磁気ディスク11の所定ト
ラック上にオン・トラックしている定常状態では、制御
装置30は、第3図に示されているように1位相同期パ
ルスPGに基づいて所定のタイミングで垂直帰線消去信
号BLKおよびバースト・ゲート信号BGを生成して出
力する。バースト・ゲート信号BGが回路34Bに与え
られているときには、映像信号の水平同期信号のパック
・ポーチにはカラー・バースト信号は重畳されない。
後述するように、磁気ヘッド12の順送りおよび逆送り
制御(トラッキング制御)が行なわれているときには、
バースト・ゲート信号BGは制御回路30からは出力さ
れない。このときには、後述するように信号BGはロウ
・レベルに、信号BLKはハイ・レベルに保持される(
第3図参照)。
バースト・ゲート信号BGは、インターフェイス50と
の接続のためのコネクタ39Aの端子A3にも送られる
上述の回路34A、 34Bから出力される輝度信号お
よび色信号は2合成回路34Cで合成されてNTSCフ
ォーマットの複合カラー映像信号とし出力端子48Aか
らインターフェイス50を介して入力端子49Aを経て
カラー・テレビジョン・システム40に送られる。
なお、第3図において、Hは1つの(水平)走査線の初
めから次の走査線の初めまでの時間、■は1つのフィー
ルドの初めから次のフィールドの初めまでの時間を表わ
している。
映像信号処理回路34から出力されるカラー映像信号は
、上述のように、陰極線管表示装置(CRTという)4
1と、復調回路等を含むCRT制御回路42とを備えた
カラー・テレビジョン・システム40に送られ、CRT
41上に磁気ディスク11に記録されていた映像信号が
可視表示される。必要ならば、このシステム40には、
制御装置30からそのときのカウンタCNの値、すなわ
ち現在位置トラックNo、  も送られ、CRT41上
にトラックNo、表示も行なわれる。
エンベロープ検波回路32は、磁気へラド12の読取信
号、すなわち磁気ディスク11のトラックに記録されて
いたFM変調映像信号のエンベロープ(包絡線)を検出
してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路である。
エンベロープを表わす電圧信号はアナログ/ディジタル
変換器(A/D変換器)33に送られ、たとえば256
の量子化レベルを表わす8ビツト・ディジタル信号に変
換されて制御装置30に人力する。
エンベロープ検波信号は、磁気ディスク11上のトラッ
クのサーチのために用いられる。磁気ヘッドL2を磁気
ディスク11の径方向に移送していってこの検波信号が
ピークを示した位置が映像信号の記録されているトラッ
クの中心である。制御装置30は入力する8ビツト・デ
ィジタル信号に基づいて上記の磁気ヘッド移送駆動装置
を制御し、磁気ヘッド12を所定のトラックの中心上に
位置させる。これをトラッキング制御という。
第4図は磁気ディスク11に設けられるトラックと磁気
ヘッド12のホーム・ポジションHP(原点位置または
待機位置)との関係を示している。50本のトラックが
磁気ディスクの磁気記録面上に同心円状に設けられ、外
側のものから順にNo、  1〜No、50までのトラ
ックNo、が付けられている。
ホーム・ポジションHPはNo、  1のトラックの外
側にある。このホーム・ポジションHPは磁気ディスク
11に付けられたものではなく、磁気ヘッド12の移動
経路上に割付けられた極限位置である。ホーム・ポジシ
ョンHPは、上述のホーム・ポジション・スイッチによ
って検知される。磁気ディスク11の外側から内側に向
う磁気ヘッド12の移送が順送りであり、この逆方向の
移送が逆送りである。
(3,3)映像信号再生装置の動作 映像信号再生装置10の動作のうち、コンピュータ1に
よる制御に関連のある初期トラッキング処理ならびに順
送り制御および逆送り制御処理について説明する。
初期トラッキング処理は、まず磁気ヘッド12をホーム
・ポジションHPの位置に戻し、このホーム・ポジショ
ンHPの位置から磁気ヘッド12を順方向に移送してい
き、トラックNo、  1のトラック中心をサーチしな
がらそのトラックの中心に磁気ヘッド12を位置決めす
るものである。これによってトラックNo、カウンタC
Nの計数値は1に初期化される。初期トラッキング処理
は、電源スィッチがオンされたとき、リセット信号が入
力したときなどにおいて行なわれる。
第5図は、順送りおよび逆送り処理ならびにトラッキン
グ処理の概要を概念的に示すものである。
制御装置30は、上述したように一定の周期でキー・ス
キャン・パルスを出力して、順送り信号(スイッチ■6
)、逆送り信号(スイッチI7)、その他のスイッチ状
態をセンシングしている。
その結果、順送り信号(第3図にFWで示されている)
をセンスしたときには(ステップ+01でYES 、第
3図において1時点tl後の最初のキースキャンのとき
)1次のような順送りおよびトラッキング処理を行なう
トラックNo、カウンタCNの値が50でなければ(ス
テップ111でNO)、)ラッキングψフラグを1にセ
ットしくステップ112)、磁気ヘッド12を順方向に
隣接するトラックの中心付近まで移送するために、順方
向の11個のシフトやパルスに相当する駆動パルスの変
化をステップ・モータI4に与える(ステップ113)
。そして、このときのエンベロープ検波回路32の出力
を読込んでおく。この読込みはたとえば9回行なわれ、
その平均値が算出される。続いてさらに1個の順方向シ
フト・パルスを出力し、同じようにエンベロープ・レベ
ルをセンスする。前回と今回のエンベロープ・レベル(
上述の平均値)に有意差がなければ、磁気ヘッド12の
移送方向を正逆方向に切替えながらその付近のエンベロ
ープ・レベルを多数回サーチし、それぞれのエンベロー
プ・レベル間に有意差が無いことを確認した上で、その
位置をトラックの中心と判定してそこに磁気ヘッド12
を位置決めする。前回と今回のエンベロープ・レベルに
有意差があるときにはエンベロープ・レベルの大キい方
に磁気ヘッド12をさらに1シフト争パルス分動かして
同様の処理を繰返する。これがステップ114のトラッ
キング制御処理である。トラッキング制御処理は、第3
図では時刻t2に終る。
なお、エンベロープ・レベルが所定のスレシホールド・
レベル以下の場合にはそのトラックには映像信号が記録
されていないと判定する。
最後にトラッキング・フラグがOにリセットされ(ステ
ップ115)、 、  )ラックNo、カウンタCNの
値かまたけインクレメントされる(ステップ11B)。
トラックNo、カウンタCNの値が50に達していた場
合には、順送りは不可能であるから、上述の警告表示灯
の点灯、ブザーの警鳴等による警告処理が行なわれる(
ステップ117)。
逆送り信号が検知された場合には(ステップ102でY
ES)、逆送り方向に対する上述の処理と同じような処
理が行なわれる(ステップ122,123゜124、1
25)。カウンタCNは1だけデクレメントされる(ス
テップ126)。また、CN−1の場合に警告処理が行
なわれる(ステップ121,127)。
このような順送りまたは逆送り処理(トラッキング制御
処理を含む)の間、すなわちトラッキング・フラグが1
にセットされている間(第3図でいえば時点tl後の最
初のキー・スキャンから時点t2までの間)、垂直帰線
消去信号BLXがハイ・レベルに、バースト・ゲート信
号BGがロウ・レベルにそれぞれ保持される。
上述の初期トラッキング処理においても、トラッキング
処理中はバースト・ゲート信号BGはロウ・レベルに保
持され、磁気ヘッド12がNo、lのトラック上に位置
決めされると、磁気ディスク11の1回転ごとの所定の
期間だけハイ・レベルになる。
(3,4)コントロール・コードの構成16台の映像信
号再生装置10の制御のために、コンピュータ1からバ
ス・ラインに出力されるコントロール・コードは8ビツ
トから構成され、その各ビットは第6図に示すようにそ
れぞれ特有の意味をもっている。
下位4ビットPAO−PA3は16台の装置lOを指定
(アドレス)するために使用される。すなわちこれらの
下位4ビツトは0000〜1111によってNo、0〜
No、15の装置10を指定する。
第5位のビットPA4は、16台すべての装置IOを同
時に指定するためのものである。このビットPA4がハ
イ・レベル(−1)のときには、下位4ビツトPAQ〜
PA4の値に関係なく、すべての装置lOがコンピュー
タ1によってアクセスされかつ同時に制御される。
複数台の映像信号再生装置10の指定のやり方は、他に
も種々ありうるbたとえば、装置10が5台以下の場合
には、最下位ビットPAOによってNo、0の装置を、
第2位のビットPALによってNo、1の装置を指定す
るというように、各ビットに装置10を1=1に対応さ
せるようにしてもよい。このやり方は、任意の数で任意
の組合せの装置を同時にアクセスできるという利点をも
っている。
第6位ビットPA5は画像ミュートを行なうためのもの
である。このビットPA5が1の場合には。
下位4ビツトPAO〜PA3で指定される装置10に対
応するテレビジョン・システム40のCRT41の画面
が黒(または白)レベルに保持され、−切の画像か現わ
れないようになる。
上位2ビツトPABとPA7が、映像信号再生装置10
の磁気ヘッド10の移送のための制御ビットであ01次
のような機能をもつ。
PAG−1,PA7−1・・・リセットPA6−1. 
PA7−0・・・順送りPAG −0,PA7−1・・
・逆送りPAG −0,PA7−0・・・無効 (3,5)インターフェイスの構成と動作第7図はイン
ターフェイスの構成を、第8図はその動作の一例をそれ
ぞれ示している。
コンピュータ1または前段のインターフェイスからは、
ストローブ信号5TROBBおよびデータ信号(コント
ロール・コードAOI −AO7)が送られてきて2次
段のインターフェイスに向う。後段のインターフェイス
からはビジィ信号BtlSYまたはレディ信号READ
Yが前段のインターフェイスおよびコンピュータに向っ
て伝送されていく。
第7図の回路において、順送り、逆送りおよびリセット
信号を発生する制御信号発生回路60.ならびにバース
ト・ゲート信号BGからビジィ信号BUSYを生成する
回路がやや詳しく示されている。
映像信号再生装置10との接続関係を明らかにする目的
で制御信号発生回路60の一部についてまず説明してお
く。
コネクタ、たとえばプラグ39Bは映像信号再生装置1
0のコネクタ39Aと接続される。コントロール・ビッ
トPA6. PA7からデコードされて生成される順送
り信号によってスイッチ66がオン制御される。このス
イッチ66は、コネクタ39Bの端子HとA1との間に
逆流防止用ダイオード7Gを介して接続されている。同
じようにデコードされて生成された逆送り信号によって
スイッチ67が制御される。このスイッチ67は、コネ
クタ39Bの端子HとA2との間にダイオード77を介
して接続されている。したがって、映像信号再生装置1
0とインターフェイス50のコネクタ39A、 39B
が相互に接続されたときには、スイッチ6Bは順送りス
イッチIBと並列に、スイッチB7は逆送りスイッチ1
7と並列にそれぞれ接続されることになる。スイッチ8
6.87としては、アナログ・スイッチ、半導体スイッ
チング素子、その他のスイッチング要素を用いることが
できる。
したがって、スイッチ66または67がオンのときに映
像信号再生装置10において上述のキー・スキャン処理
が行なわれると、装置10内の制御装置30は、あたか
も順送りスイッチ1Bまたは逆送りスイッチ17がオン
にあっているかのように認識し。
上述の順送り処理または逆送り処理を行なう。
コネクタ39Bの端子A1とアースとの間にはトランジ
スタ64が接続されている。このトランジスタ58はN
AND回路63によって生成されるハイ・レベルのリセ
ット信号によってオン制御される。
リセット信号が出力されるとトランジスタ64がオンと
なり、コネクタ39A、 39Bの端子A1を経て映像
信号再生装置10の制御装置30の入力端子A1がLレ
ベルとなり、制御装置30はリセット入力を認識する。
このようにして、外部入力すなわちコンピュータ1によ
る指令に基づいて映像信号再生装置lOの順送り、逆送
りおよびリセット処理を開始させることが可能である。
、これらの処理が終了したのちに周期的に出力されるこ
とになるバースト・ゲート信号BGは、コネクタ39B
の端子A3からインターフェイス50に人力する。
さて、各映像信号再生装置10に接続されるインターフ
ェイス50には、対応する装置10の装置No、(0〜
15)を設定した設定器71が設けられている。この設
定器7Iはたとえば4個のディップ拳スイッチから構成
され、その4ビツト設定出力は比較回路72に入力して
いる。比較回路72には、データ・バスのうちの下位4
ビットPAO−PA3のラインも接続されている。した
がって、データ・バス上にコントロール・コード・デー
タがのったときに、その下位4ビツトPAO〜PA3が
表わす装置No、と設定器71に設定された装置No、
とが一致したときに、比較回路72からハイ・レベルp
一致出力が発生し、NOR回路73の一方の入力側に送
られる。
NOR回路73の他方の入力側には第5位ビットPA4
のラインが接続されている。したがって、比較回路72
から一致出力が発生したときまたはPA4−1のときに
NOR回路73の出力はロウ・レベルとなる。これは、
下位4ビツトによってこの装置が指定されたときまたは
第5位ビットによって全装置が指定されたときに該当す
る。NOR回路73の出力は該当する装置指定信号であ
り、コンピュータ1がアクセスしてきていることを示す
NOR回路73の出力はNAND回路74の一方の入力
側に入力し、このNAND回路74の他方の入力側には
ストローブ信号5TROBEが入力する。したがって、
NOR回路73の出力がロー−レベルになってストロー
ブ信号5TROBBが立下ったときに。
正のパルスがNAND回路74から発生し、ワンショッ
ト・マルチバイブレーク61.62のトリガ入力端子A
および後に述べるフリップフロップ83゜91のクロッ
ク入力端子CKに送られる。
ワンショット・マルチバイブレータ61の動作禁止(チ
ップ・ディスエーブル)端子CDには、上位2ビツトの
うちの1ビツトPA6のラインが接続されている。この
ビットPABが1の゛ときにこのチップは動作可能であ
る。したがって、ビットPA8−1  (順送りまたは
リセット)のときに、トリガ入力端子Aに正パルスが入
力すると、マルチバイブレータ61の正出力端子Qから
は一定時間たとえば約50m5の正パルスが2反転出力
端子Qからは負パルスがそれぞれ発生する。
他方のワンショット・マルチバイブレーク62の端子C
DにはビットPA7が人力しているから。
PA7−1 (逆送りまたはリセット)のときにそのト
リガ入力端子Aに正パルスが人力すると、出力端子Qか
らは正パルスが、Qからは負パルスがそれぞれ出力され
る。
順送り命令すなわちPA6−1. PA7−0の場合に
は、マルチバイブレータ61の正出力端子Qのみから約
50a+Sの正パルスが発生するので、この間たけスイ
ッチB6がオンとなる。このとき行なわれている装置1
0のキー・スキャンによってスイッチ66のオン状態が
読取られ、映像信号再生装置IOでは順送り処理が開始
される。これによって、今まで発生していたバースト・
ゲート信号BGは停止する。この様子が第8図(A)に
示されている。
PA6−0. PA7−1の場合には2マルチバイブレ
ーク62の正出力端子Qから約50a+Sの正パルスが
発生し、この間だけスイッチ67がオンとなる。したが
って、映像信号再生装置10は逆送り処理を開始する。
第8図(B)参照。
PA6−PA7−1の場合には1両方のマルチバイブレ
ークGl、 62の正出力端子Qから正パルスが発生し
9両スイッチ[i6.67がオンとなる。一方、これら
のマルチバイブレータ61.62の反転出力端子Qから
はともに負のパルス(ロウ・レベル)が発生する。これ
らの端子QはNAND回路63の入力端に接続されてい
るので、NAND回路63の出力はハイ・レベルになり
、トランジスタ64がオンとなる。これによって、端子
A1は強制的にロー・レベルに落される。
映像信号再生装置10の制御装置3oは、端子AI。
A2のいかなる状態よりも、端子A1がロウ・レベルに
なった状態を最優先するように構成されている。したが
って、端子A1がロウ・レベルになると制御装置30は
リセット信号の入力と認識し。
リセット処理、すなわち初期トラッキング処理を開始す
る(第8図(C)参照)。
NAND回路74から出力された正パルスがDTフリッ
プフロップ83のクロック入力端子CKに入力すると、
そのD入力は常にハイ・レベルとなっているから、この
フリップフロップ83はセットされ、その出力Qがハイ
・レベルとなる。このハイ・レベルの出力QはOR回路
84を経てビジィ信号BυSYとしてコンピュータ1お
よび前段のインターフェイス50に送られる(第8図参
照)。
以上のようにして、順送り、逆送りまたはリセット指令
に応じてそれに対応する動作が開始されるとともに、ビ
ジィ信号BUSYが立上り、コンピュータ1に対してア
クセスを禁止する。
すべてのインターフェイス50のビジィ信号BUSYは
OR回路84で結ばれているので、いずれか1の装置が
ビジィ状態であればコンピュータ1はどの装置もアクセ
スすることはできない。
特定の装置について、またはすべての装置についてビジ
ィ信号の発生を禁止することを望む場合には、フリップ
フロップ83のデータ入力端子りとハイ・レベル電源と
の間のジャンパ85を切断すればよい。この場合には、
ビジィ信号の送出が禁止されるとともにレディ信号RE
ADYも発生しないので、コンピュータ1は、特定のま
たは全装置に指令を出したのちに、該当する装置が所定
の処理(順送りなど)が終了するであろう充分な時間を
待つ必要がある。
ビジィ状態の解除は、NAND回路82の出力によって
フリップフロップ83を強制リセット(端子R)するこ
とにより行なわれる。この解除は、原則的にはコネクタ
39Bの端子A3を通して入力するバースト・ゲート信
号BGの立上りを微分回路81によって検出することに
より行なわれる。バースト・ゲート信号BGの検出信号
は微分回路81からロウ・レベルのパルスとして出力さ
れ、NAND回路82に入力する。NAND回路82の
他の3つの人力がともにロウ・レベルであれば、NAN
D回路82から12ハイ・レベルのパルスが出力される
ので、フリップフロップ83が強制リセットされ。
その正出力Qがロウ・レベルに立下る(第8図参照)。
すなわち、映像信号再生装置IOで順送り。
逆送り処理または初期トラッキング処理が終了すると、
上述したようにバースト・ゲート信号BGが発生するの
で、これによってビジィ信号BUSYがロウ拳レベルに
、レディ信号READYがハイ・レベルになる。これ以
降においては、コンピュータ1は装置10をアクセスす
ることが可能である。
NAND回路82の他の3つの入力による条件は次の通
りである。すなわち、フリップフロップ83が一旦セッ
トされその反転出力Qがロウ・レベルになっていること
。これは、ビジィ信号が既に発生していることを意味す
る。また、ワンショット・マルチバイブレータ61およ
び62の正出力Qが既に立下ってロウ・レベルになって
いること。これは、このマルチバイブレータ81.82
の設定時間。
上述の50m5が既に経過していることを意味する。
最後に画像ミュートについて説明する。映像信号出力端
子48Aおよび入力端子49A(第2図)は、同人力端
子48Bおよび同出力端子49Bにそれぞれ接続される
。これらの人、出力端子間には切換スイッチ92が設け
られている。切換スイッチ92がa側に接続されている
ときには、入力端子48Bと出力端子49Bとが直接に
接続されている。したがって、映像信号再生装置10か
ら出力された映像信号はそのままテレビジョン−システ
ム40に送られる。
切換スイッチ92がb側に接続されると、出力端子49
Bは接地される。これは、テレビジョン・システム40
の入力端子49A(第2図)が接地されたことを意味し
、CRT41上に画像は現われない。
これが再像ミュートである。
第6位ビットPA5のラインはDTフリップフロップ9
1のデータ入力端子りに接続されている。
したがって、 PA5−1のときにそのクロック入力端
子CKに指定パルスが人力すると、フリップフロップ9
1がセットされ、このセット出力によって切換スイッチ
92はb側に接続され2画像ミュート状態となる。
画像ミュート状態を解除するためにはフリップフロップ
91をリセットすればよい。そのためには、下位4ビツ
トPAO〜P^3または第5位ビットPA4によってこ
の装置を指定するとともに第6位ビットをPA5−0と
したコントロール・コードを与える必要がある。
(3,0)コンピュータにおける処理 コンピュータ1は種々の制御を行なうことが可能である
。コンピュータ1のメモリには、すべての映像信号再生
装置10の磁気ヘッドの位置、すなわち現在位置トラッ
クNo、を記憶しておくことが好ましい。
回期処理においては、コンピュータ1はすべての装RI
Oにリセット指令を送りすべての装置10に初期トラッ
キングを行なわせる。また、すべての装置10について
その現在位置トラックNo、を1にセットする。このよ
うな全装置lOを対象とした処理においては、第5位ビ
ットPA4によって全装置を指定することができるので
、1回の処理で全装置を制御することができる。
特定の装置10に所定のトラックNo、を設定する場合
には、順送り指令または逆送り指令をその装置IOにつ
いて繰返して与えればよい。たとえば。
ある装置10の現在位置トラックNo、が10であり。
これをトラックNo、15までアクセスする場合には、
順送り指令の送出を5回繰返す。すなわち。
まず第1回目の順送り指令を送るとビジィ状態となるか
ら、このビジィ状態が解除されるのを待って第2回目の
順送り指令を送出する。この処理を5回繰返すと、装置
10側では5回の順送りが連続して行なわれたことにな
り、その装置10の磁気ヘッド12はトラックNo、L
5に位置決めされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、映像信号再生装置を応用したシステムの一例
を示すもので、その全体の概要を示すブロック図である
。 第2図は、映像信号再生装置とテレビジョン・システム
の電気的構成を示すブロック図である。 第3図は、映像信号再生装置の動作を示すタイミング・
チャートである。 第4図は、磁気ディスクのトラック配置およびホーム・
ポジションの位置を示す図である。 第5図は、映像信号再生装置の処理手順の一部を示すフ
ロm−チャートである。 第6図は、コントロール・コードの構成を示す図である
。 第7図は、インターフェイスの構成を示す回路図である
。 第8図は、インターフェイスの動作を示すためのタイミ
ング・チャートである。 1・・・コンピュータ。 10・・・映像信号再生装置。 11・・・磁気ディスク。 12・・・磁気ヘッド。 30・・・制御装置。 40・・・テレビジョン・システム。 50・・・インターフェイス。 60・・・制御信号発生回路。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 映像信号が記録された磁気記録媒体のトラックから映像
    信号を読取る磁気ヘッド、磁気ヘッドの読取信号を処理
    して標準テレビジョン信号を出力する映像信号処理回路
    、指令に応じて磁気ヘッドを所定のトラック上に移送す
    る磁気ヘッド移送機構、および磁気ヘッドの移送が終了
    して磁気ヘッドがトラック上に正しく位置したときにト
    ラッキング終了信号を発生する手段を備えた映像信号再
    生装置をコンピュータに接続するためのインターフェイ
    スが、 コンピュータからの命令信号を解読して映像信号再生装
    置のためのそれに対応する指令信号を発生する制御信号
    発生手段、および 映像信号再生装置で発生するトラッキング終了信号を検
    出して、命令受入可能であることを表わすステータス信
    号をコンピュータに送出する手段、 を備えていることを特徴とする、映像信号再生装置をコ
    ンピュータに接続するためのインターフェイス。
JP22890685A 1985-10-16 1985-10-16 映像信号再生装置をコンピユ−タに接続するためのインタ−フエイス Pending JPS6290721A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009539577A (ja) * 2007-06-22 2009-11-19 シンサンプラント カンパニー リミテッド 集塵機用フィルターバッグ

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