JPS62202687A - 映像信号再生手段をコンピユ−タに接続する為のインタ−フエ−ス - Google Patents

映像信号再生手段をコンピユ−タに接続する為のインタ−フエ−ス

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JPS62202687A
JPS62202687A JP61044680A JP4468086A JPS62202687A JP S62202687 A JPS62202687 A JP S62202687A JP 61044680 A JP61044680 A JP 61044680A JP 4468086 A JP4468086 A JP 4468086A JP S62202687 A JPS62202687 A JP S62202687A
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data
interface
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video signal
computer
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Application number
JP61044680A
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English (en)
Inventor
Satoru Iwamatsu
岩松 哲
Nobuo Minoura
信夫 箕浦
Katsuo Nakadai
中台 加津男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は1台の若しくは複数台の映像信号再生手段の再
生に関連する各種の動作をコンピュータにより制御する
システムのインターフェースに係り、特に1台の若しく
は複数台の映像信号再生手段の各映像信号再生手段につ
いて1対1に対応して設けられる映像信号再生手段をコ
ンピュータに接続する為のインターフェースに関する。
〔発明の背景〕
最近、固体撮像素子や逼像管等の撮像ディバイスと、記
録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディス
クを用いた記録装置とを組み合わせ、被写体を電子的に
撮影してその静止画像を磁気ディスクに記録し、画像の
再生は別途に設けられた映像信号再生装置を含むテレビ
ジョン・システムやプリンタなどで行う電子スチル・カ
メラ・システムが開発されている。また、通常のフィル
ムや印画紙などの可視記録媒体に記録された静止画像を
撮影して磁気ディスクに記録する映像磁気記録システム
、及び磁気ディスク上から映像信号を読み出してこれを
テレビジョン等に写し出す映像信号再生装置を含む映像
再生システムも実現されている。
このような、回転する磁気ディスクの半径方向に磁気ヘ
ッドを移動させて任意のトラックへの信号の記録又は任
意のトラックからの信号の再生を行う磁気記録再生装置
、とくに磁気ディスクからの映像信号の再生を行う映像
信号再生装置については種々の応用が考えられている。
その1つは、各種製品、半製品等の製造、生産ラインに
おける工程指示媒体としての応用でる。
従来の製造、生産ラインには、各工程ごとに、その工程
で行うべき作業内容、注意点その他の事項を記載した工
程指示書が配布される。同一ラインであっても、そこで
加工される製品の種類、仕様等に変更があると作業内容
も変わるので、工程指示書は各工程の作業内容が変わる
ごとに差し換えられていた。
映像信号再生装置及びこれに接続されたテレビジョン・
システムは工程指示書に代わるものとして脚光をあびて
いる。工程指示書に記載されていた事項がテレビジョン
上の画像にとってかわられる。即ち、映像信号再生装置
に装填される磁気ディスクには、数多くの作業内容をそ
れぞれ表現した画像を発生する映像信号がトラックごと
にあらかじめ記録されている。そして、作業内容が変わ
るごとにテレビジョン上に表示すべき画像を記録したト
ランクを指定してそれに対応する作業指示を表示させる
ライン上の各工程ごとに1セントの映像信号再生装置と
テレビジョン・システムとが配置される。そして、すべ
ての映像信号再生装置は中央のコンピュータによって集
中的に制御される。
他の応用は、テレビジョンに表示される画像の背景を映
像信号再生装置を用いて任意に変更することである。表
示画像が背景と何等かの動画とから構成されているとす
る。動画はコンピュータを備えたテレビジョン・システ
ムで発生する。このようなシステムに映像信号再生装置
を接続すると、それに装填された磁気ディスクにあらか
じめ記録されている多数の背景のうちの1つが再生され
、その映像信号がテレビジョン・システムで発生する動
画の映像信号と加算される。このことにより、映像信号
再生装置で再生された背景画像をもつ動画がテレビジョ
ンに表示される。映像信号再生装置で再生される背景画
像を変えることによりテレビジョン上に表示されている
画像の背景を変えることが可能となる。
また更に他の応用例としては複数台の映像信号再生装置
を一台のコンピュータにより制御することにより各種の
画像情報、例えば買物情報、映画、観劇、スポーツ等の
案内情報のうち所望の画像情報をユーザがキー入力等の
入力操作を行うことによりテレビ画面上に表示するよう
にしたインフォーメーションシステムがある。
いずれにしても、映像信号再生装置の種々の応用を展開
するためには、コンピュータに接続可能とすることが不
可欠である。そのためには、コンピュータと同期をとる
ための手段、すなわちインターフェースが必要となる。
本発明は上述したような1台の若しくは複数台の映像信
号再生装置を一台のコンピュータで制御するように構成
されたシステムに用いられる、各映像信号再生装置につ
いて1対1に対応するように設けられたインターフェー
スを対象としているところで、このようなシステムにお
いて各種の制御機能、例えば複数台の映像信号再生装置
のうちの任意の映像信号再生装置により再生される磁気
ディスクの任意のトラックに記録された映像信号を高速
に読み出す、いわゆるランダム・ア・クセス機能、複数
台の映像信号再生装置を同期運転する機能等を付加した
り、あるいは制御対象である映像信号再生装置の台数を
アクセスタイムを長くすることなく、増加させるという
ようなシステムの拡張を行うには映像信号再生装置自体
がインテリジェント・ターミナルとしての機能を有する
、即ち、ある程度のデータ処理機能を有することが望ま
しい。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
インテリジェント・ターミナルとしての機能を備えた映
像信号再生装置に対応し得るインターフェースを提供す
ることを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成する為に、映像信号再生年段の
再生に関連する各種の動作をコンピュータにより制御す
るシステムにおいて、該映像信号再生手段に1対1に対
応して設けられ、映像信号再生手段をコンピュータに接
続する為のインターフェースであって、前記コンピュー
タとインターフェースと全接続するバスライン上にはコ
ンピュータ側より特定のインターフェースをアクセスす
る為のデバイス指定データ及びバスライン上に出力され
たデータがデバイス指定データであるか前記映像信号再
生手段の再生動作に関する制御を指示する為の命令を指
定するコマンド指定データであるかを判断する為の識別
データ、若しくは前記コマンド指定データ及び識別デー
タが出力されるようになっており、前記インターフェー
スは、当該インターフェースに割り当てられたデバイス
・コードを示すデータとバスライン上に出力された前記
デバイス指定データとを照合し、両者が一致した場合に
当該インターフェースがアクセスされたと判定するデバ
イス・アクセス判定手段と、該デバイス・アクセス判定
手段の判定結果を保持する判定結果保持手段と、変換動
作を可能にする為の制御信号が入力された際に、バスラ
イン上に出力されたコマンド指定データを読み込み、該
コマンド指定データを当該インターフェースに接続され
る映像信号再生手段で認識可能な制御データに変換する
データ変換手段と、前記判定結果保持手段から出力され
るデータ及びバスライン上に出力された前記識別データ
を取り込み、これらのデータから当該インターフェース
がアクセスされ且つ現在、バスライン上に出力されたデ
ータがコマンド指定データであると判定された場合に前
記データ変換手段の変換動作を可能にする為の制御信号
を該データ変換手段に出力する出力制御手段とを有する
ことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る映像信号再生手段
をコンピュータに接続する為のインターフェースの好ま
しい実施例を詳説する。第1図には本発明が適用される
インフォーメーションシステムの概略構成が示されてい
る。同図において10はこのシステムの端末装置として
の映像信号再生装置であり、本実施例では4台設けられ
ている。これらの映像信号再生装置10には装置No。
(No、 0. No、 1. No、 2. No、
3)が割り当てられており、中央のコンピュータ、例え
ばいわゆるパーソナル・コンピュータと呼ばれる小型の
コンピュータ1にそれぞれ前記映像信号再生装置10に
1対1に対応して設けられたインターフェース55 (
IFO,IFl、IF2.IF3)を介してバスライン
20により結合されている。
あらゆる種類のパーソナル・コンピュータにはプリンタ
を接続する為の端子、いわゆるセントロニクス準拠規格
の接続端子が設けられているので、この端子を装置組接
続の為に用いることが好ましい。そうすることによって
、映像信号再生装置10を制御する為のコンピュータ側
のプログラムも簡単となる。
後に詳述するように、コンピュータ1と各装置10 (
No、0.No、1.No、2.No、3)とはそれぞ
れに対応したインターフェース55(IFO,IFI、
IF2.[F3)を介して、各種の制御信号(BUSY
、同期信号等)及び各種のデータの送・受信が行われる
ようになっている。
映像信号再生装置No、O,No、1.No。
2、No、3の4台の映像信号再生装置IOのうち一台
の映像信号再生装置IOの映像信号出力がビデオスイッ
チャ18を介してコンピュータ1に接続されたCRTl
ooに出力されるようになっている。
またカセットインターフェース25はバスライン20を
介してビデオスイッチャ18に接続されており、例えば
装置No、0の映像信号再生装置10がコンピュータ1
からの命令でアクセスされた際に同時にカセットインタ
ーフェース25にカセットテープ35を再生する旨の制
御指令が送出されるように構成されている。
コンピュータ1の筐体の前面には操作パネル102が設
けられており、該操作パネル102には所望の案内情報
をCRTlooの画面上に表示させる為に入力操作を行
う為のテンキー、各種機能キーが設けられている。
上記構成において、操作パネル102におけるキー入力
操作により所望の案内情報が指定されると、コンピュー
タ1からバスライン20上に所定の命令データが送出さ
れ、該当する案内情報を再生する為の磁気記録再生装置
等の映像信号再生装置、例えば装置No、0の映像信号
再生装置10が該映像信号再生装置10に対応して設け
られたインターフェース(IFO)55を介してアクセ
スされ且つ該装置10により再生される映像信号が記録
された磁気記録媒体、例えばビデオフロッピー等の磁気
ディスクの所定トラックがアクセスされる。この際に装
置No、Oの映像信号再生装置10からCRTlooに
出力される映像信号VD、は、ビデオスイッチャ18に
よって選択され、他の装置10 (No、1.No、2
.No、3)からの出力信号の形容を受けないようにな
っている。そして、カセットインターフェース25はコ
ンピュータ1より制御指令を受は取り、カセットテープ
35に記録されている音声(例えば音楽)を再生する。
このようにして、特定の案内情報(本実施例では装置N
o、0の映像信号再生装置10により再生される案内情
報)がコンピュータlに於けるCRTlooの画面上に
表示される場合にはこれと同期して音楽等の音声が流さ
れるようになっている。
一方、装置No、1の映像信号再生装置10が担当して
いる案内情報が同様にキー操作により指定されると、装
置No、1の映像信号再生装置IOが該映像信号再生装
置10に対応して設けられたインターフェース(IFI
)55を介してアクセスされると共に、該装置10内の
磁気ディスクの所定トラックがアクセスされる。これと
同時に映像信号再生装置(装置No、1)toより再生
された映像信号VD、はビデオスイッチャ18を介して
コンピュータ1内のCRTlooに出力され、これによ
り所望の案内情報がCRTlooの画面上に表示される
以下、同様にキー操作により指定された案内情報は、そ
の案内情報を担当している装置10によって逐次、CR
Tlooの画面上に表示される。
尚、本実施例のインフォーメーションシステムでは、装
置N010の映像信号再生装置lOから出力される映像
信号VD、の垂直同期信号に基づいて作成される該垂直
同期信号と略、等しい周波数の同期信号によって、全体
のシステムが同期運転されるようになっている。
次に、第2図に第1図で示したインターフェース55の
回路構成について述べる。
同図において、インターフェース55  (IFO)と
コンピュータ1または後段のインターフェース55  
(IFI、IF2、IF3)とは、データ・バス(Do
 −D? )及び制御・バス(STROBE。
A(J’、BUSY)とからなるバスライン20で結合
されている。また、このインターフェース55には映像
信号を入力する為の映像信号入力端子V1と、この映像
信号をバイパスして後段の回路に出力する為の映像信号
出力端子■2と、装置10と結合されるシリアルデータ
出力端子T1゜と、ビジィ信号入力端子T、と、同期信
号出力端子T1□とが設けられている。
また、インターフェース55は映像信号再生装置IOを
運転制御する制御信号を送・受信するデータ制御回路3
8と、映像信号再生装置10を映像信号入力端子■1を
介して外部から入力される映像信号59の垂直同期信号
に基づいて同期運転させるのに必要な同期信号63を出
力する同期分離回路44とを含んでいる。
一方、データ・バス(Do〜D?)にはコンピュータ1
より8ビット単位で特定のもしくは全部のインターフェ
ース55を、アクセスする為のデバイス指定データ(D
、〜D4、D6、D7)及びデータ・バス上に出力され
たデータが前記デバイス指定データであるか前記複数の
映像信号再生装置10の再生動作に関連する制御を指示
する為の命令を指定するコマンド指定データ(D、−D
、Db、D、)であるかを判断する為の識別データ(D
5 ) 、もしくは前記コマンド指定データ及び識別デ
ータが出力されるようになっている。
第2図のデータ制御回路38において、46はバスライ
ン20のうちデータ・バス(Do〜D’l)上に出力さ
れる8ビツトの並列データをコンピュータ1から出力さ
れるストローブ信号mを受けてランチするランチ回路、
8はラッチ回路46のラッチ・データのうち下位4ビツ
トと上位1ビツトの合わせて5ビツトの並列データを受
けて、所定のビット数でコード化された並列データが出
力されるコード変換回路、48はコード変換回路8から
出力されるコード化された並列データを直列データに変
換するパラレル/シリアル変換回路をそれぞれ示す。
また、51は装置No、が割り当てられた複数台の映像
信号再生装置10の各映像信号再生装置10について1
対lに対応して設けられる各インターフェース55の装
置No、即ち、デバイス・コード(IFOlIFI、・
・・・・・)を最大127まで設定する7ビツト型のデ
ィップ・スイッチ、54はラッチ回路46でラッチされ
る8ビツトの並列データのうちデータ・ハスD5上に出
力される識別データを除く7ビツトの並列データとディ
ップ・スイッチ51で設定される各インターフェース5
5に割り当てられたデバイス・コードを示す7ビツトの
データとを照合する比較回路、56は比較回路54から
出力される比較結果を示すデータとデータ・バスD、上
の識別データとを受けて動作するAND回路、17はデ
ータ・ハスD6上のビット信号のレベル反転を行うイン
バータ、16はインバータ17から出力される信号、デ
ータ・ハスD0〜Ds 、D?上のビット信号及びイン
バータ17の出力信号を入力信号とする8入力のAND
回路、9はAND回路56とAND回路16とから出力
される信号を受けて動作するOR回路である。
そして、60はストローブ信号5TROBEを受けて各
種のタイミング信号(シリアル変換信号71、インター
フェース動作信号72、アクセス許可信号73)を出力
するタイミング制御回路、15はデータ・バスDs上に
出力される識別データであるビット信号のレベル反転を
行うインバータ、49はタイミング制?ff1)回路6
0から出力されるアクセス許可信号73と、インバータ
15から出力される信号とを受けて動作するAND回路
49.58はOR回路9から出力される信号を入力端子
りに受け、またAND回路49から出力される信号をク
ロック入力端子CKに受けて動作するD・フリップフロ
ップ回路、76はデータ・バスD、上に出力される識別
データであるビット信号とD・フリップフロップ回路5
8の出力端子Qから出力される信号とに基づいてパラレ
ル/シリアル変換回路48の制御端子ENABLHニア
 クセス信号ACCESSを出力するAND回路をそれ
ぞれ示す。
更に62はタイミング制御回路60から出力されるイン
ターフェース動作信号72、別設のインターフェース5
5及び装置10が再生動作中であることが示されるビジ
ィ信号B1)5Y74及び本インターフェース55に接
続される装置10が再生動作中であることが示されるビ
ジィ信号nUsY75とに基づいて制御・バス上にビジ
ィ信号BUSY47が出力される3入力のOR回路、6
4はOR回路62から出力されるビジィ信号BUSY4
7に基づいて、コンピュータ1、インターフェース55
及び装置10との間のデータ送・受信が終了したことを
示すアクノリッジ信号循1−が出力されるり・トリガー
型の単安定マルチバイブレータ(MM)をそれぞれ示す
同期分離回路44は外部から映像信号入力端子■1を介
して入力される映像信号59に基づいて、この映像信号
59に含まれる垂直同期信号と略等しい周波数の同期信
号63を得る為の回路である。
次に上記構成のインターフェース55の動作の概要につ
いて第3図のタイミングチャートを参照して述べる。
コンピュータlからはデータ・バス(Do〜D7)上に
8ビツトの並列データが出力され、このうち、デーツタ
・バスD、を除くデータ・バス(D。〜D4、D6〜D
、)上に出力される合計7ビツトの並列データでアクセ
スすべき特定のもしくは全部のインターフェース55の
デバイス・コードを示すデバイス指定データ又は複数の
映像信号再往装置10の1台もしくは全部についての再
生動作に関する制御を指示する為の命令を指定するコマ
ンド指定データが示されるようになっている。そして、
データ・バス上に出力されたデータがデバ・イス指定デ
ータであるかコマンド指定データであるかの判断はデー
タ・バスD、上に出力される識別データであるビット信
号のレベルに基づいて行われ、本実施例ではデータ・バ
スD、上のビット信号のレベルがロー・レベルの場合に
はデバイス指定データであることが、またハイ・レベル
の場合にはコマンド指定データであることがそれぞれ示
されるようになっている。
例えばコンピュータ1の指示によりインターフェース5
5を介して所定の装置10の磁気ディスクのトラック1
3をアクセスさせる場合には、4バイトのデータからな
る信号によって以下に述べる手順でそのアクセスが行わ
れるようになっている。
先ず、コンピュータ1に設けられた操作パネル102の
テンキーによって所望の画像情報が指定されると、コン
ピュータ1からはその画像情Fl?が納められている装
置阻の映像信号再生装置1oに対応するインターフェー
ス55のデバイス・コードを示す8ビツトのデバイス指
定データ(例えば装置No、  0の映像信号再生装置
10に対応するインターフェース55 (IFO)のデ
バイスコードを示すデータ)が(第3図(b))がバス
ライン20のデータ・バス(D、〜D7)上に出力され
、そしてこれに引き続いてストローブ信号5TOROB
■(同図(a))が、制御バス上に出力される。これに
より、インターフェース55のラッチ回路46によって
、ストローブ信号5TORO旺(同図(a))の立ち下
がり時点t、でデータ・バス(D、〜D?)上の信号(
同図(b))がラッチされる。
また、これと同時にインターフェース55から制御・バ
ス上には、時刻1.においてタイミング制御和回路60
から出力されるインターフェース55が動作中であるこ
とを示すインターフェース動作信号72 (同図(i)
)に基づいて得られるビジィ信号BUSY (同図(C
))がOR回路62を介して出力される。これにより、
コンピュータ1にはデバイス・コードがIFOであるイ
ンターフェース55がアクセス中であることが示され、
そしてビジ419号BUSY (同図(C))が出力さ
れている間は、コンピュータ1からデータ・バス(D+
1〜D?)上には新たなデータが出力されないようにな
っている。
更に、時刻t1においてD・フリップフロップ回路58
はラッチ回路46にラッチされるインターフェース55
のデバイス・コードに対応した7ビツトのデバイス指定
データとディップスイッチ51に設定される当=亥イン
ターフェースのデバイス・コードを示す7ビツトの並列
データとが一致し、且つタイミング制御回路60からア
クセス許可信号73が出力されることにより出力端子Q
からパラレル/シリアル変換回路48の変換動作を可能
にする為の信号を後段のAND回路76に出力する。し
かしこの時刻t1においてはAND回路76のもう一端
に入力されるデータ・バスD。
上に出力された識別データの信号レベルは特定のもしく
は全部のインターフェースを指定していることを示すロ
ー・レベルであるからAND回路49からはアクセス信
号ACCESS (同図(e))が出力されない。した
がってランチ回路46でラッチされた並列データがコー
ド変換回路8を介してパラレル/シリアル変換回路48
に入力されても、直列データに変換されることはない。
次に時刻t2においてタイミング制御回路60から出力
されているビジィ信号IF  BUSY (同図(i)
)は出力されなくなるので、これに伴って制御・バス上
にもビジィ信号BUSY (同図(C))が出力されな
くなる。コンピュータ1はこのビジィ信号(同図(c)
)がロー・レベルになったことを認識し、これによりコ
ンピュータ1からはデバイス指定データに引き続いて時
刻t、以降でコマンド指定データが出力されることとな
る。即ち、まず時刻【。
で所望の画像情報が記録されているトラック13のうち
先ず数字“1”に対応する情報が含まれる8ビツトの並
列データ(同図(b))がデータ・バス(Di)〜D?
)上に出力され、そしてラッチ回路46でその信号がラ
ッチされる。更にラッチ回路46でラッチされる8ビツ
トの並列データ(同図(b))はコード変換回路8に入
力される。
コード変換回路8はこの8ビツトの並列データのうち5
ビツトの並列データに基づいてパラレル/シリアル変換
回路48に所定のビット数でコード化された当該インタ
ーフェース(IFO)55に接続される映像信号再生装
置10で認識可能な並列データ(同図(f))を出力す
る。一方、パラレル/シリアル変換回路48をアクセス
することを許可する、換言すればその変換動作を許可す
る為のアクセス信号^ccgss (同図(e))は、
データ・バスD、上の信号レベルがロー・レベルカラデ
ータ・バス上の信号がコマンド指定データであることを
示すハイ・レベルに変化することからAND回路76か
ら制御端子IENABLEに出力されるようになる。こ
れにより、パラレル/シリアル変換回路48は、能動端
子Gにタイミング制御回路60から出力されるシリアル
変換信号71が入力されると、コード化された並列デー
タを直列データ(同図(g))に変換を行うようになる
。そしてこの変換された対応する映像信号再生装置10
により認識可能な直列データ(同図(g))はシリアル
データ出力端子T、。を介して当該インターフェース5
5に接続される装置10に出力される。
次に時刻t4においてタイミング制御回路60から出力
されているビジィ信号IF BUSY (同図(i))
は出力されなくなるので、コンピュータ1には前記と同
様にビジィ信号BIJSY (同図(C))が出力され
なくなる。これによりコンピュータ1からは数字“3”
に対応する情報が含まれる8ビツトの並列データ(同図
(b))がデータ・バス(Do〜D、)上に出力される
。そして、この8ビツトの並列データは、ラッチ回路4
6を介してコード変換回路8に入力され、これによりコ
ード変換回路8はこの8ビツトの並列データのうち5ビ
ツトの並列データに基づいてパラレル/シリアル変換回
路48に所定のビット数でコード化された並列データ(
同図(「))をパラレル/シリアル変換回路48に出力
する。パラレル/シリアル変換回路48は入力されたこ
のコード化された並列データをタイミング制御回路60
から出力されるシリアル変換信号71を能動端子Gに受
けた後に直列データ(同図(g))に変換を行う。変換
された直列データ(同図(g))はシリアルデータ出力
端子T1゜を介して装置10に出力される。
また、装置10に対してパラレル/シリアル変換回路4
8から直列データ(同図(g))が出力されている期間
には、制御・バス上にビジィ信号ButSY (同図(
C))が出力されているので、コンピュータlは、この
ビジィ信号BUSY (同図(C))が出力されなくな
るまで次のデータをデータ・バス(D0〜D、)上に出
力しないで待機している。
次に、時刻t、においてタイミング制御回路60から出
力されているビジィ信号IF BUSY (同図(i)
)が出力されなくなると、コンピュータ1からはデータ
・バス(D、〜D?)上にトラック13上の映像信号を
再生させる為の駆動命令(スタート)を指定するコマン
ド指定データ(同図(b))が出力されるようになる。
これにより、データ・バス(D、〜D?)上に出力され
るコマンド指定データ、すなわち8ビツトの並列データ
は、ラッチ回路46を介してコード変換回路8に入力さ
れる。これによりコード変換回路8は入力された8ビツ
トの並列データのうちの5ビツトの並列データに基づい
て所定のビット数でコード化された並列データ(同図(
f))をパラレル/シリアル変換回路48に出力する。
パラレル/シリアル変換回路48は入力されるこのコー
ド化された並列データを前述と同様に、直列データとし
て、装置10に出力する。
また、装置10が駆動命令(スタート)を受けて指定ト
ラックの映像信号を再生している最中は、選択された装
置10が稼動中であることを示すビジィ信号BUSY 
(同図(h))が、その装置10からインターフェース
55を介してコンピュータ1に出力される。
次に、インターフェース55のリセット動作について述
べる。先ず、コンピュータ1からこれまでアクセスされ
ていた装置l1kLOの映像信号再生装置10以外の他
の映像信号再生装置10の装置NO0に対応するインタ
ーフェース55のデバイス・コードを示すデバイス指定
データがデータバス(D0〜D?)上に出力されると、
現在勤作中のインターフェース55 (IFO)の比較
回路54からはアクセス中のインターフェース55のデ
バイス指定データとディップスイッチ51に設定された
当該インターフェース55 (IFO)のデバイス・コ
ードを示す並列データとが−敗しなくなるので、後段の
AND回路56の一方の入力端にはハイ・レベルの信号
が出力されるようになる。またこのAND回路56の他
の入力端にはデータ・バス(D、〜D、)上に出力され
ているデータが、デバイス指定データであることを示す
データ・バスD、上のロー・レベルの識別データが入力
され、その結果、後段のOR回路9の一方の入力端には
ロー・レベルの信号が出力される。そして、このOR回
路9の他の入力端には、AND回路16からロー・レベ
ルの信号が出力されることにより、OR回路9からD・
フリップフロップ回路58の入力端子りにはロー・レベ
ルの信号が出力される。これにより、D・フリップフロ
ップ回路58の出力端子Qの信号レベルは、タイミング
itt+I f71回路60からのアクセス許可信号7
3をクロック入力端子CKに受けて、ハイ・レベルから
ロー・レベルに反転する。その結果、これまで動作中で
あったパラレル/シリアル変換回路48はりセットされ
、その動作が停止する。すなわちインターフェース55
 (IFO)はその動作が停止(リセット)することに
なる。
また、これとは別にコンピュータ1からデータ・バス上
に40.、のデータが出力されると、ディップ・スイッ
チ51に設定されたインターフェース55のデバイス・
コードを示す並列データとデータ・バス上に出力される
インターフェース55のデバイス指定データとが一致す
るか否かに係わらず、バス・ライン20に連結されてい
る総てのインターフェース55がアクセスされるように
構成されている。つまり、先ず、データ・バス(D。〜
D?)上に40.6のデータが出力されると、AND回
路16のAND条件が成立するので、その出力信号はO
R回路9を介してD・フリップフロップ回路58の入力
端子りに入力される。そしてタイミング制御回路60か
ら出力されるアクセス許可信号73とデータ・バスD、
上にデータ・バス上に出力されたデータがデバイス指定
データであることを示すローレベルの識別データが出力
されることによってD・フリップフロップ回路58から
、後段のAND回路76にハイ・レベルの信号が出力さ
れる。次にAND回路76の他の入力端にデータ・バス
上に出力されたデータがコマンド指定データであること
を示すデータ・バスD、上のハイ・レベルの識別データ
が入力されることによって、パラレル/シリアル変換回
路48にはアクセス信号ACCESSが出力される。従
って、タイミング制御回路60から、パラレル/シリア
ル変換回路48にシリアル変換信号71が出力されると
、データ・バス上のコマンド指定データはコード変換回
路8を介して直列データに変換され、そしてその直列デ
ータは装置10に出力されるようになる。このことは、
別設のインターフェース55でも同様の動作として行わ
れる。
以上に説明したように本実施例によれば後述するように
インテリジェント・ターミナルとしてのa能を有する映
像信号再生装置10に対応し得るインターフェースを実
現できる。また、デバイス指定データとして7ビツトを
割り当てることができるので、最大127台のインター
フェース、ひいては映像信号再生装置をコンピュータ1
に接続することが可能となる。
尚、本実施例では複数台の映像信号再生装置を制御対象
とするシステムについて説明したが、本発明に係るイン
ターフェースはこれに限定されることなく1台の映像信
号再生装置を制御対象とする場合においても適用できる
ことは勿論である。
次に、第4図に映像信号再生袋R10の構成について述
べる。同図において、映像信号再生装置10に設けられ
ている第1の制御装置40は、順送りスイッチ15、逆
送りスイッチ16を含む各種スイッチの状態の読取り処
理、後述するトラッキング制御、映像信号再生の制御、
警告処理等を行うもので、中央処理装置、好ましくはマ
イクロプロセッサ(以下CPUという)、そのプログラ
ムおよび必要なデータを記憶するメモリならびに周辺の
各素子、回路、装置等との間のインターフェースから構
成されている。また制御装置40には、ランダム・アク
セス処理以外の通常の磁気ヘッド移送、トッキング制御
において、磁気ヘッドの位置すなわちトラック魚を計数
するカウンタCNが設けられている。カウンタCNとし
てはメモリの所定エリアを用いてもよい。また、警告表
示灯(図示路)も設けられ、所定の条件のときに制御装
置40の表示指令により点灯される。
磁気ディスク1)は、それがパケット内に収められかつ
このパケットが閉じてロックされているときには、ディ
スク・モータ21のスピンドルに装着されている。この
磁気ディスク1)の磁気記録面に接する状態で磁気再生
ヘッド12が磁気ディスク1)の半径方向に移動自在に
配置されている。また磁気ディスク1)のコアには、こ
のコアに設けられた磁性体を検出して磁気ディスク1)
の1回転ごとに1個のパルスを発生する位相検出器13
が接している。
ディスク・モータ21にはその回転数に比例する周波数
の信号を発生する周波数発生器22が設けられ、その出
力周波数信号がサーボ制御回路23にフィード・バック
される。また、位相検出器13からの検出パルスもサー
ボ制御回路23および制御装置40に入力される。基準
クロック・パルス発生器24は、磁気ディスク1)に記
録されているラスク走査映像信号のフィールド周波数と
同じ60 Hzの基準信号を発生しこれをサーボ制御回
路23に送るとともに、制御装置40には高速の、たと
えば3.58MHzのクロック・パルスを供給する。サ
ーボ制御回路23はこれらの入力信号に基づいてディス
ク・モータ21を一定回転数、たとえば3.60Or、
p、m、で定速回転するように制御する。また、制御装
置40からの指令に応じてモータ21の起動、停止を行
う。
磁気ヘッ、ド12は、ステップ・モータ14を含む移送
駆動装置によって磁気ディスク1)の径方向に移動自在
に支持されかつ同方向に移送制御される。磁気ヘッド1
2の移送のためのステップ・モータ14の制御について
は後述するが、このステップ・モータ14には駆動回路
52によって4相A、τ、B、Bの駆動パルスが与えら
れる。駆動パルスDPは第2制御装置50から発生し駆
動回路52に与えられる。ステップ・モータ14の回転
方向によって磁気ヘッド12の移送方向が定まり、かつ
磁気ヘッド12の移送距離はその回転角に比例する。た
とえばステップ・モータのシフト・パルスの1パルス当
たりこのモータは約30°回転し、これによって磁気へ
ラド12が約8゜4μm移送される。したがって、12
個のシフト・パルスによってほぼlトラック(100μ
m)の移送が行われる。
ここで、1個のシフト・パルスとは、第5図に示される
ようにA相、τ相、B相、τ相、からなる4相の駆動パ
ルスによる励磁パターンを1回変化させることをいう。
磁気へラド12を順方向に移送する場合には、1シフト
・パルスごとに励磁パターンが1oOt −ttoo−
ouo−oouと変化し、逆方向に移送する場合には励
磁パターンはこの逆の順序で変化する。4相駆動パルス
はシフト・パルスをクロック・パルスとしてハードウェ
アにより発生させることができるが、第1制御装置40
および第2制御装置50内のCPUのプログラムによっ
て発生させることもできるので、シフト・パルスは現実
に存在しない場合もあるが、ここでは説明の便宜上シフ
ト・パルスの概念を使用する磁気へラド12は位置決め
された位置において磁気ディスク1)上のトラックに記
録されている映像信号を読取る。この実施例では、磁気
ディスク1)は3. 60 Or、p、m、で定速回転
するので、1回転1/60秒ごとに1トラック分の映像
信号、すなわち1フイールドのFM変調映像信号が磁気
ヘッド12から再生されることになる。これは、復調さ
れることによってNTSC方式などの標準カラー・テレ
ビジョン方式と両立する。
磁気ヘッド12の再生出力は前置増幅器31を経て映像
信号処理回路34およびエンベロープ検波回路32に送
られる。映像信号処理回路34は、磁気ヘッド12で読
出された映像信号を信号処理し、たとえばNTSCフォ
ーマットの複合カラー映像信号として出力する。この回
路34はまた、復調されたNTSCフォーマットの複合
カラー映像信号から垂直同期信号VSYNCを抽出し、
制御装置40にこれを供給する機能を存する。また制御
装置40からの信号MUTEを受けたときに映像信号の
走査期間を空白信号とし、ミューティング操作を行う回
路34から出力されるカラー映像信号は、映像信号出力
端子■、を介して前記コンピュータ1に送られ、このコ
ンピュータ1に接続されたCRT100上に磁気ディス
ク1)に記録されていた映像信号が可視表示される。
エンベロープ検波回路32は、磁気ヘッド12の読取信
号、すなわち磁気ディスク1)のトラックに記録されて
いたFM変調映像信号のエンベロープ(包絡線)を検出
してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路である。
エンベロープを表す電圧信号はアナログ/ディジタル変
換器(A/D変換器)33に送られ、たとえば256の
量子化レベルを表す8ビツト・ディジタル信号に変換さ
れて制御装置40に入力する。
エンベロープ検波信号は、磁気ディスク1)上のトラッ
クのサーチのために用いられる。磁気ヘッド12を磁気
ディスク1)の径方向に移送してゆき、この検波信号が
ピークを示した位置が映像信号の記録されているトラッ
クの中心である。制御装置40は入力される8ビツト・
ディジタル信号に基づいて上記の磁気ヘッド移送駆動装
置を制御し、磁気ヘッド12を所定のトラックの中心上
に位置させる。これをトラッキング制御という。
第2制御装置50もまた、CPU (好ましくはマイク
ロプロセッサ)、そのプログラムおよび必要なデータを
記憶するメモリならびに周辺の各素子、回路、装置等と
のインターフェースから構成されている。このメモリに
は、磁気ヘッド12の現在位置(トラックI1m)を記
憶するエリアがあるそして、第2制御装置50には前記
インターフェース55から出力される命令データ(直列
データ)を入力する為のシリアルデータ入力端子TI5
、装置10本体が動作中であることを示すビジィ信号B
USYをインターフェース55に出力する為のビジィ信
号出力端子716及びインターフェース55内の同期分
離回路44から出力される同期信号63を入力する為の
同期信号入力端子’ratとが設けられている。これに
より、第2制御装置50はインターフェース55を介し
て入力される同期信号63に基づいて同期運転が行われ
ると共にコンピュータ1からインターフェース55を介
して出力される各種命令データに基づいて後述する運転
側御が行われるようになっている。
一方、この第2制′a装置50にもまた上述した各種ス
イッチが接続され(図示時)、この装置50もキースキ
ャン・ルーチンを行う。そして、このキースキャン・ル
ーチンで読取ったスイッチの状態に応じても第2制御装
置50は第1制御装置40を制御する。すなわち、第2
制御装置50は第1制御装置40よりも上位のものとし
て位置づけられている。
後述する初期トラッキング制御ならびに順送りおよび逆
送り処理において、第1制御装置40から出力されるス
テップ・モータ14の駆動パルスDPは第2制御装置5
0に入力されるようになっており、第2制御装置50は
この入力パルスを受けて駆動パルスDPを駆動回路52
を経てステップ・モータ14に送る。
テンキー91は、コンピュータlに代わって直接にトラ
ック隘(目標トラック魚)の指定を行うものであり、こ
のトラック隘を表す信号は第2制御装置50に入力され
る。これを受けて第2制御装置50は、後述する一気送
り処理においてステップ・モータ14の駆動パルスを所
要数だけ出力する。また、この−気送り処理が終了する
と順送り信号または逆送り信号を出力する。これらの信
号によってスイッチング・トランジスタ92.93がそ
れぞれオンとなる。トランジスタ92は順送リスイッチ
15に、トランジスタ93は逆送りスイッチ16にそれ
ぞれ並列に接続されている。
したがって、第2制御装置50から出力される順送り信
号によってトランジスタ92がオンになると、順送りス
イッチ15が押されたのと同じ効果が第1制御装置40
に与えられる。逆送り信号が出力された場合には逆送り
スイッチ16が押されたのと等価になる。
第6図は磁気ディスク1)に設けられるトラックと磁気
へノド12のホーム・ポジションHP(原点位置または
待機位置)との関係を示している。50本のトラックが
磁気ディスクの磁気記録面上に同心円状に設けられ、外
側のものから順に寛1〜N[L50までのトラック隘が
付けられている。
ホーム・ポジションHPは隘1のトラックの外側にある
。このホーム・ポジションHPは磁気ディスク1)に付
けられたものではなく、磁気ヘッド12の移動経路上に
割付けられた極限位置である。ホーム・ポジションHP
は、上述のホーム・ポジション・スイッチによって検知
される。磁気ディスク1)の外側から内側に向かう磁気
ヘッド12の移送が順送りであり、この逆方向の移送が
逆送りである。
第7図は任意のトラックの高速ランダム・アクセスの原
理を示している。
磁気ヘッド12がトランクl1hTにの位置にありコン
ピュータlによってトラックNaTK +Hがアクセス
すべき目標トラックとして与えられたとする。とりあえ
ずNa3の場合について考える。
まず、目標トラックNaTK +lJの一つ手前のトラ
ックまで(N−1))ラックにわたる順方向−気送りが
行われる。ステップ・モータ14に12個のパルスを与
えることによって磁気ヘッド12は1トラック分移送さ
れるから12X(N−1)個のパルスがステップ・モー
タ14に与えられる、これによって磁気へ・ノド12は
トラック1lhTK+N−1のトラックまで一気に移送
される。この−気送りは第2制御装置50の制御のもと
に行われる。
この後、第2制御装置50から第1制御装置40に順送
り信号が与えられる。これによって第1制御装置40は
通常の順送りトラッキング制御を行い順方向に隣接した
トラック(トラックN[LTK+N)まで磁気へノド2
1を移動させ、その中心に位置決めする。上述したよう
に、この制御において第1制御装置40から出力された
ステップ・モータ14の駆動パルスは第2制御装置50
を経てステップ・モータ14に与えられる。
N≦−2の場合には、第2制御装置50によって逆送り
方向への一気送りが行われ、その後、第1制御装置40
に逆送り信号が与えられこの装置40によって第2制御
装置50を通して逆送りトラッキングが行われるのはい
うまでもない。
N=1または−1の場合には、第2制御装置50による
一気送りは不要であって、第1制御装置40による第2
制御装置50を通した順送りまたは逆送りトラッキング
のみが行われる。
N=0の場合には磁気ヘッド12の移送は不要であるか
ら、何らの処理もおこなわれない。
次に、第1制御装置40の順、逆送りおよびトラッキン
グ制御について説明する。この制御には、初期トラッキ
ング処理ならびに順送り制御および逆送り制御処理があ
る。
初期トラッキング処理は、第2制御装置50からリセッ
ト信号が与えられたときに行われる。装置の電源が投入
されたとき、パケット内に納められていた磁気ディスク
が交換されたとき、その他第2制御装置50が必要と判
定したときなどにおいてリセット信号が第1)1Jm装
置40に与えられる。上述したように第1制御装置40
は一定の周期でキースキャンを行っているが、所要のス
イッチ(電源スィッチ、ロード・スイッチ、パック・ス
イッチ等)については、第2制御装置50によるキース
キャン時以外は、これらのスイッチがたとえばアースに
接続され、第1制御装置40によるキースキャンによっ
てこれらのスイッチの状態の変化が検出できないように
構成されている。
この初期トラッキング処理は、まず磁気ヘッド12をホ
ーム・ポジションHPの位置に戻し、このホーム・ポジ
ションHPの位置から磁気ヘッドL2を順方向に移送し
ていき、トランクNllのトラックを中心にサーチしな
がらそのトラック中心に磁気ヘッド12を位置決めする
ものである。これによってトラック隘カウンタCNの計
数値は1となるが、このカウンタCNの値をさらに進め
て2から49の範囲の適当な値とするために、第2制御
装置50から順送り信号が出力される。これによって第
1制御装置40は後述する順送り処理を開始し、ステッ
プ・モータ14のための駆動パルスが出力されるが、第
2制御装置50はこの駆動パルスを無視しステップ・モ
ータ14に駆動パルスを与えない。したがって、磁気ヘ
ッド12は実際には動かず、カウンタCNのみが歩進さ
れる、この技術的意味については後述する。
第8図は、順送り及び逆送り処理ならびにトラッキング
処理の概要を概念的に示すものである。
第1制御装置40は、一定の周期で、順送り信号、逆送
り信号等の状態を検出している。
その結果、順送り信号を検出したときには(ステップ1
01でYES)、次のような順送り及びトラッキング処
理を行う。
トラック嵐カウンタCNの値が50でなければ(ステッ
プ1)1″?:!No) 、磁気へ7ド12を順方向に
隣接するトラックの中心付近まで移送するために、順方
向の1)個のシフト・パルスに相当する駆動パルスの変
化を第2制御装置50を経てステップ・モータ14に与
える(ステップ1)2)。そして、このときのエンベロ
ープ検波回路32の出力を読み込んでおく、続いてさら
に1個の順方向シフト・パルスを出力し、同じようにエ
ンベロープ・レベルを検出する。前回と今回のエンベロ
ープ・レベルに有意差がなければ、磁気ヘッド12の移
送方向を正、逆方向に切替えながらその付近のエンベロ
ープ・レベルを多数回サーチし、それぞれのエンベロー
プ・レベル間に有意差が無いことを確認した上で、その
位置をトラックの中心と判定してそこに磁気ヘッド12
を位置決めする。前回と今回のエンベロープ・レベルに
有意差があるときにはエンベロープ・レベルの大キい方
に磁気へラド12をさらに1シフト・パルス分動かして
同様の処理を繰り返す。これがステップ1)3のトラッ
キング制御処理である。
なお、エンベロープ・レベルが所定のスレシホールド・
レベル以下の場合にはそのトランクには映像信号が記録
されていないと判定する。
最後に、トラック隘カウンタCNの値が1だけインクリ
メントされる(ステップ1)4)。
トラ・7り陽カウンタCNの値が50に達していた場合
には、順送りは不可能であるから、上述の警告表示灯の
点灯、ブザーの警鳴等による警告処理が行われる(ステ
ップ1)5)。
逆送り信号が検知された場合には(ステップ102でY
ES) 、逆送り方向に対する上述の処理と同じような
処理が行われる(ステップ122.123)。カウンタ
CNは1だけディクリメントされる(ステップ124)
。また、CN= 1の場合に警告処理が行われる(ステ
ップ121.125)。
次に第2制御装置50の処理の説明に移る。第2制御装
置50の処理には、リセット処理とランダム・アクセス
処理とがある。
リセット処理は、第2制御装置50内のメモリの現在位
置記憶エリアを初期状態すなわちトランり階1を現在位
置として記憶している状態にするものである。この処理
は、上述したように、磁気ディスク12の交換時に、電
源投入時に、その他のときに開始される。第2制御装置
50は第1制御装置40にリセット信号を送出する。こ
のリセット信号に応答して第1制御装置40では上述の
初期トラッキング処理が行われれ、磁気ヘッド12はト
ラック隘1のトラックに位置決めされる。
また、第2制御装置50ではそのメモリの現在位置記憶
エリアにトラック!lhlが設定される。この後、上述
した順送り信号の送出の繰り返しによって第1 m制御
装置40のトラック隘カウンタCNの値が2〜49の間
の適当な値に設定される。
第9図は、第2制御装置50によるランダム・アクセス
処理の概要を示している。現在位置記憶エリアにはトラ
ック患としてKがストアされているものとする。
コンピュータ1によってアクセスすべき目標トラック隘
として(K+N)の値が指示されているとこれが読み込
まれ(ステップ131)、1〜5Oの間の番号かどうか
まずチェックされる(ステップ132)。この範囲内の
ものであれば、続いてコンピュータ1によって指示され
たトラック魚から現在位置記憶エリアのトラック磁を減
算する演算、すなわち(K+N)−にの演算が行われ、
この結果NがOかどうかがチェックされる(ステップ1
33.134)。
コンピュータ1によって指示されたトラック隘が1〜5
0の範囲内にない場合や、演算された結果NがOの場合
には何等かの処理も行われない。
続いて、N−1か、N=−1か、それ以外かが判定され
る(ステップ135)。N≧2またはN≦−2であれば
、さらにN>0か、N<0かがチェックされる(ステッ
プ136)。N>Oであれば順方向のランダム・アクセ
ス処理に、N<Oの場合には逆方向のランダム・アクセ
ス処理にそれぞれ移る。
順方向ランダム・アクセス処理では、まず順方向に(N
−1)  トラック分だけ磁気ヘッド12を移送するた
めに12(N−1)個のシフト・パルスに相当する駆動
パルスが第2制御装置50から出力され駆動回路52を
通してステップ・モ、−タ14に与えられる(ステップ
141)。
この後、第2制御装置50から第1制御装置40に順送
り信号が与えられる(ステップ142)すると、第1制
御装置40は第8図に示した順方向トラッキング処理(
ステップlO1,1)1〜1)4)を開始し、一連の駆
動パルスを出力する。第2制御装置50はこの駆動パル
スを受けて、そのままステップ・モータ14に出力する
訳であるが、その処理は次のように行われる。
まず、第1制御装置40から第2制御装[50に入力さ
れる駆動パルスの励磁パターンが0000かどうかが判
定される(ステップ143)。励磁パターンとは、第5
図を用いて説明したA、A、B%丁相の1001.1)
00等の状態である。この励磁パターンが0000とい
うことは第1制御装置40からまだ駆動パルスが出力さ
れていないことを意味する。したがって、ステップ14
3の処理は、順送り信号を送出したのち第1制御装置4
0から駆動パルスが送られてくるのを待つものである。
やがて第1制御装置40から順送り処理のための駆動パ
ルスが出力されると(ステップ143でNO)、第2制
御装置50はその励磁パターンを読み取り(ステップ1
44)、それと同じ励磁パターンの駆動パルスをステッ
プ・モータ14の駆動回路52に出力する(ステップ1
46)。これは、第1制御装置40から出力された駆動
パルスがそのままの状態で第2制御装置50を通過する
のと等価である。
この処理を繰り返すことにより、順送りトラッキングが
行われていき、磁気ヘッド12が目標トラックの中心上
に位置決めされると、第1制御装置40からは駆動パル
スは出力されなくなる。したがって、第2制御装置50
で読み取られる励磁パターンは0000となる(ステッ
プ145でYES)。
この後、逆送り信号が第1制御装置40に送られ(ステ
ップ147)、コンピュータ1によって指示された目標
トラックNcL(K+N)が磁気ヘッド12の現在位置
として第2制御装置50のメモリ (現在位置記憶エリ
ア)にストアされる(ステップ148)。ステップ14
7の逆送り信号に応答して第1制御装置40は、第8図
に示された逆送りトラッキング処理(ステップ102.
121〜124)を行う。第1制御装置40から第2制
御装置50に駆動パルスが入力されるが、第2制御装置
50はこの駆動パルスの入力を無視し、ステップ・モー
タ14に駆動パルスを出力しない。
したがって磁気ヘッド12は実際には移動しない。すな
わち、第8図におけるステップ123のトラッキング制
御において、前回と今回のエンベロープ・レベルには有
意差が無いと判定されるので、第1制御装置40側では
逆送りトラッキング処理が正常に終了する。
ステップ151〜157.148の逆方向ランダム・ア
クセスも上述の順方向ランダム・アクセスと同じように
して行われる。ただ、ステップ151において逆方向の
12X(N−1)個のシフト・パルス相当分の駆動パル
スが送出される点、ステップ152において逆送り信号
が送出される点及びステップ157において順方向信号
が送出される点で異なっている。
N=1の場合には、第2制御装置50による一気送りは
不要であるから、ステップ141をスキップしてステッ
プ142に移り、第1制御装置40による順送りが行わ
れる。N=−1の場合にはステップ151がスキップさ
れ、ステップ152に移る。
第9図のフローチャートにおいて、順方向ランダム・ア
クセスの場合には、第1制御装置40に順方向信号を与
えて順方向トラッキングを行わせ(ステップ142)、
さらに逆方向信号を与えて擬似の逆方向トラッキングを
行わせている(ステップ147)。逆方向ランダム・ア
クセスについても同様である。(ステップ152.15
7)。
これは、第1制御装置40のトラック隘カウンタCNの
値を固定化するためである。
上述したように、第1制御装置40において順送り処理
が行われるとトラック阻カウンタCNは1だけインクリ
メントされ、逆送り処理が行われると1だけディクリメ
ントされる(第8図ステップ1)4.124)。したが
って、もし第9図のステップ147.157の処理が設
けられていなかったとすると、次のような問題が発生す
る。
第10図を参照して、磁気ヘッド12の現在位置がトラ
ック1)kLnであり、トラック磁カウンタCNの値が
mであるとする。コンピュータ1によって(n+2)が
指示され順方向ランダム・アクセスが行われると、現在
位置は(n+2)、カウンタCNの値は(m+1)とな
る。次にトラック阻(n+4)へのランダム・アクセス
が行われると現在位置は(n+4)、カウンタCNの値
は(m+2)となる。このような小刻みの順方向ランダ
ム・アクセスが合計四回繰り返されて現在位置が(n+
1))になったときにカウンタCNの値は(m+4)と
なる。この後、操作パネル102のテンキーによりnが
指定されて逆方向ランダム・アクセスが行われると、現
在位置はnに戻るが、カウンタCNの値は(m+3)に
しか戻らない。
以上のような操作が何回も繰り返されたとすると、カウ
ンタCNの値はしだいに増大し、遂には50に達する。
カウンタCNの値が50になると、もはや順送り処理は
行われなくなる(第8図ステップ1)1.1)5)。
カウンタCNの値がしだいに減少していった場合にも同
様の問題が生じ、カウンタCNの値が1に達すると逆送
り処理が不可能となってしまう。
このような事態の発生を回避するために、第9図の処理
において、順方向ランダム・アクセスの場合には、第1
制御装置40に順方向信号を送出して順送りを行ったの
ち(ステップ142、CNは1だけ増加)、逆方向信号
を与えて逆方向の空送りを行わせ(ステップ147、C
Nはlだけ減少)、カウンタCNの値を固定している。
逆方向ランダム・アクセスの場合にも同様である。
第1制御装置40内のトラック隘カウンタCNの値は、
2と49との間の適当な値にあらかじめセットしておく
ことが必要となる。そのために、リセット処理(初期ト
ラッキング処理)において、1ないし48回の順方向空
送りを行ってカウンタCNの値を2から49の範囲内の
適当な値に設定しているのである。
第5図に示されているように、ステップ・モータ14に
与えられる駆動パルスの励磁パターンは常に一定の順序
で変化し、これによってステップ・モータ14はスムー
ズに回転する。
ところが、上記第1実施例においては、−気送りのため
の駆動パルスは第2制御装置50から発生し、−気送り
ののちに行われる順送りまたは逆送り処理のための駆動
パルスは第1!IJill装!40から発生し、そのま
ま第2制御装置50を通ってステップ・モータ14に与
えられる。したがって、−気送り処理における最後の励
磁パターンと順送りまたは逆送り処理における最初の励
磁パターンとが上述の一定の順序の関係にあるとは限ら
ず、多くの場合にはこれら2つの処理の切替時に励磁パ
ターンが不連続に変化する。そうなると、ステップ・モ
ータ14が急激にある角度だけ余分に回転したり、順送
りであるのに逆送り方向にある角度だけ回転してしまう
おそれがある。たとえば、逆方向に回転した場合には、
順送りまたは逆送り処理において最初の1)個のシフト
・パルス分だけ送出したのちにおいても、磁気ヘッド1
2は目標トランクにおけるエンベロープ・レベルのピー
ク付近に達せず、そのとき読み込んだエンベロープ・レ
ベルが所定のスレシホールド・レベルよりも低いことが
あり得る。そうすると、第1制御装置40は目標トラッ
クには映像信号が未記録であると判断してしまう。
このような事態が発生する可能性を皆無にするために、
第2実施例では、第2制御装置50の出力駆動パルスと
第1制御装置40の出力駆動パルスとの位相整合を行っ
ている。
この位相整合処理が第1)図に順方向ランダム・アクセ
スの場合について示されている。この図において第9図
に示すものと同一処理には同一符号が付けられている。
第2制御装置50のメモリには、出力励磁パターンを記
憶するエリアPoが設けられている。このエリアPoに
は、前回の処理において第2制御装置50から最後に出
力された励磁パターンが記憶されている(ステップ16
7)。
さて、順方向ランダム・アクセスと判断されると(第9
図、ステップ136でYES) 、第1)図に示された
処理に移り、記憶エリアPoに記憶されている励磁パタ
ーンの次の励磁パターン(順方向lステップ進んだ励磁
パターン)を最初のものとして、順方向に12(N−1
)個のシフト・パルスに相当する駆動パルスが第2制御
装置50から出力される(ステップ141 A)。たと
えば、第5図を参照して、エリアPoに記憶されている
励磁パターンが1001であったならばこのステップ1
41Aで最初に出力される励磁パターンは1)00であ
り、続いて01)0.001)という順序で駆動パルス
が出力されていく。この処理によって、前回の処理の終
了の時点で停止してした角度位置から、ステップ・モー
タ14の順方向回転が円滑に始まる。
磁気へラド12の順方向(N−1)l−ラック分の移送
が終わると、この移送処理で最後に出力された駆動パル
スの励磁パターンがエリアPoに記憶される(ステップ
161)。
そして、第2制御装置50から第1制御装置40に順送
り信号が送られ(ステップ142)、第2制御装置50
は第1制御装置40が順送りを処理を開始するのを待つ
(ステップ143)。
第1制御装置40が順送り処理を開始すると、第1制御
装置40から第2制御装置50にパターン0000以外
の励磁パターンの駆動パルスが送られるのでステップ1
43でNOとなる。第2制御装置50は第1制御装置4
0から入力される駆動パルスの励磁パターンに関係なく
エリアPoに記憶している励磁パターンの次の励磁パタ
ーンの駆動パルスをステップ・モータ14に出力する(
ステップ162)。そして、第1制御装置40から入力
される駆動パルスの励磁パターンに変化が生じたかどう
かをモニタする。(ステップ163)。
上述したように、順送り処理では第1制御装置40は、
順方向に1)個のシフト・パルス相当分の駆動パルスを
送出したのちトラ・ノキング制御に移り、エンベロープ
検波回路32の出力に応じてステップ・モータ14を正
、逆回転させつつエンベロープのピークをサーチする。
したがって、第1制御装置40から出力される駆動パル
スの励磁パターンは少なくとも最初の1)個までは順方
向に変化するが、それ以降は順、逆いずれかの方向に変
化する。
いずれにしても、第2制御装置50は第1制御装置40
から入力される励磁パターンの変化をモニタし、変化が
あれば、それが順方向に変化したものか、逆方向に変化
したものか、または励磁パターンが0000になったか
をチェックする(ステップ164)。
最初の1)シフト・パルス分については順方向に変化す
るので、ステップ165に進み、第2制御装置50が前
回出力した駆動パルスの励磁パターンの次の、すなわち
順方向に1ステップ進んだ励磁パターンをステップ・モ
ータ14に出力する。第1制御装置40にトラッキング
・ルーチンに入ると、入力励磁パターンは順、逆いずれ
かの方向に変化する。順方向に変化した場合には上述の
ように前回出力した励磁パターンを順方向に1ステップ
進めた励磁パターンが出力され(ステップ165)、逆
方向に変化した場合には前回出力した励磁パターンを逆
方向に1ステップ戻した励磁パターンが出力される(ス
テップ166)。
第1制御装置40から第2制御装置50に入力される駆
動パルスは直接ステップ・モータ14に送られることは
ない。第1制御装置40から入力される駆動パルスの励
磁パターンは、それに変化があったかどうか、その変化
は順、逆いずれの方向かを検出するためにのみ用いられ
る。ステップ・モータ14に送られる駆動パルスは第2
制御装置50において、前回出力されたものと整合をと
るように、すなわち前回出力された励磁パターンに連続
するように、生成される。このようにして、ステップ・
モータ14は常にスムーズに回転する。
第1制御装置40から入力する励磁パターンがoooo
となると、第1制御装置40における順送り処理が終了
したのであるから、第2制御装置50から出力された最
後の励磁パターンがエリアPOに記憶され(ステップ1
67)、逆送り信号送出、磁気ヘッド現在位置記憶処理
が行われる(ステップ147.148)。
逆方向ランダム・アクセスにおいてもほぼ同じようにし
て駆動パルスの位相整合が行われるのはいうまでもない
。ステップ141Aを「エリアPOに記憶している励磁
パターンの逆方向に1ステップ戻った励磁パターンを最
初のものとして逆方向12(N−1)パルス出力」とい
う処理に、ステップ142をrREV信号送出」という
処理に、ステップ162を「記憶エリアPOの励磁パタ
ーンの逆方向に1ステップ戻った励磁パターンを出力」
という処理に、ステップ147をrFWD信号送出」と
いう処理に、それぞれ変更すればよい。
次に、第12図にビデオスイッチャ18の構成について
述べる。
ビデオスイッチャ18は、コンピュータlから出力され
る8ビツトの並列信号のうち、切換スイッチ220を介
してデータ・バス(DO〜D、)上の下位4ビツトの並
列信号によって、切換制御が行われるようになっている
。この切換スイッチ220は、4本のデータ・バス(D
o〜D、)をデータ・バスDo、D+ と、データ・バ
スD2、D3とに切換えられるようになっている。例え
ば切換スイッチ220をデータ・バスD0、Dlに切換
えれば装置隘をro OJ、「01」、rl。
」、「1)」の2ビツトで指定することが可能である。
切換スイッチ220によって切換えられる2ビツトの信
号はインバータ230を介して入力されるストローブ信
号5TROBEを受けて動作するD・フリップフロップ
回路222.226によってラッチされるようになって
いる。そして、D・フリッブフロップ回路222.22
6でランチされるそれぞれの信号は、インターフェース
55から出力される同期信号63を受けて動作する単安
定マルチバイブレーク(MM)232の出力1言号を制
御信号とするフリップフロップ224.228によって
出力制御されるようになっている。更に、フリップフロ
ップ224.228のそれぞれの出力端子Qから出力さ
れる信号は、データ・マルチプレクサ234の端子Gl
 、G2に入力される。このデータ・マルチプレクサ2
34によって4入力端子A、B、C,D、m入力される
映像信号(VD。、VD+ −VD2 、VD3 )が
端子Gl 、G2の入力信号に応じて出力端子Eから一
つだけ選択され、そして、アンプ236を介してCRT
looに出力されるようになっている。
ところで、前記単安定マルチパイプレーク232の出力
パルスの幅は端子TIとT2間に接続されるコンデンサ
C50と、一端が電源VCに接続され更にもう一端がコ
ンデンサC50の一端と接続される抵抗器R50との時
定数によって決定されるものであり、本実施例では、そ
の出力パルス幅を略9水平走査IUI間(9H)に相当
させて設定しである。これにより、データ・マルチプレ
クサ234を動作させるタイミングを、垂直帰線消去時
に設定することができる。
第13図、第14図に本発明が適用されるインフォーメ
ーションシステムの他の実施例について述べる。
第13図に示されるインフォーメーションシステムでは
複数台の映像信号再生装置10のうちの一台から出力さ
れる映像信号に含まれる垂直同期信号に基づいて作成さ
れる該垂直同期信号に略、等しい周波数の同期信号によ
って他の映像信号再生装置を同期運転させると共に、こ
れによって同期運転が行われる装置10から出力される
映像信号に含まれる垂直同期信号に基づいて作成される
該垂直同期信号に略、等しい周波数の同期信号によって
他の装置10を同期運転させるようになっている。以下
、同様に逐次、同期信号によって同期運転が行われた装
置10から出力される映像信号に含まれる垂直同期信号
に基づいて作成される該垂直同期信号に略、等しい周波
数の同期信号により他の装置10を同期運転させ、これ
によりシステム全体の同期運転が行われるように構成さ
れている。
第14図に示されるインフォーメーションシステムでは
映像信号再生装置とは別設に設けられる信号発生装置2
40から出力される映像信号再生装置で再生される映像
信号に含まれる垂直同期信号に略等しい周波数の信号に
基づいて作成される同期信号によって、システム全体の
同期運転が行われるように構成されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るインターフェースでは
デバイス・アクセス判定手段により当該インターフェー
スに割り当てられたデバイス・コードを示すデータとバ
スライン上に出力されたデバイス指定データとを照合し
、両者が一致した場合に当該インターフェースがアクセ
スされたと判定し、判定結果保持手段により該判定結果
を保持すると共に、 変換動作を可能にする為の制御信号が入力された際に、
データ変換手段によりバスライン上に出力されたコマン
ド指定データを読み込み、該コマンド指定データを当該
インターフェースに接続される映像信号再生手段で認識
可能な制御データに変換し、出力制御手段により前記判
定結果保持手段から出力されるデータ及びバスライン上
に出力された前記識別データを取り込み、これらのデー
タから当該インターフェースがアクセスされ且つ現在、
バスライン上に出力されたデータがコマンド指定データ
であると判定された場合に前記データ変換手段の変換動
作を可能にする為の制御信号を該データ変換手段に出力
するように構成したので、本発明によればインテリジェ
ント・ターミナルとして機能する映像信号再生手段に対
応することができ、このような複数台の映像信号再生手
段の各映像信号再生手段について1対lに対応してイン
ターフェースを設け、これらを一台のコンピュータによ
り制御するようなシステムにおいて、該システムを容易
に拡張することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されるインフォーメーションシ
ステムの一例を示す構成図、第2図は、第1図に示し本
発明に係るインターフェースの一実施例の構成を示すブ
ロック図、第3図は第2図に示したインターフェースの
動作を説明する為のタイミングチャート、第4図は映像
信号再生装置の構成を示すブロック図、第5図は、ステ
ップ・モータの4相駆動パルスと励磁パターンを示す波
形図、第6図は、磁気ディスクのトラック配置及びホー
ムポジションの位置を示す図、第7図は、映像信号再生
装置におけるトラックのランダム・アクセスの原理を説
明する為の図、第8図は、第1制御装置による処理手順
を示すフロー・チャート、第9図は、第2制御装置によ
るランダム・アクセス処理手順を示すフローチャート、
第10図は、第1制御装置のトラック魚カウンタについ
ての説明図、第1)図はランダム・アクセス処理手順を
示すフローチャート、第12図は第1図に示したビデオ
スイッチャの構成を示すブロック図、第13図は本発明
が適用されるインフォーメーションシステムの他の実施
例を示す構成図、第14図は本発明が適用されるインフ
ォーメーションシステムの更に他の実施例を示す構成図
である。 ■・・・コンピュータ、 10・・・映像信号再生装置
、  18・・・ビデオスイッチャ、 44・・・同期
分離回路、  55・・・インターフェース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)映像信号再生手段の再生に関連する各種の動作を
    コンピュータにより制御するシステムにおいて、該映像
    信号再生手段に1対1に対応して設けられ、映像信号再
    生手段をコンピュータに接続する為のインターフェース
    であって、 前記コンピュータとインターフェースとを接続するバス
    ライン上にはコンピュータ側より特定のインターフェー
    スをアクセスする為のデバイス指定データ及びバスライ
    ン上に出力されたデータがデバイス指定データであるか
    前記映像信号再生手段の再生動作に関する制御を指示す
    る為の命令を指定するコマンド指定データであるかを判
    断する為の識別データ、若しくは前記コマンド指定デー
    タ及び識別データが出力されるようになっており前記イ
    ンターフェースは、 当該インターフェースに割り当てられたデバイス・コー
    ドを示すデータとバスライン上に出力された前記デバイ
    ス指定データとを照合し、両者が一致した場合に当該イ
    ンターフェースがアクセスされたと判定するデバイス・
    アクセス判定手段と、該デバイス・アクセス判定手段の
    判定結果を保持する判定結果保持手段と、 変換動作を可能にする為の制御信号が入力された際に、
    バスライン上に出力されたコマンド指定データを読み込
    み、該コマンド指定データを当該インターフェースに接
    続される映像信号再生手段で認識可能な制御データに変
    換するデータ変換手段と、 前記判定結果保持手段から出力されるデータ及びバスラ
    イン上に出力された前記識別データを取り込み、これら
    のデータから当該インターフェースがアクセスされ且つ
    現在、バスライン上に出力されたデータがコマンド指定
    データであると判定された場合に前記データ変換手段の
    変換動作を可能にする為の制御信号を該データ変換手段
    に出力する出力制御手段とを有することを特徴とする映
    像信号再生手段をコンピュータに接続する為のインター
    フェース。
  2. (2)複数台の映像信号再生手段の再生に関連する各種
    の動作をコンピュータにより制御するシステムにおいて
    、該複数台の映像信号再生手段の各映像信号再生手段に
    ついて1対1に対応して設けられ、映像信号再生手段を
    コンピュータに接続する為のインターフェースであって
    、 前記コンピュータとインターフェースとを接続するバス
    ライン上にはコンピュータ側より特定の若しくは全部の
    インターフェースをアクセスする為のデバイス指定デー
    タ及びバスライン上に出力されたデータがデバイス指定
    データであるか前記複数の映像信号再生手段の再生動作
    に関する制御を指示する為の命令を指定するコマンド指
    定データであるかを判断する為の識別データ、若しくは
    前記コマンド指定データ及び識別データが出力されるよ
    うになっており、 前記インターフェースは、 当該インターフェースに割当てられたデバイス・コード
    を示すデータとバスライン上に出力された前記特定のイ
    ンターフェースをアクセスする為のデバイス指定データ
    とを照合し、両者が一致した場合に当該インターフェー
    スがアクセスされたと判定する第1のデバイス・アクセ
    ス判定手段と、全部のインターフェースをアクセスする
    為のデバイス指定データがバスライン上に出力された際
    に、該デバイス指定データを受けて当該インターフェー
    スがアクセスされたと判定する第2のデバイス・アクセ
    ス判定手段と、 これら第1、若しくは第2のデバイス・アクセス判定手
    段の判定結果を保持する判定結果保持手段と、 変換動作を可能にする為の制御信号が入力された際に、
    バスライン上に出力されたコマンド指定データを読み込
    み、該コマンド指定データを当該インターフェースに接
    続される映像信号再生手段で認識可能な制御データに変
    換するデータ変換手段と、 前記判定結果保持手段から出力されるデータ及びバスラ
    イン上に出力された前記識別データを取り込み、これら
    のデータから当該インターフェースがアクセスされ且つ
    現在、バスライン上に出力されたデータがコマンド指定
    データであると判定された場合に前記データ変換手段の
    変換動作を可能にする為の制御信号を該データ変換手段
    に出力する出力制御手段とを有することを特徴とする映
    像信号再生手段をコンピュータに接続する為のインター
    フェース。
JP61044680A 1986-02-28 1986-02-28 映像信号再生手段をコンピユ−タに接続する為のインタ−フエ−ス Pending JPS62202687A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100328800B1 (ko) * 1990-04-19 2002-08-19 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 텔레비젼수상기용픽쳐-인-픽쳐시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100328800B1 (ko) * 1990-04-19 2002-08-19 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 텔레비젼수상기용픽쳐-인-픽쳐시스템

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