JPS62200574A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS62200574A
JPS62200574A JP4262486A JP4262486A JPS62200574A JP S62200574 A JPS62200574 A JP S62200574A JP 4262486 A JP4262486 A JP 4262486A JP 4262486 A JP4262486 A JP 4262486A JP S62200574 A JPS62200574 A JP S62200574A
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JP
Japan
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control device
signal
magnetic recording
track
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4262486A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Nakadai
中台 加津男
Nobuo Minoura
信夫 箕浦
Akira Misu
三須 章
Shuhei Omoto
周平 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4262486A priority Critical patent/JPS62200574A/ja
Publication of JPS62200574A publication Critical patent/JPS62200574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気ディスク等の回転磁気記録媒体を回転駆動
し、該回転磁気記録媒体の半径方向に磁気ヘッドを移動
して記録若しくは再生を行う磁気記録再生装置に係り、
特に電源投入時に於ける回転磁気記録媒体を回転駆動す
る駆動手段の制御に関する。
〔発明の背景〕
最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像ディバイスと、記
録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディス
クを用いた記録装置とを組み合わせ、被写体を電子的に
撮影してその静止画像を磁気ディスクに記録し、画像の
再生は別途に設けられたテレビジョンシステムやプリン
タ等で行う電子スチルカメラシステムが開発されている
。また、通常のフィルムや印画紙などの可視記録媒体に
記録された静止画像を撮影して磁気ディスクに記憶する
映像磁気記録システム、及び磁気ディスク上から映像信
号を読み出してこれをテレビジョン等に写し出す映像再
生システムも実現されているところでこのような従来の
磁気記録再生装置では磁気ディスク等の回転磁気記録媒
体を駆動する駆動手段、例えばディスクモータは電源投
入と同時に駆動されるように構成されていた。
一方、ディスクモータの回転駆動を制御するサーボ制御
系はマイクロコンピュータ等で構成さる制御手段により
構成されている。周知の如く、マイクロコンピュータに
対し電源投入と同時にリセットをかけると、電源電圧が
変動する為に誤動作する可能性があるので通常は電源投
入時点から電源電圧が安定状態になる一定時間が経過し
た時点でリセットをかけ、プログラムの実行を開始させ
るようにしている。従って従来装置ではディスクモータ
の制御系(サーボ制御系を含む)が正常動作していない
うちに電源投入と同時にディスクモータが起動されてし
まうという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
回転磁気記録媒体を回転駆動する駆動手段の電源投入時
に於ける暴走の防止を図った磁気記録再生装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するために、磁気ディスク等の
磁気記録媒体を回転駆動し、該磁気記録媒体の半径方向
に磁気ヘッドを移動して記録若しくは再生を行う磁気記
録再生装置において、前記磁気記録媒体を回転駆動する
駆動手段と、該磁気記録媒体が所定の回転数で定速回転
するように前記駆動手段を制御するサーボ制御手段と、
該サーボ制御手段の出力端とアース間に並列接続される
2つのスイッチング素子を含むスイッチ手段と、 該2つのスイッチング素子のうちの一方のスイッチング
素子に該素子の状態を変化させる為の制御信号を出力す
ることにより駆動手段の起動、停止を制御する制御手段
と、 該制御手段を電源投入後、所定時間、経過した時点で初
期化する為のリセット信号を該制御手段に出力するリセ
ット手段とを有し、 該リセット手段は前記リセット信号あるいは該リセット
信号に関連する信号を前記2つのスイッチング素子のう
ちの他方のスイッチング素子に出力するように構成した
ことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る磁気記録再生装置
の好ましい実施例を詳説する。第1図には本発明が適用
される映像信号再生装置の構成が示されている。同図に
おいて、映像信号再生装置10に設けられている第1の
制御装置40は、順送りスイッチ15、逆送りスイッチ
16を含む各種スイッチの状態の読取り処理、後述する
トラッキング制御、映像信号再生の制御、警告処理等を
行うもので、中央処理装置、好ましくはマイクロプロセ
ッサ(以下CPUという)、そのプログラムおよび必要
なデータを記憶するメモリならびに周辺の各素子、回路
、装置等との間のインターフェイスから構成されている
。また制御装置40には、ランダム・アクセス処理以外
の通常の磁気ヘッド移送、トラッキング制御において、
磁気ヘッドの位置すなわちトラック迎を計数するカウン
タCNが設けられている。カウンタCNとしてはメモリ
の所定エリアを用いてもよい。
後述する磁気へラド12を磁気ディスク11の外側から
内側に向かって1トラック分だけ送る指令を入力するた
めの順送りスイッチ15、これとは反対方向に磁気ヘッ
ド12を送るための逆送りスイッチ16、装置に設けら
れた開閉自在のパケットが閉じてロックされていること
を検出するロード・スイッチ60.閉じたパケット内に
磁気ディスク11が収められていることを検出するパッ
ク・スイッチ62、後述するホーム・ポジション・スイ
ッチ64、トラックNo、を表示画面に表示する為のト
ラックNo、表示スイッチ66、電源スィッチ、その他
のスイッチ(図示路)は第1制御装置40に接続され、
そのオン、オフ状態が後述するキースキャン・ルーチン
において読取られる。警告表示灯(図示路)も設けられ
、所定の条件のときに制御装置40の表示指令により点
灯される。順送りスイッチ15ならびに逆送りスイッチ
16は後述するテンキー51によって代用することがで
きるので、必ずしも設ける必要はない磁気ディスク11
は、それがパケット内に収められかつこのパケットが閉
じてロックされているときには、ディスク・モータ21
のスピンドルに装着されている。この磁気ディスク11
の磁気記録面に接する状態で磁気再生ヘッド12が磁気
ディスク11の半径方向に移動自在に配置されている。
また磁気ディスク11のコアには、このコアに設けられ
た磁性体を検出して磁気ディスク11の1回転ごとに1
個のパルスを発生する位相検出器13が接している。
ディスク・モータ21にはその回転数に比例する周波数
の信号を発生する周波数発生器22が設゛けられ、その
出力周波数信号がサーボ制御回路23にフィード・バッ
クされる。また、位相検出器13からの検出パルスもサ
ーボ制御回路23および制御装置40に入力される。基
準クロック・パルス発生器24は、磁気ディスク11に
記録されているラスク走査映像信号のフィールド周波数
と同じ60Hzの基準信号を発生しこれをサーボ制御回
路23に送るとともに、制御袋rI140には高速の、
たとえば3.58MHzのクロック・パルスを供給する
。サーボ制御回路23はこれらの入力信号に基づいてデ
ィスク・モータ21を一定回転数、たとえば3.60O
r、p、m、で定速回転するように制御する。
また映像信号再生装置10には電源投入時に於けるディ
スクモー”夕21の暴走を防止する為の回路が付加され
ている。その回路とは第1制御装置40内のCPUをリ
セットする為のリセット回路200、インバータ202
、スイッチングトランジスタ206.208等から構成
されている。これらの回路構成が本発明の要部に該当し
、その構成を第2図に示す。同図に於いてリセット回路
200から出力されるリセット信号は第1制御装置40
に出力されると共に、インバータ202、抵抗204を
介してスイッチングトランジスタ206のベースに出力
されるように構成されている。
他方、第1制御装置40からディスクモータ21を駆動
する為の駆動信号D I S K’が抵抗210を介し
てスイッチングトランジスタ208のベースに出力され
るようになっている。スイッチングトランジスタ206
.20Bのエミッタは共に接地されコレクタは共通接続
されてサーボ制御回路23の出力端に接続されている。
次に第3図にリセット回路200の具体的構成を示す。
同図から明らかなようにリセット回路200に電源電圧
vcCが供給された時点からコンデンサ210、抵抗2
14.216により定まる時定数に相当する時間が経過
した時点でトランジスタ21Bのコレクタからハイレベ
ルのリセット信号R3が出力されるようになっている。
第2図及び第3図に示した回路の動作を第4図に示すタ
イミングチャートを参照しながら説明する。これらの図
において時刻t0で電源がOFF状態からON状態に変
化すると(第4図(A))、第1fb11御装置40か
ら出力される駆動信号丁TSKが第4図(C)に示すよ
うにハイレベルからローレベルに変化するので、スイッ
チングトランジスタ208はOFF状態になる。
他方、この時点でリセット回路200から出力されるリ
セット信号R3はローレベル状態にあり、該リセット信
号RSはインバータ202を介して反転され、抵抗20
4を介してスイッチングトランジスタ206のベースに
印加される為に該スイッチングトランジスタ206はO
N状態となり、サーボ制御回路出力端は接地される。従
ってこの時点ではサーボ制御回路23よりディスクモー
タ21への電源供給が断たれる為にディスクモータ21
は停止状態にある。
他方、リセット回路200では電源が投入された時点t
0ではダイオード212のカソード側は電源電圧Vcc
に略、等しい電圧が印加されてい°るためにトランジス
タ218はON状態にあり、それ故リセット信号R3は
ローレベル状態にあるが、時間の経過と共にコンデンサ
210が充電されるにつれてトランジスタ218のよ一
スに印加される電圧は徐々に下がり、この電源投入時点
t。からコンデンサ210、抵抗214.216で略、
定まる時定数Tに相当する時間が経過した時点t1でト
ランジスタ218はOFF状態となり、リセット信号R
3はハイレベルとなる(第4図(B))。この結果、第
1制御装置40がリセットされ、第1制御装置40から
スイッチングトランジスタ208のベースに出力される
駆動信号DISKは第4図(C)に示すように時刻り、
でローレベルからハイレベルに変化し、スイッチングト
ランジスタ208がオン状態となる。またこのときスイ
ッチングトランジスタ206はリセット信号R3がイン
バータ202により反転されて該トランジスタ206の
ベースに印加される為にOFF状態となり、時刻t、以
降では第1制御装置40から出力される駆動信号DIS
Kのみによりディスクモータ21が制御可能な状態とな
る。
尚、前述した時定数Tは電源投入時から第1制御装置1
!40が安定動作に移行するのに必要十分な時間に設定
されている。
以上に説明したように本実施例によれば、電源投入時に
於けるディスクモータ2工の暴走を防止することができ
る。
磁気ヘッド12は、ステップ・モータ14を含む移送駆
動装置によって磁気ディスク11の径方向に移動自在に
支持されかつ同方向に移送制御される。磁気ヘッド12
の移送のためのステップ・モータ14の制御については
後述するが、このステップ・モータI4には駆動回路5
2によって4相A、A、B、Bの駆動パルスが与えられ
る。駆動パルスDPは第2制御装置50から発生し駆動
回路52に与えられる。ステップ・モータ14の回転方
向によって磁気ヘッド12の移送方向が定まり、かつ磁
気へラド12の移送距離はその回転角に比例する。たと
えばステップ・モータのシフト・パルスの1パルス当た
りこのモータは約18°回転し、これによって磁気へラ
ド12が約5μm移送される。したがって、20個のシ
フト・パルスによってほぼ1トラツク(100IIm)
の移送が行われる。
ここで、1個のシフト・パルスとは、第5図に示される
ようにA相、τ相、B相、正相、からなる4相の駆動パ
ルスによる励磁パターンを1回変化させることをいう。
磁気へラド12を順方向に移送する場合には、1シフト
・パルスごとに励磁パターンが1001−1100−0
110−0011と変化し、逆方向に移送する場合には
励磁パターンはこの逆の順序で変化する。4相駆動パル
スはシフト・パルスをクロック・パルスとしてハードウ
ェアにより発生させることができるが、第1制御装置4
0および第2制御装置50内のCPUのプログラムによ
って発生させることもできるので、シフト・パルスは現
実に存在しない場合もあるが、ここでは説明の便宜上シ
フト・パルスの概念を使用する磁気ヘッド12は位置決
めされた位置において磁気ディスク11上のトラックに
記録されている映像信号を読取る。この実施例では、磁
気ディスク11は3. 60 Or、p、ra、で定速
回転するので、1回転1/60秒ごとに1トラツク分の
映像信号、すなわち1フイールドのFM変調映像信号が
磁気ヘッド12から再生されることになる。これは、復
調されることによってNTSC方式などの標準カラー・
テレビジョン方式と両立する。
磁気ヘッド12の再生出力は前置増幅器31を経て映像
信号処理回l1134およびエンベロープ検波回路32
に送られる。映像信号処理回路34は、磁気ヘッド12
で読出された映像信号を信号処理し、たとえばNTSC
フォーマットの複合カラー映像信号として出力する。こ
の回路34はまた、復調されたNTSCフォーマットの
複合カラー映像信号から垂直同期信号VSYNCを抽出
し、制御装置40にこれを供給する機能を有する。また
制御装置40からの信号MUTEを受けたときに映像信
号の走査期間を空白信号とし、ミューティング操作を行
う回路34から出力されるカラー映像信号は、陰極線管
表示装置(CRTという)36とその制御回路35を備
えたカラー・テレビジョン・システム39に送られ、C
RT36上に磁気ディスク11に記録されていた映像信
号が可視表示される。
エンベロープ検波回路32は、磁気ヘッド12の読取信
号、すなわち磁気ディスク11のトラックに記録されて
いたFM変調映像信号のエンベロープ(包路線)を検出
してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路である。
エンベロープを表す電圧信号はアナログ/ディジタル変
換器(A/D変換器)33に送られ、たとえば256の
量子化レベルを表す8ビツト・ディジクル信号に変換さ
れて制御装置40に入力する。
エンベロープ検波信号は、磁気ディスクll上のトラン
クのサーチのために用いられる。磁気ヘッド12を磁気
ディスク11の径方向に移送してゆき、この検波信号が
ピークを示した位置が映像信号の記録されているトラン
クの中心である。制御装置40は入力される8ビツト・
ディジタル信号に基づいて上記の磁気ヘッド移送駆動装
置を制御し、磁気ヘッド12を所定のトラックの中心上
に位置させる。これをトラッキング制御という。
第2制御装置50もまた、CPU (好ましくはマイク
ロプロセッサ)、そのプログラムおよび必要なデータを
記憶するメモリならびに周辺の各素子、回路、装置等と
のインターフェイスから構成されている。このメモリに
は、磁気ヘッド12の現在位置(トラック患)を記憶す
るエリアがあるこの第2制御装置50にもまた上述した
各種スイッチが接続され(図示路)、この装置50もキ
ースキャン・ルーチンを行う。そして、このキースキャ
ン・ルーチンで読取ったスイッチの状態に応じて第2制
御装置50は第1制御装置40を制御する。すなわち、
第2制御装置50は第1制御装置40よりも上位のもの
として位置づけられている。
後述する初期トラッキング制御ならびに順送りおよび逆
送り処理において、第1制御装置40から出力されるス
テップ・モータ14の駆動パルスDPは第2制御装置5
0に入力されるようになっており、第2制御装置50は
この入力パルスを受けて駆動パルスDPを駆動回路52
を経てステップ・モータ14に送る。
テンキー51は、アクセスすべきトラックrlkL(目
標トラックll&L)を入力するためのものであり、こ
のトラック阻を表す信号は第2制御装置50に入力され
る。これを受けて第2制御装置50は、後述する一気送
り処理においてステップ・モータ14の駆動パルスを所
要数だけ出力する。また、この−気送り処理が終了する
と順送り信号または逆送り信号を出力する。これらの信
号によってスイッチング・トランジスタ55.56がそ
れぞれオンとなる。トランジスタ55は順送リスインチ
15に、トランジスタ56は逆送りスイッチ16にそれ
ぞれ並列に接続されている。したがって、第2制御装置
50から出力される順送り信号によってトランジスタ5
5がオンになると、順送りスイッチ15が押されたのと
同じ効果が第1制御装置40に与えられる。逆送り信号
が出力された場合には逆送りスイッチ16が押されたの
と等価になる。
第6図は磁気ディスク11に設けられるトラックと磁気
ヘッド12のホーム・ポジションHP(原点位置または
待機位置)との関係を示している。50本のトランクが
磁気ディスクの磁気記録面上に同心円状に設けられ、外
側のものから順に磁1−11h50までのトラック魚が
付けられている。
ホーム・ポジションHPはII&11のトラックの外側
にある。このホーム・ポジションHPは磁気ディスク1
1に付けられたものではなり、磁気ヘッド12の移動経
路上に割付けられた極限位置である。ホーム・ポジショ
ンHPは、上述のホーム・ポジション・スイッチによっ
て検知される。磁気ディスク11の外側から内側に向か
う磁気ヘッド12の移送が順送りであり、この逆方向の
移送が逆送りである。
第7図はこの発明による任意のトラックの高速ランダム
・アクセスの原理を示している。
磁気へラド12がトラツク1lhTKO位置にあり、テ
ンキー51によってトラックl’hTK +Nがアクセ
スすべき目標トラックとして与えられたとする。とりあ
えずNa2の場合について考える。
まず、目標トランクhhTK十Nの一つ手前のトラック
まで(N−1))ラックにわたる順方向−気送りが行わ
れる。ステップ・モータ14に12個のパルスを与える
ことによって磁気ヘッド12はlトラック分移送される
から12x(N−1)個のパルスがステップ・モータ1
4に与えられる。これによって磁気ヘッド12はトラッ
クNaTK十N−1のトラックまで一気に移送される。
この−気送りは第2制御装置50の制御のもとに行われ
る。
この後、第2制′4B装置50から第1制御装置40に
順送り信号が与えられる。これによって第1制御装置4
0は通常の順送りトラッキング制御を行い順方向に隣接
したトラック(トラックIkTK+N)まで磁気ヘッド
21を移動させ、その中心に位置決めする。上述したよ
うに、この制御において第1制御装置40から出力され
たステップ・モータ14の駆動パルスは第2制御装置5
0を経てステップ・モータ14に与えられる。
N≦−2の場合には、第2制御装置50によって逆送り
方向への一気送りが行われ、その後、第1制御装置40
に逆送り信号が与えられこの装置40によって第2制御
装置50を通して逆送りトラッキングが行われるのはい
うまでもない。
N=1または−1の場合には、第2制御装置50による
一気送りは不要であって、第1制′m装置40による第
2制御装置50を通した順送りまたは逆送吟トラッキン
グのみが行われる。
N=Oの場合には磁気へラド12の移送は不要であるか
ら、何らの処理もおこなわれない。
次に、第1制御装置40の順、逆送りおよびトラッキン
グ制御について説明する。この制御には、初期トラッキ
ング処理ならびに順送り制御および逆送り制御処理があ
る。
初期トラッキング処理は、第2制御装置50からリセッ
ト信号が与えられたときに行われる。装置の電源が投入
されたとき、パケット内に納められていた磁気ディスク
が交換されたとき、テンキー51からリセット信号が入
力されたとき、その他第2制御装置50が必要と判定し
たときなどにおいてリセット信号が第1制御装置40に
与えられる。上述したように第1制御装置40は一定の
周期でキースキャンを行っているが、所要のスイッチ(
電源スィッチ、ロード・スイッチ、パンク・スイッチ等
)については、第2制御装置50によるキースキャン時
以外は、これらのスイッチがたとえばアースに接続され
、第1制御装置40によるキースキャンによってこれら
のスイッチの状態の変化が検出できないように構成され
ている。
この初期トラッキング処理は、まず磁気ヘッド12をホ
ーム・ポジションHPの位置に戻し、このホーム・ポジ
ションHPの位置から磁気へラド12を順方向に移送し
ていき、トラック磁1のトランクを中心にサーチしなが
らそのトランク中心に磁気ヘッド12を位置決めするも
のである。これによってトラック魚カウンタCNの計数
値は1となるが、このカウンタCNの値をさらに進めて
2から49の範囲の適当な値とするために、第2制御装
置50から順送り信号が出力される。これによって第1
制御装置40は後述する順送り処理を開始し、ステップ
・モータ14のための駆動パルスが出力されるが、第2
制御装置50はこの駆動パルスを無視しステップ・モー
タ14に駆動パルスを与えない。したがって、磁気ヘッ
ド12は実際には動かず、カウンタCNのみが歩進され
る。この技術的意味については後述する。
第8図は、順送り及び逆送り処理ならびにトラッキング
処理の概要を概念的に示すものである。 −第1制御装
置40は、一定の周期で、順送り信号(スイッチ15)
、逆送り信号(スイッチ16)等の状態を検出している
その結果、順送り信号を検出したときにはくステップ1
01でYES) 、次のような順送り及びトラッキング
処理を行う。
トラック隘カウンタCNの値が50でなければ(ステッ
プ111でNo)、6ft気ヘツド12を順方向に隣接
するトラックの中心付近まで移送するために、順方向の
11個のシフト・パルスに相当する駆動パルスの変化を
第2制御装置50を経てステップ・モータ14に与える
(ステップ112)。そして、このときのエンベロープ
検波回路32の出力を読み込んでおく。続いてさらに1
個の1頓方向シフト・パルスを出力し、同じようにエン
ベロープ・レベルを検出する。前回と今回のエンベロー
プ・レベルに有意差がなければ、磁気ヘッド12の移送
方向を正、逆方向に切替えながらその付近のエンベロー
プ・レベルを多数回サーチし、それぞれのエンベロープ
・レベル間に有意差が無いことを確認した上で、その位
置をトラックの中心と判定してそこに磁気ヘッド12を
位置決めする。前回と今回のエンベロープ・レベルに有
意差があるときにはエンベロープ・レベルの大きい方に
fa気ヘッド12をさらに1シフト・パルス分動かして
同様の処理を繰り返す。これがステップ113のトラン
キング制御処理である。
なお、エンベロープ・レベルが所定のスレシホールド・
レベル以下の場合にはそのトラックには映像信号が記録
されていないと判定する。
最後に、トラック阻カウンタCNの値が1だけインクリ
メントされる(ステップ114)。
トランク磁カウンタCNの値が50に達していた場合に
は、順送りは不可能であるから、上述の警告表示灯の点
灯、ブザーの警鳴等による警告処理が行われる(ステッ
プ115)。
逆送り信号が検知された場合には(ステップ102でY
ES)、逆送り方向に対する上述の処理と同じような処
理が行われる(ステップ1221.123)。カウンタ
CNは1だけディクリメントされる(ステップ124)
。また、CN= 1の場合に警告処理が行われる(ステ
ップ121.125)。
次に第2制御装置50の処理の説明に移る。第2制御装
置50の処理には、リセット処理とランダム・アクセス
処理とがある。
リセット処理は、第2制御装置50内のメモリの現在位
置記憶エリアを初期状態すなわちトラック磁1を現在位
置として記憶している状態にするものである。この処理
は、上述したようにテンキー51内のりセット・キーの
入力時に、磁気ディスク12の交換時に、電源投入時に
、その他のときに開始される。第2制御装置50は第1
制御装置40にリセット信号を送出する。このリセット
信号に応答して第1制御装置40では上述の初期トラッ
キング処理が行われれ、磁気へラド12はトラックl1
kL1のトラックに位置決めされる。また、第2制御装
置50ではそのメモリの現在位置記憶エリアにトラック
l1hlが設定される。この後、上述した順送り信号の
送出の繰り返しによって第1制御装置40のトラック阻
カウンタCNの値が2〜49の間の適当な値に設定され
る。
第9図は、第2制御装置50によるランダム・アクセス
処理の概要を示している。現在位置記憶エリアにはトラ
ック阻としてKがストアされているものとする。
テンキー51からアクセスすべき目標トラック階として
(K+N)の値が入力されているとこれが読み込まれ(
ステップ131)、1〜50の間の番号かどうかまずチ
ェックされる(ステップ132)。この範囲内のもので
あれば、続いてキー人力されたトラック患から現在位置
記憶エリアのトラック阻を減算する演算、すなわち(K
+N)−にの演算が行われ、この結果NがOかどうかが
チェックされる(ステップ133.134)。
キー人力されたトラック階が1〜50の範囲内にない場
合や、演算された結果NがOの場合には何等かの処理も
行われない。
続いて、N=1か、N=−1か、それ以外かが判定され
る(ステップ135)。N≧2またはN≦−2であれば
、さらにN>Oか、N<Oかがチェックされる(ステッ
プ136)。N>Oであれば順方向のランダム・アクセ
ス処理に、N<Oの場合には逆方向のランダム・アクセ
ス処理にそれぞれ移る。
順方向ランダム・アクセス処理では、まず順方向に(N
−1)トラック分だけ磁気ヘッド12を移送するために
12(N−1)個のシフト・パルスに相当する駆動パル
スが第2制御装置50から出力され駆動回路52を通し
てステップ・モータ14に与えられる(ステップ141
)。
この後、第2制御装置50から第1制御装置40に順送
り信号が与えられる(ステップ142)すると、第1制
御装置40は第5図に示した順方向トラッキング処理(
ステップ101.111〜114)を開始し、一連の駆
動パルスを出力する。第2制御装置50はこの駆動パル
スを受けて、そのままステップ・モータ14に出力する
訳であるが、その処理は次のように行われる。
まず、第1制御装置40から第2制御装置50に入力さ
れる駆動パルスの励磁パターンが0000かどうかが判
定される(ステップ143)。励磁パターンとは、第5
図を用いて説明したA、A、B、B相の1001.11
00等の状態である。この励磁パターンがooooとい
うことは第1制御装置40からまだ駆動パルスが出力さ
れていないことを意味する。したがって、ステップ14
3の処理は、順送り信号を送出したのち第1制御装置4
0から駆動パルスが送られてくるのを待つものである。
やがて第1制御装置40から順送り処理のための駆動パ
ルスが出力されると(ステップ143でNo) 、第2
制御装置50はその励磁パターンを読み取り(ステップ
144)、それと同じ励磁パターンの駆動パルスをステ
ップ・モータ14の駆動回路52に出力する(ステップ
146)。これは、第1制御装置40から出力された駆
動パルスがそのままの状態で第2制御装置50を通過す
るのと等価である。
この処理を繰り返すことにより、順送りトラッキングが
行われていき、磁気ヘッド12が目標トラックの中心上
に位置決めされると、第1制御装置40からは駆動パル
スは出力されなくなる。したがって、第2制御装置50
で読み取られる励磁パターンは0000となる(ステッ
プ145でYES)。
この後、逆送り信号が第1制御装置40に送られ(ステ
ップ147)、キー人力された目標トラックNi1(K
+N)が磁気へラド12の現在位置として第2制御装置
50のメモリ (現在位置記憶エリア)にストアされる
(ステップ148)。ステップ147の逆送り信号に応
答して第1 I+御装置40は、第8図に示された逆送
りトラッキング処理(ステップ102.121〜124
)を行う。
第1制御装置40から第2制御装置50に駆動パルスが
入力されるが、第2制御装置50はこの駆動パルスの人
力を無視し、ステップ・モータ14に駆動パルスを出力
しない。したがって磁気ヘッド12は実際には移動しな
い。すなわち、第5図におけるステップ123のトラッ
キング制御において、前回と今回のエンベロープ・レベ
ルには有意差が無いと判定されるので、第1制御装置4
0側では逆送りトラッキング処理が正常に終了するステ
ップ151〜157.148の逆方向ランダム・アクセ
スも上述の順方向ランダム・アクセスと同じようにして
行われる。ただ、ステップ゛151において逆方向の1
2x(N−1)個のシフト・パルス相当分の駆動パルス
が送出される点、ステップ152において逆送り信号が
送出される点及びステップ157において順方向信号が
送出される点で異なっている。
N=1の場合には、第2制御装置50による一気送りは
不要であるから、ステップ141をスキップしてステッ
プ142に移り、第1制御装置40による順送りが行わ
れる。N=−1の場合にはステップ151がスキップさ
れ、ステップ152に移る。
第9図のフローチャートにおいて、順方向ランダム・ア
クセスの場合には、第1制御装置40に順方向信号を与
えて順方向トラッキングを行わせ(ステップ142)、
さらに逆方向信号を与えて擬似の逆方向トラッキングを
行わせている(ステップ147)。逆方向ランダム・ア
クセスについても同様である。(ステップ152.15
7)。
これは、第1制御装置40のトラック隘カウンタCNの
値を固定化するためである。
上述したように、第1制御装置40において順送り処理
が行われるとトラック魚カウンタCNは1だけインクリ
メントされ、逆送り処理が行われると1だけディクリメ
ントされる(第8図ステップ114.124)。したが
って、もし第9図のステップ147.157の処理が設
けられていなかったとすると、次のような問題が発生す
る。
第1O図を参照して、磁気ヘッド12の現在位置がトラ
ックN!Lnであり、トラック患カウンタCNの値がm
であるとする。テンキー51により(n+2)が人力さ
れ順方向ランダム・アクセスが行われると、現在位置は
(n+2)、カウンタCNの値は(m+1)となる。次
にトラック1lh(n+4)へのランダム・アクセスが
行われると現在位置は(n+4)、カウンタCNの値は
(m+2)となる。このような小刻みの順方向ランダム
・アクセスが合計四回繰り返されて現在位置が(n+1
1)になったときにカウンタCNの値は(m+4)とな
る。この後、テンキー51によりnが指定されて逆方向
ランダム・アクセスが行われると、現在位置はnに戻る
が、カウンタCNの値は(m+3)にしか戻らない。
以上のような操作が何回も繰り返されたとすると、カウ
ンタCNの値はしだいに増大し、遂には50に達する。
カウンタCNの値が50になると、もはや順送り処理は
行われるなくなる(第5図ステップ111.115)。
カウンタCNの値がしだいに減少していった場合にも同
様の問題が生じ、カウンタCNの値が1に達すると逆送
り処理が不可能となっていしまうこのような事態の発生
を回避するために、第6図の処理において、順方向ラン
ダム・アクセスの場合には、第1制御装置40に順方向
信号を送出して順送りを行ったのち(ステップ142、
CNは1増加)、逆方向信号を与えて逆方向の空送りを
行わせ(ステップ147、CNは1減少)、カウンタC
Nの値を固定している。逆方向ランダム・アクセスの場
合にも同様である。
第1制御装置40内のトラック隘カウンタCNの値は、
2と49との間の適当な値にあらかじめセットしておく
ことが必要となる。そのために、リセット処理(初期ト
ラッキング処理)において、1ないし48回の順方向空
送りを行ってカウンタCNの値を2から49の範囲内の
適当な値に設定しているのである。
第5図に示されているように、ステップ・モータ14に
与えられる駆動パルスの励磁パターンは常に一定の順序
で変化し、これによってステップ・モータ14はスムー
ズに回転する。
ところが、上記第1実施例においては、−気送りのため
の駆動パルスは第2制御装置50から発生し、−気送り
ののちに行われる順送りまたは逆送り処理のための駆動
パルスは第1制御装置40から発生し、そのまま第2制
御装置50を通ってステップ・モータ14に与えられる
。したがって、−気送り処理における最後の励磁パター
ンと順送りまたは逆送り処理における最初の励磁パター
ンとが上述の一定の順序の関係にあるとは限らず、多く
の場合にはこれら2つの処理の切替時に励磁パターンが
不連続に変化する。そうなると、ステップ・モータ14
が急激にある角度でけ余分に回転したり、順送りである
のに逆送り方向にある角度だけ回転してしまうおそれが
ある。たとえば、逆方向に回転した場合には、順送りま
たは逆送す処理において最初の11個のシフト・パルス
分だけ送出したのちにおいても、磁気ヘッド12は目標
トラックにおけるエンベロープ・レベルのピーク付近に
達せず、そのとき読み込んだエンベロープ・レベルが所
定のスレシホールド・レベルよりも低いことがあろうる
。そうすると、第1制御装置40は目標トラックには映
像信号が未記録であると判断してしまう。
このような事態が発生する可能性を皆無にするために、
第2実施例では、第2制御装置50の出力駆動パルスと
第1制御装置40の出力駆動パルスとの位相整合を行っ
ている。
この位相整合処理が第11図に順方向ランダム・アクセ
スの場合について示されている。この図において第6図
に示すものと同一処理には同一符号が付けられている。
第9制御装置50のメモリには、出力励磁パターンを記
憶するエリアPOが設けられている。このエリアPOに
は、前回の処理において第2制御装置50から最後に出
力された励磁パターンが記憶されている(ステップ16
7)。
さて、順方向ランダム・アクセスと判断されると(第9
図、ステップ136でYES)、第11図に示された処
理に移り、記憶エリアPOに記憶されている励磁パター
ンの次の励磁パターン(順方向1ステップ進んだ励磁パ
ターン)を最初のものとして、順方向に12(N−1)
個のシフト・パルスに相当する駆動パルスが第2制御装
置50から出力される(ステップ141 A)。たとえ
ば、第5図を参照して、エリアPOに記憶されている励
磁パターンが1001であったならばこのステップ14
1八で最初に出力される励磁パターンは1100であり
、続いて0110.0011という順序で駆動パルスが
出力されていく。この処理によって、前回の処理の終了
の時点で停止してし゛た角度位置から、ステップ・モー
タ14の順方向回転が円滑に始まる。
磁気へラド12の順方向(N−1))ラック分の移送が
終わると、この移送処理で最後に出力された駆動パルス
の励磁パターンがエリアpoに記憶される(ステップ1
61)。
そして、第2制御装置50から第1制御装置40に順送
り信号が送られ(ステップ142)、第2制?I装置5
0は第1制御装置40が順送りを処理を開始するのを待
つ(ステップ143)。
第1制御装置40が順送り処理を開始すると、第1制御
装置40から第2制御装置50にパターンoooo以外
の励磁パターンの駆動パルスが送られるのでステップ1
43でNoとなる。第2制御装置50は第1制御装置4
0から入力される駆動パルスの励磁パターンに関係なく
エリアPOに記憶している励磁パターンの次の励磁パタ
ーンの駆動パルスをステップ・モータ14に出力する(
ステップ162)。そして、第1制御装置40から入力
される駆動パルスの励磁パターンに変化が生じたかどう
かをモニタする。(ステップ163)。
上述したように、順送り処理では第1制御装置40は、
順方向に11個のシフト・パルス相当分の駆動パルスを
送出したのちトラッキング制御に移り、エンベロープ検
波回路32の出力に応じてステ・ノブ・モータ14を正
、逆回転させつつエンベロープのピークをサーチする。
したがって、第1制御装置40から出力される駆動パル
スの励磁パターンは少なくとも最初の11個までは順方
向に変化するが、それ以降は順、逆いずれかの方向に変
化する。
いずれにしても、第2制御装置50は第1制御装互40
から入力される励磁パターンの変化をモニタし、変化が
あれば、それが順方向に変化したものか、逆方向に変化
したものか、または励磁パターンがooooになったか
をチェックする(ステップ164)。
最初の11シフト・パルス分については順方向に変化す
るので、ステップ165に進み、第2制御装置50が前
回出力した駆動パルスの励磁パターンの次の、すなわち
順方向に1ステップ進んだ励磁パターンをステップ・モ
ータ14に出力する。第1制御l装置40にトラッキン
グ・ルーチンに入ると、入力励磁パターンは順、逆いず
れかの方向に変化する。順方向に変化した場合には上述
のように前回出力した励磁パターンを順方向に1ステッ
プ進めた励磁パターンが出力され(ステップ165)、
逆方向に変化した場合には前回出力した励磁パターンを
逆方向に1ステツプ戻した励磁パターンが出力される(
ステップ166)。
第1制御装置40から第2制御装置50に入力される駆
動パルスは直接ステップ・モータ14に送られることは
ない。第1制御装置40から入力される駆動パルスの励
磁パターンは、それに変化があったかどうか、その変化
は順、逆いずれの方向かを検出するためにのみ用いられ
る。ステップ・モータ14に送られる駆動パルスは第2
制御装置50において、前回出力されたものと整合をと
るように、すなわち前回出力された励磁パターンに連続
するように、生成される。このようにして、ステップ・
モータ14は常にスムーズに回転する。
第1制御装置40から入力する励磁パターンがoooo
となると、第1制御装置40における順送り処理が終了
したのであるから、第2制御装置50から出力された最
後の励磁パターンがエリアPoに記憶され(ステップ1
67)、逆送り信号送出、磁気ヘッド現在位置記憶処理
が行われる(ステップ147.148)。
逆方向ランダム・アクセスにおいてもほぼ同じようにし
て駆動パルスの位相整合が行われるのはいうまでもない
。ステップ141Aを[エリアPOに記憶している励磁
パターンの逆方向に1ステップ戻った励磁パターンを最
初のものとして逆方向12(N−1)パルス出力」とい
う処理に、ステップ142をrREV信号送出」という
処理に、ステップ162を「記憶エリアPoの励磁パタ
ーンの逆方向に1ステップ戻った励磁パターンを出力」
という処理に、ステップ147をrFWD信号送出」と
いう処理に、それぞれ変更すればよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明では磁気ディスク等の回転
磁気記録媒体を回転駆動する駆動手段を、該駆動手段の
起動、停止を制御する制御手段を初期化する為のリセッ
ト信号を用いて電源投入時点から該制御手段が制御可能
な状態に至るまでの期間、起動させないように構成した
ので、本発明によれば回転磁気記録媒体を回転駆動する
駆動手段の電源投入時に於ける暴走の防止を図った磁気
記録再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が通用される映像信号再生装置の構成
を示すブロック図、第2回は本発明の要部の構成を示す
ブロック図、第3図は第2図に於けるリセット回路の具
体的構成を示す回路図、第4図は第2図及び第3図の回
路動作を説明する為のタイミングチャート、第5図は、
ステップ・モータの4相駆動パルスと励磁パターンを示
す波形図、第6図は、磁気ディスクのトラック配置及び
ホーム・ポジションの位置を示す図、第7図は、本発明
が適用される映像信号再生装置におけるトラックのラン
ダム・アクセスの原理を説明するための図、第8図は、
第1制御装置による処理手順を示すフロー・チャート、
第9図は、第2制御装置によるランダム・アクセス処理
手順を示すフロー・チャート、第10図は、第1制御装
置のトラック患カウンタを固定する必要性を説明するた
めの図、第11図は、他の実施例におけるランダム・ア
クセス処理手順を示すフロー・チャートである。 11・・・磁気ディスク、  12・・・磁気ヘッド、
15・・・順送りスイッチ、  16・・・逆送りスイ
ッチ、 23・・・サーボ制御回路、 40・・・第1
制御装置、 50・・・第2制御装置、 200・・・
リセット回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ディスク等の磁気記録媒体を回転駆動し、該磁気記
    録媒体の半径方向に磁気ヘッドを移動して記録若しくは
    再生を行う磁気記録再生装置において、 前記磁気記録媒体を回転駆動する駆動手段と、該磁気記
    録媒体が所定の回転数で定速回転するように前記駆動手
    段を制御するサーボ制御手段と、該サーボ制御手段の出
    力端とアース間に並列接続される2つのスイッチング素
    子を含むスイッチ手段と、 該2つのスイッチング素子のうちの一方のスイッチング
    素子に該素子の状態を変化させる為の制御信号を出力す
    ることにより駆動手段の起動、停止を制御する制御手段
    と、 該制御手段を電源投入後、所定時間、経過した時点で初
    期化する為のリセット信号を該制御手段に出力するリセ
    ット手段とを有し、 該リセット手段は前記リセット信号あるいは該リセット
    信号に関連する信号を前記2つのスイッチング素子のう
    ちの他方のスイッチング素子に出力するように構成した
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP4262486A 1986-02-27 1986-02-27 磁気記録再生装置 Pending JPS62200574A (ja)

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JP4262486A JPS62200574A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁気記録再生装置

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ID=12641170

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296651U (ja) * 1989-01-14 1990-08-01

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