JPS62200587A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS62200587A
JPS62200587A JP61042625A JP4262586A JPS62200587A JP S62200587 A JPS62200587 A JP S62200587A JP 61042625 A JP61042625 A JP 61042625A JP 4262586 A JP4262586 A JP 4262586A JP S62200587 A JPS62200587 A JP S62200587A
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JP
Japan
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track
control device
signal
magnetic recording
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP61042625A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Nakadai
中台 加津男
Nobuo Minoura
信夫 箕浦
Akira Misu
三須 章
Shuhei Omoto
周平 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP61042625A priority Critical patent/JPS62200587A/ja
Publication of JPS62200587A publication Critical patent/JPS62200587A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置に係り、磁気記録等の任意の
トラックが指定された場合に該トラックを高速にサーチ
ことができる、すなわち高速ランダム・アクセスが可能
な磁気記録再生装置に関する。
〔発明の背景〕
最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像ディバイスと、記
録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディス
クを用いた記録装置とを組み合わせ、被写体を電子的に
撮影してその静止画像を磁気ディスクに記録し、画像の
再生は別途に設けられたテレビジョンシステムやプリン
タ等で行う電子スチルカメラシステムが開発されている
。また、通常のフィルムや印画紙などの可視記録媒体に
記録された静止画像を撮影して磁気ディスクに記録する
映像磁気記録システム、及び磁気ディスク上から映像信
号を読み出してこれをテレビジョン等に写し出す映像再
生システムも実現されているこのような従来の磁気記録
再生装置において、磁気ディスクのトラックのアクセス
は1トラツクずつしかできなかった。すなわち、従来の
装置には順送リスイッチと逆送りスイッチとが設けられ
ており、順送りスイッチが押されると磁気へ、ドは1つ
内側のトラックに進み、逆送りスイッチが押されると1
つ外側のトラックに移る。したがって、いくつかのトラ
ックを飛び越して任意のトラックにアクセス(ランダム
・アクセス)するためには、順送りスイッチまたは逆送
りスイッチを何回も押さなければならず、この操作が面
倒であった。また、順送りもしくは逆送りスイッチが1
回押される毎に、装置は磁気ヘッドが次のトランクの中
心に位置決めされるよう制御(トラッキング制御)する
ので、そのための時間がかかり、これを複数のトラック
について順次行っていくとするとかなり長いアクセス・
タイムが必要となる。とくに、磁気記録再生装置におい
ては、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動させ
ていきながら、読取信号のエンベロープを検出し、この
エンベロープがピークを示す位置に磁気ヘッドを位置決
めする、いわゆる山登り制御が行われているから、トラ
ッキングが非常に遅くなるという問題が生じる。そこで
高速ランダム・アクセスが可能な装置の実現が望まれて
いる。
高速ランダム・アクセス可能な装置を実現するには、基
本的に2つの方法が考えられる。その1つは、高速ラン
ダム・アクセスを可能とすることを目的として最初から
装置を開発することであり、他の1つは、従来の装置に
若干の付加回路を設けることにより高速ランダム・アク
セス機能を付加することである。後者の方法の方が開発
費用と時間を節約することに役立つ。
これに対し、我々は既に上述した後者の方法に立脚して
高速ランダム・アクセス機能を備えた磁気記録再生装置
を開発し、この装置の発明については出願済みである。
こめ発明は、複数のトラックが同心円状に設けられた回
転する磁気ディスクの半径方向に移動自在に設けられた
磁気記録/再生ヘッド、ステップ・モータを含む磁気記
録/再生ヘッドの移送機構、磁気記録/再生ヘッドの読
取信号のエンベロープを検出するエンベロープ検波回路
、及び順送り/逆送り信号に応答して磁気記録/再生ヘ
ッドを順方向/逆方向に移動させると共にエンベロープ
検波回路の出力に基づき順方向/逆方向に隣接するトラ
ック上に位置させるよう磁気記録/再生ヘッド移送機構
を制御する第1制′M装置を備えた従来の磁気記録再生
装置に適用される。そして新たに、アクセスすべきトラ
ック磁を指定するための手段と第2制御装置とが設けら
れている。第2制御装置は、磁気記録/再生ヘッドの現
在位置トラックNo.を記憶する手段、指定トラック隘
と記憶している現在位置トラック上とから磁気記録/再
生ヘッドの移送方向を判定すると共に一気送りトランク
数を算出する手段、判定された移送方向でかつ算出され
た一気送りトラック数にわたって磁気記録/再生ヘッド
を移送させるように、磁気記録/再生ヘッド移送機構の
ステップ・モータにそれに対応する駆動パルスを与える
手段、及び駆動パルスの供給ののち、判定された移送方
向を表す順送り/逆送り信号をトラッキング制御手段に
与える手段を含み、第1制御装置か発生するトラッキン
グ制御のためのステップ・モータの駆動パルスが第2制
御装置を通してステップ・モータに送られるように構成
されている。
以上の構成によって、磁気記録/再生ヘッドの現在位置
トラック阻から遠く離れたトラック阻がアクセスすべき
目標トラックとして指定されたとしても、磁気記録/再
生ヘッドは目標トラックの隣のトラックまで一気に移送
され、その後、隣のトラックから従来のトラッキング制
御に切替って目標トラックの中心上に位置決めされるの
で、任意のトラックの高速ランダム・アクセスが可能と
なると共に、目標トラック上に正しく位置決めされる。
たとえば、従来の装置において、隣接トラックへのトラ
ッキング制御は0.4秒程度かかる。従来の装置におい
てもし磁気ヘッドを50トラック分移送するとすれば、
このトラッキング制御を50回繰り返さなければならな
いので、単純な計算によっても20秒かかる。この発明
によると、50トラック分の一気送りは0.6秒程度で
すむから0.6+0.4=1.0秒程度でアクセスが可
能となる。きわめて高速のランダム・アクセスを達成し
うろことが理解されよう。
この発明は、映像再生システムのみならず映像記録シス
テムにも適用可能である。後者の場合には、磁気ディス
クの所定のトランクに記録されている映像信号を消去し
、新たに同じトラックに他の映像信号を書き込むときな
どに有用である。
ところで、このような高速ランダム・アクセスが可能な
磁気記録再生装置において、ランダム・アクセスを行う
際に磁気ディスクのランダム・アクセスすべきトラック
隘が表示画面に表示されれば、ランダム・アクセスすべ
きトラック患が誤りなく指定されたか否かを確認するこ
とができ、極めて便利である。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
ランダム・アクセスすべきトラック患が誤りなく指定さ
れたか否かを確認することができる磁気記録再生装置を
提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するために、複数のトラックが
同心円状に設けられた磁気ディスク等の回転磁気記録媒
体の半径方向に磁気記録/再生ヘッドを移動し、映像信
号の記録/再生を行う磁気記録再生装置において、 アクセスすべき任意のトラックNo.を指定する為の入
力手段と、 トラックNo.の表示を行う表示モード若しくはトラッ
ク魚を表示しない非表示モードを設定する為のモード設
定手段と、 磁気記録/再生ヘッドから得られた信号を所定のフォー
マットの映像信号に処理すると共に、必要に応じてトラ
ック陽等の所定の文字信号を加えて出力する映像信号処
理手段と、 該映像信号処理手段からの出力信号を受けて画像表示す
る表示手段と、 磁気記録/再生ヘッドを現在、位置しているトラックか
ら順方向若しくは逆方向に隣接するトラックに移送する
ように制御すると共に、前記モード設定手段の設定出力
に基づいて表示手段の表示状態を制御する第1の制御手
段と、 前記入力手段からのトラック隘指定データに基づいて磁
気記録/再生ヘッドを現在、位置しているトラックから
アクセスされたトラックに向かって1トラック手前のト
ラックまで一気に移送するように制御すると共に、該1
トラック手前のトラックからアクセスされたトラックに
向かって順方向若しくは逆方向に磁気記録/再生ヘッド
を移送するように指示する為の制御信号を前記第1の制
御手段に出力する第2の制御手段を有し、該第2の制御
手段は、 ランダム・アクセス制御を行う際に、前記モード設定手
段により設定されたモードに無関係にトラックNo.を
表示手段の表示画面に表示するように前記映像信号処理
手段を制御するように指示する為の制御信号を第1の制
御手段に出力することを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る磁気記録再生装置
の好ましい実施例を詳説する。第1図には本発明が適用
される映像信号再生装置の構成が示されている。同図に
おいて、映像信号再生装置10に設けられている第1の
制御装置40は、順送りスイッチ15、逆送りスイッチ
16を含む各種スイッチの状態の読取り処理、後述する
トラッキング制御、映像信号再生の制御、警告処理等を
行うもので、中央処理装置、好ましくはマイクロプロセ
ッサ(以下CPUという)、そのプログラムおよび必要
なデータを記憶するメモリならびに周辺の各素子、回路
、装置等との間のインターフェイスから構成されている
。また制御装置40には、ランダム・アクセス処理以外
の通常の磁気ヘッド移送、トッキング制御において、磁
気ヘッドの位置すなわちトラック阻を計数するカウンタ
CNが設けられている。カウンタCNとしてはメモリの
所定エリアを用いてもよい。
後述する磁気ヘッド12を磁気ディスク11の外側から
内側に向かってIトラック分だけ送る指令を入力するた
めの順送リスイッチ15、これとは反対方向に磁気ヘッ
ド12を送るための逆送りスイッチ16、装置に設けら
れた開閉自在のパケットが閉じてロックされていること
を検出するロード・スイッチ60、閉じたパケット内に
磁気ディスク12が収められていることを検出するバッ
ク・スイッチ62、後述するホーム・ポジション・スイ
ッチ64、トラックNo、をCRT36の表示画面に表
示する為のトラックNO6表示スイッチ66、電源スィ
ッチ、その他のスイッチ(図示路)は第1制御装置40
に接続され、そのオン、オフ状態が後述するキースキャ
ン・ルーチンにおいて読取られる。警告表示灯(図示路
)も設けられ、所定の条件のときに制御装置40の表示
指令により点灯される。順送リスイッチ15ならびに逆
送りスイッチ16は後述するテンキー51によって代用
することができるので、必ずしも設ける必要はない。
磁気ディスク11は、それがパケット内に収められかつ
このパケットが閉じてロックされているときには、ディ
スク・モータ21のスピンドルに装着されている。この
磁気ディスク11の磁気記録面に接する状態で磁気再生
ヘッド12が磁気ディスク11の半径方向に移動自在に
配置されている。また磁気ディスク11のコアには、こ
のコアに設けられた磁性体を検出して磁気ディスク11
の1回転ごとに1個のパルスを発生する位相検出器13
が接している。
ディスク・モータ21にはその回転数に比例する周波数
の信号を発生する周波数発生器22が設けられ、その出
力周波数信号がサーボ制御回路23にフィード・バック
される。また、位相検出器13からの検出パルスもサー
ボ制御回路23および制御装置40に入力される。基準
クロック・パルス発生器24は、磁気ディスク11に記
録されているラスク走査映像信号のフィールド周波数と
同じ60Hzの基準信号を発生しこれをサーボ制御回路
23に送るとともに、制御装置40には高速の、たとえ
ば3.58MHzのクロック・パルスを供給する。サー
ボ制御回路23はこれらの入力信号に基づいてディスク
・モータ21を一定回転数、たとえば3,600r、p
、m、で定速回転するように制御する。また、制御装置
40からの指令に応じてモータ21の起動、停止を行う
磁気ヘッド12は、ステップ・モータ14を含む移送駆
動装置によって磁気ディスク11の径方向に移動自在に
支持されかつ同方向に移送制御される。磁気ヘッド12
の移送のためのステップ・モータ14の制御については
後述するが、このステップ・モータ14には駆動回路5
2によって4相A、τ、B、Bの駆動パルスが与えられ
る。駆動パルスDPは第2制御装置50から発生し駆動
回路52に与えられる。ステップ・モータ14の回転方
向によって磁気ヘッド12の移送方向が定まり、かつ磁
気ヘッド12の移送距離はその回転角に比例する。たと
えばステップ・モータのシフト・パルスの1パルス当た
りこのモータは約18°回転し、これによって磁気ヘッ
ド12が約5μm移送される。したがって、20個のシ
フト・パルスによってほぼ1トラツク(100μm)の
移送が行われる。
ここで、1個のシフト・パルスとは、第2図に示される
ようにA相、τ相、B相、τ相、からなる4相の駆動パ
ルスによる励磁パターンを1回変化させることをいう。
磁気ヘッド12を順方向に移送する場合には、1シフト
・パルスごとに励磁パターンが1001→1100−0
110−0011と変化し、逆方向に移送する場合には
励磁パターンはこの逆の順序で変化する。4相駆動パル
スはシフト・パルスをクロック・パルスとしてハードウ
ェアにより発生させることができるが、第1制御装置4
0および第2制御装置50内のCPUのプログラムによ
って発生させることもできるので、シフト・パルスは現
実に存在しない場合もあるが、ここでは説明の便宜上シ
フト・パルスの概念を使用する磁気ヘッド12は位置決
めされた位置において磁気ディスク11上のトラックに
記録されている映像信号を読取る。この実施例では、磁
気ディスク11は3. 60 Or、p、m、で定速回
転するので、l−回転1/60秒ごとに1トラツク分の
映像信号、すなわち1フイールドのFM変調映像信号が
磁気ヘッド12から再生されることになる。これは、復
調されることによってNTSC方式などの標準カラー・
テレビジョン方式と両立する。
磁気へラド12の再生出力は前置増幅器31を経て映像
信号処理回路34およびエンベロープ検波回路32に送
られる。映像信号処理回路34は、磁気ヘッド12で読
出された映像信号を信号処理し、たとえばNTSCフォ
ーマットの複合カラー映像信号を作成すると共に、この
信号に該回路34に内蔵された文字発生部からの文字信
号(例えばトラック魚等の文字を示す信号)を加えてC
RT制御回路35に出力するように構成されている(第
10図)。映像信号処理34はまた、復調されたNTS
C信号フォーマットの複合カラー映像信号から垂直同期
信号VSYNCを抽出し、制御装置40にこれを供給す
る機能を有する。また制御装置40からの信号MtlT
Eを受けたときに映像信号の走査期間を空白信号とし、
ミューティング操作を行う。
回路34から出力されるカラー映像信号は、陰極線管表
示装置(CRTという)36とその制御回路35を備え
たカラー・テレビジョン・システム39に送られ、CR
T36の表示画面上に磁気ディスク11に記録されてい
た映像信号が可視表示される。
エンベロープ検波回路32は、磁気ヘッド12の読取信
号、すなわち磁気ディスク11のトラックに記録されて
いたFM変調映像信号のエンベロープ(包絡線)を検出
してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路である。
エンベロープを表す電圧信号はアナログ/ディジタル変
換器(A/D変換器)33に送られ、たとえば256の
量子化レベルを表す8ビツト・ディジタル信号に変換さ
れて制御装置40に入力される。
エンベロープ検波信号は、磁気ディスク11上のトラッ
クのサーチのために用いられる。磁気ヘッド12を磁気
ディスク11の径方向に移送してゆき、この検波信号が
ピークを示した位置が映像信号の記録されているトラッ
クの中心である。制御装置40は入力される8ビツト・
ディジタル信号に基づいて上記の磁気ヘッド移送駆動装
置を制御し、磁気ヘッド12を所定のトラックの中心上
に位置させる。これをトラッキング制御という。
第2制御装置50もまた、CPU (好ましくはマイク
ロプロセッサ)、そのプログラムおよび必要なデータを
記憶するメモリならびに周辺の各素子、回路、装置等と
のインターフェイスから構成されている。このメモリに
は、磁気ヘッド12の現在位置(トラック魚)を記憶す
るエリアがあるこの第2制御装置50にもまた上述した
各種スイッチが接続され(図示路)、この装置50もキ
ースキャン・ルーチンを行う。そして、このキースキャ
ン・ルーチンで読取ったスイッチの状態に応じて第2制
御装置50は第1制御装置40を制御する。すなわち、
第2制御装置50は第1制御装置40よりも上位のもの
として位置づけられている。
後述する初期トラッキング制御ならびに順送りおよび逆
送り処理において、第1制御装置40から出力されるス
テップ・モータ14の駆動パルスDPは第2制御装置5
0に入力されるようになっており、第2制御装置50は
この入力パルスを受けて駆動パルスDPを駆動回路52
を経てステップ・モータ14に送る。
テンキー51は、アクセスすべきトラックNl(目標ト
ラック隘)を入力するためのものであり、このトラック
No.を表す信号は第2制御装置50に入力される。こ
れを受けて第2制御装置50は、後述する一気送り処理
においてステップ・モータ14の駆動パルスを所要数だ
け出力する。また、この−気送り処理が終了すると順送
り信号または逆送り信号を出力する。これらの信号によ
ってスイッチング・トランジスタ55.56がそれぞれ
オンとなる。トランジスタ55は順送りスイッチ15に
、トランジスタ56は逆送りスイッチ16にそれぞれ並
列に接続されている。したがって、第2制御装置50か
ら出力される順送り信号によってトランジスタ55がオ
ンになると、順送りスイッチI5が押されたのと同じ効
果が第1制御装置40に与えられる。逆送り信号が出力
された場合には逆送りスイッチ16が押されたのと等価
になる。
第3図は磁気ディスク11に設けられるトラックと磁気
ヘッド12のホーム・ポジションHP(原点位置または
待機位置)との関係を示している。50本のトラックが
磁気ディスクの磁気記録面上に同心円状に設けられ、外
側のものから順に阻1〜l1ll150までのトラック
魚が付けられている。
ホーム・ポジションHPはNllのトラックの外側にあ
る。このホーム・ポジションHPは磁気ディスク11に
付けられたものではなく、磁気ヘッド12の移動経路上
に割付けられた極限位置である、ホーム・ポジションH
Pは、上述のホーム・ポジション・スイッチによって検
知される。磁気ディスク11の外側から内側に向かう磁
気ヘッド12の移送が順送りであり、この逆方向の移送
が逆送りである。
第4図はこの発明による任意のトラックの高速ランダム
・アクセスの原理を示している。
磁気ヘッド12がトラックNa T wの位置にあり、
テンキー51によってトラック1h+8がアクセスすべ
き目標トラックとして与えられたとする。とりあえずN
22の場合について考える。
まず、目標トラック1L+8の一つ手前のトラックまで
(N−1)l−ラックにわたる順方向−気送りが行われ
る。ステップ・モータ14に12個のパルスを与えるこ
とによって磁気ヘッド12は1トランク分移送されるか
ら12x(N−1)個のパルスがステップ・モータ14
に与えられる。これによって磁気ヘッド12はトラック
1−十N−1のトラックまで一気に移送される。この−
気送りは第2制御装置50の制御のちとに行われる。
この後、第2制御装置50から第1制御装W40に順送
り信号が与えられる。これによって第1制御装置40は
通常の順送りトランキング制御を行い順方向に隣接した
トランク(トラック1−+N)まで磁気へラド21を移
動させ、その中心に位置決めする。上述したように、こ
の制御において第1制御装置40から出力されたステッ
プ・モータ14の駆動パルスは第2制御装置50を経て
ステップ・モータ14に与えられる。
N≦−2の場合には、第2制御装置50によって逆送り
方向への一気送りが行われ、その後、第1制御装置40
に逆送り信号が与えられこの装置40によって第2制御
装置50を通して逆送りトラッキングが行われるのはい
うまでもない。
N=1または一■の場合には、第2制御装置50による
一気送りは不要であって、第1制御装置40による第2
制御装置50を通した順送りまたは逆送りトラッキング
のみが行われる。
N=Oの場合には磁気ヘッド12の移送は不要であるか
ら、何らの処理もおこなわれない。
次に、第1制御装置40の順、逆送りおよびトラッキン
グ制御について説明する。この制御には、初期トラッキ
ング処理ならびに順送り制御および逆送り制御処理があ
る。
初期トラッキング処理は、第2制御装置5oがらリセッ
ト信号が与えられたときに行われる。装置の電源が投入
されたとき、パケット内に納められていた磁気ディスク
が交換されたとき、テンキー51からリセット信号が入
力されたとき、その他第2制御装置50が必要と判定し
たときなどにおいてリセット信号が第1制御装置4oに
与えられる。上述したように第1制御装置4oは一定の
周期でキースキャンを行っているが、所要のスイッチ(
電源スィッチ、ロード・スイッチ60.バック・スイッ
チ62等)については、第2制御装置50によるキース
キャン時以外は、これらのスイッチがたとえばアースに
接続され、第1制御装w、40によるキースキャンによ
ってこれらのスイッチの状態の変化が検出できないよう
に構成されている。
この初期トラッキング処理は、まず磁気ヘッド12をホ
ーム・ポジションHPの位置に戻し、このホーム・ポジ
ションHPの位置から磁気ヘッド12を順方向に移送し
ていき、トラックNalのトラックを中心にサーチしな
がらそのトランク中心に磁気ヘッド12を位置決めする
ものである。これによってトラック階カウンタCNの計
数値は1となるが、このカウンタCNの値をさらに進め
て2から49の範囲の適当な値とするために、第2制御
装置50から順送り信号が出力される。これによって第
1制御装置40は後述する順送り処理を開始し、ステッ
プ・モータ14のための駆動パルスが出力されるが、第
2制御装置50はこの駆動パルスを無視しステップ・モ
ータ14に駆動パルスを与えない。したがって、磁気ヘ
ッド12は実際には動かず、カウンタCNのみが歩進さ
れる。この技術的意味については後述する。
第5図は、順送り及び逆送り処理ならびにトラッキング
処理の概要を概念的に示すものである。
第1制御装置40は、一定の周期で、順送り信号(スイ
ッチ15)、逆送り信号(スイッチ16)等の状態を検
出している。
その結果、順送り信号を検出したときには(ステップ1
01でYES)、次のような順送り及びトラッキング処
理を行う。
トラック阻カウンタCNの値が50でなければ(ステッ
プ111でNO)、磁気ヘッド12を順方向に隣接する
トラックの中心付近まで移送するために、順方向の11
個のシフト・パルスに相当する駆動パルスの変化を第2
制御装置!t50を経てステップ・モータ14に与える
(ステップ112)、そして、このときのエンベロープ
検波回路32の出力を読み込んでお(、続いてさらに1
個の順方向シフト・パルスを出力し、同じようにエンベ
ロープ・レベルを検出する。前回と今回のエンベロープ
・レベルに有意差がなければ、磁気ヘッド12の移送方
向を正、逆方向に切替えなから′その付近のエンベロー
プ・レベルを多数回サーチし、それぞれのエンベロープ
・レベル間に有意差が無いことを確認した上で、その位
置をトラックの中、C,と判定してそこに磁気ヘッド1
2を位置決めする。前回と今回のエンベロープ・レベル
に有意差があるときにはエンベロープ・レベルの大きい
方に磁気ヘッド12をさらに1シフト・パルス分動かし
て同様の処理を繰り返す。これがステップ113のトラ
ッキング制御処理である。
なお、エンベロープ・レベルが所定のスレシホールド・
レベル以下の場合にはそのトラックには映像信号が記録
されていないと判定する。
最後に、トラック磁カウンタCNの値が1だけインクリ
メントされる(ステップ114)。
トラック階カウンタCNの値が50に達していた場合に
は、順送りは不可能であるから、上述の警告表示灯の点
灯、ブザーの警鳴等による警告処理が行われる(ステッ
プ115)。
逆送り信号が検知された場合には(ステップ102でY
ES) 、逆送り方向に対する上述の処理と同じような
処理が行われる(ステップ122.123)。カウンタ
CNはlだけディクリメントされる(ステップ124)
。また、CN= 1の場合に警告処理が行われる(ステ
ップ121.125)。
次に第2制御装置50の処理の説明に移る。第2制御装
置50の処理には、リセット処理とランダム・アクセス
処理とがある。
リセット処理は、第2制御装置50内のメモリの現在位
置記憶エリアを初期状態すなわちトラック1lkL1を
現在位置として記憶している状態にするものである。こ
の処理は、上述したようにテン苓−51内のリセット・
キーの入力時に、磁気ディスク12の交換時に、電源投
入時に、その他のときに開始される。第2制御装置50
は第1制御装置40にリセット信号を送出する。このリ
セット信号に応答して第1制御装置!40では上述の初
期トラッキング処理が行われれ、磁気ヘッド12はトラ
ック患1のトラックに位置決めされる。また、第2制御
装置50ではそのメモリの現在位置記憶エリアにトラッ
ク磁1が設定される。この後、上述した順送り信号の送
出の繰り返しによって第1制御装置40のトラック磁カ
ウンタCNの値が2〜49°の間の適当な値に設定され
る。
第6図は、第2制御装置50によるランダム・アクセス
処理の概要を示している。現在位置記憶エリアにはトラ
ック磁としてKがストアされているものとする。
テンキー51からアクセスすべき目標トラック隘として
(K+N)の値が入力されているとこれが読み込まれ(
ステップ131)、1〜50の間の番号かどうかまずチ
ェックされる(ステップ132)。この範囲内のもので
あれば、続いてキー入力されたトラック患から現在位置
記憶エリアのトラック連を減算する演算、すなわち(K
+N)−にの演算が行われ、この結果NがOかどうかが
チェックされる(ステップ133.134)。
キー入力されたトラック隊が1〜50の範囲内にない場
合や、演算された結果Nが0の場合には何等かの処理も
行われない。
続いて、N=1か、N=−1か、それ以外かが判定され
る(ステップ135)。Na3またはN≦−2であれば
、さらにN>0か、N<Oかがチェックされる(ステッ
プ136)。Neoであれば順方向のランダム・アクセ
ス処理に、Neoの場合には逆方向のランダム・アクセ
ス処理にそれぞれ移る。
順方向ランダム・アクセス処理では、まず順方向に(N
−1))ラック分だけ磁気ヘッド12を移送するために
12(N−1)個のシフト・パルスに相当する駆動パル
スが第2制御装置50から出力され駆動回路52を通し
てステップ・モータ14に与えられる(ステップ141
)。
この後、第2制御装置50から第1 $制御装置40に
順送り信号が与えられる(ステップ142)すると、第
1制御装置40は第5図に示した順方向トラッキング処
理(ステップ101.111〜114)を開始し、一連
の駆動パルスを出力する。第2制御装置50はこの駆動
パルスを受けて、そのままステップ・モータ14に出力
する訳であるが、その処理は次のように行われる。
まず、第1制御装置、40から第2制御装置50に入力
される駆動パルスの励磁パターンが0OOOかどうかが
判定される(ステップ143)。励磁パターンとは、第
2図を用いて説明したA、A、B、B相の1001.1
100等の状態である。この励磁パターンがooooと
いうことは第1制御装置40からまだ駆動パルスが出力
されていないことを意味する。したがって、ステップ1
43の処理は、順送り信号を送出したのち第1制御装置
40から駆動パルスが送られてくるのを待つものである
やがて第1制御装置40から順送り処理のための駆動パ
ルスが出力されると(ステップ143でNO)、第2制
御装置50はその励磁パターンを読み取り (ステップ
144)、それと同じ励磁パターンの駆動パルスをステ
ップ・モータ14の駆動回路52に出力する(ステップ
146)、これは、第1制御装置40から出力された駆
動パルスがそのままの状態で第2制御装置50を通過す
るのと等価である。
この処理を繰り返すことにより、順送りトラッキングが
行われていき、磁気ヘッド12が目標トラックの中心上
に位置決めされると、第1制御装置40からは駆動パル
スは出力されなくなる。したがって、第2制御装置50
で読み取られる励磁パターンは0000となる(ステッ
プ145でYES)。
この後、逆送り信号が第1制御装置40に送られ(ステ
ップ147)、キー入力された目標トラックIlh (
K+K)が磁気ヘッド12の現在位置として第2制御装
置50のメモリ (現在位置記憶エリア)にストアされ
る(ステップ148)。ステップ147の逆送り信号に
応答して第1制御装置40は、第5図に示された逆送り
トラッキング処理(ステップ102.121〜124)
を行う。
第1制御装置40から第2制御装置50に駆動パルスが
入力されるが、第2制御装置50はこの駆動パルスの入
力を無視し、ステップ・モータ14に駆動パルスを出力
しない。したがって磁気ヘッド12は実際には移動しな
い。すなわち、第5図におけるステップ123のトラッ
キング制御において、前回と今回のエンベロープ・レベ
ルには有意差が無いと判定されるので、第1制御装置4
0側では逆送りトラッキング処理が正常に終了するステ
ップ151〜157.148の逆方向ランダム・アクセ
スも上述の順方向ランダム・アクセスと同じようにして
行われる。ただ、ステップ151において逆方向の12
x(N−1)個のシフト・パルス相当分の駆動パルスが
送出される点、ステップ152において逆送り信号が送
出される点及びステップ157において順方向信号が送
出される点で異なっている。
N−1の場合には、第2制御装置50による一気送りは
不要であるから、ステップ141をスキップしてステッ
プ142に移り、第1制御装置40による順送りが行わ
れる。N=−1の場合にはステップ151がスキップさ
れ、ステップ152に移る。
第6図のフローチャートにおいて、順方向ランダム・ア
クセスの場合には、第1制御装置40に順方向信号を与
えて順方向トラッキングを行わせ(ステップ142)、
さらに逆方向信号を与えて擬似の逆方向トラッキングを
行わせている(ステップ147)。逆方向ランダム・ア
クセスについても同様である。(ステップ152.15
7)。
これは、第1制御装置40のトラック隘カウンタCNの
値を固定化するためである。
上述したように、第1制御装置40において順送り処理
が行われるとトラック魚カウンタCNiよlだけインク
リメントされ、逆送り処理が行われると1だけディクリ
メントされる(第5図ステップ114.124)。した
がって、もし第6図のステップ147.157の処理が
設けられていなかったとすると、次のような問題が発生
する。
第7図を参照して、磁気へラド12の現在位置がトラッ
クN11nであり、トラック阻カウンタCNの値がmで
あるとする。テンキー51により(n+2)が入力され
順方向ランダム・アクセスが行われると、現在位置は(
n+2)、カウンタCNの値は(m+1)となる。次に
トラック1lkL(n+4)へのランダム・アクセスが
行われると現在位置は(n+4)、カウンタCNの値は
(m+2)となる。このような小刻みの順方向ランダム
・アクセスが合計四回操り返されて現在位置が(n+1
1)になったときにカウンタCNの値は(m+4)とな
る。この後、テンキー51によりnが指定されて逆方向
ランダム・アクセスが行われると、現在位置はnに戻る
が、カウンタCNの値は(m+3)にしか戻らない。
以上のような操作が何回も繰り返されたとすると、カウ
ンタCNの値はしだいに増大し、遂には50に達する。
カウンタCNの値が50になると、もはや順送り処理は
行われるなくなる(第5図ステップ111.115) 
カウンタCNの値がしだいに減少していった場合にも同
様の問題が生じ、カウンタCNの値が1に達すると逆送
り処理が不可能となっていしまうこのような事態の発生
を回避するために、第6図の処理において、順方向ラン
ダム・アクセスの場合には、第1制御装置40に順方向
信号を送出して順送りを行ったのち(ステップ142、
CNは1増加)、逆方向信号を与えて逆方向の空送りを
行わせ(ステップ147、CNは1減少)、カウンタC
Nの値を固定している。逆方向ランダム・アクセスの場
合にも同様である。
第1制御装置40内のトラック磁カウンタCNの値は、
2と49との間の適当な値にあらかじめセントしておく
ことが必要となる。そのためにニリセット処理(初期ト
ラッキング処理)において、1ないし48回の順方向空
送りを行ってカウンタCNの値を2から49の範囲内の
適当な値に設定しているのである。
第2図に示されているように、ステップ・モータ14に
与えられる駆動パルスの励磁パターンは常に一定の順序
で変化し、これによってステップ・モータ14はスムー
ズに回転する。
ところが、上記第1実施例においては、−気送りのため
の駆動パルスは第2制御装置50から発生し、−気送り
ののちに行われる順送りまたは逆送り処理のための駆動
パルスは第1制御装置f40から発生し、そのまま第2
制御装置50を通ってステップ・モータ14に与えられ
る。したがって、−気送り処理における最後の励磁パタ
ーンと順送りまたは逆送り処理における最初の励磁パタ
ーンとが上述の一定の順序の関係にあるとは限らず、多
(の場合にはこれら2つの処理の切替時に励磁パターン
が不連続に変化する。そうなると、ステップ・モータ1
4が急激にある角度でけ余分に回転したり、順送りであ
るのに逆送り方向にある角度だけ回転してしまうおそれ
がある。たとえば、逆方向に回転した場合には、順送り
または逆送り処理において最初の11個のシフト・パル
ス分だけ送出したのちにおいても、磁気ヘッド12は目
標トラックにおけるエンベロープ・レベルのピーク付近
に達せず、そのとき読み込んだエンベロープ・レベルが
所定のスレシホールド・レベルよりも低いことがあろう
る。そうすると、第1制御装置40は目標トラックには
映像信号が未記録であると判断してしまう。
このような事態が発生する可能性を皆無にするために、
第2実施例では、第2制御装置50の出力駆動パルスと
第1制御装置40の出力駆動パルスとの位相整合を行っ
ている。
この位相整合処理が第8図に順方向ランダム・アクセス
の場合について示されている。この図において第6図に
示すものと同一処理には同一符号が付けられている。
第2制御装置50のメモリには、出力励磁パターンを記
憶するエリアPoが設けられている。このエリアPoに
は、前回の処理において第2制御装置50から最後に出
力された励磁パターンが記憶されている(ステップ16
7)。
さて、順方向ランダム・アクセスと判断されると(第6
図、ステップ136でYES) 、第8図に示された処
理に移り、記憶エリアPoに記憶されている励磁パター
ンの次の励磁パターン(順方向1ステップ進んだ励磁パ
ターン)を最初のものとして、順方向に12(N−1)
個のシフト・パルスに相当する駆動パルスが第2制御装
置50から出力される(ステップ141A)。たとえば
、第2図を参照して、エリアPoに記憶されている励磁
パターンが1001であったならばこのステップ141
Aで最初に出力される励磁パターンは1100であり、
続いて0110.0011という順序で駆動パルスが出
力されていく。この処理によって、前回の処理の終了の
時点で停止してした角度位置から、ステップ・モータ1
4の順方向回転が円滑に始まる。
磁気へラド12の順方向(N−1)l−ラック分の移送
が終わると、この移送処理で最後に出力された駆動パル
スの励磁パターンがエリアPOに記憶される(ステップ
161)。
そして、第2制御装置50から第1制御装置40に順送
り信号が送られ(ステップ142)、第2制御装置50
は第1制御装置40が順送りを処理を開始するのを待つ
(ステップ143)。
第1制御装置40が順送り処理を開始すると、第1制御
装置40から第2制御装置50にパターン0000以外
の励磁パターンの駆動パルスが送られるのでステップ1
43でNOとなる。第2制御装置50は第1制御装置4
0から入力される駆動パルスの励磁パターンに関係なく
エリアpoに記憶している励磁パターンの次の励磁パタ
ーンの駆動パルスをステップ・モータ14に出力する(
ステップ162)。そして、第1制御装置40から入力
される駆動パルスの励磁パターンに変化が生じたかどう
かをモニタする。(ステップ163)。
上述したように、順送り処理では第1制御装置40は、
順方向に11個のシフト・パルス相当分の駆動パルスを
送出したのちトラッキング制御に移り、エンベロープ検
波回路32の出力に応じてステップ・モータ14を正、
逆回転せせつつエンベロープのピークをサーチする。し
たがって、第1制御装置40から出力される駆動パルス
の励磁パターンは少なくとも最初の11個までは順方向
に変化するが、それ以降は順、逆いずれかの方向に変化
する。
いずれにしても、第2制御装置50は第1制、fl装置
40から入力される励磁パターンの変化をモニタし、変
化があれば、それが順方向に変化したものか、逆方向に
変化したものか、または励磁パターンが0000になっ
たかをチェックする(ステップ164)。
最初の11シフト・パルス分については順方向に変化す
るので、ステップ165に進み、第2制御装置50が前
回出力した駆動パルスの励磁パターンの次の、すなわち
順方向に1ステップ進んだ励磁パターンをステップ・モ
ータ14に出力する。第1制御装置40にトラッキング
・ルーチンに入ると、入力励磁パターンは順、逆いずれ
かの方向に変化する。順方向に変化した場合には上述の
ように前回出力した励磁パターンを順方向に1ステップ
進めた励磁パターンが出力され(ステップ165)、逆
方向に変化した場合には前回出力した励磁パターンを逆
方向に1ステップ戻した励磁パターンが出力される(ス
テップ166)。
第1制御装W40から第2制御装置50に入力される駆
動パルスは直接ステップ・モータ14に送られることは
ない。第1制御装置40から入力される駆動パルスの励
磁パターンは、それに変化があったかどうか、その変化
は順、逆いずれの方向かを検出するためにのみ用いられ
る。ステップ・モータ14に送られる駆動パルスは第2
制御装置50において、前回出力されたものと整合をと
るように、すなわち前回出力された励磁パターンに連続
するように、生成される。このようにして、ステップ・
モータ14は常にスムーズに回転する。
第1制御装置40から入力する励磁パターンが0000
となると、第1制御装置40における順送り処理が終了
したのであるから、第2制御装置50から出力された最
後の励磁パターンがエリアPoに記憶され(ステップ1
67)、逆送り信号送出、磁気ヘッド現在位置記憶処理
が行われる(ステップ147.148)。
逆方向ランダム・アクセスにおいてもほぼ同じようにし
て駆動パルスの位相整合が行われるのはいうまでもない
。ステップ141Aを「エリアPOに記憶している励磁
パターンの逆方向に1ステップ戻った励磁パターンを最
初のものとして逆方向12(N−1)パルス出力」とい
う処理に、ステップ142をrREV信号送出」という
処理に、ステップ162を「記憶エリアPoの励磁パタ
ーンの逆方向に1ステップ戻った励磁パターンを出力」
という処理に、ステップ147をrFWD信号送出」と
いう処理に、それぞれ変更すればよい。
次に第2制御装置50により実行される処理ルーチンの
内容を第9図に示す。この処理ルーチンは磁気ディスク
11のトラックのランダム・アクセス時におけるトラッ
ク患の表示に関し、ランダム・アクセス処理に際し、設
定された表示モードの如何にかかわらず、所定時間、C
RT36の表示画面上にトラック魚を表示することを内
容としている。同図においてこの処理ルーチンが開始さ
れ、テンキー51によりトラックNo.のデータが入力
されると(ステップ200)、次にトラック隘表示スイ
ッチ66がONされたか否かの判定が行われる(ステッ
プ202)。このトラック阻表示スイッチ66は既述し
たように第1図では省略されているが、実際には第2制
御装置50にも接続されており、該制御装置50にトラ
ック阻表示スインチロ6のON、OFF状態を示す信号
が入力されるようになっている。ステップ202でトラ
ック阻表示スイッチ66がOFF状態にあると判定され
た場合には次のステップ204でランダム・アクセス中
であるか否かの判定が行われ、該ステップ204でラン
ダム・アクセス中でないと判定された場合にはステップ
200に戻る。他方ステップ204で現在ランダム・ア
クセス中であると判定された場合にはステップ206に
進み、ステップ206ではCRT36の表示画面上にテ
ンキー51により入力されたアクセスすべきトラック陽
の表示がなされ、ステップ208に進む。ステップ20
8ではランダム・アクセス処理が終了したか否かの判定
がなされ、終了したいない場合にはステップ206に戻
り、同様の処理がなされる。またランダム・アクセスが
終了している場合にはステップ210で2秒間アクセス
されたトラック魚をCRT36の表示画面上に表示し、
ステップ200に戻る。
他方前記ステップ202でトラック魚表示スイッチがO
N状態であると判定された場合にはステップ212に移
行し、ステップ212ではステップ202トラック磁表
示スイッチ66がON状態になったと判定された以前に
おけるモードがトラック阻表示モードであるか否かの判
定がなされる。ステップ212でそのモードがトランク
磁表示モードであると判定された場合には、ステップ2
18でCRT36の画面上で表示されているトラック隘
表示を消去し、ステップ220で非表示モードに設定し
ステップ200に戻る。
他方ステップ212でトラック隘表示スイッチ66の状
態判定がなされる以前のモードがトラック魚非表示モー
ドであると判定された場合にはステップ214に移行し
、ステップ214でCRT36の表示画面上にトラック
患を表示し、更にステップ216でトラック阻表示モー
ドに設定し、ステップ200に戻る。
このように本実施例ではランダム・アクセス処理に際し
てはトラック隘表示モードであるかトラック隘非表示モ
ードであるかにかかわらずアクセスされたトラックNo
.をCRT36の画面上に表示するようにし、トラック
阻指定データの入力状態を確認できるようにしている。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明ではランダム・アクセス制
御を行う際に、モード設定手段により設定されたトラッ
ク磁表示モード、あるいはトラック阻非表示モードのい
ずれであるか無関係にトラック阻を表示手段の表示画面
に表示するように構成したので本発明によればランダム
・アクセスすべきトラック阻が誤りなく指定されたか否
かを確認でき、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用される映像信号再生装置の構成
を示すブロック図、第2図は、ステップ・モータの4相
駆動パルスと励磁パターンを示す波形図、第3図は、磁
気ディスクのトラック配置及びホーム・ポジションの位
置を示す図、 第4図は、本発明が適用される映像信号
再生装置におけるトラックのランダム・アクセスの原理
を説明するための図、第5図は、第1制御装置による処
理手順を示すフロー・チャート、第6図は、第2制御装
置によるランダム・アクセス処理手順を示すフロー・チ
ャート、第7図は、第1制御装置のトラック隘カウンタ
を固定する必要性を説明するための図、第8図は、他の
実施例におけるランダム・アクセス処理手順を示すフロ
ー・チャート、第9図は第2制御装置によ、り実行され
る処理ルーチンの内容を示すフローチャート、第10図
は映像信号処理回路34内における再生映像信号と文字
信号とを加え合わせるための回路構成を示す回路図であ
る。 11・・・磁気ディスク、  12・・・磁気ヘッド、
15・・・順送りスイッチ、16・・・逆送りスイッチ
、40・・・第1制御装置、 50・・・第2制御装置
、51・・・テンキー、  66・・・トラックNo.
表示スイッチ・ 第2図 百本:Fi     4 0 0 1 4号 紘 、磁 9゛ 第7図 N9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のトラックが同心円状に設けられた磁気ディスク等
    の回転磁気記録媒体の半径方向に磁気記録/再生ヘッド
    を移動し、映像信号の記録/再生を行う磁気記録再生装
    置において、 アクセスすべき任意のトラックNo.を指定する為の入
    力手段と、 トラックNo.の表示を行う表示モード若しくはトラッ
    クNo.を表示しない非表示モードを設定する為のモー
    ド設定手段と、 磁気記録/再生ヘッドから得られた信号を所定のフォー
    マットの映像信号に処理すると共に、必要に応じてトラ
    ックNo.等の所定の文字信号を加えて出力する映像信
    号処理手段と、 該映像信号処理手段からの出力信号を受けて画像表示す
    る表示手段と、 磁気記録/再生ヘッドを現在、位置しているトラックか
    ら順方向若しくは逆方向に隣接するトラックに移送する
    ように制御すると共に、前記モード設定手段の設定出力
    に基づいて表示手段の表示状態を制御する第1の制御手
    段と、 前記入力手段からのトラックNo.指定データに基づい
    て磁気記録/再生ヘッドを現在、位置しているトラック
    からアクセスされたトラックに向かって1トラック手前
    のトラックまで一気に移送するように制御すると共に、
    該1トラック手前のトラックからアクセスされたトラッ
    クに向かって順方向若しくは逆方向に磁気記録/再生ヘ
    ッドを移送するように指示する為の制御信号を前記第1
    の制御手段に出力する第2の制御手段を有し、 該第2の制御手段は、 ランダム・アクセス制御を行う際に、前記モード設定手
    段により設定されたモードに無関係にトラックNo.を
    表示手段の表示画面に表示するように前記映像信号処理
    手段を制御するように指示する為の制御信号を第1の制
    御手段に出力することを特徴とする磁気記録再生装置。
JP61042625A 1986-02-27 1986-02-27 磁気記録再生装置 Pending JPS62200587A (ja)

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