JP3149215B2 - スチルビデオ再生装置 - Google Patents

スチルビデオ再生装置

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JP3149215B2
JP3149215B2 JP24271191A JP24271191A JP3149215B2 JP 3149215 B2 JP3149215 B2 JP 3149215B2 JP 24271191 A JP24271191 A JP 24271191A JP 24271191 A JP24271191 A JP 24271191A JP 3149215 B2 JP3149215 B2 JP 3149215B2
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良夫 和久井
俊一 宮寺
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旭光学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク等の記録
媒体に記録された映像信号と音声信号とを再生可能なス
チルビデオ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スチルビデオ装置の記録媒体とし
て使用される磁気ディスクに、映像信号とともに音声信
号を記録することができるものが知られている。この映
像信号と音声信号は磁気ディスクにおいて別々のトラッ
クに記録される。このような装置においては、再生に先
立ち、いわゆるプリサーチを行うことにより、何番目の
トラックに何が記録されているかを把握し、また映像信
号と音声信号が対をなしている場合、その映像信号と音
声信号の組合せが検出される。
【0003】プリサーチは、例えば最外周のトラックか
ら順番に1トラックずつ内側に向かって行われる。すな
わち、まず、そのトラックに記録されている信号が映像
信号および音声信号のいずれであるのかが判別される。
そして、この信号が音声信号である場合、コントロール
コードが読み込まれ、対応する映像信号が存在する場合
にはその映像信号のトラック番号が読み込まれる。この
ようにして全てのトラックについて、対応する映像信号
が存在しない音声信号が記録されたモード(Aモー
ド)、対応する音声信号が存在しない映像信号が記録さ
れたモード(Vモード)、対応する音声信号が存在する
映像信号が記録されたモード(AVモード)のいずれの
モードで記録されているかを示す情報が、メモリに格納
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、音声信号が記
録されている場合であっても、使用者が音声の再生を必
要としないことがあるが、従来装置では、このような場
合でもまずプリサーチを行うように構成されている。こ
のため従来、再生処理の準備動作として一定以上の時間
を要しており、再生処理を迅速に行うことができないと
いう問題があった。本発明は、以上の問題点に鑑みなさ
れたもので、プリサーチを行うことなく映像信号および
音声信号を再生し、再生処理時間を短縮することができ
るスチルビデオ再生装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスチルビデ
オ再生装置は、再生すべきトラックを選択する手段と、
選択されたトラックに記録された信号が映像信号または
音声信号の何れかを判別する判別手段と、映像信号であ
ると判別された場合に記録媒体に記録された映像信号を
メモリに格納する手段と、この映像信号をメモリから再
生する映像信号再生手段と、この映像信号の再生時に音
声信号の再生の要否を判別する手段と、音声信号の再生
が必要な時のみに、上記映像信号に対応する音声信号を
上記記録媒体から捜すとともに再生可能な音声信号再生
手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例に係るスチルビデオ再生装置のブ
ロック図である。
【0007】システムコントローラ10はマイクロコン
ピュータであり、本スチルビデオ再生装置の全体の制御
を行う。磁気ディスクDはスピンドルモータ11によっ
て回転駆動され、スピンドルモータ11はスピンドルモ
ータサーボ回路12によって駆動制御される。PGコイ
ル13は、磁気ディスクDの回転タイミングを検出し、
この検出信号をスピンドルモータサーボ回路12に出力
する。スピンドルモータサーボ回路12はシステムコン
トローラ10によって制御され、スピンドルモータ11
を一定の回転数(例えば3600rpm)で回転させ
る。磁気ヘッド14はトラッキングモータ15によって
磁気ディスクDの半径方向に変位せしめられ、トラッキ
ングモータ15はシステムコントローラ10によって制
御される。すなわち、磁気ディスクDが回転している
間、磁気ヘッド14は磁気ディスクDの所定のトラック
に位置し、このトラックに記録されている信号を読み出
す。
【0008】システムコントロール回路10に接続され
た操作部16は、本スチルビデオ再生装置を操作するた
めに設けられる。この操作部16は、例えば、再生すべ
き磁気ディスクDのトラックを選択するためのスイッ
チ、トラックサーチを実行するためのスイッチ、再生処
理を終了するためのスイッチ、および音声トラックのサ
ーチ時に、全トラックをサーチするか、あるいは対応す
るトラックのみをサーチするかを選択するためのスイッ
チ等を有する。これらのスイッチを用いた再生処理につ
いては後述する。表示部17は、例えば液晶パネルを有
し、その時処理されている磁気ディスクのトラック番号
等の表示を行う。
【0009】再生アンプ21は、磁気ディスクDに記録
された映像信号等の信号を磁気ヘッド14を介して読み
出し、FM復調回路22に出力する。FM復調回路22
によってFM復調された音声または映像信号は、スイッ
チ23を介してAD変換器24または25に出力され
る。スイッチ23は、音声信号の再生時、AD変換器2
4側に切り換えられ、映像信号の再生時には、AD変換
器25側に切り換えられる。
【0010】AD変換器24は音声信号をAD変換する
もので、このAD変換器24にはRAM26が接続され
る。RAM26にはDA変換器27が接続され、DA変
換器27には音声出力アンプ28が接続される。すなわ
ち、AD変換された音声信号はいったんRAM26に格
納され、DA変換器27によってDA変換された後、音
声出力アンプ28によって増幅され、スピーカ(図示せ
ず)等から音声として出力される。
【0011】一方、AD変換器25は映像信号をAD変
換するもので、このAD変換器25にはフィールドメモ
リ31が接続される。フィールドメモリ31は、1フィ
ールド分の映像信号を格納するに充分な記憶容量を有す
る。フィールドメモリ31にはDA変換器32が接続さ
れ、DA変換器32には映像出力アンプ33が接続され
る。すなわち、AD変換された映像信号はいったんフィ
ールドメモリ31に格納され、DA変換器32によって
DA変換された後、映像出力アンプ33によって増幅さ
れ、ディスプレイ装置(図示せず)等によって表示され
る。
【0012】FM復調回路22から出力された映像信号
に含まれる水平同期信号は、同期信号分離回路34によ
って映像信号から分離される。同期信号分離回路34に
接続されるサンプリングパルス発生回路35は、水平同
期信号に基づいてサンプリングパルスを発生させ、これ
をAD変換器25とアドレスカウンタ36に出力する。
AD変換器25は、このサンプリングパルスに同期し
て、映像信号をAD変換する。アドレスカウンタ36
は、書き込みのために、サンプリングパルスに同期して
フィールドメモリ31のアドレスを制御する。これによ
り、AD変換器25から出力される各水平走査線の映像
信号は、それぞれフィールドメモリ31の所定のアドレ
スに格納される。
【0013】基準同期信号発生回路37は、基準同期信
号を発生する。サンプリングパルス発生回路38は、基
準同期信号に基づいてサンプリングパルスを発生させ、
これをDA変換器32とアドレスカウンタ39に出力す
る。アドレスカウンタ39は、読み出しのために、サン
プリングパルスに同期してフィールドメモリ31のアド
レスを制御する。DA変換器32は、サンプリングパル
ス発生回路38から出力されるサンプリングパルスに同
期して、フィールドメモリ31の所定のアドレスに格納
された各水平走査線の映像信号をDA変換する。
【0014】なお、フィールドメモリ31に対する映像
信号の書き込みは、システムコントローラ10からライ
トイネーブル信号が入力されている時、可能であり、ま
た、フィールドメモリ31からの映像信号の読み出し
は、システムコントローラ10からリードイネーブル信
号が入力されている時、可能である。
【0015】図2〜図5は、本実施例における再生動作
を示すフローチャートである。本スチルビデオ再生装置
の使用者により、ステップ101において電源スイッチ
がオン状態にされ、ステップ102において磁気ディス
クがディスク装置に挿入される。ステップ103では、
操作部16のトラック選択スイッチの操作により、再生
すべきトラックが選択される。ステップ104では、選
択されたトラックがサーチされ、磁気ヘッド14が移動
せしめられてこのトラック上で停止する。
【0016】ステップ105では、この選択されたトラ
ックが、音声トラック(A)、映像トラック(V)ある
いは空きトラックのいずれであるのかが判別される。こ
の判別は、トラックに記録されている信号の内容に基づ
いて行われる。すなわち、映像トラックは、垂直同期信
号(Vsync)が磁気ディスクの1回転に1個検出される
ことによって判別される。音声トラックは、コントロー
ルコードに垂直同期信号と類似したパルス信号を多数含
むため、多数のパルス信号が磁気ディスクの1回転中に
検出されることによって判別される。空きトラックは、
このようなパルス信号が検出されないことによって判別
される。本実施例においては、スイッチ23は通常V側
にセットされており、この状態で、同期信号として検出
されるパルス信号の個数を検出することによりトラック
の種類を判別しているが、再生信号のDPSK信号の有
無により判別してもよい。
【0017】再生されるトラックが空きトラックである
場合、ステップ103、104、105が実行され、音
声または映像トラックが選択されるまで、この動作が繰
り返される。
【0018】再生されるトラックが音声トラックである
場合、スイッチ23がA側に切り換えられ、ステップ1
11〜118が実行される。まずステップ111におい
て、トラックに記録されている信号が音声メモリ(RA
M26)に書き込まれ、コントロールコードの読み取り
を行い、ステップ112において、音声信号がスピーカ
等から音声として出力される。
【0019】次いで、ステップ113では、この音声ト
ラックのコントロールコードの内容から、対応する映像
トラックが存在するか否か、およびそのトラック番号が
判別される。対応する映像トラックが有る場合(すなわ
ち、現在処理している音声トラックがAVモードで記録
されている場合)、ステップ114において磁気ヘッド
14がその映像トラックまで移動せしめられる。そし
て、ステップ115では、その映像トラックから読み込
まれた映像信号が映像メモリ(フィールドメモリ31)
に書き込まれ、ステップ116では、この映像メモリが
読み出され映像信号がディスプレイ装置等によって映像
として表示される。
【0020】以上のように、まず音声トラックが検出さ
れ、この音声トラックに対応する映像トラックが存在す
る場合、ステップ105、111、112、113、1
14、115、116、117の順に実行され、音声
と、これに対応する映像がそれぞれ再生される。
【0021】再生動作の後、新たなトラックを選択する
場合、ステップ117からステップ103へ戻り、上述
したステップ103以下の動作が実行される。新たなト
ラックを選択しない場合、ステップ118において、操
作部16に設けられた停止スイッチが操作されると、こ
の再生処理は終了する。なお、ステップ118において
停止スイッチが操作されない場合、ステップ117にお
いて、再び新たなトラックを選択するか否かが判別され
る。
【0022】ステップ113において、対応する映像ト
ラックが存在しないと判断された場合、ステップ114
〜116がスキップされ、ステップ117へ移る。すな
わち、この場合は、音声のみが再生される。
【0023】ステップ105において、再生されるトラ
ックが映像トラックであると判別された場合、ステップ
121以下が実行される。まずステップ121におい
て、その映像トラックから読み込まれた映像信号が映像
メモリ(フィールドメモリ31)に書き込まれ、ステッ
プ122において、この映像信号がディスプレイ装置等
によって表示される。
【0024】ステップ123では、音声トラックのサー
チを行うか否かが判断される。これは、操作部16の所
定のスイッチのオンオフ状態を検出することにより行わ
れる。音声トラックのサーチが不要である場合、つまり
音声の再生を行わない場合、ステップ123からステッ
プ124へ移る。そして、新たなトラックを選択する場
合は、ステップ124からステップ103へ戻り、ステ
ップ103以下の動作が再び実行される。新たなトラッ
クを選択しない場合、ステップ125において、操作部
16に設けられた停止スイッチが操作されるとこの再生
処理は終了する。なお、ステップ125において停止ス
イッチが操作されない場合、ステップ124において、
再び新たなトラックを選択するか否かが判別される。
【0025】以上のように、まず映像トラックが検出さ
れ、この映像トラックに対応する音声トラックを再生す
る必要がない場合、ステップ105、121、122、
123、124の順に実行されて、映像のみが再生され
る。
【0026】ステップ123において音声トラックのサ
ーチを行うと判断された場合、ステップ131へ移り、
その映像トラックに対応する音声トラックのみを捜すの
か、あるいは全トラックについて記録された信号の種類
を判別するのかが判断される。後者は、そのトラックが
音声トラック(A)、映像トラック(V)および空きト
ラックのいずれであるのかを判別するものであり、ここ
で全トラックについて信号の種類を判別しておけば、そ
の後の再生処理においてサーチに要する時間が短縮され
る。なおステップ131は、操作部16の所定のスイッ
チの状態を検出することによって実行される。
【0027】対応トラックのみをサーチする場合、ステ
ップ131からステップ132に移り、現在磁気ヘッド
14が位置するトラックの番号M0が、パラメータmに
セットされる。ステップ133では、次に磁気ヘッド1
4を現在のトラック位置よりも1トラックだけ内周側の
トラックに移動させるべく、パラメータmが1つインク
リメントされる。ステップ134ではパラメータmが
「51」に達したか否か、すなわち磁気ヘッド14が既
に最内周側のトラックに位置しているか否かが判別され
る。映像信号および音声信号が記録されるトラック数
は、本実施例において「50」であり、パラメータmが
「51」に達していない場合、ステップ135において
トラック番号mのトラックのサーチが行われる。ステッ
プ136では、サーチしたトラックが対応する音声トラ
ックであるか否かが判別される。このようにして対応す
る音声トラックが検出されるまで、ステップ133〜1
36が繰り返し実行される。
【0028】対応する音声トラックが検出されると、ス
テップ137において音声信号が音声メモリ(RAM2
6)に書き込まれ、ステップ138において、この音声
信号がスピーカ等から音声として出力される。次いで、
ステップ139において、磁気ヘッド14は対応トラッ
クのサーチを開始した時点でのトラック番号M0のトラ
ック(映像トラック)に戻り、ステップ124におい
て、再び新たなトラックを選択するか否かが判別され
る。
【0029】ステップ134においてパラメータmが
「51」に達し、サーチが最内周側のトラックまで終了
している場合、ステップ141が実行され、現在磁気ヘ
ッド14が位置するトラックの番号が、パラメータnに
セットされる。ステップ142では、次に磁気ヘッド1
4を現在のトラック位置よりも1トラックだけ外周側の
トラックに移動させるべく、パラメータnが1つデクリ
メントされる。ステップ143ではパラメータnが
「0」に達したか否か、すなわち磁気ヘッド14が既に
最外周側のトラックに位置しているか否かが判別され
る。磁気ヘッド14がまだ最外周側まで到達していない
場合、ステップ144において現在のトラック(トラッ
ク番号n)のサーチが行われる。このトラックが対応す
る音声トラックでない場合、ステップ142〜145が
繰り返し実行される。
【0030】対応する音声トラックが検出されると、上
述したのと同様に、ステップ137、138が実行さ
れ、音声信号が再生される。そして、ステップ139に
おいて磁気ヘッド14がサーチ開始時のトラック番号M
0のトラック(映像トラック)に戻された後、ステップ
124に戻る。
【0031】ステップ143においてパラメータnが
「0」に達し、サーチが最外周側のトラックまで終了し
ている場合、ステップ143からステップ139へ移
り、磁気ヘッド14はサーチ開始時のトラック番号M0
のトラック(映像トラック)へ戻される。これは、対応
する音声トラックが存在しない場合であり、この場合
は、映像のみが再生されることとなる。
【0032】ステップ131において全トラックのサー
チを行うと判断された場合、ステップ151へ移り、現
在磁気ヘッド14が位置するトラックの番号M0が、パ
ラメータmにセットされる。ステップ152では、パラ
メータmが1つインクリメントされ、ステップ153で
はパラメータmが「51」に達したか否かが判別され
る。パラメータmが「51」に達していない場合、ステ
ップ154において現在のトラック(トラック番号m)
のサーチが行われる。ステップ155では、このサーチ
の結果、すなわちトラック番号mのトラックが音声トラ
ック(A)、映像トラック(V)および空きトラックの
いずれであるかを示す情報が、システムコントローラ1
0のメモリに書き込まれる。ステップ156では、サー
チしたトラックが対応する音声トラックであるか否かが
判別される。ステップ152〜156は、対応する音声
トラックが検出されるまで繰り返し実行される。
【0033】対応する音声トラックが検出されると、ス
テップ156からステップ157に移って音声信号が音
声メモリ(RAM26)に書き込まれ、ステップ158
において、この音声信号がスピーカ等から音声として出
力される。そして、ステップ152へ戻る。
【0034】このようなサーチの間に、ステップ153
においてパラメータmが「51」に達すると、ステップ
161が実行され、現在磁気ヘッド14が位置するトラ
ックの番号が、パラメータnにセットされる。ステップ
162では、パラメータnが1つデクリメントされる。
ステップ163ではパラメータnが「0」に達したか否
かが判別される。パラメータnが「0」に達していない
場合、ステップ164において現在のトラック(トラッ
ク番号n)のサーチが行われる。ステップ165では、
このトラックが音声トラック(A)、映像トラック
(V)および空きトラックのいずれであるかを示す情報
が、システムコントローラ10のメモリに書き込まれ
る。ステップ166では、サーチしたトラックが対応す
る音声トラックであるか否かが判別される。ステップ1
62〜166は、対応する音声トラックが検出されるま
で繰り返し実行される。
【0035】対応する音声トラックが検出されると、ス
テップ166からステップ167に移って音声信号が音
声メモリ(RAM26)に書き込まれ、ステップ168
において、この音声信号がスピーカ等から音声として出
力される。そして、ステップ162へ戻り、上述と同様
にして、1つ外周側のトラックについてサーチが行われ
る。
【0036】ステップ163においてパラメータnが
「0」に達し、磁気ヘッド14が最外周側のトラックに
位置している場合、全トラックについてサーチが終了し
ており、ステップ171が実行されて、磁気ヘッド14
は現在のトラック(映像トラック)へ戻される。そし
て、ステップ172において次のトラックを選択しない
と判断され、かつステップ173において再生処理を終
了すると判断された場合、この処理は終了する。これら
の判断は、操作部16の所定のスイッチの状態を検出す
ることにより行われる。
【0037】ステップ172において、次のトラックを
選択すると判断された場合、ステップ174以下が実行
され、ステップ151〜168において実行された全ト
ラックに関するサーチ結果に基づいて、再生処理が行わ
れる。
【0038】まず、ステップ174では、操作部16の
トラック選択スイッチが切り換えられて再生すべきトラ
ックが選択される。ステップ175では、磁気ヘッド1
4が移動せしめられ、選択されたトラック上で停止す
る。
【0039】ステップ176では、選択されたトラック
が、音声トラック(A)、映像トラック(V)あるいは
空きトラックのいずれであるのかが判別される。この判
別は、ステップ105とは異なり、ステップ155また
は165においてメモリに格納された情報を読むことに
より行われる。
【0040】再生されるトラックが空きトラックである
場合、ステップ172〜176が実行され、音声または
映像トラックが選択されるまでこの動作が繰り返され
る。
【0041】再生されるトラックが音声トラックである
場合、ステップ181〜185が実行される。まずステ
ップ181において、音声信号が音声メモリ(RAM2
6)に書き込まれ、ステップ182において、この音声
信号がスピーカ等から音声として出力される。次いで、
ステップ183では、システムコントローラ10のメモ
リの内容から、対応する映像トラックが存在するか否か
が判別される。対応する映像トラックが有る場合、ステ
ップ184において、映像信号がその映像トラックから
読み込まれるとともに、映像メモリ(フィールドメモリ
31)に書き込まれる。そしてステップ185では、こ
の映像メモリから映像信号が読み出され、ディスプレイ
装置等によって映像として表示される。この後、ステッ
プ172に戻る。
【0042】再生動作の後、次のトラックを選択する場
合、ステップ172からステップ174へ移り、上述し
たステップ174以下の動作が実行される。次のトラッ
クを選択しない場合、ステップ173において、操作部
16に設けられた停止スイッチが操作されると、この再
生処理は終了する。
【0043】ステップ183において、対応する映像ト
ラックが存在しないと判断された場合、ステップ18
4、185がスキップされ、ステップ172へ移る。す
なわち、この場合は、音声のみが再生される。
【0044】ステップ176において、再生されるトラ
ックが映像トラックであると判別された場合、ステップ
191以下が実行される。まずステップ191におい
て、その映像トラックから読み込まれた映像信号が映像
メモリ(フィールドメモリ31)に書き込まれ、ステッ
プ192において、この映像信号がディスプレイ装置等
によって表示される。次いで、ステップ193では、シ
ステムコントローラ10のメモリの内容から、対応する
音声トラックが存在するか否かが判別される。対応する
音声トラックが有る場合、ステップ194において、音
声信号がその音声トラックから読み込まれるとともに、
音声メモリ(RAM26)に書き込まれる。そしてステ
ップ195では、この音声メモリから音声信号が読み出
され、スピーカ等によって音声として出力される。この
後、ステップ172に戻る。
【0045】ステップ193において、対応する映像ト
ラックが存在しないと判断された場合、ステップ19
4、195がスキップされ、ステップ172へ移る。す
なわち、この場合は、映像のみが再生される。
【0046】以上のように本実施例は、再生処理の初め
にプリサーチを行わないように構成されている。したが
って、再生処理の準備動作が短くてすみ、処理時間を短
縮することができる。また、音声の再生を必要としない
場合には、直ちに映像のみを再生することができ、映像
の再生を迅速に行うことができる。さらに、音声トラッ
クをサーチしている間であっても、映像が再生され(例
えばステップ122)、映像を見ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プリサー
チを行うことなく映像信号および音声信号を再生し、再
生処理時間を短縮することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したスチルビデオ再生
装置のブロック図である。
【図2】再生処理の初期段階を含む部分を示すフローチ
ャートである。
【図3】映像トラックに対応した音声トラックをサーチ
する部分を含むフローチャートである。
【図4】全トラックをサーチする部分を示すフローチャ
ートである。
【図5】全トラックをサーチした後の再生処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
D 磁気ディスク(記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937 G11B 20/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生すべきトラックを選択する手段と、 選択されたトラックに記録された信号が映像信号または
    音声信号の何れかを判別する判別手段と、 映像信号であると判別された場合に 記録媒体に記録され
    た映像信号をメモリに格納する手段と、 この映像信号をメモリから再生する映像信号再生手段
    と、 この映像信号の再生時に音声信号の再生の要否を判別す
    る手段と、 音声信号の再生が必要な時のみに、上記映像信号に対応
    する音声信号を上記記録媒体から捜すとともに再生可能
    な音声信号再生手段とを備えたことを特徴とするスチル
    ビデオ再生装置。
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