JPS6289292A - 映像信号再生装置のためのリモ−ト・コントロ−ル装置 - Google Patents

映像信号再生装置のためのリモ−ト・コントロ−ル装置

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JPS6289292A
JPS6289292A JP22890485A JP22890485A JPS6289292A JP S6289292 A JPS6289292 A JP S6289292A JP 22890485 A JP22890485 A JP 22890485A JP 22890485 A JP22890485 A JP 22890485A JP S6289292 A JPS6289292 A JP S6289292A
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JP
Japan
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signal
video signal
track
control device
reproducing device
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Application number
JP22890485A
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English (en)
Inventor
Nobuo Minoura
信夫 箕浦
Kazuo Nakadai
中台 加津男
Satoru Iwamatsu
岩松 哲
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 順送り/逆送り信号に応答して磁気ヘッドを隣接するト
ラックに移しかつトラッキング制御によりそのトラック
の中心に位置決めするとともに。
トラッキングが終了して磁気ヘッドがトラックの中心に
位置決めされた(オンナトラック)ときにはトラッキン
グ終了信号を発生する(たとえば。
映像信号の垂直帰線消去期間内の少なくとも一部の時間
帯においてカラー・バースト信号の重畳を禁止するため
のバースト・ゲート信号を発生する)、そのような映像
信号再生装置に接続されるリモート・コントロール装置
である。
このリモート・コントロール装置は、アクセスすべき目
標トラックNo、が指定されたときに、現在位置トラッ
クNo、との比較から磁気ヘッドの移送方向を判定し1
判定された移送方向に応じて順送り/逆送り信号を発生
して映像信号再生装置に供給し、その後、映像信号再生
装置で磁気ヘッドがオン・トラックしたのちに発生する
トラッキング終了信号(たとえばバースト・ゲート信号
)を検出すると再び順送り/逆送り信号を出力し。
この動作を現在位置トラックNo、が目標トラックNo
、に一致するまで繰返す。
目  次 (1)発明の背景 (1,1)技術分野 (1,2)従来技術 (2)発明の概要 (2,1)発明の目的 (2,2)発明の構成と効果 (3)実施例の説明 (3,1)映像信号再生装置の電気的構成(3,2)リ
モート・コントロール装置の電気的構成 0.3)映像信号再生装置の動作 (3,4) リモート・コントロール装置の動作(1)
発明の背景 (1,1)技術分野 この発明は、多数のトラックが同心円状に配置された回
転磁気記録媒体(以下、磁気ディスクという)の半径方
向に磁気再生ヘッドを移動させ。
所定のトラックから映像信号を再生する映像信号再生装
置に接続され、これを制御するためのリモート・コント
ロール装置に関する。
(1,2)従来技術 最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像ディバイスと、記
録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディス
クを用いた記録装置とを組み合せ、被写体を電子的に撮
影してその静止画像を磁気ディスクに記録し1画像の再
生は別途に設けられた映像信号再生装置を含むテレビジ
ョン・システムやプリンタなどで行なう電子スチル・カ
メラ・システムが開発されている。また2通常のフィル
ムや印画紙などの可視記録媒体に記録された静止画像を
撮影して磁気ディスクに記録する映像磁気記録システム
、および磁気ディスク上から映像信号を読出してこれを
テレビジョン等に写し出す映像信号再生装置を含む映像
再生システムも実現されている。
このような従来のシステムに備えられた映像信号再生装
置において、磁気ディスクのトラックのアクセスは1ト
ラツクずつしかできなかった。すなわち、従来の装置に
は順送りスイッチと逆送りスイッチとが設けられており
、順送りスイッチが押されると磁気ヘッドは1つ内側の
トラックに進み、逆送りスイッチが押されると1つ外側
のトラックに移る。したがって、いくつかのトラックを
飛びこして任意のトラックにアクセス(ランダム・アク
セス)するためには、順送りスイッチまたは逆送りスイ
ッチを何回も押さなければならず、この操作がめんどう
であった。
(2)発明の概要 (2,1)発明の目的 この発明は、従来の映像信号再生装置に接続して使用可
能であり、映像信号再生装置においてトラックのランダ
ム・アクセスが行なわれるように制御することのできる
リモート中コントロール装置を提供することを目的とす
る。
(2,2) ffi明の構成と効果 この発明によるリモート・コントロール装置は次のよう
な映像信号再生装置に接続して使用される。すなわち、
この映像信号再生装置は、映像信号が記録された複数の
トラックが同心円状に設けられた回転する磁気ディスク
の半径方向に移動自在に設けられた磁気再生ヘッド、磁
気再生ヘッドの移送機構、磁気再生ヘッドの読取信号を
処理して標準テレビジョン信号を出力する映像信号処理
回路、磁気再生ヘッドの読取信号のエンベロープを検出
するエンベロープ検波回路、順送り/逆送り信号に応答
して磁気再生ヘッドを順方向/逆方向に移動させるとと
もにエンベロープ検波回路の出力に基づき順方向/逆方
向に隣接するトラック上に位置させるよう磁気再生ヘッ
ド移送機構を制御するトラッキング制御手段、および磁
気再生ヘッドのトラッキングが終了して磁気再生ヘッド
がトラック上に正しく位置したときに、トラッキング終
了信号を発生する手段を備えている。
好ましい実施態様では、トラッキング終了信号としてバ
ーストφゲート信号が用いられている。
カラー・バースト信号は、受像機側でこの信号を基準位
相として色復調できるようにするために水平同期信号の
バック・ポーチに挿入ないしは重畳される信号である。
従来の映像信号再生装置においては、磁気ヘッドの読取
信号を処理して標準カラー・テレビジョン信号(たとえ
ばNTSCフォーマットの複合カラー映像信号)を出力
する上記の映像信号処理回路(エンコーダ)において、
出力される映像信号中に、垂直帰線消去期間を除いて、
このカラー・バースト信号が重畳されていた。垂直帰線
消去期間においてカラー・バースト信号を重畳しないの
は原色の発生を抑圧するためであり、これは規格により
定められている。
したがって、従来の装置においては、カラー・バースト
信号の重畳を禁止するためのバースト・ゲート信号が制
御装置から垂直帰線消去期間において発生し映像信号処
理回路に与えられている。
映像信号再生装置における順送りまたは逆送りにおいて
、磁気ヘッドを所定のトラック上の中心に位置させるた
めに、磁気ヘッドの読取信号のエンベロープ検波出力に
基づいてトラックの中心をサーチするトラッキング制御
が行なわれる。このトラッキング制御中も2通常はテレ
ビジョンまたはモニタ上に映像を出力させるようにして
いる。しかしながら、出願人が検討したところによると
、トラッキング制御中においてもバースト・ゲート信号
を発生してカラー・バースト信号の重畳を禁止すると2
色信号の処理が充分に立上がらずに色みだれを起してし
まうことがわかった。そこで出願人は、磁気ヘッドの順
送りおよび逆送り制御中(トラッキング制御中も含む)
においてはバースト・ゲート信号を映像信号処理回路に
与えない方式を案出した(特願昭59−135154)
。この改良された映像信号再生装置では、磁気ヘッドが
トラックの中心に正しく位置している(オン・トラック
)ときにのみ、垂直帰線消去期間内においてバースト・
ゲート信号が発生している(すなわち制御装置から映像
信号処理回路に与えられている)。逆にいえば、順送り
および逆送り制御中はこのバースト・ゲート信号が発生
していない。バースト・ゲート信号が発生しているかど
うかを検知することにより、磁気ヘッドがオン・トラッ
クしているかまたは移送中にあるかを判定することがで
きる。したがって。
このようなバースト・ゲート信号をトラッキング終了信
号として利用することができる。
この発明によるリモート・コントロール装置は、アクセ
スすべき目標トラックNo、を指定するためのキー、磁
気再生ヘッドの現在位置トラックNo、を記憶する手段
、キー入力された指定トラックNo、と記憶している現
在位置トラックNo、とから磁気再生ヘッドの移送方向
を判定する手段1判定された移送方向に応じて順送り/
逆送り信号を発生し、映像信号再生装置に供給する手段
、映像信号再生装置で発生するトラッキング終了信号を
検出する手段、な、らびにトラッキング終了信号の検出
によって移送方向に応じて記憶手段の現在位置トラック
No、をインクレメント/デクレメントするとともに、
現在位置トラックNo、が目標トラックNo、に一致す
るまで順送り/逆送り信号の発生およびトラッキング終
了信号の検出を繰返すよう制御する手段を備えているこ
とを特徴とする。
この発明によるリモート・コントロールHaは、アクセ
スすべき目標トラックNo、が与えられると現在位置ト
ラックNo、との比較から磁気ヘッドの移送方向を判定
し、この判定された移送方向に応じて順送り/逆送り信
号を映像信号再生装置に供給する。映像信号再生装置で
はこの順送り/逆送り信号を受けて順送り/逆送り動作
(トラッキング制御を含む)を開始する。映像信号再生
装置において磁気ヘッドが順/逆方向に隣接するトラッ
ク上に正しく位置決めされると、トラッキング終了信号
が発生する。リモート・コントロール装置は、このトラ
ッキング終了信号の検出によって1回の順送り/逆送り
動作が終了したことを認識する。磁気ヘッドの移送後の
現在位置が、与えられた目標トラックNo、に一致する
まで、上述の順送り/逆送り信号の送出およびトラッキ
ング終了信号の検出を繰返すことにより、最終的に磁気
ヘッドは与えられた目標トラック上に正しく位置決めさ
れる。
したがって、操作者はリモート・コントロール装置のキ
ーボード上でアクセスすべき目標トラックNo、を指定
さえすれば、磁気ヘッドがこの目標トラックに達するま
で順送り/逆送りが自動的に繰返し行なわれる。これに
より操作者は順送り/逆送りスイッチを何回も押す必要
はなく、操作が簡便となる。
(3)実施例の説明 (3,1)映像信号再生装置の電気的構成映像信号再生
装置は、磁気ディスクに記録された映像信号を再生する
装置である。磁気ディスクには複数(たとえば50)本
のトラック(たとえばトラック・ピッチ100μm)が
同心円状に設けられており、各トランクに1フイールド
または1フレ一ム分のFM変調されたカラー映像信号(
輝度信号、クロマ信号等を含む)が磁気記録されている
。これらの映像信号を読取るための磁気再生ヘッドは磁
気ディスクの半径方向に移動自在であり、指定されたト
ラックをアクセスして回転している磁気ディスクからそ
のトラックの映像信号を読取る。
第1図は映像信号再生装置およびリモート・コントロー
ル装置の電気的構成の一例を示している。符号10で示
された鎖線で囲まれた部分が映像信号再生装置であり、
符号60で示された鎖線で囲まれた部分がリモート・コ
ントロール装置である。第2図は、映像信号再生装置1
0の動作を示すためのタイミング・チャートである。
映像信号再生装置10に設けられている制御装置40は
、順送りスイッチ16.逆送りスイッチ17を含む各種
スイッチの状態の読取り処理、後述するトラッキング制
御を含む順送りおよび逆送り処理。
映像信号再生の制御、警告処理等を行なうもので、中央
処理装置、好ましくはマイクロプロセッサ(以下CPU
という)、そのプログラムおよび必要なデータを記憶す
るメモリならびに周辺の各素子1回路、装置等との間の
インターフェイスから構成されている。また制御装置4
0には、磁気ヘッドの位置すなわちトラックNo、を計
数するカウンタCNIが設けられている。カウンタCN
Iとしてはメモリの所定エリアを用いてもよい。
磁気ヘッド12を磁気ディスク11の外側から内側に向
って1トラック分だけ送る指令を入力するだめの順送り
スイッチ16.これとは反対方向に磁気ヘッド12を送
るための逆送りスイッチ17.装置に設けられた開閉自
在のパケットが閉じてロックされていることを検出する
ロード・スイッチ、閉じたパケット内に磁気ディスク1
2が収められていることを検出するバック・スイッチ、
後述するホーム・ポジション・スイッチ(いずれも図示
路)。
その他のスイッチは制御装置40に接続され、そのオン
、オフ状態が後述するキースキャン・ルーチンにおいて
読取られる。警告表示灯(図示路)も設けられ、所定の
条件のときに制御装置40の表示指令により点灯される
制御装置40の端子Hは、キー・スキャン・パルスを出
力するためのもので、これは第2図に示すタイミングで
磁気ディスク11の1回転ごとに1個出力される。この
端子Hには、逆流防止用ダイオード26.27を介して
それぞれ−L述の順送りスイッチ16および逆送りスイ
ッチ17が接続されている。これらのスイッチ16およ
び17は制御装置40の入力端子A1およびA2にそれ
ぞれ接続されている。キー・スチャン・パルスが出力さ
れたときに、もしスイッチ16がオンであれば端子A1
がこのパルスのパルス巾の時間だけノ\イ・レベルとな
るので、制御装置40は順送りスイッチ16がオンとな
ったことを認識する。スイッチ17がオンとなったとき
には、入力端子A2にパルスが現われる。
この入力端子A2はリセット信号入力用としても用いら
れ、この端子A2がロウ・レベルとなると、制御装置4
0はリセット信号が入力したことを認識する。これらの
端子AI、A2は通常はフローティング状態にある。
端子Hおよび入力端子AI、A2は、リモート・コント
ロール装置60を接続するために映像信号再生装置10
に設けられたソケット49の端子H1AI、A2にも接
続されている。
磁気ディスク11は、それがパケット内に収められかつ
このパケットが閉じて0ツクされているときには、ディ
スク・モータ21のスピンドルに装着されている。この
磁気ディスク11の磁気記録面に接する状態で磁気再生
ヘッド12が磁気ディスク11の半径方向に移動自在に
配置されている。また磁気ディスク11のコアには、こ
のコアに設けられた磁性体を検出して磁気ディスク11
の1回転ごとに1個のパルス(第2図にPGで示されて
いる)を発生する位相検出器13が接している。
ディスク・モータ21にはその回転数に比例する周波数
の信号を発生する周波数発生器22が設けられ、その出
力周波数信号がサーボ制御回路23にフィード−バック
される。また1位相検出器13からの検出パルスPGも
サーボ制御回路23および制御装置40に入力する。基
準クロック・パルス発生器24は、磁気ディスク11に
記録されているラスク走査映像信号のフィールド周波数
と同じ80Hzの基準信号を発生しこれをサーボ制御回
路23に送るとともに、制御装置40には高速の、たと
えば3.58MHzのクロック◆パルスを供給する。
サーボ制御回路23はこれらの入力信号に基づいてディ
スク・モータ21を一定回転数、たとえば3.800r
、p、m、で定速回転するように制御する。また、制御
装置40からの指令に応じてモータ21の起動、停止を
行なう。
磁気ヘッド12は、ステップ・モータ■4を含む移送駆
動装置によって磁気ディスク11の径方向に移動自在に
支持されかつ同方向に移送制御される。
磁気ヘッド12の移送のためのステップ・モータ14の
制御については後述するが、このステップ・モータ14
には駆動回路15によって4相A、A、B。
Bの駆動パルスが与えられる。ステップ・モータ14の
回転方向によって磁気ヘッド12の移送方向が定まり、
かつ磁気ヘッド12の移送距離はその回転角に比例する
。たとえばステップ・モータのシフト・パルス(上記駆
動パルスの位相変化ごとに発生すると仮想されたち)1
パルス当たりこのモータは約30’回転し、これによっ
て磁気ヘッド12が約8.4μm移送される。したがっ
て、12個のシフト・パルスによってほぼ1トラツク(
100μm)の移送が行なわれる。
磁気ヘッド12は位置決めされた位置において磁気ディ
スクll上のトラックに記録されている映像信号を読取
る。この実施例では、磁気ディスク11はa、5oor
、p、m、で定速回転するので、1回転1/60秒ごと
に1トラツク分の映像信号、すなわち1フイールドのF
M変調映像信号が磁気ヘッド12から再生されることに
なる。これは、復調されることによってNTSC方式な
どの標準カラー−テレビジョン方式と両立する。
磁気ヘッド12の再生出力は前置増幅器31を経て映像
信号処理回路34およびエンベロープ検波回路32に送
られる。映像信号処理回路34は、磁気ヘッド12で読
出された映像信号を信号処理し、たとえばNTSCフォ
ーマットの複合カラー映像信号として出力するものであ
る。映像信号処理回路34は更に詳しくは、輝度信号処
理回路34A1色信号処理回路34Bおよびこれらの出
力を合成する合成回路34Cから構成されている。
輝度信号処理回路34Aは、磁気ヘッド12によって再
生された映像信号のうちの輝度成分および同期信号成分
をNTSCフォーマットに適合させるためのものである
。この回路34Aはまた。映像信号から垂直同期信号V
SYNCを抽出し、これを制御装置40に供給するとと
もに、制御装置40から信号MUTEを受けたときに映
像信号の走査期間を空白信号とし、ミューティング操作
を行なう。垂直同期信号VSYNCのタイミングは第2
図に示されており、ここには水平同期信号も示されてい
る。
色信号処理回路34Bは、映像信号のうちの色信号成分
を復調すると共に、平衡変調およびカラー・バーストの
重畳を行なってNTSCフォーマットに適合させるため
の回路である。この回路34Bには、制御装置40から
垂直帰線消去信号BLKおよびバーストφゲート信号B
Gが与えられている。そしてこの回路34Bは、バース
ト・ゲート信号BGに応じて、複合カラー映像信号にカ
ラー・バースト信号を重畳することの禁止および許容の
制御を行なう。
すなわち、磁気ヘッド12が磁気ディスク11の所定i
・ラック上にオン・トラックしている定常状態では、制
御装置40は、第2図に示されているように2位相同期
パルスPGに基づいて所定のタイミングで垂直帰線消去
信号BLKおよびバースト・ゲート信号BGを生成して
出力する。バースト・ゲート信号BGが回路34Bに与
えられているときには、映像信号の水平同期信号のパッ
ク・ポーチにはカラー・バースト信号は重畳されない。
後述するように、磁気ヘッド12の順送りおよび逆送り
制御(トラッキング制御)が行なわれているときには、
バースト・ゲート信号BGは制御回路40からは出力さ
れない。このときには、後述するように信号BGはロウ
・レベルに、信号肛7はハイ・レベルに保持される(第
2図参照)。
バースト・ゲート信号BGは、リモート・コントロール
装置60の接続のためのソケット49の端子A3にも送
られる。
上述の回路34A、 34Bから出力される輝度信号お
よび色信号は2合成回路34Cで合成されてNTSCフ
ォーマットの複合カラー映像信号としてカラー・テレビ
ジョン・システムまたはモニタ35に送られる。
なお、第2図において、Hは1つの(水平)走査線の初
めから次の走査線の初めまでの時間、■は1つのフィー
ルドの初めから次のフィールドの初めまでの時間を表わ
している。
映像信号処理回路34から出力されるカラー映像信号は
、陰極線管表示装置(CRTという)37と、復調回路
を含む制御回路36を備えたカラー・テレビジョン・シ
ステム35に送られ、CRT37上に磁気ディスク11
に記録されていた映像信号が可視表示される。このシス
テム35には、制御装置40からそのときのカウンタC
NIの値、すなわち現在位置トラックNo、  も送ら
れ、CRT37上にトラックNo、表示も行なわれる。
エンベロープ検波回路32は、磁気ヘッド12の読取信
号、すなわち磁気ディスク11のトラックに記録されて
いたFM変調映像信号のエンベロープ(包絡線)を検出
してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路である。
エンベロープを表わす電圧信号はアナログ/ディジタル
変換器(A/D変換器)33に送られ、たとえば256
の量子化レベルを表わす8ビツト・ディジタル信号に変
換されて制御装置40に入力する。
エンベロープ検波信号は、磁気ディスク11上のトラッ
クのサーチのために用いられる。磁気ヘッド12を磁気
ディスク11の径方向に移送していってこの検波信号が
ピークを示した位置が映像信号の記録されているトラッ
クの中心である。制御装置40は入力する8ビツト・デ
ィジタル信号に基づいて上記の磁気ヘッド移送駆動装置
を制御し、磁気ヘッド12を所定のトラックの中心上に
位置させる。これをトラッキング制御という。
第3図は磁気ディスク11に設けられるトラックと磁気
ヘッド12のホーム・ポジションHP(原点位置または
待機位置)との関係を示している。50本のトラックが
磁気ディスクの磁気記録面上に同心円状に設けられ、外
側のものから順にNo、  1〜No、50までのトラ
ックNo、が付けられている。
ホーム・ポジションHPはNo、  1のトラックの外
側にある。このホーム・ポジションHPは磁気ディスク
11に付けられたものではなく、磁気ヘッド12の移動
経路上に割付けられた極限位置である。ホーム・ポジシ
ョンHPは、上述のホーム・ポジション・スイッチによ
って検知される。磁気ディスク11の外側から内側に向
う磁気ヘッド12の移送が順送りであり、この逆方向の
移送が逆送りである。
(3,2) リモート・コントロール装置の電気的構成
リモート・コントロール装置60は、映像信号再生装置
10のソケット49にそのプラグ59によって接続され
る。ソケット49とプラグ59がコネクタ48を構成し
ている。
リモート・コントロール装置60もまた制御装置50を
備え、この制御装置50はCPU、 そのプログラムお
よび必要なデータを記憶するメモリ、ならびにインター
フェイスから構成されている。
制御装置50には、キーボード51および自動送りのた
めの送り速度設定器52が接続されている。
キーボード51には順送リキー(Fwd) 、逆送りキ
ー(Rev) 、アクセスすべき目標トラックNo、等
を入力するためのテンキー、スタートキー(Start
)および自動送り指令キー(T)が設けられている。送
り速度設定器52は、たとえば可変抵抗器から構成され
、設定された値はA/D変換器53を介して制御装置5
0に入力する。また、この制御装置50はトラックNo
、カウンタCN2を備えている。
制御装置u50からは順送り信号、逆送り信号およびリ
セット信号が出力される。順送り信号はスイッチ56を
制御するために用いられる。このスイッチ56は、プラ
グ59の端子HとA1との間に逆流防止用ダイオード6
6を介して接続されている。
逆送り信号はスイッチ57を制御するためのものであり
、このスイッチ57は、プラグ59の端子HとA2との
間にダイオード67を介して接続されている。したがっ
て、映像信号処理装置10のソケット49にリモート・
コントロール装置60のプラグ59が接続されたときに
は、スイッチ56は順送りスイッチ16と並列に、スイ
ッチ57は逆送りスイッチ17と並列にそれぞれ接続さ
れることになる。スイッチ56、57としては、アナロ
グ・スイッチ、半導体スイッチング素子、その他のスイ
ッチング要素を用いることができる。
プラグ59の端子Hとアースとの間にはトランジスタ6
2が接続されており、このトランジスタ62はNAND
回路61の出力によって制御される。
NAND回路61には、制御装置50から出力される順
送り信号および逆送り信号が入力するように構成されて
いる。
映像信号再生装置10にリモート・コントロール装置6
0が接続されたときには、再生装置10は装置60によ
ってのみコントロールされ、他の外部入力たとえば順送
りスイッチ16による入力や逆送りスイッチ17による
入力によって操作されることは好ましくない。なぜなら
、たとえば映像信号再生装置10がリモート・コントロ
ール装置60の制御の下にランダム・アクセス処理を実
行しているときに、順送りスイッチ16等からの入力が
あると、このランダム・アクセス処理に混乱が生じるか
らである。
トランジスタ62およびNAND回路61は、リモート
・コントロール装置60が接続されたときには、映像信
号再生装置10の順送りスイッチ1Bおよび逆送りスイ
ッチ1Bの機能を無効にするように作用する。
すなわち、制御装置50のFwd、 Rev出力端子は
常時はLレベルに保持されている。この状態てはNAN
D回路61の出力はハイ・レベルにあり、トランジスタ
62はオンとなっている。したがって。
制御装置40がキー・スキャンのためにその出力端子H
にハイφレベルのスキャン・パルスを出力しても、この
パルス信号は、ソケット49およびプラグ59(コネク
タ48)の端子H,トランジスタ62を経てアースに流
れてしまう。これにより、たとえ順送りスイッチ16ま
たは逆送りスイッチ17が押されていても、制御装置4
0の入力端子AI、入力端子A2にはハイ・レベルのス
キャン・パルスは現われない。
リモート・コントロール装置60の制御装置50からハ
イ・レベルの順送りパルス信号が出力された場合には、
NAND回路61の出力はロウ・レベルになり、トラン
ジスタ62はオフとなる。したがって、この状態のとき
に制御装置40からスキャン・パルスが出力されたとす
ると、このスキャン・パルスは、順送りパルス信号によ
ってオンとなったスイッチ56を通って制御装置40の
入力端子A1に達する。映像信号再生装置10の制御装
置40は、これによってあたかも順送りスイッチ1Gが
押されたかのように認識し、このスイッチ16がオンと
なったときと同じ順送り動作を開始する。
リモート・コントロール装置60の制御装置50から逆
送り信号が出力されたときにも同じようにして、キー・
スキャンが行なわれたときに映像信号再生装置10の制
御装置40は逆送りスイッチ17が押された場合と同じ
逆送り処理に移る。
プラグ49の端子A1とアースとの間にはトランジスタ
58が接続されている。このトランジスタ58はリモー
ト・コントロール装置BOの制御装置50から出力され
るリセット信号によって制御される。
リセット信号が出力されるとトランジスタ58がオンと
なり、コネクタ48の端子A1を経て映像信号再生装置
10の制御装置40の入力端子A1がLレベルとなり、
制御装置40はリセット入力を認識する。
コネクタ48の端子A3はリモート・コントロール装置
Goの制御装置50のバースト・ゲート信号入力端子(
BG)に接続されている。したがって。
両装置10と60がコネクタ48によって接続されてい
るときには、制御装置40から発生したバースト・ゲー
ト信号はリモート・コントロール装置60の制御装置5
0にも入力する。
図示は省略されているが、コネクタ48を通して、リモ
ート・コントロール装置60の動作電力も装置10から
供給される。コントロール装置60に電源スィッチを設
けることが好ましいが、設けなくてもよい。
(3,3)映像信号再生装置の動作 映像信号再生装置10の動作のうち、リモート・コント
ロール装置60による制御に関連のある初期トラッキン
グ処理ならびに順送り制御および逆送り制御処理につい
て説明する。
初期トラッキング処理は、まず磁気ヘッド12をホーム
・ポジションHPの位置に戻し、このホーム・ポジショ
ンHPの位置から磁気ヘッド12を順方向に移送してい
き、トラックNo、  1のトラック中心をサーチしな
がらそのトラックの中心に磁気ヘッド12を位置決めす
るものである。これによってトラックNo、カウンタC
N1の計数値は1に初期化される。初期トラッキング処
理は、電源スィッチがオンされたとき、リセット信号が
入力したときなどにおいて行なわれる。
第4図は、順送りおよび逆送り処理ならびにトラッキン
グ処理の概要を概念的に示すものである。
制御装置40は、上述したように一定の周期でキー・ス
キャン・パルスを出力して、順送り信号(スイッチ16
)、逆送り信号(スイッチ17)、その他のスイッチ状
態をセンシングしている。
その結果、順送り信号(第2図にFWで示されている)
をセンスしたときには(ステップ101でYES 、第
2図において1時点tl後の最初のキースキャンのとき
)1次のような順送りおよびトラッキング処理を行なう
トラックNo、カウンタCNIの値が50でなければ(
ステップ111でNO)、トラッキング・フラグを1に
セットしくステップL12)、磁気ヘッド12を順方向
に隣接するトラックの中心付近まで移送するだめに、順
方向の11個のシフト・パルスに相当する駆動パルスの
変化をステップ・モータ14に与える(ステップ113
)。そして、このときのエンベロープ検波回路32の出
力を読込んでおく。この読込みはたとえば9回行なわれ
、その平均値が算出される。続いて、さらに1個の順方
向シフト・パルスを出力し、同じようにエンベロープ・
レベルをセンスする。前回と今回のエンベロープ・レベ
ル(上述の平均値)に有意差がなければ、磁気ヘッド1
2の移送方向を正逆方向に切替えながらその付近のエン
ベロープ・レベルを多数回サーチし、それぞれのエンベ
ロープ・レベル間に有意差が無いことを確認した上で、
その位置をトラックの中心と判定してそこに磁気ヘッド
12を位置決めする。前回と今回のエンベロープ・レベ
ルに有意差があるときにはエンベロープ拳レベルの大き
い方に磁気ヘッド12をさらに1シフト・パルス分動か
して同様の処理を繰返する。これがステップ114のト
ラッキング制御処理である。トラッキング制御処理は、
第2図では時刻t2に終る。
なお、エンベロープ・レベルが所定のスレシホールド・
レベル以下の場合にはそのトラックには映像信号が記録
されていないと判定する。
最後にトラッキング・フラグがOにリセットされ(ステ
ップ115)、 、  )ラックNo、カウンタCN1
の値が1だけインクレメントされる(ステップ116)
トラックNo、カウンタCNIの値が50に達していた
場合には、順送りは不可能であるから、上述の警告表示
灯の点灯、ブザーの警鳴等による警告処理が行なわれる
(ステップ117)。
逆送り信号が検知された場合には(ステップ102でY
ES) 、逆送り方向に対する上述の処理と同じような
処理が行なわれる(ステップ122゜123、124.
125)。カウンタCNIは1だけデクレメントされる
(ステップ12B)。また、CN−1の場合に警告処理
が行なわれる(ステップ121゜I27)。
このような順送りまたは逆送り処理(トラッキング制御
処理を含む)の間、すなわちトラッキング・フラグが1
にセントされている間(第2図でいえば時点t1後の最
初のキー・スキャンから時点t2までの間)、垂直帰線
消去信号BLKがノ\イ・レベルに、バースト・ゲート
信号BGがロウ・レベルにそれぞれ保持される。
上述の初期トラッキング処理においても、トラッキング
処理中はバースト・ゲート信号BGはロウ・レベルに保
持され、磁気ヘッド12がN011のトランク上に位置
決めされると、磁気ディスク11の1回転ごとの所定の
期間だけノ1イ・レベルになる。
(3,4)リモート・コントロール装置の動作次にリモ
ート・コントロール装置60の制御装置50の処理の説
明に移る。制御装置50の処理には。
ランダム・アクセス処理、自動連続送り処理、順送り処
理、逆送り処理およびリセット処理がある。
ランダム・アクセス処理と自動連続送り処理を簡単に説
明すると次のようになる。
ランダム・アクセス処理には、順方向のアクセス処理と
逆方向のアクセス処理とがある。現在位置トラックNo
、  (カウンタCN2の値)よりも大きな目標トラッ
クNo、  (これを以下TNで表わす)が与えられた
ときには順方向のアクセス処理が行なわれる。これは、
目標トラックNo、TNと現在位置トラックNo、との
差に相当するトラック数だけ順送り処理を繰返すことに
より実行される。1回の順送り処理が終了したことは、
バースト・ゲート信号BGがハイ・レベルになったこと
により検知される。上記の差に相当するトラック数たけ
逆送りを繰返すことによって逆方向のアクセス処理が行
なわれる。
自動連続送りとは、順方向または逆方向に、一定時間ご
とに順送りまたは逆送りを繰返すことである。この一定
時間は設定器52によって設定される。順方向の自動連
続送りが継続することによって磁気ヘッド12がNo、
50のトラックに達すると。
次には磁気ヘッド12はNo、1のトラックに戻され。
再びここから順送りが進んでいく。逆方向の自動送りに
よって磁気ヘッド12がN011のトラックに達すると
、自動送りは終了する。
以下に、第5図を参照して、上述のいくつかの処理につ
いて具体的に説明する。
制御装置50のCPUは、キーボード51のキー入力状
態を一定時間間隔でセンシングしている。
操作者は、所望のトラックNo、をテンキーを用いて入
力することができる。この後スタートキー(Start
)を押せばランダム・アクセス処理が始まる。また操作
者が自動連続送りを希望する場合には、自動送りキーT
を押し続いてFvdキーまたはRevキーにより送り方
向を入力する。設定器52によって所望の送り時間(た
とえば1トラック当り1秒〜10秒程度)を設定するこ
ともできる。自動送りキーT、および続いてFvdキー
またはRevキーが押されると、それらが押された旨を
示すフラグが立てられる。これらのフラグは自動送りキ
ーTが再度押されるまで保持される。操作者はさらに、
順送りまたは逆送りするためにFνdキーまたはRev
キーを押すこともできる。操作者がリセット処理を指令
する場合には、テンキーの中の「0」キーを押し続いて
スタートキーを押せばよい。なお、順方向の自動送りは
自動送りキーTのみを押し、 Fvdキーを押さなくて
もよいようにしてもよい。
まず、ランダム・アクセス処理について説明する。
テンキー入力がありかつスタートキーが押されると(ス
テップ131)、ランダム・アクセスにおける目標トラ
ックNo、TNが入力されかつその処理の開始が指令さ
れたのであるから、この目標トラックNo、が読込まれ
、カウンタCN2の表わす現在位置トラックNo、と比
較される。キー入力された目標トラックNo、TNがカ
ウンタCN2の値に等しければ(ステップ132でYE
S)、何らの処理も行なわれない。
キー入力された目標トラックNo、TNが現在位置トラ
ックNo、(CN 2 )よりも大きければ(ステップ
133でYES)順方向へのランダム・アクセス処理で
あるから、順送り信号が出力される(ステップ135)
。上述したように、この順送り信号によってスイッチ5
6がオンとなり、映像信号再生装置10の制御装置40
はそのキー・スキャン処理において順送り指令を検知す
るので、1トラ1.り分の順送りおよびトラッキング制
御が行なわれる。上述のようにこの順送りおよびトラッ
キング制御中はバースト・ゲート信号BGはロウ・レベ
ルに保持されている。そして、磁気ヘッド12が次のト
ラックの中心上に位置決めされると、バースト・ケート
信号BGがハイ・レベルになる。バースト・ゲート信号
BGはコネクタ48の端子A3を介して制御装置50に
入力するので、これが検出されると(ステップ136で
YES)、カウンタCN2の値が1だけインクレメント
され(ステップ137)、  この新たな現在位置トラ
ックNo、(CN 2 )が目標トラックNo、TNに
達したかどうかがチェックされる(ステップ134)。
カウンタCN2の値がTHに一致していなければ、再び
順送り信号が出力され、上述の処理が繰返される。所定
回の順送りが繰返されて(CN2 )−TNになれば、
磁気ヘッド12は[I標)ラックNo、TH上に位置決
めされたのであるから、ランダム・アクセス処理が終了
する。
順送り信号を送出したのち一定時間以上経過してもBG
倍信号検出されない場合には(ステップ138でYES
)、何らかの異常が生じたものと判定される。たとえば
、トラッキングしているトラックに映像信号が磁気記録
されていない場合には。
上述したようにA/D変換回路33のエンベロープ・レ
ベルは所定のスレシホールド・レベルに達しない。この
ような場合には、映像信号再生装置10の制御装置40
は、磁気ヘッド12を次のトラックに向って移送し同じ
ようにトラッキングを行なう。
次のトラックにオン・トラックした場合には制御装置4
0のカウンタCNIは+2される。次のトラックにも映
像信号が記録されていない場合には、制御装置40は磁
気ヘッド12を元のトラックに戻してしまう。このとき
カウンタCNIの値は元の値に戻る。しかしながら、こ
の時点でBG倍信号出力されるので、制御装置50はこ
のBG倍信号検出する。もし、このBG信号検知によっ
てステップ136からステップ137に移ってカウンタ
CN2がインクレメントされると、カウンタCNIとC
N2の値が異なってしまう。
そこで、このような不具合を解消するために。
1回の順送りに要するであろう時間(0,4秒程度)よ
りも長くかつ2回の順送りに要するであろう時間よりも
短い一定時間が(たとえば0.7秒程度)が経過してい
るかどうかがステップ138で判断されている。そして
、順送り信号送出後この一定時間が経過すると、映像信
号再生装置10において1トラック分の順送りが完遂さ
れなかったものと判断して、制御装置50は警報付リセ
ット処理に移る。すなわちリセット信号が送出され(ス
テップ151)、警報が出力される(ステップ152)
。警告は表示灯の点灯またはブザーの警鳴等により行な
えばよい。
リセット信号が出力されると、トランジスタ58がオン
となり、制御装置40の入力端子A2がロウ・レベルに
なる。これによって制御装置40は上述の初期トラッキ
ング処理を行ない、磁気ヘッド12をNo、lのトラッ
ク上にセットする。磁気ヘッド12がNo、 1のトラ
ックのオン・トラックするとバースト・ゲート信号BG
が出力されるので制御装置50はこれを検知しくステッ
プ153でYES) 、 カウンタCN2の値が1に明
期化される(ステップ154)。
カウンタCNI も1になるので1両カウンタCNIと
CN2の値が一致する。
キー入力された目標トラックNo、TNがカウンタCN
2の値未満の場合には、逆方向のランダム拳アクセス処
理が行なわれる(ステップ133でNO)。この処理は
ステップ144から 148に表わされている。ステッ
プ145において逆送り信号を送出する点およびステッ
プ147においてカウンタCN2が1だけデクレメント
されている点において異なるのみで、他の処理は順方向
のランダム・アクセス処理と同じである。
リセット処理は、基本的には映像信号再生装置10のカ
ウンタCNIの値とリモート・コントロール装置60の
アウンタCN2の値とを一致させるものである。リセッ
ト処理は、電源投入時およびその他の必要なとき、たと
えばバースト・ゲート信号が一定時間経過しても検知さ
れないような上述の場合(このときは警告も行なわれる
)、その他の場合に行なわれる。上述したように、テン
キー「0」とスタートキー入力によって、外部からリセ
ット処理の指令をすることもできる。
自動連続送り処理は次のようにして行なわれる。
自動送りキーエフラグがオンの場合には(ステップ16
1でYES) 、次に順送りキーFvdのフラグがオン
か(ステップ162)、逆送りキーRevのフラグがオ
ンか(ステップ]71)がチェックされる。
順送りキーFwdのフラグがオンの場合には、設定器5
2によって定められた時間間隔で順次、順送りが行なわ
れる。まず、A/D変換器53の値が読取られ(ステッ
プ183)、  この値によって示された時間たけ待つ
(ステップ164)。A/D変換器53の出力か表わす
時間が経過すると、カウンタCN2の値が50かどうか
がチェックされ(ステップ165)。
(CN2)<5Qであれば順送り信号が出力され(ステ
ップ1613)、一定時間以内にハイ・レベルのBG倍
信号入力したかどうかがチェックされる(ステップ16
7、168)。そうであれば、カウンタCN2がインク
レメントされ1元に戻る(ステップ169)。
なおも自動送りキーTのフラグがオンであれば上述の処
理が繰返される。したがって、設定器52によって設定
された時間間隔で順送りが継続して行なわれていく。
やがてカウンタCN2の値が50に達するか、または既
に50である場合には(ステップ165でYES)。
リセット信号が出力される(ステップ201)。これに
よって磁気ヘッド12はトラックNo、 1に戻り2両
カウンタCNI、CN2の値も1となる(リセット処理
、ステップ202.203)。
このように、順方向の自動送りでは、 No、50のト
ラックに達すると磁気ヘッド12はN081のトラック
に戻り、もし自動送りキーTのフラグが依然としてオン
であれば、さらに一定時間ごとに磁気ヘント12はNo
、2. No、3・・・のトラックというように順次送
られていく。
逆送りキーRev 、のフラグがオンとなっている場合
には(ステップ171)、  CN 2が1でなければ
設定器52によって設定された時間ごとに磁気ヘット1
2が順次、逆方向に送られていくとともに。
カウンタCN2がデクレメントされていく (ステップ
173〜179)。CN2−1の場合には、警報が出力
され、自動送り処理は終了する(ステップ175)。
順送りのためキーFwdが押された場合には順送り処理
が行なわれる(ステップ181)。この処理は、順送り
信号を送出して一定時間以内にバースト・ゲート信号が
検知されればカウンタCN2をまたけインクレメントす
るものである(ステップ183〜l85)。カウンタC
N2が50の場合にはカウンタCNI も50である。
このときには映像信号処理装置10て警告処理が行なわ
れるであろう(第4図ステップ111.117)。
逆送り処理はキーRevが押されたときに開始され(ス
テップ191)、逆送り信号が送出される点およびカウ
ンタCN2がデクレメントされる点で順送り処理と異な
っているにすぎない(ステップ192〜195)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、映像信号再生装置とリモート・コントロール
装置の電気的構成を示すブロック図である。 第2図は、映像信号再生装置の動作を示すタイミング・
チャートである。 第3図は、磁気ディスクのトラック配置およびホーム・
ポジションの位置を示す図である。 第4図は、映像信号再生装置の処理手順の一部lO・・
映像信号再生装置。 11・・・磁気ディスク。 12  磁気ヘッド。 l4・・・ステップ・モータ。 16・・順送りスイッチ。 17・・逆送りスイッチ。 32・・エンベロープ検波回路。 34・・・映像信号処理回路。 40・・・制御装置。 50・・・制御装置。 51・・・キーボード。 58、57・・スイッチ。 60・・・リモート・コントロール装置。 以  上 特許出願人   富士写真フィルム株式会n。 代  理  人     弁理士  加  藤  朝 
 道(外1名) 第3FI!J 逆水9く−一

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)映像信号が記録された複数のトラックが同心円状
    に設けられた回転する磁気記録媒体の半径方向に移動自
    在に設けられた磁気再生ヘッド、磁気再生ヘッドの移送
    機構、磁気再生ヘッドの読取信号を処理して標準テレビ
    ジョン信号を出力する映像信号処理回路、磁気再生ヘッ
    ドの読取信号のエンベロープを検出するエンベロープ検
    波回路、順送り/逆送り信号に応答して磁気再生ヘッド
    を順方向/逆方向に移動させるとともにエンベロープ検
    波回路の出力に基づき順方向/逆方向に隣接するトラッ
    ク上に位置させるよう磁気再生ヘッド移送機構を制御す
    るトラッキング制御手段、および磁気再生ヘッドのトラ
    ッキングが終了して磁気再生ヘッドがトラック上に正し
    く位置したときにトラッキング終了信号を発生する手段
    を備えた映像信号再生装置に接続されるものであり、 アクセスすべき目標トラックNo.を指定するためのキ
    ー、 磁気再生ヘッドの現在位置トラックNo.を記憶する手
    段、 キー入力された指定トラックNo.と記憶している現在
    位置トラックNo.とから磁気再生ヘッドの移送方向を
    判定する手段、 判定された移送方向に応じて順送り/逆送り信号を発生
    し、映像信号再生装置に供給する手段、映像信号再生装
    置で発生するトラッキング終了信号を検出する手段、な
    らびに トラッキング終了信号の検出によって移送方向に応じて
    記憶手段の現在位置トラックNo.をインクレメント/
    デクレメントするとともに、現在位置トラックNo.が
    目標トラックNo.に一致するまで順送り/逆送り信号
    の発生およびトラッキング終了信号の検出を繰返すよう
    制御する手段、を備えている映像信号再生装置のための
    リモート・コントロール装置。
  2. (2)トラッキング終了信号発生手段が、磁気再生ヘッ
    ドがトラック上に正しく位置しているときに、垂直帰線
    消去期間内の少なくとも一部の時間帯において映像信号
    処理回路に、カラー・バースト信号の付与を禁止するた
    めのバースト・ゲート信号を送出する手段である、特許
    請求の範囲第(1)項に記載の映像信号再生装置のため
    のリモート・コントロール装置。
  3. (3)順送り/逆送り指令キー、および入力された順送
    り/逆送り指令に応じて順送り/逆送り信号を発生し、
    映像信号再生装置に供給する手段、 を備えている特許請求の範囲第(1)項に記載の映像信
    号再生装置のためのリモート・コントロール装置。
  4. (4)自動送り指令キー、 入力された自動送り指令に応じて順送り/逆送り信号の
    いずれか一方を発生し、映像信号再生装置に供給する手
    段、ならびに バースト・ゲート信号の検出によって現在位置トラック
    No.をインクレメントまたはデクレメントするととも
    に、自動送り指令が停止するまで、順送り/逆送り信号
    のいずれか一方の発生とトラッキング終了信号の検出を
    所定時間間隔で繰返すよう制御する手段、 を備えている特許請求の範囲第(1)項に記載の映像信
    号再生装置のためのリモート・コントロール装置。
  5. (5)上記所定時間を可変設定するための手段を備えて
    いる特許請求の範囲第(4)項に記載の映像信号再生装
    置のためのリモート・コントロール装置。
  6. (6)リセット信号に応答して磁気再生ヘッドを所定の
    基準位置に戻し、かつ第1番目のトラックに向って移動
    させこのトラック上に位置させるように制御される映像
    信号再生装置に接続されるものであり、 順送り/逆送り信号の供給ののち一定時間以内にトラッ
    キング終了信号が検出されたかどうかを判定し、検出さ
    れなかったときにリセット信号を発生しこれを映像信号
    再生装置に送出するとともに、現在位置トラックNo.
    を第1番目のトラックのNo.にセットするリセット制
    御手段を備えている、特許請求の範囲第(1)項から第
    (5)項のいずれかに記載の映像信号再生装置のための
    リモート・コントロール装置。
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