JPS628993A - クレ−ンの自動操縦方法およびその装置 - Google Patents

クレ−ンの自動操縦方法およびその装置

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JPS628993A
JPS628993A JP14810085A JP14810085A JPS628993A JP S628993 A JPS628993 A JP S628993A JP 14810085 A JP14810085 A JP 14810085A JP 14810085 A JP14810085 A JP 14810085A JP S628993 A JPS628993 A JP S628993A
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JP14810085A
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重利 高田
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Shinwa Giken Co Ltd
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Shinwa Giken Co Ltd
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クレーンの自動操縦方法およびその装置に関
する。
〔従来技術〕
一般に、クレーンは重量物の搬送に利用されているが、
同種の搬送物を所定の位置から他の所定の位置まで搬送
することのみに供されることはまれで、種々の搬送物に
共用され、また、その搬送開始位置および搬送終了位置
も種々異なっているのが普通である。また、同種の搬送
物を所定の位置から他の所定の位1まで繰り返し搬送す
る場合でも、たとえば、トラックで搬入されてきた鉄板
をその荷台から持ち一トげる場合には、一定の範囲内と
は言え、持ち上げる位置が異なっており、しかも、搬器
の高さに少しずつ違いが生しることから、クレーンを自
動操縦することは不可能であると考えられてきた。特に
、搬送の前後に玉掛は作業を必要とする場合には、人手
が省けるわけでもないことから、クレーンの自動操縦は
意味がないとさえ考えられてきた。
したがって、従来のクレーンの操縦装置では、たとえば
、所定の位置に積み重ねられた鉄板を1枚ずつ取って他
の所定の位置に移動させるというように、同じような作
業を繰り返す場合、操縦者が何度も同しような操縦を繰
り返しており、そのたびに操縦者は複雑で熟練を要する
作業を繰り返す必要がある。
しかしながら、クレーンの自動操縦に対する要望は口増
しに高まってきており、今やクレーンの自動操縦を行う
上で解決されるべき問題を具体的に検討する機が熟して
いる。たとえば、トランク等で搬入された鉄板をそのト
ランクから取り−Lげたり、逆にトラック等に積み込ん
だりするときにトラックの位置が正確に一定の位置とな
らないが、クレーンの位置をそのトランクの位置にどの
ようにして適合させるか、自動運転の途中で、何等かの
障害物が搬送経路に置かれた場合にその障害物をどのよ
うにして回避するか、その障害物を回避した後、どのよ
うにして自動操縦を再開するか、などの問題である。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであ
って、内容が同じような作業について、自動的にその作
業を繰り返す自動制御を実行できるクレーンの自動操縦
方法およびその装置を提供することを第1の目的とする
本発明の第2の目的は、自動操縦の途中で任意に自動操
縦を中断し、手動制御操作によってクレーンを自在に操
縦して、たとえば、運転途中のある地域内で常時変化す
るトラック等への積み下ろし位置などに対応させた後、
中断された自動操縦の中断時以降のステップを再開でき
るクレーンの自動操縦方法およびその装置を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕
本発明に係るクレーンの自動操縦方法は、上記の目的を
達成するために、クレーンの所望のアクチュエータを作
動させる動作指令を操縦盤から入力し、この動作指令に
したがって制御手段で対応するアクチュエータを作動さ
せた後、上記操縦盤から上記制御手段に上記搬器の動作
の記憶を指令する書き込み指令を入力し、この書き込み
指令を受けた上記制御手段がこのときの上記搬器の位置
を検出する位置検出手段から位置情報を入力して記憶す
るティーチング段階と、上記制御手段に−E記搬器の動
作が上記制御手段の記憶と一致するように各アクチュエ
ータを自動制御させる自動運転指令を上記操縦盤から入
力し、この自動運転指令を受けた上記制御手段がその記
憶と上記位置検出手段から得た現在の上記搬器の位置と
を比較して上記搬器の位置がその記憶内容に一致するよ
うに各アクチュエータを動作させる自動運転段階と、こ
の自動運転段階を任意の時点で、上記操縦盤から停止指
令をこの自動運転段階を中断させる停止指令を上記操縦
盤から入力して、上記制御手段の自動制御動作を中断さ
せ、クレーンの所望のアクチュエータを作動させる動作
指令を操縦盤から入力し、この動作指令にしたがって制
御手段で対応するアクチュエータを作動させた後、再度
、自動運転指令を入力することにより中断時点以降の自
動運転段階を実行させる自動運転停止段階とからなるこ
とを特徴とする。
上記自動運転段階の中断中にティーチング指令を与えて
ティーチング段階に移行し、搬器の動作を自動運転のプ
ログラムの間に割り込ませて記憶させることは、その後
に搬器の自動操縦を繰り返すときに操縦者が自動運転の
中断と手動操縦操作とを繰り返す必要をなくせる点で有
利である。したがって、有利な本発明に係るクレーンの
自動操縦方法では、自動運転段階の任意の時点で停止指
令を与え、クレーンの所望のアクチュエータを作動させ
る動作指令を操縦盤から入力し、この動作指令にしたが
って制御手段で対応するアクチュエータを作動させて上
記搬器を移動させた後、書き込み指令を入力することに
より、その間の上記搬器の動作を中断前後の搬器の動作
に連続する動作として上記制御手段の記憶内容に割り込
ませて記憶させる。
自動制御をより好ましく実行するためには、上記ティー
チング段階において、クレーンの搬器の動作を複数のス
テップに分け、各ステップごとにそのステップの終了時
の位置情報を上記位置検出手段から上記制御手段に読み
取らせて、これにそのステップを代表するアドレスを付
して記憶させる一方、上記自動運転段階において、上記
制御手段がその記憶を上記アドレスの順に、一つのステ
ップの制御が完了するごとに、順次読み出し、各ステッ
プごとに上記搬器の現在位置を上記記憶手段から読み出
されたそのステップの終了時の搬器の位置に一致させる
ように各アクチュエータを自動制御し、停止指令の入力
後、再度自動運転指令を入力したときに、停止指令によ
り中断された任意のステップ以降の各ステップの自動制
御が実行される。
この場合、自動運転段階で、所望のステップのアドレス
を指定して自動運転指令を操縦盤に入力し、搬器の一連
の動作の指定されたアドレスのステップ以降の動作の記
憶を順次読み出すことが可能であり、また、ティーチン
グ段階で、クレーンの任意の一連の動作にプログラム番
号を付して上記記憶手段に記憶さセ、自動運転段階で、
所望のプログラム番号を指定し、指定されたプログラム
番号の記憶にしたがってクレーンの一連の動作を自動制
御することが可能である。
実際の搬器の動作には、たとえば、搬器の動作の終点を
決めるときなどに、何度かその点を往き過ぎたり、戻し
過ぎたりするなど、無駄な動作が伴っている。自動運転
段階でこのような無駄な動作を無くすためには、むしろ
、搬器の動作の終点が決められてから、その終点の位置
を記憶さ−l−ることか有利である。
したがって、ティーチング段階で、このティーチング指
令を入力した上記制御手段が搬器の位置を検出する位置
検出手段から上記搬器の動作終了時の位置情報を入力し
て記憶し、自動運転段階では、上記制御手段がその記憶
と位置検出手段から得た現在の上記搬器の位置とを比較
し、上記I搬器の位置をその記憶内容と一致さ・Uるよ
うに各アクチュエータの動作を自動制御することが有利
であ1す る。
また、本発明にかかるクレーンの自動操縦装置は、上記
の目的を達成するために、操縦者の入力操作にしたがっ
てクレーンの所望のアクチュエータを動作さセる動作指
令、この動作指令に基づく上記搬器の動作の記憶を命令
する書き込み指令、上記搬器の動作が予め記憶された搬
器の動作に一致するように各アクチュエータを自動制御
させる自動運転指令および自動運転段階を任意の時点で
中断させる停止指令を出力する操縦盤と、操縦盤から伝
送手段を介して上記各指令を受信し、動作指令にしたが
って上記所望のアクチュエータの動作を制御し、書き込
み指令にしたがって上記搬器の位置を記憶し、上記自動
運転指令にしたがって予め記憶された上記搬器の動作と
一致して上記搬器が移動するように各アクチュエータを
自動制御し、停止指令にしたがってその自動flill
llを中断し、この中断後に再度自動運転指令を受けて
中断時以降の自動制御を再開する制御手段とを設ける。
上記制御手段は、その機能を十分に果たすために、搬器
の現在位置を検出して位置情報を出力する位置検出手段
と、記憶手段と、−上記各指令と位置情報を入力し、上
記書き込み指令を入力したときに上記位置情報をこの記
憶手段に書き込み、上記自動運転指令を入力したときに
上記記憶手段の記憶を順次読み出す中央処理手段と、上
記記41手段から読み出された記憶と現在の位置情報と
を比較し、上記搬器の位置を予め記憶している上記搬器
の位置情報の位置に一致させるように各アクチュエータ
を動作させる制御指令を出力する演算手段と、上記制御
指令に基づき各アクチュエータを動作させるドライバと
を備えることが好ましい。
また、各アクチュエータにより移動させられる上記搬器
の動作を往復方向で検出し、その位置情報を出力する位
置検出手段を各アクチュエータに対して個別的に設ける
ことが好ましい。
この位置検出手段は、上記搬器の位置検出の誤差をでき
るだけ無くすために、相対変位するクレーンの二つの部
分の一方に固定された歯列と、その他方に支持され、上
記歯列に噛み合う歯車を介してその相対変位量に対応し
て回転可能に連動連結され、その相対変位量に対応する
パルス数信号を出力するロークリエンコーダとを有する
ことが有利である。
〔発明の効果〕 操縦者が、一度クレーンで搬送物を移動させ、その搬器
の動作を書き込み指令を発することにより制御手段に記
憶させておけば、以後、同しように搬器を移動させるよ
うな場合には、自動運転指令を発することによって、自
らその搬器の動作を制御せずに、制御手段で搬器の動作
を自動操縦することができる。したがって、たとえば、
所定の位置に積み重ねられた鉄板を1枚ずつ取って他の
所定の位置に移動さセるというように、同しような作業
を繰り返す場合、操縦者が何度も同じような操縦を繰り
返す必要はなくなり、作業者は搬器の動作を監視するだ
けでよく、作業内容が筒型で、作業者の負担が少なくな
る。
また、自動操縦の途中で、たとえば、トランクで搬入さ
れた鉄板をそのトランクき荷台から直接クレーンで取り
上げる場合やトラックの荷台に直接搬送物を下ろす場合
等には、自動運転を中断して、手動操縦により所定の筒
板区域内でトランクの位置に対応する位置にクレーンを
位置させることができ、しかも、その後に自動操縦への
切り換え操作、すなわち、たとえば自動運転指令キーの
押し操作をすれば中断する前の自動操縦を中断された時
以降のステップから再開できる。
更に、何等かの理由で搬送経路中に障害物が置かれた場
合などには、その障害物の直前まで自動操縦を行い、停
止指令を発して、その自動操縦を中断し、動作指令を与
えてその障害物を回避するように搬器を移動させること
ができ、しかも、そのような回避動作が終了した後、自
動運転指令を再度与えることにより、中断時以降の自動
操縦を再開させることができる。したがって、操縦者は
停止指令の入力、障害物の回避に必要最小限度の手動操
縦操作および再度の自動運転指令の入力をする外は、搬
器の動作を監視するだけでよく、操縦者の負担を少なく
できる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、以下の通
りである。
第1図は天井クレーンの正面図であり、第2図はその平
面図である。この天井クレーンは、建屋Hの上部に南北
方向(図上、左右方向)に適当な間隔を置いて敷設した
一対のレール1と、これらのレール1に跨がって東西方
向に走行可能に載置されたガーダ2と、ガーダ2上に東
西方向に適当な間隔を置いて敷設した別の一対のレール
3とこれらレール3上に南北方向に走行可能に載置され
たクラブトロリ4と、クラブトロリ4に伸縮コラム5を
介して昇降可能に懸垂支持された搬器6とを有している
。上記伸縮コラム5と搬器6との間には、伸縮コラム5
に搬器6をその軸心まわりに回転可能に連結する回転枠
7が設けられ、搬器6はこの回転枠7に横軸心まわりに
揺動可能に連結されている。なお、搬器6には搬送物を
吸着する真空吸着装置(真空パッド)6aと電磁吸着装
置(リフマグ)6bとが設けられる。また、上記天井ク
レーンは、ガーダ2にこれを駆動するためにモータ8を
搭載し、クラブトロリ4にこれを駆動するために別のモ
ータ9を搭載し、搬器6を昇降駆動するためにまた別の
モータ1oを伸縮コラム5の上部に搭載し、回転枠7を
駆動するために伸縮コラム5の下部にまた別のモータ1
)を搭載し、搬器6を揺動駆動するために回転枠7にも
う−っのモータ12を搭載している。
この天井クレーンはこれを操縦するための操縦装置を備
えている。この操縦装置は、まず、上記搬器6の東西、
南北および上下の各位置を検出して、各位置に対応ず−
る電気信号を出力する位置検出システム13を備える。
この位置検出システム13は上記ガーダ2の東西方向の
位置を検出する東西位置検出装置14と、上記クラブト
ロリ4の南北方向の位置を検出する南北位置検出装置1
5と、上記搬器6の上下位置を検出する上下位置検出装
置16と、上記搬器6の水平回転位置を検出する旋回位
置検出手段17と、上記搬器6の横軸心まわりの回転角
を検出する傾斜角検出手段18とで構成される。上記東
西位置検出装置14は上記建屋[Iのレール1に沿って
設けられた1本のラックレール19と、ガーダ2に支持
され、このランクレール19に噛み合うギヤを介してガ
ーダ2の移動量に対応して回転させられてガーダ2の移
動量に対応するパルス数信号を出力するロータリエンコ
ーダ20と、このパルス数をカウントするアップダウン
カウンタ21とで構成されている。
上記南北位置検出装置15は上記ガーダ2上のレール3
に沿って敷設された1本のランクレール22と、クラブ
トロリ4に支持され、このラックレール22に噛み合う
ギヤを介してクラブトロリ4の移動量に対応して回転さ
セられ、クラブトロリ4の移動量に対応するパルス数信
号を出力する別のロータリエンコーダ23と、このパル
ス数をカウントするアップダウンカウンタ24とで構成
される。上下位置検出装置16は、伸縮コラム5の上部
に設けられ、モータ10によって巻き上げられたり巻き
下ろされたりするチェノ25によって回転駆動され、こ
のチェノ25の繰り出し量に対応するパルス数信号を出
力するさらに別のロータリエンコーダ26と、このパル
ス数をカウントするアンプダウンカウンタ27とで構成
される。上記旋回位置検出手段]7は、上記回転枠7に
固定されたリングギヤ28と、上記伸縮コラム5の下部
に支持され、上記リングギヤ28に噛み合うギヤを介し
て回転枠7の回転量に対応して回転させられ、この回転
枠7の回転量に対応するパルス数信号を出力するまた別
のロークリエンコーダ29と、これのパルス数をカウン
トするアップダウンカウンタ30とで構成される。上記
傾斜角検出手段18は、上記搬器6に固定された弧状ギ
ヤ31と、上記回転枠7に支持され、弧状ギヤ31にギ
ヤを介して噛み合わせられて回転枠7の傾斜変化量に対
応するパルス数信号を出力するもう一つのロータリエン
コーダ32と、これのパルス数をカウントするアンプダ
ウンカウンタ33とで構成されている。
上記操縦装置には、さらに、操縦盤34と、制御盤35
とが設けられる。上記操縦盤34の盤面には、第3図な
いし第6図に示すように、バッテリチェック用のランプ
I、と、図示しない電源スィッチSWと、操縦者が種々
の指令を入力するための12個のキーに1〜KI2より
なる入力部Kが設けられる。これらキーに1〜に12の
うち、9個のキーに1〜に9はそれぞれ3種の指令の入
力に利用され、残りのうちの2個のキーKIO,に1)
はそれらキーに1〜に9の機能を一斉に切り換えるペー
ジ送りキーKIOとページ戻しキーに1)として使用さ
れる。もう一つのキーに12は専らすべてのモータ8〜
12の動作を停止させる非常停止指令の入力に用いられ
ている。また、第1図に示す如くに、伸縮コラム5の上
部には、操縦者が制御状態を認識できるように表示装置
りが設けられる。この表示装置は後述する中央処理装置
41に接続され、第7図に示すように、制御盤35を介
して実行されている運転モードを表示するモード表示装
置fDIと、キーに1〜に9に与えられている機能を代
表して表示するページ表示語?&D2と、搬器6の真空
パッド6aの出力とりフマグロbの出力とをそれぞれ表
示する出力表示装置1D3a、D3bと、自動制御のプ
ログラムの番号を表示するプログラム表示装置D4と、
そのプログラム表示語WD4に表示されているプログラ
ム中のステップの番号を表示するステップ表示語fiD
5が設けられる。また、上記操縦盤34と制御盤35と
は、信号伝送線で有線接続することも可能であるが、操
縦者がより安全に、がっ、充分に搬送物とその周囲の他
物との関係を観察しながらクレーンの操縦を行えるよう
に、第8図に示すように、上記操縦盤34には無線送信
機36が内蔵され、これに対し、制御盤35には受信機
36が設けられる。上記制御盤35には上記各モータ8
〜12の電源回路を開閉制御するドライバ39と、操縦
盤34から受信837を介して各種の指令を入力して分
類し、その指令がいずれかのモータ8〜12の作動を指
令する動作指令の場合には、直接上記ドライバ39にそ
の指令を出力し、その他の指令は次に説明する制御部に
出力するデバイダ38が設けられている。この制御部は
、記憶装置40と、ドライバ38からの指令と位置検出
システム13からの位置情報とを入力し、後述のティー
チング段階では、操縦者が与えたティーチング指令を入
力した時の位置情報を記1a装置40に書き込む機能と
、後述する自動運転段階では、操縦者が与えた運転指令
を入力した後、操縦者が選択したプログラムに従い、操
縦者が選択したステップ以降のステップごとに上記記憶
装置40の記4.1を読み出して記憶と現在の位置情報
と比較し、その間の差異を解消するように所要のモータ
を動作させる制御信号を出力する機能を有する中央処理
装置41とで構成されている。
次に、この天井クレーンの操縦方法とそのときの操縦装
置の動作について第9図に基づいて説明する。
この天井クレーンは、システム全体の電源がオンにされ
た後、操縦者が所望のモータ8〜12の動作指令を操縦
盤34に入力し、その動作指令にしたがって所望のモー
タ8〜12が動作させられる手動モードと、操縦者が所
望のモータ8〜12を動作させてその動作を上記制御部
の記1、α装置40に記憶させるティーチングモードと
、上記搬器6の動作を予め記憶装置40に記憶した搬器
の動作に一致させるように各モータ8〜12の動作を上
記制御部28に自動制御させる自動運転モードとの三つ
の運転モードにしたがって操縦される。
(手動モード) まず、システム全体の電源を投入し、上記操縦盤34の
電源スィッチSWをオンにすると制御プログラムが開始
しくFl)、上記各エンコーダ20.23,26,29
.32から信号を入力して、現在位置が読み取られた後
(F2)、手動モードにセントされる(F3)。そして
、運転モードが自動運転モードでないことを確かめてか
ら(F4)、入力待機状態に移行する(F5)。入力待
機状態で何等かのキー操作があると(F6)、プログラ
ム番号が確定しているかどうかを調べられる(F7)が
、もちろん、手動操縦を行うときにはプログラム番号は
与えられていない。
手動操作では、上記各モータ8〜12、上記真空パッド
6aおよびリフマグロbの動作を指令するキーに1〜に
6の操作、非常停止キーに12の操作、入力モードを切
り換えるためのページ送りキーKIOおよびページ戻し
キーKllの操作、動作モードをティーチングモードに
切り換えるティーチングキーに7の操作以外のキー操作
は、無効なキー操作とされる。すなわち、動作指令を入
力できる機能がキーに1〜に6に与えられる入力モード
(すなわち、第4図に示す黄ページモードまたは第5図
に示す青ベージモード)かどうかを調べて(FB)、こ
の入力モードであれば、自動運転を指令する運転キーに
7、自動運転の停止を指令する停止キーに8または記憶
装置40へのデータ書き込みを指令する書き込みキーに
9のいずれかが操作されたか否かを調べ(F9〜F1)
)、運転キーに7、停止キーに8または書き込みキーに
9が操作された場合は、そのキー操作は無効とされ、そ
のキーで入力される指令にしたがった処理を実行せずに
(F12〜F14)、改めて自動運転モードかどうかの
確認の段階(F4)を経て入力待ちの段階に戻る(F5
)。また、動作指令を入力できる機能がキーに1〜に6
に与えられていない入力モード(すなわち、第6図に示
す赤ページモード)のときには、搬器6の自動微速降下
を指令する下降条件キーに9、記憶されたプログラムの
消去を指令するプログラムクリアキーに3または記憶さ
れたプログラムの一ステップの消去を指令するステップ
クリアキーに4が操作されたか否かを調べ(F15〜F
]8)、下降条件キーに9、プログラムクリアキーに3
、ステップクリアキーに4のいずれかが操作されたとき
には、そのキー操作は無効とされ、そのキーにより入力
される指令に対応する処理を実行せずに(F19〜F2
2)、改めて自動運転を指令するキーに1入力の有無の
確認の段階(F4)を経て入力待ちの段階(F5)に戻
る。
黄ページモードまたは青ページモードの運転キーに7、
停止キーに8または書き込みキーに9、赤ページモード
の下降条件キーに9、プログラムクリアキーに3、ステ
ップクリアキーに4の操作が無い場合には、手動モード
において有効なキー操作がなされたものとして、操縦盤
34の入力モードがティーチングモードにおいて使用さ
れる赤ページモードか否かが調べられる(F23)。
赤ベージモードのときには、ティーチングキーに7の操
作によって手動モードからティーチングモードへの切り
換えが可能であり、まず、入力待ちの段階(F5)の動
作モードがティーチングモードに切り換えられていない
かどうかが調べられ、ティーチングモードに切り換えら
れているときには、手動モードに戻す操作が行われる。
すなわち、ティーチングキーに7の一度目の操作の有無
を調べ(F24)、この操作があるときには動作モード
はティーチングモードに切り換えられ(F29〜F32
)、もう一度ティーチングキーに7を操作することによ
り(F25)、動作モードが手動モードに戻される(F
26)。この動作モードへの復帰により中央処理装置4
1を介してモード表示装置D1で手動モードの表示がな
された後(F27)、上記電源スィッチSWがオフに切
り換えられていないことを確認したうえで(F28>、
自動運転の指令の有無を確認する段階(F4)に戻り、
これ以降上記ティーチングキーの一度目の操作の有無の
確認の段階(F24)までのプログラムが繰り返される
なお、上記ティーチング二F −K 7が一度操作され
た段階(F24)でティーチングキーに7の二度目の操
作がなされていないときのプログラムは後にティーチン
グモードの説明の中で説明する。
ティーチングキーに7の操作が無い場合、または、ティ
ーチングキーに7が二度操作された場合には、ティーチ
ングキーに7の一度目の操作の有無を調べる段階(F2
4)で、ティーチングキーに7の操作が無いものとされ
、手動モードか否かが調べられる(F29)。ここで手
動モードでない場合には、電源スィッチSWがオフでな
いことを確認して(F28)、自動運転指令の有無を確
認する段階(F4)に戻り、これ以降手動モードか否か
を調べる段階(F29)までのプログラムが繰り返され
る。手動モードであることが確認された場合、ここの段
階(F29)においても、赤ページモードのときには、
ティーチングキーに7の操作によってティーチングモー
ドへの切り換えが可能であり、動作モードが手動モード
になっていることを確認した後に、ティーチング指令の
一度目の入力の有無が再調査される(F 30)。ここ
で一度目のティーチング指令が入力されると、動作モー
ドが手動モードからティーチングモードに切り換えられ
(F28)、中央処理装置41を介してモード表示装置
lD1に動作モードがティーチングモードであることが
表示され(F29)、電源スィッチSWがオフに切り換
えられていないことをTil!認したう禾で(F28)
、自動運転の指令の有無を確認する段階(F4)に戻り
、これ以降の一度目のティーチング指令の入力の有無を
最初に調査する段階(F24)までのプログラムが繰り
返され、二度目のティーチングキーに7の操作により(
F25)、動作モードが手動に戻され(F26)以下、
再びティーチング指令の一度目の入力の有無を再調査す
る段階(F30)までのプログラムが繰り返される。
この段階(F3’O)においてティーチング指令の一度
目の入力が無いと判断されたときには、赤ページモード
ではキー操作による動作指令の入力が不能であるから、
ページ送りキーKIOまたはページ戻しキーに1)を操
作して入力モードを切り換える必要がある。
すなわち、この段階(F30)においてティーチング指
令の一度目の入力が無いと再確認されたときには、ペー
ジ送りキーKIOまたはページ戻しキーKllの入力の
有無を61 MlしくF33)、上記ページ送りキーK
IOまたはページ戻しキーKllの入力が無いときには
、電源スィッチSWがオフに切り換えられていないこと
を確認したうえで(F28)、自動運転の指令の有無を
確認する段階(F4)に戻り、これ以降ページ送りキー
に10またはページ戻しキーKllの入力の有無を確認
する段階(F33)までのプログラムが繰り返される。
上記ページ送りキーKIOまたはページ戻しキーKll
の入力があるときには、操縦盤34の入力モードが黄ペ
ージモートまたは青ページモードに変換される(F34
)。すなわち、ページ送りキーKIOを操作すると一操
作ごとに入力モードが赤ページモードと黄ページモード
とに交互にきりかえられ、ページ戻しキーKllを操作
すると、1操作ごどに入力モードが赤ページモードと青
ページモードとに交互に切り換えられる。この変換によ
り選択された入力モードが中央処理装置41を介してペ
ージ表示装置D2に表示されてから(F35)上記電源
スィッチSWがオフに切り換えられていないことを確認
したうえで(F28)、自動運転の指令の有無を確認す
る段階(F4)に戻り、これ以降界ページモードか否か
をlIl、認する段階(F23)までのプログラムが繰
り返される。
このようにして、動作モードが手動モードで、入力モー
ドが黄ページモードまたは青ページモードになっている
状態のときには、赤ページモードか否かを調べる段階(
F23)で黄ページモードまたは青ページモードである
ことが確認され、もう一度動作モードがティーチングモ
ードに切り換えられているかどうかが調べられる(F3
6)。
もし、動作モードがティーチングモードになっていれば
、後1本のようにティーチングモードのこれ以降のプロ
グラムが進行されることになる。動作モードがティーチ
ングモードでない場合は、手動モードか否かを再確認し
くF37)、手動モードでなければ、後述する自動運転
モードのプログラムに進み、手動モードであれば、自動
運転を指令する自動キーに7の操作の有無が調べられる
ことになる(F3B)。ここで、自動キーに7の操作が
あるときには、動作モードが自動運転モードに切り換え
られ(F39)、自動運転モードに切り換えられたこと
が中央処理装置41を介してモード表示装置D1により
表示され、同時にブザーを鳴らして自動運転モードへの
切り換えが知らされる(F40)。そして、後述する自
動運転モードのプログラムが実行さることになる。これ
に対して、自動キーに7の操作が無いときには、上記ペ
ージ送りキーKIOまたはページ戻しキーKl1の操作
の有無が確認される(F41)。このキー操作があると
きには、上述と同様に入力モードが切り換えられ(F4
2)、選択された入力モードが中央処理装置41を介し
てページ表示装置D2に表示される(F43)。ページ
送りキーKIOまたはページ戻しキーKllの操作がな
いときには、入力された指令が動作指令か否かが確認さ
れることになる(F44)。ここで動作指令でないと判
断されたときには、電源スィッチSWがオフでないこと
を確認してから(F28)、自動運転の指令の有無を確
認する段階(F4)に戻り、これ以降動作指令か否かの
確認の段階(F44)までのプログラムが繰り返される
。動作指令と判断されたときには、上記デバイダ37で
その動作指令の分類をしくF45)、その動作指令を上
記ドライバ38に伝送して、所望のモータ8〜12の動
作を制御する(F46)。
このようにして、上記搬器6の東西南北上下の各位置、
水平回転位置、傾斜角、真空パッド6aの出力およびリ
フマグロbの出力の手動制御が行われる。
(ティーチングモード) ティーチングモードは、上記搬器6の動作を記憶装置4
0に記憶させる動作モードであり、このモードでは、手
動モードと同様に操縦者が所望のモータ8〜12の動作
指令を操縦盤34に入力して所望のモータ8〜12を動
作させ、その動作が記憶装置40に書き込まれる。
すなわち、このモードでは、システム全体の電源がオン
にきりかえられ、さらに、電源スィッチSWがオンに切
り換えられて、プログラムが開始した段階(Fl)から
操縦盤34の入力モードが赤ページモードかどうかを調
べる段階(F23>までは上述の手動モードと同じプロ
グラムが実行される。
赤ページモードであるときには、ティーチングキーに7
を一度操作することにより(F24)動作モードがティ
ーチングモードに切り換えられ、もう一度ティーチング
キーに7を操作して動作モードが手動モードに復帰させ
られているかどうかが調べられる(F25)。手動モー
ドに復帰させられた場合の後続プログラムは」二連した
通りである。ティーチングキーに7の二度目の操作が無
いと判断されたときには、ティーチングモードにおいて
上記搬器6の動作を記憶させる記憶装%240のアドレ
スを指定してから、上記搬器6を手動モードと同様にし
て操縦し、その動作のデータが上記記憶装置40に書き
込まれる。
すなわち、ティーチングキーに7の二度目の操作がない
と確認されると(F25)、中央処理装置41を介して
記憶装置40からプログラム番号とそのプログラムの中
のステップ番号とが読み取られてプログラム表示装置f
 r) 4にそのプログラム番号が表示され、ステップ
表示装置D5にそのステップ番号が表示される。そして
、プログラム送りキーに1またはプログラム戻しキーに
2の操作の有無が確認される(F47)。プログラム送
りキーに1またはプログラム戻しキーに2が操作された
ときは、記憶装置40から読み取るプログラム番号が繰
り下げられたり、繰り上げられたりしてプログラム番号
が指定され(F1a)、指定されたプログラム番号がプ
ログラム表示装置D4に表示される(F49)。このプ
ログラムの指定が終わると、上記電源スィッチSWがオ
フでないことを確認したうえで(F1a)、自動運転の
指令の有無を確認する段階(F4)に戻り、これ以降プ
ログラム送りキーに1またはプログラム戻しキーに2の
操作の有無を確認する段階(F46)までのプログラム
が繰り返される。プログラム送りキーに1またはプログ
ラム戻しキーに2が操作が無いときは、読み出されたプ
ログラム番号のプログラムを消去するプログラムクリア
キーに3の操作の有無が確かめられる(F 50)。こ
のキー操作があるときには、プログラム表示装置r′)
4に表示されているプログラム番号のプログラムの記憶
が記憶装置40から消去され(F51)、上記電源スィ
ッチSWがオフに切り換えられていないことを確認しく
F28>、自動運転の指令の有無を確認する段階(F4
)に戻り、これ以降−上記プログラムクリアキーに3の
操作の有無の確認の段階(F50)までのプログラムが
繰り返される。上記プロゲラl、クリアキーに3の操作
がないことが確認されたときには、ステップ送りキーに
4またはステップ戻しキーに5の操作の有無が確認され
る(F52)。ステップ送りキーに4またはステップ戻
しキーに5の操作があるときには、ステップ番号が繰り
下げられたり、繰り上げられたりしてステップ番号が指
定され(F53)、指定されたステップ番号がステップ
表示装置D5に表示され(F54)、この後、上記電源
スィッチSWがオフに切り換えられていないことを確認
したうえで(F1a)、自動運転の指令の有無を確認す
る段階(F4)に戻り、これ以降ステップ送りキーに4
またはステップ戻しキーに5の操作の有無の確認の段階
(F52)までのプログラムが繰り返される。このステ
ップ送りキーに4またはステップ戻しキーに5の操作が
ないときには、続いてステップクリアキーに6の操作の
有無がm認される(F55)。ステップクリアキーに6
が操作されるとプログラム表示装置D 4に表示された
プログラムを構成するステップのうちステップ表示装置
D5に表示されているステップの記憶が記憶装置40か
ら消去され(F56)、そのステップの後続ステップの
ステップ番号が順次繰り上げられてから(F57)、上
記電源スィッチSWがオフに切り換えられていないこと
を確認しくF1a)、自動運転の指令の有無を確認する
段階(F4)に戻って、これ以降ステップリアキーに6
の操作の有無が確認される段階(F55)までのプログ
ラムが繰り返される。ステップクリアキーに6が操作さ
れないときは、入力モードを切り換えるページ送りキー
KIOまたはページ戻しキーKllの操作の有無が確か
められる(F58)。このキー操作があるときには、上
述と同様に、入力モードが切り換えられ(F59)、切
り換えられた入力モードが中央処理装置41を介してペ
ージ表示装置D2に表示される(F60)。この後、上
記電源スィッチSWがオフに切り換えられていないこと
を確認しくF1a)、自動運転の指令の有無を確認する
段階(F4)に戻って、これ以降ベージ送りキーKIO
またはページ戻しキーK1)の操作の有無の確認の段階
(F1a)までのプログラムが繰り返される。この段階
(F58)では、これ以前のページ送りキーKIOまた
はページ戻しキーKllの操作によって所望の入力モー
ドに切り換えられている。この段階(F58)でページ
送りキーKIOまたはページ戻しキーKllが操作され
ないときには、真空パッド6aおよび真空パッド6aの
動作の始動位置または動作終了位置にかえて、上記搬器
6の微速下降プログラムの開始点の記憶を指令する下降
条件キーに9の操作の有無が確認される(F61)。こ
こで下降条件キーに9の操作があるときには、そのとき
の位置検出システム13から構成される装置情報を取り
込み(F62)、指定されたプロクラムの指定されたス
テップに対応するアドレスを付して、記憶装置40に記
憶させる(F63)。この後、上記電源スィッチSWが
オフに切り換えられていないことをW1誌しくF28)
、自動運転の指令の有無を確認する段階(F4)に戻り
、これ以降下降条件キーに9の操作の有無の確認の段階
(F61)までのプログラムが繰り返される。上記下降
条件キーに9の操作がないときには、ステップの追加を
指令する追加キーに8の操作の有無が確認される(F6
4)。上述のようにしてステップが指定された後、この
追加キーに8を操作すると、この指定されたステップI
I降のステップ番号が順に繰り下げられるとともに(F
65)、指定されたステップに対応するアドレスのメモ
リ領域を空けた後(F66)、その時の位置検出システ
ム13がら出力される位置情報を取り込んで(F67)
、その指定されたステップに対応するアドレスを付して
上記記憶装置40に記憶させる(F1a)。
この後、上記電源スィッチswがオフに切り換えられて
いないことを確認しくF2O)、自動運転の指令の有無
を確認する段階(F4)に戻って、これ以降ページ送り
キーKIOまたはページ戻しキーKllの操作の有無の
確認の段階(F1a)までのプログラムが繰り返される
。そして、このようにしてステップが指定された状態で
、−上記各モータ8〜I2、真空パッド6aおよびリフ
マグロbに動作指令を与えるために、入力モードを一]
二連のようにして黄ベージモードまたば青ページモード
に切り換える(F58〜60)。そして、これに続いて
電源スィッチswがオフでないことを確認しくF28)
、自動運転の指令の有無を確認する段階(F4)に戻っ
て、これ以降界ベージモードか否かの確認(F23)ま
でのプログラムを繰り返す。この段階(F23)では、
入力モードが黄モードまたは青モートと判断されるので
、動作モードがティーチングモードであることを確認し
てから(F36)、ページ送りキーKIOまたはページ
戻しキーKllを操作し、または、このキー操作をせず
に、入力モードが黄モードまたは青モードに選択される
ことになる(F69)。ここで、ページ送りキーKIO
またはページ戻しキーKllを操作して黄モードまたは
青モードを選択したときには、入力モードが選択された
モードに切り換えられ(F70)、このモードを中央処
理装置41を介してページ表示袋’W、 D 2に表示
し(F71)、電源スィッチswがオフでないことを確
認しくF2O)、自動運転の指令の有無を確認する段階
(F4)に戻って、これ1ソ降ベージ送りキーKIOま
たはページ戻しキーKllの操作の有無を確認する段階
(F69)までのプログラムが繰り返される。このペー
ジ送りキーKIOまたはページ戻しキーKllの操作の
有無をli1!認する段階(F 69)でページ送りキ
ーKIOまたはページ戻しキーKllの操作が無いと判
断されたときは、キーに1〜に6を使って(F72)、
所望のモータ8〜12や真空パッド6aやリフマグロb
の動作指令を入力する。この動作指令はデバイダ37で
分類され(F73)、この動作指令に対応してドライバ
38を介して所望の所望のモータ8〜12や真空パッド
6aやリフマグロbの動作が制御されることになる(F
74)。このような動作の制御が終了すると、電源スィ
ッチswがオフでないことが確認され、自動運転の指令
の有無を確認する段階(F4)に戻って、これ以降動作
指令の入力の有無を確認する段階(F72)までの動作
が繰り返される。この段階(F 72)で動作指令の入
力がないときは書き込みキーに9の操作の有無が確かめ
られる(F75)。このキー操作が無いときは、電源ス
ィッチSWがオフでないことを確認してから(F28)
、自動運転の指令の有無を確認する段階(F4)に戻っ
て、これ以降書き込みキーに9の操作の有無の確認の段
階(F75)までのプログラムが繰り返される。ここで
書き込みキーに9の操作があると、上記位置検出システ
ム13から現在位置の位置情報を入力して(F76)、
−上記記憶装置40にこのステップに対応するアドレス
を付して記憶させる。−ステップの記録が終了すると、
電源スィッチSWがオフでないことを確認してから(F
1a)、自動運転の指令の有無を確認する段階(F4)
に戻り、これ以降ステップ送りキーに4またはステップ
戻しキーに5の操作の有無の確認の段階(F52)まで
のプログラムが繰り返される。
さらに次のステップのIIl器6の動作の記録をすると
きには、ステップ送りキーに4を操作して次のステップ
を指定し、同様にしてこのステップの位置情報の記録を
実行すればよい。才た、−に述のように、ステップクリ
アキーに6や追加キーに8の操作によって、一連の搬器
6の動作の流を種々修正することもできる。
このようにして、一連のステップを連続さゼて記憶させ
ることに、hす、上記搬器6の一連の動作プログラムを
記憶装置40に記憶させることができる。
(自動運転モード) 自動運転モードでは、記憶装置40に予め記1aされて
いる上記搬器6の一連の動作プログラムを読みだし、こ
の搬器6の一連の動作プログラムにしたがって上記搬器
6が自動操縦される。
自動運転モードは、システム全体の電源の投入および電
源スイッチSWオンによる制御プログラムの開始後(F
l)、手動モードにおいて自動キーを操作しくF1a)
、あるいは一旦ティーチングモードに切り換えて、上記
搬器6の一連の動作プログラムを記憶装置40に記憶さ
せ、ティーチングモードを解除して(F25)自動モー
ドに復帰した後(F26)、自動キーを操作したときに
(F1a)i1転モードが自動運転モードに切り換えら
れ(F39)、自動運転モードの表示がなされる(F4
0)。自動運転モードに切り換えられると、このモード
によるプログラムを中断し、上記搬器6の動作を停止さ
せる停止1ニキーに8の操作の有無が確認される(F7
8)。
ここで、停止キーに8の操作がないことが確認されると
(F78)、さらに、自動モードを中止し、各モータ8
〜12をロック状態に置くことを指令する非常停止キー
に12の操作の有無が確認される(F81)。非常停止
キーK12が操作されると、中央処理装置41で処理さ
れている自動制御プログラムの実行が中止され(F82
)、真空パッド6aとリフマグロbの出力を除いて、上
記搬器6の動作が停止され(Fe2)、動作モードが自
動モードに戻される。この動作モードの自動モードへの
復帰を中央処理装置41を介してモード表示装置D1に
表示した後(F84)、電源スイッチSWがオフでない
ことを61 IIしたうえで(F1a)、自動運転の指
令の有無の確認の段階(F4)に戻され、これ以降の手
動子−ドまたはティーチングモードの操縦が実行できる
ようになる。非常停止キーKI2が操作されていないと
きには、電源スィッチSWがオフでないことを確認して
(F1a)、自動運転の指令があることを確認してから
(F4)、中央処理装置41による自動制御が実行され
る。
中央処理装置41では、搬器6の動作プログラムのステ
ップを順次カウントアツプしくF85)、そのステップ
番号をステップ表示袋21’)5に表示してステップを
指定しくF86)、指定されたステップに対応する記憶
装置40のアドレスのデータを取り込み(F87)、こ
のアドレスにデータが存在しているか否かが確認される
(F1a>。
データが存在しないときには、そのステップ番号が消去
され(F89)、運転モードを手動モードに復帰させて
自動制御は終了しくF90)、手動モードに復帰したこ
とがモード表示装置D1に表示され、同時に、消去され
たステップ番号が上記ステップ表示装置D5に表示され
る(F91)。
この後、電源スィッチSWがオフでないことを確認して
から(F28)、自動モードが否かの確認の段階(F4
)に戻る。データの存在が6m W、Wされたときは、
そのデータを目標位置として、これと位置検出システム
13から得た現在位置とを上記演算処理部42で比較演
算してその差異を解消するように各モータ8〜12を制
御する制御信号をドライバ38に出力する(F89)。
この制御指令にしたがって各モータ8〜12の動作が制
御される(F92)。この制御信号のドライバ38への
出力(F92)の後、プログラム番号が確定されている
こと、入力モードが赤ページモードでないこと、動作モ
ードがティーチングモードでないこと、動作モードが手
動モードでないことが順次6育#、召され(F7.F2
3.F36.F37) 、さらに上記停止1ニキーに8
の操作および非常停止キーに12の操作がないことを順
次確認しくF1a。
F81) 、電源スィッチSWがオフでないことを6育
認したうえで(F28)、自動モードであることを確認
しくF4)、中央処理装置41でのステップのカウント
アンプ(F85)以降のプログラムが実行され、次のス
テップの搬器6の動作が制御されることになる。全ての
ステップの制御が終了すると、最終ステップの次のステ
ップがカウントアツプされ(F85)、表示により指定
されて、   (F86)、このステップに対応するア
ドレスからデータが取り込まれる(F87)。しかし、
このアドレスにはデータが存在しないので、データの存
否のTifI認の段階(F1a)でデータが存在しない
ことが確認され、そのステップ番号が消去され(F89
)、動作モードが手動モードに復帰させられる(F90
)。したがって、手動モードの表示と最終ステップのス
テップ番号が表示された後に(F91)、プログラム番
号が確定しているか否かを確認する段階(F7)に移り
、この段階(F7)以降の手動モードの操縦が可能にな
る。
ところで1.上記停止キーに8の操作の有無の確認の段
階で(F78)、停止キーに8の操作があるときには、
自動モードで実行される上記搬器6の一連の動作プログ
ラムにソフトトで割り込みがかけられて動作モードが手
動モードに復帰させられる(F79)。この動作モード
の手動モードへの復帰により、真空パッド6aとリフマ
グロbの出力を除いて、上記搬器6の動作は中断される
この動作モード手動モードへの復帰は、モード表示装置
D1に手動モードを表示することによって表示される(
F80)。この後、制御プログラムは、電源スィッチS
Wがオフでないことを確認したうえで(F28)、自動
運転の指令の有無の確認の段階(F4)に戻される。こ
の段階(F4)に戻ったときには、運転モードは手動モ
ードであり、上述のように手動モードによる搬器6の操
縦が可能になる。また、この段階(F4)に戻った後、
上記ティーチングキーに7を操作することにより(F2
4)動作モードをティーチングモードに切り換え、自動
運転モードの中断後の搬器6の動作を上述と同様のステ
ップ追加の要領(F64〜F68)で記憶手段40に記
憶させることができる。また、不要なステップはステッ
プクリアキーに6を操作してその記憶を削除できる(F
55〜F57)。このようにして、自動運転モードを中
断している間に記憶手段40に記憶されている搬器6の
動作プログラムを組み変えることによって、この後の搬
器6の自動制御モードにおける搬器6の動作内容を変更
することができる。
このようにして、手動操作により搬器6が記憶内容と異
なる動作を採り、あるいは、さらにその動作をそれまで
の記憶に割り込んで記憶させた後、電源スィッチSWが
オフでないことを確認したうえで、もう一度自動運転の
指令の有無を確認する段階(F4)に戻り、これ以降再
び自動キーに7の操作の確認の段階(F38)までのプ
ログラムが繰り返される。この自動キーに7の再操作の
確認の段階(F38)で自動キーに7の再操作が確認さ
れると、再び動作モードが手動モードから自動モードに
切り換えられ(F39)、上記停止キーに8の操作およ
び非常停止キーに12の操作がないことを順に確認しく
F78.F81)、電源スイッチSWがオフでないこと
を確認してから(F28)、自動運転モードであること
を確認されてから(F4)、自動運転モートの操縦が再
開される。このとき、中央処理手段41では中断された
ステップの次に新たに追加されたステップのさらに次の
ステップから順にカウントアツプされ(F85)、この
ステップ以降のステップの自動制御が実行される(F8
6〜F92)。
以上のように、操縦者は、自動モードによる自動操縦中
の任意の時点で停止キーに8を操作することにより、自
動制御を中断し、手動モードでの制御プログラムあるい
は必要に応じてティチングキードの制御プログラムを実
行することができるので、1般送経路途中の周囲の状況
が変更されたときには、変更を要する位置までは自動制
御モードを実行し、その位置で停止キーに8を操作して
手動モードで、たとえば、搬器6をトラックが停止1−
シている所に正確に移動させたり、搬送物と周囲の他物
との衝突を避けるように搬器6を動作させ、必要に応し
て、この動作を既に記憶されている動作の中に割り込ま
せて記憶させたりすることができる。そして、再び、動
作モードを自動制御モードに戻すことにより、残りの自
動制御のプログラムを続行することができる。また、自
動制御の中断中の搬器6の動作を既に記憶されている動
作の中に割り込ませて記憶させる場合には、その後の自
動運転モードでは、搬器6が新たに割り込まされた動作
を含む一連の動作を採るように自動制御されることにな
る。
なお、下降条件キーに9によって指令される微速下降プ
ログラムでは、たとえば、その指令が入力される搬器6
の位置に搬器6が到達するまでに搬器6の下降速度を所
定の微速以下に減速し、またはこの位置で搬器を停!ト
させ、所定の微速で搬器6の真空パッド6aが搬送物に
接触する位置まで、あるいは、搬器6に支持されている
搬送物がその下方の他物に接触するまで搬器を下降させ
、真空パッド6aおよびリフマグロbによる搬送物の吸
着(出力)、または、その吸着の解除が実行される。
また、電源スイッチSWオフが確認された場合には、い
ずれの動作モードであっても制御プログラムは終了する
(F90)。
本発明は、もちろん、上記の一実施例によって限定され
るものではなく、上記特許請求の範囲に示された範囲内
の種々の変形例をも含む。
たとえば、電源スイッチSWオンにより制御プログラム
が開始されると(Fl)、位置検出システム13からの
データ入力(F2)に次いで、ティーチングモードにセ
ントし、ティーチングキーに7を操作しない限りは手動
操縦として各動作指令キーに1〜に6が操作され、途中
でティーチングキーに7を操作するごとにそのときの位
置情報を順にアドレスを付して記憶するように構成する
ことが可能である。また、上記一実施例の下降条件プロ
グラムのように、通常の動作速度と異なる動作速度によ
って、各モータ8〜12の動作を指令できるようにする
ことも可能である。上記搬器6の各動作の始点では所定
の加速度で次第に動作速度が加速されるように各モータ
8〜12の動作を制御すること、上記搬器6の動作の終
点で、その終点に達する前から次第に所定の減速度で次
第に動作速度が減速されるように各モータ8〜12の動
作を制御することなども可能である。
さらに、操縦盤34のキーの数を増加させ、各キーがそ
れぞれ単一の指令の入力のみに使用されるようにするこ
とも可能である。
もちろん、搬器6は真空パッド6aやリフマグロbに限
定されず、たとえば、搬送物を挟み持つようなメカニカ
ルチャックやバケットでもよく、また、無線送信機36
を操縦盤34と別体に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る天井クレーンの正面図、第2図は
その平面図、第3図はその操縦盤34のキー配列を示す
正面図、第4図は黄ページモードの各キーの機能を示す
正面図、第5図は青ページモードの各キーの機能を示す
正面図、第6図は赤ページモードの各キーの機能を示す
正面図、第7図は各表示装置lD1〜D5の配置を示す
表示盤Dの背面図、第8図は天井クレーン操縦装置の回
路要部のブロック図、第9図はその制御プログラムの流
れを示すフローチャートである。 1・・・レール、2・・・ガーダ、3・・・レール、4
・・・クラブトロリ、5・・・伸縮コラム、6・・・搬
器、7・・・回転枠、8・・・モータ、9・・・モータ
、10・・・モータ、1)・・・モータ、12・・・モ
ータ、13・・・位置検出システム、14・・・東西位
置検出装置、15・・・南北位置検出装置、1G・・・
上下位置検出装置、17・・・旋回位置検出手段、18
・・・傾斜角検出装置、19・・・ラックレール、20
・・・ロータリエンコーダ、21・・・アップダウンカ
ウンタ、22・・・ラックレール、23・・・ロータリ
エンコーダ夕゛、24・・・アンプダウンカウンタ、2
5・・・チェノ、26・・・ロークリエンコーダ、27
・・・アップダウンカウンタ、28・・・リングギヤ、
29・・・ロータリエンコーダ、30・・・アンプダウ
ンカウンタ、31・・・弧状ギヤ、32・・・ロークリ
エンコーダ、33・・・アップダウンカウンタ、34・
・・操縦盤、35・・・制御盤、36・・・無線送信機
、37・・・受信機、38・・・デバイダ、39・・・
ドライバ、40・・・記憶装置、41・・・中央処理装
置、Dl・・・モード表示装置、D2・・・ページ表示
装置、D3a・・・出力表示装置、D3b・・・出力表
示装置、D4・・・プログラム表示装置、D5・・・ス
テップ表示装置、K・・・入力部、K1・・・上昇指令
兼正方向旋回指令兼プログラム送りキー、K2・・・下
降指令兼負方向旋回指令兼プログラム戻しキー、K3・
・・東進指令兼正方向傾斜指令兼プログラムクリアキー
、K4・・・西進指令兼負方向傾斜指令兼ステップ送り
キー、K5・・・南進指令兼第1出力指令兼ステップ戻
しキー、K6・・・北進指令兼第2出力指令兼ステツプ
クリアキー、K7・・・自動運転指令兼ティーチング指
令キー、K8・・・停止指令兼追加指令キー、K9・・
・書き込み指令兼下降条件キー、KIO・・・ページ送
りキー、Kll・・・ページ戻しキー、K12・・・非
常停止I:キー、SW・・・電源スィッチ。 手続補正書(方式) 昭和60年1)月28日 昭和60年 特 許 願第148100号2、発明の名
称 クレーンの自動操縦方法aよびその装菖3 ^(i
正をする者 41件との関係  出願人 住 所  姫路型北条219番地 氏 6(名称) 株式会社 伸 和 技 研4、代理人 6 補正により増加する発明の数  なし7 補正の対
象 図面 8、補正の内容 別紙の通p(内容に変史なし)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クレーンの所望のアクチュエータを作動させる動
    作指令を操縦盤から入力し、この動作指令にしたがって
    制御手段で対応するアクチュエータを作動させた後、上
    記操縦盤から上記制御手段に上記搬器の動作の記憶を指
    令する書き込み指令を入力し、この書き込み指令を受け
    た上記制御手段がこのときの上記搬器の位置を検出する
    位置検出手段から位置情報を入力して記憶するティーチ
    ング段階と、上記制御手段に上記搬器の動作が上記制御
    手段の記憶と一致するように各アクチュエータを自動制
    御させる自動運転指令を上記操縦盤から入力し、この自
    動運転指令を受けた上記制御手段がその記憶と上記位置
    検出手段から得た現在の上記搬器の位置とを比較して上
    記搬器の位置がその記憶内容に一致するように各アクチ
    ュエータを動作させる自動運転段階と、この自動運転段
    階を任意の時点で、上記操縦盤から停止指令をこの自動
    運転段階を中断させる停止指令を上記操縦盤から入力し
    て、上記制御手段の自動制御動作を中断させ、クレーン
    の所望のアクチュエータを作動させる動作指令を操縦盤
    から入力し、この動作指令にしたがって制御手段で対応
    するアクチュエータを作動させた後、再度、自動運転指
    令を入力することにより中断時点以降の自動運転段階を
    実行する停止段階とからなる、クレーンの自動操縦方法
  2. (2)上記ティーチング段階において、クレーンの搬器
    の動作を複数のステップに分け、各ステップごとにその
    ステップの終了時の位置情報を上記位置検出手段から上
    記制御手段に読み取らせて、これにそのステップを代表
    するアドレスを付して記憶させる一方、上記自動運転段
    階において、上記制御手段がその記憶を上記アドレスの
    順に、一つのステップの制御が完了するごとに、順次読
    み出し、各ステップごとに上記搬器の現在位置を上記記
    憶手段から読み出されたそのステップの終了時の搬器の
    位置に一致させるように各アクチュエータを自動制御し
    、停止指令の入力後、再度自動運転指令を入力したとき
    に、停止指令により中断された任意のステップ以降の各
    ステップの自動制御が実行される、特許請求の範囲第1
    項または第2項記載のクレーンの自動操縦方法。
  3. (3)ティーチング段階で、クレーンの任意の一連の動
    作にプログラム番号を付して上記記憶手段に記憶させ、
    自動運転段階で、所望のプログラム番号を指定し、指定
    されたプログラム番号の記憶にクレーンの一連の動作が
    自動制御される特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のクレーンの自動操縦方法。
  4. (4)操縦者の入力操作にしたがってクレーンの所望の
    アクチュエータを動作させる動作指令、この動作指令に
    基づく上記搬器の動作の記憶を命令する書き込み指令、
    上記搬器の動作が予め記憶された上記搬器の動作に一致
    するように各アクチュエータを自動制御させる自動運転
    指令および自動運転を中断させる停止指令を入力し得る
    操縦盤と、伝送手段を介してこの操作盤に接続され、上
    記動作指令にしたがって上記所望のアクチュエータの動
    作を制御し、書き込み指令にしたがって上記搬器の動作
    を記憶し、上記自動運転指令にしたがって上記搬器の動
    作を予め記憶している上記搬器の動作に一致させるよう
    に各アクチュエータを自動制御し、停止指令にしたがっ
    てその自動制御を任意の時点で中断し、この中断後に再
    度自動運転指令を受けて中断時以降の自動制御を再開す
    る制御手段とを設けたことを特徴とする、クレーンの自
    動操縦装置。
  5. (5)制御手段が、搬器の現在位置を検出して位置情報
    を出力する位置検出手段と、記憶手段と、上記各指令と
    位置情報を入力し、上記書き込み指令を入力したときに
    上記位置情報をこの記憶手段に書き込み、上記自動運転
    指令を入力したときに上記記憶手段の記憶を順次読み出
    して現在の位置情報とを比較し、上記搬器の位置を予め
    記憶している上記搬器の位置情報の位置に一致させるよ
    うに各アクチュエータを動作させる制御指令を出力する
    中央処理手段と、上記動作指令または上記制御指令に基
    づき各アクチュエータを動作させるドライバとで構成さ
    れている、特許請求の範囲第4項記載のクレーンの自動
    操縦装置。
  6. (6)各アクチュエータにより移動させられる上記搬器
    の動作を往復方向で検出し、その位置情報を出力する位
    置検出手段を各アクチュエータに対して個別的に設けた
    、特許請求の範囲第4項記載のクレーンの自動操縦装置
  7. (7)上記位置検出手段が、相対変位するクレーンの二
    つの部分の一方に固定された歯列と、その他方に支持さ
    れ、上記歯列に噛み合う歯車を介してその相対変位量に
    対応して回転可能に連動連結され、その相対変位量に対
    応するパルス数信号を出力するロータリエンコーダとを
    有する特許請求の範囲第4項記載のクレーンの自動操縦
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03172231A (ja) * 1989-11-29 1991-07-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 連続アンローダの運転方法

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JPS5486153A (en) * 1977-12-21 1979-07-09 Tadano Tekkosho:Kk Automatic repetition steering device of travelling crane
JPS6033608A (ja) * 1983-08-03 1985-02-21 Toshiba Corp 遠隔操作形ロボット

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