JPS6289313A - 永久磁石の着磁方法 - Google Patents

永久磁石の着磁方法

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JPS6289313A
JPS6289313A JP23014185A JP23014185A JPS6289313A JP S6289313 A JPS6289313 A JP S6289313A JP 23014185 A JP23014185 A JP 23014185A JP 23014185 A JP23014185 A JP 23014185A JP S6289313 A JPS6289313 A JP S6289313A
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JP
Japan
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permanent magnet
magnetization
magnetizing
coercive force
magnetized
Prior art date
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Pending
Application number
JP23014185A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Obata
茂雄 小幡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ等に組み込まれる永久磁石の着磁方法に
関する。
従来の技術 近年モータは、各種電気製品にとりこまれると共に高機
能化、高性能化が要求されてきている。
たとえば、モータの駆動用の永久磁石に、周波数検出や
、位置検出用として、短波長の着磁を一体的に施し、構
成部材の低減や軽量化を図るといったことが広く行われ
ている。
従来のこの種の構成例としては、例えば特開昭59−2
8865号公報に示されるように、第2図のような構成
になっている。
ずなわち永久磁石20は、その内周側にモータ駆動用主
磁極21を、またその外周側には周波数検出用磁極22
を有している。
そして永久磁石200着磁は、第5図に示すような外周
側に周波数検出用着磁ヨーク部36を、また内周側に駆
動用主着磁ヨーク部34とを有する着磁ヨーク32によ
り行われる。
永久磁石30は駆動用巻線コイルく図示せず)と櫛歯状
のプリン1〜・コイルからなる周波数検出基板(図示せ
ず)とに適当な空隙を介して対向して回転軸(図示せず
)に取り付けられて、モータを構成する。
発明が解決しようとする問題点 ところでモータの発生トルクを増大させ、かつ速度検出
信号や、位置検出信号の出力を増大させるために、上記
のような構成の永久磁石においては、できるだけ残留磁
束密度の高い材料を採用することが多いが、残留磁束密
度の高い材料は一般に抗磁力も高くなる傾向にある。
ここで着磁に際しては、磁石の特性を充分に生かすため
に、磁石の抗磁力の4〜5倍以−Lの磁界を与える必要
があるが、ピッチの小さい着磁を行うには更に強大な磁
界を与えないと磁石の内部をも飽和磁化状態に達させる
事はできない。
」1記のごとき強大な磁界を発生ずるためには、着磁ヨ
ークの励磁用巻線に流れる電流を増大させる必要がある
が、あまり電流を増大させると励磁用巻線の絶縁被覆が
焼損したり、場合によっては絶縁破壊を生じヨーク破壊
といった事態も生じ得る。また着磁装置によっては充分
な電流を流せない事もある。
そこで本発明は、抗磁力の高い磁石にピンチの小さい着
磁をする場合でも、容易に飽和磁化できるようにするも
のである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する、本発明の技術的な手段は、抗磁
力の温度係数が負である永久磁石の着磁に際して、磁石
の温度を上げることによるものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、希土類磁石等のように抗磁力の温度係数が負
である永久磁石を高温にすると、抗磁力が急激に小さく
なるので飽和磁化に要する磁界も小さくする事ができる
事による。したがって小さな電流でも飽和磁化ができる
ようになり、モータ特性や周波数検出信号等の出力の向
上が図られ、かつ着磁ヨークの焼損等も抑えられ、コー
ク寿命を引き延ばすことが可能になるのである。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基いて、説明する。
第1図は本発明の一実施例に於ける、着磁装置である。
着磁ヨーク12は、駆動用主着磁ヨーク部14と、非常
にピッチの小さい速度検出信号用着磁ヨーク部16とか
らなり、着磁ヨーク12に設けられた溝部には、励磁用
巻線18が施されている。
リング状の永久磁石20は第2図に示すように磁性材料
よりなるハック・コーク26に接着されている。
また着磁ヨーク12の隣には加熱用ヒータ1が設置され
ている。この加熱用ヒータ1は、リング状に巻かれたニ
クロム線コイル(図示せず)よりなり、永久磁石20の
一平面に接する。このコイルに電流を印加する事により
永久磁石20を加熱する。
ここで永久磁石20のB−H特性を第3図に示す。
図中、実線40は飽和磁化された磁石材料の高温におけ
るB−H曲線、破線41は飽和磁化された磁石材料の常
温におけるB−H曲線、一点鎖線42は飽和磁化状態に
達しない磁石材料の常温におけるB−H曲線である。な
お抗磁力Hcは、B −H曲線とH軸との交点で表され
る。
第3図かられかるように、常温に比して高温の方が抗磁
力Hcは小となる。永久磁石20は着磁に際して事前に
加熱用ヒータ1により加熱され、所定の温度に達して後
、着磁ヨーク12上に移動され、励磁用巻線18に電流
を印加して着磁される。ここで、永久磁石20は第1図
に示ず着磁装置により着磁され、第2図に示されるよう
に内周側にモータ駆動用主磁極21が、外周側には周波
数検出用磁極22が設けられる。
次にこの一実施例における作用を説明する。まず、加熱
用ヒータ1を使用せずに着磁を行う場合を考える。今、
着磁の際に印加すべき外部磁界は抗磁力Hcの4〜5倍
程度の値を必要とする。ところが第3図の破線41にて
示すように、永久磁石20の抗磁力Hcは常温において
高い値を有するので着磁磁界も大きな値でないとならな
い。また、着磁に際して着磁のピッチが小さいと、第4
図に示すように着磁ヨーク12から発生した磁界はヨー
ク表面から離れるに従い急激に減衰してしまう。
そのため永久磁石20の内部にまで充分な磁界を達させ
る事は非常に困難となり磁石本来の特性を充分に生かす
事ができなくなり、たとえば第3図において一点鎖線4
2にて示すような減磁曲線上に動作点が乗ってしまう。
ここで本実施例のごとく着磁に先立って加熱用ヒータ1
により永久磁石20を高温にした場合を考える。この場
合、永久磁石20の13−H特性は第3図において実線
40で示すようになり、抗磁カドicの植も常温に比し
て小さくなる。したがって飽和磁化に必要な外部磁界の
値も小さくする事ができる。
また、飽和磁化に必要な外部磁界の値が小さいので、着
磁のピンチが小さい場合であっても、永久磁石2()の
内部まで飽和磁化する事が可能となる。
なおここで永久磁石20が着磁されて第3図において実
線40で示すような減磁曲線上の可逆動作範囲A−B上
に動作点がある場合、常温に戻されても一度飽和磁化さ
れた永久磁石20の動作点は、磁石本来の減磁特性を得
る事ができる。
この結果、非常にピッチの小さい着磁が抗磁力の高い磁
石材料においても容易になり、モータ等の小型化、軽量
化を図る事が可能どなる。
なお、本実施例においては永久磁石20全体を加熱する
ようにしたが、周波数検出用磁極22のみを加熱するよ
・うにしても良い。
また、加熱の手段はニクロム線コイル等に限定されるも
のでは無く、たとえば高周波加熱装置等であっても問題
は無い。
なお本発明による着磁方法は、周波数検出磁極の着磁の
みならず、位置検出用磁石の着磁や、筒型状の永久磁石
の着磁、さらにはモータ以外に用いられる永久磁石の着
磁にも適用しうる事は明白である。また、着磁の手段は
着磁ヨークに限られず、記録用ヘッド等でも良い。
発明の効果 本発明は抗磁力の温度係数が負である永久磁石の着磁に
おいて、温度を上げて着磁する事によって、非常にピッ
チの小さい着磁が小さな着磁磁界においても容易となり
、磁石材料の特性を充分に生かす事が可能となり、モー
タ等の小型化、軽量化が達成でき、かつ着磁ヨーク自体
の焼損を防ぐ事ができ、ヨーク寿命の向上も図る事が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の着磁装置の斜視図、第2図は
主磁極及び周波数検出用磁極を有する永久磁石の斜視図
、第3図は永久磁石のB−■(温度特性図、第4図は狭
ピツチ着磁における着磁ヨーク表面からの磁界分布を示
す断面図、第5図は従来の着磁ヨークの斜視図である。 ■・・・・・・加熱用ヒータ、12.32・・・・・・
着磁ヨーク、14.34・・・・・・駆動用主着磁ヨー
ク部、16.36・・・・・・周波数検出用着磁ヨーク
部。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 第3図 −ら9−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抗磁力の温度係数が負である永久磁石の着磁方法であっ
    て、温度を上げて着磁することを特徴とする永久磁石の
    着磁方法。
JP23014185A 1985-10-16 1985-10-16 永久磁石の着磁方法 Pending JPS6289313A (ja)

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