JP4077898B2 - 永久磁石モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定子もしくは回転子の一方、またはその両方に永久磁石を用いた、特にハイブリッド型ステッピングモータに好適な永久磁石モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、永久磁石を用いたモータとしては、直流モータ、ブラシレス直流モータ、PM型ステッピングモータおよびハイブリッド型ステッピングモータなどがある。この永久磁石の片側の磁極より生じる磁束を、その磁気回路の磁気抵抗の違いにより磁束差を生じせしめ、この磁束差によりトルクを生じるモータの代表的なものとして、例えば前記のハイブリッド型ステッピングモータがある。図7は、該ハイブリット型ステッピングモータmの概略構成を示す縦断面図である。
【0003】
図7において、前記モータmは、鋼板を積層して形成された固定子鉄心2を有する固定子1の内周面に、空隙を介して回転子3を回動自在に配設、支持するとともに、該回転子3は、その軸方向に着磁された円筒状の永久磁石5と、該永久磁石5の軸方向の両側に、鋼板を積層して形成され、該永久磁石5を挟持するように固着された2個の回転子鉄心4,4と、それらを貫通した軸6とにより構成されている。なお、前記固定子1には、巻線7が巻装されている。
そして、該回転子鉄心4,4の外周面には、4〜200程度の小歯4aと呼ばれる凹凸が形成されるとともに、前記固定子鉄心2の各突極8の内周面にも複数個の同様の小歯8aが形成されている。
【0004】
このため、前記モータmの磁気抵抗は回転子鉄心4の小歯4aの凸部と固定子鉄心2の小歯8aの凸部が対向している際に最も小さくなり、回転子鉄心4の小歯4aの凸部が固定子鉄心2の小歯8aの凹部と対向している際に最も大きくなる。該モータmのトルクは前記小歯4a,8aの対向による磁束差により生じ、固定子鉄心2の各突極8に施された巻線7の界磁によりさらに大きなトルクが生み出される。
【0005】
一方、この種の永久磁石モータなどに用いられる永久磁石5は、これもまた様々であるが、例えば、フェライト磁石、アルニコ磁石、希土類磁石、さらにはこれら磁石を粉砕した粉とプラスチックなどの樹脂とを混合して成形されたボンド磁石などがある。
これら代表的な磁石の減磁曲線の概略を図8に示す。図8において、フェライト磁石は磁石特性としては中庸ではあるが、他の磁石に比べて低価格なため一般的に最も多く用いられ、永久磁石モータにおいても最も多く用いられ、特に直流モータなどの比較的廉価なモータに使われている。アルニコ磁石はその特性から、磁気抵抗の小さいモータ、例えば他に比べて空隙が小さいステッピングモータなどに用いられている。
【0006】
希土類磁石には、主としてサマリウムコバルト磁石とネオジム鉄ボロン磁石がある。希土類磁石はその高い磁石特性の恩恵により、この十年程度で急速にその需要が増加している。特に特性が高く、比較的低価格のネオジム鉄ボロン磁石は現在では売り上げ高で、これまでトップのフェライト磁石を超えるまでに成長し続けており、前記モータにもそれまでの磁石に置き換わる形でその使用量は増え続けている。ボンド磁石は用いる磁石粉の種類により異なるが、特にネオジム鉄ボロン磁石の磁石粉を用いたボンド磁石が小型、薄型モータ用等で急進している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記永久磁石モータに用いられている前記永久磁石は、その残留磁束密度の温度係数(単位は、%/℃)が、アルニコ磁石では、-0.02 〜-0.03 ,フェライト磁石では、-0.18 ,サマリウムコバルト磁石では、-0.04 ,ネオジム鉄ボロン磁石では、-0.11 のように負値であるため、該永久磁石から発生する磁束は温度が上昇するに伴い減少する。一方、該モータではその回転に伴い巻線により生じる銅損や渦電流などにより生じる鉄損等のため温度が上昇する。このため、前記永久磁石モータではモータ自身の発熱や使用環境の外部からの熱源等により回転時には温度が上昇することは必至であり、したがって、その出力トルクが低下するという問題点があった。
【0008】
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は前記問題点を解決し、モータの温度が上昇しても、これに伴って回転時、該モータの出力トルクが低下しないような永久磁石モータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の構成は、固定子部と回転子部とから成り、該固定子部もしくは回転子部の一方、またはその両方に永久磁石を有し、該固定子部または回転子部に巻回された巻線を介して励磁、駆動される永久磁石モータにおいて、次のとおりである。
【0010】
前記永久磁石モータがハイブリッド型ステッピングモータであり、該モータが前記永久磁石のキュリー温度またはボンド磁石の可塑化温度以下の温度で使用されるとき、該モータの温度上昇に対して、該モータの前記巻線における逆起電力の変化率が、内蔵される前記永久磁石自体の残留磁束密度の温度係数よりも小さく、零または正値になるように、該永久磁石を含めて磁気回路を形成することを特徴とする。
【0013】
本発明は、以上のように構成されているので、モータの出力トルクがその逆起電力に比例することから、前記永久磁石モータの温度上昇に対して、該モータの前記巻線における逆起電力の変化率が、内蔵される永久磁石自体の残留磁束密度の温度係数よりも小さく、零または正値になるように、該永久磁石を含めて前記磁気回路を形成するようにしている。
【0014】
前記永久磁石は、前記アルニコ系永久磁石、フェライト系永久磁石、希土類コバルト系永久磁石および希土類鉄硼素系永久磁石だけでなく、その残留磁束密度の温度係数(単位は、%/℃)が、負値であればよい。
【0015】
次いで、本発明の作用を説明する。
図2は、空隙10を介して複数個の永久磁石11を対向させた場合の、該永久磁石11の各極より生じる磁束の差の様子を示す図である。この場合には、磁束の差に比例した接線方向の力が発生するが、磁束の差が永久磁石11より生じる磁束そのものであるため、温度が上昇して該永久磁石11の温度が上昇すると、その表面より発せられる磁束12が減少し、磁束の差が減少するため前記接線方向の力は低下する。前記永久磁石11のN極またはS極から生じる磁束を、磁気抵抗の違いにより磁束差を生じせしめ、該磁束差によりトルクを生じるモータにおいても、一般にはモータのトルクは低下する。
【0016】
しかしながら、以下の作用を満足するように永久磁石およびその磁気回路を形成することで、該永久磁石モータの温度上昇に伴うトルクの低下を防ぐことが可能である。これを確認することは一般には難しいが、本発明の請求項1に記載の条件のように、該モータの温度上昇に対する該モータの前記巻線における逆起電力の変化率を満足させることで、以下に記した永久磁石およびその磁気回路を形成させている。
【0017】
一般には、モータの磁気回路は透磁率の大きな電磁鋼板と透磁率の小さな空気との組合せで構成されることが多いが、磁気回路を形成する要素の透磁率の違いは、電気回路を構成する要素の導電率の違いに比べると著しく小さいため、該磁気回路の磁束を増していくと次第に磁束の漏れが生じる。図3は、前記のハイブリッド型ステッピングモータの回転子の小歯部分と固定子の小歯部分の漏れ磁束を表すための模式図で、両者とも永久磁石11と電磁鋼板のような軟磁性材料13から構成される。この場合においても、図2と同様に接線方向の力が発生するが、永久磁石11の磁力が強くなると図3に示すような漏れ磁束14が生じている。
【0018】
そこで、使用する永久磁石11の磁束を増加していくと当初は接線方向の力も増加するが、磁束は次第に飽和し、さらなる磁束の増加では接線方向の力は逆に低下し、永久磁石11から発する磁束に対して該接線方向の力は、ある磁束量でピークを持つようになる。図6は後記実施例のハイブリッド型ステッピングモータにおいて、永久磁石から発する磁束量を変えたときの該モータのトルクであり、ある磁束量でピークを持つようになる。ここで、磁束量は突極部での値である。
【0019】
そこで、温度上昇前の前記モータについて、該永久磁石により生じる磁束が、該永久磁石から発する磁束に対する前記モータのトルクのピーク値よりも大きくなるよう前記永久磁石および磁気回路を形成させておくようにする。。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の好適な発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明による永久磁石モータとしては、固定子もしくは回転子の一方、またはその両方に永久磁石を有し、該固定子または回転子に巻回された巻線を介して励磁、駆動される永久磁石モータであって、該永久磁石により生じる磁束が、該永久磁石から発する磁束に対する前記モータのトルクのピーク値よりも大きくなるように前記永久磁石および磁気回路が形成される。このようにすることで、前記モータの温度が、該永久磁石のキュリー温度、または該永久磁石がボンド磁石である場合、その可塑化温度より低い温度で使用されるとき、該モータの温度が上昇して前記永久磁石より発する磁束が減少しても、前記モータの出力トルクが低下することを防ぐことができるだけでなく、出力トルクを増加することができる。
【0021】
特に、前記モータを、使用される環境温度において、前記永久磁石から発する磁束に対して該モータの出力トルクがピークとなるように、該永久磁石および磁気回路を形成することで、前記使用温度環境下で最大のトルクが得られる。
なお、前記モータの温度が該永久磁石のキュリー温度以上などでは、該永久磁石から発せられる磁束が零となるので、該永久磁石と磁気回路による出力トルクは零となる。
【0022】
前記出力トルクのピーク値や温度上昇によるトルク変化分は、前記永久磁石、磁気回路、モータの温度などにより種々変化する。
また、前記モータの出力トルクについては、該モータの前記巻線における逆起電力に比例することがファラデーの法則から一般に知られているため、該逆起電力を測定することにより、間接的に求めることができる。
【0023】
以下、実施例および比較例を用いて本発明による永久磁石モータを詳細に説明する。
【0024】
[実施例]
図1(a)および図1(b)は、本発明の永久磁石モータの一実施例を示す図で、図1(a)は5相ハイブリッド型ステッピングモータの概略断面図、図1(b)は該モータの回転子の概略正面図である。
【0025】
図1(a)および図1(b)において、ステッピングモータMは、固定子21と、該固定子21内に回動自在に配設、支持された回転子23とからなる。該固定子21は固定子鉄心22、巻線27から成り、該固定子鉄心22には、放射状に配設された複数個の突極28を有し、さらに該突極28の内周面に複数個の小歯28aを有する。前記回転子23は、軸方向に着磁された円筒状の永久磁石25と、その両側に該永久磁石25を挟持するように固着された回転子鉄心24,24と、それらを貫通する軸26とからなり、該回転子鉄心24の外周面には複数個の小歯24aを有する。
【0026】
前記ハイブリッド型ステッピングモータMの回転子23の前記永久磁石25には、希土類磁石を用いた。この希土類永久磁石としては、希土類コバルト系永久磁石、例えばサマリウムコバルト磁石および希土類鉄硼素系永久磁石、例えばネオジム鉄ボロン磁石などがある。該永久磁石25の寸法は、設計値から計算されるパーミアンス係数より、常温における該永久磁石25の動作点磁束密度および動作点磁束を算出し、この動作点磁束の最大値を前記固定子鉄心22の突極28の断面積の半分で除した値が、該固定子鉄心22に用いた鉄板の飽和磁束密度から固定子鉄心22に巻かれた巻線27の励磁による磁束密度を考慮した値よりも大きくなるように決定する。
【0027】
図4は、前記ハイブリッド型ステッピングモータMの温度試験に用いた装置の構成図で、この装置は、オーブン(恒温槽)30、温度記録計31、ディジタルオシロスコープ32、回転計33、試験モータM回転用の外部モータ34から構成され、該ステッピングモータMを前記オーブン30内に設置し、該モータMの温度はその固定子鉄心22の突極28の間に挿入した熱電対31aの出力を前記温度記録計31により記録した。
【0028】
試験方法は、オーブン30内の温度が所定温度に保持された後、該オーブン30内に設置された前記ステッピングモータMを、外部モータ34により回転させ、所定回転数における該ステッピングモータMの巻線27に発生する電圧(逆起電力)を、前記オシロスコープ32で測定する。この測定はファラデーの法則に基づく測定で、前記モータMの永久磁石25の磁束の変化は、固定子鉄心22の突極28に通る磁束で評価している。
【0029】
図5は、その試験結果を示す該ステッピングモータMの温度と逆起電力との関係図、図6は該ステッピングモータMの固定子鉄心22の突極部28の磁束密度と該モータMの静止トルクとの関係図で、それぞれ後記する比較例1および2の結果も同時に示す。ここで、図5の逆起電力変化率とは、図中破線で示し、あるモータ温度の逆起電力とモータ基準温度の逆起電力との差を、前記モータ基準温度の逆起電力で除した値のパーセンテージである。
【0030】
図5および図6より、前記発明の作用に記載した条件で、前記永久磁石モータMの永久磁石25およびその磁気回路を形成することで、残留磁束密度の温度係数が負値の永久磁石25を用いた該モータMの温度が上昇しても、その逆起電力、すなわちトルクは減少することなくむしろ増加するという効果を奏する。
【0031】
[比較例1]
前記実施例で用いた永久磁石25の寸法を、設計値から計算されるパーミアンス係数より永久磁石25の動作点磁束密度および動作点磁束を算出し、この動作点磁束を固定子鉄心22の突極28の断面積の半分で除した値が、固定子鉄心22に用いた鉄板の飽和磁束密度になるように設計して、実施例と同様の回転子23を作製し、実施例1と同様の方法で測定を行った。図5および図6に結果を示す。
【0032】
[比較例2]
前記実施例および比較例1で用いた永久磁石25の寸法を、設計値から計算されるパーミアンス係数より永久磁石25の動作点磁束密度および動作点磁束を算出し、この動作点磁束を固定子鉄心22の突極28の断面積の半分で除した値が、固定子鉄心22に用いた鉄板の飽和磁束密度よりも小さくなるように設計して、実施例および比較例1と同様の回転子23を作製し、実施例および比較例1と同様の方法で測定を行った。図5および図6に結果を示す。
【0033】
なお、本発明の技術は前記実施例における技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の永久磁石モータによれば、前記永久磁石モータがハイブリッド型ステッピングモータであり、該モータが前記永久磁石のキュリー温度またはボンド磁石の可塑化温度以下の温度で使用されるとき、該モータの温度上昇に対して、該モータの前記巻線における逆起電力の変化率が、内蔵される前記永久磁石自体の残留磁束密度の温度係数よりも小さく、零または正値になるように、該永久磁石を含めて磁気回路を形成するので、該ハイブリッド型ステッピングモータの温度が上昇しても、これに伴って該モータの出力トルクが低下しないという効果を奏する。
【0036】
本発明の永久磁石モータは、温度上昇による出力トルクの低下を回避することができるとともに、さらに該出力トルクを増加することができる。このため、実使用時における出力トルクの増加が可能となり、前記モータ本来の能力を最大限に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)および図1(b)は、本発明の永久磁石モータの一実施例を示す図で、図1(a)は5相ハイブリッド型ステッピングモータの概略断面図、図1(b)は該モータの回転子の概略正面図である。
【図2】永久磁石の各極より生じる磁束の差によりトルクを生じるモータの磁束の様子を説明する模式図である。
【図3】永久磁石のN極あるいはS極から生じる磁束を磁気抵抗の違いにより磁束を生じせしめ、該磁束差によりトルクを生じるモータの磁束の様子を説明する模式図である。
【図4】図1(a)および図1(b)の5相ハイブリッド型ステッピングモータの実施例、比較例1および比較例2の温度試験に用いた装置の構成図である。
【図5】図1(a)および図1(b)の5相ハイブリッド型ステッピングモータの実施例、比較例1および比較例2の温度と逆起電力の関係を示す図である。
【図6】図1(a)および図1(b)の5相ハイブリッド型ステッピングモーターの実施例、比較例1および比較例2の固定子ヨークの突極部の磁束密度と該モータのトルクの関係を示す図である。
【図7】従来の永久磁石モータの代表例である、ハイブリット型ステッピングモータの概略構成を示す縦断面図である。
【図8】代表的な永久磁石の典型的な減磁曲線を示す図である。
【符号の説明】
M,m ハイブリッド型ステッピングモータ
1,21 固定子
2,22 固定子鉄心
3,23 回転子
4,24 回転子鉄心
5,11,25 永久磁石
6、26 軸
7,27 巻線
8,28 突極
8a,28a 小歯
10 空隙
12 磁束(表面磁束)
13 軟磁性材料
14 漏れ磁束
30 オーブン(恒温槽)
31 温度記録計
31a 熱電対
32 ディジタルオシロスコープ
33 回転計
34 試験モータ回転用外部モータ
Claims (1)
- 固定子部と回転子部とから成り、該固定子部もしくは回転子部の一方、またはその両方に永久磁石を有し、該固定子部または回転子部に巻回された巻線を介して励磁、駆動される永久磁石モータにおいて、
前記永久磁石モータがハイブリッド型ステッピングモータであり、該モータが前記永久磁石のキュリー温度またはボンド磁石の可塑化温度以下の温度で使用されるとき、該モータの温度上昇に対して、該モータの前記巻線における逆起電力の変化率が、内蔵される前記永久磁石自体の残留磁束密度の温度係数よりも小さく、零または正値になるように、該永久磁石を含めて磁気回路を形成することを特徴とする永久磁石モータ。
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JPH10243623A JPH10243623A (ja) | 1998-09-11 |
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