JPS6287084A - 食品用防腐系調理食酢 - Google Patents

食品用防腐系調理食酢

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JPS6287084A
JPS6287084A JP60229322A JP22932285A JPS6287084A JP S6287084 A JPS6287084 A JP S6287084A JP 60229322 A JP60229322 A JP 60229322A JP 22932285 A JP22932285 A JP 22932285A JP S6287084 A JPS6287084 A JP S6287084A
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JP
Japan
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vinegar
weight
acid monoglyceride
food
preservative
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JP60229322A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Washimi
桂一郎 鷲見
Masahiro Inui
昌弘 乾
Hiroshi Nishimura
博 西村
Toshio Takeuchi
竹内 敏雄
Takeyoshi Nakayama
中山 武吉
Hiroshi Nagaki
永来 弘
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KOZOUZUSHI HONBU KK
MARUKANSU KK
Original Assignee
KOZOUZUSHI HONBU KK
MARUKANSU KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation

Landscapes

  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2食品の風味、呈味を損なうことなくかつ殺菌
力の高い食品用防腐系調理食酢に関する。
(従来の技術) 食品の保存には種々の保存料が使用されている。
これら保存料は1食中毒などの予防のため、殺凹力に重
点がおかれている。特に1食酢は殺菌力が強く防腐効果
も高い。食品の表面に付着している細菌などの微生物は
食酢を用いて殺菌されるとともにその繁殖・増殖を防止
している。したがって。
寿司ねたなどに用いられる魚貝類などの食品の洗浄およ
び保存には1食酢が使用されている。しかし1食酢の酸
味は強く、そのために寿司ねたの風味や呈味が損なわれ
る。殺菌力も必ずしも充分ではない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは1食品の風味・呈味を損なうことが
なくしかも殺菌力の高い食品用防腐系調理食酢を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の食品用防腐系調理食酢は、醸造酢、低級脂肪酸
モノグリセライドおよび醸造用アルコールを含有し、そ
のことにより上記目的が達成される。
本発明の他の食品用防腐系調理食酢は、醸造酢。
低級脂肪酸モノグリセライド、醸造用アルコールおよび
クエン酸を含有し、そのことにより上記目的が達成され
る。
本発明のさらに他の食品用防腐系調理食酢は。
醸造酢、低級脂肪酸モノグリセライド、醸造用アルコー
ル、クエン酸および有機酸塩を含有し、そのことにより
上記目的が達成される。
醸造酢は、得られた食酢の酢酸濃度が1〜4重量%、好
ましくは、2〜3重量%の範囲になるように添加量が調
整される。酢酸濃度が2重量%であればさらに好ましい
。1重量%を下まわると。
醸造酢と低級脂肪酸モノグリセライドとの相乗的殺菌力
が作用せず、そのために食酢の殺菌力が低下する。4重
量%を上まわると食品の風味や呈味がかえって損なわれ
る。
低級脂肪酸モノグリセライドは、抗菌性物質であり1例
えば、カプリル酸モノグリセライド、カプリン酸モノグ
リセライド、ラウリン酸モノグリセライドがある。
カプリル酸モノグリセライドは、 0.01〜0.5重
量%、好ましくは、 0.05〜0.2重量%の範囲で
含有される。0.05重量%であればさらに好ましい。
0.01重量%を下まわると、カプリル酸モノグリセラ
イドと醸造酢との相乗的殺菌力が作用せず、そのために
食酢の殺菌力が低下する。0.5重量%を上まわると9
食品の風味や呈味がかえって損なわれる。
カプリン酸モノグリセライドは、  0.005〜0.
5重量%、好ましくは、  0.015〜0.1重量%
の範囲で含有される。0.015重景重景あればさらに
好ましい。Q、005重量%を下まわると、カプリン酸
モノグリセライドと醸造酢との相乗的殺菌力が作用せず
、そのために食酢の殺菌力が低下する。0.5重量%を
上まわると2食品の風味や呈味がかえって損なわれる。
ラウリン酸モノグリセライドは、  0.005〜0.
5重量%、好ましくは、 0.01〜0.1重量%の範
囲で含有される。0.02重量%であればさらに好まし
い。
0.005重量%を下まわると、ラウリン酸モノグリセ
ライドと醸造酢との相乗的殺菌力が作用せず。
そのために食酢の殺菌力が低下する。0.5重量%を上
まわると1食品の風味や呈味がかえって損なわれる。
醸造用アルコールは、低級脂肪酸モノグリセライドの溶
剤として添加される。添加量は、必要に応じて適宜選択
される。
クエン酸および有機酸塩は、殺菌力を維持しつつ食酢の
酸味をやわらげることにより1食品の風味や呈味を改善
するために加えられる。クエン酸は、0,2〜3.0重
量%、好ましくは、0.3〜1.0重量%の範囲で含有
される。0.5重量%であればさらに好ましい。0.2
重量%を下まわる量および3.0重量%を上まわる量で
は、クエン酸と醸造酢と低級脂肪酸モノグリセライドと
の相乗的殺菌力が作用せず、そのために食酢の殺菌力が
低下する。
有機酸塩には9例えば、無水酢酸ナトリウムがある。無
水酢酸ナトリウムは、0.1〜3.0重量%。
好ましくは、0.1〜0.2重量%の範囲で含有される
。0.1重量%を下まわる量では添加の意味がなく、 
 3.0重量%を上まわる量では食酢の殺菌力が低下す
る。
本発明の食酢には、上記含有物のほかに、もろみ、穀物
酢、グリシン、糖アルコールなどが添加されてもよい。
もろみは、米などの穀類のアルコール発酵液である。穀
物酢には、もろみを酢酸発酵して得られた1例えば、米
酢がある。もろみや穀物酢の添加により1本発明の食酢
にまろやかな味や香りが付加され、風味が改善される。
もろみや穀物酢は1例えば2食酢中に10重量%の割合
で加えられる。グリシンや糖アルコールは、低級脂肪酸
モノグリセライドの呈味を和らげるために添加される。
グリシンは、0.2〜0.5重量%の範囲で含有される
。糖アルコールは、0.3〜i、oxt%の範囲で加え
られるのが好ましい。
本発明の食酢は1例えば1次のようにして製造される: 低級脂肪酸モノグリセライドを醸造用アルコールに溶解
させる。この溶液に醸造酢を加え、必要に応じて他の添
加剤も添加して、水で所定の濃度に3周整する。
(実施例) 以下に本発明を実施例について述べる。
去旅±エ カプリル酸モノグリセライドを醸造用アルコールに溶解
させた。この溶液に醸造酢を加え、水で所定の濃度に調
整した。その結果、カプリル酸モノグリセライド0.0
07重量%、醸造用アルコール3重量%で、酢酸濃度が
2重量%の食酢を得た。
肉エキス5g、ペプトン10gおよび塩化ナトリウム5
gを水1 、000m1に溶かし、そのpHを6.8に
調整した。これを試験管にIQmlずつ分注し。
121’Cで15分間加圧滅菌して液体培地とした。液
体培地にエセリシア・コリ (Escherichia
 coli)IFO−3301を1白金耳ずつ接種し3
5℃で24時間培養して菌液を調製した。
上記食酢10IIIlを121℃で15分間加圧滅菌し
た後、これに上記菌液0.1m#を加えた。菌液を加え
て5分後の生菌数を測定した結果、lX10’個であっ
た。これとは別に、対照として2食酢の代わりに生理食
塩水10nlに上記菌液0.1mj!を加え、その生菌
数2X10’個を初発菌数とした。生菌数の測定は、一
般細菌用培地(田水製薬社製)を用いて、35℃で48
時間培養した後行った。
人上斑1 カプリル酸モノグリセライドを0.010重量%とじた
こと以外は、実施例1と同様にして食酢を得た。この食
酢に、実施例1と同様の方法により。
菌液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、5×10
3個であった。
叉立桝主 カプリル酸モノグリセライドを0.015重量%とじた
こと以外は、実施例1と同様にして食酢を得た。この食
酢に、実施例1と同様の方法により。
菌液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、lX 1
0”個であった。
χ笠斑土 カプリル酸モノグリセライドに代えて、カプリン酸モノ
グリセライドを0.003重量%用いたこと以外は、実
施例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例1
と同様の方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を測
定した結果、2X10’個であった。
去逼l生i カプリル酸モノグリセライドに代えて、カプリン酸モノ
グリセライドを0.005重量%用いたこと以外は、実
施例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例1
と同様の方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を測
定した結果、7X10″′個であった。
去1生影 カプリル酸モノグリセライドに代えて、カプリン酸モノ
グリセライドを0.007重量%用いたこと以外は、実
施例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例1
と同様の方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を測
定した結果、2X102個であった。
去JfiiiL カプリル酸モノグリセライドに代えて、ラウリン酸モノ
グリセライドを0.003重量%用いたこと以外は、実
施例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例1
と同様の方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を測
定した結果、lXl0’個であった。
次lu生影 カプリル酸モノグリセライドに代えて、ラウリン酸モノ
グリセライドを0.005重量%用いたこと以外は、実
施例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例1
と同様の方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を測
定した結果、6X10”個であった。
大旌五エ カプリル酸モノグリセライドに代えて、ラウリ・ン酸モ
ノグリセライドを0.007重量%用いたこと以外は、
実施例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例
1と同様の方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を
測定した結果、3X10”個であった。
大施桝且 酢酸濃度を1重量%とじたこと以外は、実施例1と同様
にして食酢を得た。この食酢に、実施例1と同様の方法
により、菌液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、
3X105個であった。
大施拠旦 酢酸濃度を1重量%とし、カプリル酸モノグリセライド
を0.010重量%とじたこと以外は、実施例1と同様
にして食酢を得た。この食酢に、実施例1と同様の方法
により、菌液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、
2X10’個であった。
大血炭婬 酢酸濃度を1重量%とじ、カプリル酸モノグリセライド
を0.015重量%とじたこと以外は、実施例1と同様
にして食酢を得た。この食酢に、実施例1と同様の方法
により、菌液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、
8X103個であった。
去施炭U 酢酸濃度を1重量%とじ、カプリル酸モノグリセライド
に代えて、カプリン酸モノグリセライドを0.003重
量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢を得
た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を
加えて5分後の生菌数を測定した結果、4X105個で
あった。
実施例14 酢酸濃度を1重量%とし、カプリル酸モノグリセライド
に代えて、カプリン酸モノグリセライドを0.005重
量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢を得
た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を
加えて5分後の生菌数を測定した結果、4X10’個で
あった。
尖旌炭長 酢酸濃度を1重量%とじ、カプリル酸モノグリセライド
に代えて、カプリン酸モノグリセライドを0.007重
量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢を得
た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を
加えて5分後の生菌数を測定した結果、lXl0’個で
あった。
犬崖炭ル 酢酸濃度を1重量%とじ、カプリル酸モノグリセライド
に代えて、ラウリン酸モノグリセライドを0.003重
量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢を得
た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を
加えて5分後の生菌数を測定した結果、3X10S個で
あった。
尖施五U 酢酸濃度を1重量%とじ、カプリル酸モノグリセライド
に代えて、ラウリン酸モノグリセライドを0.005重
量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢を得
た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を
加えて5分後の生菌数を測定した結果、2X10’個で
あった。
尖血五」 酢酸濃度を1重量%とし、カプリル酸モノグリセライド
に代えて、ラウリン酸モノグリセライドを0.007重
量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢を得
た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を
加えて5分後の生菌数を測定した結果、9X10’個で
あった。
去施五U 酢酸濃度を0.5重量%とじ、カプリル酸モノグリセラ
イドを0.010重景筒用いたこと以外は、実施例1と
同様にして食酢を得た。この食酢に、実施例1と同様の
方法により、菌液を加えて5分後の生菌数を測定した結
果、5X10’個であった。
1流■毅 酢酸濃度を0.5重量%とじ、カプリル酸モノグリセラ
イドに代えて、カプリン酸モノグリセライドを0.00
5重量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢
を得た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌
液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、3X105
個であった。
叉止拠旦 酢酸濃度を0.5重量%とじ、カプリル酸モノグリセラ
イドに代えて、ラウリン酸モノグリセライドを0.00
5重量%用いたこと以外は、実施例1と同様にして食酢
を得た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌
液を加えて5分後の生菌数を測定した結果、3X105
個であった。
土較炎上 カプリル酸モノグリセライドおよび醸造用アルコールを
用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして食酢を
得た。この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液
を加えて5分後の生菌数を測定した結果、2X10’個
であった。
ル敦拠1 酢酸濃度を1重量%とじ、カプリル酸モノグリセライド
および醸造用アルコールを用いなかったこと以外は、実
施例1と同様にして食酢を得た。
この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を加え
て5分後の生菌数を測定した結果、5X10’個であっ
た。
此j吋」1 酢酸濃度を0.5重量%とし、カプリル酸モノグリセラ
イドおよび醸造用アルコールを用いなかったこと以外は
、実施例1と同様にして食酢を得た。
この食酢に、実施例1と同様の方法により、菌液を加え
て5分後の生菌数を測定した結果、9X10’個であっ
た。
実施例1〜21および比較例1〜3の結果を第1図〜第
3図に示す。図から明らかなように2食酢の酢酸濃度が
2重量%および1重量%の場合、カプリル酸モノグリセ
ライドは0.010重量%以上。
カプリン酸モノグリセライドおよびラウリン酸モノグリ
セライドは0.005重量%以上で、対照に比較して、
生菌数が著しく減少している。
叉立■録 カプリル酸モノグリセライドを0.05重量%とじたこ
と以外は、実施例1と同様にして食酢を得た。
この食酢に、菌体としてエセリシア・コリ (Esch
eri−chia coli) IFO−3301+ 
サルモネラ菌(Salmonellasenf ten
berg) 、黄色ブドウ球菌(Staphyloco
ccusaureus) IFO−3060をそれぞれ
加えたこと以外は。
実施例1と同様の方法により、生菌数を経時的に測定し
た。その結果を表1に示す。
大旌拠益 カプリル酸モノグリセライドに代えてカプリン酸モノグ
リセライドをo、ois重量%用いたこと以外は、実施
例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、菌体として
エセリシア・コリ (Escherichiacoli
) IFO−3301,サルモネラ菌(Salmone
llasenf tenberg) 、黄色ブドウ球I
3i (Staphylococcusaureus)
 IFO−3060をそれぞれ加えたこと以外は。
実施例1と同様の方法により、生菌数を経時的に測定し
た。その結果を表1に示す。
裏隻拠バ カプリル酸モノグリセライドに代えてラウリン酸モノグ
リセライドを0.02重量%用いたこと以外は、実施例
1と同様にして食酢を得た。この食酢に、菌体としてエ
セリシア・コリ (Escher ich 1acol
i) IFO−3301,サルモネラ菌(Salmon
ellasenf tenberg) +黄色ブドウ球
菌(Staphylococcusaureus) I
FO−3060をそれぞれ加えたこと以外は。
実施例1と同様の方法により、生菌数を経時的に測定し
た。その結果を表1に示す。
ル較炭土 カプリル酸モノグリセライドおよび醸造用アルコールを
用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして食酢を
得た。この食酢に、菌体としてエセリシア・コリ (E
scherichia colt) IFO−3301
゜サルモネラ菌(Salmonella senfte
nberg) IFO−黄色ブドウ球菌(Staphy
lococcus aureus)IFO−3060を
それぞれ加えたこと以外は、実施例1と同様の方法によ
り、生菌数を経時的に測定した。その結果を表1に示す
(以下余白) 表1から明らかなように、実施例22〜24において得
た食酢は、エセリシア・コリ、サルモネラ菌および黄色
ブドウ球菌のいずれに対しても強い殺菌力を示している
大止桝互 カプリル酸モノグリセライドに代えてカプリン酸モノグ
リセライドを0.015重量%用い5クエン酸を0.5
重量%添加したこと以外は、実施例1と同様にして食酢
を得た。この食酢に、菌体としてエセリシア・コリ (
Escherichia coli) IFO−330
1+黄色ブドウ球菌(Staphylococcus 
aureus)IFO−3060をそれぞれ加えたこと
以外は、実施例1と同様の方法により、生菌数を経時的
に測定した。その結果を表2に示す。
を校旦l カプリル酸モノグリセライドに代えてカプリン酸モノグ
リセライドを0.015重量%用いたこと以外は、実施
例1と同様にして食酢を得た。この食酢に、菌体として
エセリシア・コリ (Escher ich i ac
oli) IFO−3301,黄色ブドウ球菌(Sta
phylococcusaureus) IFO−30
60をそれぞれ加えたこと以外は。
実施例1と同様の方法により、生菌数を経時的に測定し
た。その結果を表2に示す。
(以下余白) 表2から明らかなように、クエン酸の添加により、エセ
リシア・コリおよび黄色ブドウ球菌に対する本発明の食
酢の殺菌力が向上している。
災施班酋 実施例1で得られた食酢(試料26−1 )およびこの
食酢に無水酢酸ナトリウムを0.10重量%添加した食
酢(試料26−2 ”)について、その酸味を17名の
パネラ−により評価した。その結果を表3に示す。
表3 表3から明らかなように、無水酢酸ナトリウムの添加に
より2食酢の刺激のある酸味が抑えられている。
芙JtfんU 実施例1で得られた食酢に米もろみを10重量%添加し
た食酢(試料27−1 )について、その香りを17名
のパネラ−により評価した。その結果を表4に示す。
表4 表4から明らかなように、米もろみの添加により9食酢
の香りが向上している。
m五到 実施例1で得られた食酢(試料28−1 ’)およびこ
の食酢にグリシン0.1重量%とソルビット(糖アルコ
ール)0.3重量%とを添加した食酢(試料28−2 
)について、その呈味を17名のパネラ−により評価し
た。その結果を表5に示す。
表5 表5から明らかなように、グリシンおよびソルビットの
添加により、低級脂肪酸モノグリセライドの独特の呈味
が抑えられている。
(発明の効果) 本発明の食品用防腐系調理食酢は、このように。
食品の風味・呈味を損なうことがなくしかも殺菌力が高
い。特に、大腸菌(エセリシア・コリ)。
サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などの食中毒を発生させ
る菌に対して、従来の醸造酢にはない強力な殺菌力を有
する。したがって1本発明の食酢は。
寿司ねたや生野菜などの殺菌・保存に有効に利用しうる
4、図面の[単な舌゛B 第1図〜第3図は、実施例1〜21および比較例1〜3
における。酢酸濃度がそれぞれ2重量%。
1重量%および0.5重量%の場合の低級脂肪酸モノグ
リセライド濃度と菌数との関係を示すグラフである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、醸造酢、低級脂肪酸モノグリセライドおよび醸造用
    アルコールを含有する食品用防腐系調理食酢。 2、酢酸濃度が1〜4重量%の範囲である特許請求の範
    囲第1項に記載の食品用防腐系調理食酢。 3、前記低級脂肪酸モノグリセライドが、カプリル酸モ
    ノグリセライド、カプリン酸モノグリセライドおよびラ
    ウリン酸モノグリセライドのうちの少なくとも一種であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の食品用防腐系調理食酢
    。 4、前記カプリル酸モノグリセライドが、0.01〜0
    .5重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第3項に
    記載の食品用防腐系調理食酢。 5、前記カプリン酸モノグリセライドが、0.005〜
    0.5重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第3項
    に記載の食品用防腐系調理食酢。 6、前記ラウリン酸モノグリセライドが、0.01〜0
    .1重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第3項に
    記載の食品用防腐系調理食酢。 7、醸造酢、低級脂肪酸モノグリセライド、醸造用アル
    コールおよびクエン酸を含有する食品用防腐系調理食酢
    。 8、酢酸濃度が1〜4重量%の範囲である特許請求の範
    囲第7項に記載の食品用防腐系調理食酢。 9、前記低級脂肪酸モノグリセライドが、カプリル酸モ
    ノグリセライド、カプリン酸モノグリセライドおよびラ
    ウリン酸モノグリセライドのうちの少なくとも一種であ
    る特許請求の範囲第7項に記載の食品用防腐系調理食酢
    。 10、前記カプリル酸モノグリセライドが、0.01〜
    0.5重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第9項
    に記載の食品用防腐系調理食酢。 11、前記カプリン酸モノグリセライドが、0.005
    〜0.5重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第9
    項に記載の食品用防腐系調理食酢。 12、前記ラウリン酸モノグリセライドが、0.01〜
    0.1重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第9項
    に記載の食品用防腐系調理食酢。 13、前記クエン酸が、0.2〜3.0重量%の範囲で
    含有された特許請求の範囲第7項に記載の食品用防腐系
    調理食酢。 14、醸造酢、低級脂肪酸モノグリセライド、醸造用ア
    ルコール、クエン酸および有機酸塩を含有する食品用防
    腐系調理食酢。 15、酢酸濃度が1〜4重量%の範囲である特許請求の
    範囲第14項に記載の食品用防腐系調理食酢。 16、前記低級脂肪酸モノグリセライドが、カプリル酸
    モノグリセライド、カプリン酸モノグリセライドおよび
    ラウリン酸モノグリセライドのうちの少なくとも一種で
    ある特許請求の範囲第14項に記載の食品用防腐系調理
    食酢。 17、前記カプリル酸モノグリセライドが、0.01〜
    0.5重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第16
    項に記載の食品用防腐系調理食酢。 18、前記カプリン酸モノグリセライドが、0.005
    〜0.5重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第1
    6項に記載の食品用防腐系調理食酢。 19、前記ラウリン酸モノグリセライドが、0.01〜
    0.1重量%の範囲で含有された特許請求の範囲第16
    項に記載の食品用防腐系調理食酢。 20、前記クエン酸が、0.2〜3.0重量%の範囲で
    含有された特許請求の範囲第14項に記載の食品用防腐
    系調理食酢。 21、前記有機酸塩が酢酸ナトリウムである特許請求の
    範囲第14項に記載の食品用防腐系調理食酢。 22、前記酢酸ナトリウムが、0.1〜3.0重量%の
    範囲で含有された特許請求の範囲第21項に記載の食品
    用防腐系調理食酢。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383568A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Seiwa Kasei Kk 食品用保存料
JP2008150366A (ja) * 2006-11-22 2008-07-03 Ueno Fine Chem Ind Ltd 殺菌剤組成物
JP2014039539A (ja) * 2012-07-24 2014-03-06 Marketing Business Systems Co Ltd 玉子焼きの製造方法およびだし汁

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