JPS6286918A - エンコ−ダ回路 - Google Patents

エンコ−ダ回路

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JPS6286918A
JPS6286918A JP23311486A JP23311486A JPS6286918A JP S6286918 A JPS6286918 A JP S6286918A JP 23311486 A JP23311486 A JP 23311486A JP 23311486 A JP23311486 A JP 23311486A JP S6286918 A JPS6286918 A JP S6286918A
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thermometer
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latch
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JP23311486A
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ダニエル・ジー・ニーリム
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/14Conversion to or from non-weighted codes
    • H03M7/16Conversion to or from unit-distance codes, e.g. Gray code, reflected binary code
    • H03M7/165Conversion to or from thermometric code

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーモメータコードを隣接2進コードへ変換
するエンコーダ回路に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、アナログ電圧信号をこれと等価な大きさのグ
レイコードに変換する従来のA/D変換器(Iolのブ
ロック図である。A/D変換器0Iは、アナログ/サー
モメータコード変換回路αυ、サーモメータ/グレイコ
ードエンコーダσe、及びコード変換器αBの出力をエ
ンコーダαGの入力側に結合する1組のラッチ(18か
ら成る。
数値はサーモメータコードで表わすことができる。表1
は、8ビツトのサーモメータコードの可能な各状態と1
0進値との対応関係を示すリストである。
表! グレイコードは、数値の最少増加/減少くより変化スる
ビットが1ピツトのみである非重み付は隣接2進コード
である。表■は、4ビツトのグレイコードのすべての組
合わせと対応する10進値とを示すリストである。
表■ コードの0最下位ビット”とは、そのビットが変化した
とき、そのコードによって表わされる数値の大きさが最
小量だけ変化するようなビットとして定義される。表■
から判るように、グレイコードワードの最下位ビットは
、重み付け・非隣接2進コードと異なシ、そのビット位
置は常に同じ位置ではなく、またワード中には複数の最
下位ビットがある。例えば、グレイコード0110では
、右端のビットと左端から2番目のビットの両方が最下
位ビットである。また、グレイコード0100では、右
端と左端の両ピットが最下位ビットである。
再び第2図を参照するに、アナログ/サーモメータコー
ド変換回路(Illは、15個の比較器az及び分圧回
路網α心から成る。各比較器(1zの非反転入力端には
、サンプリングすべきアナログ電圧信号Viが印加され
る。分圧回路網α4)Kは基準電圧Vrefが印加され
、これKよって各比較器α2の反転入力端に印加される
複数の漸増比較電圧量子レベルが発生する。各比較器α
2は、入力電圧がその比較電圧レベルより充分大きいと
き出力が高(論理1)出力状態に飽和し、入力電圧が比
較電圧レベルよシ充分小さいとき出力が低(論理O)状
態に飽和する差動増幅器を有する。例えば、入力電圧が
、5番目の比較器(即ち、サーモメータコードの第5下
位ビットT5を出力する比較器)に印加された比較電圧
よυ大きく、かつ6番目の比較器に印加された比較電圧
より小さい場合、第1乃至第5比較器の出力(Tl〜′
r5)はすべて高になり、第6乃至第15比較器の出力
(76〜T15)はすべて低になる。このようにして、
比較器azの全出力(Tl−T15)は、0を含む16
個の異なる数値のうちの任意の1数値として入力電圧V
iの大きさを表わす15ビツトのサーモメータコードと
なる。
アナログ/サーモメータコード変換回路αυのサーモメ
ータコード出力は、エンコー/αeの入力端において、
クロック(CLK)信号に応じてラッチQIKラッチさ
れる。サーモメータコードを、よシ簡潔かつ有用なグレ
イコードに変換する工ンコー/αaは、ANDr−ト■
及び0Rr−1■から成シ、各ANDff−)tamは
サーモメータコードの各人力ビットに対応し、各OR)
Ia−1’3はグレイコードの各出力ビットに対応する
。ラッチαeからのサーモメータコードの各出力ビット
は、対応するANDゲート■の非反転入力端に印加され
ると共に、下位隣シのサーモメータコードビットがあれ
ばこのピッ)K対応するANDゲート(2Iの反転入力
端にも印加される。サーモメータコードピッ) T15
を受けるANDゲート(至)の反転入力端は接地される
。15個のANDゲート(至)の出力端は、1つのOR
ゲート(2zの出力が変換回路入力端のサーモメータコ
ードに対応するグレイコードの第1(右端)ビットG1
となり、他のORグー)(23の出力が夫々グレイコー
ドの第2乃至第4ビツトG2〜G4となるように、OR
I”−)(23の入力端に接続される。更に具体的には
、ANDゲート橢とOft’−”−)(社)とは、サー
モメータコードとグレイコードのビット間に次のような
プール代数関係が成シ立つように相互接続される。式中
、“*”及び”+”印は夫々AND及びOR演算を表わ
し、更にビット参照文字前の”/”印はNOT演算を表
わす。
G1= (TI*/T2 ) + (T2’/T3 )
 + (T5*/T6 > + (T6*/T7)+(
T9?/T10)+(T10*/Tl1)+(T13*
/T14)+(T14*/T15) G2= (r2*/T3) + (T3)l/T4 >
 + (T4*//T5 ) + (T5”/T61+
 (T1o/Tx 1 ) + (Tl 1″/T12
 ) + (T12”/T 13 )+(T13*/T
14) G3= (T4*/T5 ) + (T5*/T6 )
 + (T6*/T7 ) + (T7*/T8)+ 
(T8*/T9 )+ (T9”/TIO)+ (T1
0*/Tl11 ) +(T12*/T13) G4=(T8*/T9)+(T9”/Tl0)+(T1
0*/Tl1)+(T11*/T12)+(T12*/
T13)+(T1f/T14)+(T14”/T15)
+(T15) 任意の比較器rizに印加される量子比較電圧に比ベア
ナログ入力電圧Viが十分に大きくない、または十分に
小さくないとき、その比較器の出力は、無効レベル、即
ち高でも低でもなく入力電圧または比較電圧の微小変動
が比較器出力状態を高または低に振るような中間的レベ
ルとなる。ま九、アナログ入力電圧が、比較器の応答時
間よシ速い速度で複数の比較童子レベルをまたいで変化
すると、対応する比較器が低から高へあるいは高から低
へ切替わるとき1個以上の比較器出力が同時に中間的無
効状態になる。ラッチα団は、サーモメータコードノ無
効ピットを、エンコーダαGの論理r−)部分に印加す
る前に安定化させるためのものである。各ラッチαaは
、入力電圧がスレショールド電圧よりわずかでも高けれ
ば出力を高論理レベルにまで変化させ、逆に入力電圧が
スレショールド電圧よシわずかでも低ければ出力を低論
理レベルにまで変化させるような正帰還回路を有する型
のものである。したがって、比較器(Izから発生した
サーモメータコードの無効ピットは、CLK信号の印加
後、対応するラッテ(18)の出力端において安定化さ
れる。
仮に、比較器α2のサーモメータコードがラッテされる
ことなく直接ANDff−1)K印加されるとすれば、
サーモメータコードの無効ピットがエンコーダ回路α口
内を伝播し、グレイコードの1ピツト乃至全4ビツトが
無効になる。例えば、T13が無効だとするとGl、G
2.G4のすべてが無効になる。このグレイコードピッ
トは、エンコーダ回路aOの後段にラッチを設ければ安
定化することができるが、その結果得られるグレイコー
ドは、各無効グレイコードピットがラッチされたとき、
たまたまいずれの状態であったかKよって決まるような
許容できないものと々ってしまう。したがって、この従
来例では、ラッチαgはグレイコードをラッチするため
にエンコーダ回路αeの後K[かれるのではなく、サー
モメータコードを安定化するために比較器(121とエ
ンコーダ回路αGとの間に置かれている。
このように、ラッチa槌によってA/D変換器α1の出
力ビットは安定化されるが、同時にラッチa8によって
変換器の動作速度が制限される。クロックサイクルは、
ラッチ内の帰還回路がラッチ出力を安定な高または低状
態に、駆動するに足るだけ長くなければならない。ラッ
チ出力の安定状態への駆動は大抵の場合、高速に行われ
るが、ラッチ入力がそのスレショールドレベルに極めて
近接しているときそのラッチは、有効な高まえは低レベ
ルへ再生されるまでかなシの時間、無安定状態にとどま
る可能性がある。このようなエラーがグレイコード出力
へ伝播しないように、クロックサイクルは、無安定状態
のラッチをも完全に安定するに足るだけの長さを必要と
する。第2図の各ラッチa8を、直列接続の複数のラッ
チとして、各波形サンプルに対応する順次のサーモメー
タコード出力をラッチからラッテへと〕ぞイブライン式
に伝達するようにすればある程度の速度改善が望める。
即ち、クロック速度が速すぎて1個のラッチが不安定ピ
ットを安定状態にすることができなくても、連続した各
ラッチはそのピットを逐次よ多安定な状態へと変化させ
る。よって、十分な個数のラッチが設けられれば、無安
定ピットは通常その最後段の出力端に達するまでに安定
する。しかし、このパイプライン手法には、サーモメー
タコードの各ピットに対して多数個のラッチを必要とす
る欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、数値は、サーモメータコードで表わす
ことができる。サーモメータコードとは、1データワー
ドの隣り合う各ビットに順次漸増する値が割当てられた
コードであシ、全ビットは、論理偽状態(例えば低論理
レベル)の値よシ大きく論理真状態(例えば高論理レベ
ル)の値以下の割当値を有する。典型的なアナログーデ
ソタル(A/D)変換器においては、基準電圧を1組の
漸増する比較電圧量子レベルに分圧し、この各量子レベ
ルに対応した比較器によって、その電圧量子レベルをア
ナログ入力電圧と比較し、入力電圧が電圧量子レベルよ
シ大きければ真状態を出力するようにしている。この全
比較器の出力を、各比較器の比較電圧量子レベルの大き
さの順に並べたものが、入力電圧の大きさを表わすサー
モメータコードに他ならない。
サーモメータコードは、他の大抵の慣用コードに比べて
、必要なビット数の点で、効率的に数値を表わすものと
はいえない。例えば、8ビツトのサーモメータコードは
9個の異なる数値(0を含む)を表わすことができるが
、典型的な8ピツト2進コードは256個もの異なる数
値を表わせる。
したがって、A/D変換器のサーモメータコード出力は
、通常、データとして外部回路へ転送される前にエンコ
ーダによって、よシ簡潔で有用な2進コードに変換され
る。
サーモメータコードの1個以上のビットが、高及び低論
理レベル間の中間電圧の無効論理レベルにあるとき、サ
ーモメータ対2進変換回路の1個以上の出力ビットに出
力不安定状態が生じる。例えば、A/D変換器の各比較
器の出力は理想的には入力電圧の大きさに応じた高ま九
は低のいずれかであるが、実際には、比較器に印加され
ている比較電圧に入力電圧が極めて近接している場合、
その比較器の出力は高論理レベルでも低論理レベルでも
ない無効論理レベルになる。また、入力電圧が複数の比
較電圧に亘って急峻に変化した場合にも、複数の比較器
出力が同時に無効になり得る。
無効ビットがコード変換回路を伝播することのないよう
に、A/D変換器のサーモメータコード出力は通常1組
のクロック駆動ラッチに印加される。
このクロック駆動ラッチは、正帰還回路を有し、入力が
無効の場合にはその出力を安定な高または低論理レベル
に強制する。この各ラッチの安定化出力がコード変換回
路に入力される。
しかしながら、正帰還回路が出力を有効レベルに再生す
るまでのある程度の時間、ラッチは無効(即ち”無安定
″)論理状態にとどまる可能性がある。この無効論理ビ
ットはエンコーダ回路に論理エラーを引き起こし、A/
D変換器に印加された入力電圧に対応しない出力コード
を発生する虞れがある。したがって、この手法を用いた
A/D変換器においては、ラッチが完全な再生出力を発
生するに足る時間を与える必要があるので、そのサンプ
リング速度は制限される。比較器とコード変換回路との
間に多段のラッチ”パイプライン”を用いれば、ノぐイ
ブライン内の各ラッチは、1クロツクサイクル内に完全
に状態を切替える必要はなく無安定入力を安定状態にす
るのを助けるので、より高周波の動作が行える。しかし
、この解決法は、ハードウェア量が多くなシ、サーモメ
ータコードの各ビットに対して多数のラッチを必要とし
、しかも、その動作周波数は、実現可能なパイプライン
段数が有限であることKよって尚、かなシの制限を受け
る。
したがって、無安定レベルビットを含み得るサーモメー
タコードを、無効人力ビットによる論理エラーを引き起
こすことなく、よシ簡潔なコードに高速に変換する装置
があれば有益である。この簡潔なコードは、次に、より
低コストで無安定−ットを除去するためにノぞイブライ
ン処理することができる。
本発明の目的は、サーモメータコードを2進コードに変
換するための新規かつ改良された装置を提供することで
ある。
本発明の他の目的は、最下位の無安定サーモメータビッ
トがその無安定性を等価2進コードの最下位ビットにの
み伝える新規かつ改良されたサーモメータ対2進エンコ
ーダを提供することである。
本発明の更に他の目的は、高速動作の可能なアナログ/
隣接2進コード変換器を提供することである。
〔発明の概要〕
本発明によれば、サーモメータコードは、エンコーダに
よシ非重み付は隣接2進コード(例えば周知のグレイコ
ード9)に変換される。グレイコードは、そのコードの
値の最小限の増加または減少が1ビツトのみの変化によ
って行われるコードである。このエンコーダの論理動作
は、サーモメータコードの任意の1ピツトの無安定状態
が2進コードの最下位ビット(このビットの変化はその
コードの表わす数値の大きさを最小限の大きさだけ変化
させる)のみに伝播するよう配慮される。この無安定2
進コードピツトは次にラッチまたはラッチ・ぐイブライ
ンによシ安定化される。必要なラッチの個数は大幅に削
減される。即ち、高速動作を得るため、従来は入力サー
モメータコードの各ビットに対して多数のラッチを必要
としたが、本発明では、サーモメータコードの各ビット
には1個だけ、そして変換回路の出力2進コードビツト
(ビット数はサーモメータコードよシかなシ少ない)に
対してのみ多数のラッチを必要とする。
〔実施例〕
第1図は、サンプリングされる波形Viの瞬時値を対応
するグレイコードに変換する本発明に係るA/D変換器
(至)のブロック図である。このA/D変換器(至)は
、アナログ/サーモメータコード変換回路C321,1
組のラッチ(至)、サーモメータ/グレイコードエンコ
ーダ(至)、及び各出力ビットに対して1個以上のラッ
チを含むラッチパイプライン(至)を具える。変換回路
c13は、第2図の変換回路αυと同様の構成を有し、
同様に動作して比較器(至)の出力端にサンプリングさ
れた波形Viの大きさに対応した15ビツトのサーモメ
ータコードを発生する。
エンコーダ回路図は、1組のANDグー)t4(1(A
t〜A8)、及び第1乃至第40 Rr −トf43 
、144 、 [46)。
(ハ)から成る。ANDデート(4Gの各々は反転入力
端及び非反転入力端を有する。ANDグー)Alの非反
転入力端にはサーモメータコードの第1ピツ)T1、反
転入力端には第3ビツトT3が印加される。
同様に、ANDf−トA2の非反転入力端及び反転入力
端には夫々ピッ)T5.T7が印加され、y−)A3に
はビットT9 、 T 11が、ゲートA4にはぎット
T13.T15が、f −トA5 KはヒツトT2゜T
6が、f−トA6にはヒツト’t”10.T14が、グ
ー)A7にはピッ)T4.T12が印加される。ゲート
A8の非反転入力端にはピッ)T8が印加されその反転
入力端は接地される。グー)AI乃至A4の出力はOR
ゲート(43の別個の入力端に入力され、e−)A5.
A6の出力はORI”−)(ロ)の別個の入力端に入力
される。グー)A7の出力はORゲート(=IG)の1
入力端に入力され、f−トA8の出力は0Rf−H4E
9ノ1入力端に入力される。f −) (421,(4
4)。
+461 、 (<8の出力が、サーモメータコード入
力に対応するグレイコードの第1乃至第4ビツトG1〜
G4を構成し、このグレイコードの各ビットはCLK/
eルスの発生時に別個のラッチ(至)にラッチされる。
ORf −トf46i 、 t48は、入力信号の状態
を変えることな(ORグー) +421 、 (44)
と同量だけ入力信号を遅延させるような任意のものでよ
い。
エンコーダ回路(至)は、サーモメータコードを前述し
た隣接2進コードに変換する。第1図に示した本発明の
好適実施例では、隣接2進コードは周知のグレイコード
であるが、他の型の隣接2進コードであってもよい。第
1図のエンコーダ回路(2)は、次のプール代数式に従
ってサーモメータコートラグレイコードに変換する。
G1=(TI*/T3)+(T5”/T7)+(T9”
/Tl1)+(T13ν′T15) G2=(T2*/T6)+(TIO*/T14)G3=
(T4”/T12) G4=T8 このプール代数式は、表■から次のようにして容易に求
められる。即ち、グレイコードの第1ビン)Glは、対
応するサーモメータコードの値の増加に伴う表Hのグレ
イコードの右端の第1ビツトの変化を観察することによ
って得られる。第1ビットG1は、サーモメータコード
の値が1になったとき(即ちビットT1が高(1)に変
化したとき)高に変化する。第1ピツ)Glは、サーモ
メータコードが3になったとき再び低(0)に戻る。こ
のことは、ビットGlのプール代数式の第1項に反映さ
れている。つまシ、ビットT1が高かつピッ)T3が低
のときビットG1は高になる。更に、ビットG1は、ビ
ットT5が高になったとき高になシ、ピッ)T7が高く
なったとき再び低に戻る。これはビットGlが高になる
他の状況であシ、ビットG1の式の第2項に反映されて
いる。よって、G1式の第1及び第2項は論理和がとら
れる。G1式の他の項も同様に、グレイコードの増加に
伴ってその第1ピツトのオンオフする点をみつけること
によって求められる。02式も同様に、グレイコードの
増加に伴ってその第2ピツト(右から2番目)の変化を
観察するととくよって求めることができる。例えば、第
2ビツトG2はビットT2が高になったとき高になシピ
ットT6が高になったとき低く戻るということを02式
の第1項は示している。グレイコードの第3.第4ビッ
トG3.G4の式も同様にして得られる。同じ方法は、
任意の隣接2進コードの各ビットのプール代数表現の生
成に用いることができ、このようにして求めたプール代
数式はエンコーダ回路で具現することができる。
この方法で得たプール代数式の特徴は、サーモメータコ
ードの各ビットは隣接2進コードの単一ピットのプール
代数式にのみ現われるということである。この特徴は、
サーモメータコードを隣接2進コードに正しく変換する
多くの可能なプール代数表現のすべてが有するものでは
ない。サーモメータコードの1ビツトが不安定であるよ
うな場合に変換回路のサーモメータコード出力を隣接2
進コードに変換するプール代数式を第1図のようなエン
コーダ回路(財)に具体化するとき、上記特徴は有益で
ある。サーモメータコードの無安定ピットがグレイコー
ドにまで伝播する際、エンコーダ回路(財)では、従来
のエンコーダ回路αGと異なシ、サーモメータコードの
1つの無安定ビットは1つのグレイコードビットにしか
伝播されない。このことは、上記プール代数式において
、サーモメータコードの各ビットは単一のグレイコード
ビット式にしか現われず、よって各サーモメータコード
ビットは1つのグレイコードピットにのみ影響し得ると
いうことから容易に理解されよう。更に、それほど明白
なことではないが、無安定サーモメータビットによって
無安定になるグレイコードビットは常に最下位ピットで
ある。無安定ビットがサーモメータコードの最下位ビッ
トである限シ、そのビットが高状態に安定したとすれば
、低状態に安定する場合に対してそのグレイコードは上
隣りの値になるにすぎない。したがって、その無安定ピ
ットが対応するグレイコードの1ビツトにのみ影響する
ならば、その影響を受けるグレイコードビットも最下位
ビットである筈である。
第1図のラッチ(至)は、変換回路04の出力端と、エ
ンコーダ回路(2)の入力端との間に設けられ、エンコ
ーダ回路(至)の入力端において多くとも1最下位ビッ
トのみが無効となゑよう保証する。各比較器(至)は、
その出力状態を高及び低論理レベル間で一方から他方へ
完全に変化させるにはある程度の時間を要するので、入
力信号Viが急速に変化する場合には、複数の比較器+
33の出力が、クロック信号に従ってラッチ(至)に書
込まれる時点で同時に無効レベルになることかあ、り得
る。しかし、各ラッチ(至)の再生速度がクロック周波
数に比べて十分に速い場合には、ラッチのスレショール
−レベルに極めて近い1サーモメータコードピツトのみ
がラッチ後も無安定状態として残シ得る。仮に、入力信
号が最大レベルから最小レベルへ高速に変化したとする
と、すべての比較器間はその出力状態を反転する筈であ
る。しかし、ラッチ器が比較器(、濤の出力変化中にク
ロック駆動されれば、且つ比較器(至)がすべて同一構
成であれば、ラッチ(至)がクロック駆動されたときの
比較器(至)の出力ビットの大きさは、最小値から最大
値へ等間隔的に異なる大きさを有すると予想され、ラツ
テスレショールドレベルに極めて近い大きさの多くとも
1ビツトのみが次のクロックまで無安定のまま残ると考
えられる。したがって、この1つの無効ビットのみが出
力ラッテ(至)の動作時にエンコーダ(ロ)のダレイコ
ード出力にまで伝播する可能性がある。
サーモメータコードラッチ側の利得をG(通常61/2
 frに比例する。ここで、fはラッチクロック周波数
、rは各ラッチの再生時定数)とすると、入力信号が急
速に変化するとき、ラッチ後に1ビツトが無効のまま残
る確率はN/(G”)である。但し、Nはサーモメータ
コードの同時に無効(即ち、古い論理状態から新しい論
理状態へなお変化している)になり得るビット数、nは
サーモメータコードビットがエンコーダ回路[有]に達
するまでのラッチ・ぞイブライン段の総数である。典型
的な例として、N=16 、 G= 100 、 n 
= 1とすれば、不安定ビットは100クロックサイク
ルK16回生じる可能性がある。第2図に示した従来の
回路では、1つの無効ビットがグレイコードの数ビット
に影響を及ぼし、グレイコード出力釦大きなエラーを引
き起こした。
この種の大きなエラーが、上述のような確率で生じるこ
とは許容できな〜・ので、従来の変換器はサーモメータ
コードの各ビットに対してパイプライン状の複数のサー
モメータコードラッテαgを設ける(即ち、nを増加さ
せる)か、または変換動作の周波数を落とす(即ち、f
を減少させることによりGを増加させる)かしなければ
ならなかった。
ところが、第1図の本発明による回路では、クロック周
波数を低くすることなく、グレイコード出力の殆んどの
エラーを回避するために各サーモメータコードビットに
対して1個のサーモメータコードラッテ(至)を必要と
するのみである。上述したように、この単一ラッチによ
って、エンコーダ回路(2)に入力されるサーモメータ
コードの多くとも1個の最下位ビットしか無効ビットに
ならないように保証され、また、エンコーダ回路(ロ)
の特別の符号化方法によって、この無効ビットは発生す
るグレイコードの1個の最下位ピッ)KLか伝播しない
ように保証される。任意時点においてはグレイコードの
単一ビットしか無安定に々シ得す、且つ、そのビットは
最下位ビットであるので、エンコーダ回路(ロ)の入力
側ではなく出力側に置かれた対応するラツテノイプライ
ン国によってグレイコードに大きいエラーを生じること
なく、その無安定ビットを安定化することができる。ラ
ツチノイプラインをエンコーダ回路(至)の入力側では
なく出力側に置くことができるということは、サーモメ
ータコード入力よりグレイコード出力の方がはるかにビ
ット数が少ないためラッチの個数を大幅に削減すること
ができる利点を有する。
必要なラッチの個数を削減できるだけでなく、本発明に
おけるエンコーダ回路(ロ)は、第2図の従来のエンコ
ーダ回路(161が必要とする約手数のr −トしか必
要とせず、出力段ORゲート(42〜(ハ)のファンイ
ンは従来回路(Iυの出力段ORゲート1221のファ
ンインの半分で済み、更に、各サーモメータコードビッ
トは1個の負荷(従来は2個)のみを駆動すればよい。
以上、本発明の好適実施例について説明したが、本発明
の要旨を逸脱することなく多くの変形・変更を行い得る
ことは当業者には明らかであろう。
例えば、エンコーダ(ロ)は15ビツトのサーモメータ
コードを4ピツトのグレイコードへ変換するものとした
が、15ビツト以外のサーモメータコードをこれに対応
したビット数のグレイコードに変換スるようにしてもよ
い。
また、エンコーダ回路0341はグレイコードを発生す
るようにしたが、上述したように各人力サーモメータコ
ードビットが唯一の出力2進コードビツトに影響する方
法で定めたプール代数式に従って他の非重み付け@接2
進コードを発生するようにしてもよい。
更に、エンコーダ回路134)はA/D変換器に使用す
るものとして説明したが、特に最下位ビットが無安定に
なシ易いサーモメータコードを発生する他の回路と共に
用いることもできる。
〔発明の効果〕
本発明のエンコーダ回路によれば、サーモメータコード
の無安定ビットは14接2進コードの最下位ビットにし
か伝わらないので、大きなエラーの発生が効果的に防止
できる。したがって、エンコーダ回路の前段の各サーモ
メータコードビットに対して設けるラッチの数が大幅に
削減できるという構成上及び作用上の顕著な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエンコーダ回路の一実施例を含む
A/D変換器の回路図、第2図は従来のA/D変換器の
回路図である。 図中、(ロ)はエンコーダ回路、(40は第1ff−)
手段、(4Z乃至(4〜は第2r−ト手段を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サーモメータコードを隣接2進コードへ変換するエンコ
    ーダ回路であつて、夫々2入力端を有する複数の第1ゲ
    ート手段を設け、該第1ゲート手段の各入力端は夫々上
    記サーモメータコードの個別のビット信号を受け、更に
    上記第1ゲート手段の出力信号を複数のグループに分け
    、該各グループのビット信号をグループ毎に受ける複数
    の第2ゲート手段を設け、上記第2ゲート手段の各々か
    ら上記隣接2進コードの各ビット出力を得るようにした
    ことを特徴とするエンコーダ回路。
JP23311486A 1985-10-04 1986-09-30 エンコ−ダ回路 Pending JPS6286918A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US78441485A 1985-10-04 1985-10-04
US784414 1985-10-04

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JPS6286918A true JPS6286918A (ja) 1987-04-21

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ID=25132397

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JP23311486A Pending JPS6286918A (ja) 1985-10-04 1986-09-30 エンコ−ダ回路

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