JPS6284936A - 組付装置 - Google Patents

組付装置

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JPS6284936A
JPS6284936A JP22420585A JP22420585A JPS6284936A JP S6284936 A JPS6284936 A JP S6284936A JP 22420585 A JP22420585 A JP 22420585A JP 22420585 A JP22420585 A JP 22420585A JP S6284936 A JPS6284936 A JP S6284936A
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JP
Japan
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bearing
cap member
cap
cylinder
gripping
Prior art date
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Pending
Application number
JP22420585A
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English (en)
Inventor
Takehisa Wakamori
若森 武久
Ryoji Ito
伊藤 良二
Takashi Ogawa
貴史 小川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA000519720A priority patent/CA1306345C/en
Priority to GB8623751A priority patent/GB2181276B/en
Priority to US06/915,275 priority patent/US4872257A/en
Publication of JPS6284936A publication Critical patent/JPS6284936A/ja
Priority to US07/372,610 priority patent/US5065507A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は組付装置に関し、一層詳細には、内燃機関の組
立工程において、コネクティングロッドの大端部あるい
はシリンダブロックのジャーナル軸受部に組み込まれる
キャップ部材自体またはキャップ部材に組み込まれるベ
アリング等を簡単に且つ自動的に取着することを可能に
した部品等の組付装置に関する。
コネクティングロッド(以下、単にコンロッドと称する
)は内燃機関を構成するピストンとクランクシャフトと
を連結するために用いられる。このため、コンロッドの
一端部にはピストンピンを介して前記ピストンに結合す
べく小端部が形成され、一方、その他端部には半円、弧
状のキャップが取り付けられて円孔部を画成する大端部
が形成されている。前記円孔部にはクランクシャフトの
クランクピンが嵌合すると共に、前記キャップおよび大
端部の内周面には薄肉で半円筒状のベアリング(通常、
メタルと称される)が夫々嵌合される。
さらに、複数のピストンが内装されるシリンダブロック
のジャーナル軸受部にはクランクシャフトのジャーナル
を介してベアリングキャップが組み付けられる。この場
合、ジャーナル軸受部およびベアリングキャップの内周
面にも同様に薄肉で半円筒状のベアリングが夫に嵌合さ
れる。
ところで、従来、このようなキャップ部材の組付作業は
全て作業員の手作業によって行われていた。すなわち、
半円弧状のキャップ部材はベアリング嵌合面を上方向に
指向させた状態で治具上に載置され、その嵌合面にベア
リングを押し込み装着する。次いで、ベアリングの嵌合
されたキャップ部材は作業員によってシリンダブロック
まで搬送された後、所定の個所に組み付けられる。
ここで、シリンダブロックはコンロフトを組み込みその
シリンダヘッド側を下方向に指向させた状態で治具に!
!!!置される。この場合、コンロッドの大端部および
ジャーナル軸受部には夫々ベアリングを介して予めクラ
ンクシャフトが組み付けられている。
そのため、キャップ部材はその上下を反転させるベアリ
ングを下方向に指向させた状態でコンロッドの大端部ま
たはジャーナル軸受部に組み込まなければならず作業が
複雑化せざるを得ない。しかも、これらの作業は全て手
作業によって行われていたため、特定の人数の作業員を
配置する必要があり、その結果、製品のコストアンプに
繋がるという欠点が露呈していた。
また、キャップ部材に嵌合されるベアリングはクランク
シャフトを円滑に回転させる部材であるため、損傷させ
ることなく正確に把持してキャップ部材に組み付けるこ
とが重要であり、そのためには高度の熟練技術を必要と
していた。
そこで、以上の作業を全て自動化し、作業員による組み
込みミスをなくすと共に、製品のコストアップを低減す
ることが望ましい。然しなから、自動化のためにはキャ
ップ部材をベアリング取付位置に移動させる機構、キャ
ップ部材にベアリングを嵌合する機構、ベアリングが嵌
合されたキャップ部材の上下を反転させ前記ベアリング
をシリンダブロックに指向させた状態とする機構および
前記キャップ部材をシリンダブロックまで搬送しその所
定位置に組み付ける機構等の種々の機構が必要とされる
。この結果、構成が極めて複雑となり、しかも装置全体
としても相当高価になることが懸念されていた。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、上方向に指向して凸状態となるようにして半円
筒状のベアリングを治具に載置し、移動可能に構成され
た把持手段によりキャップ部材を前記ベアリングに移送
し、次いで押圧係合させることにより、キャップ部材に
ベアリングを自動的に取り付けることが可能な自動化さ
れた簡単な構成で、しかも低度に製造出来る部品等の組
付装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は半円弧状を呈し
その内周面に半円筒状のベアリングが嵌合されコネクテ
ィングロッドまたはジャーナル軸受部等に組み付けられ
るキャップ部材の組付装置であって、所定の治具に@置
された前記ベアリングの凸状外周面に前記キャップ部材
のベアリング嵌合面を指向させた状態で前記キャップ部
材を把持する把持手段と、前記把持手段を移動させるこ
とにより前記キャップ部材を前記ベアリングに押圧係合
させると共に前記ベアリングの係合された前記キャップ
部材をコネクティングロッド等に組み付ける移動手段と
を具備することを特徴とする。
次に、本発明に係る組付装置について好適な実施例を挙
げ1.添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図並びに第2図において、参照符号10は本発明に
係る組付装置を構成する本体部を示し、この本体部10
はX、Y、Z方向に移動可能に構成される移動手段とし
ての移動ユニット12と、前記移動ユニット12と一体
的に移動する把持手段としてのハンド部14とから基本
的に構成される。そして、この本体部10はコンロッド
の大端部に組み付けられるキャップ15の組込作業に用
いられる。
移動ユニット12の前面には基板16が一体的に取り付
けられ、この基板16の上端部には第1の支持板工8を
介して前記基板1Gに直交するように第2の支持板20
の一端部が固着される。第2支持板20の他端部には支
軸22が枢支され、この支軸22には機体24a、24
bを介してハンド部を回動するためのシリンダ26が配
設される。すなわち、前記シリンダ26の上端部は支軸
22を中心として回動可能に軸支される。また、支軸2
2によってZ方向下方に指向して吊下されたシリンダ2
6の下端部からはシリンダロッド30が突出し、その先
端部には連結部材32が固着される。この連結部材32
は下方向に指向して突出する互いに平行な板体34a、
34bを有し、板体34a、34b間には支軸36が枢
支されると共に、前記支軸36には回動板38が回動自
在に軸支される。
一方、基板16の下部には第3の支持板40を介して基
板16に直交する第4の支持板42の一端部が固着され
る。前記第4支持板42の他端部側には支軸44が枢支
され、この支軸44に前記回動板38が回動可能に軸支
される。
ここで、回動板38を軸支する支軸36と支軸44とは
所定距離離間してY方向に沿って略平行に配置されてい
る。従って、前記回動板38は支軸36に連結部材32
を介して連結されたシリンダロッド30の変位動作によ
り支軸44を中心として回動可能である。
また、回動板38の一方の端部は第3支持板40に指向
して突出端部46を形成し、この突出端部46の上下両
面には夫々傾斜したテーパ面46a、46bが設けられ
る。一方、基板16には第3支持板40の上部および下
部の位置に夫々略し字状を呈する取付板48.50が固
着されており、基板16に直交する取付板48.50の
面には夫々ナツト52・54を介して上端ストッパピン
56および下端ストッパピン58が螺合保持されている
。そして、これらの上端ストッパピン56および′F端
ストッパピン58の頭部は夫々前記回動板38の突出端
部46に形成されたテーパ面46aおよび46bに指向
すると共に、所定間隔離間するその距離間にあって前記
回動板38の回動域を規制するよう構成しておく。ここ
で、ストッパピン56.58はナツト52.54によっ
てその位置が調整可能である。
回動板38の下端部には連結部材60を介してハンド部
14が連結される。ハンド部14では連結部材60の下
端部にシリンダ部62が固着されており、このシリンダ
部62の下端部にはチャック開閉部64が取り付けられ
る。この場合、これらのシリンダ部62およびチャック
開閉部64には第3図に示す機構が内装される。すなわ
ち、シリンダ部62にはチャック開閉用シリンダ66が
内装されており、そのシリンダ66によりZ方向に移動
動作する図示しないシリンダロッドにラック68が一体
的に連結される。このラック68はY方向に直交する両
側面に夫々歯部68a、68bを有し、これらの歯部6
8a、68bには支軸70.72に軸支されるピニオン
74.76が噛合する。また、前記ピニオン74.76
にはY方向と平行で且つラック68に直交するラック7
8.80の歯部78a、80aが夫々噛合する。これら
のラック78.80の各両側部にはY方向と平行で且つ
X方向に指向して凸状を呈するレール78b、78cお
よび80b、80Cを形成しておく。
一方、チャック開閉部64はY方向に穿設された溝部8
2を有しく第1図参照)、その溝部82の両側部にはガ
イド溝82a、82bが形成される。
そして、この溝部82にはラック78.80が配置され
ると共に前記ラック78.80に形成されたレール78
b、’7scおよび80b、80cはガイド溝82a、
82bに夫々摺動自在に嵌合する。
前記ラック78.80の各下端部にはZ方向下方に指向
して脚部78dおよび80dが夫々突出形成される。こ
れらの脚部78d、80dには固定用ねじ84.86に
よって互いに対向するように配設されてチャック機構を
構成する把持板88.90の上端部が固着される。また
、前記チャック開閉部64の下端部には略コ字状に折曲
形成された支持板92が把持板88.90間を介して取
り付けられ、その両端部はボルト94.96によってチ
ャック開閉部64に固着される。前記支持板92の下端
部の中、把持板88および90に夫々近接する部位には
Z方向に移動可能な位置決めピン98.100が夫々嵌
合する。ここで、位置決めピン98.100は、第2図
に示すように、各上端部が支持板92の上方に突出し、
その上端部に夫々法は止め用のフランジを有するねじ1
02.104が取り付けられる。なお、位置決めピン9
8.100の下端部側にはフランジ98 a 、100
aが夫々形成され、このフランジ98 a 、 100
aと支持板92の下面部との間には夫々コイルスプリン
グ106.108が介装される。従って、位置決めピン
98.100はこれらのコイルスプリング106.10
8により常時Z方向下方に突出するように付勢されてい
ることが容易に諒解されよう。
本発明に係る組付装置は基本的には以上のように構成さ
れるものであり、次にその作用並びに効果について説明
する。
キャップ15の組付作業に先立ち、第4図に示す治具1
08a乃至108cによりキャップ15に嵌合されるベ
アリング110の位置決めを行う。すなわち、治具10
8a乃至108cは各中央部にワーク位置決め台112
a乃至112Cを有し、このワーク位置決め台112a
乃至112cの両側部にはワーク位置決め台112a乃
至112cに指向して下方向に傾斜する略半円弧状のガ
イド用傾斜部114a乃至114fが設けられている。
また、一方のガイド用傾斜部114b、114dおよび
114fにはワーク載置台116a乃至116cが夫々
配設されている。
そこで、半円筒状に形成されたベアリング110は二点
鎖線で示すようにワーク載置台116a乃至116c上
に載置された後、その重力によりワーク位置決め台11
2a乃至112cに指向して落下するに至る。この時、
ベアリング110はガイド用傾斜部114aS114b
間、114c、 114a問および114e。
114f間に上方に指向する凸状態でワーク位置決め台
112a乃至112cの最適な位置に位置決めされる。
一方、組付装置の本体部IOは移動ユニット12によっ
て移動され、所定の位置に配設されたキャップ15に指
向して2方向に下降動作を行う。
この時、ハンド部14を構成するシリンダ部62のチャ
ック開閉用シリンダ66が駆動され、図示しないシリン
ダロフトに直結したラック68が下降動作を行う。ここ
で、ラック68には、第3図に示すように、ビニオン7
4.76を介して把持板88.90が固着されたラック
78.80が連結している。
従って、ラック78.80はラック68の下降動作に伴
いチャック開閉部64の溝部82に沿って互いに離間す
るようにY方向へと摺動移動し、把持板88.90の開
動作が行われる。
把持板88.90が開放されると、移動ユニット12は
Z方向にさらに下降動作を行い、把持板88.90間に
キャップ15が挟持される。この場合、キャップ15に
はコンロフトの大端部に取り付けるための結合穴が穿設
されており、これらの図示しない結合穴にはコイルスプ
リング106.10Bを介して支持板92に弾性保持さ
れた位置決めピン98.100が嵌合し、キャップ15
のハンド部14に対する位置決めが行われる。キャップ
15が把持板88.90間に位置決めされると、チャッ
ク開閉用シリンダ66の駆動作用下にラック68が上昇
動作を行い、ラック68の歯部58a、68bに夫々噛
合するピニオン74.76が回動してランク78.80
が相互に接近するように動作する。従って、キャップ1
5は位置決めピン98.100によって正確に位置決め
された状態で把持板88.90間に挟持される。この時
の状態を第2図に示す。
次に、ハンド部14における把持板88.90間に把持
されたキャップ15は、移動ユニット12のZ方向への
上昇動作およびX、Y方向への移動動作により第4図に
示す治具108a乃至108c上に移動する。次いで、
ハンド部14は移動ユニット12と共に2方向に下降し
、キャップ15が治具108a乃至108cに位置決め
されたベアリング110に当接し、移動ユニット12を
さらに下降動作することによりベアリング110がキャ
ップ15の内周面に嵌合する。
このようにしてベアリング110が装着されたキャップ
15は移動ユニット12のX、Y、Z方向への移動動作
によってコンロッドの組み付けられたシリンダブロック
の位置まで移動される。
ここで、コンロッドの組み付けられたシリンダブロック
は所定の治具上にシリンダヘッド側を下とする状態でセ
ットされており、コンロフトの大端部が上方向に指向し
た状態でセットされている。そして、この半円弧状の大
端部は、通常、ベアリングを介しクランクシャフトのク
ランクピンが嵌合した状態でシリンダブロックの側壁側
に傾斜している。従って、キャップ15が係合する大端
部も傾斜した状態となっている。
そこで、ハンド部14は移動ユニット12によるZ方向
の下降動作に先立ち、キャップ15の接合面の傾斜動作
を行う。すなわち、ハンド部回動用シリンダ26の駆動
作用下にシリンダロッド30がZ方向に下降あるいは上
昇し、回動板38が支軸44を中心として回動する。従
って、回動板38に連結されたハンド部14はハンド部
回動用シリンダ26により第2図に二点鎖線で示す所定
の位置まで回動し、把持板88.90間に把持されたキ
ャップ15の接合面が大端部の接合面の姿勢に応じて(
頃斜する。
ここで、回動板38が所定角度以上回動された場合には
、その突出端部46のテーバ而46aまたは46bが取
付板48.50に取り付けられた上端ストッパピン56
あるい下端ストツバピン58に当接しその回動が規制さ
れる。従って、これらの上端ストッパピン56および下
端ストッパピン58によってハンド部14の過傾斜によ
り生ずる事故を未然に回避する効果が得られる。
ハンド部回動用シリンダ26により所定角度傾斜して設
定されたキャップ15は、次いで、移動ユニット12の
移動動作により前記大端部に組み付けられる。そして、
この大端部とキャップとはボルトによって締結され組付
作業が完了する。
次に、本発明の他の実施例として、シリンダブロックの
ジャーナル軸受部に一体化されるベアリングキャップの
組付作業に好適に用いられる装置につき説明する。
第5図および第6図において、参照符号118は組付装
置の本体部を示し、この本体部118はX方向およびY
方向に移動可能な第1の移動ユニット120と前記第1
移動ユニツト120と一体的に移動すると共にZ方向に
移動可能な第2の移動ユニット122とから基本的に構
成される。
第1移動ユニツト120は垂直方向に延在する基板12
4を有し、この基板124には支持板126a、126
bを介して取付板128が固着される。この取付板12
8の中央部には第2移動ユニツト122をZ方向に移動
させる昇降用シリンダ130が固定され、前記昇降用シ
リンダ130のシリンダロフト132は前記取付板12
8の下方向に突出し連結部材134を介して移動ユニッ
ト122の取付板136に固着される。また、昇降用シ
リンダ130の両側部には取付板128を介して円筒状
の保持部材138a、138bが夫々立設され、これら
の保持部材138a、138bの中空部分にはブツシュ
140a、140bを貫通してガイドバー1428.1
42bが夫々摺動自在に嵌合する。そして、これらのガ
イドバー1428.142bの下端部は前記第2移動ユ
ニツト122の取付板136に夫々固着される。
一方、取付板136は支持板144a、144bを介し
て第2移動ユニツ目22を構成する基板146に固着さ
れる。この基板146の前面には取付板150a乃至1
50eを介してベアリングキャップ147(第6図参照
)を夫々把持する5基のハンド部148a乃至148e
が固着される。すなわち、この本体部11Bはこれらの
ハンド部148a乃至148eによって4気筒のシリン
ダブロックへのベアリングキャップ147の取付作業を
行うものである。
以下、ハンド部148aのみにつきその構成を説明し、
これと同一の構成を採用するハンド部148b乃至14
8eの詳細な説明は省略するものとする。
そこで、ハンド部148aは、前述したキャップ15の
組付用装置(第1図参照)の場合と同様に、チャック開
閉用シリンダ152と前記シリンダ152によって駆動
されるチャック開閉部154と一対の把持板156.1
58とを有する。そして、把持板156.158の互い
に対向する部位には夫々爪部材160.162が配設さ
れる。
ここで、爪部材160はその一端部が支軸164によっ
て支持板166a、166b間に軸支され、爪部材16
0の他端部と把持板156との間には、第7図に示すよ
うに、コイルスプリング168が挟設され、他方の爪部
材162に指向してその他端部を突出付勢している。同
様に、爪部材162は一端部が支軸170によって支持
板166C1166d間に軸支され、その他端部と把持
板158との間には図示しないコイルスプリングが同様
に挟設され、爪部材160に指向して爪部材162を突
出付勢している。
このように構成された把持板156.158は、前記と
同様に、シリンダ152の駆動作用下においてチャック
開閉部154により第7図の矢印方向へ開閉動作するよ
うに構成されている。
一方、チャック開閉部154の下端部には把持板156
.15Bの開閉方向と直交するように第1の支持板17
2が取り付けられる。この第1支持板172にはスペー
サ部材174を介して第2の支持板176が前記第1支
持板172と平行に取着される。そして、この第2支持
板176の両端部下方向から押圧用ピン178.180
が夫々第1支持板172と第2支持板176との間に配
設されたガイドピン1B2.184に螺合する。ここで
、ガイドピン182.184は前記押圧用ピン178.
180が螺合する大径部と小径部とから構成され、この
小径部は第1支持板172の両端部に夫々遊嵌する。 
゛ 次に、以上のように構成されたベアリングキャップ組付
装置の作用並びに効果につき説明する。
ここで、各ベアリングキャップ147に嵌合されるベア
リング186は、前述したコンロッドのキャップ15に
嵌合されるベアリング110の場合と同様に、第4図に
示す治具上に位置決めされる。
そこで、各ハンド部148a乃至148eの把持板15
6.158間に夫々ベアリングキャップ147を把持さ
せる。すなわち、本体部118が第1移動ユニツト12
0と共にX方向あるいはY方向へと移動し、治具上に載
置されたベアリングキャップ147上に各ハンド部14
8a乃至148eが位置決めされる。
次いで、昇降用シリンダ130の駆動作用下にシリンダ
ロッド132が繰り出され、第2移動ユニツト122が
ベアリングキャップ147に指向して下降する。そして
、各ハンド部148a乃至148eの把持板156.1
58間にベアリングキャップ147が把持される。この
場合、ベアリングキャップ147は、第6図に示すよう
に、爪部材160.162間にその側部が挟持されると
共に押圧用ピン178.180がその上面側両端部に当
接した状態となる。
次に、ベアリングキャップ147を把持したハンド部1
48a乃至148eは昇降用シリンダ130の駆動作用
下に第2移動ユニツト122と共にZ方向に上昇した後
、第1移動ユニツト120によってベアリングキャップ
147に嵌合するベアリング186を載置した治具上に
移動する。そして、べプリング186上に移動したベア
リングキャ・7プ147は再び昇降用シリンダ130の
駆動作用下に第2移動ユニツト122が下降動作を行い
、各ハンド部148a乃至148eに把持されたベアリ
ングキャップ147に夫々ベアリング186を嵌合させ
る。
この場合、各ハンド部148a乃至148eに把持され
たヘアリングキャップ147はその上面側両端部が押圧
用ピン178.180によって押圧された状態となって
いるため、ベアリング186がベアリングキャップ14
7に確実に嵌合される。
このようにしてベアリング186の嵌合したベアリング
キャップ147は第2移動ユニツト122と共に再びZ
方向に上昇した後、第1移動ユニツト120によってシ
リンダブロックの載置された所定の位置まで移動する。
そして、第2移動ユニツト122は再びZ方向に下降し
、各ハンド部148a乃至148eに把持されたベアリ
ングキャップ147がシリンダブロック上にi!置され
たクランクシャフトを介して所定のジャーナル軸受部に
夫々組み付けられる。このようにして組み付けられたベ
アリングキャップ147はボルトによってジャーナル軸
受部に固着される。
以上のように本発明によれば、キャップ部材を把持する
把持手段と、前記把持手段を移動する移動手段とによっ
て前記キャップ部材のベアリングに対する押圧動作およ
び搬送動作を可能に構成している。そのため、キャップ
部材は上方向に指向して凸状にMWされたベアリングに
対し前記キャップ部材を把持する把持手段が押圧されキ
ャップ部材にベアリングが自動的に装着される。このベ
アリングが装着されたキャップ部材は移動手段によって
所定のシリンダブロックまで移動し、組付作業が自動的
に行われる。
従って、キャップ部材へのベアリングの取付作業および
キャップ部材のシリンダブロックへの組付作業が全て自
動的に行われ、何等人手を必要としない。その結果、製
造に要する費用の低廉化が図れ、結局、廉価な製品を提
供することが可能となる。また、構成が極めて単純であ
り、安価に当該組付装置を提供出来るという利点が得ら
れる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る組付装置の本体部を示す一部省略
斜視図、第2図は本発明に係る組付装置の本体部の側面
動作説明図、第3図は本発明に係る組付装置におけるチ
ャック開閉部の斜視説明図、第4図は本発明に係る組付
装置に適用される治具の斜視図、第5図は本発明に係る
組付装置の他の実施例を示す本体部の一部省略斜視図、
第6図は本発明に係る組付装置の他の実施例を示す本体
部の一部省略側面部分断面図、第7図は本発明に係る組
付装置の他の実施例におけるハンド部の正面部分断面図
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半円弧状を呈しその内周面に半円筒状のベアリン
    グが嵌合されコネクティングロッドまたはジャーナル軸
    受部等に組み付けられるキャップ部材の組付装置であっ
    て、所定の治具に載置された前記ベアリングの凸状外周
    面に前記キャップ部材のベアリング嵌合面を指向させた
    状態で前記キャップ部材を把持する把持手段と、前記把
    持手段を移動させることにより前記キャップ部材を前記
    ベアリングに押圧係合させると共に前記ベアリングの係
    合された前記キャップ部材をコネクティングロッド等に
    組み付ける移動手段とを具備することを特徴とする組付
    装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、把持
    手段はシリンダ機構と、前記シリンダ機構により駆動さ
    れるラック・ピニオン機構と、前記ラック・ピニオン機
    構の動作下に開閉する一対のチャック部材とからなる組
    付装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、チャ
    ック部材間にはキャップ部材に形成された組付用結合穴
    に嵌合し且つ前記キャップ部材の位置決めを行う位置決
    めピンを設けてなる組付装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の装置において、把持
    手段は移動手段に軸支され回動手段により所定角度回動
    可能に構成してなる組付装置。
  5. (5)特許請求の範囲第4項記載の装置において、回動
    手段は一端部が把持手段の回転中心軸に偏心して枢支さ
    れた把持手段回動用シリンダを含むよう構成してなる組
    付装置。
  6. (6)特許請求の範囲第2項記載の装置において、チャ
    ック部材間にはキャップ部材のベアリングへの係合時に
    前記キャップ部材を把持手段と共にベアリングに指向し
    て押圧する押圧手段を設けてなる組付装置。
JP22420585A 1985-10-04 1985-10-07 組付装置 Pending JPS6284936A (ja)

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US06/915,275 US4872257A (en) 1985-10-04 1986-10-03 Apparatus for installing bearings on engine components
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