JPS628482A - 点火プラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、特に内燃機関用点火プラグの小型化に関す
る・ （従来の技術） 従来、内燃機関においては、標準寸法取ｐ付は金具ねじ
径１４ｍの点火プラグが用いられているが、内燃機関の
排気ガス対策と燃費低減の要請から、それらに必要な部
品を取付ける・ためシリンダヘッド上に取付けられる点
火プラグの占有空間が次第に狭められ、点火プラグの小
型化が必要となって来たものである。そこで、点火プラ
グの取付ねじ径を小径とし、なお、標準型と同様の機能
を具えることが望まれるのであるが、単に主体金具の取
付ねじ径を小径とするだけでは、充分な性能を発揮でき
ないので、発火電極としてｐｔ金合金の１６００℃以上
の高融点合金を絶縁体と同時焼成によシ一体化し、カラ
スシール材と上記発火電極とを中間電極により接続し、
小型化に対応して来たのである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のように小型化された点火プラグに
おいて、発火電極とガラスシール材との間にある中間′
Ｎ、極は、両端部が固定される関係上、絶縁体と同一膨
張率にあるＦｅ−Ｎｉ合金、Ｆｅ、−Ｎｉ　−ｃ。

合金等の低膨張性金属により構成することが望ましいが
、このようにして中間電極による絶縁体への影響を補力
抑制しても、冷熱サイクルなどのきびしい使用条件下で
は発火電極と絶縁体との気密性が劣化し、斬に４００℃
以上の温度となると、上記低膨張性金属に酸化膨張が生
じるので、その４００℃以上高温となる主体金具の棚部
より発火部側において、中間電極の膨張により絶縁体が
割裂する危険がある。

そこで、この発明は上記従来のものの欠点を改善し、上
記部分における絶縁体の割裂を防止しようとするもので
ある。

（問題点を解決するための手段） そのために、この発明は、中間！ｇの外径を、ガラスシ
ール部における径と発火部側より主体金具の棚部近傍に
いたる径との２段に構成し、前者よシ後者の径を０．１
　ｍｍ〜０．５ｆｉ小径として酸化膨張を見込んだ形状
とするものであシ、更に中間電極の材料として、この電
極の全長が短い場合には、耐熱、耐酸化材料、例えばニ
クロム■、ｌＮＣ６００、ＩＮＣ６０１、ＳｕＳ　３１
０等の合金を用いるものである。

なお、ガラスシール部の絶縁体軸孔内径は中間電極の発
火電極との溶接作業を容易にし、カラスシール材のガラ
ス落下を防止するため、中間電極より０．１〜０．２ｆ
ｌ大径とするのが望ましい。（発火部よシ前記棚部まで
の中間電極の外径に対しては、１紀軸孔内径は、０．２
ｉｒｍ〜０．７　ｍｍ大径となる。

また、先端部では８００〜８５０℃の使用中の径方向の
膨張があるので、０．１〜０．３龍の範囲での径小化が
望ましい。） （作用） このように構成されるので、冷熱サイクルの条件下、中
間電極の酸化膨張によシ絶縁体が割裂することのない、
小型点火テラグ１［ることかできる。

（実施例） この発明を図に示す実施例によシ更に説明する。

（１）は主体金具、（２）は絶縁体であり、主体金具（
１）内に嵌挿して点火プラグとして組立てられる。絶縁
体（２）は、高アルミナ、９化珪素などよりなり、焼成
前、発火部側にＰｔ％Ｐｔ−Ｉｒ、Ｐｔ−Ｐｄ　　より
なる発火電極（４）を挿入固定した後、同時焼成によシ
一体化される。この絶縁体（２）の軸孔内に第３図に示
すよう中間電極（３）が押入され、抵抗溶接などによシ
上発火′Ｆ１１＆　（４）後端と溶融接合する。ついで
、ガラスシール（６）（力、抵抗体（８）全介在して端
子（９）が公知のガラスシール手法により連結される。

（５）は接地電極である。

そこで、中間電極（３）の発火部よシ主体金具（１）の
棚部（１１１近傍ｔ　テ（１！際にはｌ　＝　Ｏ〜０．
５　ｍｓの距離をおいた位置。）の外径ω）をガラスシ
ール部に位置する中間電極（３）の外径（４）より０．
１〜０．５ｆｌ小径とし、絶縁体（１）の軸孔内径（Ｃ
）を、上記外径囚より更に０．１〜０．２　ａｓｓｍｍ
大径る。これは、前記のようにガラスシール（６）（７
）の充填に当り、中間電極（３）と絶縁体（１）軸孔と
の間隙が大きい場合には上記シール材（６）が間隙よシ
落下して、シールを不完全にするだけではなく、中間電
極（３）と発火電極（４）との接合に当り、軸孔Ｏ１に
よって、中間電極（３）を軸孔中心に合致させて案内す
ることが困難となるからである。

なお、中間電極の上記外径（４）と上記外径（Ｂ）との
差を０．５　ｗ以上とすると、強度が弱くなるだけでは
なく、不充分な熱伝導を生じ好ましくないものである。

（発明の効果） 以上のとおり、この発明は、点火プラグを小型化した結
果中ずる、中間電極の酸化膨張による絶縁体先端部の割
裂を、防止することができる点火プラグとして顕著な効
果を具えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の１実施例の部分縦断面図、第２図は
要部拡大図を示し、第３図は、絶縁体軸孔内に中間電極
を挿入する工程を示す。 １・・・主体金具、２・・・絶縁体、３・・・中間電極
、４・・・発火電極、５・・・接地電極。６，７・・・
ガラスシール　　　′材、８・・・抵抗体、９・・・端
子、１０・・・絶縁体軸孔、１１・・・主体金具の棚部
。 特許出願人代理人弁理士藤木三幸 第１図 第２図　　　　　　　　第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発火先端部に絶縁体と同時焼成して一体化した発
   火電極を具え、この発火電極とガラスシール部とを接続
   する中間電極の外径を、ガラスシール部における外径よ
   り発火部側から主体金具の棚部近傍に至るまでの外径を
   ０．１ｍｍ〜０．５ｍｍ小径にしてなる点火プラグ。
2. （２）中間電極の構成材料として、耐熱耐酸化材料を用
   いてなる特許請求の範囲第１項に記載の点火プラグ。