JP2976310B2 - 両絶縁型セラミックグロープラグ - Google Patents

両絶縁型セラミックグロープラグ

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JP2976310B2
JP2976310B2 JP3124665A JP12466591A JP2976310B2 JP 2976310 B2 JP2976310 B2 JP 2976310B2 JP 3124665 A JP3124665 A JP 3124665A JP 12466591 A JP12466591 A JP 12466591A JP 2976310 B2 JP2976310 B2 JP 2976310B2
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lead wire
glass
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裕是 木全
恒夫 伊藤
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Nippon Tokushu Togyo KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関、特にディ
ーゼル機関の始動時に使用されるグロープラグの絶縁構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関、特にディーゼル機関の
始動時に使用されるグロープラグにおける絶縁、例え
ば、リード管内にガラスシールによって固止された中軸
からなる電極端子部と、金具に高周波ろう付けにより固
持される外筒によって固持されるセラミックヒーター
上記中軸とを接続するリード線と、このセラミックヒー
ターと上記リード管を介して端子板に接続するリード線
との絶縁を図るために、セラミックヒーターとリード管
を介して端子板に接続するリード線を、分割した複数の
熱収縮チューブによって被覆することにより、二つのリ
ード線の絶縁を図っているものである。
【0003】また、リード線を介してセラミックヒータ
ーに接続する電極端子部と、上記セラミックヒーターを
固持する金具との固着は、中軸を固定するリード管との
絶縁性を考慮して配置されるガラスシールを挟持、固定
するスリーブが、上記金具の上端部を内側方向に折曲し
て固定することによりされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいて、セラミックヒーターとリード管を介
して端子板に接続するリード線と、電極端子部とセラミ
ックヒーターとを接続するリード線との間の絶縁性を確
保するために、上記セラミックヒーターとリード管を介
して端子板に接続するリード線を熱収縮チューブにより
被覆する際には、チューブの熱収縮に伴い発生するチュ
ーブの変形によりリード線が断線することがないよう
に、複数に分割するものであるから、被覆時におけるチ
ューブの熱収縮や、電極端子部とセラミックヒーターと
を接続するリード線との絶縁を勘案した上で位置決めを
行なう必要があり、非常に煩雑な作業となり製造工程に
おける作業性が低下する欠点がある。
【0005】また、中軸をガラスシールによってリード
管内に固定してなる電極端子部の固着は、ガラスシール
を介して押勢する金具側のスリーブを、金具を内
方に向かって折曲することにより上記スリーブをかしめ
ることによって行なっているものであるが、このスリー
ブのかしめによる固定時に発生する衝撃により、スリー
ブとリード管の間に配置されるガラスシールが破損し、
固着力の低下を招きやすいため、この金具のかし
め作業においては、ガラスシール、特にスリーブと外筒
の間に配置されるガラスシールの条件、金具のか
しめ条件を厳しく管理する必要がある。
【0006】そこで、この発明は上記従来のものの持つ
欠点を改善するものであり、各リード線の絶縁における
絶縁性及び耐熱性を向上させると共に、電極端子部と金
具との間における直接ガラスシール作業を行えるように
してなるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、金具軸孔内
の内周壁面にガラス編組を周設すると共に、上記金具の
先端開口部に高周波ろう付けされる外筒によって固持さ
れるセラミックヒーター後端リード管内にガラスシー
ルにより固定される中軸からなる電極端子部をリード線
により接続し、このリード線の外周に円筒状のガラス編
組を配設し、他方、金具上部の端子板にリード管を介し
セラミックヒーターと接続するリード線を、上記金具
軸孔内の内周壁面に周設されるガラス編組と電極端子部
を接続するリード線の外周に配設される円筒状のガラス
編組との間に配置させ、さらに上記電極端子部と金具と
の固着をガラスシールによりしてなるものである。
【0008】
【作用】以上の構成を具えるので、セラミックヒーター
後端及びリード管内にガラスシールにより固定される中
軸からなる電極端子部を接続するリード線と、金具上部
の端子板にリード管を介してセラミックヒーターと接続
する他のリード線との間に、絶縁性を確保するために配
設する絶縁体がガラス編組であることから、耐熱性に優
れているため、電極端子部と金具との固着を、高い気密
性保持を目的としてをガラスシールにより行なっても、
そのシール温度によって、各リード線の絶縁性を確保す
る絶縁体であるガラス編組は影響を受けることがなくな
り、確実にリード線間の絶縁を確保することができる。
【0009】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この発明の実施例である両絶縁型セラミ
ックグロープラグであり、このセラミックグロープラグ
(1)は、外筒(3)によって固持されるセラミックヒ
ーター(2)と、この外筒(3)によって固持されるセ
ラミックヒーター(2)とリード線(4)を介して接続
するガラスシール(6)と共に中軸(7)をリード管
(8)内に固止してなる電極端子部(5)、及びリード
管(8)を介してセラミックヒーター(2)と接続する
リード線(17)からなり、更に先端開口部(10)に
セラミックヒーター(2)を固持する外筒(3)を高周
波ろう付けにより、また電極端子部(5)をガラスシー
ル(12)によって軸孔(11)内に固着してなる金具
(9)と、リード管(8)に絶縁体(14)を介して
固定される端子板(13)から構成されるものであ
る。
【0010】そして、金具(9)の軸孔(11)内の内
周壁面(18)にガラス編組(15)を周設すると共
に、上記金具(9)の先端開口部(10)に高周波ろう
付けされる外筒(3)によって固持されるセラミックヒ
ーター(2)の後端、及びリード管(8)内にガラスシ
ール(6)により固止する中軸(7)からなる電極端子
部(5)を接続するリード線(4)の外周に円筒状のガ
ラス編組(16)を配設し、金具上部に絶縁体(14)
と共に設けられる端子板(13)に、電極端子部(5)
を構成するリード管(8)を介してセラミックヒーター
(2)と接続する他のリード線(17)を、上記金具
(9)の軸孔(11)内の内周壁面(18)に周設され
るガラス編組(15)と、セラミックヒーター(2)と
電極端子部(5)とを接続するリード線(4)の外周に
配設される円筒状のガラス編組(16)との間に配置さ
せてなるものである。
【0011】この発明が以上の構成を具えるので、外筒
(3)によって固持されるセラミックヒーター(2)の
後端及びリード管(8)内にガラスシール(6)により
固止される中軸(7)からなる電極端子部(5)とを接
続するリード線(4)の外周に円筒状のガラス編祖(1
6)を配設し、他方、金具(9)の上部に絶縁体(1
4)と共に設けられる端子板(13)についてリード管
(8)を介してセラミックヒーター(2)と接続するリ
ード線(17)を、金具(9)の軸孔(11)内の内周
壁面(18)に周設されるガラス編組(15)と、セラ
ミックヒーター(2)と電極端子部(5)とを接続する
リード線(4)の外周に配設される円筒状のガラス編組
(16)との間に配置させてなるものであることから、
上記2本のリード線(4)(17)は、この絶縁性を確
保するために配設するガラス編組(16)により、確実
に相互の絶縁性を確保することができると共に、金具
(9)に対しても、この金具(9)の軸孔(11)内の
内周壁面(18)に周設されるガラス編組(15)によ
り、その絶縁性が確実に確保されるものとなる。
【0012】また、リード線(4)(17)の絶縁性を
確保するために配設されるガラス編組(15)(16)
は、耐熱性に優れているため、電極端子部(5)と金具
(9)との固着を、高い気密性保持を目的としてをガラ
スシール(12)により行なっても、そのシール温度に
よって、各リード線(4)(17)の絶縁性を確保する
ガラス編組(15)(16)は影響を受けることがなく
なり、直接電極端子部(5)を金具(9)に固着させる
ことができるものである。
【0013】
【発明の効果】以上のとおり、電極端子部とセラミック
ヒーター、及びセラミックヒーターと端子板を接続して
なる各リード線の絶縁性を確保することを目的としてガ
ラス編組を配設することにより、確実にリード線間の絶
縁性を確保することができると共に、ガラス編組の使用
により耐熱性が向上するから電極端子部を直接金具の軸
孔内にガラスシールによって固着させることが可能とな
り、金具内の気密性をより確実に維持することができる
ようになる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるセラミックグロープラ
グの部分断面図である。
【図2】この発明の実施例のイ−イ拡大断面図である。
【符号の説明】
1 両絶縁型セラミックグロープラグ 2 セラミックヒーター 3 外筒 4 リード線 5 電極端子部 6 ガラスシール 7 中軸 8 リード管 9 金具 10 先端開口部 11 軸孔 12 ガラスシール 13 端子板 14 絶縁体 15 ガラス編組 16 ガラス編組 17 リード線 18 内周壁面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23Q 7/00 F24C 7/02 325

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金具軸孔内の内周壁面にガラス編組を周
    設すると共に、上記金具の先端開口部に高周波ろう付け
    される外筒によって固持されるセラミックヒーターの後
    リード管内にガラスシールにより固定される中軸か
    らなる電極端子部をリード線により接続し、このリード
    線の外周に円筒状のガラス編組を配設し、他方、金具上
    部の端子板にリード管を介してセラミックヒーターと
    続するリード線を、上記金具軸孔内の内周壁面に周設さ
    れるガラス編組と電極端子部を接続するリード線の外周
    に配設される円筒状のガラス編組との間に配置させ、さ
    らに上記電極端子部と金具との固着をガラスシールによ
    りしてなる両絶縁型セラミックグロープラグ。
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