JPS6210616Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210616Y2 JPS6210616Y2 JP15259682U JP15259682U JPS6210616Y2 JP S6210616 Y2 JPS6210616 Y2 JP S6210616Y2 JP 15259682 U JP15259682 U JP 15259682U JP 15259682 U JP15259682 U JP 15259682U JP S6210616 Y2 JPS6210616 Y2 JP S6210616Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- tube
- mounting bracket
- heat generating
- tip
- generating tube
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の予熱に用いるための二線式
グロープラグに関する。
グロープラグに関する。
従来より先端が閉じた金属製のシーズチユーブ
内に棒状中心電極を挿入し、該中心電極先端と前
記シーズチユーブ底との間を発熱体で接続し、前
記シーズチユーブ内に絶縁材を充填して前記中心
電極および発熱線を固定してなる発熱チユーブ
を、筒状の取付金具内に同軸的に挿貫するととも
に電気的に絶縁した状態で固着してなる二線式グ
ロープラグが製造されている。(例えば実公昭45
−4089号公報参照)しかるに従来品は第1図に示
す如く、取付金具1の先端内周にテーパー部11
を形成し、発熱チユーブ2に該テーパー部11と
対応するテーパー部を有する外筒30を嵌着し、
該テーパー部を含む該外筒30の該周面にセラミ
ツクまたはガラスのコーテイング層40を付着さ
せて取付金具1との絶縁を行うとともに取付金具
の後端がわにセラミツク粉末50を充填して取付
金具と発熱チユーブとのシールを行つており、前
記外筒30のテーパー面は取付金具1のテーパー
面に圧接されるため、上記コーテイング層40が
剥離したりひび割れたりして絶縁不良が生じやす
く、コーテイング層40と取付金具1の内周面と
は圧接されているだけで接着されていないことに
より機関内のガスがセラミツク粉末50の端面ま
で到達しやすく、気密保持が不十分であり、さら
に部品点数が多く且つ部品にテーパー加工を施す
必要があるため組付加工が面倒でコスト高になる
欠点があつた。これらの欠点は第2図に示す如く
取付金具1の内周壁と、シーズチユーブ2の外周
壁との環状間隙4にガラスシール材5を充填して
取付金具1とシーズチユーブ2とを固着すること
により解決されるが、この方法によると取付金具
1と発熱チユーブ2との軸方向の固着力が不充分
となり、燃焼室内の高圧により発熱チユーブが取
付金具から抜け易くなる問題点が生じる。
内に棒状中心電極を挿入し、該中心電極先端と前
記シーズチユーブ底との間を発熱体で接続し、前
記シーズチユーブ内に絶縁材を充填して前記中心
電極および発熱線を固定してなる発熱チユーブ
を、筒状の取付金具内に同軸的に挿貫するととも
に電気的に絶縁した状態で固着してなる二線式グ
ロープラグが製造されている。(例えば実公昭45
−4089号公報参照)しかるに従来品は第1図に示
す如く、取付金具1の先端内周にテーパー部11
を形成し、発熱チユーブ2に該テーパー部11と
対応するテーパー部を有する外筒30を嵌着し、
該テーパー部を含む該外筒30の該周面にセラミ
ツクまたはガラスのコーテイング層40を付着さ
せて取付金具1との絶縁を行うとともに取付金具
の後端がわにセラミツク粉末50を充填して取付
金具と発熱チユーブとのシールを行つており、前
記外筒30のテーパー面は取付金具1のテーパー
面に圧接されるため、上記コーテイング層40が
剥離したりひび割れたりして絶縁不良が生じやす
く、コーテイング層40と取付金具1の内周面と
は圧接されているだけで接着されていないことに
より機関内のガスがセラミツク粉末50の端面ま
で到達しやすく、気密保持が不十分であり、さら
に部品点数が多く且つ部品にテーパー加工を施す
必要があるため組付加工が面倒でコスト高になる
欠点があつた。これらの欠点は第2図に示す如く
取付金具1の内周壁と、シーズチユーブ2の外周
壁との環状間隙4にガラスシール材5を充填して
取付金具1とシーズチユーブ2とを固着すること
により解決されるが、この方法によると取付金具
1と発熱チユーブ2との軸方向の固着力が不充分
となり、燃焼室内の高圧により発熱チユーブが取
付金具から抜け易くなる問題点が生じる。
本発明の目的は、取付金具と発熱チユーブとの
嵌着面のシールおよび電気的絶縁が強固にできる
とともに、取付金具と発熱チユーブとの軸方向の
固着が強固で抜けが防止でき、とくに加工および
組付が極めて簡単で製造コストが低減できる二線
式グロープラグの提供にある。
嵌着面のシールおよび電気的絶縁が強固にできる
とともに、取付金具と発熱チユーブとの軸方向の
固着が強固で抜けが防止でき、とくに加工および
組付が極めて簡単で製造コストが低減できる二線
式グロープラグの提供にある。
つぎに本考案を第3図に示す実施例に基づき説
明する。
明する。
1は外周に機関への取付ねじ12が形成された
筒状の取付金具、2は発熱チユーブであり、先端
21Aが閉じ前記取付金具の内径より幾分小さい
外径を有する耐熱金属製のシーズチユーブ21の
中心に金属製中心電極22を挿設し、その先端2
2Aと前記シーズチユーブ21の底壁21Bとの
間にニクロム線やニツケル線を螺巻した発熱体2
3を溶接して接続し、シーズチユーブ21内に前
記中心電極22および発熱線23を固定するため
マグネシア、アルミナ、ベリリアなどの電気絶縁
性セラミツク粉末24を充填し、しかる後シーズ
チユーブ21の外径をスエーシング加工など公知
の方法で圧縮成形し、さらにセラミツク粉末24
の端をシール25により封着してなる。
筒状の取付金具、2は発熱チユーブであり、先端
21Aが閉じ前記取付金具の内径より幾分小さい
外径を有する耐熱金属製のシーズチユーブ21の
中心に金属製中心電極22を挿設し、その先端2
2Aと前記シーズチユーブ21の底壁21Bとの
間にニクロム線やニツケル線を螺巻した発熱体2
3を溶接して接続し、シーズチユーブ21内に前
記中心電極22および発熱線23を固定するため
マグネシア、アルミナ、ベリリアなどの電気絶縁
性セラミツク粉末24を充填し、しかる後シーズ
チユーブ21の外径をスエーシング加工など公知
の方法で圧縮成形し、さらにセラミツク粉末24
の端をシール25により封着してなる。
前記取付金具1と発熱チユーブ2との嵌着は、
次のようになされる。
次のようになされる。
発熱チユーブ2を取付金具1の中心に挿貫する
とともに芯出しをしながら取付金具1の内周壁と
発熱チユーブ2の外周壁間の環状間隙4にガラス
シール材5を充填する。前記環状間隙4が狭いと
きはペースト状にしたガラスシール材を発熱チユ
ーブ外周壁または取付金具内周壁に塗布してから
両者を嵌合してもよく、さらにはガラスパイプを
嵌め込む方法によつてもよい。つぎにシーズチユ
ーブ21の取付金具1の先端から突き出した部分
の取付金具先端近傍でガラスシール材を先端に近
接した部分をたとえば第4図に示す如く六角カシ
メ金型で加締めて塑性変形させて断面六角形と
し、シーズチユーブ21の外径より半径方向に膨
出した膨出部21Cを形成する。加締め部分の巾
は2〜5mm程度で良く、また加締め部分の断面形
状は、楕円、四角、八角、両側に膨出部を有する
鈴形、その他真円以外の任意の形状で良いがシー
ズチユーブ外径より半径方向に膨出している部分
を形成できることが必要である。しかる後加熱し
て該ガラスシール材5を溶融させ、シーズチユー
ブ21の外周壁と取付金具1の内周壁とを接着す
る。6はシーズチユーブの後端に圧入またはろう
付けされたリング状端子、7は端子6と取付金具
1の後端面との間に介在された樹脂製絶縁リング
である。
とともに芯出しをしながら取付金具1の内周壁と
発熱チユーブ2の外周壁間の環状間隙4にガラス
シール材5を充填する。前記環状間隙4が狭いと
きはペースト状にしたガラスシール材を発熱チユ
ーブ外周壁または取付金具内周壁に塗布してから
両者を嵌合してもよく、さらにはガラスパイプを
嵌め込む方法によつてもよい。つぎにシーズチユ
ーブ21の取付金具1の先端から突き出した部分
の取付金具先端近傍でガラスシール材を先端に近
接した部分をたとえば第4図に示す如く六角カシ
メ金型で加締めて塑性変形させて断面六角形と
し、シーズチユーブ21の外径より半径方向に膨
出した膨出部21Cを形成する。加締め部分の巾
は2〜5mm程度で良く、また加締め部分の断面形
状は、楕円、四角、八角、両側に膨出部を有する
鈴形、その他真円以外の任意の形状で良いがシー
ズチユーブ外径より半径方向に膨出している部分
を形成できることが必要である。しかる後加熱し
て該ガラスシール材5を溶融させ、シーズチユー
ブ21の外周壁と取付金具1の内周壁とを接着す
る。6はシーズチユーブの後端に圧入またはろう
付けされたリング状端子、7は端子6と取付金具
1の後端面との間に介在された樹脂製絶縁リング
である。
なお膨出部21Cの形成はシーズチユーブ21
を取付金具内にガラスシール材で固着した後行な
つても良く、この方法による場合はガラスシール
材の充填などガラスシール作業の作業性が良い。
を取付金具内にガラスシール材で固着した後行な
つても良く、この方法による場合はガラスシール
材の充填などガラスシール作業の作業性が良い。
以上の如く本考案の二線式グロープラグは、発
熱チユーブと取付金具との固着が、発熱チユーブ
を加締めて膨出部を設けるとともに、前記取付金
具の内周壁と発熱チユーブとの環状間隙にガラス
シール材を充填してなされているので、発熱チユ
ーブが機関燃焼室から受ける圧力の軸方向成分
を、前記膨出部とのガラスシール層との係合によ
り受け持たせることが可能となり、これにより発
熱チユーブの取付金具からの抜けが防止できる。
また取付金具と発熱チユーブとの嵌着面はガラス
シール材によりなされているので、シールおよび
電気的絶縁が強固にできるとともに、何ら他の部
品を必要としないので加工および組付が著しく簡
単で製造コストが低減できる。
熱チユーブと取付金具との固着が、発熱チユーブ
を加締めて膨出部を設けるとともに、前記取付金
具の内周壁と発熱チユーブとの環状間隙にガラス
シール材を充填してなされているので、発熱チユ
ーブが機関燃焼室から受ける圧力の軸方向成分
を、前記膨出部とのガラスシール層との係合によ
り受け持たせることが可能となり、これにより発
熱チユーブの取付金具からの抜けが防止できる。
また取付金具と発熱チユーブとの嵌着面はガラス
シール材によりなされているので、シールおよび
電気的絶縁が強固にできるとともに、何ら他の部
品を必要としないので加工および組付が著しく簡
単で製造コストが低減できる。
第1図および第2図は従来の二線式グロープラ
グの断面図、第3図は考案の二線式グロープラグ
の断面図、第4図はその加工工程の説明図であ
る。 1……取付金具、2……発熱チユーブ、5……
ガラスシール、21……シーズチユーブ、21C
……膨出部。
グの断面図、第3図は考案の二線式グロープラグ
の断面図、第4図はその加工工程の説明図であ
る。 1……取付金具、2……発熱チユーブ、5……
ガラスシール、21……シーズチユーブ、21C
……膨出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端が閉じた金属製のシーズチユーブ内に棒状
中心電極を挿入し、該中心電極の先端と前記シー
ズチユーブの底部内壁との間を発熱体で接続し、
前記シーズチユーブ内に絶縁材を充填して前記中
心電極および発熱体を固定してなる発熱チユーブ
を、筒状の取付金具に同軸的に挿貫するとともに
電気的に絶縁した状態で固着してなる二線式グロ
ープラグにおいて、 前記発熱チユーブと取付金具との固着は、発熱
チユーブの外周壁と取付金具の内周壁とをガラス
シール材を充填するとともに、取付金具の先端か
ら突き出た発熱チユーブの取付金具先端近傍部を
塑成変形して発熱チユーブ外径より半径方向に膨
出した膨出部を設けることによりなされたことを
特徴とする二線式グロープラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15259682U JPS5959662U (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 二線式グロ−プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15259682U JPS5959662U (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 二線式グロ−プラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5959662U JPS5959662U (ja) | 1984-04-18 |
JPS6210616Y2 true JPS6210616Y2 (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=30337839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15259682U Granted JPS5959662U (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 二線式グロ−プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5959662U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19920766C1 (de) * | 1999-05-05 | 2000-12-21 | Beru Ag | Glühkerze und Verfahren zur Herstellung derselben |
JP6275523B2 (ja) * | 2014-03-25 | 2018-02-07 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグ |
-
1982
- 1982-10-06 JP JP15259682U patent/JPS5959662U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5959662U (ja) | 1984-04-18 |
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